(特に若者が)本を読むべき3つの理由。

11月29日曇りのち雨

朝活と企業訪問。

火曜日に続いて水曜日の朝活の日。今日もやっぱり夜明け前に起き出して、三宮の会場で開催される朝のビジネスミーティングに参加、おまけでメンバーの靴みがき士の金田くんに革靴を磨いてもらいご機嫌さん。朝起きして、1日が長いのはいい事が色々あるものです。(笑)

昼からは私たちすみれも加盟している全国リフォーム団体ジェルコの長野支部の方々がはるばる神戸まで企業視察においでになり、新神戸駅までお出迎え&すみれ本社にお連れして情報交換を行いました。これから確実にやってくるとされている未曾有の職人不足の大きな波を乗り越えるには、ものづくりの本質にもう一度立ち返り職人を育成することに注力すべき。品質だけでない現場の精度を上げて真の顧客満足の獲得、ひいては自社独自のマーケットを作り上げるためにもそれが必要だと言う私の持論とその実践についてお話をさせて頂きました。遠路はるばるお越しいただいた皆さんに少しでも何かヒントを持って帰って頂けていればば幸いです。

ベイビーステップ
ベイビーステップ

本を読むべき3つの理由。

話は変わって、、昨日は毎月すみれ本社で開催している無料の勉強会元祖職人起業塾の開催日でした。年末の足音が聞こえ出した忙しい中にもかかわらず、今月も多くの方にご参加いただき非常に盛り上がりました。勉強会の内容はさておき、毎回繰り返し(特に若い人に)私が言い続けているのは「本を読もうぜ」ということ。今日も何人かの方に(無理矢理)本(や漫画)を貸し出しました。(笑)

情報過多のスマホ全盛の時代になかなか本を読む習慣を身に付けるのは難しいと言うのはよく理解できますが、本との出会いで人生を大きく変容させてきた私としては絶対に一定量の読書は必要だと思うのです。その理由は大きく3つ。

 

読書は間接体験

  • 1つ目は(若者は特に)短い人生の中で力量を身につけるために経験値を上げるには自分の行動だけではなく人がやった事を知ることでさらに多くの経験を積むことがができること。感情移入して読書することによって偉業を成した先人たちの人生を辿ることが出来て、自分が一生の内に絶対に体験できないような状況や環境を知り、体験することになる。その中で意義のある人生のパターンを見いだすことができると思うからです。子供の頃書店を経営していた父親に「本は人の人生の間接体験やで」と言われたの時の事が今も強く脳裏に焼きついています。

 

遠い世界に学ぶ

  • 2つ目は遠い世界に学べると言うこと。普段全く触れることがない世界どころか、時空を超えてはるか太古の昔にも、海の向こうの地球の反対側にも、海底深い暗闇の世界にも、その場にまるで行ったかのような疑似体験をすることができるのは本の素晴らしさだと思っています。身の回りの狭い世界だけではなく広く遠い世界から学びや示唆をもらえるのにこんなに便利でコストパフォーマンスに優れた手軽なツールはないと思っていて、今までの延長線上にないアイディアやインスピレーションを得るには読書で世界を広げるのが良いと言うよりも基礎知識を広げ基礎体力を培うのには必須ではないかと思うのです。

 

非日常に遊ぶ。

  • 3つ目は日常の中に常に非日常を持ち込めるということ。煩雑で目まぐるしく時間が流れる日々の暮らしの中で、ほんの30分や1時間を読書の時間にあてるだけで現実から一旦離れてドラマティックな非日常に遊ぶことができます。昨日のブログにも書きましたが、人生を俯瞰してゲームやストーリーだと思って見ることで目先の損得だけではない中長期に立った良心に従い、信念や信条に沿った視点を持っての判断ができるようになると考えれば、そこで行う選択はありきたりの規定路線ばかりの道(日常)を歩むのはもったいないし、変化に富んだ非日常に遊ぶ心構えを持つべきだと思います。そもそも現状維持は緩やかな破滅への道、自らをブラッシュアップをするための厳しい選択とは非日常へ歩みを進めることに他なりません。その予行練習を日々本の中でできるのは非常に大きなメリットだと思うのです。

概念を学び、実践で裏打ちする稽古。

少し前にこのブログでご紹介した書籍「出光佐三 反骨の言霊」に書かれていた「概念を学び実践で裏打ちするほど辛いものはなく、それが知恵や哲学につながる」と言う最近お気に入りの言葉があります。本の中で学べる概念や観念を持って実践に向き合うのはただ闇雲に体験を積み重ねるのに比べ内面的な成長は大きく進むと自分自身のこれまでの経験でも強く実感している次第です。私たちが取り組む職人的マーケティング論の根幹の部分をなすのは「状態管理」と言う観念ですがそれは習慣で支えるしかなく、読書習慣はそれをまとめて身に付ける絶好のワークアウトだと思うのです。青年よ大志を抱く前に大志を持って生きた人の人生に学べ!ってとこでしょうか、塾生の皆さん、先ずは一日15分、気張って本から学び続ける習慣、身につけて下さい!(笑)

 

今日のアタリマエ

  • 感情移入して本を読めば主人公の人生を疑似体験できる。
  • 知らない世界を知ることで人としての引き出しが増える
  • 身近な世界ではなく遠い世界からの模倣がイノベーションにつながる。
  • 非日常に遊ぶ時間を持つことで人生を俯瞰する視点を持てるようになる
  • 概念を学んでから実践に取り組めば頑張るだけの経験バカよりも知恵や哲学が形成される。

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人生ゲームを俯瞰する。

11月28日 晴れ

夜朝ハイブリッド型生活。

暖かい日が続きます。昨日は夜から滋賀の草津で店舗改装工事完了後のレセプションに伺って夜中に帰神。今日は朝活の日ということで、夜明け前から起き出して元気いっぱうモーニングセミナーの会場へとGO。眠たい目をこすりながらも原理原則を見つめ直し、背筋を伸ばし、姿勢を正して仕事の目的に向き合いました。昼からは姫路駅前にて店舗改装工事の着工前の確認、打ち合わせを終えてすぐに神戸に取って返してマーケティング部や設計部のミーティング2本のあと、毎月すみれ本社で開催している無料の勉強会、【元祖】職人起業塾の開催と勉強会とセットの(夜中遅くまでの)懇親会で熱く語り続けた上に、明日も二日連続の朝活に出席と夜朝ハイブリット型の本領発揮の週の立ち上がりになりました。相変わらず生き急いでいます。(笑)

人生の分岐点を振り返る。

今回の【元祖】職人起業塾で参加者に事前にお送りした課題は、(先日私もこのブログ上で3日間に渡り書き綴った)人生を変えた3つの出来事を考えて見てください。というもので、何故そんなことを質問するのかというともちろん理由があります。それは、人生で行って来た選択を振り返ることでこれからも日々押し寄せる選択の基準なり、思考なり、根拠を見直して10年後、20年後に振り返った時、間違ってない選択を繰り返したと思えるような充実したいい時間を過ごしたと感じてもらいたいからです。

選択と縁。

ふつーに考えて、今現在の自分は10年前の自分が下した選択、決定の上で作られており、10年前の自分は20年前の選択、そこから積み重ねた努力や習慣の上に成り立っているはずです。人生は常に選択の結果。ではありますが、実は自分から選んだのではなく、勝手に向こうからやってきた、もしくは否応無く巻き込まれた出来事や、偶然の人や物との出会いによって、自分の人生が大きく変わることが往々にしてありますし、むしろその方が多かったりします。要するに、自力だけでは人生はコントロール出来ないのは自明の理。

アリンコ並みの人生。

とはいえ、「しょうがない。」と受け入れて諦めてしまえば人生は成り行き任せ、風まかせになってしまいます。人生の醍醐味であり、人間が持つ特権でもある「選択の自由」を使わない人生など、禽獣や虫けら一緒である。と、二宮尊徳翁も有名すぎるその著書「学問のススメ」の冒頭に書かれています。「身の上に起こったこと、皆良きこと」そんな風に思えれば最高ですが、それもそんなに簡単ではありません。しかし、考え方を切り替えてあらゆることを糧にすべく、身の上に起こった出来事を咀嚼して人に語ることで体験は人生経験となり、人様に伝えるコンテンツにすることができると思うのです。

人生を俯瞰する。

そんな訳で、塾生の皆様に、自分自身が生まれてこの方歩んで来た道程を振り返ってもらい、人生を俯瞰してみてもらう機会を持ってもらいました。倫理法人会の17カ条にも「人生は神の演劇、その主役は自分自身である」という項目がありますが、私も人生は自分を主役とした物語だと思っており、(賛否あるかと思いますが、)若い頃から人生をゲームだと言い続けています。ただ、このゲームというのは楽しむだけを目的にするのではなく、ゲームオーバーを迎えた時に如何に大きな価値を生み出しているか、自分自身が納得できるか、悔いのない人生を送ることを目的にしています。そして、ゲームとは得てして賭けるものが大きな程、刺激的で面白く、楽しめるものです。

ギャンブル?!

私は起業したての頃まで、競馬などのギャンブルが大好きで、一時は結構一生懸命に馬券を買ったり(その他諸々)していました。ところが、会社を法人化して、自社ビルを建てた頃からあらゆるギャンブルをピタッと辞めてしまい、今ではギャンブルはおろか宝くじさえも買うことはありません。それは、自分の命を担保にして銀行から融資を受けたり、先行きの売り上げが見えている訳でもないのに社員を増やしたりした頃であり、仕事、工務店の経営の方が競馬などのギャンブルなんかと比べ物にならないほど、賭博性が高かったし、ドキドキ感半端ない刺激的な毎日だったからだと思います。まさにゲーム感覚で命をかけた毎日でした。(笑)

塾生に学ぶ。

少し話は逸れますが、私は現在(また)超大作の漫画の読破にチャレンジしておりまして、それは東京での研修の塾生、矢島さんに勧めていただいた「ベイビーステップ」という10年間にも渡る長期間に渡って週刊誌に連載された作品です。少し前に我が家にやって来たのは45冊で、完結までにあと3冊程出版されているらしく、今ちょうど半分くらいまで読み進めています。私としてはあまり読みつけないテニス漫画で、少し可愛い感じのペンのタッチに慣れないこともあり、訝って読み出すのを躊躇っておりましたが、いざ読み出すとこれがさすがにマンガ大賞を受賞しただけあると思える大変面白い、しかも社会人(というかオッさん)の私にも様々な気付きを与えてもらえる示唆に富んだ内容で、ストーリーの各所に名言やメタファーが散りばめられていました。

人生をかけた勝負。

ベイビーステップの詳細のご紹介はまたの機会にしますが、その中で、プロテニスプレーヤーを目指す高校生同士が地区予選で戦う場面があり、負けた方は全国大会に行けない訳ですから、プロテニスプレーヤーになる夢が破れることになってしまいます。まさにこれからの人生をかけた勝負となるのですが、そんな場面での主人公のエーチャンのセリフに「本当に楽しいのは人生をかけた試合」とありました。賭けるものが大きいほど人は興奮し、集中し、本気になれると考えれば人生に本気に取り組み、価値を見出すにはゲームとしての感覚が必要だと改めて得心した次第です。

人生という名のストーリー。

今日の職人起業塾でご参加頂いた皆さんに「人生を変えた3つの出来事」を考えて頂いたのは、これをきっかけに人生を俯瞰し、10年後になりたい自分に到達することを標榜して、毎日迫る人生の小さな選択肢において、いつも「先延ばし」もしくは「まあいいか」ではなく「やる」選択を積み重ねてもらうことです。日々の行動は小さな積み重ねかも知れませんが、10年も継続すれば大きな成果に結びつくのは間違いない訳で、その視点を持ってもらいたいと考えたからに他なりません。塾生の皆様には面白く、楽しい、そして生き甲斐のある人生という名のストーリーを紡いでもらいたいと思いますし、自分自身もそんな人生の選択をこれからもゲーム感覚を忘れずに繰り返したいと考えています。

今日のアタリマエ

  • 今の自分は10年前に選択した結果。
  • 10年後の自分は今日の選択の積み重ねが作る。
  • 小さな行動も10年継続すれば絶対に大きな成果に結びつく。
  • 人生を俯瞰するのはゲーム感覚。
  • ゲームにはBet(賭け)がつきもの。
  • 賭けるものが大きいほど人は本気になれる。
  • 本気のゲーム(人生)は面白い。
  • チリも積もれば山となる。

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