10月17日晴れ
21時世紀の歴史は朝作られる。
流行に敏感。とゆうかミーハー(死語?)な私はこの手の話にすぐ影響されてしまいます。(笑)
そんなこんなで今朝も目を覚ましたのは夜明け前。
すみれの飲食事業部が加盟するフランチャイズチェーンの本部の社長の付き添い?でBNIという早朝に行われる異業種ビジネスミーティングに参加しました。
今までも噂は色々と耳にしていましたが今回初めて参加してみて、改めて朝活っていいもんだなと実感しました。
飲食店グループとして何とかうまく関われないか模索してみたいと思います。
昼からはジャックというリフォーム事業者が集う勉強会、久しぶりの神戸開催ということで少し張り切り気味に参加してきました。
お題目はその勉強会の中で理事長の蜘手社長が話された内容から。
このたびの消費税増税による建築業界全体での業績の落ち込みは激しく、大手の住宅メーカーなどは昨年対比マイナス30パーセントを軒並み記録しています。
現在も厳しい経営環境が続いているわけですが、次には、10パーセントに消費税が増税されることを控えているわけで、今回のことを教訓に次に備えなければなりません。
消費税増税の影響が大きかったビジネスモデルとして、売り上げ規模が大きい会社、広告宣伝による反響営業を主としている会社、ターゲット顧客と販売する商品の絞り込みを極端にしている会社などが挙げられておられました。
自社を振り返ってみると、その条件のどこにも当てはまっておらず、思惑通りと言ってしまえばそれまでなのですが、すみれでは消費税増税の影響が少なかったのをロジカルに分析をされていました。
消費増税に対する対策として蜘手理事長が提唱されたのは、
ズバリ、ローカリゼーション。
グローバル資本主義と言われる今の時代に敢えてローカリゼーションを進めることを実行にうつされているとのことでさすがだなと思いました。
リフォーム事業の本質はやはり地域密着であり人と人とのつながりを大切にすることにその根本的な考えとしてあるべきだと言うことです。
グローバルとローカルの対比
外へでではなく内へ。
枠を取り払うのではなく枠を決める。
同じ商品を多くの顧客へ、ではなく多くの商品を少ない顧客へ
生産性重視から人間関係重視
効率化ではなく非効率でよし
選ばれる戦略ではなく断れない戦略
といつものうまい対比でわかりやすく説明をされておられました。
なるほど。
ローカリゼーションへの回帰が消費税増税に対する対策として有効だとすれば、私たちのような地域密着の事業者は消費税増税による環境変化に関しては、大手企業に比べるとそもそも有利だということになります。
奇しくも来週は「里山資本主義」を著された藻谷氏が神戸にこられて講演会を行われます。
私の書評はこちら↓
里山資本主義。
そろそろと、本物の時代、モノづくりの土台を支える私たちの時代がもうすぐそこまで来ているような気がします。(笑)