子供のなりたい職業、7位大工を守りきる方法論。

1月7日 快晴

いきなりの三連休。

正月休みが終わり三日目、さあ本格始動やっ!と思いきや、いきなり世間様は3連休なんですね、
朝起きてTVのニュース番組を見るまで全く気が付きませんでした。。
そして、元旦から続いたいい天気は今日までで、明日からは天気は下り坂、雨の予報になっていることも服を着替えてから気づき、何の予定も入ってなかったこともあり、急遽明日の日曜日と振り替えてランニングの日としました。

朝の間、少しだけ事務仕事をしてから、少しゆっくり目からの海岸線ランは暖かな陽射しと冷たい風が気持ちよく、一年通して考えても走るのに丁度いい最高の日和でした。いい判断だったと思います。(笑)

 

 

ドカジャンが好き。

明石〜垂水間のランニングを終えた後は、いつもの龍の湯で体をほぐし、サウナでもう一汗かいてリラックス。私の冬の定番です。(笑)

その後、帰り道すがら、以前から立ち寄ろうと思っていたキーポイント(ワークウエアショップ)垂水店さんにお邪魔しました。勉強会でご一緒させて頂いたご縁で、私が副会長を務める京阪神木造住宅協議会の賛助会員に加入頂いたりと、何かとお世話になっており、この春の衣替えのすみれのユニフォームを和風にしたいという私の希望に相談に乗って頂こうと思っています。ま、ファッション担当に却下されるかもしれませんが、、

ワタクシ、服にはほとんど興味がなく、いつも妻が買ってきてくれた物を着ておりまして、自分で服を買うことはほぼありません、自分で買うのはトレーニングウエアくらいかな、
しかし、ワークウエア(平たくいうと作業服)屋さんに行くと、職人気質がムクムクと起き上がってきて、久しぶりにドカジャン(土方ジャンバー)風アウターをメインにあれこれと購入してしまいました。(笑)
ま、普段は結構、制服の作業服を着ていますので、それにオンする職人的コーディネートはやっぱり自分の趣味でないとね。
その結果がこんな感じ、(苦笑)

 

 

 

イマドキの作業服事情。

カッコイイ作業服がたくさんあったのに、あまり上品なチョイスにならずに、結局土建屋のオヤジ風になってしまうのは、長年染み付いた質というか、雰囲気というか、なのでしょう、、(苦笑)
私の土建屋コーディネートのことはさておき、このキーポイントさんにはオリジナルのワークウエア(作業着と言ってしまうにはオサレすぎる、)も発売されており、それはもう私が現役でバリバリと現場で働いていた頃とは随分と様子が変わっておりまして、スポーティーに、スリムに、機能的に、カラフルに、要するにかっこ良くなっています。

どんなにかっこよくなっているかというと、、こちら→http://www.key-p.net

キーポイントの考えるカッコイイ
キーポイントの考えるカッコイイ

カッコイイ!からの職人の地位向上。

そして、カッコイイ!ワークウエアを供給することによって、職人たちに誇りを持ってもらい、高い意識を持って仕事に打ち込んでもらうことによって職人の社会的地位の向上を目指しておられるという素晴らしいお店です。私も志を共にするところ大であり、何かと一緒にできることはないかと以前から考えており、その一環でもうすぐ私の書籍を店頭で販売してもらうことになっています。お店を訪れた職人さんが作業服を購入するついでに私の本を買って、職人的マーケティング理論を実践し、見た目も中身もかっこ良くなってくれればこんなに嬉しいことはありません。

本はこれね、http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4862504183/ref=sr_1_1_twi_tan_1_olp?ie=UTF8&qid=1457847587&sr=8-1&keywords=職人起業塾

 

 

ホットニュース!

そういえば、今朝のニュース番組で子供達が将来就きたい職業のランキングが発表されていました。結果の詳細はこちら→http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2016_072.pdf

第 28 回「大人になったらなりたいもの」 アンケート調査結果
第 28 回「大人になったらなりたいもの」 アンケート調査結果 出典:第一生命  第 28 回「大人になったらなりたいもの」 アンケート調査結果

なんと、大工さん、堂々の7位です!第一回目の1989年のランキングでは大工さんはベストテンにも入っておらず、その後、浮かんだり、沈んだり、鳴かず飛ばずの職業だったのですが、ここにきて少し上昇傾向が見られるようなのです!そして、今回の調査結果の中で特筆すべきは、東日本では大工さんがベスト3!に入っているということ。

第 28 回「大人になったらなりたいもの」 アンケート調査結果
第 28 回「大人になったらなりたいもの」 アンケート調査結果
震災復興、オリンピック景気で長らく職人不足が続いている東日本では職人の単価も高騰してきており、人件費が下がりきったまま一向に上がらない地方都市と違い、稼げる職種に戻ってきたからなのか、街を立て直す仕事が子供達の目にカッコイイと映ったのかはわかりませんが、若者の入職者が殆どいない建築業界にとっては一筋の光とも思える程の明るいニュースです。

 

 

未来の大工への種まき。

とはいえ、子供の頃にぼんやりと考えた大人になったらなりたいもの、にそのままなる人はそんなにたくさんいる訳がなく、サッカー選手や学者への道もそんなに甘くはありません。しかし、大工にはなろうと思えば確実になれる訳で、せっかくそんな風に思ってくれる子供がいるのなら、その思いを絶やさず、膨らませるようなことを、我々は取り組むべきですし、取り組まなければなりません。

そんな想いですみれでは毎月、子供向けの木工ワークショップを開催しておりまして、新卒1年目、2年目の若手大工が担当として頑張ってくれています。

今月はこれ、

【ワークショップのお知らせ】《大好評につきアンコール!!》
1月22日(日) 11:00~
木のふみ台作り(約30×30×高さ21㎝)1個¥300[先着20個限り]
スタッフ:㈲すみれ建築工房
とってもカンタンです。パパかママ力をかりればすぐにできます。パパが座っても大丈夫!

ひょうご木づかい王国学校ワークショップ
ひょうご木づかい王国学校ワークショップ

大工っていいぜ、けど、やめとけ。

カッコイイ格好をしたイケメンの職人が汗を流しながらモノづくりに励む姿は誰しもが悪い印象を持つことはないと思います。また、実際に木工に限らず、物を作るというのは本当に楽しく、そしてそれが人が暮らす住まいなら、完成した時は痺れるほどやりがいのある仕事です。

職人って本当にいい仕事だと思いますし、大工という生き方を選択してその道を極めるというのは、世界に誇る日本の伝統文化の継承につながります。

しかし、私は自分が職人をしていた頃、長いあいだ若者が大工になりたいといってきたら、やめとけ、と断ったり、止めたりしていました。それはあまりにも不安定な職業であり、体を張って肉体労働をするのに、将来に対する蓄えなどできないくらいに単価は下がりきっており、自分の家さえ自分で建てることができない、社会的にも信用のないそしてなんの保証もない、未来が全く見れない仕事だったから。

 

 

親が泣いて止める職業。

そのジレンマをなんとか解消したいと、今のすみれを創業した際に掲げたミッションは「職人の社会的地位の向上を果たす」であり、自社の大工を全員正規雇用に踏み切って、社会保険も厚生年金も加入し、完全適法の固定給で安心して働ける環境を作りました。しかし、これは業界では非常に稀なケースで、大工の社員がいます。という会社でもお抱え大工という名の程のいい外注扱いで職人の雇用をしている会社が今も殆どです。それでは、住宅ローンも組めず、自分の持ち家を建てることさえできないのが現実です。

将来、大工になりたい。と思う子供がいる。
子供達にものづくりの素晴らしさを教える。
日本の建築技術の素晴らしさを伝える。

そして、一生の職業として大工を選択してもらえるような就労環境を整えなくては、結局は日雇い人夫に毛が生えたような職業に誰も入職してくれませんし、今の環境のままではきっと親も泣いて止めるでしょう。

 

 

職人育成の現場マネジメントこそが未来の鍵。

子供達が、職人に興味を持って前向きに考え出してくれたこの絶好の機会に、職人の就労環境の整備、そこにかかるコスト増を解消する方法論をマーケティングという稼げる仕組みを持って身に付けなければいけない時期にきているのではないでしょうか。

職人起業塾では、そのものズバリ、稼げる職人を育成する現場マネジメントをレクチャーしており、厚生労働省の認定助成金の認定が取れるように社内整備のサポートもしています。
「そろそろ、ほんまに取り組まなあかんかなー、」と思われた方はまず、下記の新春オープンセミナーにご参加ください。(笑)

_____________________________________

■3週連続!新春オープンセミナー開催します!

新たな現場マネジメント、マーケティングへの取り組みを考えられておられる方は是非!

1,広島開催2017年1月26日(木)13:00~17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Hiroshima
https://www.facebook.com/events/1052519301524479/

2,大阪開催2017年1月30日 (月)13:00 ? 17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Osaka 「現場のマネジメント意識が業界を変える!」
https://www.facebook.com/events/1052519301524479/

3,東京開催2017年2月6日(月)14:00~17:30
職人起業塾×SHIP 未来フォーラム 職人起業塾オープンセミナー in Tokyo
https://www.facebook.com/events/713061668862139/

 

_____________________________________

今期の研修事業もすでに受付始まっています!

■職人起業塾【全15回 厚生労働大臣認定コース】先行予約受付中!

第5期生【関西地区:大阪会場 5月18日~11月16日 申込〆切1月末まで】
第6期生【中国地区:広島会場 6月 7日~12月 6日 申込〆切2月末まで】
第7期生【関東地区:東京会場 7月14日~ 1月12日 申込〆期3月末まで】

3開催とも定員20名です。続々と申し込み頂いております。ご興味がある方はお気軽にお問い合せ下さい!

fbページ:https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/
ホームページ:https://www.shokunin-kigyoujyuku.com
問い合わせ:https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/お問い合わせ/

 

酉年、飛べない鳥にちなんでの目標設定考。

1月6日 曇りのち晴れ

正月三日は毎日青空が広がり稀に見る穏やかないい天気となりましたが、週末に向けて天気は崩れ、来週には寒波が来るとの予報です。今朝の神戸は厚い雲に覆われて、寒くなりそうでしたが、昼前から日差しが差し始めて日中はポカポカといい天気。気持ち良さそうに昼寝をするアイドル犬チャックを横目に見ながら、一日中、みっちりとデスクワークに励みました。

 

 

挨拶しまくり、おめでとう言いまくり。(笑)

仕事始め二日目と言う事で、昨日バタバタして出来なかった、年始に当たってのご挨拶の続き、すみれのHP、FBページ、このブログは既に済ましておりましたが、一般社団法人職人起業塾やひょうご木づかい王国学校運営委員会など代表を務めるグループや私が配信しているメールマガジンなど、ネットの上であちこちに挨拶文を書き散らかしました。(笑)

新年を迎えてから、一年の計を立てる時期ということで、目標設定の話題が多くなっていることもあり、今日は酉年にちなんで書いたメルマガ用の文章を加筆修正して以下にも書いておきたいと思います。

 

改めて、年頭にあたってのご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
昨年末は多くの方々にも施設に住まう子供達への年末助け合い運動に御協力頂きました。誠にありがとうございました。
神戸、宮城、福島の厳しい環境で暮らす子供達に少しではありますが暖かな気分で新年を迎えてもらう事が出来ました。皆様のお志に心から感謝申し上げます。
本年も宜しくお願い致します。

金の卵を産む鶏
金の卵を産む鶏

 

トリはトリでも酉は鶏

今年は酉年ということで、鳥にあやかって大きく羽ばたきたいものですが、空高く羽ばたくには風をしっかりと掴む整った羽根と力強く翼を動かす筋力が必要となります。今年を迎えるにあたって昨年から羽を繕い、筋肉を鍛えて準備をされていた方は年明け早々からロケットスタートを切って大きく舞い上がれたことだと思います。

ただ、酉年の流れでもう少し言及すると、トリはトリでも酉は鶏のことで、本来飛ぶ鳥ではないのですよね、、飛べない鳥の括りでは、成果を生み出す事に対しての比喩として私が頻繁に使う、金の卵を生むガチョウの寓話があります。鶏もガチョウも翼はなくても卵を産みます。この方がビジネスに例えるなら分かりやすい!ですね。(笑)
年頭の目標設定について考えれば、目先の利益、損得にのみ囚われること無く、目標達成能力を培う者だけが多くの人が年頭に掲げる、『今年の目標』をアタリマエの様に達成する事が出来るのだと思うのです。

 

 

顧客の創造=影響力の拡大

ドラッカー博士の至言、「経営の目的は顧客の創造である」という言葉は、生涯顧客という自社独自のマーケットを創り上げる事によって、持続継続出来るビジネスモデルを構築出来るという考え方だと理解しておりますが、それは成果を生む目標達成能力=自分もしくは自社の影響力の拡大だと解釈する事が出来ます。

影響力を広げ、多くの人に支持、共感される為に必要な事は何か?ひどく観念的な問いに聞こえるかも知れませんが、この問いに対する答え、アクションこそがビジネスモデルを構築するマーケティングの根幹だと思っていますし、だからこそ『在り方』を正すことこそがマーケティングの入口であり、出口でもあると思っています。

 

 

人格主義への回帰

私が大きな影響を受けたスティーブン・R・コヴィー博士の『7つの習慣』の冒頭に書かれていたのは、人格主義への回帰です。インサイドアウトという内省を元にしたパラダイムを持ち在り方を正した人の所にこそ人も富も集まった。という長年に渡る研究結果が記されてありました。
人格者には程遠い、当時の自分を振り返って、大きなため息をついたのを覚えています。(笑)

昨年末の新建ハウジング主催の未来予想フォーラムで新建ハウジング社の三浦社長は、今年の流れを企業も人格を持ち、そしてその人格が問われる時代への入口だと言われました。
代表の人格だけではなく企業理念が末端まで浸透しているか、実際の営業活動、実務と齟齬が生じていないか、そんな厳しい目で企業の在り方が問われる時代になるとのことでした。
上述の例え話で言う所の、金の卵をかき集めるのに血道を上げるのか、そうではなく自社でしっかりと金の卵を生むガチョウを育てるのかが問われ、市場に判断されるのだと。

 

 

祭りの後に備える年。

今年の建築業界の動向予測はオリンピック景気、消費税増税前夜のプラス要因が働き、概ね昨年同様のそんなに悪く無い業況だと思われますが、建設業の倒産率が上昇しているのを見ると勝ち組、負け組みの格差が一層鮮明になるとも思っています。そして、本当の問題は祭りの後どう生き残るか?その時に向けての地力をつけるべく、羽を繕い、筋肉を鍛え、ガチョウにしっかりと体力をつけて健康に育てておくべき年が、この酉年ではないかと思うのです。

全ての成果、結果は状態が生み出します。売り上げ、利益の目標達成も重要ですが、新たに未来に向けての状態管理の目標設定をしてみるのは如何でしょうか。状態を数値に置き換えて目標設定することで、来るべき時に備えて、羽ばたける羽と、持続的に卵を産み続けるガチョウを手にする事が出来ると思います。

ガチョウと金の卵
ソフトバンク孫社長のプレゼンから拝借。

 

目標設定3部作。

新年ということで、目標設定について3回に渡り考えてみました。今年の計を思案中の方へ少しでも参考になれば幸いです。ちなみに、元旦以降の目標設定についてのブログも良かったら覗いてみて下さい。

元旦と目標設定とメトロノーム。https://shokuninshinkaron.com/?p=10297
目標達成とKPIと根性論。https://shokuninshinkaron.com/?p=10313

 

今年は全国各地でのオープンセミナーも予定しています。
ご都合が合えば、是非とも会場にお運び下さい。皆様とリアルにお会い出来る事を心から楽しみにしています!

それでは皆様、酉年にちなんで大きく翼を広げて高みを目指して一年間気張って参りましょう!

職人起業塾 塾長  高橋剛志拝

_____________________________________

■3週連続!新春オープンセミナー開催します!只今絶賛予約受付中!
新たな現場マネジメント、マーケティングへの取り組みを考えられておられる方は是非!

1,広島開催2017年1月26日(木)13:00~17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Hiroshima
https://www.facebook.com/events/1052519301524479/

2,大阪開催2017年1月30日 (月)13:00 ? 17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Osaka 「現場のマネジメント意識が業界を変える!」
https://www.facebook.com/events/1052519301524479/

3,東京開催2017年2月6日(月)14:00~17:30
職人起業塾×SHIP 未来フォーラム 職人起業塾オープンセミナー in Tokyo
https://www.facebook.com/events/713061668862139/

■職人起業塾【全15回 厚生労働大臣認定コース】先行予約受付中!

第5期生【関西地区:大阪会場 5月18日~11月16日 申込〆切1月末まで】
第6期生【中国地区:広島会場 6月 7日~12月 6日 申込〆切2月末まで】
第7期生【関東地区:東京会場 7月14日~ 1月12日 申込〆期3月末まで】

3開催とも定員20名です。続々と申し込み頂いております。ご興味がある方はお気軽にお問い合せ下さい!

https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/お問い合わせ/

恋ダンス踊ってみた、的な鯉の滝登り。(笑)

2017.1.5 快晴

仕事始め

あっという間の正月休みも終わり、本日よりすみれは仕事始め、毎年恒例の全体ミーティングからスタートです。昨年の振り返りと今年の方針を具体的なアクションプランに落とした事業計画の説明を全社員に対して行いました。私の説明の後は、スタッフそれぞれにより、今年の豊富と目標の発表、昨日のブログに書いていた様に、検証出来る数値に落とし込んで全員にコミットしてもらいました。ま、言うだけはタダ、にならない様にマメに検証して、全員の目標が達成できる(=会社の事業計画も達成)様に気張ってもらいたいと思いますし、私もできる限りのサポートをしていきたいと思います。

全体会議の後は、皆で歩いて近所の神社、総社に1年間の無事の祈願と、目標達成できます様に、とのお願いも含めて参拝。一応、神頼みもしておきました。(笑)

 

 

鯉の滝登り

本日5日というと世間的にも仕事始めの会社が多く、昼頃から取引先様がひっきりなしに新年の挨拶に来社され、私も「今年も一年、よろしくお願いいたします。」と対応に終われました。

その中でも、毎年楽しみにしているのは、クリナップ社の方々による、鯉の滝登り。今年もきっちりお越し頂き、益々の発展と無事を祈念していただきました。

今年も、あけましておめでとう感満載の鯉の滝登り、「よっしょ、やろう!」とモチベーションをアゲる非常に素晴らしいエールを頂きました。クリナップの皆様、本当に毎年ありがとうございます!

 

 

こいダンス踊ってみた、的な。(笑)

「いやーよかったなー」と、ご満悦で皆さんにお礼を申し上げたのですが、ふと思い出したのは昨年大ブレイクした星野源くんとガッキーさん主演のドラマ「逃げ恥」のエンディングのダンスが大流行りしてたこと。今日のニュースでもまだ逃げ恥ネタが流れてましたねhttp://www.asahi.com/sp/articles/ASK142DW4K14UCVL001.html

で、いつになく工務部のスタッフも数名社内にいたこともあり、せっかくなので、スタッフも一緒に鯉の滝登りをやってみてはどうか、と考え、クリナップの皆さんには無理を申し上げてのアンコール。

恋ダンスならぬ、新春鯉ダンスってところでしょうか。(笑)
以前、富士登山の最中にAKB48のフォーチュンクッキーのダンスの一コマに参加させて頂いたことがあり、なかなかいい思い出になったと喜んでいた以来の大勢での動画撮影、楽しかったです。(笑)

この後は、早速、お客様が来社され新築の打ち合わせをするなど、ガンガンに実務がスタートしたわけですが、とにかく笑顔で盛り上がってからの一年のスタートを切ることができました。
きっといい一年になると思います。

クリナップの皆様、そしてお年賀にお越し頂きました大勢の取引先の皆様、本日はわざわざのご来社誠にありがとうございました!本年も宜しくお願い致します!

■新春オープンセミナー開催します!只今絶賛予約受付中!

■広島開催2017年1月26日(木)13:00~17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Hiroshima

■大阪開催2017年1月30日 (月)13:00 – 17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Osaka 「現場のマネジメント意識が業界を変える!」

■東京開催2017年2月6日(月)14:00~17:30
職人起業塾×SHIP 未来フォーラム 職人起業塾オープンセミナー in Tokyo

 

 

 

目標達成とKPIと根性論。

1月4日 晴れ

冬季休暇最終日。

あっという間にお正月の三が日は過ぎて、明日はもう初出、全体会議、方針説明会の後、近所の総社に一年通して皆が大過なく過ごせる様に安全祈願のお参りをしたら一気に平常営業に戻ります。

正月休み最終日の今日は少し早めに起き出して、少し体を動かした後は遅れていない年賀状の残りを書いたり、毎年恒例の書き初めをしてみたり、昼過ぎからは妻と二人で岩盤浴デートに行ってそれぞれ読書に励んだり(笑)とゆっくりと過ごして、明日からのスタートダッシュに向けて英気を養いました。

そんな一見まったりとした時間を過ごしながらも、合間にはPCを開いて、明日の方針説明会で社員に配布する資料のチェックと訂正や、休みの間にご連絡をいただいた方へのセミナーの案内をを送るなど、貧乏性を発揮してちょこちょこと仕事をしてみたり、本を読んでいる時間も、仕事の一環だと考えると、結局、お休みとは言えない、365日毎日が仕事といういつものライフスタイルのままだった様な、、ま、いいんですけどね。(笑)

KPIの重要性

元旦のブログで(振り替えて昨日の更新はお休みしました、)計画は期限を設けた目標設定から、そして目標達成能力は毎日コツコツと積み上げる習慣から、と書きましたが、計画と同じくらい重要、いや、計画よりももっと重要なのは検証だと思っています。

今年1年間の目標を立てて、年末にその検証をするのはもちろんですが、本当に目標を達成したいと思うのであれば、KPI(重要業績評価指標、英: Key Performance Indicators)を設定して、毎月の様に計画の進捗をチェックして、目標に届かなければ、対策を考えたり、軌道修正をかけたり、もしくはそれらも功を奏さない様であれば計画自体の見直しもが必要です。

検証が大事、ということは、当然、目標自体が数値化されているべきで、具体的な数字への執着無くして、目標達成はあり得ません。と断言しても差し支えないのではないでしょうか。

 

 

 

(個人的な)小さな目標達成。

最近の私の体験でわかりやすく例に例えると、一昨年は体脂肪率が一桁台だったのに対して、昨年は10%〜12%くらいの間をうろうろしておりました。健康管理、維持の指標は内臓脂肪とか、基礎代謝とか、ΓGTP値とか様々なものがありますが、私の場合、KPIは体脂肪にしておりまして、基礎代謝×筋肉量の答えが出てくる数値だと考えており、なんとか10%を切ることを一つの目標にしています。

で、しょっちゅう体重計に乗って計測をするのですが、一昨年までは少し張り切ってトレーニングをすると10%を切っていたのが昨年は全く落ちなくなりました。

 

 

未達成には対策を講じる。

目標未達成を繰り返すと、見えてくるのは問題点であり、同じ量のトレーニングの習慣を持っていたら、維持できると思っていたことは間違いなのだと、昨年11月頃になってやっとこさ気づいたのです。年齢を重ねるごとに基礎代謝は落ちていき、脂肪の燃焼が弱くなるという定説は、自分も例外ではないことに気がついたのです。(苦笑)

その改善策として行なったのは、毎朝の5分間筋トレの少しだけのバージョンアップで、腹筋運動をする際の足の固定をやめて、出来るだけ足を曲げて腹筋への負荷を高めるのと、腕立て伏せのスピードをゆっくりに変えただけ。回数は変えていませんが、時間は5分よりも少し長くなっているかもしれません。

その結果、2ヶ月ほど経過した年末にはきっちりと体脂肪率は9.7%に戻り、めでたく目標達成することができました。

残念な真実。

非常に残念なことですが、一度目標達成した根拠となる習慣は、時間の経過と共に効果が薄れてくるもので、これは身体のことだけではなく、ビジネス全体においても言えることだと思っています。かのドラッカー博士も、「全てのものは時間と共に陳腐化する。」と言われましたし、現状維持は緩やかな破滅への道という使い古された名言もあります。気づかない内にパフォーマンスが落ちるのを防ぐ様にブラッシュアップを繰り返すには、マメな検証が必要ってことですね。。

明日の全体会議、事業部別MTGでは、毎年恒例のスタッフ全員による今年の豊富と目標設定の発表をしてもらいますが、検証出来る数値にしっかりと置き換えて、アクションプランが計画通りに進んでいるかのセルフチェックをしながら、今年の取り組みを進めてもらいたいと思います。

 

 

あとは、やるかやらんか。

やったら、成果はきっと上がるし、やらなければ茹でガエルのように緩やかに破滅への下り坂を降りていくだけ。そして人生は一日ずつの積み重ねです。小さな目標達成の繰り返しこそが、人生をより良くしていくと思っています。

すみれスタッフの皆さん、気合を入れて、根性出して、是非ともやりきった1年間にしてください!

よろしくお願いします!\(^o^)/

 

■新春オープンセミナー開催します!只今絶賛予約受付中!

■広島開催2017年1月26日(木)13:00~17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Hiroshima

■大阪開催2017年1月30日 (月)13:00 – 17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Osaka 「現場のマネジメント意識が業界を変える!」

■東京開催2017年2月6日(月)14:00~17:30
職人起業塾×SHIP 未来フォーラム 職人起業塾オープンセミナー in Tokyo

 

 

 

新年のご挨拶。

2017.1.2 晴れ時々曇り

 

暫しのお屠蘇気分。

元旦に引き続き、今日も穏やかないい天気となりました。いつもより少しゆっくり目に起き出して外をみると、暖かな日差しが差し込んできました。これ以上ランニングに適した日はないと、早速今年の走り初め、いつものオラが街の国宝、太山寺までの12キロほどを道中に点在する神社仏閣に全てお参りをしながらお正月ランを楽しみました。

昼風呂にゆっくりと使ってからは和服に着替えてお年賀廻り。妻方と私の実家に年始のご挨拶に家族で廻る毎年恒例の行事、滅多に合わない親族と顔を合わせ、酒を飲み、麻雀を楽しんで暫しのお正月気分を味わいました。

 

年頭のご挨拶。

さて、お正月ということで、顧客や取引先には年賀状がわりにニューズレターをお送りしています。昨日のブログとも少し内容が被りますが、そこに書いてある私のコラムを年頭にあたってのご挨拶ということで、以下に転載しておきたいと思います。

 

    ___________________ここから転載___________________

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりありがとうございまし た。4名の大工職人の集団から始まったすみれも、 おかげさまで17期目を迎えることとなりまし た。ご縁をいただいたお客様皆様より温かなご支 援を頂戴し、大過なく新しい年を迎えられたこと を心より感謝申し上げます。本年も変わらぬご愛 顧を賜りますよう宜しくお願い致します。

新たな年を迎えるにあたり、今年の意気込みや抱 負を掲げる方は多いかと存じます。私も例に漏れ ずこの時期は足元を見直したり、これまでの流れ を俯瞰したりと内省の時間を持つ様にしておりま す。昨年は、3年前に社員大工の研修として社内で 始めた『職人起業塾』なる勉強会を業界団体に請わ れて社外に公開しました。研修事業として立ち上 げたところ、この十数年に渡って私達が取り組ん で来た現場実務者への意識改革の研修内容が好評 を博し、一般社団法人として独立した活動を開始 するに至りました。また、厚生労働大臣の認定研修 事業となり正社員には補助金で受講いただける事 から職人の正規雇用に取り組まれる会社も現れ、 創業時に掲げた当社のミッション「職人の社会的 地位の向上」に、少しは歩みを進めることが出来た 様に思います。

私がスタッフや塾生、自らに言い聞かせているの は、アタリマエのコトをあたりまえに行なう重要さ です。ところが残念なことに(私も含めて)いくら意 識をしていてもなかなか完璧には出来ず、何年にも 渡って同じ事を言い続けている気がします。

新年を迎えるにあたって一年の計を立てるこの時 期に毎年思い出すのは「一年の計は元旦に有り」と いう有名な諺です。その元になった1つともいわれ る中国の管子の記述を読んでみると「一年の計は穀 を樹うるに如(し)くは莫(な)く、十年の計は木を樹 うるに如くは莫く、終身の計は人を樹うるに如くは 莫し。一樹一穫なる者は穀なり、一樹十穫なる者は 木なり、一樹百穫なる者は人なり。」と、自然の摂理 のようにアタリマエを積み重ねる事、そして長い視 点を持って計画を立てる重要性を説かれています。 さらに一節の全文には「一年之計。莫如樹穀。十年之 計。莫如樹木。終身之計。莫如樹人。一樹一穫者穀也。 一樹十穫者木也。一樹百穫者人也。我苟種之。如神用 之。舉事如神。唯王之門。」とあり、長期的な視点の重 要性に続いて「我れ苟(いやしく)も之れを種(う) う、神の之れを用ふるが如し。事を挙ぐること神の 如き、唯(こ)れ王の門。」と、種を植えて穀物を収穫 する、木を植えて果実を得る、人を育てて成果を手 に出来れば神の如しと書かれています。アタリマエ の事をあたりまえに行なう事の難しさを古代中国 の思想家が既に指し示していた事を考えれば、私達 が易々と満足出来る域に達せないのも納得してし まいますが、それが出来なければ、次のステップに進めないのもまた事実です。なかなか思う様には なりませんが、執着心を持って粘り強く取り組む 他はないと心得て今年も1つずつ、スタッフと共 にアタリマエのコトに取り組んで参る所存です。

ミッションステートメントとしてスタッフ共々 創業当時から目指して来たそれぞれの役割と立 場で、誠心誠意の努力を重ねる姿勢をこの機会に 改めて見つめ直し、取り組みを新たにしたいと思 います。その地道な積み重ねこそがご縁をいただ いた皆様へ私達すみれが持つ価値を伝え、感じて いただける事に繋がると信じております。

本年も何卒宜しくお願い致します

すみれミッションステートメント
すみれミッションステートメント

    ___________________転載ここまで___________________

 

それでは皆さま、今年も宜しくお願い致します。
楽しいお正月をお過ごしください。

 

■新春オープンセミナー開催します!只今絶賛予約受付中!

■広島開催2017年1月26日(木)13:00~17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Hiroshima

■大阪開催2017年1月30日 (月)13:00 – 17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Osaka 「現場のマネジメント意識が業界を変える!」

■東京開催2017年2月6日(月)14:00~17:30
職人起業塾×SHIP 未来フォーラム 職人起業塾オープンセミナー in Tokyo

 

 

元旦と目標設定とメトロノーム。

2017.1.1 平成29年 元日

新年明けましておめでとうございます。

今年も拙ブログにご訪問ありがとうございます。また、一年間よろしくお願いします。

 

いつもの年末、年始。

大晦日の夜はいつもの通り、娘にチャンネル権を完全に掌握されて、紅白歌合戦とガキの使いの行ったり来たり、忙しなく渡り回るTVを見るとはなく見ながら、(あまり興味はありませんが、)TVに映るタレントの名前を娘にレクチャーしてもらう、くっだらないけど少し幸せな家族団欒な時間を過ごしました。

紅白歌合戦が終わって、昔は確かゆく年くる年なんていう番組で除夜の鐘の中継をみながら新しい年を迎えたものですが、近年はすっかり、ジャニーズカウントダウンがそれに取って代わり、厳かさのかけらもない年越しに今回もなりました。ま、賑やかな感じで別にいいんですけどね。

 

 

一年の計は元旦にあり

そもそも、そんなに日付が変わる瞬間を迎えたところで、昨日と今日はいつもと同じように連続した時間が流れているし、その一秒の瞬間にあまり意味はないと、最近になって思うようになりました。一年間というキリをつけて、マイルストーンを刻むのは大事だと思いますが、それは瞬間ではなくてもう少し大きめの時間の括りです。

そのような意味からいうと、私も区切りは結構大事にしておりまして、「一年の計は元旦にあり」という言葉が大好きで、新年を迎えてから一日中、今年の目標というか、書き初めで書く文言を一日考えておりました。

 

 

計画とは期限と数値。

計というと計画のことで、イマドキの言い方では目標設定と言い換えることができます。
で、考えて見たのですが、目標設定に重要なのは、期間と計測できる数値で、毎年書き初めで書く熟語や漢字とはニュアンスが随分と変わってきます。今年の書き初めに書く私のこの一年のテーマは、『一意専心』に決めたのですが、「それって目標には全くもってなりえんなー、」と思ったのです。

とはいえ、仕事に関する数値の目標は年末の事業計画の立案で散々練ったし、その方法論も随分考えました。あと必要なのは強いマインドとモチベーション!となるので、気を入れて筆を取り、書き上げた一年のテーマをずっと壁に張り出して目にするのは悪くない気がします。
それにしても、一年の計を元旦に全てまとめて作り上げるのはやっぱ、無理があるよなー、なんて考え直してしまいました、(笑)

 

 

一年の計、十年の計、終身の計

私がすみれ本社で毎月主宰している勉強会、元祖 職人起業塾では毎年、一月の課題として、塾生の皆さんに「一年の計、十年の計、終身の計」を発表して頂きます。今頃、私と同じ様に頭を悩ましておられる方もきっとおられると思います。(笑)

終身の計とは、人生を賭けて取り組むミッションであり、十年の計とは事業に置ける中長期計画、ビジネスモデル完成への計画と言ってもいいかも知れません。で、それらを実現するための具体的な道筋を立てるのが一年の計となる訳ですが、終身の計にまで一貫して通じる整合性を保ちつつ、実現可能な範囲での実践的な行動を決めて、且つ検証が出来るように数値に落とし込むことが必要となります。そんなに簡単ではありませんね。。(笑)

 

 

メトロノームの有効性

一年の計にフォーカスして考えると、その実践はひと月ごと、1週間ごと、そして毎日の行動に他なりません。結局、習慣という名のベースを守ることから全ては始まるわけで、ピアノの技術を習得する際にメトロノームを使うが如く、自分のリズムを持つことが非常に重要ではないかと思うのです。習慣が人格を、人生を作ると言われる所以ですね。

私に置き換えてみると、今年で11年目に突入する毎日更新のブログであり、(今日は日曜日なので本来お休みですが、元旦なので更新、明日と振り替えます。笑)月2回のメルマガの配信であり、毎朝の筋トレであり、様々な研修へ通い続けることであり、主催の勉強会の継続であり、毎週のランニングであり、月二回の書道であり、毎月の茶の湯のお稽古であり、隔週のマーケティングのミーティングであり、月4回の社内会議であり、各種団体の定例会議への出席であり、毎年の富士登山であり、毎月の御朔日参りであり、月一回のビジネスコーチとのセッションであり、本日、元日の大神神社への参拝です。

 

 

今この瞬間こそが人生

習慣の奴隷、と言ったネガティブな言い方を自虐的にするコトもありますが、習慣という自分独自のメトロノームを持つようになってから、長期的な計画に対するアプローチが着実に出来るようになったと、試しにと始めた習慣が10年を超えだした頃から実感として持てるようになりました。

人生は大まかたった80回程度の一年の積み重ね、一年は言わずもがな一日が365回積み重なるだけ、一日は誰にも平等に二十四時間しかありません。長期、中期、短期のそれぞれの計画に整合性と一貫性を持たせ、確実にミッションを遂行するには人生の最小単位をコントロールする習慣というメトロノームを持つべきだと思うのです。

 

 

志は毎日が支える。

終身の計は志と言い換えることもできると思います。志に根ざした毎日の習慣を一年の計として決めることが出来れば、必ず志は実現するのではないか、そんなことを考えて、今年のテーマを「一意専心」としてみました。専心、集中して決めた習慣を完全に履行することで、志を未来に繋げたいと思います。

そんなこんなで、このブログ、今年も基本毎日更新して御参りますので、ここまでお読み頂いた方は1年間、宜しくお願い致します!

 

■新春オープンセミナー開催します!只今絶賛予約受付中!

■広島開催2017年1月26日(木)13:00~17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Hiroshima

■大阪開催2017年1月30日 (月)13:00 – 17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Osaka 「現場のマネジメント意識が業界を変える!」

■東京開催2017年2月6日(月)14:00~17:30
職人起業塾×SHIP 未来フォーラム 職人起業塾オープンセミナー in Tokyo