母さんのコロッケ。

4月3日 曇り時々雨

今朝は今にも泣き出しそうな空の大阪からスタート。

大松フェアー
大松フェアー

関西で気を吐く水廻り住宅設備の商社さんの展示会に参加してきました。

新しい期のはじめ、という事で、

「どこよりも早く、最新の商品展示を見て頂けますっ!」

と胸を張る担当の伊藤くんの半ば強引な?笑お誘いを断れなくって、開場と同時に飛び込みました。

大松フェア
大松フェア

関西一円から建設会社、工務店、リフォーム会社等が集まって凄い熱気、流石、、です。(笑)

水廻り機器といえば、キッチンやシステムバス、洗面台、トイレなど新築でもリフォームでも女性がイニシアチブを取られることが非常に多く、すみれでもその辺りのプランニングやアドバイスは完全に女性スタッフのお任せしております。

ぶっちゃけ、私の出る幕ではない、と思っているので、この手の展示会には長い間足を踏み入れたことが有りませんでした。

しかし、久しぶりに来てみると、メーカー各社、知恵を絞ってそれぞれ独自性を出しながら商品開発に励んでおられるのが良く分かりました。

大松フェア ノーリツブース
大松フェア ノーリツブース

伊藤くんはじめ、メーカー担当者の皆様、本日は丁寧なご案内ありがとうございました。

今日身につけた知識はあまり使うことは無いかと思いますが、笑、女性プランナー達にはとにかく凄かった、と伝えておきますので、後のフォロー、宜しくお願い致します。

 


 

さて、お題目はこのところすっかり新境地?を開いた読書感想文です。

一昨日の入社式の際に新入社員2名に必須図書である『7つの習慣』の他に、もう少し読みやすくてタイムリーな本が有るからそれも貸すので読んで見なさい、とそれぞれに本を手渡しました。

1冊は、先日このブログでご紹介した、『上京物語』

高校を卒業して都会の大学に行って人生の方向性に悩む主人公の話はあまりにもタイムリー!
きっと、本に込められた著者の、そして私からのメッセージが届くと思います。

もう一冊は、同じ喜多川泰さん著の、『母さんのコロッケ』です。

 

母さんのコロッケ
母さんのコロッケ

これもなかなかの良書でした。
ネタバレになるのであまり詳しくはやめておきますが、『永遠の零』を彷彿とさせる現代と過去を行ったり来たりするストーリーにぐいぐいと引き込まれて行きます。

現代の閉塞感に溢れた悩みを、ご先祖様の苦しみ、そして今の平和な日本の社会を築き上げた強さに触れることによって乗り越えて行く様は、決して痛快な物語ではないのに、心がスッとなるような爽やかさが有りました。

主人公の苦悩と、それを乗り越えて力強く前を向いて進んでいく様が、新入社員の心に、困難に立ち向かい、克服することの素晴らしさを少しでも宿してくれたらと思います。

これも、非常にタイムリーな選書だと我ながらご満悦です。(笑)

いやあ、喜多川泰さんを紹介してくれた杉田さんには一度ゆっくりとお会いして御礼を言わなければなりません。

こんなに簡単に読める軽いタッチで、ストーリーに引き込まれ、しかも多くの示唆を与えてくれる作家さんを今まで見たことも聞いたことも有りませんでした。

おかげさまで、胸を張って若者に「読んで見なさい」と自信満々に奨めることが出来ました。

杉田さん、次にお会いしたときはバーボンを是非一杯驕らせてください。

出逢いに、ご縁に、心から感謝しています。

心謝。

兵庫県立大学の学生さんに作ってもらったすみれのPV、ひょんなことで復活してます。笑

「母さんのコロッケ。」への2件のフィードバック

  1. 高橋さま

    またしても感動をありがとうございます。

    私ももっと本を読み励みたいと思います。

    バーボンをご一緒できるのを心より楽しみにしております。

    杉田

  2. 杉田様

    またまたご丁寧なコメントをありがとうございます。

    私の方こし、またお会い出来る日を楽しみにしております。^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください