Appleかそれ以外か、に思ふ卓越の戦略。

12月8日 快晴

昨日に引き続き気持ちいい青空が広がりました。

伊川の朝
伊川の朝

が、私の心の中はどんよりと曇り模様、、

というのも、昨日突然降って湧いたパソコントラブルに見舞われて、Eメールや写真のすべてを失ってしまったまま普及の目処も立たないまま朝を迎えたのでした。
かれこれ4年ぐらい前にノートパソコンをMac Airに変えてから、全くなんのメンテナンスもしないまま、テキトーに使い続けて来た私が悪いというか、PCに関する基礎知識、スキルの無さに我ながらホトホト呆れるというか、、長年のツケが一気に爆発してしまった感じです。しかもこの忙しい年末に。。

それにしても、バックアップを取っているから、と油断して、一杯になってしまったメモリーを空ける為にざくざくとPC内の断捨離を行なった、一瞬のあまーい判断がこんなに大事になってしまうとは、夢にも思いませんでした。
『割り切りは心を弱くする』とよく良いますが、忙しく時間に追われる等して、心に隙が出来る、もしくは心が弱い時に丁寧な姿勢を忘れて割り切った行動に出てしまうのだと、反省と共に改めて気付かされることになりました。

トホホ、、

 

 

Macのサポートセンターの実力

そんなタフな状況の中、救いはMacのサポートセンターが夜中遅くまでやっていて、アドバイスや復旧作業を手伝ってくれること。(モチロン有料です。苦笑)
コールセンターに電話してみると、(多分アメリカの)オペレーターに繋がって、(バカがつく程)丁寧な若干カタコトな言葉遣いで親切に対応をしてくれます。

そして!夜中にも拘らず、インターネットに接続して暗証番号のやり取りをすると、(多分アメリカから)パソコンの遠隔操作を行ないながら問題の究明をしたり、復旧の作業をしてくれたりします。

朝の時点では全く改善出来ていなかった不必要なバックアップデーターの削除も夜にはなんとか片付けてくれており、自分でいくら考えても出来なかったことが、事務所のデスクにPCを置いていただけでサッパリと済ましてもらえることが出来ました。

頼りになるサポート体制が整っていると言うのは、なんて素晴らしいんだろう!と感動すら覚えましたし、流石株式時価総額世界一の企業はレベルが違う。なんて思いましたが、一番の問題のEメールアドレスのデーターの復旧は結局出来ていないまま、これといって報告も無く、そこはほったらかしになってしまっているギャップに文化の違いと言うかなんというか、、若干の違和感を抱えたまま、再度の連絡をするかどうか迷っています。。

 

 

 

競争優位の条件

そもそも、モバイルパソコンは5年くらいが寿命だと考えると、そろそろモノ自体の買い替えも考えなければならない時期に来ています。
機械自体を新品に買い替えて、この機に根本的な解決を図りたいとも思うのですが、今回の出来事を鑑みて、どうもすぐに判断が出来ません。
世界一の企業の卓越のサポートサービスを受けてなお、正直悩んでいます。

Macに別れを告げて、Windowsに戻ろうか、と思う理由は、

  1. IT用心棒をお願いしている高橋君にはやっぱりWindowsに戻るべきだと言われた。
  2. Macの扱いは実は難しいという事が分かった。
  3. Apple社製以外でも洗練されたデザインのPCが多く発売されている。
  4. やっぱり、Macは重たい
  5. 身近に詳しくアドバイスをくれる人がいない。
  6. Appleストアが神戸に無い!
  7. そもそも、会社の中は全部Windowsを使っている。

 

以上の問題点に対して、再度Macを買い直そうか、と考える理由は、

  1. Macのサポートはしっかりしている。
  2. 私の使い方さえもう少し丁寧にすれば問題なく使える気もする。
  3. 見た目は絶対Mac Airが一番
  4. 価値観が似ているな、と思う人はみんな(言い過ぎか、)Macユーザー
  5. iPhoneをこれからも使い続ける予定なので相性は抜群
  6. 立ち上がりが早いことでずいぶんと助かった、ストレスが少ないのは間違いない。
  7. スティーブ・ジョブズを尊敬している

と、こんなところ。

 

 

Macか、それ以外か。

以上の理由で非常に迷っている訳ですが、自分で諸条件を書き出してみて、おや、と気付いたことがあります。

というのは、Apple社は世界一の企業であり、Macはその主力商品の1つです。
Windowsはマイクロソフト社の商品ですが、パソコン自体の選択は他社製品であり、私の場合、多分日本製のモノを購入します。要するに、Macかそれ以外の全てか、という選択肢になっている訳で、その卓越性はもの凄いことになっています。(あくまで個人的感想です)

それほどの実力、信頼、デザイン、アフターサポート、シェアを誇りながら、私が他社に乗り換えようか、と思う最も大きな点は、『信頼する人が他社製品を進めてくれるから』の一点であり、実はその他の問題なんか、今までもあったことで既にそれを乗り越えてMacユーザーになって来たわけですから、実際問題としては大した問題ではないのです。

 

卓越の戦略の本質

Macが世界で認められた絶対的優位性は高砂の片田舎でひっそりと営業している(失礼、笑)若い個人事業主の意見に負けそうになっていると言う事実は、(自分ごとながら、笑)非常に重要な事を示唆してくれていると思います。

ジェイ・エイブラハムが提唱した『卓越の戦略』は事業規模の大きさに関係なく、と言うよりもむしろ、小規模事業の方が活用しやすく、また効果性を発揮しやすいという事。
ジェイは「恋人に接するように顧客に接しろ」と言いました。まずは顧客の利に貢献することを考え、行動することで、信頼を得て、将来の売上げ利益を手に入れることが出来ると。

Appleサポートセンターのカタコトの親切なオペレーターの女性も(意志の疎通が出来ているか疑問も残りつつも)決して悪くは無いのですが、どんなに丁寧に話しても、毎月来社してくれて全てのソフト面、ハードのチェックをしてくれて、半年に一度PCの分解清掃のサービスまでしてくれる人には適い様がありません。

小さな会社程、大きな可能性を秘めているのだと、(もちろん自社も含めて)小さな勇気を与えられた、そんな出来事になりました。

結局、PCは何に買い替えるかは来年のお楽しみです。(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください