11月25日曇りのち雨
ゴルフシーズンの締めくくり。
今日は水曜日につきすみれ事務所は定休日。
私といえば、今シーズンの締めくくりとなるゴルフコンペに参加させていただきました。
昨日の天気予報では朝から雨、しかも寒くなるということでしたが、朝起きて空を見てみると雲の切れ間から青空が覗いておりしかもあったかい。
いつもの様に(笑)「ついてるなぁ」と言いながら何とかホールアウトまで雨に降られずにラウンド終えることができました。まぁ、相変わらずスコアは土砂降りでしたが(泣)
今年のゴルフシーズンの締めくくり、悪くなかったのではないかと思います。
TVなんていらねーや。
話は変わって、昨夜は朝久しぶりに家族揃って自宅で晩御飯を食べました。
娘は最近、日曜、祝日とかでも塾に行ったり、店の手伝いに行ったりと夜にいないことが多く、私は私で相変わらず夜に出かけることが多く、そもそも自宅で夕食をとることが少ない現状があり長い間家族揃って食卓を囲6ことがありませんでした。
そんなこんなで少し早めに仕事を切り上げて食卓についたのですが、食事を始めてすぐにテレビの音楽番組でジャニーズのグループの1人が脱退すると言うコメントを発表して、我が家の一家団欒はその瞬間に悲鳴とも絶叫とも取れるような声とともに消滅。
テレビなんかいらねーや。と本気で思った出来事でした。
TVも案外悪くねーな。(笑)
その後ジャニーズ騒動が1段落して就寝前に妻と「撮りためたビデオを見ようぜ、」ということになりひと月分ぐらい溜まっていた大河ドラマ「花燃ゆ」を見ました。
主人公の杉文や後々、彼女と再婚することになる楫取伊之助が西南戦争で捕らえられた薩摩藩の残党に吉田松陰の残した言葉を話しているのを聞くたびにジーンと感動して、やっぱりテレビはあった方が良いのだとついさっきまで思っていたことと全く逆を考えたりしてました。
人間って、(私だけかもしれませんが、)勝手なものです。(苦笑)
もともと不人気?という噂もあった「花燃ゆ」ですし、幕末の動乱期から明治維新へと国の制度を作りにあげる地味な時代に舞台が移ったこともあり、見られている方はごくごく限られているとは思いますが、実はここに来て非常に素晴らしい話になっています。(一ヶ月振りに見ましたが、)
士魂商才の息吹
士魂商才とは士の魂を持ってってプライドを忘れずに商いに才能を発揮するという意味ですが、この時期の侍が新しい時代に対応したのがそもそものルーツだと思っています。(私見です。)
これやなー、と感じたのは、楫取伊之助が生糸の相場が上がってアメリカとの契約の金額よりも高い値で売れる状況になった時、契約の審議を守るからと言う理由で儲かる取引をやめさせたくだりです。相場が高騰しているときに売りさばけば大きな利益が手に入るのに、先に契約を結んだアメリカとの信義を守るという行動に出たのは、単なる綺麗事にこだわっただけではなく、将来の売り上げ利益をしっかりと見定めていたからだと思いました。先見の明だと。
そして、それは私が社内外で主宰している「職人起業塾」でいつも話してる目先の利益に囚われず、一生で生み出される価値についてしっかり目を受けること。というマーケティングの原則論に沿った行動だといえます。
『7つの習慣』はそもそも日本人的思考
日本人の価値観、倫理観に基づいた商いの理念はそもそもマーケティング理論など必要ないぐらい素晴らしいものだったと言えるのかもしれません。私が敬愛してやまないスティーブン・R・コビー博士は晩年になってこんなことを述べられています。
「『7つの習慣』は本来日本人の特質や精神からこそ生まれるべきものだった」と。
三方よし、論語とそろばん、士魂商才とその概念は様々な形で脈々と日本の企業や事業者に受け継いでこられ、今私たちが一生懸命に学び、実践している原理原則に則ったマーケティング手法とは実は日本式の商いの常識だったのだと、『花燃ゆ』の楫取伊之助の言葉を聞いて、改めて認識し直した次第です。
TVもたまに見てみると、悪く無いモノです。(笑)
まずは、日本の文化を浸透させる。
ゴルフのラウンドを終えて夜は書道のお稽古を2時間たっぷりとつけていただきました。
姿勢を正して墨をすり、ひたすら筆先に意識を集中させる時間、ほんのちょっとした習慣ではありますが、こんなことを繰り返すことでじわじわと日本人的価値観、伝統文化に親しみ、しっかり体に染み込ませつつ、志を持ち、正しい選択をしながら、正直で誠実な商いを続けていきたいと思います。
『花燃ゆ』をすっかりフェードアウトしてしまっている皆さん、確かに舞台は関東に行っちゃったし、地味になりましたが、なかなか捨てたもんじゃないですよー、ぜひ見てみてください。(笑)
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