9月30日曇り時々晴れ
9月もやっぱりあっという間に過ぎ去っていきました。今年も残すはたった3ヶ月、明日から第4四半期に入るということで、今年もそろそろラストスパートの時期になってきます。年末に向けて気合を入れて張り切って行きたいと思います。
今日は、すみれ事務所は定休日。
月末と重なってたと言うことで、私は朝から緊急連絡に対応すべく事務所で電話番。静かな事務所は思いのほか良いもので、サクサクとたまった仕事を片付けることができました。
昼から、スタッフのまっつあんが出勤してくれたこともあり、昼食に出たついでに娘の通う高校で体育祭を行っているという噂を聞いて、少しだけ覗きに行ってみました。
高校生にもなって親は体育祭を見に行くこともないよな、なんて思いながらも、もう二度とないチャンスかもしれないと思い直し、立ち寄ってみたら、思いのほかたくさんの父兄がこられていてちょっとびっくり。
初めて見る高校の体育祭はあまり盛り上がっているふうでもありませんでしたが、それなりに皆が楽しんでいる雰囲気がしてそれはそれで悪くなく、(私自身はアルバイトばかりでロクに通っていなかった)高校生活を楽しんでくれればいいなぁなんて思いながら、娘が出場する種目を1つだけ見てそそくさと高校後にしました。
50歳にして、、
さて、お題目はいつものように遅い夕食をとりながら、見るとはなしに見ていたテレビニュースで報じていた私と同年代の野球選手の引退の弁です。
中日ドラゴンズの山本昌選手は今年なんと50歳とのことで、「よくまぁ今まで現役を続けてこられたなぁ」と感心して見ておりました。
引退会見での山本昌選手は晴れ晴れと顔をして、満面の笑みでインタビューに答えながら、野球人生についての感謝の言葉を口にされておりました。
やり切った。という充実感の現れやろうなぁ、と思いながら見ておりましたが、その中で、ことのほか印象に残った言葉が、
「悔いはあるけど、後悔はない」と言われた言葉です。
魂を込めた仕事は悔いが残る。
長いプロ野球の人生を全うして、プロ野球史上、最年長で勝ち星を上げるほどに活躍して、こんなに晴れやかな顔で引退会見を行っているにも関わらず、尚、悔いがある。
そして後悔がないという晴れ晴れした顔を見て、なるほどなぁと思いました。
それは、先週末に東京まで講演を聞きに伺った鵤工舎の小川棟梁の話にあった、
「魂を込めた仕事をすれば必ず悔いが残る、その悔いが完璧を追い求める飽く無き向上心の元になるものだ」
と言う言葉。
山本昌選手の引退会見で、プロフェッショナルの心構えというか心意気を垣間見させていただいた気がします。
それは、「自省の中にしか成長はない」と言い遺されたメンターの言葉にも通じ、どこまでも謙虚に向上心を持って物事に当たられはならないという戒めの言葉でもあります。
山本昌選手、長い間お疲れ様でございました。同年代のおっさんとして山本選手のこれまでの踏ん張りを誇りに思います。と、同時に私も悔いを残す仕事への振り返りを忘れることなくもう少し気張っていきたいと思います。
おっさんに勇気と感動を、ありがとうございました。第二の人生は解説者との事ですが、幸多い事を祈念致します。
深謝。
おまけ
倉庫にすっかり居候している親子、平和な日々を送っているようです。(笑)
平和だニャー。