消費税増税に伴う住宅関連税制とすまい給付金の乱暴なまとめ。

 JUGEMテーマ:日記・一般

朝夕はめっきり涼しくなって来ました。
今朝は(なぜか裸で寝ていたからか、)寒くて目を覚ますと言う少し前までには考えられない事がとうとう起きました。
季節は確実に秋に移っている様です。
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今朝は早くから近所のお寺さんの改修工事の着工現場へ、
電気工事の平山プロと配線経路などのこまかーい納まりについて相談と指示をして、最も美しいと思える仕上げになるように二人頭をつきあわせて知恵を絞りました。
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おかげさまで、予定していた天井点検口をつけることもせずに照明器具の増設に成功!
コストを抑えながら、スッキリとした仕上がりとなりました。
きっとご住職も門徒さんも喜んでくれると思います。
こんな些細なことが実は非常に大事なこと、工事の大小に関わらず、誠心誠意精一杯の工事に務めているからこそ、何度も繰り返しのご注文を継続して頂けるのだと思います。
やっぱり、現場で答えを出し続けることですね、私たち建築会社にとって重要なことは。
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さて、お題目は連日のように安倍首相が決断した、と報道されている消費税増税にまつわる住宅の話です。
一体、首相は何回決断したら気が済むのだろう、なんて思ったりもしてしまいますが、アレはきっとマスコミが勝手に決断しているのでしょう、(笑)
とにかく、やっぱり増税は確実な様です。
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住宅はその金額が大きいが故、消費税増税の影響が大きいと言われています。
政府はその(業界団体の?)声を聞いて、なんとかその影響を軽減させるようにと、様々な施策を打ち出しています。
一見、分かりにくい『消費税増税に伴う住宅関連税制とすまい給付金』ですが、ここで分かりやすく整理出来るように(乱暴なくらい)超簡単にまとめておきたいと思います。
まず、増税の経過措置について、
①安倍首相が10月1日に決断しても、来年3月までに工事が終われば5%のままです。
②注文建築の場合、9月中に契約をしていれば、税が上がる来年3月以降の引き渡しになっても消費税は現状の5%です。
なので、大手住宅メーカーでは今月の契約数は軒並み過去最高を記録しています。
次は来年の3月までの引き渡しを目指して建築ラッシュとなる模様です。
次に、増税に間に合わなかった場合の軽減措置は、
③住宅ローン減税が(また)拡充されます。
コレは高額の住宅ローンを組んだ人が得をするシクミで、長期優良住宅の場合、現在300万円控除されているのが500万円控除となります。高額の住宅を購入される人には大きなメリットですね、
それにプラスして、今回新しく作られる制度としては、
④すまい給付金があります。
年収の低い人の方がたくさんもらえるシクミで、
年収425万円以下=30万円
475万円超 510万円以下=10万円
その間は20万円となっています。
その他に、
⑤投資型減税というものもあります。
住宅ローンを利用せずに、自己資金で取得する人向けですが、条件があります。
対象は、長期優良住宅と低炭素住宅ということなので、性能をしっかりと担保している建築会社であれば普通に控除を受けることが出来ます。
8%にあがったあとでは、50万円、10%にあがると65万円が最大です。
⑥リフォーム減税(投資型)も拡充されます。
居住時期がH25.1~H26.3ならば、耐震=20万円 省エネ=20万円 バリアフリー=20万円で同時施工での最大は40万円、太陽光発電を設置するとさらに10万円が上乗せされます。
⑦リフォーム減税(ローン型)もあります。
H26.3までなら最大60万円が5年間控除されます。住宅ローン減税より多いかも、です。
とりあえずはここまで。
他にも補助金や助成金の公募も行なわれておりますので、すまいに関する工事の内容によっては減税以外に現金が国から支給されることも多くあります。
一番は地域型ブランド化住宅で、100万円、今なら国産木材利用ポイントで60万ポイントももらえます。
そんなにお金を配れるなら消費税アップなんてしなければいいのに、、なんて思ってしまいますが、、
とにかく、盛りだくさんの施策が乱れ飛んでおりますので、今、もしくはコレから住宅の取得や工事をお考えの方は良く情報収集をして取り組んで頂きたいと思います。
ちなみに、整理しやすいようにずいぶん乱暴にまとめておきましたので、細かな要件についてはしっかりと御確認頂きます様お願いします。
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もうちょっと、細かく丁寧な説明が必要な方は、お気軽にタカハシまでお問い合せ下さいね~。
国交省発行の『虎の巻』持ってますので。(笑)

すみれ建築工房 ミッションステートメント

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。



設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。

私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献することを目的としているから。

業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。


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オールアース住宅に住み始めて、

朝すっきり目覚めるようになりました。

それに夜寝れなかったのも解消されました。

頭痛がずいぶんなくなりました。

今日行ってきたオールアース仕様で建てて頂いた新築引渡し後1ヵ月のお客様の感想です。

※オールアース住宅とは導電性の特殊なシートなどを使って低周波の電磁波による人体への負荷を低減した住宅です。

すみれでもずっと以前から取り組んでおります自然素材住宅は最近すっかりポピュラーになりましたが、木というのは元来、導電性が低く電磁波の影響を非常に受けやすい建材です。

無垢の床材とEM珪藻土で心地よい空気感を作るだけでは片手落ちになってしまいがちで、合わせて電磁波の対策をすることで目に見えないストレスのない住宅になります。

目に見えないだけに、その良さは住んでみないとわからないものですが、私たちの提案に耳を傾けてくださって、その結果新しい住まいがとても良い環境になったと言って頂ける事は本当に建築屋冥利に尽きます。

H様、ありがとうございました。

今回の点検では、建物だけではなくて生活のために運び込まれた電気機器全ての数値を計測してそれぞれの対策をご提案しました。

私たちの家を建てる目的は電磁波の負荷を軽減した住宅を建てることではありません。
そのハコで、如何に気持ち良く、健康に暮らして頂けるかが一番の関心事なのです。
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ちなみに、一般的に電磁波の測定と対策をしている主な部位と内容をご紹介すると、
キッチン:調理に立つ場所の測定をします。
食洗機、レンジフードのアースがとれていればほぼ問題はありません。
IHクッキングヒーター
200Vのものが主流なのでアースは接続されているのが殆どですが、ラジエントヒーターを使用すると強い電磁波が発生します。使用時に距離を置くことをお奨めしています。
冷蔵庫
最近の冷蔵庫はアース線がついていないものが多い様ですが、取扱説明書を読むとオプションで取り付けれると必ず書いてあります。キッチンの環境が悪くなるので絶対に接続します。
電子レンジ
アースの接続が出来ていても使用時には強い高周波の電磁波が発生します。
使っているときは正面には立たない、近くにいないようにすることをお奨めします。
PC
デスクトップは殆どがアースを接続するようになっていますし、ノートPCはアース線がついていませんが、USB端子からかならずアースを取るようにしています。
また、プリンターなどの電子機器は使用時以外電源線を抜いて頂くようにしています。
電子ピアノ
非常に強い電磁波を発生する機種があります。
本体の金属部やUSB端子からアースを取ることで解消します。
電話機
意外に知られていませんが、親機は基準値の10倍になるものも珍しくありません。
長電話は充電式の子機でして頂ければ問題ありません。
ベッド
最も重要なところですが、高い数値になっている場合、対策が難しく、位置を見直すことで対策をしています。一番まずいのはケータイを目覚まし変わりに枕元で充電すること、特にスマフォは睡眠を妨害するくらいの高い電磁波を発生しますので絶対にやめて頂いています。
勉強机
蛍光灯が頭の近くにあるものは位置を見直して頂いています。
また、照明が机と一体になっている場合は机にも帯電が多く、使用を控えて頂くこともあります。
主なチェックポイントはこんなところ、、
電磁波による影響は目では見えません。
しかし、北欧をはじめとする海外では測定器を使って室内環境を基準値以下にすることはずっと前から常識です。
見えない不安を抱えて暮らすより、見て不安を解消した方がいいと思うのは別に特別なことではないと思います。
電磁波が人体(や、ペットの体)にどれくらいの悪影響を及ぼすのかは未だはっきりと臨床実験ができた訳ではありません。
しかし、この30年間の間に家庭での電気の使用量は倍増し、それに伴って回路数も電線の量も爆発的に増えました。
大いなる人体実験、は言い過ぎかも知れませんが、誰も経験したことの無い電磁波の環境が出来上がったのはここ近年のことで、いろんな問題が表面化するのはこれからだと(私見ですが、)思っています。
住宅は、一番身近な環境であり、長い時間をそこで暮らしていることで、良いことも悪いことも蓄積していくと思うのです。
すみれには電磁波測定&コンサルティングを行なえる認定測定士が3名おります。
いつでも、電磁波による目に見えない不安の無い、安心して暮らせる家づくりのサポートをさせて頂けます。
私たちが理念として掲げる事業の目的は、建築を通して地域社会に貢献することであり、このような活動ことがその目的を果たす手段の一つだと思っています。
少しでも気になる方はお気軽にご連絡を頂ければと思います。

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おまけ、
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明日、明後日とTOTO西神ショールームで『恒例!秋のお楽しみ祭り』を開催しております。
大人からちびっ子まで楽しんで頂けるイベント盛りだくさんでご来場をお待ちしていますので、お時間がある方は是非遊びに来て下さい。
詳しくはこちら、
有限会社すみれ建築工房さんがイベントの写真を更新しました。

建築技術の高地トレーニング。

 

JUGEMテーマ:日記・一般 

たくさんの仲間と学び、盛り上がり、懇親を深めた名古屋を後にして今日は岐阜は恵那市へ、

日本の住宅の高気密・高断熱化の研究を推し進める新住協の研修会で、日本一の実験棟をもつ工務店として有名な金子建築工業さんへの訪問と、伊勢神宮の遷宮の普請に使われる木材を算出する、文字通り日本一の桧の山林への見学です。

はじめに金子社長が長年実験と検証を行なって来た結果を踏まえた、今現在、そしてこれからの取り組みをお聞かせ頂きました。

木造で建てなければならない理由や、

世界的な環境負荷を減らす住宅へのオーダーの流れなどもご説明頂きました。

昨年出来上がったというモデルハウスでは最先端である建物の構造自体で蓄熱することによって自然エネルギーの活用を効果的にするという理論と実物を見せて頂きました。

日本の高気密・高断熱住宅は、それぞれの土地に合った多様な気候に合わせて、その土地に一番あうスペックと、自然エネルギーの取り込みを考える時代に入って来ました。

その後は実際に進めている工事現場に。

エネルギー容量を増やす為に、という理由で土壁を採用しているのには衝撃を受けました。

結局、日本の風土気候に合わせた家づくりを突き詰めて行くと伝統工法への回帰となるのかも知れません。

最新の断熱気密施工による熱エネルギーの損失を止めて、家の中で溜めてロス無く使い切る。

コストや工期とのバランスをよく考えて見たいと思います。

高いレベルにまみれる。

という考え方があります。

まるでマラソンランナーが高所でトレーニングするようなそんな気分を味わうことが出来ました。

明日はいよいよ、(文字通りの高地トレーニング、笑)神になる木を生み出す聖なる山に登って来ます。

明日天気になあれ!

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建築屋のおっさんが住宅ローンアドバイザーをする理由。

 JUGEMテーマ:住宅

神戸は今日も厚い雲に覆われました。
近畿地方の梅雨入りはまだの様ですがこの空模様をみるともう秒読み段階に入ったような、、
今年の梅雨はメリハリの効いたそれらしく、降る時は降るし、晴れる時は晴れるとか。
要するにお天道様のなすがまま、(笑)
受け入れて前向きに一喜一憂したいと思います。
天気がしっとりと落ち着いているとき?は事務所でデスクワークに限るのですが、それも午前中まで。
今日も昼からは今にも降り出しそうな空の下、マンションリフォームの打ち合わせや今年もそろそろ始まる国交省の助成金事業である地域ブランド化住宅のルール作りのミーティングと、おかげさまで忙しく歩き回りました。
毎年のことだとすっかりあたりまえになっているこの助成金事業、長期優良住宅+地域の活性化や環境に配慮した住宅を建てたら(個人住宅に)助成金がもらえる、地域ブランド化住宅ですが、冷静になって考えると、国民から集めた税金を個人住宅の建築に助成するという、少し前の感覚で考えるとあり得ないことです。
地域に根を張って活動されている工務店さんは気密性、断熱性をしっかり考えて設計施工されている会社が多い現状で考えると、ふつうに家を建てれば100万円なり130万円なり、タイミングが合えばゼロエネ推進住宅という名目で165万円というお金をもらえるわけで、高性能の住宅に住むのに国民から応援してもらっているようなものですよね、、
あり得ない、、
あり得ないと言えば太陽光発電。
関電から電気を買うのが24円、そして発電して売るのが38円、その差額は太陽光発電を載せていない人たちが払っているという今の状態は(ふつーに考えると)かなりあり得ないです。
しかも10年間(10kw以上は20年間も!)その価格を保証するなんて、狂気の沙汰といっても過言ではないと思っています。
もう一つありえないのが今の低金利ですね。
住宅ローンの金利が1%を切ったままの状態が結構続いていますが、これこそあり得ない金利だと思います。
そんなあり得ないことがアタリマエに起こっている今の世の中ですが、そんな状態がいつまでも続くなんて、やっぱりあり得ない訳で、戸建住宅に対する助成金事業も来期で終わると言われていますし、太陽光発電の売電価格は毎年クールダウンして当然だと思います。
そして金利も。
そして、実は助成金で百何十万というお金をもらうよりも、太陽光発電の売電価格が高いことよりも重要なのは住宅ローンの金利の上昇だったりします。
今がチャンス!と慌てて長期優良住宅の家を建てて、太陽光発電を張り切って搭載しても金利の上昇リスクに晒されると一切が無かったことになるどころか、人生設計を狂わされるほどのタフな状況になったりするのですが、金融緩和政策が長い間続いている現在ではそこにあまり注目される方は多くないのが現状です。
そんなこんなで、資金計画の基本的な考え方や最低限知っていてもらいたい住宅ローンのシクミを紐解くセミナーを継続して開催しているのですが、私(のような建築屋のおっさんが)住宅ローン、資金計画のアドバイス、啓蒙活動をするのには理由があります。
それは、今の建築業界では建築主(融資される側)のメリットと、アドバイスする側(銀行や不動産会社)のメリットが一致することがあまりにも少なく、
融資される側のデメリットがアドバイスする側のメリットになるという構図が根強くあるからです。
分かりやすく(乱暴に)説明すると、
ローンの相談というと銀行に行きがちですが、銀行は金利で利益を稼ぎます。
出来るだけ自行にリスクが少ない商品を進めるのは当然です。
もしくは住宅の広告を見て販売会社に行くと、住宅を販売することが目的なので出来るだけ多くの融資をスムースに銀行から引き出すのが最優先となります。
どちらも、出来るだけ金利を少なく、面倒な手続きをしてでも制度融資を受けられるような提案をするのが自社の利益と相反することとなる訳です。
建築主の住宅購入後の暮らしなどあまり関係がないですから、、
しかし、少しの知識があれば融資金額や金利を奨められるままに受け入れてしまうのではなく、自分でちゃんと選択して、納得したかたちで大きな金額を支払う住宅ローンの種類を選ぶことができるのです。
結局、融資額は同じとして、金利が低くなってそのメリットを建築主と共に享受できるのは誰か?
となると、私たちのような家を建てる前も、建てた後も延々とお付き合いをしていく建築会社しか無い訳です。
ローンを組んで住宅の購入をするという行為は、住宅がイニシャルコストではなくランニングコストとなるということです。
そして借り入れの基本はいくら借りれるか、では無くていくら返せるか?ということ。
分かりやすく例えていうと、毎月5万円を返済できるとしたら、金利が高ければ2000万円しか借りれないが、低金利であれば2400万円借りることができる、という事です。
建築主のメリットを一生懸命考えるのが建築会社のメリットに直結するという構図がここにあるのです。
そんなこんなで、資金計画の基礎知識を学んで頂くセミナー開催しています。
借り手側に立って、住宅ローンのシクミや選択基準、実際のローンの商品比較検討まで行なってしまいます。
ご興味がある方はお気軽に
http://www.facebook.com/events/519886784738420/
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室蘭工業大学の白熱教室。

 JUGEMテーマ:日記・一般

昨日に引き続き北海道は室蘭にいます。
今日は今回の研修のメインイベントである座学でのマニアックな勉強ということで、日本の高気密高断熱住宅のメッカとも言われる室蘭工業大学の大講堂にて鎌田教授の基調講演と先進的な取り組みをされている工務店による検証の報告会です。
あいにくの曇りで気温は10度を切るくらいの肌寒い天気の中でしたが(昨夜のお酒も残さずに、笑)元気にキャンパスに向かいました。
校門前で一応、パシャリ。
すっかり忘れ去っていた学生の頃を少しばかり思い出したりしてしまいました。(笑)
すっかり学習モードに切り替えて学内を進んで教室に向かうと、
ハーバード大学の白熱教室ばりの熱い学びの場がそこにありました。
皆さんも真剣、というより必死の面持ちで食い入る様に鎌田教授の基調講演に聴き入っておりましたよ、
建築の世界では常識と言われていることが数多くありますが、その全てが現場で計測、検証されたエビデンスがとれている訳ではありません。
経験値からの憶測の域を出ないまま、慣習の様に踏襲され続けていることも数多くあります。
住宅の性能を突き詰めて行くという事はその一つ一つに疑問を持ち、検証と確認をしていくことでもあるのです。
あらゆることに対して仮説を立てて検証を繰り返すことによって正しい施工への道が開けて行く訳ですが、住宅(特に注文建築と言われる個人住宅)というのはそもそも作り手は引き渡してクライアントが住み始めてしまうと、その性能の検証をするのが非常に難しかったりする訳です。
それを産学が一緒になって実際に出来上がった現場で答え合わせをすべくデーターを集め、検証を繰り返すなかで本当のことを探していこう、というこの集まりは本当に凄いと改めて思いました。
答えは常に現場にある。
建築のプロとして行なうべきこと、するべきことの奥深さを知ると共に、今まで歩んで来た道程が決して無駄ではなかったと、思ったり。
そして、この場に居られることに対しての感謝の気持ちがで一杯になりました。
S社長をはじめ、ご縁を頂いた皆様に心から感謝するばかりです。
ありがとうございます、心より感謝致します。
目一杯脳みそに汗をかいたあとは登別温泉にてしばしの癒しの時間も頂けきました。
心謝。
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(知らないとヤバい)住宅ローンの6つのポイント。

JUGEMテーマ:日記・一般
盛岡の朝は思ったより寒くありませんでした。
今日は昼からの予定がぎっしりで、朝一番の新幹線で帰神する予定となっておりました。
遅れてはなるまい、という緊張感からか、5時台から目を覚ましてしまい、ホテルのベッドの上でいつもの筋トレとストレッチをしてから散歩がてら大通りから盛岡駅まで歩きました。
残雪が残る南部片富士(←進藤さん、あってる?)を見ながら澄んだ空気の中を気持よく帰途につきました。
盛岡駅前で、何年か前に夢中で読んだ新渡戸稲造翁の銅像にご挨拶。
きっとまた、近いうちに来ますので。
早起きはなんとやら、と言いますがスタートダッシュが功を奏して新神戸駅に降り立ったのはなんと昼過ぎ。
そのまま異人館を抜けて北野町の現場を皮切りにあちこちの着工中の現場に立ち寄ったり、明日のイベントの設営を見に行ったりとみっちりと実務に励みました。
なんか、儲かった気分です。(笑)
さて、お題目は夕方頂いた一通のメールから。
その方は3年程前にすみれで家を建てられました。
住宅ローンの選定や銀行への橋渡しは弊社の熱心な住宅ローンアドバイザー(笑)がお手伝いさせて頂いて、その当時最善と思われる住宅ローンを組んで頂きました。
今日頂いたメールには、その当時組んだ住宅ローンの金利は低かったけど、今はもっと下がっていて、その他の条件が良くなっておるようですがなんかいい方法ないですか?
とのこと。
私たちは常にその時の最善の選択を考えてご提案しています。
そして、基本は将来に出来るだけリスクを残さないような住宅ローンの選択をおススメするので、ローンの決済が終わったあとで検証することはあまりないのが実際のところです。
メールを頂いたオーナー様もその当時、ご提案したローンが審査を通ってずいぶん喜んで頂いて、あり得ない金利の低さです!と言う感じでした。
その当時、確かフラット35が3.5%ぐらいだったのが兵庫県産木材特別融資を使って1.9%で25年の固定金利制のローンを組んで頂きました。
が、しかし、、
現在のその特別融資の金利はなんと1.1%になっています。(3月まで1.0%でした、)
しかも、25年しか組めなかったのが、(長期優良住宅の認定取得で)35年間で組める様になっているのです。(最後の10年は2.1%)
最近すっかり慣れてしまっていましたが、よく考えると夢のようなありない住宅ローンです。
こうして並べてみるとたしかに悔しい思いをされてもしょうがないような大きな変化ですね。
4月に発表された日銀の異次元金融緩和の影響で長期金利が上昇のトレンドになっているとの報道がありましたが、どちらにしても今が底の底、これからは景気回復の動向に拘らず金利は上がって行くと考えた方が良さそうです。
その当時、銀行のローン担当者に聞くと、10人中9人が変動金利を選択しています、と言っておられたのを思い出して、昨今のニュースを見て、借り入れの全額を変動金利で借りられた方は不安で一杯なのでは、と思いましたが、残念ですが銀行だけの説明で住宅ローンを組まれた方は金利のシクミもリスクもしっかりと把握している方はほぼおられません。
銀行は金利で利益を出す組織なので、利息がつかない賞品は進めたくないのが本音だからです。
1%の金利変動で支払額が300~400万円変わるなんてざらにあることですので、住宅取得を考えておられる方はこの辺りは慎重になってもらいたいと思います。
という訳で、私が住宅ローンアドバイザーの立場で提案している内容を以下に転記しておきます。
分からないことがあれば、お気軽にご相談下さいね。
***ここから転記***



住宅取得にかかる資金計画についての6つのご提案。

2013年5月

有限会社 すみれ建築工房

代表取締役 高橋 剛志

 

住宅ローンの選択について基本となる考え方と仕組みを以下にご紹介致します。

たった1%の金利違いは月々の返済にしたら微々たる物ですが、12ヶ月を35年間繰り返して返済すると、420回もの返済となります。簡単な選択で銀行に奨められるままに契約するにはあまりにも大きなリスクを内包します。

人生で一番大きな買い物といわれる家づくり、最善の方法で取得して新居に住んだ後の生活を幸せいっぱいの暮らしにして頂きたいと思います。以下の情報が少しでもご参考になれば幸いです。

 

 

1.     
金利について実質金利と基準金利

ローン審査は基準金利で行います。現在(2013年度)、3.5%の固定金利での試算を審査基準としており、銀行では返済比率を年収に対して35%を目安として融資を行っております。

私共が推奨しておりますのは、実際の融資での返済比率を年収に対して25%以下に抑えて、日々の生活に余裕を持って生活して頂きたいと思っております。

 

2.     
返済比率で住宅ローンを選択する

期間が短いほど金利の支払いは少なく済みます。ただ、大事なのは長期に渡っての安心を担保できる計画だと思いますので、借入額を決めるのは支払い総額でも、買いたい土地や建物に合わせた計画ではなく、あくまで毎月の余裕ある暮らしを実現する返済の比率を中心にお考え頂きたいと思います。

 

3.     
固定金利と変動金利の選択

景気対策として日銀への超低金利政策の延長を政府が求めている現在、これ以上ないくらいの低金利で住宅ローンの借り入れが出来る状況が続いておりますが、政府が行っている景気回復への経済対策は通貨の流通量を増やし、消費者物価指数を押し上げる緩やかなインフレを起す事を目指しております。株価の回復も現実となった今、日本の金融市場は長期金利を押し上げてきております。

景気回復への状況次第ではありますが、固定金利での安定感、安心感が魅力を感じる局面の気がします。

 

4.     
元利均等と元金均等、元金と金利の違い

当たり前ですが、金利は元金に対して掛かりますので本来、借り入れ当初から返済が進むにつれて段々と元金が減っていき金利は減少していく事になります。(元金均等)しかし、ほとんどの住宅ローンは金利と元金を合わせて初めから返済終了まで同じ金額で返済の計画を立てます。(元利均等)また、同じ金額を返済するにしても金利が高くなると返済当初は元金よりも金利をたくさん返済して、元金は返済が進まないような関係になります。低金利のうちに元金をたくさん返済しておく事はとてもメリットがあると考えられます。

 

5.     
違うローンを組み合わせるメリット

景気に対する先行き不透明感も払拭できない現在の状況では、超のつく低金利のうちにたくさん返済を進めることと、リスク回避のために固定金利をバランスよく組み合わせる事をお奨めします。

少々面倒ではありますが、返済プランに合わせて割り振りも出来ますので、2つのローンを組み合わせて融資を受けることもご検討頂くべきだと考えます。

 

6.     
金利優遇等の政府の支援策について

政府の景気対策と、省エネ住宅の取り組みを兼ねて長期優良住宅へ対応したスペックの住宅であれば、フラット35Sでの融資においての金利優遇と合わせて130万円の補助金を受けることが出来る制度があります。(認定戸数のみ)

金利の優遇、税制の優遇、ランニングコストの減少などを勘案すれば長期優良住宅は十分にメリットはございます。

そのほかにも兵庫県産木材利用の特別融資(金利1.135年固定)など、とてもお得な助成制度もございます。

 

以上の6つのご提案をお聞き頂き、住宅ローン契約を見直されて800万円もの金利差額を得られた方もおられます。

一見解り難い支払い総額の増減は新居に移られてのライフスタイルに大きな影響を与える事になります。

銀行の立場ではなく、(銀行と利益が相反する)借り入れる側の立場に立った返済計画と、決して難しくない住宅ローンのシクミをご説明しております。是非6つの提案の詳しい内容を説明するお時間を頂ければと思います。

***転記ここまで***
マニアックな内容でスミマセン、、
すみれでは定期的に資金計画セミナーも行なっておりますが、個別のご相談を頂いた方が具体的なローンシュミレーションを見て頂きながらご説明しますので分かりやすいと思います。
ローンアドバイス、銀行等の紹介は完全無料のサービスでやってますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
ホームページはこちらをクリック↓
    
    http://www.sumireco.co.jp
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、


祈りの力。

日記・一般

季節はすっかり春。
今朝も神戸の空は気持ち良く晴れ渡り、暖かな陽射しに包まれました。
河川敷の住人?達も心無しか楽しそう見えるから不思議です。
伊川沿いのソメイヨシノの千本桜の蕾はまだ堅く、開花までもう少しかかりそうですが、梅や水仙と言った早春を告げる花達はあちらこちらで咲き乱れ、春爛漫と言った風情です。
今日も昼から午前中と振り替えで少し仕事をサボッて週に一度のランニング。
おらが村の国宝、太山寺まで河川敷と田んぼの畦道を気持よく走って来ました。
折り返し地点の太山寺に続く石畳を抜けて、
久しぶりの本殿を拝んで、
伊川谷一番の梅林を廻って帰ってくるという贅沢なコース。(笑)
田舎暮らしはサイコーです。
そんな気持ちの良い春の日の午前中はもう過ぎ着工のお宅の地鎮祭に参列させて頂いてました。
家づくりに取り組み始めてから2年余、いろんな問題がありながらも一つずつ解決を積み重ね、めでたくこの日を迎えられたお施主様と一緒にこの地でこれから長きに渡るご家族のご健勝とご多幸を地守りの神様にお願いしました。
『めでたい』時間を一緒に過ごさせて頂いて、なんだか私もすっかりおめでたい気分。
建築屋ならではの役得です。(笑)
T様、本日はおめでとうございました。
もうすぐ始まる建築についてはすみれスタッフ一同、責任を持って最善のご提案を積み上げて、夏から始まる新居での暮らしを楽しく、幸せなものにすべく精一杯の努力して参ります。
これからながーいお付き合いとなりますが、宜しくお願い致します。
仕事柄、このような神事によく立ち会う機会に恵まれます。
『祈る場』というのでしょうか、宗教的なものではなくて、ただ単純に幸せになろう、幸せになる、というエネルギーを具現化するそんな場に身を置くことで自分自身にも正のエネルギーというか、力を頂ける気がします。
アメリカの高名な学者が祈りによってもたらされる結果をまとめた科学的なデーターをまとめた論文を発表されておりましたが、願望を行動として見える様にすることで、周りの人に伝播してその願いが叶う様な方向に広がって行く、というのは確かにあるような気がします。
お施主様の祈りの場に立ち会うことで、同じ目的を共有してその目指すものの実現に力を合わせていけるようになる様な気がします。
何の為の建築か?
本質をしっかりと見つめてお施主様と一緒に進んで行こうと決意を改めて。
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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直感は本質を見抜く。

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まだ少し寒さも残っていますが、今朝もいい天気が続きました。
少しずつ気温も上がって来て、春本番ももうすぐそこまで来ている様です。
週末はずいぶん暖かな様です。

神戸では桜の花はまだもう少し先の様ですが、梅の花はあちこちで満開。
気分もおのずと明るくなります。
朝のお散歩の際にいつもお世話になっている総社に週末に執り行って頂く地鎮祭の打ち合わせにいくと、小鳥が梅の花をついばんでいました。
気付がもう3月も半ば、あと半月で今年もはじめの四半期が終わります。
いわゆる繁忙期に差しかかっている訳ですが、この辺で疾走するような毎日を送りながらも少し立ち止まって全体の流れを振り返ってみようと思います。
さて、お題目は月末の着工に向けて着々と準備を進めている新築の案件のこと。
すみれ事務所から車で5分程の場所で計画しているのですが、人気の地域には珍しく、日当りが良くて、広い割には少し割安感のある土地をお客様が見つけて来られました。
敷地調査に行ってみたら、道路も広いし明るくていい土地だな、という印象でした。
「いいんでは無いでしょうか、いい土地だと思います。」
と、お客様にも連絡して、私もご購入をお勧めしました。
しかし、役所に行って土地の建築条件を調べてみると、何故か建築法上では道路に接道していない土地という事になっておりました、いわゆる43条但し書きが必要となるということでした。
※43条但し書き道路とは建築条件の2mの接道を満たしていなくても、道路と見なせる部分の地権者の了承等を条件に建築の許可を建築審議会の審議を得て認めてもらう道路のこと。
調べを進めてみると敷地調査に行った時に道路だと思っていたところは同じ神戸市の土地ではありますが、里道という昔の土地割りが残っており、道路として見える部分が実は道路ではありません、とよくわからない説明を受けて、釈然としないまま手続きを進めておりました。
何度も市役所に行き、協議を重ねて来た結果、今日になってやっと結論が出ました。
神戸市の建築安全課が最終的に下した判断は、里道としていた区画の区切りを見直して、建築法上の道路として認めます。とのこと。
結局、初めて敷地調査に行ったときの印象のまま、なんの問題も無く建築確認を下ろしてもらえるということでした。
後から考えればアタリマエの結果のような気もしますし、まともな判断だと思います。
直感通り。
とでもいうのでしょうか、どう見ても問題がなさそうな土地が訳の分からない昔の土地割りの名残が残っているだけで建築に条件がついているという事自体に不条理を感じていましたが、根気よく協議を続けて行くうちに、役所の担当者も法律の本質(緊急時の緊急車両が通行するための道路の確保)に気付き、時代遅れ?の規定を見直してくれたのだと思います。
(結果論ではありますが、)改めて、直感って大事だなーって思った次第です。
T様、ずいぶんやきもきさせてしまいましたが、今日神戸市の担当官に正式に決済がおりたと言って頂きました。
市役所にある道路地図の色も塗り替えて頂きましたので、ご安心下さいね。(笑)
季節はもう春、いいことが次々起こりそうな予感がします。(笑)
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小さくても強く、から、小さくても高くへ。

 

世間様では3連休。
初日はまだまだ寒いながらも快晴の幕開けとなりました。
昨夜の家でのゴタゴタの重たい気持ちを引きずったままでしたが、きれいな青空と燦々と降り注いでくれるお天道様に少し気持ちを切り替えさせてもらって今日は広島は福山へ、

よし、うまいものでも食べて気分を変えよう!
と思って入ったのは本場お好み焼き(神戸人から言わすと広島風お好み焼き)のお店で、注文したのは府中焼きなる府中界隈でしか食べれないというオリジナルお好み焼きです。
かえって、胃が重たくなりました、、(苦笑)
新築工事の現場にトラックに山盛りの資材を積んでまるでトラック運転手のような出で立ちで現場に到着、材料を運び込んでいると電気工事の職人さんに完全に運送屋さんだと思われていた様子、
ま、いいんですけど。。
今回、現場に向かったのは、
1.オールアース住宅としての電磁波カットの施工確認の中間検査。
2.気密測定前の細かな部分の確認と注意。
です。
私たちの仕事はあくまでモノづくりがしっかり出来るかどうか、というところが全ての根本となりますので、自分の目でしっかりと確認して、現場担当のかとちゃんに細々、ネチネチと言って廻りました。
福山市初となるオールアース住宅のこの現場もカトちゃんが頑張りと地元福山でご協力下さっている専門業者さん皆様お陰で、ずいぶん進んでおりました。
来月の竣工が楽しみです。
これから仕上げの工程に入っていくという事で、福山の皆様、引き続き宜しくお願い致します。
今回の現場はご縁を頂いた方からご紹介を頂き、工事のご依頼を頂く事になった訳ですが、地元福山にもいい工務店さんは沢山ある中でわざわざ遠く神戸の私たちすみれを選んで頂いたお施主様への感謝の気持ちを表すにはお施主様の期待以上の建物をつくらねばならないと思っています。
それには、お施主様が何の為に家を建てるのか、という本質的な問いに常に向き合い、プランニングや施工を行わなくてはならないと思っています。
その大きな目的の一つである健康に対して住宅という環境がで出来ること。
私たちが取り組んでいる電磁波対策、自然素材と抗酸化効果のある建材による内装仕上げ、そして高気密高断熱の住宅内の温熱環境のバリアフリー化の3つの取り組みをそれぞれ細部までキッチリと現場で作り上げることによってはじめて貢献出来ると思っています。
その為には現場の精度を上げないとね。
たのむよーカトちゃん。
「こんな細かなことを言ってると、自分たちの目が届く範囲の案件しかこなせず、事業の拡大などいつまでたっても出来ないじゃん。」
と、同年代でガンガンやってられる経営者の方からは言われそうですが、私たちが何の為に建築の事業を行っているか、を考えたときどう考えても事業の拡大よりも、現場でのモノづくりの品質を守ることが優先されます。
大きくよりも高く。
小さくても高い会社を目指してこれからもコツコツと進んで生きたいと思います。
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品質とスピードとコスト。

今日も夜明け前に起き出していつものルーティンをこなし勢いよく出発。

福山で着工中のオールアース住宅の現場の上棟祭へ参加させて頂く為に車をはしらせました。

昨日は風邪をひいて、きっと熱があったのでしょう、たった5分間のことですが、ヒーヒー言いながらやっていた筋トレが今日は嘘のように全くいつもと変わらないペースに戻っておりました。

ビタミンCの大量摂取が効いたのか、それとも普段からコツコツ積み上げている運動の習慣が回復の早い身体にしてくれたのかは分かりませんが、とにかく風邪をひいた!と思ってから2日目の朝で完全復活です。(笑)

自分の中では新陳代謝のスピードが2年前の倍くらいになっているかんじです。

生活習慣ってホント大事だなーって改めて実感したしだいです。

ま、風邪をひいてもインフルエンザにかかっても休まずに続けてきただけのことはあったって事でしょう。

現場ではこの上ない好天に恵まれて暖かな日差しの降り注ぐ下で上棟祭が恙無く執り行われました。

身内の方々もたくさん駆けつけられて賑わいながらこれから完成へと向かう新しい家に期待を膨らまして頂けたようでした。

また、私たちにも身に余る多大なお気遣いを頂きまして、恐縮と感謝をすると共に、そのお施主様のお気持ちにキッチリとお返しを出来るようにしなければならないと気を引き締めることにもなりました。

建物というのは実際に住んでみないとその本当の良し悪しは分かりません。

私たち建築会社の本当の評価は建物が出来てお引き渡しを済ませたずっと後になって始めて下されるのです。

しかし、一生涯に何度も経験するわけでは無い家づくりという大事業ではその結果はとても重要ですが、そこに至るまでのプロセスも非常に大事なことだと思っています。

品質、スピード、コスト、その他にも沢山の要素があると思いますが、全てを諦めずに常に最高のパフォーマンスを発揮し続けることが出来るようにスタッフと一丸となって向き合って行きたいと思います。

上棟おめでとうございました。

そして身に余る接待までいただきましたことを心より感謝致します。

ありがとうございました。

深謝。