年の瀬の報告という自分自身の定点観測。

2016年12月31日 大晦日

大晦日。

とうとう、今年も今日で終わり。このところ毎日、ブログでカウントダウンをしているような気持ちになっておりましたが、それもこの投稿でおしまい。やっと解放されます。(笑)

 

 

年末の風物詩。

今朝は朝から良く晴れて、ポカポカとした暖かな日差しが差してくれました。朝起き出していつもの様に少しの筋トレをして、アイドル犬チャックとゆっくり目の散歩に出かけた後は会社の中で唯一取り残されたかの様に掃除が終わっていなかった、私の部屋というかセミナールームの大掃除を気持ちよく片付けて、新年に社員向けに発表する2017年度の経営方針・事業計画の作り込みを行いました。

来年1年間の会社全体、そしてスタッフそれぞれの取り組むべき方向性を概況、環境分析、数値目標、中期ビジョンを踏まえて具体的なアクションプランとして提示するのですが、毎年新たなチャレンジをしている割には、スタッフに伝えているのはいつも同じことばかり。(笑)

ただ、その精度を高めるために何をするか、どの様にやるか、の方法論を今年もまとめてみました。組織図も変更して、スタッフによる自主運営、自主管理の色を強くした来年のアクションプランは実は私が長年目指して来た工務店のあるべき姿へ近づく取り組みではないかと思っています。

 

 

出来るかどうかはさておいて、

職人と設計がそれぞれがプロフェッショナルの立場に立って顧客の窓口となり、顧客の潜在的に持っている願望を汲み取り、自分の価値を最大限に生かしてカタチにする。そのサービスを通して主体的に売り上げ、利益を作り上げ、顧客満足と会社の利益の両立を成し遂げて、理念の実現を目指す。モノ作り企業の理論構築としてはバッチリです。(笑)

後はスタッフ個々のアクションプランが全体の計画と整合して、KPIのチェックで計画通りに着地する様に各人に努力をしてもらうだけです、大きく期待したいと思います。(笑)

 

 

 年末風情。

毎年年末は大まか毎年同じことを繰り返しておりまして、今年も例に漏れず、積み残しの仕事の残務処理をしながらも、年末風情を楽しみました。大掃除の他にも温泉にアカスリに行って一年間溜まった体の汚れを落としたり、一年に一度だけの、アロマエステに行って全身の筋肉の緊張をほぐしたりと、珍しく家族と一緒に行動を共にします。今年はついでに映画を観に行ったりもしてみました。「海賊と呼ばれた男」は感動しすぎたので、またの機会に改めてブログに書き綴りたいと思います。(泣)今年のいい締めくくりになりました。

 

 

年末のご報告。

そんな、恒例行事の中でも外せないのはお墓まいりです。
新年を迎えるにあたって、お墓を綺麗に掃除をして気持ちよく元旦を迎えてもらいたいというのはモチロンですが、一年の最後に今年一年生きて来た報告を、義母さんには仕事と家族のこと、若くして逝ってしまった親友には生き方のことを報告しておきたいと思うところがあり、毎年欠かせない年末の行事としてすっかり定着しております。

 

 

 人生を俯瞰する時間。

「今年は全てが思い通りになったいい一年になりました。」と言うご報告はなかなか出来ていないのが実情ではありますが、それでも1年間を振り返り、自分の生きて来たのは単に時間を過ごして来たのではなく、目的に近づいたか、志を全うしたか、しっかり前に進んだか、来年に繋がる種を植えたか、それを天から見てくれているであろう人の目線になって考えてみるのはいいもので、嘘やごまかしは一切通用しないし、良いことも悪いことも素直に受け入れるしかありません。希少で貴重な自分を客観視できる少ない機会になっています。

 

 

絶望から希望へ。

そもそも、(肝臓が壊れていた数年前まで)来年の満50歳までに死ぬ予定だっただけに、数年前までは墓前に手を合わせる度に、このままではまずい、と、ジリジリとした焦燥感と無理か、と言う絶望感に焼かれる気分を味わっておりましたが、最後のワンチャンスだと運動に取り組んで、肝臓を直してからは火がついていた導火線が一気に延びた様な気がして、随分前向きな気持ちで墓前に向かえる様になりました。だからと言って余裕綽々とはいきませんが、成したいことに対する絶望感は払拭できたことは精神衛生上非常に良かったと思っています。(笑)
せっかく、付け足してもらえたこの命、無駄にするわけにはいきません、今は生き急がなければと言う切羽詰まった感じではありませんが、それでもゆっくりしている訳にもいきません。

 

 

一期一会。

兎にも角にも、、

人生は一年ごとの積み重ね。

一年は1日ごとの積み重ね。

一日は一時間ごとの積み重ね。

一時間は一秒の積み重ね。

毎年年末に墓前に向かい死について考える時間は、人生とは、今この瞬間が全てだと、わかっている様でリアリティーを持て切れない真実に向き合う瞬間でもあります。

途切れることなく連続していく時間=人生をコントロールするのもしないのも全ては今の思考、判断、行動に委ねられることを今一度認識して来年に向かいたいと思います。

人生一秒、一期一会。

 

今年1年間の御礼。

今年も1年間、拙ブログにお付き合い頂きました皆さま、本当にありがとうございました。
今年もなんとか、(日曜日は定休日にしましたが、)毎日更新を達成することができました。これもひとえに皆様の温かなご支援の賜物だと、心から感謝申し上げます。

ありがとうございました、そして来年も引き続き宜しくお願いいたします。

皆様にとって、来年が素晴らしい年になることを心から祈念して今年のブログを終わりたいと思います。

良い新年をお迎えください!

 

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マーケティングとは不条理の解消@ひょうご安心リフォーム推進委員会

12月30日 曇りのち晴れ

今年もとうとう晦日を迎え、残すは明日1日のみ。
世の中はすっかり休暇ムードで、SNSをのぞいてみると楽しそうな、美味しそうな写真がいっぱい、私も気分だけお休み気分を味あわせて頂きました。(笑)

 

善は急げ!で、年末に。(笑)

今日は朝から、NPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会の打ち合わせ、というか、4者面談。
NPO法人を立ち上げてからの2年間、これまで安心リフォーム基準を満たす事業者の認定事業、そして一般消費者向けに安心できる業者の選び方、補助金を利用したお得なリフォームのやり方、性能向上リフォームによる健康維持などのセミナーを通して啓蒙活動を地道に行なってきましたが、活動をより活発に、そして意義の大きなものにするために、そろそろ専任の事務局担当者の配置が必要になってきておりました。

先日の運営委員会でもその話題が上がり、以前から私が候補者として目をつけて(笑)協力をお願いしていたKはしさんに改めて聞いて見たところ、快く時間を割いてくれて、善は急げ!と。年の瀬も押し迫った今日、盛理事長、橋本副理事と共に面談となりました。(笑)

 

強力者(笑)現る?!

結果は上々、私からNPO活動の理念と趣旨を説明し、理事長、副理事長から実務についての要望とこれからの展望を事細かに話していただいたところ、大いに賛同をいただくことができました。
ちなみに、NPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会の事業の目的とはこちら、
http://anshin-reform.org/aboutus/

正式には年明けの運営委員会でメンバーの同意を得てからとなりますが、力強い協力者を得て、これからのひょうご安心リフォーム推進委員会の活動に大きな弾みをつけれるようになると確信しています。Kはしさん、大いに期待をしておりますので、宜しくお願い致します!(笑)

 

 

緊急じゃないことこそが忙しい、

そんなこんなで、年末最後まで走り回っているわけですが、(おかげさまで)いくら片付けてもキリがなく仕事があります。(笑)その理由は、私の社内における役割の最も重要かつ多くのウエイトを占めているのが、マーケティング担当ということだからで、目の前の実務の殆どはスタッフに任せているのですが、マーケティング=自社独自のマーケットを作る。という未来を作る役割を担っていると、緊急な仕事はあまりこない代わりに、緊急性のないしかし、重要な仕事はいくらでもやってくるし、作れます。

このNPO活動もその最たるもので、毎月の運営委員会に啓蒙活動のセミナー開催、事業者向けの研修会と活発な活動をしたところで、目先の売り上げ、利益には全く結びついていないのが実際で、本当に手弁当の非営利活動そのものです。残念ながら。(苦笑)

 

 

リフォームは地域密着ビジネス。

しかし、そのような地道な活動を継続する事によって、悪徳リフォーム問題をはじめとする、業界全体に対するダークなイメージを払拭し、一般の消費者の方が安心してリフォームしよう!と思える環境づくりが整って行くと考えています。

そして、リフォーム事業は地域密着の事業であり、私たちが地域住民の安全を担保する役割を担っているという思いがあります。大手ハウスメーカー系のリフォーム会社は殆どが営業会社であり、工事を実際に行うわけではありません。高額な代金で受注して、結局は私たちのような地場の工務店やリフォーム会社に丸投げするのが通常であり、施工力を持っている会社は皆無だという事実があります。

 

 

業界のあるべき姿を目指す。

地震などの災害が起こった時、初動での応急処置は絶対的に工事ができる施工店であり、神戸の震災の時も実際そうでした。ハウスメーカーが爆発的な活躍をしたのは少し落ち着いてからであり、先般の熊本地震でも、被災した家屋の屋根にブルーシートをかけて回ったのは、地元の中小零細の工務店やリフォーム会社の職人さん達でした。

私は、自分自身がハウスメーカーの下請け大工をやっていた経験から、施工店が実力をつけてエンドユーザーから直接受注できるようにならなければ、実際の施工ができる会社が無くなってしまい(職人の育成問題の解消も含めて)この業界は絶対に良くならないとずっと思ってきました。
私たちのNPO活動は、小規模の事業所でも、しっかりとした保証を備え、最新の情報を持って、施工やプランニングができる、良心的な会社はいくらでもあることを世に知らしめる活動でもあります。

 

 

県の認定よりも厳しい認定基準。

ちなみに、私たちが安心してリフォームを依頼するに値する先として認定している事業所の基準はこちら、

(1)兵庫県住宅改修事業者登録又は同等要件を満す事業者
(2)建設業登録している事業者 ※建設工事の業種区分の建築一式登録があること
(3)総合賠償責任保険の加入(請負作業遂行中に発生した事故等を保証)
(4)リフォームかし保険登録事業者
(5)兵庫県内に本社を置き、県内に事業所を開設している ※4名以上の打合せスペースがある
(6)工事中の中間検査、完成検査を実施している。及び工事記録を残している ※一定規模以上のリフォーム工事
(7)主たる営業形態が訪問販売でないこと ※販売手法の確認のため誓約書の提出を求める場合があります
(8)当NPO法人が指定する「あんしんリフォーム基準」認定登録事業者研修会を受講すること
(9)「あんしんリフォーム基準」登録事業者研修会の受講者は、経営者又は事業責任者とする
(10)当NPO法人の定款、倫理規定、倫理憲章を遵守すること ※認定登録事業者の登録時において誓約書を提出すること

自治体(兵庫県)の認定事業者要件よりも厳しいこれらの条件をクリアして、平素から切磋琢磨して技術力、プランニング力、提案力を磨き続けている認定事業者は決して大手ハウスメーカーに引けは取らないと強く自負しています。

 

 

不条理に立ち向かう。

マーケティングは在り方から、と、私は常に口癖のように言い続け、このブログにも書き続けておりますが、正しい在り方の向かう先は、世の中の不条理を正すことだと思っています。業界では当たり前になっている悪習を正し、市場(顧客)が安心を手にすることができるように根本的な問題の解決に向けてのアプローチを行うことこそ、マーケティングアクションの最たるものではないでしょうか。

不条理を解消し、本質的な安心と安全をマーケットに提供できるようになった時にはじめてマーケティングが構築されたと言えるのだと思いますし、そのような状態を作ることで市場からの認知と信頼を得られるのだと思います。そして、それは業界全体に限ったことではなく、私たちすみれにとってのお客様一人ずつに対しての向き合い方も規模の違いはありますが、根本的には同じだと思うのです。

顧客にとって最も価値のあるあるべき姿の追求こそマーケティング。
そりゃ、やり出したら際限ないはずですね、、
明日ももう一日、気張って今年を終えたいと思います。(笑)

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神戸ラーメン紀行Vol.145&発表!ラーメンアワード2016!

12月29日 曇り

MacBook ProとMicrosoftOfficeの相性の悪さ。

昨日、最後のMKTMTGがてらのIT顧問のゾロアスタ高橋氏に来てもらい、やっと新しく購入したMacBook ProのMicrosoftOfficeの再インストールとライセンス認証が出来ました。これで気持ちよく、年末年始、仕事に励めます。(笑)

Microsoft社のクラウドシステム、Office365をお使いの方で、クラウド上でOfficeのライセンスを購入されている方は、MacBook Proのキーチェーンとの相性の問題でライセンス認証がされない不具合が起こっているようです。解消のコツは、一旦、キーチェーンにあるOfficeのアカウントを全てdeleteすることです。私はすっかり理解しましたので、最近MacBook Proを買い換えた方で同じ症状に悩まれている方はお気軽にご相談くださいね!

 

 

毎年恒例のアレ、発表します!

さて、今年もいよいよ明日と明後日でおしまい。昨日は一般社団法人の、明日もまだNPO法人の打ち合わせが入っているし、ドタバタしています。そんな中、どーしても今年中に片付けておかなければならないものはなんじゃろか、と考えた時、ハッと思い出したのが、毎年恒例、私、高橋剛志が選ぶラーメンアワード2016の発表です。(笑)

今年も一年を振り返って、これはうまかった!というラーメンベストテン!を発表いたしますが、その前に、今月のラーメン振り返り、『神戸ラーメン紀行Vol.145』のレポートをお届けします。(笑)
前回から、ラーメンデータがInstagramに移行したこともあり、ハッシュタグ等、投稿時のまま転載することにしてみました。食べた時のリアルな反応を残しておいた方が、いいですもんね。(笑)

 

 

神戸ラーメン紀行Vol.145

新規オープン早速チェック!牛肉麺 780円!
#本番の味 #辣油で調整 #日本風にアレンジ #コスパ高い #誠実な接客 #Poole#明石#全メニュー制覇狙う

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四川担々麺 880円
そんなに辛くないけど、汗。
それにしても、何食っても美味い。

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中洲の夜のアミューズメント(^_^;)
激辛25倍 韓国麺 980円
#ニンニク入り #汗がとまらん #いがいにさっぱり #次はスーパー #中洲 #夜のシメ

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ざぼんラーメン 800円
#マイルドとんこつ味 #ボリューミー#チャーシューうまし #鹿児島空港側

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新木町の締め。
醤油とんこつ 690円
#家系 #ほうれん草 #太麺 #クソ夜中

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全メニュー制覇に向けて!(^ ^)
坦仔麺 580円
#本場の味 #肉味噌 #からすぎない #でも汗は出る #明石パピオス #b級グルメ

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醤油豚骨ラーメンプチソースカツ丼セット。
#ゴルフめし #チャーシュー硬め #毎年恒例忘年会 #totoリモデルクラブ #関西横串会

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(多分)今年の最後の一杯は神戸発、世界に羽ばたく人気店の一押し。
鶏ガラ赤湯 ちじれ麺 780円
#オネーチャンのおすすめ #神戸 #三宮 #夜の締め #人気店 #餃子もうまい

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今月も、出張が多かったせいで、地元のラーメンが少なくなってしまい、神戸ラーメン紀行の名がすたりますが、、ご容赦ください。(苦笑)

 

 

神戸ラーメン紀行presents ラーメンアワード2016!

それでは、今年一年で私が食したラーメン約180食の中から厳選して今年のベストオブベストを発表したいと思います!例年は10位から発表しているのですが、今年は思い入れのあるラーメンが多すぎて、絞り込めなかったので、特別に15位から発表とします。(笑)

 

第15位 らーめん七福神

三木リフォーム界のプリンスO林社長のご紹介。
味玉塩ラーメン 780円
確かにさっぱり、丁寧に作られておりました。

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第14位 麺や 一福

いつも閉まっているうおん棚の幻(きまぐれ?)の店。
醤油ラーメン 700円
こってり目の一杯ですが、魚介出汁も効いていて美味でした。

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第13位 味千ラーメン

ご存知世界の味千ラーメンですが、中国、台湾で食べるのと本場では一味違いました。
味千ラーメン 600円
焦がしニンニク風味、なるほど、世界に打って出る実力。平田社長、ありがとうございました。

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第12位 麺屋 和人

天王寺駅前。
無化調・自家製麺の看板に偽りなし!と思える爽やかな一杯。
極み煮干し醤油ラーメン 900円

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第11位 丸和前ラーメン

小倉グルメ。獣系と言われる動物の匂いプンプンの一杯、記憶に残る味と香り。
飯田前社長、ありがとうございました。
ラーメン 650円

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第10位 いのたに 本店

念願の本場徳島ラーメン。大満足の一杯、徳島に行った際は是非立ち寄ってみてください。
中肉玉 750円
山田 文夫社長、ありがとうございました。

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心斎橋の界隈。
スープを凍らせるこだわり、大阪のラーメンの進化には目を見張ります。
限定SOBA 冷やし梅しそ担々麺 850円

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第8位 辛麺屋桝元中洲本店

中洲の夜はこれ!と村田社長肝いりの一杯。
ラーメンという食べ物を超えて、すでにアミューズメント。(笑)
激辛25倍 韓国麺 980円

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第7位  銀座6丁目麦とオリーブ

銀座にて、ミシュランガイド掲載店
鶏と煮干しと蛤のトリプルソバ 980円
高級食材をふんだんに使い、その素材の味を遺憾なく発揮。なるほどー、煮干しはこうな、な一杯。

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第6位  麺屋 桜蘭

大阪、第二ビルの地下のレストラン街の行列が出来る人気店。
焦がし味噌ラーメン 750円
ニンニクの香りが食欲をそそる、素直にうまい!と言える一杯。

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第5位 まずめ

富山のラーメンはブラックだけじゃ無い!を証明頂いた一杯。
ラーメン 800円(たぶん)
小川社長、オリバーの皆さま、お世話になりました。マジ美味かったっす。

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第4位 ちょぼいち 鶏鶏

神戸発、これから全国、いや世界に飛び出していく売り出し中の人気店。
白湯 780円
高級柚子胡椒との相性、最高でした。
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第3位  のぼる屋

豚骨と思いきや、そうでもない鹿児島にて。
なんと、後継者不足で閉店した店をファンが復活させたという人気店での幻の一杯。
ラーメン大盛り 1000円
米粉麺かと思える柔らか麺と独特の澄み切ったスープ。大庭社長、ありがとうございました。

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第2位 神戸牛らーめん 八坐和

飽くなき改善を繰り返し、進化し続ける神戸牛ラーメン。
季間限定 神戸牛×赤 肉増し 1300円
最高級食材と丁寧な自家製麺はラーメンというジャンルを飛び越える美味さ!神戸名物になると思います。

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そして、映えあるラーメンアワード2016に輝くのは!

第1位 台湾牛肉麺 群ちゃん

牛肉麺 780円!

日本の台湾ラーメンは完全に独自進化を続けてしまい、台湾ラーメンというのもおこがましい状態の中、まさに本場の味を忠実に再現しつつ、日本人の舌に合わせたアレンジは素晴らしいの一言。今年は垂水の本店の他に明石駅前のパピオスに新店舗をオープン、人気を博しているようです。
こちら→https://www.facebook.com/pages/台湾牛肉麺-群ちゃん/125649405437351
垂水、明石方面に行かれた際は本場の味を是非堪能してみてください!

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以上、今年も全国各地でよーくラーメンを食した一年でした。
お付き合い頂きました皆さま、ありがとうございました。
来年も宜しくお願いいたします!(笑)

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質量転化を起こすマインド。

12月28日 晴れのち曇り


水曜日、すみれ事務所は定休日ということで、例年よりも少し早めで本日からお休みとさせて頂いております。新年は5日より平常営業とさせて頂きます。

とはいえ、現場はまだ動いておりますし、私は例のごとくまだまだ残務処理や来年の計画策定に追われており、相変わらず年中無休の様相を呈したまま、、
なかなかさっぱりと休んでバケーションを楽しむとはいきません。ま、いいんですけどね。(笑)

 

 

職人起業塾の急展開。

年末近くなると、今年最後の!というセリフをついつい口にしがちで、大した意味もないのに張り切ってみたりします。今日は、事務所で電話番をしながら、今年最後の(低頻度かつ不定期な)メルマガ「職人起業塾通信」の執筆をしてみました。(笑)

すみれの社内研修からスタートした職人起業塾は口コミで広がり、外部向けに公開して異業種の方を交えたマーケティングのグループコーチングとして人気を博したことから、全国に広がる工務店ネットワーク一般社団法人JBNの下部団体、京阪神木造住宅協議会から請われてメンバーの工務店に勤める社員研修として事業化されました。それがちょうど、一年前のこと。

すみれが創業時に掲げたミッション、「職人の社会的地位の向上」が元になっているこの活動はこの一年で大きな広がり、展開を見せることになり、今年の11月には一般社団法人として独立した組織として新たなスタートを切ることとなりました。この急な展開に私自身も少し驚いています。(笑)

有償での研修は全15回、半年にも及ぶにも拘らず、大阪、姫路での第三期までの研修は定員いっぱいとなり、第四期は遠く鹿児島での開催が決まりました。来年は大阪のみならず、東京、広島でも開講のオファーを頂き、現在受講生の募集を行なっています。

 

 

男子の志は塩のように溶けやすい。

すみれ本社で行なっている無料の勉強会も、事業化した全15回の研修も根本的な内容自体は同じで、職人に限らず、どのような業態でも、どんな職種でも当てはまる原理原則に基づいたマーケティング理論をもとに、己を磨き、在り方を正し、信頼されるべき人になることで、アタリマエのように人からの信頼を勝ち取り、その信頼をベースにビジネスを組み立てようというシンプルかつ珍しくもなんともない何処にでもある理論です。ただ、頭でわかっていても行動に移せないとなんの成果も得ることはないし、行動を起こしたとしても、継続できなければ、結局、意味はありません。

継続する、習慣に落とし込むには非常に強いマインドセットが必要となるのですが、(私も含め)世の中に意志の強い人などそうそうおらず、「男子の志は塩のように溶けやすい」と言われた方がおられましたが、一度決めたことを最後までやり通すなんて、できれば大まか偉人になれます。(笑)

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数稽古しかない。

ではどうするか、の解が(私の場合、)結局、繰り返し叩き込むしかない。という結論に達して、自分自身ではビジネスコーチに頼み、14年間に渡って毎月自分にリマインダーをかけてきましたし、スタッフや塾生さんに対しては毎月定期的に行う勉強会であり、半年もかけて実践と検証を繰り返す研修を行うようになった次第です。

それは、繰り返し叩き込むことで、理論や思考は徐々に心に染み込んでいき、そのうち、マーケティングマインドと呼ばれる、コンピューターで言う所のOSのように脳にインストールされるのを10年以上も同じマーケティング理論の実践に取り組んできて、体験として知っているからで、一度、そのマインドを身につけると、すべての思考が原理原則に向き合い、本質をみる、根本的なアプローチに向き合うのが癖のようになります。

ここまでくれば、あとはアンテナを張って情報収集をするくらいで次々とマーケティング理論に基づいたアクションプランが閃くようになり、実践も難しく無くなります。一言でいうと、『質量転化』の法則に当てはめる。となりますが、この数稽古をこなすのが、なかなかの難関ではあります。

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続けれるマインド。

質の低い行動、情報発信は自分でも、「こんなことしてても意味あるんかな?」と不安になりますし、実際成果にも表れません。しかし、そんなことは当然で、一見、意味があるかないか分からなくなるようなことでも、目的意識だけしっかり持って続けていれば、そのうち自ずと質は上がってくるもので、結局、そこを信じるか信じないかによって、マーケティングアクションを成果に結びつけることができるか、できないかが別れると思っています。

要するに、マインドです。

 

 

まずは走る!

来年も、毎月のすみれ本社で開催している勉強会、全国各地に広がった研修事業、一月に数回のメルマガ、そしてこの毎日のブログを通して、学ぶ意志のある人に、気づきと、アクションを起こすきっかけを提供できればと思います。

それらを続けることによって、カネもコネも学もない者にとっては継続だけが力になると、行動を起こした人を勇気づけることができれば幸いです。

下手な鉄砲数打ちゃ当たる、というわけではありませんが、質を気にして固まっているよりも、アクションを起こし続けることで、質は必ずついてくるし、下手でもベースがなけりゃブラッシュアップもギアチェンジもできません。

まずは走りながら。そして継続できるマインドを身につけてから整える!ですね。

 

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(やっぱ、)主体性から始めようぜ。

12月27日 曇り時々雨

すみれ事務所の平常営業は本日まで。
明日は水曜日で定休日と重なったこともあり、今年は少し早めでの納会となりました。

明日も現場はまだ動いているし、会社自体は完全には休みにはなりませんが、一応新年の5日まで事務所の営業はお休みとさせていただきます。

 

 

納会と改善提案。

夕方からは納会と称して、事務所のメンバーは工程会議と共に来年の業務効率を改善するための新しいツールの導入説明会にリフィード社のM氏に来社頂きました。来期から大きく組織変更を行い、広く裁量労働制を取り入れるなど給与体制も変えて新たなスタートを切るにあたって、具体的な方法論を提示できたと思います。この機に長年改善への取り組みを続けてきたにも拘らず、大きな成果を生み出せなかった残業問題の根本にメスを入れて、業務効率の改善を図り、より働きやすい環境、ワークライフバランスが取れる職場を目指したいと思っています。
今、絶妙なタイミングですみれに必要だったツールをご紹介頂けたご縁に心から感謝します。

 

 

問いを立てろ!

事務所メンバーとの納会のあとは工務部との社内勉強会、元祖職人起業塾のそのまた元祖といったところでしょうか。今年最後のコーチング形式のファシリテーターを務めました。今年の締めに皆に考えてもらったのは、自分の中にある根本的な問題とそれを解決するために必要な影響力について。自分では薄々気づいている、しかし、手をつけることなく先送りにしている面倒な部分に向き合ってもらいました。

言い古された言葉ですが、「企業は人なり」企業の強さとはそこに集うスタッフの強さに他なりません。代表者が掲げる経営理念が立派でも、仕組みやシステムがいかに整っていようと、改善の余地がある現状の状態を理想に近づけていくには根本的な問題解決を繰り返して小さな目標達成を繰り返さなければなりません。そこに最も必要なのは、スタッフの主体性であり、うまくいかない、出来ていない事柄について問いを立てること、それぞれが問題意識を持って、解決に取り組む姿勢です。

http://seikou-road.comさんから拝借しました。
http://seikou-road.comさんから拝借しました。

 

自助の精神。

すみれでは事業の目的を経営理念として「ものづくりの本質、つくり手を守り育て、地域社会に貢献する」と示しています。私たちの生業である建築を通して社会に貢献するにはまず、自分たち、スタッフや協力してくれる職人さんや業者さんが安心して働ける環境を整える状態の管理がその理念の一丁目一番地であり、そんなことも出来ずにどんな大層な目的や目標を掲げたところで意味はないし、そもそもできないと思っています。

そして、自分たちの状態を良くすることというのは、良くしたいというモチベーションとそこから生まれる行動ありきです。要するに主体性を持って取り組む気持ちがあるかどうかに全てはかかっていて、いくら経営側がお膳立てをしたところで、本人達にその気がなければ大した変化を起こすことは出来ず、できない理由を並べ立て、潜在的な不満を抱き続けることになってしまいます。
自助の精神を持たない者は周りがどんなに願っても無理やり良くすることも出来ないと思うのです。

 

 

主体性から始めよう。

来年からの新たな期に先駆けて、今年の終盤は社内的に大きな改革を行いました。スタッフから上がってきた「自分たちでやります!」という声に耳を傾け、(本人達も)本当にできるかどうかもわからない不安を持っているようでしたが、私たちの組織に最も必要なのは、主体性である。という私の持論をより具現化できるように、社内の体制を大きく変えてスタッフによる自主運営の色合いを強く打ち出すことにしたのです。社歴が10年を越すスタッフが7名もいれば、いつまでも管理してコントロールするのではなく、それぞれが自ら考え、行動し、成果を出せる体制にしてもいいだろう、と。

大きな変化には当然軋轢も生まれるし、リスクも伴います。しかし、そこでスタッフそれぞれが問題意識を持って、解決するための問いを立て、主体的に行動する機運が高まるならば、大きな変容を生み出す地力が熟成される可能性も高まります。あとは、スタッフがそれぞれに自分の持つ影響力の大きさを認識し、それを広げて問題を解決し、目標を達成するための地道な、そして面倒な取り組みを継続できるかどうかのみ。

7つの習慣
7つの習慣

 

7つの習慣を今一度。

私は経営者として、スタッフとその家族の人生を預かっておりますが、残念ながら私の力だけで彼ら、彼女らの人生をコントロールすることはできません。所詮、人生は人それぞれのものですし、自分でコントロールし、切り開いていくしかありません。私に出来るのはあくまでサポートすることくらいです。

スティーブン・R・コヴィー博士が提唱した人生を幸福に導く7つの習慣、その一番初めは主体性を持って始めること。新たな年を迎えるにあたり、もう一度、社をあげて7つの習慣への取り組みを新たにしたいと思います。

第一の習慣:主体性を発揮する
第二の習慣:目的を持って始める
第三の習慣:重要事項を優先する
第四の習慣:Win-Winを考える
第五の習慣:理解してから理解される
第六の習慣:相乗効果を発揮する
第七の習慣:刃を砥ぐ

その全ての根本は、インサイドアウトの概念であり、問題は外部(他人)にあるのではなく、自分自身の中にある。自らを変えることでしか、何も変わらない。再度、スタッフ全員とその原理原則を共有して、皆が幸せになれるように私も精一杯の努力をしたいと思います。

すみれスタッフの皆さん、1年間ご苦労様でした。来年も宜しくお願い致します!

 

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コント 下町のバカ親子に見るダイバーシティー考。

12月26日曇り時々雨

昨日はクリスマス。一応家族3人+ワンコとニャンコで勢ぞろいして、頂き物のブランド豚の鍋をつつきながら、これも頂き物のヴィンテージシャンパンを開けて、久しぶりの一家団欒気分を味わいました。お気遣い頂いた方々のおかげ様で、いい時間を過ごせました、心から感謝いたします。ありがとうございました。

 

 

ご縁を紡ぐ。

クリスマスも終わり、いよいよ年末の風情も本格的になって来ました。何かとバタバタする時期と言うことで、例のごとく予定にない行動に追われることになりました。良いこともよくないこともありますが、良かったのは今リフォームの施工中の客様に呼ばれて、息子の会社の今後の事業展開で業者を探しているので。とご紹介頂けたこと。

昔からこのようなお客様からのご縁を紡いで事業を続けてきておりますが、何年経ってもこの様なお声掛けをいただけるのは本当にありがたいこと。ご期待に添えるよう精一杯の努力をしたいと思いますし、一度ご縁を頂いたお客様には全員に、一生、あなた達にお願いするね。と言って頂けるようにスタッフと共に精進を重ねたいと思います。

 

 

仲間はずれ。

話は変わって、先日家で見る事はなしにテレビを見ていると、昔懐かしい『エンタの神様』をやっておりました。その中で、仲間はずれはどれか?というコントがあり、笑って見ながらも何か引っかかるものがありました。

宿題をする子供にお父さんが子供に勉強を教えると言う設定で、その問題が「次の中で仲間はずれは何か?」という質問でした。

ライオン、犬、猫、セミ、の中で子供は「答えは蝉だと思う」とパパに言うと、パパはライオンが答えだと教えます。なぜならライオンだけ街中で見かけないから。(笑)
しかし、そのあとでパパは本当の答えは仲間外れなんかダメだと言うべきだ。と強い口調で言い切り、「仲間外れがある社会なんてダメだ、みんな仲良し!が正解だ!」と子供に説教っぽく言い放ちます。
本来はここではちゃめちゃな理論のパパに笑うところなのでしょうが、確かに正論だな。なんて思った次第です。これ、

 

多様性を認めることの難しさ。

ダイバシティーと言う言葉もずいぶんと一般的になり、多様性を認める社会への移行が叫ばれて始めてからずいぶん時が経ちます。しかし、人は常に価値観の合わないもの、全体の空気になじまないもの、協調性がないものに対して排除しようと言う意識が働くもの。それはおいそれとそれを無くせるものでは無いのではないか、なんて思いました。

  • やること成すことえーかげんに見えても、売り上げだけは作ってくる人。
  • 会社のルールは守らないが、お客様との約束はきっちりとお守り顧客からの評価は高い人。
  • 社内でのコミニケーションはしっかり取れて評価は高くても実際に仕事の結果を出せない人。
  • 知識があり、理論もよくわかっているが実践ができない人。
  • やる気もあるし、実践もするが、技術力を身につけていない人。

世の中のあらゆる人が、程度の差はあれども、何かしらの欠陥を持っているし、完璧な人などまずおりません。そして、大まか自分でそれに気付こうとしないのが(私を含めて)ほとんどだと思っています。で、ついつい他人の不足しているところに着目し排除や仲間外れとまでは言いませんが、違和感を口にすることが少なくないのではないでしょうか。

 

 

目くじらを立てる社会。

建築業界は職人不足だけではなく、実は設計も施工管理も人材不足が表面化しており、人に欠陥があることに目くじらを立てて排除して次々に新たな人材を求めても即戦力の人の雇用は非常に難しくなっているのが現状です。全国の同業の経営者さんと話すにつけ、これからは地道に人材を育成するしかない時代になったのだと、ひしひしと感じております。そんな中、ネットのニュースや話題を見ると、「目くじらを立てすぎているのではないか、」と思う記事が少なくありません。それくらい、どーでもえーやん。と思う様な些細なことも、正論を振りかざすと、「それって人としてどーなん?」ぐらいの大騒動となってしまいます。批判する方もそんなに立派なことばかりをしているわけではないし、人は皆、自己欺瞞と戦いながら(本当はやったほうがいいと思うことをしない、自分の良心に従わずに行動をすること)生きていると思うのです。要するに程度の差なのですが、ほとんどの人は自分の欠点に目を向けることから無意識に逃げ出してしまいます。

数年前に「法令遵守」が日本を滅ぼすという本が話題になりましたが、自らを振り返ることなく正論を振りかざす輩が多すぎる様に思います。以下抜粋。

多くの賢明な組織人達は、法令遵守という意味のコンプライアンスが、多くの弊害をもたらしていることに気づき始めています。抽象的に法令遵守を宣言し、社員に厳命するだけの経営者の動機が、命令に反して社員が行なった違法行為が発覚した場合の「言い訳」を用意しておくことに過ぎないこと、法令遵守によって組織内には違法リスクを恐れて新たな試みを敬遠する「事なかれ主義」が蔓延し、モチベーションを低下させ、組織内に閉塞感を漂わせる結果になっていることを感じています。
しかし、そのことを表立って口にする者はほとんどいません。法治国家においては法令遵守は当然のことであり、それを意味するコンプライアンスに異を唱えることは、法治国家の国民にあるまじき言動と軽蔑されるのが怖いからです。

出展:「法令遵守」が日本を滅ぼす

 

仲間外れというものが仲間外れ。

もちろん、法律を守るなんて社会人としてアタリマエですし、職業人として必要なスキルは身につけるべきですし、大人として行うべきことは果たすべきです。出来なくていいじゃん、とはいきませんが、実際、全ての人には何かしら欠けているところがあるもので、欠点に着目し、排除しだしたらキリがありません。多様性を認め、欠けているところを補い合うことをしながら、双方もしくは全体の最適化を目指すのがこれからの組織に求められることではないかと思うのです。

前述のドランクドラゴンのコントの最後に、仲間はずれは誰だ?という設問を作った奴こそ仲間外れにするべきだ。と塚地パパが締めておりますが、人の態度や行動に違和感を覚えた時ほど、相手を責めるのでも、拒絶するでもなく、自分自身を振り返り、多様性と言うか、相手の良いところに着目する様に心掛けたいものです。自戒を込めて。

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鬼よ、笑え!

12月24日 クリスマスイブ 曇り

 

施設に住まう子供達への寄付への御礼。

昨夜は遅くまで峰山温泉の山間の宿で、大いに盛り上がりまたよく飲みました。(笑)
今朝は若干の余韻を引きずりながらも、自然薯の麦とろご飯を食べて、朝風呂に浸かってさっぱりして帰ってきました。

毎年恒例の泊りがけの忘年会の最後の締めは、皆さんに年末の施設に住まう子供達への助け合い運動にご協力の寄付を募って、募金を預かって帰ってきます。宿代の精算時に財布を開けたタイミングでのお願いは半ば強制の様な(笑)印象も拭えませんが、そこは流石に皆様非常に意識の高い経営者の方ばかり、全員から気持ちよく寄付を頂きました。本当にありがとうございました。

年末に私に会うとロクなことがない、と言われない様に気をつけなければなりませんが、(苦笑)お会いしなくても、自らご連絡をくださり、遠方から銀行振込で寄付をくださる方が毎年、確実に増えておりまして、素晴らしいご縁を頂いておるものだと、本当に有り難く感じております。

この場を借りて、心から御礼を申し上げますと共に、年末までまだまだ寄付は受け付けておりますので、「よし、少しでも子供達に希望の光を見せたろか」と思われる方は私までご連絡をいただけましたら幸いです。宜しくお願い致します。

詳しいことはこちらのブログでご確認ください。→続・続・続・続・続・続・ 3匹の羊の物語

 

 

全国行脚スタートします。

昼からは遅めの出社、年内に片付けてしまわなければならないタスクを一つずつ消していく、地味ーな仕事に勤しみました。その一つが、来年から本格的な活動を開始する一般社団法人職人起業塾の来年早々から始まるセミナー活動の告知です。

年始一発目は広島から、1月26日(木)
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続いて、大阪は1月30日(月)
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二月に入って早々には東京で、2月6日(月)
職人起業塾×SHIP 未来フォーラム

と、3週連続で職人育成の根本的問題にアプローチする現場マネジメントと顧客接点強化を軸としたマーケティング理論を具体的な事例を交えながらご紹介します。職人起業塾ってなんやろな、と疑問に思われておられる方は是非お運びください。もちろん、職人起業塾で行なっている研修の内容もご紹介しますが、別に社員さんを研修に出さなくても自社で取り組める内容となっておりますので、新しい年を迎えて、何か新たな取り組みを、と模索されている方は是非覗きに来てください。

 

 

鬼よ、笑え。

これから年末にかけての1週間は、来年に向けた事業計画のまとめと具体的なアクションプランの策定にほぼほぼ時間を費やします。「来年のことを言うと鬼が笑う」と昔の人は言いましたが、今年も残すところ1週間となり、さすがに足元のことばかり気にしていても始まりません。達成できるかできないかはさておいて、目標を掲げ、それに対する努力を続けること、目標達成能力を磨き、成果をあげる体力を身につけることは非常に重要で、諺が示す通り、未来にはどんなことが待っているか誰にもわかりませんが、出来うる限りの準備と予防をすることが、私たちの責任ではないかと思うのです。

ちなみに、鬼が笑う諺の由来には諸説あり、分からない未来について語ってもしょうがない、という一般的な意味だけではなく、来年があるさ!と希望を示すことによって鬼が笑うという超前向きな説もあります。これから厳しさを増すであろう建築業界で生業を為すものとしては希望いっぱいの新年を迎える訳ではありませんが、わずかながらの知見を総動員してでもリスクに備え、光を見いだせるように計画を練りたいと思っています。

ずいぶん前から言い続けている、本物の時代もうすぐやってくる。という言葉がそろそろ真実味を帯びて来ましたし、我々の時代が来ることを信じながら、スタッフと共に来年も地道な努力を積み重ねて行きたいと思います。

いかつい顔の、無愛想な鬼さえ笑えるような来年に出来ますように。(笑)

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定点観測とPerformance Capability(目標達成能力)

12月23日 曇り時々晴れ

 

関西TOTOリモデル店会ゴルフコンペ

今朝は早くから起き出して、今年の打ち納め、最後となるゴルフコンペに参加しました。
毎年、春と冬の年に2回行われるこのコンペ、神戸だけでなく、関西一円から広くTOTOショールームを中心に地域に根付いて活動を行われるリモデルクラブの加盟店が参加され、近況報告や情報交換などもしながら、懇親を深めつつ、ゴルフを楽しみます。

今年でもう8年目になるとのことで、随分と回数を重ねたこともあり、参加者の今までの実績を鑑みて、最近は固定ハンデ戦となっておりまして、長い間ど下手くそだった私は、今までの酷い実績のおかげ様で、大量のハンデを頂くことが出来てまして、(全然大したことないスコアだったのに、笑)今回初優勝させて頂くことが出来ました。こんなスコアで優勝したところで、、という気もしましたが、(賞金もいただけましたし、笑)素直に喜んでおきたいと思います。

ご一緒頂きました皆さま、ありがとうございました。次回はディフェンディングチャンピオンとして恥ずかしく無いように、もう少し練習しておくように致します!

 

峰山温泉豊楽。

ゴルフコンペを終えた後は、表彰式もそこそこに、メンバーさん達と連れ立って、これもすっかり毎年恒例となった、『横串会』なる忘年会に、兵庫県のちょうど真ん中あたり、神河町にある温泉宿へと向かいました。

私たちがまだ子供の頃、♫峰山温泉ほーーらく♪ というキダタロー氏の作詞作曲の歌が、 TVやラジオで流れておりました。若い方は全然知らんと思いますが、、笑。
とにかくすぐ側を渓流が流れる自然豊かな山の宿で温泉に浸かってゆっくりとくつろぎ、心安いメンバーと新鮮な猪肉を食しながら、お酒を酌み交わすのは非常にいい時間で、忙しい年末ではありますが、毎年決まったメンバーを中心に来るようにしています。しかも、今年は新たに加られた新メンバーが3名もおられ、新たな刺激もありました。

 

 

横串会の軌跡。

ちなみに、これまでのこの会の振り返りブログはこちら、懐かしい!(笑)

2009年→猪をかけた囲炉裏を囲んで得るものは、、

2010年→期待値を上回るサービス考。

2011年→毎年決まって刻むこと。~TOTOリモデルクラブ関西横串会~

2012年→この一年を振り返りつつ、今年もやっぱりシシを食う。

2013年→今年もやっぱりシシを喰らう。

2014年→土砂降りゴルフとシシ鍋と影響力。

2015年→

 

 

幸せな記憶が蘇る特別な場所。

先日、このブログで街中でクリスマスソングを聞くと、私の場合は震災の後のハードな暮らしを思い出して、あまり楽しい気分になれない、と言う様なことを書きましたが、自分自身の経験から感情が張り付いてしまいコトあるごとに思い出すのは別に音楽だけでに限ったことではなく、場所や色や匂い、味覚など五感全てに当てはまります。実はこの神河町の土地、この温泉宿、ここで食べる料理には家族で訪れた際の楽しかった記憶が埋め込まれており、(家族と一緒でなくても、笑)来るだけで幸せな気分になることが出来ます。
初めて豊楽さんに訪れた時のブログはこちら→腕時計を外したままの2日間♪しかもずっとビーサン。今年もたっぷりと(おっさんばっかりではありましたが、笑)幸せな時間を過ごすことが出来ました。

 

 

継続することで見えて来る。

皆で猪鍋を突きながら、いい感じに酒もまわってき始めてから毎回必ず行うのは、一人ずつ立って、今年一年の振り返りと、来年の抱負や方向性、取り組みに対しての目標設定などをアウトプットすること。(大まか)同じメンバーと8年も繰り返していると、その会社の成長の度合い、売り上げを伸ばすと言う様なことだけではない、成熟度なども見えてきて、非常に勉強させられることが多くあります。

開始当初から参加されているメンバーさんであれば、8年間もの長きに渡り、変遷を毎年の年末に定点観測させてもらっている訳で、それは同時に自分自身も見てもらっていることに他なりません。

人は、見られていることによって継続できる。とある方が断言されておられましたが、習慣化と見える化はセットだと私も長年言い続けており、自分自身の経験則でも大いに実感しています。そんな観点から見ると、毎年年末に過去と未来にコミットする定点観測とアウトプットを行うことは、非常に意義の深いことであり、近年私が行ってきた新たなチャレンジやしつこいほどの継続も、この会と無関係ではない様に思います。

今回、私はその場で「やっとスタートラインに立ちました。後10年で形にします。」と口にしました。聞いておられた方が覚えている、いないに拘らず、口にした言葉は言霊となり力をきっと発揮してくれると思います。継続こそが目標達成能力を高めてくれると言う私の信条に則って。

そんなこんなで、年末のコミット大会、これからもできるだけ長く続けていきたいと思っています。幹事を引き受けてくださっている、キヨちゃん、とO社長に心から感謝しつつ、メンバーの皆様とのご縁をこれからも大切にしていきたいし、続けていきたいと持っています。

今年も皆様、ありがとうございました!

また来年、会いましょう!

 

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■大阪開催2017年1月30日 (月)13:00 – 17:00
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今年最後の職人起業塾。

12月22日 曇り後雨

12月も終盤、事務所にいると続々と取引先の担当者さんが年末のご挨拶に訪れられて、「よい新年をお迎え下さい」と言う挨拶を頻繁に口にするようになりました。年末ですね。

 

 

第40回職人起業塾。

夜からは今年最後の元祖職人起業塾をすみれ本社にて開催しました。さすがにこの時期になると、皆さん忙しいのかいつもより少し参加者も少なめでしたが、それでも忙しいのをおして勉強熱心な方々が20名ほど集まられ、今年の振り返りと、来年への意気込みを熱心に考え、それぞれ発表されました。

いつも同じパターンで繰り返しているグループコーチングの勉強会、今日は少しだけ趣旨を変えて、ビデオタイム!と称して、皆さんでにお勧めの動画を見ていただきました。

これはぜひ見ていただきたい!と思いチョイスしたのは大好きなTEDxに登壇された田坂広志氏の字幕だけの斬新すぎるプレゼンテーション。世界に誇る日本に古くからあるあり方、価値観、商売観を寓話になぞらえて紹介されており、日本人としての大事な再認識させられるものです。
こちら↓

 

理論構築は問いを立てるところから。

職人起業塾で学び続けていただいているのは、具体的なノウハウ、やり方ではなく、あり方を見直すことから始める影響の輪の拡大であり、顧客からの信頼を勝ちとることによって持続継続できるビジネスモデルを作り上げる理論構築です。

理想や目標を掲げた時点で、常に発生するのは現実のギャップであり、そのギャップを埋めるべく、解決しなければならない問題です。

今回、事前課題として皆さんに考えていただいたのは、問いを立てることの重要性の説明から、「問題は何処にある」と題して理想と現実のギャップとは何か?根本的な問題は何か?それを解消するアプローチは何か?の3点をお聞きしました。

1年の最後に、根本的かつ本質的な問いを自分自身に投げかけることによって、取り組むべき目標が問題解決の方向性をに見出して頂こうと言うもの。

 

 

影響の輪の範囲を確認する。

メインのテーマは、今年1年を振り返って今年一年でどのような影響の輪を広げたか、来年はどの部分について影響力を強めるかを考えていただきました。これも思考(理想)は現実化する、但しそれは自分の影響力の範囲内に限るという原則に立ち戻り、自分が持つ影響の輪の大きさを確認して、根本的な問題解決のアプローチである表面的な問題を1つずつ潰すのではなく、その問題が起こる根本に向き合い、二度と同じ問題が発生する事のない様に、根元から問題の原因を叩き潰すアプローチについて考え、発表をいただきました。
非常にコーチングらしい質問で、私も高めのテンションでファシリテーターを務めましたし、塾生の皆さんも改めてリーダーシップやコミニケーション、リソースの補完、ビジネスモデルの欠陥、仕事に対する姿勢、自分の哲学など、ぼんやりとわかっている。でもなかなか改めて向き合うことのない問題に対して目を向けることで来年取り組むことへの方向性が少しでも明らかになったならば幸いです。

 

スタートライン。

ちょうど一年くらい前に、この勉強会から派生した厚生労働省認定の半年間の研修事業がスタートし、今年はすみれ本社で毎月開催している無料勉強会の他にも、有償の15回研修講座を三期、全国の同業の工務店、団体、リフォーム会社で開催された協力業者会での講演、先日は東京での新建ハウジング社主催のフォーラムに登壇させて頂くなど、よく人前で話した一年でした。

17年前の大工3人が集まっての創業時に掲げた「職人の社会的地位の向上」という身の程知らずにも程があるミッションは、ここに来て漸くスタートラインに辿り着いた様に思っています。

職人の地位向上は職人自身の意識改革から、安定、安心出来る暮らし、働き方にシフトするにはそこに掛かるコストを自ら稼ぎ出す事が必要で、じゃあ、具体的にどうやって?という問いに対する答えこそがすみれがこの十数年に渡って取り組んできた原理原則に基づいたマーケティングの構築です。

今日もご参加頂いた方からこの一年間での自分自身の変化とそれに伴ってもたらされた成果について感謝の言葉を頂きました。

新たな職人時代の幕開けを予感出来る(手前味噌ですが)私に取っても非常に良い勉強会となりました。 

ご縁をいただきました皆様、来年もよろしくお願いいたします。

来年も、いっちょう気張ります!(笑)

 

MacBook Airに見る弱小企業のブランド構築。

12月21日 晴れ

今日は大阪、心斎橋から。

使い始めて5年になる愛用のパソコン、MacBook Airがいよいよ寿命を迎えるようで、動作が遅くなるだけではなく、充電池の消耗が激しくなり、ずっと出歩いて、移動時間を繋ぎ合わせて仕事をしている私にとっては致命的になって来ておりました。このところ、いつクラッシュするかわからない不安を抱えたまま、騙し騙し使ってきましたが、そろそろさすがに限界に近づいてきたようで、『ギリギリの美学』を持っている私でも、この辺にしとかんとヤバイと決心しました。
大体、こんなトラブルって年末年始に起こりがちやしね。(笑)

Appleタイマー発動と(一定の時間で壊れる様に設定されている)揶揄される事もありますが、機械は所詮消耗品、ノートパソコンで5年も使えたのは上出来だと思って、納得の交換でした。

 

 

イノベーションではないが、ブラッシュアップ。

5年振りにノートPCを変えようとMacストアに行ってみると、ノートパソコンに新しい機能が付加され、一部はインターフェイスも変わっておりました。そもそもラインナップ自体も少し変わっている様子だったので、こりゃしっかり説明を訊かんと判断が出来ん、と思い、珍しく開店の少し前に時間を合わせて行ってみたところ、なんとまあ、長蛇の列が出来ているではありませんか!

「大したもんやなー、」なんて呟きながら、私もその列に並んでみたところ、Appleストアの赤いTシャツのスタッフさんが寄って来て、「修理と購入で列が違うんですよ」とのこと、そして購入の列の人達は殆ど個数限定で発売されるAirPodsなる新発売のコードレスのイヤホンを買う為に並んでいると教えてくれました。

「そのAirPods、本日の入荷は12個限定ですがお客様もご購入されますか?」と聞かれて、新もの好きの私としては「あ、はい」と反射的に答えてしまいましたが、よく考えるとイアホン自体使うことが殆どないし、充電式のAirPodsなど、どーせろくに使わないと考え直し、そもそも無線イヤホンは好きじゃないし、と単なるミーハーから脱出しておきました。(笑)

 

ブランド力を再認識。

今回の予定ではお気に入りだったMacBookAIRをそのまま同じものを買い替えるつもりでしたが、説明を聞いてみると、MacBookもMacBook Proも新しくリニューアルされており、以前は分厚く、重たいイメージだったProは同じディスプレイでも全体の大きさはコンパクトになっており、Airとほぼ同じ重量になっていました。また、MacBookはAirよりもさらに軽くなり、値段も高くなっているとのこと、コツコツとした技術革新はとどまるところがありませんね。。

色々と驚かされましたし、結局、私には不必要なスペックだと思っていたMacBookProを選ぶ羽目になったのは、Apple Storeの兄さんの丁寧かつ的確な接客もありますが、ブラッシュアップを絶やさないAppleの物作りにかける情熱のようなものを感じたからかもしれません。

使うか、使わないかわからない、便利かどうかもわからない(Storeの店員さんも言ってました、笑)タッチバーがついているのが気になってしょうがなくなるのはやっぱりAppleのブランドの強さと言うことなのだと思うのです。

 

あらゆる人がブランド?!

マーケティングの大家と評されるフィリップ・コトラー博士は「あらゆるものがブランドであり、あらゆる人がブランドである」という言葉を残されております。ブランドは歴史に裏付けられた信用力という言い方をされることも多い中、その言葉は少しの違和感を感じずにはおられませんが、今日のApple Storeで感じたことは、顧客に提供する商品、もしくはサービスをより良くする意欲に溢れ、顧客の期待値を少し超える価値を提供することが、ブランドとしての認知を助けるのではないかということです。

例えば、工務店で一度工事をしたお客様が、再度、工事を頼もうと再度その会社を訪れた時、以前の経験からどの程度のコストで、どんな品質なのかを大体予想をして訪れます。その際、同じ工事でも商品やサービスが新しくブラッシュアップされており、新たな価値を見出すことができれば、「やっぱりここに来てよかった!」とその会社の存在価値を認識することになると思うのです。
Appleやルイヴィトンの様な有名ブランドとは少し意味合いもレヴェルが違いますが、信頼が付加される、向上することは確かにブランド化へのアプローチになると思うのです。

 

 

当たり前を再度見直す。

Appleがもうすっかり出尽くしたと思っていた(私見です)ノートパソコンをマニアックに、しかし斬新に改良を続けているように、私たちも決まりきっていると思いがちな施工方法、商品提案、サービスの改善を積み重ね続けることによって、少しずつではありますが、ブランドを作り上げていけるのでは無いかと思います。

結局は、現状に満足しない姿勢を持っての情報収集を怠らないこと。コツコツ地道な努力を続けて行くしかないのでしょう。現状維持は緩やかな破滅への道。危機感を持って日々過ごせってことですね。(苦笑)