第一回建築職人甲子園Tokyo 〜職人の魂の叫び〜

4月6日 晴れ  東京にて

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天気予報をいい方向に裏切り、とてもいい天気となり、東京は青空が広がりました。

今日はNSJ(日本自然派住宅機構)の研修会で鎌倉、湘南へと移動して、ライフスタイルの提案から価値観を共にする顧客層を集め、コミュニティを形成するところから安定した受注を重ねておられる、素晴らしい取り組みをされているecomo社を訪問、工事中の現場を数件見学させて頂き、湘南スタイルの建築を勉強させて頂きました。

非常に勉強になった、というか、目指すべき姿を見させて頂いた気がします。

その辺りの詳しいことはまた後日アップしたいと思いますが、今日のところは、昨日参加した、『建築職人甲子園Tokyo』の振り返り。

第一回建築職人甲子園

第一回建築職人甲子園

居酒屋甲子園や治療家甲子園等、様々な業種で繰り広げられている仕事への情熱をプレゼンテーションと言うカタチで発表する大会が有りまして、今回は待望の建築業界、しかも職人にスポットライトを当てた催しということで、東京エリアの大会にも拘らず、参加しに来ました。

第一回建築職人甲子園

第一回建築職人甲子園

職人を抱えて事業を行っている三百数社のエントリー企業の中から予選を勝ち抜いて来た5社が壇上に上がり、熱いプレゼンテーションを繰り広げられました。

大工、塗装工、鳶職、左官、電気工と建築の中でも専門が分かれる職人達、経営者の抱えて来た苦悩と挫折、後悔を全てさらけ出しながら、それでも自分達は『職人』という立場でやりたいこと、やるべき事、在るべき姿があるはずだと前向きに仲間と共に仕事に取り組み、問題を乗り越えながら未来に向かって突き進む決意を声も高らかに誓われておりました。

第一回建築職人甲子園

第一回建築職人甲子園

そこには、私がこの業界に入って三十数年間、抱え、悩み、取り組んで来たことと全く同じ心情が吐露されており、、

最初から最後まで、心の汗をかきっぱなし。。

久しぶりに傍目を気にせず、男泣きに泣いてきました。

第一回建築職人甲子園

第一回建築職人甲子園

とにかく、非常に素晴らしい大会でした。

優勝されたのはイスミ塗装という塗装会社さんでしたが、順序をつける投票をするのが残念になるくらい、その職人さんのプレゼンも素晴らしく、心に響きました、と言うより魂が震えた、と言う方が良いかもしれません。

第一回建築職人甲子園

第一回建築職人甲子園

その中でも、私が個人的に一番印象に残ったのは、『晃南』という鳶職の会社の若衆の第一声。

「おれはポンコツだ!」

子供の頃から他人に、世間に迷惑ばかりかけ、社会に出て働き出しても、何をやっても長続きせず、ずっとフラフラとしていたおり、友達に誘われて、なんとかく鳶職になった、とのことでした。

自分でもポンコツ、と言ってしまうような若者が、一つ間違えば命を落とす鳶職として全員が命がけで働く現場の仲間との絆を強めることによって、自分の存在価値を見いだし、仲間に、家族に、会社に、そして社会に貢献したい!と変わって行った話は、建築業界の重要な役割を再認識させられることとなりました。

建築職人甲子園決勝!

建築職人甲子園決勝!

学歴重視の社現代社会のシクミになじめない子供達は昔も今も確かにいます。

その彼らを積極的に受けいれ、育てることを出来る業態はそんなに多くは有りません。

私は、ありきたりな言い回しになってしまいますが、学校の勉強ができることだけが素晴らしいことだとは思いません。

そもそも、社会に出てから働き出すのに、希少性の高い職業に就く為に勉強という事が必要になりましたが、さらに希少な職業と言うのは知識以外に才能が必要となります。

灼熱の太陽の下、極寒の寒風吹きすさぶなか、強い精神力で肉体を使ってモノづくりをするのは、ある意味凄い才能であり、おいそれと誰でも出来る訳ではないのです。

職人となるには、才能が必要です。

そして、職人を全う出来る人口は減りに減り続け、もうすぐ最も希少性の高い職業になろうとしており、確実に、時代は職人復権に突き進んでいます。

これからは、学校制度になじめない、枠からはみ出してしまう若者は自分のことを『ポンコツ』なんて思う必要もなく、特異な才能を持っていると!と自信を持ってもらえればと思います。

職人の未来に光あれ!

おまけ、
少し前に職人を守り育てる喚起の動画作ってみてます。

わたしのプチ、プレゼンテーションです。(^^)

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