人を変える、場所を変える、時間を変える。

昨夜もガッツリ現場に詰めて、時間との闘いとなった手直し工事もなんとか目処をつける事が出来ました。
今日は少し時間を見つけて持ち越していた週に一回のトレーニングがてら、ホテルから現場までの往復12kmを走ってみました。

工事の最後の仕上げ、清掃と片付けを終えて、ホテルにもどるついでに少し足を伸ばして建国の父とされている孫文が祀られている国父記念館へと立ち寄ってみました。

蒋介石を祀っている中正紀念堂とは少し雰囲気が違うような気がしましたが、直立不動の衛兵が二人守っているのも同じで今も台湾の国を上げて尊敬の対象になっているのを窺い知ることになりました。
中国、日本の近代史を読み返してみると孫文、蒋介石共に様々に評価が別れているのを目にします。
しかし、やっぱり台湾では尊敬の対象であり、現代も国民の規範という位置づけになっている様でした。
歴史の評価は評価する立場に寄って大きく異なります。
その意味では、本質を捉えるには現地での実際にそこに住まう国民の歴史観や評価に耳を傾けてみるのは非常に意味の深い事なのだと思いました。

人間が変るには3つしか無い、という風に言われます。
1、付き合う人を変える。
2、活動の場所を変える。
3、時間配分を変える。(習慣を変える。)
がその3つですが、今回の海外での仕事はその3つとも当てはまる体験となった事で、私の中でなにかが変った様に思います。
具体的には、人との価値観の共有の方法やリスクヘッジに対する考えかた、そして海外事業に取り組む時に先んじて取り組んでおられる関さんにアドバイスを頂いていた、『諦めること』に対する認識です。
どんなに一生懸命に伝えても伝わらない事もあるし、私が出来ると思う事を現地の人では頑として出来ないと言い張るコトもある。
『しょうがないな、』と諦めないといけない事も多いと同時に、決して諦めてはいけない一線というものも確かに存在しており、その両立を価値観の違う外国の人と信頼関係を構築しながら進めるのは非常に困難なコトであり、しかし、難しい事だからこそそこにビジネスチャンスが埋まっている様に感じました。
振り返って考えるとそれは国内事業に当て嵌めても、言い得る事ではないか、と。
このような学びは、実際に体験せずに得られるものではなく、そこを乗り越えていく事で、私も『変る』という名の成長を遂げる事が出来そうな気がします。
このようなチャンスを頂けた事に、心から感謝致します。
また、誠心誠意私の要望に応えてくれた孫さんをはじめ、多くの職方の皆様にも御礼の言葉を述べさせて頂きます。
ありがとうございました。
謝謝。

とにかく、なんとか出来上がりました。

辛苦了!
 

すみれ建築工房の目指すサイクル



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おまけ、ぶら下げてみました。(笑)

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