選択が人格を作り、人生を作る。

6月12日 晴れ

(いろんな意味で、)忙しい日が続きます。(苦笑)

 

自分に出来ない事は出来る人に頼め。

今日の午前中は、顧問会計士のH先生に来社頂き、月次の決算報告と、目標に対する進捗、解消するべき課題の確認。

数字が苦手な私としては公認会計士という数字のスペシャリストに手伝ってもらいながら、足元の確認をしつつ日々の業務を組み立てて行けるのは本当にありがたい事で、経営者の端くれらしいいい習慣がついたと非常に喜んでいます。

以前は、自分で月次の決算をまとめて、指標と照らし合わせて、とやりかけてはいたのですが、少し忙しくなるとつい、疎かになり、そのまま立ち消え。を繰り返していました。

経理のプロに手伝ってもらった方が良いに決まっている。なんてことは冷静に考えれば簡単、且つアタリマエの事ですが、人はつい、自分の持つ資質や時間などに囚われて、「できない、どうしよう、」と悩んでしまいがち。

最近、数年前に受けた小田全宏先生の問題解決プログラムで学んだ事がじわじわと脳の中に浸透して来て、様々な事に対してずいぶんシンプルに向き合えるようになってきました。

学び続ける事は本当に大事だな、としみじみと思います。

 

大好きなメルマガに自分が登場!

昨日の事ですが、ふとメールチェックしてみると、お気に入りのメルマガになんと私の事が書かれてありました!

ビジネス名刺プランナー&言霊マーケッターの中野貴史さんのメルマガです。
http://kotodama-m.com

先日、情報交換を兼ねて食事をご一緒させて頂いた際に、出た話題を覚えていてくれた様で、私のエピソードをご自身のメルマガで紹介してくれました。

この中野さんは東日本大震災の後、すぐさま東京から大阪に拠点を移された方で、その当時お会いした時にその決断力、行動力の凄さには正直驚かされました。

先日の会食の際にもその話題になり、

「(放射能の影響が取り沙汰されて)自分自身は別にどうでも良かったが、子供の事を考えると仕事のことなんか手放して関西に来るしか選択肢は無かった」

と、云われていました。激しく共感です。

というのも、震災後私も同じような選択をした経験があり、その事を話したらメルマガに取り上げてくださった、と言う訳です。

大好きなメルマガに取り上げて頂いたという事で、記念に一部転載させて頂きたいと思います。

 

*****ここから転載(一部抜粋)*****

おはようございます。
ビジネス名刺プランナー&言霊マーケッターの中野貴史です。
僕が顧問先でコンサルや研修をやる場合、
●営業力強化
●社員間のコミュニケーション向上
この2点がテーマになるパターンが多いです。
そもそも、営業力を上げるための戦術をいくらお伝えしても、
それを実行する人(社員さん)に、やる気がなければ、何も起こりません。
でも、スタッフの強みを活かす形で、全員が同じ方向を目指して
個々の個性を発揮し、力を合わせれば、掛け算のように結果が出始めます。
そういう職場の空気を作るために
会議のファシリテーションやコーチングするのが僕の仕事です。
その際、いつも目指しているのが
アカの他人である、経営者と社員、社員と社員の関係性を
実の家族のような関係性まで底上げできるか・・・という点です。
具体的には、本音を引き出し、それを共有し、融合させるイメージです。
会社全体を家族化するということは、
社長は親父、社員は子供や兄弟・姉妹ということになります。
社員は子供や兄弟・姉妹ということは、
理屈では、社長は命を張って社員を守る必要があります。
必要があるというよりも、子供や兄弟・姉妹ならば、本来当たり前です。
でも現実はどうでしょう?
そんな会社、なかなか無いでしょうね・・・・・
でも今回、それを地で実践している社長の話を聞いてしましました。
先週お伝えした神戸のすみれ建築工房の高橋社長です。
http://sumireco.co.jp
話は4年前の3.11まで遡ります。
当時、高橋さんの会社は、関東の物件を手がけていました。
現場には社員の職人さんが出向いていました。
そこへあの地震です。
神戸にいた社長は心配してネットで情報を漁りました。
「関東から外国人が消えている」
「原発がどうもやばい」
ネガティブな情報がどんどん入ってきます。
結果、高橋社長は決断しました。
「この状況下に、社員を置いておくことは出来ない・・・」
施主さんに、状況が好転するまで社員を引き戻すことを直談判。
しかし・・・1ヶ月経っても原発問題は終息の見込み無し・・・
これ以上、施主さんに迷惑を掛けられない・・・
そこで高橋社長は決断します。
「俺が行く!」
社長自ら道具を担いで、神戸から関東の現場に通い
何年かぶりに職人に戻って、家を建ててしまいました。
当時、僕も子供を守るために、急遽大阪に移住し
しばらくは、車で大阪と東京を何往復もし、
仕事をこなしながら、荷物を移動させてましたが、
僕の場合は、子供のためだから当然です。
仕事は僕だけががんばれば何とかなります。
でも高橋社長は、社員とはいえ、他人のために体を張りました。
その結果、おそらく
社員が高橋社長を見る目、
お客さんが社長を見る目、
協力会社が高橋社長を見る目が変わった筈です。
この会社が口コミだけで仕事が途切れなかったり
職人さんの定着率が高いのは、こうした社長の本気を
周りが認めてるからだと、推測します。
あなたには、体や命を張れる他人が、何人いますか?
何てことに、たまには想いを馳せるのも
いいかもしれませんね。

 

*****転載ここまで*****

ま、若干、デフォルメがかかっている感も否めず、、よく書かれ過ぎて恥ずかしいのが実際なんですが、記念という事で。(笑)

中野さんのメルマガ登録はこちらから、http://kotodama-m.com/magazine/index.html

無料で配信してもらえる上に、非常に勉強になりますので、登録を強くおススメします。(笑)

 

人生は選択の連続で、選択が人格を作る

私がここで紹介されているような、そんなによく出来た素晴らしい経営者でない事はスタッフを始め、このブログを覗いてくださっている皆さんはよくご存知だとは思いますが、一応、ここで紹介いただいたエピソードは事実であります。

メルトダウンしないでくれ!と祈りながら出発した時は、「ひょっとしたらほんまにヤバいかも、」と思っていましたし、(実は既にメルトダウンしていた)その時のブログでは、こんな事を書いてました。

関東にいく事を決断した日
復興への決断。

メルトダウンしないで!って願いつつ出発
関東行。

原点に立ち返って現場日誌

昔に書いたブログって結構恥ずかしいものですね、、(苦笑)

結局、あらかた現場を仕上げた頃には関東も余震も納まり、停電も無くなって、ずいぶん落ち着きを取り戻してきたので、さすがにもう大丈夫かと最後はサムライ大工ヨーヘーにバトンタッチして帰神したので、メルマガでご紹介頂いた内容と少し違うのですが、

「死ぬんやったらオレが死の。」

と思っていたのはまぎれも無い本心でした。

人生は選択の積み重ね。後で振り返って後悔したり、恥ずかしくなるような選択はしたらあかんな、と、改めて。

 

とにかく、中野さんありがとうございました。良い記念になりました。(笑)

今後とも宜しくお願いします!

 

 

おまけ、

食品工場のお仕事でキャップを頂いたのですが、フィットし過ぎて帰りの車に乗り込むまでかぶってて、ガラスに映った自分の姿を見て吹出しました。(笑)

image

我ながら、模範的なかぶり方だと思います。

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