10月21日 日本晴れ
今日は第3回目となるすみれゴルフコンペの開催日でした。
雲1つない突き抜けるような晴天に恵まれ、しかも爽やかな風がそよそよと吹くまさにゴルフにモッテコイなベストシーズン!
取引業者様、お客様、職人起業塾の参加者様、そしてそれぞれのお友達等も含め7組、27名と言う大人数で賑やかに開催することができました。
ご参加頂きました皆様、お忙しい中、平日に時間をとっていただきまして本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。優勝、準優勝も若干の波乱?もあり、非常に楽しいいいコンペとなったと思います。
また、キャルファームの大西さん、兵庫ガスセンターの阿原さん、那須スタイル建築工房の那須社長、INAの稲田社長、またご参加は頂けませんでしたが、何からなにまで御世話になっているゴルフショップシードの後藤さんにも御協賛を頂きまして誠にありがとうございました。
心から御礼申し上げますと共に、次回、春のコンペでもまた宜しくお願い致します!(笑)
もう少し協賛頂く品が増えるとプレゼント交換の会の様相を呈しそうで、非常に楽しみにしております。(笑)
三方良しと言う在り方
私たちすみれが事業として目指している事の1つに「三方良し」があります。
近江商人の商売の心得として有名ですが、売り手よし、買い手よし、世間よしと言うこの考え方は、(私見ですが)心得と言うよりも実は『あり方』だと思っています。
三者がそれぞれが相手のことを思いやる心を持ち、自分の利益だけに固執しないあり方を叶えたときにしか成り立ってないこの関係性は三方それぞれの相互理解があってこそ。
そのためには、お互いに接点を持ち相手に興味を持つことから始まると思っています。
三方よしとwin-winの微妙な関係性。
よく、ビジネスでの関係性の理想型としてwin winと言う言葉を使いますが、これは実は片手落ちの理論で、そもそもの人としての在り方を考えたとき、それは顧客と自社との関係だけではなく、多方向、もっと言うとあらゆる方面に対してのwin winを考える必要があり、これが自然と『三方よし』という考え方になるのだと思います。
win winという二者間の関係性ではなく三方、しかも世間という社会性を同じ価値観で並列に考えた上で自社の商売の方向性を定めるのは非常に高い精神性が求められると思いますし、それこそが日本人が古来から育んで来た、『共生』『持続性』『循環』を重んじて実践して来た文化であり、価値だとも思うのです。
だから、この国には世界で最も社歴の長い会社が存在し、世界で最も100年企業が多く存在しているのだと。
三方よしとマーケティングの親密な関係
マーケティングがドラッガー博士が示した通り、一切の販促活動を不要にするシクミだとしたら、それは足元の売上げ利益のみにコミットするのではなく、未来につながる理論構築となります。
言い換えれば、持続、継続する自立循環型ビジネスモデルであり、それこそが日本が独自に育んで来た、世界で最も長けている分野に他なりません。
グローバル経済の名の下に世界がカップリングしてしかも国内の需要は減り続ける今、私たちは欧米からやって来る最新と言われる理論やノウハウを学ぶ事よりももっと、日本古来から継承されてきた伝統文化、価値観を重んじ、学ぶべきではないか、と思うのです。
そこから導かれるものは、土着して地域の人々と、また自然と共生してきた里山に代表される日本人特有のコミュニティーの在り方だと思っています。
コミュニティ作りがすみれの一つの目標
ゴルフコンペが里山文化だと言うつもりは毛頭ありませんが、お客様、取引先、自社のスタッフ、そして共に学びを続ける塾生さん達と、あらゆるステークホルダーと一緒に楽しむ時間は間違いなく一種のコミュニティーであり、マーケティング戦略を考えた時、辿り着くべき一つのカタチだと思っています。
そして、戦略とは戦いを略する『在り方』
皆様とのご縁を紡ぎ、長い関係性を続ける中で、より深く、強固な絆を編んで行きたいと思います。
繰り返しとなりますが、本日ご参加頂きました皆々様、本当にありがとうございました。
次回の開催は4月の予定です。またのご参加、宜しくお願い致します。
心謝。