念には念を入れて生きる。

JUGEMテーマ:日記・一般 

三連休の中日です。
昨日は久しぶりに(昼から夕方までだけですが、)事務所をクローズさせて頂いてすみれ事務所メンバー全員で自主上映会に参加という事もあり、仕事の一環とはいえ、少し休日気分を味わいました。
今日は朝早くからトラックに乗り込み、新築現場のお引き渡しに向かいました。
長い工期を頂いて工事をしてきたコンクリート造と木造の混構造のお宅のお引き渡しと取り扱い説明をさせて頂きました。
D様、長きに渡るお付き合いをありがとうございました。
気に入ったお家が出来た、と言って頂いた言葉を胸に、今後ともアフターサービスを一生懸命にさせて頂く所存ですので、末永いお付き合いを宜しくお願い致します。
外構工事がまだ少し残っておりますが、何とか予定の引っ越しの日には間に合ったということで関係者の皆様には感謝したいと思います。
アンティークレンガをふんだんに使った趣きのある家。
この新しい家で長く幸せにお住まい頂けるようにこれからもお手伝いをさせて頂きたいと思います。
夕方からも先日工事が完工して、立ち会いが出来ないままお引き渡しした自然素材リフォームの工事をさせて頂いたお宅に訪問して(今更ながら)完工確認と、今回の工事にたずさわったスタッフ職人と一緒に打ち上げパーリーという事で、仕事ではありますが、休日モードなすこしゆっくりした感じです。(笑)
ゆっくりついで、という事では無いですが、昼からは(珍しく)おっされーなCafeでコーヒーを飲みながらの仕事となり、なんとなくリフレッシュ出来たような気がします。
見た目は休日、中身は仕事、と行ったところでしょうか。
大好きなスタイルです(笑)
今日は引き渡し確認のハシゴ、という事になりましたが、このところ、お引き渡しのラッシュが続いておりまして、私が関わった全ての現場に立ち会えているかというと、実はそうでもありません。
店舗の改装工事など、完工やお引き渡しに別に時間を取って頂けずに工事終了後の立ち会い確認で直ぐにお引き渡しをしてしまわなければならない物件も沢山あります。
そのような場合は大体、あとからメンテナンス訪問のタイミングなどで伺うようにしていますが、完工のお引き渡し自体は現場の担当者に任せてしまうのが実情です。
そんなとき、現場担当に繰り返し言っているのが、お題目の言葉、
『念には念を入れて、試運転や動作確認を全て行い、確認してもらうこと』
大事なことは、実際に使う立場になって、出来上がった工事を再確認することです。
それに、念には念をいれろ、と行っている訳ですが、この言葉の意味がとても重要だと思っています。
『念いは念を入れる』を辞書で調べると、「注意した上にもさらに注意するように、」というようにサラッと書いてあるのですが、念という文字はとても深く、仏語としての意味があります。
仏語としての意味を調べると、
    ㋐心の働き。記憶する働き。
    ㋑非常に短い時間。一念。刹那。
    ㋒対象に向かって心を集中し、冥想(めいそう)すること。
念という字は今の心と書きます。
刹那を一生懸命に生きる心ということで、今出来ることを精一杯するという意味が含まれているのです。
私が事あるごとに口にする、『一期一会の心』とも通じる訳なので、スタッフの皆には通じていると思うのですが、、
今出来ることは精一杯やっている、と思っている上に、もっと良くなることや出来ることを考えながら日々を過ごすという事。
一応、おさらいという事で記しておきました。(笑)
よーへー、大丈夫よな、
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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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レッド・パワー

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日増しに冬らしくなって来たと思ったら、なんと来週は師走に突入なんですね、、
相変わらずの日々が流れていく速さに改めてびっくりです。
今朝の気温自体はそんなに寒くは有りませんでしたが、冬らしくどんよりと曇った冬らしい空が広がっておりました。
今日は久しぶりに事務所に缶詰で一日中、デスクワークに勤しみました。
普段、今時の言い方をすれば、ノマドの様な生活?を送っており、長時間落ち着いてPCに向かう事がなかなか出来ないものですから、この機会にと溜まっていたタスクをバリバリとこなしておきました。
(建築屋らしく、)積算業務なども久しぶりにやってみたりして、いつになく脳みそを活発に働かせた一日となりました。
あーつかれた。(笑)
私の場合、若い時から身体が丈夫なのが唯一の取り柄ということで、体力的にはあまり疲れるという感覚にはなりませんが、脳みそは(あまり使い慣れていないせいか、)たまに使うと非常に疲れます。(涙)
脆弱な知力です、、
そんないつになく長時間フル回転させて疲れた脳みそを復活させてくれるのが、こちら、
『ロッテミルクチョコレート ガーナ』
むかーしからある定番のお菓子ですね、食べてみると、あまーい懐かしい味がしました。
お友達のナカジュンなる(今年大ブレイク中の)アクティブブレイン講師の新たな試みとなる自宅セミナールームでの開催が満員だったようで、そのお祝い?お礼?ということで今までの受講生に大入りのチョコを配っておられたのを先日私も頂いておりました。
アクティブブレインセミナーとは、記憶術のセミナーでは有りますが、その名の通り、活動的な脳みそになるセミナーでして、受講した時は脳みそから汗が出ているのではないか?と思うくらい頭の中を絞った覚えが有ります。
その時も、疲れた脳みそを復活させる為にチョコレートを頂いて何とか乗り切ったのを思い出して食べてみました。(笑)
ちなみに、ナカジュンのアクティブブレインセミナーはこちら、
受講された方の貴重な声も見れますよー
もう一つのレッド・パワーはこちら、
ナチュラル・ハーモニーの河名社長にすっかり感銘を受けた流れで、思い切り影響を受けてこのところ吸うようになったオーガニックタバコです。
日本で売られている紙巻きタバコの中で唯一、無農薬の葉っぱを化学物質無添加で作っている自然のタバコということで、ちょいわる自然派オッサンの私にピッタリ。(笑)
ちなみに、無農薬・無肥料の自然農法で大きく成功されたナチュラルハーモニーさんのH.Pはこちら、
この方は本当に凄いですよ、お会いしてホントに目から鱗がボロボロおちました。
そんな訳で、完全に河名社長の受け売りですが、百害あって一利無し、と言われるタバコですが、自然に育った物を吸ったからと言って大した毒にはなら無いと思っておりまして、
煮詰まってきた時の気分転換に絶大な力を発揮してくれます。
さすがレッド・パワー。(笑)
(ご存知だと思いますが、)そもそも、レッド・パワーとはアメリカ先住民族による人権運動のことですので、このタバコのパッケージが赤い事の由来なのかもしれませんね。
てか、きっとそうか。(笑)
大好きなモノや尊敬する人たちのご紹介でした~。(笑)
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アタリマエをもう一度疑ってみる。

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爽やかに晴れ渡る気持ちのよい日になりました。
今日も足を地につけて実務を進める日という事で、朝から新築現場へエクステリアの打ち合わせに向かいました。
大きな吹き抜けがあるこのお宅では完成引き渡しの日も近づいて来たということで現場では急ピッチに作業が進められ、ずいぶんと家らしくなって来ております。
そろそろ足場も払って、内外ともに仕上げの工程に入るという事で、寒い中、お施主様にお付き合い頂いて外廻りの納まりや採用する材料等のご相談をさせて頂きました。
ついでに、進行中の建物の進捗状況も御確認頂いたりもして、、
そんな中、細部の確認をしないまま、現場の判断で工事を進めている部分でお施主様にいくつかのご指摘を受けました。
「建築の仕事をずっとしている人に取ってはアタリマエの事かも知れないですが、私たち普通の人間に取っては、そんなことは全くわからない。」
と、私たちの説明不足と確認不足についてのご不満です。
いつもお客様の目線に立って仕事をするように、と心がけているつもりでも、未だに細かなところまで行き届いていない事もあり、自分たちの未熟さを思い知る事になりました。
今一度、全社員気を引き締めて完璧なご提案と、細部まで心を尽くした判断で工事を進めることが普通にできるような体制づくりに取り組みを改めたいと思います。
本日は申し訳有りませんでした。
と、同時に出来る限りのリカバリーに務めるように致しますので、引き続き宜しくお願い致します。
業界の常識は一般の非常識。
といわれる様に、専門業種では顧客との間に大きな認識の差があるもので、特に建設業界ではその格差が大きいとされています。
『アタリマエ』という事に対する定義とでも言うのかもしれませんが、業界の外から見れば特異に映ることでも、平気でこんなもんなんです。と言ってしまったりします。
このギャップを埋める事が出来なければ、本当の顧客満足など得られるはずも無く、常日頃から一番気をつけなければならない部分だと十分理解して、慎重に工事を進めているつもりでも、なかなか完璧に説明を果たし、ご理解を頂き切る事が出来ないでいます。
図面や資料の上で出来上がる建物の細部までの全てを理解して頂くというのはやはり非常に難しいことであり、その部分をフォローして説明し切れない部分についても満足して頂けるようにするのが現場の責任であり、その現場での良心が私たちすみれの強みでなければなりません。
今回はそれがしっかりと生かせなかったということで、お施主様には苦言を呈される事になってしまいましたが、何とかコレからの工事でその汚名を挽回して満足して頂けるようにしてもらいたいと思います。
なんの為に工事を行っているか?
という問いを常に胸に抱いて全ての作業に当たっていきます。
世界に一つだけの、お客様が夢みた理想の家。
そんな大仕事に携わらせて頂いているという事を片時も忘れないように、
私たちの勝手な『アタリマエ』をもう一度疑ってみます。
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暗黙知と形式知と実践知。

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今日は朝から夜(遅く)まで終日大阪で過ごしました。
いつも仲良くして頂いている大阪の同業者さんの本社にお邪魔したのは、ひょんなことからお手伝いをする事になった事務所の電磁波対策で、現状を調べてみよう、ということで電磁波測定に伺いました。

本社についてみると、さすがです。
別にお客さんでも何でも無いのにちゃんとウエルカムボードに名前を書いてくれてましたよ、
さすがー、ですね。
今年にはいってからお客様に本当に快適な住宅を提供したいと思い始めた電磁波対策ですが、まだそんなに現場での経験を積んだ訳でもないという事で、電磁波測定士の先輩を伴っての訪問となりました。
見に来て下さい、と言われた本部長はさすがに勘が鋭いというか、素晴らしい行動力というか、行ってみると、何と既にご自身で電磁波対策を済ませておられてまして、心配されていたご自身のデスクは全く問題がない状態。
(またもや)さすがー、と唸ってしまいました。(笑)
しかし、その他の方のデスクはやっぱり基準値に納まっている訳も無く、オフィス環境への対策はガッツリと必要な様子でした。
測定した数値を見て社員さんもびっくり。
今ままで見えなかったものが見えるようになったという事で、興味を持たれた方も多く見受けられましたし、これからオフィスの電磁波カットの対処をして少しでも皆様の職場の環境が改善されればと、本部長も仰っていましたので、お役に立てればと思います。
A先輩、後は宜しくお願いしまーす。(笑)
その後は自社の職場改善という事で、顧問の社労士さんのオフィスにて労務関係のコンサルを受けに向かいましたが、ついでにここでも電磁波測定をやってみました。
どうやら社労士さんのオフィスも改善が必要な様子でした。
コンサルティングのお返しをしっかりさせて頂きたいと思います。(笑)
お題目はその後に参加した月に一度の勉強会、『理念と経営の会』での学びです。
今回の勉強会のテーマは、ビジョン(計画)と実践、そしてそれを支える理念について。
最近の自分自身の取り組みにぴったりとはまる良い振り返りをする事が出来ました。
社内の強みとして存在する『暗黙知』それを『形式知』として形にするか、そしていかにして社内で共有して『実践知』として活用するか?という奥の深いテーマについてメンバーの皆さんと繰り返し話し合い気付いた事は、そこに橋渡しをするシクミが必要だという事です。
そのシクミとは『暗黙知』として頭の中にしまわれている見えないものを見えるようにして、その共有や実践の進捗をチェックすることだと思いました。
そうする事で、全ての顧客接点が同じように高いレベルになっていき、サービスや品質の均一化が図れるようになるということですね。
一橋大学名誉教授の野中郁次郎氏はその一連の流れを守破離という日本古来の職人道になぞらえて、それを何度も繰り返す事をスパイラル運動によって『組織の知』が豊かになると提言されておりました。
難しい理論構築では有りますが、要点をつかみ出すと要はやっぱり、『習慣化と見える化』が鍵になるのだと私なりに理解をした次第です。
言うは易し、行うは難し
ということで、自分自身も実践者の立場を守り、根気強く社内の『知』のブラッシュアップに務めようと思いました。
どんなに素晴らしいビジネスプランも実践出来なければ只のゴミ。
その言葉を胸に刻んでおきたいと思います。
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事件は現場で起こっているんだ!

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昨夜は今シーズン一番の冷え込み、という事で寒い夜になりましたが、今朝になると雲一つない青空が広がり、神戸では秋晴れ?の爽やかな一日となりました。
風は冷たくなって来ましたが、まだ日が射すと暖かく、朝からウキウキで動き回りましたよ。
なにかのメルマガで最近、「アイデアには価値は無い」というテーマで書かれたものが有りました。
その心は、どんな良いアイデアであっても、実行に移せないようなプランは何の価値も生まない、という意味でしたが、確かに最近の私も、戦略を組み立てる事よりも、如何に実際の現場に落とし込むか?という事をメインに考えている気がします。
机上の空論は単なる時間の無駄ですね。
その行動に落とす鍵が、7S活動を軸とする習慣化なのですが、もう一つ最近取り組んでいる事は、自分自身で実務の現場に身を置いて、そのシクミやルールが実際に使えるかどうかの検証です。
そんな訳で、今日も昼からは現場やクライアント先を廻り、実務にしっかりと向き合いました。
その流れで現場では、
釘の打ち方がどーとか、
上下作業は気を付けろ、とか、
現場の細かな納まりや施工方法の事まで口うるさく細かくアドバイスをしてやりました。(笑)
そして、(とうとう、笑)自らインパクトドライバーを持って看板取り付けの施工もやっちゃいましたよ、
以前新築で建てさせて頂いたクライアントがご自宅で学習塾を始められたという事で、看板製作のご依頼を頂いておりました。
頂いたオーダー通りの建物の雰囲気に合わせたナチュラルで分かり易い看板が出来上がっておりましたので、お持ちしたついでに取り付けをして来ました。
中学生専門の塾で、とても親切丁寧に勉強のサポートをしてくれる少人数性の塾ですので、神戸市西区、三木市の方でご興味がある方は一度問い合わせをされてみては如何でしょうか?
冒頭の話の続きから言いますと、以前に施工させて頂いたお宅に住まわれてから訪問する事はこれ以上無い実務の検証となります。
私たち建築会社は、クライアントが夢見る、『これから建てる新しい家での楽しい暮らし』を実現する為に工事をする訳で、工事がいくらうまく行って、素晴らしい家を引き渡したとしても、その後のクライアントの生活が良くなければ、結果何の価値も生み出せていない事になってしまうと思っています。
そういう意味からいうと、工事をご依頼頂いた時からクライアントのライフスタイルが変わっても楽しく、気持よく住まい続けて頂けている姿を見たり、お話を聴かせて頂けたりすると、自分たちがやっている事の方向性が間違っていないという自信や勇気を頂ける訳で、長ーいおつきあいをさせて頂きながら自分たちが手がけたモノ、コトの検証をさせて頂いています。
学習塾に通う生徒さんたちが、全員、「先生の家、めっちゃかわいいやん」とか、「良い香りがするやん」とか言ってくれるんです、と喜んでおられるクライアントの笑顔を見ると私もほんとに感無量といったところです。
期せずして、大活躍しているブランコ付きのフリースペースを作っていたのも、実は必然だったのかしら、なーんて勝手に納得してみたりして。(笑)
Aさま、この度は看板のご依頼と共に、参考になるご意見を沢山頂きましてありがとうございました。
また、お邪魔させて頂きます。(笑)
次、ご訪問する時は電磁波の測定をさせて頂きますので、楽しみにしていて下さいね。
戦略は実際の行動を伴わなければ意味はなく、
実際の行動の結果を検証せずに戦略を立てても空論になりかねません。
全ての答えは現場に有り。
モノづくりの根本はやっぱりここですね。(笑)
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納得してても後悔しては意味はなし。

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今日はこの冬一番の冷え込みとなったようです。
11月も半ばということで、そろそろ本格的に冬に突入していても全然おかしくない時期ではありますが、、
そして、今日はボージョレーヌーボーの解禁日。
そういえば、毎年解禁日の頃から忘年会と称された飲み会のお誘いが増えてくる様な気がします。(笑)
今年は(奇跡的に)肝臓の数値が平常値に戻ったということで、積極的に忘年会に参加したいと思いますので、皆さんお気軽に誘って下さいねー。
さて、お題目は今日、私の身の上に起こった出来事で、自分自身の体験を通してお客様の気持ちが良く分かった事。
少し長くなりますが、宜しければお付き合いください。(笑)
実は、私、本日生まれて初めて歯を抜きました。
自分でも意識してなかったのですが、初めてだったのです。
なのに、その初体験だという事をあまり深く考えること無く、歯医者さんの説明を聞いて自分なりにメリット、デメリットを(一応、)ロジカルに考えて簡単に抜歯する事を受け入れたのです。
初めて歯を抜いた感想はというと、本当に気持ちが悪くて不便で、こんな気持ちを味わうのは一日でも短くしたいと願うばかりです。
が、しかし、抜歯を行った後の説明を聞くと、この後、親知らずを抜いて、ブリッジかインプラントかを行うのにどうやら何ヶ月もこの状態が続きそうな勢いなのです。(涙)
抜歯前の説明の段階で、
「昔治療した歯がどうも怪しいが、抜きますか?それとも置いておきますか?抜いた場合、抜歯した場合2ヶ月は歯がない状態になりますが、」
と、訊かれていたら年末年始を控えたこの時期には絶対に抜いていません。
それを、
『昔治療した歯の奥が怪しいので、かぶしているのを取って、確認してみますか?悪ければ抜いてしまわないといけない事もありますが、このまま放置しておきますか?」
と、言われると、抜く事が前提だとは思わないので、「じゃあ、確認してみて下さい、」となります。
実際の確認とは、歯の治療でかぶしている金属をとって、ピンセットで歯を掴んで、
「やっぱりグラグラしてるな、じゃあ抜きましょう。」
程度のことで、しごく自然な流れで抜歯の方向へ、
他の選択肢が有ったようにはあまり思えませんでした、、
そんなこんなで、今日の抜歯には、とても後悔をしています。
しかし、歯医者さんに対しては別になんとも思っていません、というよりも治療の直前に、
「本当に抜く事になっても良いですか?」
とわざわざ訊いて下さったのをよく考えずに、また何度も同じ質問をして、なーんて思いつつ、安易に返事をしてしまった自分を責めているだけです。
2ヶ月程前に歯の治療を行い始めた時に、全体の治療の流れのカウンセリングを受けており、今回の抜歯もその時に決まっていた既定路線では有ります。
「根本的に歯も歯茎も直したい。」というのが私の希望であり、それに沿った治療を組み立ててもらった中に将来的なリスクを消す為に今回の抜歯も入っていたのです。
なので、本当は何の問題も無いはずなのですが、初体験だった抜歯の不快感が理屈では分かっていてもどうしても後悔の念が先に立ってしまうという訳です。
ま、最終の治療が終われば、良い選択をした。と思えるようになると思いますので、それまでの短い間の我慢で一件落着ということなんですが、これって、私たちの日常の仕事でも良く有る事なんだろうな、と気付いたのです。
頭の中では分かっていても、心の中がどうにも納まらない。
そんな事は誰にでもあることで、そんな時は理論だけを振りかざしたところでなんにもならないという事ですね、今日の私のように。
ヒアリング、カウンセリング、コンサルティング、お客様の声を聞いて、求めているものを探し出し、提案して、実行する。
歯医者さんも建築会社も流れは同じなだけに顧客満足の難しさを身を以て感じた次第です。
お客様の判断を仰ぐのは時間をかけて、慎重のうえにも慎重を重ねて、後悔をさせない家づくりを心がけないといけんと改めておもいました。
ま、結局、いくら慎重に確認しながら進めたとしても絶対に(小さいながらも)後悔する事は有るんでしょうし、その部分の気持ちの問題って難しいってことですね。。。
最終的な満足でその後悔が消えてしまえるように努力有るのみってことでしょうか、、
スタッフ一同、心したいと思います。
(口の中は疼きますが、)良い経験になりました。(苦笑)

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分からないことも知れば怖くない。

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このところのニュースでは日本のGDPの減速と景気の後退が報じられており、シャープを初めとする日本を代表して来た大企業の深刻な赤字、不安定な政局や対中、対米での外交、貿易での不安要素と相俟って、年の瀬を前にしてなにやら沈んだ雰囲気です。
私たちの生活に直接関係がなさそうな報道かと思いきや、景気後退の波はそこいらに暗い影を落とし、じわじわと全体的な経済活動を締め付けていきます。
なにか、良い話は無いんですか?
と、お酒の席でそんな話題になる事もしばしばですが、決して全ての産業が落ち込んでいる訳ではなく、実は建築業界でも、ものすごい伸び率で規模を拡大している業態も有るのです。
その、最右翼と目されているのが、自然再生エネルギーです。
各メーカー、販売会社とも、昨年対比3倍、4倍はアタリマエの事業計画を掲げて凄い勢いで伸ばしておられます。
その代表選手、太陽光発電。
今日はその生産工場に見学にいってきました。
このところ建築した新築住宅では殆どのお宅に搭載しているこの太陽光発電ですが、最近になって新規参入のメーカーも増えて急激に選択肢が広がっています。

そして、その商品に対する評価も切り口、立場によって様々です。

決して安い金額の投資ではありませんし、長期に渡って使えてこその設備という事で、本当のところ、どのような選択がいいのかをここらで本格的に情報収集をして、クライアントに適切なご提案をできるようにしたいと思います。

今まで集めた情報でも、本当か、どうか分からない事も沢山有り、それらの情報を一つずつ検証して行きたいと思いますので、また近いうちに結果を報告させていただきたいと思います。

お楽しみに。(笑)

そんなこんなで工場見学の後は、懇親飲み会に翌日はゴルフとおまけもついておりますので、そんな時間も有効に使ってしっかり学んで帰りたいと思います。(笑)
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今を生きれば自ずと点と点は結びつく。

 一日中よく降り続いた雨の日曜日となりました。

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1週間に一度、何も考えずにひたすら自分と向き合う時間でもある日曜日の朝のランニング。
週の初めに頭の中をリセットする意味もあり、少々の事が有っても毎週続ける様になってから、ゆうに1年が過ぎました。
今朝も張り切って出ようとしたら、いきなり雨脚が強くなり、躊躇していたらまた小雨になって、と若干振り回された感も有りましたが、なんとかタイミングを見計らって走る事が出来ました。
とはいえ、走り始めると、やっぱり雨脚は強くなり、当初の予定を大幅に変更して短いコースで早めに切り上げる事になりましたが、、
ま、早く帰って来た分ゴルフの練習が良く出来たということで、ヨシとしました。(笑)
一人で黙々と走っているといろんな事を考えます。
(降りしきる雨の中)このタイミングで走り出したのは果たして良かったのか?という疑問から連想ゲームのようにいろんな方向に考えは展開していきます。
結局、選択が間違っていたか、間違っていなかったかという事に捉われていても、なんにもならない訳で、選択して走り出した以上走り切るしかない。
ということになる訳ですが、それは故ジョブズ氏が伝説のスピーチの中で言っていた点と点が繋がって線になっていく、という話に通じるものだな、と思ったり、、
そういえば、今月から配属された海外からの実習生に歓迎会の席で話したのは、
全ての人が今までの人生の選択を全て受け入れ、これから始まる新しい人生にチャレンジすれば、ずいぶん生産性の高い良い社会になるし、新しいチャレンジをする為に今までの全ての経験が生かされているはずで、君たちは今までの人生の中で何一つ間違った選択はしていない、
ということでした。
学歴社会の流れから逸れて、高学歴を手にする事が出来なくても素晴らしい人生を歩む事なんて簡単に出来るさ、と言い聞かせました。
自分を信じろ、と。
走りながらそんな事を思い出し、ポジティブ思考の根源は今ある自分を受け入れること、そして今を精一杯に生きる事なんだと,自分自身の中でもう一度再確認をした次第です。
人に話す言葉で自分に言い聞かせ、自分を見つめる時間を持つ事でそれを繰り返し確認する。
やはり、週に一度くらいはそんな時間を持つものですね。
気付きが多い雨の中のランニングとなりました。
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無垢桧の幅木。

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今日の神戸もすこし肌寒いながらもいい天気の爽やかな朝を迎えました。
最近、現場実務を見直して自分で関わるようにしているということで、今日も朝から近所のマンションの改装現場に内装の職人さんと一緒に向かいました。
お施主様に挨拶と、現場での細かな指示をして、次は耐震とバリアフリーリフォームをご希望されてお問い合わせを頂いたお客様宅に耐震改修担当のあきちゃんと一緒にプランのご提案。
リフォーム工事後の生活が少しでも分かり易くイメージ出来るように、という事で「住まいひょうか君」という既存住宅見える化チェックシートで数値化したグラフを作って説明に上がりました。
図面やプレゼンだけでは分かりにくい住み心地を少しでもイメージして頂けたらと思い作成してみたのですが、今が1でリフォーム後は3になります、と、数値に直されても却って分かりづらかったかも知れませんね、、
ま、参考資料という事でお渡しして来ました。(笑)
事務所のテラスでは、来週から工事を再開するマンションの自然素材リフォームの現場で使う桧の幅木が仕上がっておりました。

 

無垢の桧の板を割って、超仕上げをかけてきれいにしてから角の面を取り、汚れ止めのクリア塗装をかけています。

板目の材ではありますが節のない良いところをとって造りましたので、桧らしい色合いでとてもきれいに出来上がっていました。
EM珪藻土の塗り壁と無垢の桧のフローリングにとても良く合うと思います。
A様、楽しみにしておいて下さいねー。(笑)
既製品ではない、この無垢桧の幅木、無いなら作ったらええやん、と気軽に作ってしまえるのは職人が社内にいる環境があるからだと思います。
倉庫も工房も作業場もない営業会社ではなかなか社内でモノを作る事は難しいでしょうし、職人上がりの知識があるからこそ、既製品にないモノをごく普通に、普通の価格で提供出来るのだと思います。
私たちすみれの強みですね。^^
というよりも、工務店というのはそもそもこうゆうものだったはずなのですが、いつの間にか自らの手でモノを作るのを止めて、外注先に委託したり、新建材の既製品ばかりの提案をすることが多くなってしまいました。
アタリマエの事が、周りがいなくなったことで強みに変わった、ということなのかも知れませんが、それが業界全体の流れである事も事実であり、多くの工務店がそれを選択して来た結果なのです。
先日、ある業界のトップリーダーの方が言われました。
「これから確実に大工がいなくなる、職人の確保を出来るかどうかがとても重要だ。」
また、違うカリスマ社長は、
「現場での顧客満足を追求するには職人のコストカットは止めて、ある程度まともな金額を払わないといけないのではないかと思う。」
と、今の時代にコストアップとは、、さすがのコメントをされておられました。
モノづくりの本質はやはり作り手の真心がこもった仕事であり、それはいくら表面上の施工管理や業者会での教育をしても末端まで浸透させるのは非常に難しいことだと思っています。
(モチロンしっかりやられている企業も中にはおられますので、念のため、、)
しかし、現在の殆どの工務店は職人を正規雇用しておらず、職人に支払う給料や保険料を固定費に組み込むことのリスクを背負う事はやりません。
それは、現場仕事はどうしても年間を通して波があり、企業として確実な収益構造を作る為には、必要な時に必要な人材を集める方が良いから、というのが大きな要因ではありますが、もう一つは大工等の職人を会社員としてしっかりコントロールする事が難しいということがあると思います。
そして、職人自身も会社組織に縛られたくない、と思っている人も多いのだと思うのです。
しかし、高度成長期やバブル時代のように建築の仕事が次々と絶え間なくある時代はとうの昔に終わっており、新築の着工等数は一昔前の半分に迫る勢いです。消費税増税の駆け込み需要が片付いたら、職人も工務店も30%~50%要らなくなると言われている現在、職人も工務店も古い価値観は捨てて、本質に基づいた選択をしなければならないと思います。
作り手守る、というと顧客目線から離れた業者都合のように聞こえるかも知れませんが、お客様の立場に立って考えてみると、いざ実際に家を建てるという時は少しでも良い職人に頼みたいというのも絶対にあると思うのです。
良い建物をつくる為には良い作り手を育てる事。
それが自然の摂理だと思うのですが、やっぱり青臭い理想論なのでしょうか。
いや、
『夢は叶う、叶うから夢なんだ。』
メンターが書き残して下さった言葉を胸に、まだまだ、走り続けたいと思います。
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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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小さな一歩を踏み出す勇気。

JUGEMテーマ:日記・一般
日ごと少しずつ寒くなって来るのを感じながら今朝も朝一番から事務所を飛び出し西宮で着工中の新築現場に向かいました。
寒くなって来た分、空気も澄んで爽やかな一日の始まりとなりました。

 

アンティーク調レンガが特徴的な『西宮レンガの家』
http://sumikaie.jugem.jp/?cid=18
完工を間近に控えて1回目の社内検査です。
相変わらず細かな事をネチネチと指摘して、完璧なモノをお客様にお渡し出来るように、と担当のコムさんに指示、自主チェックの甘さを見直すように厳しく申し伝えました。
その後はそのまま名古屋に向かい、月に一度の新築住宅の研究会に参加。
今回は外部講師として先進のフランチャイズ組織の社長にお越し頂いて、目から鱗が落ちまくる素晴らしいお話を聴かせて頂きました。
大手住宅メーカーよりも20%いい材料で家を建てて、20%価格を安くする。
大企業の複雑な組織が生む何重にも重なる販売管理費と莫大な広告費が建物価格の半分を占めるといわれる大手住宅メーカー、プレファブメーカーの家は家づくりの本質から外れており、実際のモノづくりをしっかりとしている地場の工務店こそがその主役であるべきだ。
と、私たちと全く同じ意見を熱く述べられておりました。
I社長、本日はお忙しい中長時間に渡りお付き合い頂きましてありがとうございました。
今回頂いたご縁を大切にしてお付き合いさせて頂ければと考えておりますので、今後とも宜しくお願い致します。
さて、お題目は夙川の河川敷を歩きながらこんな風景を見て思ったこと。

河川敷に遠足に来ていた近所の幼稚園の子供たちが先生に手を引かれ飛び石を渡る練習をしていました。

少し見にくいかも知れませんが、飛び石と言っても飛ぶ程のものではなく、子供たちの歩幅程しか離れていない人工的に置かれた川を渡る為の橋代わりの石です。

いい天気だし、秋の遠足か、いいなー、

なんて思いながら、微笑ましい光景を眺めていました。

タバコに1本火をつけながら見ていると、川の真ん中あたりで動けなくなっている子供がおり、先生が二人掛かりで

「こうやって渡るのよ、」と自らやってみせたり、

前から手を差し伸べて「ほら、おいで、」などと言いながら止まってしまった歩みを進めさそうと一生懸命に声をかけています。

足を出せば十分に届くような間隔でも、初めて渡るその女の子にとってはとても大きな冒険で、怖かったのだと思います。

私たち大人から見れば、というより、子供でも一度渡ってしまうとなんてこと無いようなことでも、『初めて』というのはそんなもんだったんだ、と、記憶の彼方に消え失せてしまった幼い時の感覚を思い出した気がしました。

『小さな一歩を踏み出す勇気』

その勇気を振り絞って初めての事に当たる時、周りの人に励まされ、手伝ってもらいながらアクションを起すというのは実は事の大小の違いこそあれ、本質は今でも同じではないのかと、ふと思ったのです。

今日名古屋でお話し頂いた私たちのずっと先を走っている工務店経営者の話を聞いて、自分たちには到底真似出来ないと思ったような事って、実はその川を初めて渡ろうとしている女の子が怖がっていることと同じなのかも知れません。

ご縁を頂いた方達にお手伝いを頂きながら、最大限の価値をお客様に提供出来る工務店になる為に、絶えず新しい一歩を踏み出す勇気を持ちたいものだ、と思った次第です。

ちっちゃな女の子に大きな気付きを頂きました。(笑)

ありがとう。

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