右脳と左脳を繋ぐもの。

6月11日曇り時々雨

鉄人28号
鉄人28号

今日は朝から鉄人の街へ。神戸市が運営する医療機関のメンテナンス工事の着工前確認と最終打ち合わせ。

現場での声を聞いて使い方や不在の変更等、若干の調整をしてから注文をいただいてきました。答えはやっぱり現場にあり。足を運んで確認することが何より重要ですね。

 

打ち合わせを終えて、行政と戦う姿をテレビよく見かけする、大正筋商店街のお客様のところに久しぶりに顔を出したり、もうすぐサロマ湖鉄人レースに出場する知り合いの方のお店でランチをいただいたりと、鉄人の街を堪能してから帰途につきました。(笑)

大正筋
大正筋

 

昼からは、大手住宅設備機器メーカーのTOTO社がリフォーム業界のビジネスモデルを作り上げるべく、テストマーケティングを行っているTOTOリモデルサービス社のI社長に遠方よりわざわざ来社いただきました。

I社長とは、今まで何度かお会いしたことがあり、その度にさまざまなことを教えていただいております。緻密なデータ収集と数字に基づいた綿密な計画を立て、実行検証を繰り返している素晴らしい方であり、私が非常に尊敬している経営者の一人です。

今回、情報交換がてら会いませんか?とお申し出をいただき、二つ返事でお受けした、と言うよりぜひお願いしますとお越しいただくのを心待ちにしていました。(^ ^)

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以前から、リフォーム事業はストック産業であり、顧客を大事にすることでリピートでビジネスモデルが構築できるとの持論を展開、実際にリフォーム会社の経営を通してそれを検証されており、マス媒体を使った販促を全く行わない私としては非常に共感する所も多かったのですが、今回お会いしてみるとさらにパワーアップされており、ランチェスター戦略を駆使して新規の顧客獲得にも、積極的に取り組まれているとの事。既に実践と検証を繰り返して一定の結論を導き出しておられました。

ビジネスは、問題解決の繰り返しであり、そのために仮説を立てて検証を繰り返すことが必須なわけですが、私を始めとして、建築業界の経営者はとかく直感で経営を行ってしまいがち、(汗)

データ収集と綿密な数値の検証が必要な事は十二分に分かっていても実際はと言うとなかなかできていないのが実情です。

I社長の話を聞いて凄いなぁと感心するとともに、自分の至らない点が目につきまくってひどく反省することにもなりました。

I社長、本日は大変勉強になりました。わざわざ神戸の片田舎までお越しいただいて本当にありがとうございました。

 

夕方の食事までご一緒させていただいて、合計7時間もの間いろんな話をした中で感じたのは、数字に対して非常に強みを持った左脳派と思われるI社長と、直感だけに頼って生きてきた右脳派の私の間に、結構多くの共通点がみだせたことです。

特に、「結局一番重要なのは志ですよね、」とのI社長の言葉には(密かに)感動してしまいました。

数字と直感、経営者にとってはどちらも重要な事は明らかですが、大きな観点から俯瞰してみると本質は同じなのかもしれないな、なんて、(半分慰めではありますが)思ったりしました。

この世はすべからず表裏一体、強みと弱みをしっかり認識して意識して取り組むことが重要なのだと改めて感じることになりました。

いやー、それにしても勉強になりました。

ご縁に心から深く感謝します。

深謝。

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