吉田松陰『留魂録』

4月11日快晴

祝!入学。

神戸市では本日、小中学校の入学式が執り行われたようで、すみれスタッフも2名休みを取って子供たちの晴れ姿を見に行った様子。

子供たちには学校生活を楽しみながら、すくすくと健康に育ってもらいたいと思います。それを裏方で支えるのが私たちの使命なんだよな、なんて、fbで投稿されている入学式でのピカピカの1年生の晴れやかな姿を見て思ったり 、、

とにかく、御入学おめでとうございます。 

 

福山、台湾、滋賀、名古屋と続々工事進行中。

4月も3週目に入り、相変わらずバタバタした日が続いています。台湾の現場はなんとか完了、無事にオープンを迎えましたし、福山の現場も今週オープンするようです。

台湾での担当、ヨーヘーは昨夜無事に帰国して今日は骨休め、入れ代わりに今日から着工の名古屋の現場へとイッペーとしんちゃんが旅立ち、大ちゃんとレンくんは滋賀の現場に出張中と、入学式での休みの2人を合わせると今日は工務スタッフがほとんど出払っていない1日となっておりました。

 

 

SOS!の連絡が!

そんな時に限って、アクシデントって起こるもので、朝からクライアントの店が泥棒に入られたとの連絡が入り、新築引渡し後のメンテナンス工事と一緒に応急処置工事に私が行くことになりました。
久々かつ、念願の現場作業です。(笑)

 

 

現場が好き♡

2件の現場を終えて、夕方帰ってくる頃には日がとっぷり暮れており、軽トラの荷台を片付けながら何とも言えない充実感を味わうことができたのと同時に、本来は今日すべきだった仕事ができてないことの焦りも少し。(苦笑)

職人上がりの経営者だけに、私は根っからの現場主義者で、元来デスクワークが得意でも好きでもない事もあり、出来る限り現場に出て行きたいのが正直なところ、今日はクライアントからのSOSに応えて緊急対応に行って、久しぶりに会うお客様と話も出来てすっかりご満悦でした。

 

経営者の仕事とは?

しかし、現場で忙しく働けば働くほどジリジリとした焦りが募っていくのもまた事実で、こんなことをしていていいのだろうか、経営者として他にやるべき事は無いのだろうか、という疑問が頭をもたげてきます。

その時々のステージにあったバランスでやるべきこと、役割分担が変わってくるのでしょうが、しっくりとこれで良しと思えることがなかなかないのが長年の悩みでもあります。
役割とやるべき事については、先日このブログでもまとめてみました。
こちら→得手不得手、強み弱み、やるかやらんか。

 

 

魂を留めた先達。

その最後に、導きの星=志を見つけ、目指すことで様々のジレンマが解消していくはずだと考察を帰着させたのですが、その部分について非常に参考になる良本を読了したのでご紹介しておきます。

留魂録
留魂録

吉田松陰が斬首される前日に書上げたとされる魂の叫び。この本の中では吉田松陰は『カリスマ・オブ・カリスマズ』と言う紹介をされておりましたが、死して志しを残した日本の歴史上の人物としては最も大きな存在であると私も思っています。

以下にAmazonでの紹介文を転載させて頂きます。

内容紹介

維新を8年後に控えた1859年10月26日、松陰は一日半かけて『留魂録』を書き終えた。
その翌日、松陰は処刑される。『留魂録』は松陰の遺書ともいえるものとなった。
その冒頭に置かれた辞世の歌「身はたとひ武蔵の野辺に朽ぬとも留め置まし大和魂」は、尊王攘夷を掲げ、倒幕を目指しながら志半ばで散った松陰の無念さがにじみ出ている。
本書は「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」の8冊目に当たるが、原文はわずか五千数百字。短くはあるが、そこに込められた思いは深い。その思いを読み解くために、著者は松陰の生い立ちから人となり、志士たちに遺した教えなどをドラマチックにあぶり出していく。
『留魂録』に松陰が著した「至誠」や「大和魂」といった行動規範は、この国が存在する限り、生き続けていく、と著者は言う。幕末を生きた滾る思いは現代に読む者にも必ずや伝播するだろう。

内容(「BOOK」データベースより)

『留魂録』は僅か五千数百字にすぎないが、そこには“魂魄の叫び”とも称すべき激烈な遺志がある。

 

私塾から日本を変える。

私自身、会社を私塾という位置づけで、志を伝えて次の世代を担う若者を育てたり、『職人起業塾』と言うあり方を正すことでマーケティングを構築する研修事業を行っていたりする中で、『職人の社会的地位向上』と言うすみれ創業時以来のミッションをなんとか叶えたいと思っており、吉田松陰に対しては、(人によって評価が分かれる部分もあるようですが、)私の場合は憧れる。を通り越して傾倒している域に入っています。

人生は魂を磨く修行の場であり、その魂を以って志を全うするためにある。

自分ひとりで叶えられない志は後を継いでくれるものに託し、魂をこの世に留めておくという吉田松陰が最後に残したこの留魂録には感動という言葉には言い表せない程、深く心を打たれました。

一度きりしかない人生、松陰先生のように志を高く大きくそして強く持って生きたいものです。

おまけ、

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