1月2日 晴れ
元旦に引き続き、暖かな一日となりました。
何でも、神戸の気温は3月上旬並みとのことで、こんな穏やかな日が続くお正月がかつて有ったっけ?と思う程、いい天気。俄然テンションを上げて、ゆっくりと朝寝坊をしようと決めていましたが、つい、いつも通りの時間に起きてしまいました。
まずは走り初め。
まずは今年の走り初め。
2月の北九州マラソンに向けてそろそろトレーニング量を戻さないとヤバいし、と張り切っていつも御世話になっている太山寺とその周辺の神社にお参りがてらの10kmラン、暖かな陽射しの下、気持よく走りました。
いつもは山門の外からお参りして折り返すのですが、お正月ということで、久しぶりに入山料も支払って薬師さんにもご挨拶。
続いて書き初め。
帰って来てからは毎年恒例となっている書き初めと賀状書き、今年の私のお題は、『誠心有道』としました。
吉田松陰が、自らの在り方を正せば必ず人も世間も理解してくれる筈だと松下村塾に集った若者達を鼓舞した『至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなり』という言葉で有名な『孟子』離婁上から引用しました。
孟子曰、居下位而不獲於上、民不可得而治也。獲於上有道。不信於友、弗獲於上矣。信於友有道。事親弗悅、弗信於友矣。悅親有道。反身不誠、不悅於親矣。誠身有道。不明乎善、不誠其身矣。
出典:『孟子』離婁上
身に反みて誠ならざれば、親に悦ばれず。身を誠にするに道有り。
『自省』すること、自ら在り方を正すことで道が開けて来ると信じて一年間を過ごしたいと思います。
優しく在る為に強くなる。
ちなみに、昨年のテーマは『優勝劣敗』でした。優しくあること、優しくなることを目指しましたが、優しく有るには強く無ければならない、より強くあるには成長することが避けられず、成長は自省することから。という持論にもう一度立ち返ることにします。
今年は長年の悲願、ミッション遂行の入口に立つ年と位置付けて、まずは身の回りから、足元をしっかりと固めつつ、私たちが事業を通して提供する意義と価値を見つめ直しながら走り抜けたいと思います。
とうとう天命を知る年。
奇しくも、年男を終えた今年は数え年で50歳。
孔子曰く、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、その天命を知る年となりました。この世に生を受けて、何を為すべきか、何を遺すかを深く考え、その答えを模索する一年とすると決意を新たにしました。
とは言え、まだまだそんな大それたことが出来る程の実力を蓄えた訳でもなんでもなく、当然、周りの多くの方々のご理解と御協力を頂きながらと言うのが大前提です。
すみれスタッフをはじめ、関わる全ての皆様の助けを頂きながら気張って一年を過ごせればと思います。
皆様、宜しくお願い致します!