佐川急便方式。

4月27日 曇り

イマイチパッとしない、どんよりとした重い雲の下、新宿のホテルからスタート。
狭いホテルの部屋でいつもの筋トレなどのルーティンワークを済ませ、バイキング形式の朝食をガッツリ摂った後、同業の経営者仲間と落ち合って昨日に引き続き、東村山市に向けて出発しました。

『あいばこ』と永田昌民先生

今日は昨日に引き続きKKBのオプションツアーで相羽建設さんが地域に密着し、コミュニティを形作る拠点として運営されている施設への訪問の後、故永田昌民先生の設計された相羽社長の御自邸にお邪魔して、見学させて頂くという、工務店経営のビジネススキームと、卓越した設計の住宅を生で見させて頂くという至れり尽くせりのフルコースを堪能させて頂きました。

相羽社長はじめ、スタッフの皆様、2日間に渡り、本当にお世話になりました。

心から感謝申し上げます。

また、KKBの皆様、いいご縁を頂けたことを本当に嬉しく思っております、今後とも宜しくお願い致します。

 

ガイアの夜明け出演のその後。

昼からは東横線に乗り継いで、神奈川県の日吉へ。

関東で飲食店を6店舗経営される若き経営者の新規事業にかかる物件調査に伺いました。

このI社長、いまだ30代前半の若さで、20代で起業した1店舗目の出店の時にガイアの夜明けで取り上げられてから着々と業績を伸ばし、出店を重ねられてきました。今回は飲食店以外の異業種に進出で、またお手伝いさせて頂けることを嬉しく思います。

今までの店舗工事も全てご依頼頂いているすみれのヘビーユーザーのクライアントだけに、現地での打ち合せも至ってスムースに進み、時間を前倒しして頂けたこともあり、いつになく余裕を持って次のアポイントの銀座に向うことが出来ました。

I社長、スタッフの皆様、御協力ありがとうございました。帰神したら早速、工事の段取りを進めるように致します。今回も宜しくお願い致します。

 

 

 

またもや佐川急便の同志(クライアント、笑)発見。(笑)

関東方面に来る度に、これでもか、というくらい予定をギッシリと詰め込んでしまうので、なかなかクライアントとゆっくりお話をするタイミングがありません。しかし、最近はfbで繋がりを持てていることも有り、何となくの近況はお互いに知れるようになっているのが救いといえば救いです。

今回は、I社長と日吉駅で待ち合わせをして、不動産の仲介業者さんが来られるまでの間、暫しの雑談タイムを持てました。話題は最近上梓した書籍の話から意外な方向へ、

I社長「高橋社長、佐川にいたんですか?僕と一緒ですやん!」

私「え、マジで、知らんかった〜」

I社長「(あの頃の経験で)いくら働いてもしんどいとか思いませんし、長時間労働とか気にならないですよねー」

私「そうそう、スタッフとかには理解されにくいけどねー笑、私なんか睡眠時間も今もあの頃のままですよ、でもね、(知ってると思うけど、)今も佐川時代の経験を生かして、すみれは佐川方式で事業運営をしてる訳ですよ。」

I社長「え、そうですか?」

私「そうそう、だってほら、佐川急便が運送屋の運転手を営業ドライバーとして働き方を変えて、一気に業績を伸ばしたのと、大工に顧客窓口をしてもらって顧客の信頼を得て次の工事も頼んでもらえるようにするのと同じじゃないですか。」

I社長「なるほどー、そう言われればそうですよねー。」

そんな事を話しながらも、実はI社長も現場を担う人材育成にはずいぶんと力を入れられており、それが奏功して事業を拡大されておられます。
よーく考えれば、いわゆる、佐川出のクライアントは皆さん勢いよく事業を展開されており、皆さんに共通しているのは『人』を育てることに特化されていること。結局、私達と同じです。(笑)

 

 

佐川急便方式。

最近、建築業界向けの講演等で自社の特徴を紹介する時に、佐川急便方式の自立循環型ビジネスモデルを目指す工務店です。と自己紹介をよくします。聴かれている方は「ふーん」という感じですが、佐川急便で実際に働いていたI社長には非常に良く分かって頂ける様でした。(笑)

話のネタとなった書籍『職人起業塾』の巻末に掲載されてある(出版社の担当者が書いてくれた)私の略歴はこんな感じです、(笑)

 

有限会社すみれ建築工房

代表取締役

高橋 剛志(たかはし たけし)

1967年書店経営の父親の長男として生まれる。所謂不良少年のレッテルを貼られる少年時代を過ごし、高校中退後、フリーターとなり様々な職種を転々。1986年佐川急便株式会社に入社。高所得を得るも先の見えない職種に不安を感じ、1991年手に職を付けて身を立てようと全くの未経験で大工見習いへ転身。1998年下請け大工職人として独立。2000年法人化、大手住宅メーカーの指定施工店となる。2005年本社ビル竣工を機に元請け工務店へと転換。翌年「自社職人での施工」という強みを見出し、職人の正規雇用に踏み切る。職人の教育、シクミづくりを加速させマーケティング理論の実践により、マス媒体による販促活動を一切取りやめても年間5億円規模の売上げ利益を維持するビジネスモデルを構築、現在に至る。社内教育の一貫としてスタートした「職人起業塾」は、マーケティング理論の理解を深めるグループコーチングである。2013年からは同業他社の経営者や職人が多数集う。その後、口コミで人気を博し異業種の人も参加するようになり、建築実務者向けの研修として事業化、2015年研修事業として厚生大臣の認定を受ける。

出典;書籍『職人起業塾』

 

 

現場顧客接点の強化が未来の売上げを作る。

この略歴を読まれて、「へー佐川急便出身なんですか〜、」との声をとてもよく頂いておりまして、そんな事もあり、いっそ、前倒しして自己紹介の際に言っちゃおう、ということで、前述の佐川方式云々の自己紹介になっている訳です。(笑)

私が佐川急便に勤めていた30年前と今とは時代が違いますし、彼の会社が驚異的な勢いで一気にシェアを伸ばして、のし上がった時と同じような爆発的な売上げの増大を目指していることはありませんが、あの時代、「営業してこい」と言われて、私の様な学の無い体力と勢いだけでお客様の前に出て、「ウチで運ばせて下さい。」と言い続けたトラック運転手の若者に対して、信頼を寄せて荷物を差し出してもらえた経験は今も忘れることが出来ない強烈な成功体験として心の中に刻み込まれており、本当の顧客満足は現場での顧客接点が最も重要で有り、現場窓口を担う人材の育成、教育こそマーケティングの根幹であり、本質である、という私の持論の根拠にもなっています。

佐川急便方式、結構大変ではありますが、すみれの工務には引き続き頑張ってもらいたいと思います。

奇しくも?明日は工務向けの社内勉強会の開催日、改めて皆に『佐川急便方式』の真髄を熱く語ることにしよ。(笑)

 

 

おまけ、

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