令和2年4月21日曇り
自粛慣れ。
この1ヵ月ほどの間、あらゆるメディアの話題を独占した新型コロナウィルス関連の報道も緊急事態宣言排出から2週間が経ち、外出や対面の自粛による効果を見守る段階になってきて、だんだんネタ切れというか同じような話題が繰り返されるようになってきました。韓国やアメリカでも経済活動の再開の準備をするステージに差し掛かってきたと言われていますし、感染予防にはもちろん最新の注意を払うにしても普段通りの生活を粛々と行うように意識が変わってきたように思います。風邪やインフルエンザで亡くなる人が後を絶たない様におよそウイルスを絶滅させるなんて事は不可能で結局は共生するしか無くて、個々の責任において感染しない様に留意するしかないと思います。
継塾の継続。
緊急事態宣言を受けてあらゆる会合が延期や中止になる中、毎月開催している無料のマーケティング勉強会、継塾の開催をどうしたものか随分と悩みました。と言うか、さすがに当然中止にすべきだと思っていましたが、今日、やっぱり!と思い返して今月も予定通り開催する事を決めました。ひょっとしたら参加者は誰も居ないかも知れませんが、中止にすべきでは無いと思ったのは、一昨日、昨日とこのブログで告知したオンラインでのグループコーチングに是非とも参加したい!とのメッセージを数人から頂いたからです。私が提供している学びの場を1人でも求めてくれる人がいるなら、絶対にやめてしまうべきではないと結論を出しました。
状態管理とアウトプットの関係性。
ここには以前から繰り返し書いていますが、コロナの影響で対外的な活動を慎む様に言われている今、取り組むべきは内向きの状態管理であり、学びと自省に向き合って、制限が解除される時に大きく飛び跳ねる事が出来る様に地力を養うべきだと思っています。そして、その気になれば、今の時代、学ぶ方法はいくらでもあります。ただ、自分自身の経験則を振り返ってみると、インプットはアウトプットとセットにして初めて自分のモノとなると思っていて、書籍を読んで概念を知ったところでアウトプット(行動)が変わらなければ一切何の価値も生み出しません。
場と師匠と仲間
学ぶ事自体は素晴らしい事ではありますが、何を学ぶかよりも「どう学ぶか?」に意識を集めて、レベルや頻度と言った質と量に留意しながら行動を変えて実践に踏み込ま無ければ意味はありません。ここで大きな意味を持つのが、共に学ぶ仲間の存在だと思っていて、私がこの15年間学んできた、マーケティング理論、理念経営とそれを実現する人事制度、価値提供の本質を抉り出し、サービスや商品を刷新するUX思考など、どれも師匠がいて、仲間がいて、定期的に学ぶ場があったからこそ一歩ずつ前に進み事業の実務に落とし込めてきたと思っています。1人でシコシコインプットばかりを繰り返していたのでは実践に落とし込めなかったと思うのです。
オンライン無料開放の勉強会開催します。
そんなこんなで、今月も4月28日(火)の19時からオンライン併用で勉強会を開催します。社会が大きな変化に飲み込まれて誰もが朝令暮改の軸がブレまくっている今、確固たる軸を作るのは原理原則を学ぶことだと思います。今月は目標を達成するために絶対的に必要な行動を担うタイムマネジメントについて参加者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。人生は生まれてから死ぬまでの時間であり、今この瞬間の時間の使い方こそが人生です。そして、今の自分は10年前の選択の結果であり、10年後の自分は今の選択に由来します。先行き不透明な時代だからこそ、内向きの行動を積み重ねる時間の管理に目を向けるべきではないでしょうか。
思考を現実化する手法。
習慣が人生を変える。とはよく耳にする言葉ですが、誰にでもできることを誰もできないレベルで行えば、時間の積み重ねとともに圧倒的な力を手にすることは容易に想像がつくと思います。そしてそれは単に時間の使い方を変えることに他なりません。マーケティング的な観点で見れば、顧客の創造は自らの信頼性を高めることに起因して、信頼される人物になるにはまず自分との約束を守れる一貫性を持つことです。それは強固な意志の力を使うのではなく、時間の使い方を考え直すだけで誰にでもできると思ってていますし、クズのような不良少年だった私がなんとか人並みに暮らしているのも習慣化と言う時間の使い方を変えただけだと確信しています。時間がたっぷりと取れる今こそ、誰にでも思考を現実化できる方法論を一緒に学び直してみませんか?