実は昨夜の四国地方を震源とする地震の時私お風呂に入っておりました。
iPhoneを持って。
そのままうっかり湯船の中で寝落ちしてしまい、地震で飛び起きたすみれママ☆に起こされたときにはiPhone もきっちりと湯船の中に、、
おかげで今日は久しぶりに携帯電話フリーないちにちを過ごすることになりました。
が、しかし、
今日も朝から出ずっぱり、朝から三宮のビルの改修工事現場にて打ち合わせ、そのまま京阪神木造住宅協議会の総会、研修会に出席することになっていたこともあり、やっぱり何かと心配になり、iPhoneの修理とゆうか交換に行ってしまいました。
やっぱりなかなか携帯電話とは縁を切りません。
さて、
お題目は昨日に引き続き、建築業界のこれからの展望というか、動向について。
人はつい、目の前の危険には全力で対応、対処しますが、もうすぐやってくるであろうリスクについてはなかなか腰を上げれないものです。
研修会等で、今後の展望の前に必ず整理する住宅業界を取り巻く環境、という話になると、いつも上の写真の様なグラフが提示されます。
人口は減少、住宅は余り、新築の着工棟数は45年前の水準まで落ち込み、生産者層が高齢者層にと変らない比率となる。
もう、耳にタコができる位、何度も繰り返し聞き続けてきた事で、今更なんの衝撃も受けませんが、その近未来の推計をまたか、とぼんやりと眺めてしまっていたら、なんの取り組みも努力もする事無く、淘汰を受け入れる事になってしまいます。
そして、私たちの様な小さな事業者が、その大きな流れに歯止めをつける事等できる訳ありません。
私自身が、というよりも建築業界がかつて経験した事のない局面に既に突入しているという事を改めて俯瞰して、自分達に出来る事、準備しておくべき事を洗い出しておかなければならないと思います。
今日の研修会で講師をしてくださった、三重の坂下社長の言葉にも、「人口減で逆回転を始めた日本。価値観を変えて対応しなければならないのでは、」というお話がありました。
つくる→いかす
モノ→ヒト
早く→賢く
規格化→カスタマイズ
単一→多様
分業→統合
焼き畑→深耕
といった、全てが逆の価値観の上に立った思考を求められる様になるのかも知れません。
地球は有限。
際限のない拡大は絶対にあり得ない事を考えると、日本の人口減、それに伴っての技術革新、価値観を変化させて適応するは決して悪い事ばかりではないと思っています。
その観点から言うと、今の職人不足問題も、解決策は『探す』ではなくて『育てる』となりますね。
今のウチに、本質、原理原則に則った組織づくりを進める事が唯一の答えなのかな、と思います。
今回も、学ぶ事、考えさせられる事の多い、良い研修会だったと思います。
ありがとうございました。
深謝。
すみれ建築工房の目指すサイクル
創業時から変わらない私達の“想い”
建築のプロとして周りの人々にすこしでも笑顔になってもらいたい。
建築の仕事を通して健康や安全をお渡ししたい。
そして、地域社会に必要とされる企業となりたい。
おまけ、いつも京都の現場でお世話になっている徳永社長、最高の笑顔をありがとうございました!(笑)