1月15日 晴れ
今日は、朝から大阪へ、昨年末からスタートした厚生労働大臣認定事業、『職人起業塾@京阪神木造住宅協議会』の第二講の開催日でした。
今日はアクティブ・ブレインセミナー再受講
私は今日は講師役ではなく、受講生と一緒にセミナーを受ける側として参加しました。講師担当は川西唯道先生、小田全宏氏が構築された記憶法、アクティブ・ブレインセミナーです。
私は以前、このセミナーをナカジュンというキラキラ主婦講師から受講して、自分の脳の可能性を感じさせて頂きました。絶対出来ないと思っていた事がやり方を覚え、やる気になれば達成出来るのを体感して、これは素晴らしい!と(興奮して)妻や娘にも受講してもらったのはかれこれ4年くらい前でしょうか。
その当時からスタッフにも受講してもらいたいとずっと思っていたのですが、なかなかタイミングが掴めず、現在に至ってしまっておりましたが、昨年、私が自社で開催して来たマーケティングの私塾、『職人起業塾』が京阪神木造住宅協議会で事業化され、それと同時にセットでこのセミナーもカリキュラムとして厚生労働大臣の認定事業となりました。今回もですが、これから順次すみれのスタッフも受講出来るスキームが出来上がった事を非常に嬉しく思っています。
研修の入口は自分の能力を信じる事から。
飲食業や建設業を中心に研修会社として人気の日本創造研究所では一番入口の研修は可能思考研修という、『できない』から『やってみる』への思考の転換、不可能と思う観念を取払う事から始められています。毛色も、アプローチも違いますが、自分の中の可能性に目覚め、「やればできるんや!」という可能性にチャレンジする思考を持つ事無しに、問題解決を繰り返して自分自身も会社もそして顧客もよくして行こうというこの『職人起業塾』の研修は成り立ちません。
今日のセミナーでも、受講生の皆さんがそれぞれ自分の知らなかった能力を目の当たりにして、目を丸くして喜ぶ姿が非常に印象的でした。これからの研修に対する取り組みの姿勢が一気に前のめりになった様な、、(笑)
川西先生と一緒にカリキュラムを作った際にイメージした通りの結果に非常に満足できた一日となりました。
記憶とイメージの親密な関係。
アクティブ・ブレインセミナーは脈絡の無い単語100個を一気に覚える等、脳の使い方を学び実践するのですが、私はもう1つ大きな学びがあると思っています。
それはイメージする力を身につける事ができること。
行動とイメージは密接な関係があるのは誰もが認める自明の理ですが、記憶とイメージも同じ様に密接な関係があります。スポーツや書道、茶道等のお稽古ごとでイメージトレーニングをしてから実際に取り掛かる、と言った事はよく耳にしますが、毎日の生活、日々の業務においてイメージを作り込んでから取り掛かるといった事をする人はそんなに多く無いと思います。
絶大なイメージの力。
私は、元々大工です。未だ駆け出しの頃、現場を早く、きれいに(早い大工は大体仕事がきれい)納めようと必死でした。寝ても覚めても現場の事を考え続け、毎晩就寝時に明日の現場の段取り、作業のひとつ一つ、一挙手一投足まで事細かにイメージすることが癖になりました。
そんなことを毎日繰り返しているとそのうち就寝中に夢の中で現場の作業を行う様になり、朝目覚めると一日の仕事を一度済ました感覚を持つ様になりました。
現場に到着したら、イメージした、夢の中の行動をなぞるだけなので、作業を非常にスムースに行なう事が出来る様になったことがきっかけで頼りない駆け出し大工から一皮剥けることが出来た気がします。
その事はその後の私の人生に大きな糧となっており、今でも打ち合せの前には相手先とのやり取りをイメージして話す内容から、提出する資料、先方のニーズを前もって考え、打ち合せの席に臨む様にしています。
イメージ力と人間関係の関連性
昨日も、初めてお会いする不動産業者の方との打ち合せがあり、前日に用意していた正直で真摯な見積り、資料を提示する事で、「これを見せてもらえればあなたのことを信用できます」と言って頂けましたが、じつはそれもイメージ力の賜物です。
未だ見ぬ方との打ち合せをイメージして、シュミレーションをする事で必要なエビデンス、相手の想いやニーズを創造することで打ち合せの場が圧倒的に変わります。
そんな力をアクティブ・ブレインセミナーを通して受講生の皆さんに体得してもらえると、この先の人生の大きな糧になると思うのです。
再来週開催される研修も、もう一度アクティブ・ブレインセミナー、皆さんの脳が汗をかきながらパックリと開く事を心から祈ります。
受講生の皆様、と参画頂いた企業の経営者の皆様、脳を使うのは大変ですが、とにかくガンバっていきましょー(笑)