神は細部にこだわる。

大安吉日晴天。
朝は少しひんやりしましたが、昨日とはうってかわって柔らかな陽射しが差す春らしい日になりました。
おめでたい事は早い時間に。いつもより早めに出社していよいよ来週から着工する新築住宅の地鎮祭に参列してきました。
いい日和になって何よりです。
『まん、』と言いますが、家の普請をする時は何故かコトの始めに起こった現象は繰り返し再現されるコトが多く有ります。
雨が降るのも天の恵みが降り込むと言って、おめでたい事なのですが、私個人的には、やっぱり天気は晴れやかな方が良いような気がしています。(笑)
お引き渡しを控えている現場では地鎮祭の時に雨が降ってくれたお陰で、完工間際の外構工事をする段になって天の恵をずいぶん頂きまして、、
風邪を引きそうになりながら現場作業に勤しみました。
良く有るのは、地鎮祭=晴れ、上棟=晴れ、お引き渡し=晴れ、というパターンで、その逆の場合は全て雨に振り回されることになってしまいます。
そうゆう意味から言うと、地鎮祭が今朝のような好天というのは非常に嬉しく思います。
順調に工事が進んで、気持よくお施主様にお引き渡し出来る足がかりを頂けたような気がしてます。
すみれのお客様は皆様そうですが、試行錯誤を繰り返され、一生懸命考え抜かれた『夢のマイホーム』。想いを現実のものに出来る様に精一杯のお手伝いをさせて頂こうと思います。

さて、お題目は勇ましいお姿で四方清め祓いをしてくださっている、本日お世話になった宮司さんから教えていただいた事。
若々しい後ろ姿からは想像出来ないと思いますが、結構なお年を召された方でした。
現場担当のコムさんと二人でいつもの様に祭壇の設置や、結界の縄を張ったりのお手伝いをさせて頂いたのですが、祭壇のレベルが悪いとか、敷地内に転がっている石が邪魔だとか、そもそも結界が狭いとか、、ずいぶん厳しい言葉で指摘を受けてしまい、朝から反省しきり、、
一通り準備を終えた頃、お施主様が登場されて、いよいよ地鎮祭が始まった訳ですが、祭事の最中にも、鍬を使うのにいつもの癖で、「えいっ」と声を出してしまうと、かけ声はダメだ、とか、そこでポーズをとって顔を上げる、とか、写真はこの方向からとりなさい、「こら、前からはいかん」とか、(笑)ひもろぎの代わりの竹が傾いたから直しなさい、等々、事細やかな指示を続けてくださいました。
それも、威厳に満ちたオーラを放ちながら仰るわけで、、
仕事柄しょっちゅう地鎮祭に参列するのですが、なかなか出会う事のない厳しく、そして細やかな心遣いをされる宮司様でした。
神はディティールに宿る。
と、言いますが、まさにそれを目の前で具現化して頂いたいい経験になりました。
あとで、改めて今日の写真を見れば、きっといい写真が多く撮れていて、宮司さんに感謝する事になるのだと思います。
いい地鎮祭になりました。次は私たちが細部に拘った施工をしてお施主様に喜んで頂く番です。
スタッフと力を合わせて精一杯の努力をしたいと思います。
ありがとうございました。
 

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おまけ、
昼からは(なんとか、)月に一度の茶の湯のお稽古にいけました。
比良八荒と言われ、比良山の麓では春に天気が荒れるのが風物詩となっているとの事ですが、昨日はまさにそんな日だった様です。雪も降って頂上付近ではまた新雪が積もったとの事でした。
うまく、避ける事ができて、久しぶりに美しい比良山の頂きを見る事が出来ました。

感謝。

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