1月16日晴れ
今日は一日事務所にてアドバイザー。
これから台湾でバーを出店される方の店舗作りに対するご相談や、以前中古一戸建てを購入されたお客様からリフォームにするか、建て替えにするかのご相談などお客様との接点を持った実務に勤しみました。
私は一応、住宅ローンアドバイザーの資格を取得しており、資金計画に関するアドバイスは社内では私の役割です。そして、お店作りや家づくりは多額の費用がかかることもあり、資金計画は1番初めに押えておくべき非常に重要なファクターです。本日来社されたお二方共に対しても、目先の金勘定の損得だけではない長期的な視点に立ったアドバイスをできたと思います。
特に、住宅については「建築費用はイニシャルコストではなくて、ランニングコストです。」と言う持論を丁寧に説明するようにしています。
資金計画とZETH(ネットゼロエネルギーハウス)
長い年月に渡り生活して行く上で無理のない範囲に住宅費用を抑えるというのが基本中の基本ですが、住宅は生活と密接な関係、というよりも生活の場そのものですので、冷暖房にかかる光熱費や駐車場代、保険にかける金額までトータルで考えるべきです。そして、昨今の住宅性能についての技術革新は目覚ましく、コストを抑えつつも、性能を高めゼロエネルギー住宅と呼ばれるエネルギーコストを一切かからない住宅にすることが簡単に出来る様になりました。
すみれでは新築住宅でのゼロエネルギー住宅がすっかり当たり前になっておりますが、住宅業界全体を見てみると未だ普及しているとは言える状態ではありません。お陰で?そろそろ終了する筈だった国土交通省の省エネ、長期優良住宅普及の助成事業が残り、ゼロエネルギー住宅助成金も『地域グリーン化事業』の中に来期も残る予定です。
とにかく、自然の力を利用して光熱費が一切かからないくらいの性能にすると、住宅ローンの費用負担を大幅に軽減することができます。
こんなモデルプランのシュミレーションもすみれHPに公開してますよ。
http://sumireco.co.jp/sumika-zero.php
住宅性能と健康の親密な関係。
毎日の暮らしに対する住宅が果たす役割は非常に大きい訳ですが、住宅性能の向上はコストだけではなく健康にも大きな影響を与えます。
イギリス、ドイツ等ヨーロッパ諸国では住宅の断熱性能と循環器系、呼吸器系の疾患との関係性が臨床実験の結果明らかとなり、建物内の温度設定を法律で規制される動きが進んでいます。
それを受けて、日本でもスマートウエルネス住宅という考え方で高断熱高気密のモデル住宅を建ててそこに住まう人のデーターを集めた論文の発表も行なわれました。私も昨年聴きに行ったその研究に参画されている岩前教授の講演内容は非常に感銘を受けました。
国交省のこんな資料も公開されていますよ。http://www.mlit.go.jp/common/001057598.pdf#search=’住宅の断熱性能と呼吸器系の疾患との関係性’
その中にあるショッキングなデーター、
にゃんと!自宅浴室でヒートショック減少で亡くなる人は交通事故の3倍!
イギリスの住宅環境への指針は冬でも21℃とのことで、この室温自体はそんなに難しい値ではありませんが、断熱性能が悪ければとにかく暖房を焚きまくる必要が有りますね。
そのような理論を受けて、日本でもモデル住宅での臨床実験を行なってみられたとのことで、特にアレルギー、アトピー、呼吸器系で目覚ましい改善が見られたようです。
まさに、住宅は一番身近な環境ですね。
健康住宅とは高性能住宅×自然素材×電磁波対策
すみれでは、高断熱高気密の高性能に加えて、自然素材の内装仕上げ、そして宅内の電磁波負荷の低減まで含めた健康住宅のご提案をしております。しかも、コストの圧縮にも積極的に取り組んでおりますので、決して手が届かないような特別な住宅ではなく、誰もが健康に住める環境を広げたいと鋭意努力をしておりますので、まずは資金計画から気軽に御相談頂ければと思います。
自然エネルギーを最大限利用したゼロエネルギー住宅は環境負荷の面でも大きな利点があります。子供達に豊かな自然を残せる様に、との想いも込めておススメしておりますよ。
いつになく、売り込みみたいになってしまいましたが、(苦笑)自立循環型のライフスタイル、ビジネスモデルを追求して、次世代を担う子供達にこの素晴らしい日本、そして地球を今より良くして渡したい、というのもすみれのミッションでして、、
売り込みはともかく、考え方だけでもご理解頂ければ幸いです。(笑)