平成30年6月22日 晴れのち曇り
念願の仙台塾開講
仙台駅前のホテルで(今朝もやっぱり)朝早く目を覚まし、牛タンカレーの朝食をとってから快晴の仙台を後にして朝一番の飛行機で帰神。事務所に出社してから昨日の第10期職人起業塾@仙台の第1項の塾生さん達が書かれたワークシートに目を通しながら、念願だった東北での研修事業がいよいよ始まったのだと実感が湧いてきました。昨日の講座にご参加いただいた経営者の中には、以前から私のこのブログを読んでくださり、また「2年前に上梓した著書を手に取っていたが、まさか仙台で職人起業塾の研修が180とは夢にも思わなかった。」と言って下さった方もおられ、発起人の上野社長も「東北の地でこの研修が開催出来て本当に嬉しい」と言って下さりそんな嬉しい言葉を聞いて胸が熱くなりました。ご期待に添えるように精一杯の努力を重ねて塾生の皆さんに大きな成果を手にしてもらえる様にしたいと思います。
知る、やる、続ける。
開講時に若干緊張の面持ちで集まられた塾生の皆さんに私がいつも必ず語るのは「マーケティングやマネジメントの知識を得ることや、理解を深めることには全く価値がなく、行動と実践、そしてそれを継続して習慣や仕組みに落とし込むことこそが研修の意義であり、価値を生み出します。」ということで、半年間もの長きにわたっての研修を行っているのは、その行動と実践をサポートするためであり、理論を知るだけならマーケティング関連の書籍を3冊程度読めばことが足りるのが実際です。職人起業塾では職人や施工管理等の実務者にマーケティングの基礎理論を学んでもらうのですが、それは正直言って別段珍しい理論でも、真新しい仕組みでもありません。そもそもカリキュラムの内容は書籍にして発売しておりますので、1,500円(税別)の本を買っていただければ研修の大まかな内容は把握してもらえます。ただ、本を買ってその内容に沿って行動し、習慣に落とし込み仕組みにできるまで実践を継続できる人は世の中には、ほぼおらず、ましてや顧客接点として現場に立つ実務者がそれをやり切るのは至難の業だと思っております。要は、知る、分かっていること、出来ること、続けることのそれぞれには大きな隔たりがありそれは容易には越えられないのが実情です。以前のブログはこちら→「3つの隔たり」とその乗り越え方。
確実に隔たりを乗り越える方法
そんなわかっているけどなかなかできないと言う隔たりを乗り越えてもらうために私たちの研修はあるわけで、書籍に載っているカリキュラム通りにOff-JTとOJTの計画を立て、半年間かけていわば強制的に実践してもらうことで、わかっていることをわかっている通りに行う習慣を身に付けてもらうようにしています。これができるようになると多少の時間はかかっても確実に物事を進めていけるようになり、根本的な問題解決のアプローチができるようになってもらえると思っていますし、実際に成果をあげられた塾生さんもも少なからずおられます。そもそも、私が出版した「書籍職人起業塾」はスティーブン・R・コヴィー博士やジェイ・エイブラハム、P・F・ドラッカー博士等、世界最高峰のマーケティングやマネジメント論を引用して紹介しており(パクリ本かよw)その理論を実践出来れば卓越した業績を挙げれることは世界中で証明されています。とはいえ、殆どの人はこれらの優れた方々の知見を実際の事業に生かすことなく「本を読んだだけ〜、知っているだけ〜」で終わってしまいます。この度、仙台でスタートした塾生の皆様には半年間の研修を通して(半ば強制的に行うOJTを通してですがw)何とか、わかっていることをわかった通りに、当たり前のことを当たり前に実践できる力を身に付けてもらいたいと思いますし、私が熱くその様に推し進めます。第十期の塾生の皆様、共に学び、共に実践して参りましょう!(笑)
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〜ポスト平成への3つのキーワード〜
日時:平成30年7月3日(火) 14時30分~17時 (受付14時〜)
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場所:総合生涯学習センター 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪第2ビル5F 第3研修室
イベントページ:https://www.facebook.com/events/219149128883362/?notif_t=plan_user_associated¬if_id=1529489280822606
お問い合わせ先:https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/
IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。