チョイ、パラダイムシフト。

松山機場
松山機場

7月30日 曇りのち雨のち晴れのち強風。

台湾に滞在中、とにかくTVや新聞などを一切見ないので知りませんでしたが、やたら風が強いのでおかしいと思い天気予報を見てみたら、日本と台湾の間に2個も台風が並んで北上しておりました。

海上を進行中という事でなんとか大きな影響は免れて、帰国することが出来そうですが危なっかしいタイミングでした。。

クワバラくわばら。(笑)

朝の間、少し時間が有ったのでこのところすっかり癖になっている出張ランへ。

台北事務所のすぐ近くにある松山空港の周囲をぐるっと一回りしてみました。

空港の横に川が流れており、その河川敷にきれいな公園が整備されておりました。

ランニングするにはモッテコイ!いい場所に事務所を借りれたものです。

落書き

その公園を走っていると、高速道路の高架下に派手な落書きがされているのが目に入りました。

この手の落書きは日本でも見かけますし、別段珍しいものではありませんが、それにしても延々と落書きしているもんやなー、なんて思いながら走っておりました。

アート落書き
うますぎる落書き

それにしても、精魂込めて書いてあるんだけど、落書きにしてはちょっと行き過ぎてない?とあまりにも延々とつづく落書きに、どうなんやろ、と、疑問に思い始めていたその時、こんな看板が。

落書きオッケーの看板

あら、保存期間まで決めてあり、自由に落書きをしていい場所として認められておりました。

そう言えば、林森北路で夜遅くに工事現場のベニヤ板で囲った仮囲いにスプレーペイントをしてるアーティスト?をたくさんのギャラリーが見守っているのを見かけた事があります。

台湾の自由な気風と、アートに対する大らかさが顕著に現れていて素晴らしいな、と思いましたが、当初、あまりの落書きの多さにマイナスのイメージを持ち始めていた事を考えると、ちょっとしたパラダイム・シフトでありまして、、

マイナスからプラスに転換した分、余計に素晴らしい、と思ったような気がします。(苦笑)

 

常に物事、事象は唯一つ。

しかし、事象には善し悪しがなくても人の受け取り方によって良くも悪くもなる。

全ては自分の世界観がそれを左右して、マイナスにもプラスにも変えてしまっているという事を今一度思い出させられる出来事でした。

昨日のブログで紹介した松下幸之助翁の言葉に、『あるがままを見る、受け入れる』ということがありましたが、自分のパラダイムに対して意識を持って日々を過ごしたいと思います。

松山機場に降りる飛行機

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください