本質を語れば名言となる。(笑)

7月22日雨

 

今日は昼からスタッフ全員と取引先、協力会社さんにお集まりいただいて第4回すみれプロジェクト会議なる会合を開催しました。

第4回スミレプロジェクト会議
第4回スミレプロジェクト会議 写真は青山さんのfbから無断で拝借。^^;

我々が今抱えているリスクおよび今すぐではないけれども将来確実にやってくる問題点などを共有し、関わる全員が幸せになれるように、と、意識の統一を図りました。

その他には、win winの関係を作れるような取り組みとして、取引いただいている業者さんや商社、メーカーの担当者の方を紹介するウェブサイトの作り込みを行ったり、待った無しの職人不足の問題と共に職人復権の時代の到来と、我々がその中心となって活躍しなければならないというコミットなども行いました。

また、運営委員として左官職人のの大西プロ、美装工事の西口プロ、給排水設備の高橋プロ、電気工事士の北川プロ、そしてスタッフのよーへーと大ちゃんの師弟コンビに就任してもらい、今後より活発な活動を行えるように体制を整えました。

懇親会で大西運営委員長が言っておられた、「毎回同じようでもありながら少しずつ内容が違うこの回は、当たり前のことを当たり前に行うことを目指して何度も繰り返しながらこつこつと歩みを進めることが重要だと再認識する場でもある」ということなのだと思います。

共に歩みを進めながら切磋琢磨しお互いに今よりもっと良くなる様に地道な取り組みを続けていければと思います。

皆様よろしくお願いします。

第4回スミレプロジェクト会議
第4回スミレプロジェクト会議 写真は青山さんのfbから無断で拝借。^^;

 

本質ってなんだ?

さてお題目は昨夜、すみれ本社で開催された「第23回職人起業塾」からの備忘録です。

昨夜のテーマは「本質ってなんだ?」と言う事業の目的に深く斬り込む内容で、事業もしくはサービスそのものがそのものである理由を皆さんにグループコーチング形式で発表してもらいました。

「(あなたの事業の)本質はズバリ何でしょう?」

という私の質問に端的に応えて下さった皆さんの答えが素晴らしすぎたので備忘録としていくつか紹介したいと思います。

本質とは、
モノづくりの会社であること。(工務店経営者)
自分の本心に気付けば自分らしい成功が手に入る。(コーチ)
正規の施工方法で正規の材料を使用し、正規の金額で施工。(工務店従業員)
お客さんの笑顔とありがとう。(工務店従業員)
土づくりは人づくり。きれいな花になることよりもきれいな花を咲かせる土になる。(農家)
安らげる空間作り。(植木屋)
えがお。(工務店)
三方よし。(デザイナー)
足りないことを補う。(IT用心棒)
心のゆとり。(インテリアショップスタッフ)
全ての人を豊かにする。(行政書士)
全ての人はもともと光ってる。(社会労務士)
後方支援。(保険営業マン)
住み良い家をつくる人になる。(工務店現場管理)
信頼される人。(工務店従業員)
夢を現実にする。(工務店従業員)
お客様の売上げアップに寄与する。(看板製作会社)
夢の実現、暮らしを守る。(工務店経営者)
お客様に安心して生きてもらう(保険営業マン)
日本を元気にする。(電磁波対策コンサルタント)
結局は自分自身。(工務店経営者)
気持よく暮らせる空間、生きるよろこび。(工務店インテリアショップ店長)
お客さんが明るく過ごせる。(工務店)
価値観に訴えかけること。(設計士)

皆さんの解答、どれも素晴らしかったです。てか、既に名言の域に達しておられます。(笑)

普段あまり行なうことが無い、自分達が作り出す価値の本質をあぶり出すという作業を一生懸命に取り組み、考え、絞り出してくれました。

余分なものを全て削ぎ落としてわかりやすく最も短い言葉に凝縮してみる。

シンプルな言葉ほど人の心に届く。ということを改めて実感した次第です。

 

第23回職人起業塾
第23回職人起業塾 写真は青山さんのfbから無断で拝借。^^;

 

 

マーケティングと本質の親密な関係

私が主宰している勉強会での『マーケティング』の定義としているのは、セールス(販売促進)と対局の自然に売上げが発生するシクミづくりです。

そこで最も重要となるのは人と人との信頼関係であり、その根本は、「どうやるべきか?」ではなく「どう在るべきか。」という自分自身の在り方を見つめ、律することから始まります。

そして、世界に一人しかいない『自分』もしくは『自社』だけが作り出し、提供出来るバリュー(価値)を突き詰めて、顧客へ寄り添い、ソリューション(問題解決)や新たな価値観や快適さを届けることで生涯かけがえの無いパートナーとなり得る『信頼』を勝ち取ることが出来る。

そのサイクルを繰り返すことで、徐々に顧客の数が増えて行き、ある一定の量に達すると売り込むことをしなくても自然とビジネスが成り立つ様になるというものです。

そこで非常に重要なのは、そのビジネスの『本質』に常に向き合うことだと思うのです。

 

 

すみれの仕事の本質

せっかくの機会なので、私も自社の本質について考えてみました。(発表の場が無かったので、ここでこっそり発表しておきます。)

ちなみに、すみれでは、『モノづくりの本質を守り、作り手を守ること、育てることで、高い品質、高いサービスを提供します』というコミットメントをして大工の正規雇用、自社での責任施工を行なっています。

真摯で誠実な女性プランナーの丁寧なヒアリングから導かれる設計、プランニングを現場でキッチリとカタチにする。そしてその価値を持続して頂ける様に積極的なアフターフォローを行なうことで、お客様に暮らしの安心をお届けする。

そんな建築の仕事を通して実現する私たちの理念(事業の目的)は『建築を通して地域社会に貢献する』という至ってシンプルかつ大まかなものです。

そして、その本質とは、

『一期一会の心』

だと思っています。

以前にも繰り返しこのブログに書いていますが、千利休は茶室に活ける花を「野に咲く花のように」と言われました。

いつ出会うか分からない、偶然のご縁を頂いた方をその価値観でもてなすには、いつ訪れても床の間にさりげなく花を活けておかねばならず、それは裏を返せば一年通してずっと茶花を育て続けなければなりません。

花畑を耕し、種を撒き、水をやり続ける事を毎日の暮らしの中に落とし込み、毎日決まったことを必ず刻み続けることが出来て初めて、茶室に何気なく花を活ける事が出来るのです。

そして、心を尽くしたおもてなしが出来る様になる。

一期一会の心を体現するということとは、毎日の暮らしの中にこそあると思うのですが、これこそ、私たちの事業の本質ではないかと。

このことはすみれスタッフには耳たこなほど繰り返し言い続けていて、今日のプロジェクト会議でも、各人仕事に対する想いを語ってください、と言うコーナーで、中国からの実習生の張くんが「日本で学んだことは、一期一会の心です。」と言ってくれたのには、少しうるっと来てしまいました。(涙、)

 

今回も塾生の皆さんに学びに来て頂いていると思いきや、、実は私が一番学ばせて頂いている様ですね。(苦笑)

塾生の皆様、ありがとうございました。

来月も宜しくお願いします。(^^)

にわ・とりのすけ生田新道店にて懇親会
にわ・とりのすけ生田新道店にて懇親会

 

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