4月16日 久しぶりの快晴!
このところ不安定な天候が続きましたが、漸くスッキリと青空が広がりました。
昨日の地鎮祭に続き、今日は新築現場の着工だったので、朝目を覚まして窓の外の光を見て一安心。どうもお天道様は私の味方のようです。(笑)
今日は朝から塀や石垣の撤去工事の着手と共に基礎工事の打ち合せも有ったりで、べったりと現場に張り付き、昼からは元町、三宮で店舗改装工事の物件調査を2件と、忙しく走り回りました。
ほんに、有り難いことです。。
さて、お題目は言霊マーケターであるクリエイター中野さんに強く勧められた書籍のご紹介。(fbで、笑)
数冊に1冊はつい読みたくなってしまう政治経済、世界情勢の本です。
以前このブログで紹介したこともある「プーチン最後の聖戦」の続編と言える本で、最近の世界情勢をロシアの動向を基軸に読み取っています。
ロシア情勢にに最も詳しい日本人として有名な著者の北野氏の著書は、新聞などのメディアの片隅に報じられている小さな記事をつなぎ合わせることでその背景に見え隠れする世界全体を俯瞰して見るというもので、憶測や仮説ではなく事実をありのまま直視することの必要性を淡々と訴えられています。
前作、「プーチン最後の聖戦」を読んでから、北野氏のネット上での情報発信を覗いたり、ワールドニュースも意識してチェックするようになっていたお陰で、今回の、「クレムリンメソッド」では目から鱗的な新しい情報、パラダイムシフトがあったわけではありませんが、項目を分けて整理することによって随分とすっきりと世界の流れが見えてきたような気がします。
「クレムリンメソッド」とは、この数年の世界の流れを分析し、世界を動かす11の原理としてまとめられておられます。
1世界の大局を知るには、「主役」「ライバル」「準主役」の動きを見よ
2世界の歴史は「覇権争奪」の繰り返しである
3国家にはライフサイクルがある
4国益とは「金儲け」と「安全の確保」である
5「エネルギー」は「平和」より重要である
6「基軸通貨」を握るものが世界を制す
7「国益」のために、国家はあらゆる「ウソ」をつく
8世界のすべての情報は「操作」されている
9世界の「出来事」は、国の戦略によって「仕組まれる」
10戦争とは、「情報戦」「経済線」「実戦」の三つである
11「イデオロギー」は、国家が大衆を支配する「道具」にすぎない
という11の原理を理解することによって、私たち『平和ボケ』と言われる日本人がどのような情報を得て、どのように行動すべきかを見いだせる様に示唆を与えてくださいます。
一つずつの原理は特別目新しい、変わったものではなく、いわば半分常識の範疇にはいりそうな事柄ばかりです。「そうちゃうかなー」って薄々は感じていること。
しかし、それは世界の動きに興味を持ってニュースを見たり、本を読んだりして情報収集をしていればこそ、なのかも知れません。
また、これらの原理が全て真実だという現実を直視すると、ずいぶんと危機感を覚えずにはいられません。
なのに、、日本国内のTVのニュースではどーでもいいようなことばかりが報じられていると、嘆きたくなってしまいますが、今はハイパーな情報化時代、自ら知ろうと意欲を燃やせばいくらでも情報は手に入ります。
日本が世界の中で取り残されて、茹でガエルの様になってしまわない為には私たち一般市民がもう少し世界で起こっていること、ひいてはその影響を日本がどのように受けるかを考えなければならないと思います。
そんな意味から考えると、大きな刺激を受けることが出来る示唆に富んだ一冊だと思います。
面白いか、面白くないかは別として、ご一読をおススメします。(^^)
今夜は、先日、新建ハウジングで大きく取り上げられた「職人起業塾」の開催日。
張り切ってやってみたいと思います。\(^o^)/