奥義の中の奥義。@マーケティング

12月27日 曇り

昨夜はすっかり毎年恒例、年末の風物詩となった、TOTOリモデルクラブの関西のメンバーさんとエリアを越えての交流と情報交換の場、『横串会』なるゴルフコンペと泊まり込みでの飲み。
安藤忠雄大先生がバブル最盛期に設計された淡路シーウインドウにて連日の暴飲暴食で疲れた胃腸にとどめを刺す様に(笑)夜中遅くまで痛飲しました。

 

安藤忠雄建築 淡路シーウィンドウ
安藤忠雄建築 淡路シーウィンドウ

 

横串会とは、

今回で7回目となるこの会、毎年参加メンバーさんの一年間の振り返りと新しく迎える年に対しての取り組みに対するコミットを聞き続けていると、業績を大きく伸ばされる会社、毎年堅調に実績を積み重ねておられる会社、ご自身の夢の実現に邁進されている経営者、暗中模索から抜け出して、なんとかなりました、と自信をつけられる方と皆さんそれぞれ素晴らしく、その変遷、変容を年末の一年を検証する時期に定点観測をして、自社を振り返ることはリフォーム業界の大きな流れを体感出来る非常に意義の深い時間です。

実際、すみれでも来年から本格的に取り組もうとしている、長期優良化リフォーム、性能向上リフォームで結果を出されている方の営業手法が全くマスメディアの告知を使わず、現場で顧客満足を高め、アフターフォローで生涯顧客を作っておられるのを聞いて、私たちのリフォーム事業の方向性を明確に出来た様に思います。キヨちゃん、また色々教えて下さいなー。

 

安藤忠雄建築 淡路シーウィンドウ
安藤忠雄建築 淡路シーウィンドウ

 

人づくり企業の管理職の言葉

毎度のことながら、参加者が一人ずつ順番に、それぞれ深イイ話を発表されるわけですが、今回のトリを務められたのはこの会の元締めとも言えるTOTO社のリモデル推進化のM課長でした。
流石、日本を代表するグローバル企業であり、人を作る会社としてトップランキングの常連にして元会長の木瀬氏が説かれた『根本思想』=本質に目を向けるマーケティングに長けた企業の管理職だけあって、企業理念を実際の業務に落とし込もうとされている素晴らしい内容でした。

 

マーケティングの奥義

以前にもこのブログで紹介したことがありますが、長きに渡ってマーケティングの勉強会で一緒に学ばせて頂いていた青貝社長が、昔から言い続けられ、実践して大きな成果の元になる考え方をすみれで開催している『職人起業塾』に参加された際、懇親会の場で『奥義』の1つとして紹介されました。

『競合他社のキャッシュポイントを自社のフロントエンドにすること』

私も事業の組み立ての際に常々意識していることですし、すみれもこの考え方を実践して、多くのお客様の支持を得ることが出来る様になりました。

 

 

目指すべきはマーケティングアクションの汎用化

TOTO社のM課長が言われたのは、

「リモデル推進化(自分自身が管理職を勤めるリモデルクラブというリフォーム事業者を集めた会をサポートする部署)が無くなれば良いと思います。」

との事でした。
その真意はというと、リフォーム業者向けのサポートを部署として行なうのではなく、その役割、スキルをエリアの担当セールスに移譲することでより肌理細かな、顧客に密着してかゆいところに手が届くサービスを行なえる筈、セールスにすると大変かも知れませんが、そうあるべきだと思います。と熱い本質論を語られていました。

他社のキャッシュポイントをフロントエンドに持って来るどころか、一般化して通常の業務の中に落とし込むほど、強力なマーケティングアクションは無いと思います。
最強の卓越の戦略をなんとか実際のカタチにしてもらえれば、取引先である私たちにも大きく貢献して頂ける訳ですし、素晴らしい想い、理論をなんとか実現して頂きたいと思います。

ま、この横串会でコミットした想いは皆さん実現されて来たという今までの歴史と実績がありますので、きっと大丈夫だと思います。(笑)

M課長、今年もお付き合いありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。期待しています(笑)

心謝。

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