珍しく好天の続く台北。
今まで4回に上る台北での滞在で通算何日青空を見かけたのかな、と考えたら、たぶん3日位。
それが今回はなんと、雨が全く降る気配無しです。
春節の前後は雨が多いと聞いた事があるのですが、これって梅雨明け的な気候の移り変わりなのか、私のツキが変ったのか、さてどちらなんだろ?
ま、ここは敢えて、お天道様が私にサービスをしてくれていると思う事にします。
今回の予定外の訪台は、防水工事の不具合の是正の為ですから、この天気にはずいぶん助けられる事になりました。
ただでさえ高温多湿な国で、雨が降り続くと湿式の工法は全くもって工程が進みません。
お天道様のおかげさま、です。
さて、お題目は異国の地での工事を通して感じたこと。
北風と太陽の寓話に人との関係性で、力でねじ伏せるか、それとも暖かな心で与えることで行動を促すかという話が有りました。
非常に分かりやすい話で、ああ、北風じゃあダメなんだ、と思わされるのですが、韓国が北朝鮮に対して行なってきた太陽政策は空しくも効を奏しませんでした。
世の中、そんなに単純に出来ていないし、そんな簡単であれば、世の中の争いごとはずっと以前に無くなっているはず。
そう考えると、厳しく人にあたる事も必要な場合が有るとなりますが、そんな理論を鵜呑みにして良くないと思いながらも、強権を発動する事を当たり前と考えてしまうと人間関係はどこまでも荒んで行きます。
要はバランス、という事になるのでしょうが、絶対に守るべきは、いつも心に太陽を持つ、という在り方を守る事ではないかと思います。
そんな基本姿勢を持っていればこそ、厳しい言葉も人に届くのではないか、と。
太陽を心に持つ、と言えば、私の大好きな考え方の一つに『陽転思考』というものがあります。
世の中の事実と自分の中の事実は必ずしも一致する物ではなく、自分の見方、パラダイムが自分なりの世界を作ってしまいます。
コップに半分だけ入っている水を見て、もう半分しかない、と思うのか、まだ半分もある!と思うのでは自らが感じ取る世界はまるで違います。
いつも心に太陽を。
自分自身の為にも、廻りの人たちのためにも必要なことだと改めて、
いろんな事が有りますが、やっぱり陽転思考で行こうと思います。
おまけ、なかなか散髪にいけずに困っていたら、台北の散髪屋さんは夜遅くまでやってる事に気付いて行ってみました。
モチロン、言葉が通じないので、雑誌を見せられてイメージを伝えろ、と言う事になり、選んだのはこれ、
小さい方の写真です。
出来上がりを見てカットしてくれたお姉さんは苦笑しておりましたが、、(笑)
台湾式もシャンプーは非常に丁寧で良かったですよ。
600元。