朝はいつもの月初通り、愛犬チャックを連れて近所の総社にお参り、先月ひと月の無事に対する感謝と今月も1つよろしくお願いしますと柏手を打ち、礼をしてきました。
お参りを済まして帰る途中、京阪神木造住宅協議会の事務局のNさんから電話があり、10月開講の研修事業の申し込みが順調に入っており、まもなく定員に達しそうですと嬉しい報告がありました。
いきなりお参りの成果が出たような(笑)8月も幸先の良いスタートが切れました。
昼過ぎまでは久しぶりにみっちりとパソコンに向かいデスクワーク、実は来週また人前で話す機会を頂いておりましてその資料を作りです。
8月6日に大阪で行われる新住協関西支部の研修会に断熱のカリスマと言われる秋田のあの西方先生が講師に来られることになっており、研修会の案内を送ったとたんに定員に達したという、満員御礼のその研修会で私も前説代わりに少しだけお時間をいただくことになっています。
今回も「職人起業塾からの提言」ということで、結局は研修事業のPRになってしまうのですが(汗、)せっかくなので同業の皆様に私なりに問題提起をさせていただこうと思います。
地域工務店が抱える3つの問題。
今回、皆さんに考えて頂きたい問題点としてあげさせていただくのは大きく3つです。
■ローカル企業としての工務店の存在意義が薄れていること。
■職人不足、入職者激減によるものづくりの危機。
■市場縮小、新規参入の増加等、環境の変化と将来への展望の厳しさ。
これらの問題に対する解決の共通点は『ひと作りと仕組みづくり』だと思います。と、いつもの持論を展開させていただきますが、その中で大きな鍵となるのは認知行動不一致問題。
知る≠出来る≠定着する
もしくは、
学ぶ≠実践する≠習慣化する
それぞれ、すんなりと繋がってくれない事が非常に大きな問題だという事です。
要するに、(経営感覚を持った)ヒトを育て、シクミを定着させる最大の難関は学んだ事を記憶し、それを行動に移す事、そして仕組みとして定着させる繋ぎの部分ではないかと。
習慣化へのコミット
これは非常に難しい問題です。
一度できたからといって、継続するのは大きなハードルを越えなければなりませんし、また、一度途切れるとつい気持ちが切れてうやむやになってしまうのは人の常。
すみれでも、ルールとして決まったはずのことが守れずに何度もリセットし、軌道修正を行いながらやり直しを繰り返しています。
同じところぐるぐる回っているような錯覚に陥り、嫌になってしまいそうですが、継続することで少しずつ高いレベルに上がっていく、ヘーゲルの弁証法を理解する、(というか信じ込む)ことでなんとか少しずつ前に進んでいます。
それは多分、まだ法人化する前の私が個人事業主の時に「7つの習慣」を読んで原理原則にコミットして事業を行うと決めたからだと思っています。それ以外に自分の人生、事業を前に進めて行く資質が何もなかったからですが、、
習慣力とは折れない心ではなく、折れても何度でもやり直す気持ち
先日のジャック全国大会でゼロワン代表の大谷選手が、
「強い人間というのは何度倒れても立ち上がれる人のことだ」
と言っておられましたが、それの強さとは仕組みづくり、習慣化にも共通する本質だと思います。
もともとは社員に向けて、(今は外部の方々にも向けて、)スティーブンコヴィー博士が提唱された、重要性が高く緊急性が低いことへの取り組みを続ける仕組みを提供しているのが「職人起業塾」であり、職人、もしくは工務店が今までできなかったこと、解決できなかった問題を解決の方向性を定め、地道に継続することで解決する糸口があると思っています。
毎日更新のブログ、
毎朝5分の筋トレ、
2週間に1回の書道の稽古、
月に1度の理念についての勉強会、
1週間に1度のジョギング
月に1度の茶の湯のお稽古
毎日欠かさず、(少しだけでも)の読書、
毎年の富士登山、
そして、月に1度のマーケティングの勉強会。
どれもこれも仕事の実務に関係なく、全く緊急性のない、しかし人生全体から俯瞰して見れば(私にとって)とても重要なことばかりです。
1度や2度やってみる、行ってみるのは簡単なこと。
しかし、何年にも渡って継続することがそんなに簡単じゃないと思われる同業者の皆さんは是非「職人起業塾」にスタッフさんを参加させて頂ければと思います。(←結局売り込みでスミマセン、汗、)
最近、ブログ内での売り込みが激しくて恐縮ではございますが、それもこれも、すみれが創業時から掲げるミッション遂行の為、悲願達成への取り組みと、何卒ご理解、ご容赦下さいませ。(笑)
宜しくお願いします。