予防と対処と未来へ続くトンネル。

1022日 久しぶりの曇天

曇天の神戸
曇天の神戸

今日は電磁波測定士。

今日は昼から珍しくリフォームをお考えのお客様宅へ1人で出向きました。

というのも、「住宅の中の電磁波が気になっているので、対策としてのリフォームができないか?」と言うお問い合わせをいただいたからです。

しかも、ご自分で(結構高額!な)電磁波測定器を所有されており、測定を自分でなさったとのこと。

ここは社内で最も電磁波測定と対策を行なった実績がある私が行こう!ということになりました。(笑)

日本は海外に比べ電磁波の人体への負荷に対する認識があまり広まっておりません。私は常日頃から対処よりも予防の方が重要であると思っており、社内でも出来るだけ問題が発生する前にその根っこを取り除く様にに心がけています。そんな視点から見ると電磁波の問題は予防以前に問題があることさえ一般的には認知されていないのが現状です。そんな中で、ご自分で測定器を購入されて測定をされるほど興味を持たれる方がおられるというのは少し嬉しい事でもあり、「是非伺いましょう」と喜んで行って来た次第です。

結果は、リフォーム工事をして面でアースをとり、電場を逃すようなことをしなくても、生活の仕方を工夫して大きな負荷を受けないようにできそうだということで、根本的な電磁波除去の提案ではなく、簡易な対処が出来る商品のご案内をしておきました。
残念ながら、仕事にはなりませんでしたが(笑)依頼者様の漠然とした不安を解消していただけたようで嬉しく思っております。

夕方からは社内勉強会やマーケティングミーティングをこなし、緊急性のない重要な事に目を向けて、夜は社外向けの「職人起業塾」の開催、塾生の皆様と共に明るい未来を構築するための勉強に時間を費やしました。

オールアース住宅施工中
オールアース住宅施工中

 

憧れのタイムマシーン

子供の頃、Back to the futureと言う映画を見て「タイムマシーンに乗って過去の自分に会いに行って現在を変えてみたり、未来の自分を見に行って、今の自分を正したりできたらいいなぁ」と強く思っていました。

しかし、映画の主人公のようにはなかなかいきませんし、そもそもタイムマシーンなるものは本当に作れるものかでさえよくわかりません。結局、「過去や未来を劇的に変えるなんてフィクションの世界の絵空事なのかなぁ」と諦めていましたが、最近(というか数年前から)少し考え方が変わりました。

過去は変えることができない、とよく言われますが、よくよく考えてみると今の自分は過去の積み重ねであり、もっというと11秒確実に今の自分は過去の自分になっていきます。
遠い過去は変えることができませんが、直近の過去と言うのは現在の思考ですぐに変えることができるということです。未来はもっとわかりやすく、今の自分でコントロールすることが可能です。

そんなふうに考えると、タイムマシンってあまり必要でもないのかもしれません。(笑)

未来に続くトンネル

将来なりたい自分、やるべきこと、叶えるべき理想を掲げそれらを達成するには、しっかりと目標や目的に対して方向性のあったアプローチを続けることが必要です。
それは、対処ではなく予防の域に入るのだと思います。
そして、そのアプローチの入り口は、毎日の日常生活の中に潜んでおりそこに意識を向けることが未来を作ることに他ならないと思うのです。

緊急ではない重要な事と言われる「第二領域」こそ未来へと続くタイムマシン、もしくはトンネルの入り口ではないのか。と。

想い通りにならないコトの解決は未来へのトンネルにあり。

職人起業塾開催の日は、朝からたくさんのメールやメッセージが来ます。
それは、「行きたかった、行くつもりだったが目の前のトラブルや作業に追われ時間がとることができません。」といった内容のものが多く、そのたびに「目先のことが出来ずして、未来もクソもなく、我々ものづくりに携わるものは現場こそ命だ!」と励ましのメッセージを送るようにしています。

自分自身を振り返っても、目先のことに追われ時間のマネジメントができなかったときの事は今でも鮮明に覚えていますし、ずいぶん苦悩したのはそんなに昔の事ではありません。
しかし、だからといって、諦めてしまえばそれでおしまい。

思うようにならないことが多いのは、単純に自分の影響の輪の範囲が小さいからであり、その輪を広げるには重要だけど、緊急ではない『第二領域』に意識を集中しなければなりません。
まるで鶏が先か、卵が先かのパラドックスに陥りそうな話ではありますが、解決の道はあきらめないことなのかもしれません。

 高い理想を掲げてがんばっている若い経営者の皆さんには何とか日常に潜む未来えのトンネルの入り口を見つけて気張ってもらいたいと思います。
人生を成功に導く20の法則の16番目は「思いが叶うまであきらめない強い意志を持ち続ける」でした。
皆様、頑張っていきましょう!
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