10月20日曇り
昨日打ち合わせに来られたお客様との雑談?の中でトレーニング中に痛めた膝の話になり、
「グルコサミン飲んでるんですよ」と言ったところ、
「そんなん胃酸で消えてしまいますよ。」と言われがっくりとしてしまいました。(笑)
しかし!そんなことよりも、と決定的な解決策を教えていただき、今日は朝一番から整形外科病院に飛び込んできました。
膝の関節にヒアルロン酸直接注入というなるほどこれは効くしかないやろうと思える処置をしていただいてなんとかこの週末のフルマラソンに完走に向けて光が見えました。
建築のことでは、お客様にアドバイスをする立場だと言いつつも、いろんなことでお客様に逆に教えられたり、アドバイスを頂くことが多く、やっぱりお客様に生かされているのだと改めて感謝することしきりです。
H様、本当にありがとうございました!きっとこれでバッチリです。(笑)
さて昼からは以前からとても楽しみにしていた「里山資本主義」の著者である藻谷浩介氏の講演会に行ってきました。
インターネット上では藻谷氏のネガティブキャンペーンをやってるんか、と思えるほど、批判的な意見が散見されますが、私個人的には、彼がおかしなことを言ってるとは全く思っておりません。
今日の講演会でも国が発表したデータをひもといて金融緩和や消費税、円安当の政府の政策がどのように景気(内需の拡大)に影響しているかを丁寧に説明しておられました。
少し前に、トヨタやソフトバンクなど大企業が思いのほか法人税を払っていないというニュースがありましたが、一部の大手グローバル企業を除き私たち庶民の暮らしにとっての景気とはとりもなおさず、自社の商品やサービスがたくさん売れることであり、内需の拡大に他なりません。
それを叶えるには就業者の人口が増える、いわゆる現役世代が増えなければなりませんが、少子化、高齢化が進む今の日本では期待できないというのが厳しいですが現状です。
安倍首相、高橋洋一氏との確執は色々とあるようですが、女性による社会進出を促進するという政府の方針は間違っていないと言って、(そこだけは)安倍首相にエールを送っておられましたよ。
内需の拡大、人口増が景気を支える、なんて改めて言うほどでもない当たり前のことではありますが、今の厳しい状況を打開する策をその根本的原因から目を逸らしてそれ以外の、マネタリーベースを増やして、円安にして、と複雑で難解な理論を考えるよりも、時間がかかったとしても根本的な問題解決に向けたアプローチの方が、自然界にある原理原則に近い様に思いました。
日本だけでなく、世界中の全てに影響し合い複雑に絡み合う経済の問題に、膝にヒアルロン酸をぶち込むような簡単且つ効果的な方法はやっぱり無いのだと思います。
結論、日本の企業の95%とも言われる中小、零細企業が雇用を守れる様に自社の強みを磨き、創意工夫して、従業員が将来に夢を持って安心て暮らせる労働環境を整えることで、少子化を食い止め、女性の職場復帰を促進することになるのだと、私たちの責任と使命に気付かされる事になりました。
それと、勇気と。
お誘い頂きました大段社長、開催をされた中小企業家同友会の皆様、ありがとうございました。
本当に行かれたのですね
しかも早い時間に(笑)
膝痛みが出ない事を願っています
藻谷さんの本読みましたが非常に面白かったです
全ては人口なんですね
なんで今までこんな単純な事が気が付かなかったんでしょうね(^_^;)
朝一番で飛び込みました。(笑)
ご教授頂きまして本当にありがとうございました。
これでなんとか頑張ってみます!