夜の霧

10月6日晴れ

 

台風一過。

神戸は秋らしい爽やかな青空が広がりました。昨日の風雨で空気中のチリやほこりをきれいに洗い流してくれたような清々しい朝、久しぶりに事務所で朝礼に出て、ラジオ体操をした後は気分を上げて1週間以上ほったらかしにしていた自分のデスクがあるセミナールームの掃除に精を出しました。

その後は、すぐ隣街の明石にあり日本全国を股にかけて大活躍されている松尾設計室一級建築士事務所の松尾室長にご来社いただき、情報交換を兼ねた話し合う時間を持ちました。
私が連載している雑誌(新建ハウジングプラスワン)に松尾さんも(私のずっと以前から)人気の連載を続けておられた関係で、しかも事務所同士がすぐ近所じゃん!と言うことになり今回お会いすることになりました。(笑)

 

 

若き建築業界のリーダー

この松尾さんは、建築の専門雑誌で人気の連載を数本抱えておられるだけではなく、日本全国で大人気の講演活動を活発に行われており、確か少し前の業界紙調査では業界で最も講演を聴きたい講師の一人に名を連ねておられました。気密断熱、省エネなどの住宅性能と、デザイン、意匠性を兼ね備えた住宅設計には定評があり、パッシブハウスジャパンの理事として建築業界を牽引されている若きリーダーの1人です。

また、私たちが所属する(高性能住宅の普及を目的とした団体)新住協の元メンバーと言うことで共通の知り合いも多く、また、電磁波測定士の資格を取得されて電磁波対策を施した住宅も手がけられているところなど意外な共通点も多く、話すネタに事欠かず、2時間みっちりと膝を交えて話し込みました。

 

 

本から始まる。

そんな松尾さんとの会話の中で最も盛り上がり、互いにうなずきあったのは教育の重要さについて。同じように父親であり、また経営者(=教育者)の立場から日本の教育制度に対する疑問や、失望にも似た不信感など共通の認識を持っており、危機感を共有。また、スタッフを始めとする若者への教育についても話が及び、読書の習慣を持ってもらうようにしなければならないという、私が常日頃言い続けている結論へと帰着、なんだかスッキリとした気分にさせて頂きました。(笑)

話の発端は、テーブルの上に無造作に置いていた私の読みかけている書籍を目に留められて、「こんな本を読んでおられるのにはびっくりしました。」と言われたところから。
その書籍とは、ヴィクトール・E・フランクルの『夜の霧』で、ずいぶん昔に1度は読んでいるのですが、最近もう一度読み直そうと取り寄せた1冊です。

松尾さん曰く、「読書をしない=先人の残してくれた知識や知見を学ばずに今を生きるなんて、遠方に出かけるのに交通機関も車も何も使わずに徒歩で歩くようなものだ。」と社員さんに言っているとのこと。すみれ文庫なる会社の片隅に私設の小さな図書館を作って、スタッフに一生懸命に読書を推奨している私にとっては共感するどころか、非常に嬉しい言葉でした。

松尾先生、ご近所のよしみもありますし、イロイロと共通点も見出せた事で今後とも宜しくお願い致します。本日はありがとうございました。

 

 

夜の霧

意外な共通点として話題に上った、1956年に初版を出された半世紀以上前の本にも拘わらず、今なお繰り返し読み続けられている同書の内容を以下に転載しておきます。その内容は非常にヘビーで、アウシュビッツの収容所に捕らえられた作者が絶望の淵に叩き込まれながらも釈放されるまで生き抜いた軌跡を描いた実話に基づいた体験記です。

商品説明

名著の新訳には、つねに大きな期待と幾分かの不安がつきまとう。訳者や版元の重圧も察するにあまりあるが、その緊張感と真摯さのためか、多くの場合成功を収めているように思われる。本書もまた、その列に加わるものであろう。

ユダヤ人精神分析学者がみずからのナチス強制収容所体験をつづった本書は、わが国でも1956年の初版以来、すでに古典として読みつがれている。著者は悪名高いアウシュビッツとその支所に収容されるが、想像も及ばぬ苛酷な環境を生き抜き、ついに解放される。家族は収容所で命を落とし、たった1人残されての生還だったという。

このような経験は、残念ながらあの時代と地域ではけっして珍しいものではない。収容所の体験記も、大戦後には数多く発表されている。その中にあって、なぜ本書が半世紀以上を経て、なお生命を保っているのだろうか。今回はじめて手にした読者は、深い詠嘆とともにその理由を感得するはずである。

著者は学者らしい観察眼で、極限におかれた人々の心理状態を分析する。なぜ監督官たちは人間を虫けらのように扱って平気でいられるのか、被収容者たちはどうやって精神の平衡を保ち、または崩壊させてゆくのか。こうした問いを突きつめてゆくうち、著者の思索は人間存在そのものにまで及ぶ。というよりも、むしろ人間を解き明かすために収容所という舞台を借りているとさえ思えるほど、その洞察は深遠にして哲学的である。「生きることからなにを期待するかではなく、……生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題」というような忘れがたい一節が、新しくみずみずしい日本語となって、随所に光をおびている。本書の読後感は一手記のそれではなく、すぐれた文学や哲学書のものであろう。

今回の底本には、旧版に比べてさまざまな変更点や相違が見られるという。それには1人の哲学者と彼を取り巻く世界の変化が反映されている。一度、双方を読み比べてみることをすすめたい。それだけの価値ある書物である。 (大滝浩太郎)

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4622039702?_encoding=UTF8&isInIframe=0&n=465392&ref_=dp_proddesc_0&s=books&showDetailProductDesc=1#product-description_feature_div

夜と霧
夜と霧

 

 

淘汰の時代。

巷でも阿部ノミクスの成果の是非についてよく話題にのぼりますが、現在のところ計画されていた消費者物価指数の上昇はなく、長期金利は依然マイナス金利。一向にデフレが収まる気配はなく、最近はそもそも物価が安いことは悪くないと言う論調まで飛び出しており、日本の不景気の行く先は非常に不透明かつ不安定です。デフレ経済が定着するとなれば、資本力のある大手による寡占化の流れはいたって自然であり、建築業界に限らず、中小零細企業にはこれからますます厳しい時代がやってくることが予想されます。

そんな中で、学ばず、読まず、動かず、続けず、の現状維持思考で生き残れるわけがないと普通に考えればわかることで、企業は人なりと言う原則に沿って考えれば、社員教育こそが生き残りを左右する重要なファクターであるのは間違いないと思っています。

 

 

入り口はやっぱり読書。

吉田松陰先生は、士規七則で「人は読まず、読めども行わず、」と嘆かれましたが、知識を身につけ、先人の経験則を学び、自らを奮い立たせるモチベーションの源となる心に火をともすきっかけを持つことこそがとにかくたった一回の人生を良くするためのはじめの第一歩だと思うのです。
学も金も今年もなく、無一文のただの大工だった私が、こうやって曲がりなりにも経営者を続けていられるのは、読書の習慣を持っていた。ただその1点に尽きると思っています。
自社のスタッフにはもちろん、私たちの次の世代を担う若者に「とにかく本を読め、そして心に灯をともし、学んだ事を実践してみろ!」と、これからも言い続けるのが私の役割なのかな、なんて改めて思う一日となりました。

おい、廉くん、熊本で朝の読書やっとるか?
人生、やるかやらんか、やぞ。(笑)

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難しい判断への向き合い方。

10月5日 曇り一時雨

 

チャバ来襲。

台風18号(チャバ)の接近により大雨洪水警報が発令され兵庫県下の学校は2時間目から早々に下校となった様です。
そんな荒れ気味の天気の中、今日は(若干強硬に、)第5回目となるすみれゴルフコンペを開催しました。

足元が悪くなる、という予報の中、クライアントや取引先、勉強会に参加頂いているメンバーさんなど、すみれスタッフを含め30名を越す多くの方にご参加頂き、(時折激しい雨に叩かれましたが、)概ね穏やかな天気の中、懇親を深めつつ、楽しい時間を過ごす事が出来ました。

ホールアウトした後の皆さんとの話でも、「なんとかこれ位の天気で良かった」と笑顔で話されており、忙しい中、せっかく集まって頂いて辛い想いをさせずに済んだと、胸を撫で下ろした次第です。(^_^;)

ご参加頂きました皆様、本日は本当にありがとうございました!

 

天災は忘れた頃にやって来る。

ちなみに、一昨日の天気予報では台風が直撃すると言われており、私の中ではほぼ中止(延期)やな、と腹を括っておりまして、しかも、関東からわざわざ飛行機に乗って参加して下さる方もおられたりで、中止するなら早めに判断しなければならないプレッシャーもありました。
しかし、昔から「天災は忘れた頃にやって来る」と歌にあった様に(←古っ)台風なんてものは来ると言って来ない。油断していると来るもので、昨日の朝までまで悩みに悩んでおりました。

頭をよぎったのは、先月の(神奈川まで行ったのに!)ゴルフコンペで天気予報に従って中止にしたのに、全く雨が降らなかった経験で、その時の悔しい思いを思い出し、なかなか判断をつけられなかったのです。

 

判断の責任。

そもそも、30名もの大の大人に1日時間を空けて貰っておいて、気軽に延期して同じメンバーさんにスケジュールを空けてなんて気軽に言えたものでは無いし、かと言って無理して荒天の中で集まって貰っても不愉快な思いをさせるだけやし、とにかく難しい判断でした。
誰の責任でも無い天気のことではありますが、結果は判断した私に帰ってきますし、判断の責任はついて回ります。

たかがゴルフとはいえ、久しぶりに随分と頭を悩ましましたが、結果はなんとかオールライト!大した風雨にならずに、というか天気予報が当たってくれて本当に良かったです。

 

 

情報の質と量。

今回の判断が間違わなかったのはひとえに文明の利器のおかげです。刻々と変わる詳細な天気予報を見て、ゴルフのプレー時間には台風は直撃しないし、雨そんなに激しく降らないと発表されたのを信じた結果、やろう!と決意を固めました。

結果オーライといっても所詮相手は自然現象なので、天気予報を信じればいつもこのような結果を迎えるとは思っておりませんが、それでも今回の天気予報はズバリ的中。科学の力を信じて良かったと言うことになりました。

今回の経験で感じた事は、判断には情報収集の量と質、そして冷静な思考が不可欠であり、感情的に流されてはいけないと言うこと。実際、ゴルフ場に行ってみるとキャンセルされた方もずいぶんおられたようですし、その人達が決して間違った判断をしたとは思えません。
メリットデメリット、リスクと期待、情報と経験則、それらをできる限り多く並べ出して冷静な判断をするべきですが、それって非常に難しく、今回のことに気をよくして毎回強引、強硬に開催をするとそのうち痛い目に合うのは明らかです。

 

 

整えることからはじめよう。

人生は常に選択の繰り返し、大きい小さいにかかわらず毎日、あらゆる場面で判断を迫られ続けます。人は誰しも、ずっと間違った判断をしない事は無いかもしれませんが、出来ることであれば、自分が下した判断に後悔の念を抱きたく無いもの。その為には情報の量と質、そして感情に流されない落ち着きを持った状態を整えなければならないと改めて思った次第です。

そんな風に考えると、毎月通う茶の湯や、隔週で教わっている書道のお稽古に向き合う事で、一旦日常のドタバタから気持ちをリセットして、心の中を整えるタイミングを持てている事は非常に大きな意味を持っているのかも知れません。

せっかく、お稽古を通してお教え頂いている心の整え方、もそっと意識して日常生活でも生かせる様にしたいものです。

お稽古ももう少し精進します。。(苦笑)

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木の家相談カウンター誕生!

10月3日 曇り

秋田へ。

今日は朝1番から飛び出して伊丹空港から秋田県へ。
地域密着で堅実にリフォーム事業を営んでおられる秋田のアイリフォーム社に業者会での講演をご依頼頂き向かっています。
私が話をさせていただくのは、今回もやっぱりいつもと同じ話。現場基軸のマーケティング論をベースに、いかに現場での意識が大切かを職人目線から話させていただきます。現場に携わる一人ひとりの判断が未来を創るか、食い潰すかを決めている。と。たった1時間半の講演ではありますが、受講いただいた方に少しでも実務に役立つ、意識を変える気づきを得ていただければ幸いですし、これを機に良いご縁をいただけることを切に祈っています。

 

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木の家相談カウンター開設!

昨日はとても忙しい日曜日でした、朝1番はハーバーランドにあるひょうご木づかい王国学校にてこれまで兵庫県林務課と兵庫県木材連合会が主体となって運営していた施設を京阪神木造住宅協議会のメンバーを中心に、有志の地域工務店やリフォーム会社が集まって引き継ぐことになりその開設式が行われました。さすが、県が動くとメディアの取材も入り賑やかなスタートとなりました。

 

【すみれ住まいの学校】秋の収穫祭。

開設式典を終えてからはすぐに畑へ、キャルファームさんの指導を仰ぎながらすみれスタッフが育てて来た野菜の収穫祭、すみれ暮らしの学校という工事を終えたお客様向けにそこでの暮らしを楽しんで頂く為の取り組みの一環です。今回も大勢のお客様に参加して頂いて、土に親しみ、採れたて野菜を調理して大地の恵みを堪能して頂きました。

 

 

 

木の家の素晴らしさを伝えたい。

前述の木の住まい相談カウンターの取り組みについてもうすこし続けます。
淡路島から但馬まで、変化に富んだ広い土地に豊かな森林資源を持つ兵庫県。その森林資源を有効に活用し、健康的で心地よい住まいに活用してもらいたいという三者の思いか1つになった取り組みです。

省エネ、エネルギーコスト見直しの面から見ても、木造の住宅はRC造や鉄骨造等他の工法に比べ圧倒的に消費エネルギーが少なくて済みます。
それは木が断熱に優れているというだけではなく、CO2を吸ってH2Oを吐き出す森林資源を循環的に活用することで、環境への負荷を軽減し、建設時、入居後だけではなく建物の役目を終えて取り壊す解体時にも工事にかかるエネルギーが格段に少なく済むからです。
もちろん、無垢のフローリングや板張りの天井など自然に育ったものと共に暮らす心地よさはもともと日本人の価値観としてDNAの中に深く刻まれており、心安らげる住宅空間を作るには木の良さを生かす事は欠かせません。

 

住宅総合展示場以外の選択肢。

その昔、大工さんに家の普請をお願いすると言う時代から建築業界は大きく様変わりし、敗戦後、住宅の量産化が求められるようになり、住宅メーカーや大手ビルターが家づくりの主役となって行きました。
私たちすみれのような地域に根ざした小さな工務店は、地道な営業活動をしてご縁があった方の住宅を建ててはおりますが、全体から言うとほんのごく1部です。最近は、木を使ったデザインが見直されていることもあり、木造住宅の需要が高まっているにもかかわらず、相談する窓口がないと言うユーザの声を耳にするようになりました。
このたびひょうご木づかい王国学校内に設置された『木の家相談カウンター』がその相談窓口の役割を果たせるようになり、総合展示場に行って、(ものづくりの会社ではない)販売会社のハウスメーカーの住宅を購入する以外の選択肢を家を建てたいと思われている方に提供できればこれ以上嬉しいことはありません。

 

 

志を共に。

とはいえ、決して目先の売り上げ利益があるわけでは無いこのような啓蒙活動的な取り組みにご賛同いただいた同業の同志のみなさんたちには心から御礼を申し上げるとともに、なんとかこの取り組みを盛り上げていけるように皆様と共に精一杯の努力をさせていただきたいと思います。

全国的に見ても珍しい自治体と地元工務店が力を合わせた木の家相談カウンターの取り組み、できる限り盛り上げていきたいと思います。

皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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■いよいよ明日開催!
モノからコトへ!より良い暮らしのご提案『すみれ住まいの学校』イベント情報

いよいよこの週末はすみれスタッフが手塩にかけた無農薬野菜を自ら畑に入って採って、それを皆で調理して食して頂くイベント、秋のすみれ収穫祭!
自然の大いなるパワー、素晴らしい大地の恵みを体感しに来て下さい。
詳しくはこちら
https://www.facebook.com/events/535574649985137/

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左官職人取締役就任。@阿久津左官店

10月1日 曇りのち晴れ

fbのチカラ。

50年間近く生きて来て、これまで縁もゆかりも無かった土地、那須塩原初めて来ています。
栃木県の最北、もうすぐそこが福島というだけあって、さすがに少し気温は低くひんやり、そして雨上がりの凛と澄んだ空気の中、朝を迎えました。
東海道から東北新幹線に乗り継いで神戸から5時間、さすがに午前中に到着は出来ないので、今日の予定に合わせ昨日から前乗りでやって来ておりまして、昨夜は予定していなかったにも関わらず、fbで私の訪栃を知った現地の工務店の田村建設の鈴木社長にお声掛けを頂き、会社訪問とその後食事をご一緒頂くというオマケ?もあり、私の本来の目的である創業45周年記念式典を本日開催された阿久津左官の阿久津社長にもお忙しい中駆けつけてもらい職人会社の経営者3名で熱く語らう時間をもらう事が出来ました。鈴木社長、阿久津社長、お付き合い頂きありがとうございました。

それにしても、、縁は異なもの乙なもの、fb恐るべきもの、味なもの。です。(笑)

 

見知らぬ街でのお朔日ラン。

今朝は1日と言う事で、朝は恒例のお朔日参りに。
全く訳が分からないまま、ホテル近くをランニングがてら走り回り、結局、波切り八幡宮にて先月の感謝と後残すところあと3月の今年の無事をお願いしておきました。

毎月は自宅近くの神社、総社にお参りしておりますが、勝手が分からない土地と言う事で結局今日は真言宗のお寺にお参りすると言う事になり、神仏一如やんな、なんて勝手に納得。いつもは神様に参るのに仏様ってどうかしら、と若干の迷いもありましたが感謝の気持ちさえ述べれれば別に良いですよね、(笑)

 

阿久津左官店45周年記念式典&感謝祭

その後、ホテルで少し仕事を片付けてから、阿久津社長を御紹介下さった株式会社SHIP社の小松社長と合流して、この度、那須塩原に来た本来の目的である阿久津左官店の創業45周年記念式典&感謝祭に参列すべく向いました。

正直、45周年という(それも十分すごいんですが、)50周年をあと5年に控え、記念式典をするにはちょっと中途半端な感じがするなー、なんて少し思っておりましたが、参加させて頂いてその意味がよーーーーく分かりました。

モチロン、45年の長きに渡り事業を継続されて来た事は素晴らしく、それを支えて来た先代の社長、従業員さん、取引先や勉強会の仲間などに感謝の気持ちを表したいという社長の気持ちはあったと思いますが、どうやら今日のメインは左官職人として活躍している従業員さんの取締役への就任のお披露目が大きな目的だった様です。

 

 

辞令、取締役工事部長に任ずる。

こいつ、大丈夫か?と思いつつ採用した茶髪の若者がなんとか会社に定着し、14年の年月をかけて学び、技術を身につけ、人間力を高め、社を引っ張って行く存在に成ったことを認められ、この度めでたく取締役工事部長に就任されたとのことで、次世代の職人育成を目指す企業としては非常に大きな一歩を踏み出されたのだと思います。職人の社会的地位の向上ってこうゆう事なのだと感じ入り、私も胸が熱くなりました。

遠山部長、取締役へのご就任、誠におめでとうございました。これから益々若い従業員さんを引っ張って、社長の目指すいい会社作りの大きな支えとなって下さい。

 

壁の匠。

この阿久津左官店は左官技能士一級の職人が3名、後の若い職人もその後を追い、技術を極めんと左官道場なる事業所内の施設で切磋琢磨、修練に励んでおられます。以前は全国のコンテストで優勝される程の実力を誇り、文字通り日本一の技術を全国的に示されている会社であります。
そしてその伝統を守り、次々と若い職人を育て上げて職人会社として事業を45年間の長きに続けて来られています。

勉強熱心な社長の影響で社員さんも様々な研修に出られているとの事でしたが、職人は技術職だという原点を忘れること無く地道に修練を積まれている姿勢には本当に頭が下がります、職人会社の鏡ですね。。

 

職人時代がやって来る。

先日、このブログでも紹介した阿久津社長の書籍の中で、職人の意識改革の重要性、職人の育成の重要性を繰り返し書かれており、その理論、意識は私と殆ど同じです。大工と左官と言う職種の違いはあるにしても、若者の職人を育てなければ日本の未来は無いという確信と危機感を持ち、実業において実践を積重ねながら様々な苦しみも味わいながらもしっかりと未来を見て歩みを進めておられる阿久津社長の姿は、まだ知り合って間無し、今回でお会いするのも二回目と浅い付き合いではありますが、完全に同志だと(勝手に)思い込んでおります。(笑)

これから間もなくやって来る超職人不足時代は今までの建築業界の常識を根底からひっくり返すと思っておりますが、そんな中、勝ち残るのはやはり、実際に現場でモノを作れる者であり、職人を育てる会社だと思うのです。
今、その事を真剣に考え、理解し、実践に移している会社、経営者は全国的に見ても極めて少数で、未だに職人は誰かが勝手に育ててくれて、都合のいい時だけ使えばいいと思っておられる人が殆どです。
残念ながら、そんな都合のいい時代はもう間もなく終わりを告げ、職人がイニシアチブをとる時代がやってきます。

 

 

要は自助の精神と環境整備。

記念式典の中で、先代の社長へ感謝状を贈呈されておりました。私達からするとひと世代前の職人経営者が築き上げた卓越した技術を更に磨き、今の工法を確立された先達の教えを引き継ぎつつ、圧倒的な大きな変化に晒されるこれからの時代にあった変化、対応をしながら次世代を担う職人を育てる事が私達、過渡期に生きる経営者の大きな務めだと思うのです。

どーしよーもないような若者が現場で汗を流し、厳しく教育を受けて立派に会社を背負う人財へと成長を遂げて行く。職人の地位向上は職人自身の自助努力を持って叶える。そしてそれを支える職場の環境を整える事が何よりも重要であると、今回その素晴らしい 実例を見せて頂けた事は私にとっても自分自身の方向性に対する確信を持てるかけがえのない学びとなりました。

ご招待頂きました阿久津社長、そのご縁を頂きました小松社長、本当にありがとうございました。今後共、よろしくお願い致します。

 

エール。

記念式典の中で一生懸命制作されたDVDの上映があり、甚く感動させられました。その中で、新取締役に向けてのエールにオカリナで歌を送られた方がおられました。私の中で非常に印象に残ったのでその歌詞を以下に転載し私から松野新部長へのエールとさせていただきます。
「若者たち」

君の行(ゆ)く道は 果てしなく遠い
だのになぜ 歯をくいしばり
君は行くのか
そんなにしてまで

君のあの人は 今はもういない
だのになぜ なにを探して
君は行くのか
あてもないのに

君の行く道は 希望へと続く
空にまた 陽(ひ)がのぼるとき
若者はまた
歩きはじめる
空にまた 陽がのぼるとき
若者はまた
歩きはじめる

藤田敏雄作詞・佐藤勝作曲

遠山部長、いっちょ気張って阿久津左官店を盛り上げてください。

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脱!茹でガエルへの5つの注意点。

9月30日 曇り時々晴れ

 

第3四半期終了。

夏が漸く終わりを告げた、と思ったら気付いた時には9月もおしまい、今年も早、3/4が終わってしまった計算になります。生きて来た年数に対しての今年一年という風に考えると、1年の時間的な比重は軽くなるし、速く感じるのも致し方無いかも知れませんが、それにしても、早過ぎる、と感じてしまう今日この頃、アタリマエですが、一日いちにちと人生の終わりに近づいて来ている事実を無意識の内に感じているのかも知れません。

 

 

直感に従っての出張。

今日は新幹線に乗って5時間の移動、那須塩原へと向っています。先日、このブログで紹介した書籍、”『職人』を教え・鍛え・育てる しつけはこうしなさい!”の著者であり、左官職人を育てる職人会社の経営者でもある阿久津社長にお招き頂き、創立45周年の式典に参加させて頂きます。

私と全く同じ問題意識を持ち、同じ解決方法を模索し、同じ様に職人を育て、守る事を実践されているお会社の記念式典ということで非常に楽しみにしておりまして、これからの建築業界を襲う超職人不足の激震に備えて私達が行なうべき事、目指す方向性を再確認させてもらうヒントを頂けるのではないか、と直感的に思い、大きく期待しております。詳しくは、明日のブログにて、笑

 

 

茹でガエルの法則

未来への危機感、問題意識を持たず、生ぬるい現状に満足してなんら新しい行動を起さない人、気付いた時には取り返しのつかない状態に陥った人の事を、よく『茹でガエル』と揶揄されます。私もそうなってはいけないと、常々意識して問題の掘り起こしや気になる事に対して積極的なアクションを起す様にしています。

元々、一文無しの職人からスタートした私は創業からの16年を振り返って、順風満帆に事業を進めた事等殆ど無く、うまくいき出した!と思った後は大体大きなしっぺ返しを食らったり、もうあかん、、と心が折れそうになった時程、救いの手を差し伸べてくれる人が現れたりと、いつも大きな振り子に必死で掴まって、良かったり、悪かったりを繰返しながらここまで来ました。

http://matome.naver.jp/odai/2145234898470481301より拝借。
http://matome.naver.jp/odai/2145234898470481301より拝借。

茹でガエル

茹でガエル(ゆでガエル)、茹でガエル現象(ゆでガエルげんしょう)、茹でガエルの法則(ゆでガエルのほうそく)とは、ビジネス環境の変化に対応する事の重要性、困難性を指摘するために用いられる警句のひとつ。

多くのコンサルタント活動家などによって[1][2]自然科学上の実験結果であるかのように語られているが、実際には、カエルは温度が上がるほど激しく逃げようとするため[2][3]疑似科学的な作り話[4]が広まったものである。

出典:Wikipedia

 

振り子を俯瞰する。

人生訓、というと大げさかも知れませんが、これまでの経験則で良い時の後には大変な事が、悪いことの後には感謝すべき事がセットでやって来るものという認識が有り、どちらの出来事が起こった時も少し俯瞰して見る様な癖がついています。

人生を俯瞰して見ると悲観と楽観が同居しており、喜ぶ時は危機感を、悲しむ時は希望を持つ様にしている、そしてそれぞれに対してアクションを起す事を考えると、茹でガエルになりにくい体質を持っていると言えるかも知れません。

 

 

それでも茹でガエルになる。(涙、)

そんな(ハングリー且つ行動派の)私でも、茹でガエル的な失敗をする事が無いかというと決してそんな事はなく、「もっと早くに手を付けておくべきだった、」と後悔する事が少なくありません。何でも手を付ければ解決する訳ではありませんが、潜在的な問題を薄々感じながら、放置して来た事に対しては自責の念に駆られずにはおられません。

ごく最近にも、社内で大きな問題が起こり、経営者の責任と判断を厳しく問われる出来事がありました。まさに茹でガエルだったと大きく反省する事しきりですが、大きく振れる振り子はきっと次の展開の呼び水になる筈だと、前向きに捉えることに今は開き直っております。。大変ですが、、

 

 

時間の絶大な解決力

常々意識して、気をつけている、もっと言うと毎月ビジネスコーチングのセッションを受けて、問題点や気になる事の洗い出しを定期的に行なう習慣まで持っているにも拘らず、それでも『茹でガエル』になってしまう理由を考えて見ました。

この答え、原因の1つに、「時間が解決してくれる」という誰が言い出したか分からない、真理か嘘かも分からない概念が、さも真実の様に自分の中に棲み続けていることが浮かび上がってきました。

これまでの人生で、絶対に許せない程の憎しみ、忘れる事が出来ない悲しみ、爆発しそうな怒りを閉じ込め、抑え、コントロールして来たのは正直、自分の意識ではなく『時間』とそれによる忘却の力でした。その絶大な力に私には抗う事が出来なかった事を経験しているからこそ、時間の力に依存する気持ちがあるのだと思うのです。

 

 

呪文は思考を停止する。

問題だと思う事、気掛かりな事、漠然とした不安に対してアクションを起して解決に向かう事はリスクマネジメントの観点からすると非常に重要ですが、潜在的な問題に対して全て手当てするなんてとてもじゃないけど出来る訳もなく、現実は優先順位をつけて、緊急度の高いモノから順番に手をかけるしかありません。

その選択の際に、先送りするモノに対して呪文の様に唱えるのが、「時間が解決してくれる(かも)」という短絡的かつ安直な言葉であり思考です。しかし、実際を見てみると、時間が解決してくれるにはそれなりの素地なり方向性が示されておらねばならず、その部分さえも目をつぶってしまうと、「後は野となれ山となれ」と単なるほったらかし状態にしかなりません。

 

 

まとめ。

そんなこんなで、自分への備忘録として、脱!茹でガエルへの留意点をまとめて以下におきたいと思います。

  • 確かに、時間の力は偉大ですし、その解決力は人智を遥かに超え、何にも代え難いほど威力を発揮します。しかし、無条件で依存してしまうと、時間が経つに従って酷くなることも少なくありません。まさに両刃の剣であり、注意が必要。
  • 時間の過ぎ行くままに身を任せる癖がついてしまうことは即ち、茹でガエルへの入口で有り、気付いた時には取り返しがつかない事になってしまいがち。
  • 潜在的な問題、気になる事、未来の漠然としたリスクに対して、解決を図るのは出来ないとしても最低限、解決への方向づけと素地を整える程度の努力を怠ってはならない。
  • 時間が解決してくれる。と思った時は単なる先送りへの誘惑であり、両刃の剣を抜くとき。そんな時程、方向性、状態をしっかりと確認すべきであり、状態管理への意識を強く持つ絶好の機会である。
  • チャンスくんは前髪しか生えていない故事に則り、絶対にその機を逃してはならない。

以上。反省と自戒を込めて、、

 

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『ご縁』の生かし方。

9月28日  雨のち曇りのち土砂降り。

ゴルフシーズン突入。

水曜日にてすみれ事務所はお休み、私はゴルフシーズンに突入と言うことでBNIアルバトロスチャプターのゴルフコンペに参加です。前日の予報では終日土砂降りとのことでしたがメンバーさんの日頃の行いのお陰でしょうか、何とか天気も持って楽しいラウンドさせていただきました。
ま、スコアは相変わらず土砂降りというかイマイチなままですが、、(笑)

この朝活の異業種交流会のメンバーによるゴルフコンペは今回で13回目を数えるらしく、私はメンバーではありませんでしたが、発足当初からお声掛け頂いて、ほぼ毎回参加させていただいております。しかも、前回までは、ビジターと言うお客さんの立場でしたが、今回はスタッフの一平くんが(本人のたっての希望で、笑)この会にに入会させてもらった流れで、とうとう私もメンバーの一員として参加することになりました。なにかご縁を感じます。

 

 

グリーンコミュニケーション。

ゴルフなんてものは所詮遊びではありますが、それでも一緒にラウンドをするとメンバーの人達と非常に仲良くうちとけることができ、コミニケーションを図る場としては最高のシチュエーションだと思っています。

ゴルフに行ったからといって直接仕事に結びつく訳ではもちろんありませんが、私たちのような建築の仕事はご縁がご縁を呼びその流れの中で仕事をさせてもらうことが少なくなく、人とのご縁を広げ、育み、紡ぐことで商売に結びついて行くことは非常に重要なことだと思っております。
なので、シーズンの間はお声がけ頂いたあちこちのコンペに顔を出すのも悪くないかな、なんて思っています。(笑)

ちなみに、すみれでもここ数年、年2回のゴルフコンペを定期的に開催しており、取引業者やお客様、スタッフを交えて楽しい時間を一緒に過ごす懇親の場として大いに活用しています。

 

 

ご縁が売上げをつくる訳じゃない。

私が常々思っているし、研修でもいつも話すのは、『ご縁』が売上げを産む根源であると言う事。しかし、単にご縁があれば良いという訳ではなく、良縁と悪縁がある様に、ご縁は良くも悪くもなるものです。ちなみに、ご縁の定義をググってみると、

えん【縁】

 《(梵)pratyayaの訳》仏語。結果を生じる直接的な原因に対して、間接的な原因。原因を助成して結果を生じさせる条件や事情。「前世からの―」

 そのようになるめぐりあわせ。「一緒に仕事をするのも、何かの―だろう」

 関係を作るきっかけ。「同宿したのが―で友人になる」

 血縁的、家族的なつながり。親子・夫婦などの関係。「兄弟の―を切る」

 人と人とのかかわりあい。また、物事とのかかわりあい。関係。「金の切れ目が―の切れ目」「遊びとは―のない生活」

 (「椽」とも書く)和風住宅で、座敷の外部に面した側に設ける板敷きの部分。雨戸・ガラス戸などの内側に設けるものを縁側、外側に設けるものを濡れ縁ということが多い。

別に良いものとはどこにも書いておらず、あくまでも間接的な原因やめぐりあわせ、きっかけであり、それを良きものにするか、悪しきものにするかは人によるのです。それは商売だけに限らず、人生は人との出逢いで大きく変わるとよく言われる様に、ご縁による影響は計り知れない程大きいものだと思っています。

 

 

ご縁の生かし方。

ご縁が無ければ何も始まりませんが、ご縁があったからといっても、いい方向に振れる訳でも無い。ではどうすればいいかと言うと、ご縁を頂いた人との関わり合いの中で自ら良きものにするしかありません。
研修でいつも口にするのは自らの『在り方』を見つめ、正しいパラダイムを身につけることで、共感してくれる人が確実に増える、また、先に相手を理解してから自分を理解してもらう原則を守る、そしてそれらを媒介するコミュニケーションをしっかりと意識してとる事です。
これは対お客様だけに留まらず、会社内の人間関係、家族間でも同じだと思っていて、

普段から在り方を正す→ご縁を頂く→相手の事を知ろうとする→理解してから理解される。

このようなコミュニケーションを通した流れを作れるようになっていれば、ご縁は自然と良縁になっていき、自ずと仕事にも繋がる事もあるでしょうし、あらゆる人間関係が良くなれば、もしかすると心理学者のアドラーが『人の抱える問題は全て人間関係にある』と断言したように、幸せな人生になるかも知れません。

厳しく言っちゃうと、哲学も信念も持たず、自分が何に貢献出来るかを考えることもなく、人に興味を示さず、聞く耳も持たず、相手を理解するコミュニケーションを自らとろうともしない者は幾らご縁を貰っても何にもならんってコトでもあります。

パッと見た目はとっつきにくい人とでも一緒にラウンドするとすっかり打ち解ける事が出来るゴルフはある意味、そんな根源的な問題解決の練習の一環になるかもしれないなー、なんて思っています。これからシーズン真っ只中、少しはスコアも気にしながら、楽しみつつたくさんの方とコミュニケーションをとりたいと思います。

来週のすみれコンペにご参加頂く皆様、宜しくお願いします!(笑)

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「群勢を一つの塊だと思うな。」by真田安房守軍昌幸

9月27日晴れ

またまた、新たな取り組み。

今日は朝からひょうご木づかい王国へ。

兵庫県と、県木連の要請を受けて、いよいよ私達、地場の工務店やリフォーム会社が集まってハーバーランドの『ひょうご木づかい王国学校』の運営を担うこととなり、この度初めての定例会に参加しました。

兵庫県には宍粟の森を始めとした豊かな木材資源がふんだんにあります。地産地消の自然循環型社会を目指す理念に則って、その県産木材をもっと活用できないか、地元産の木材を利用する意義を広く知らしめることができないか、森を守る重要さを理解してもらえないか、そして木を使った住宅の素晴らしさを認知してもらえないかという、兵庫県、兵庫県木材連合会、地域密着の工務店の三者の想いが1つになり、この度新たな取り組みをスタートすることになりました。

私たちすみれではここ1年間以上、『ひょうご木づかい王国学校』で子供たち向けのワークショップを通してその様な啓蒙活動を続けてきましたが、今回の展開を機にこれからその取り組みをもう少し加速させるつもりです。地域の同業者さんとスクラムを組んで、木の家を建てたい!と考える人に気軽に相談できる窓口ができればいいなぁ、なんて思っています。

 

重箱の隅をつつく税務調査。

昼からは昨日に引き続き税務調査で税務署の職員さんの質問に答える時間となりました。
適正な会計処理をしていても色々と聞かれる事はあるものですが、結果、大きな指摘を受けることもなく今回の税務調査も終わることができました。いわゆる、お土産なし、良かったです。(笑)

会計事務所の先生にも二日間みっちりと事務所に詰めて頂き、大変お世話になりました。
ま、それにしても5年に一度定期的にやってくるこのイベント?どーも無駄な時間のような気がしてしょうがありません。。

 

10年勤続者の送別会。

夕方からは10年以上の長きにわたってメンテナンス担当として活躍してくれた和田さんの送別会。奥さんのお母さんの介護に備えて岡山の美作に移住されることとなり、非常に残念ですがこのたび退社されることになりました。細やかな対応で長年にわたり一生懸命お客様との繋がりを支えてくれたことに感謝の言葉をスタッフ一同、ときには涙ながらに伝えこれからの和田さんの新たな人生へのエールを送りました。

和田さん、長きに渡りお疲れさまでした。まだ、和田さんが居なくなる社内の想像がつきませんが、これからの第二の人生、充実したものにして下さい。すみれのホームページの和田さんの担当の歴史ブログはそのままにしておきますので、更新を楽しみにしております、御達者で。

社内勉強会は会社を潰す方法論。

と、なかなかハードな一日だったわけですが、実はそれだけではなく、夕方は設計部の工程会議と社内向け勉強会の職人起業塾を(若干無理やりですが)挟んでみました。

どちらも、スタッフに会社を良くするには自分たちでアクションを起こさないと何ともならんという話をしましたが、特に社員大工たちが集まる工務部では、もう少しコアな話を。

実は、年間通して一件くらいしか無かったクレームがこのところ頻発しておりまして、誠に情けなく、残念なことではありますが、ご迷惑をおかけしたお客様の気持ちを汲んで、情報共有をしながら二度と同じようなことがないように厳しく注意喚起を促しました。

工務部のスタッフに対しての私の設問は、「うちの会社を潰すにはどのようにしたらいいか?」
知り合いの杉田さんのブログに書かれていた北海道の植松社長の社内ミーティングのパクリです(笑)

(出て来た意見はネガティブに過ぎるので割愛しますが、笑)様々な斬新かつ過激な案が多数でまして、一通り(3通か、)回った後、皆に言ったのは、「よくよく考えると、潰さずに生かすにはその逆をすれば良いんじゃねーの」って言うことでした。

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真田安房守軍昌幸の言葉。

先日の大河ドラマ『真田丸』で非常に印象に残った言葉がありました。

徳川家康に二度に渡り勝利し、戦上手と戦国時代にその名を轟かせた真田安房守軍昌幸の言葉です、

「群勢を一つの塊だと思うな。ひとり一人が想いを持って生きておる。」

今も昔もこの一言に尽きると思うのです。

社員が会社を潰そうと思うとたった1ヵ月。簡単に潰すことができます。そして逆に、その反対のことをすればひと月もあればずいぶん会社の状態は良くなるという事でもあります。
ひとつの団体としての社員と言う見方ではなく、それぞれが想いを持ちそれぞれの現場で一生懸命働く、会社を、自分達の暮らしを良くすると言う気持ちを持ってもらってこそ会社は生きながらえるのであり、それはできなければ緩やかに破滅への道を歩むしかないのだと思います。

私が今日スタッフに伝えたのは、「結局、会社を存続させるも潰すも代表である私の意思ではなく皆さんの意思であり行動です。しっかりその真実を見つめつつ毎日の業務に取り組んでください。これができれば潰れない会社になるんだと思うのです。」という言葉。

そして、それを具体的な行動に表して欲しい、と。きっと理解してもらえたと思います。

みんな、気を引き締めて、頼むよー。

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茄子のなすは成すの為す。

9月23日曇り時々晴れ

リフォームシーズンイン!

今日は珍しく朝から急遽ご相談いただいたマンションリフォームの現場調査に設計スタッフみまっちと同行、お客様の意向を聞いたり、採寸をしたり、現場の収まりを考えたりと(珍しく)建築実務に励みました。(^_^;)

このところ、シーズンインなのかもしれませんが、毎日のように店舗やリフォーム等の工事の相談やご紹介をいただいており、人のご縁に感謝することしきり、本当にありがたいことです。

スタッフ共々精一杯の努力をして満足いただける良いモノづくりをする所存ですので、ご相談いただいた皆様、よろしくお願いいたします。

 

 

マーケティング×マーケティングの日

午後は事務所に帰って事務処理やマーケティング部のミーティングをこなし、夕方からは月に1度の外部向けの無料のマーケティング勉強会である「元祖、職人起業塾」の開催日でした。
今回も30名もの大勢の方にお越しいただいて(時間オシオシなりつつも、)ご参加頂いた皆さんと共に、一切目先の売り上げ利益に関係ないマーケティングの勉強に時間を費やしました。

 

一番学んだのは誰?

勉強会が終わった後、毎回懇親会でも盛り上がります。今回も大松建設新社長の就任の挨拶をして頂いたり、勉強会の積み残しを発表頂いたりと大いに盛り上がりました。

そこで私がよく質問するのは、

「今日の勉強会で誰が1番学びを得たと思いますか?」ということ。

「はて、私でしょうか?」と答えられる方も多くおられますが、「残念ながらあなたではありません」といつも申し上げています。(笑)

 

 

やっぱり、学びは聴くコトから、

すみれ本社で行っている職人起業塾は社員向け、外部向け共、グループコーチング形式をとっており、1人ずつに事前課題とテーマについてのアウトプットをしていただきます。今回の課題は『人生の哲学について』でした。(^ ^)

ファシリテーター兼、コーチ役の私は一人ひとりのアウトプットに対して質問や感想を述べて本人の気づきを深める役割を担っています。
なので、あまりしゃべらないと言えばしゃべらない、しかし全員に対して突っ込んでいくのでしゃべると言えばしゃべる。

あくまで役割はコーチなので、アウトプットではありませんが、全体の中で1番口を開いているのは間違いありません。そして、『聴く』という行為は誰よりもしていて、出来ていて当然です。
ツッコミを入れるくらい聴く。

上述の質問、最も学びを多く得ているのは誰か?の答えは、「実は私です。」と言うのが正直なところで、塾生さん達の意見を聞き、それを咀嚼して曖昧なところをはっきりさせる、イメージできていないところはイメージしてもらう、もしくは素晴らしい!と称賛するには全員が口にする言葉を一生懸命聴かなければなりません。

塾生に皆さんの事前課題に対する回答に対して、良い悪いではなく明瞭か不明瞭か、具体的なプランとなっているか、実現性があるか無いかをチェックしてぼんやりしているところは明確にしてもらえるようなサポートをしています。

多くの人の意見をその人達の立場に立って一生懸命聞くことほど、深い学びはないと思っています。
そんな意味から言うと塾長として(僭越ながら)1段高いところから参加しているにもかかわらず、私が最も皆さんに学ばせていただいているということになります。

 

出すには入れる。

実際、毎回のように塾生さんの発表に、素晴らしい気づきをいただき、自社の仕組みに組み込もうと取り入れることも少なくありません。(笑)
「アウトプットこそ最大の学び」とよく耳にしますし、私もそこに共感してアウトプットする機会をずいぶん増やし続けました。

しかし、今改めて思うのはアウトプットをするには人の意見をよく聞くことが必須であり、事業に置き換えて考えたら、これが抜けるとユーザ体験をすっとばしたデザインのような薄っぺらいものになってしまうのは明らかです。
インサイドアウトはアウトサイドインから。

スティーブン・R・コヴィー博士が提唱された基本的なコンセプトの1つに「インサイドアウト」というものがあります。

「周りの状況を変えたければ、自分自身が変わるしかない」といった主体性の重要性を示唆する意味あいですが、このインサイドアウトのコンセプトを理解するのと同時に取り組まなければならないのは、

「理解してから理解される」と言う大原則。

実はこれってアウトサイドインの考え方でありインサイドアウト1セットで心に留めておけるければならない重要な事項であり『あり方』だと思っています。

昨日のブログでも書きましたが、世の中はすべからく表裏一体であり、陰だけでも陽だけでも成り立ってないのが、いわば太陽と月の関係のように至って当たり前の自然の摂理でもあります。

 

 

為すか為さぬか。

そんな面から考えると、同じテーマに沿って延々と人の話を聴き続けるコトが出来る職人起業塾はまさしく学びの宝庫と言うことになります。

要するに、後はやるか、やらないか。各々方の意欲や気持ちや感情次第。
1年前の大阪マラソンでフラフラになってやっとのことでゴールしていた程度だったにもかかわらず、先日100キロものウルトラマラソンで制限時間内に完走を成し遂げた田中さんのように、結果に執着し地道な努力を積み重ねる気概があれば大概のコトは成せると思います。

為せば成る、為さねばならぬ何事も。成せぬは人の為さぬなりけり。by上杉鷹山

熟成諸氏の皆さん、「結局人生、やるか、やらんか。」←これ、私の人生哲学(笑)

早速、明日からそれぞれの現場でその身をもってご自身の哲学を伝える努力をしていただければ幸いです。気張って参りましょう!

 

懇親会にも御参加頂きました皆さん、遅くまでありがとうございました!

乙。(笑)

乙。
乙。

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乙。@へうげもの。

9月22日 秋分の日 曇りのち雨

 

新生!職人起業塾。

昨夜は職人起業塾の一般社団法人への法人化に伴う新体制の打ち合せ。
少人数体制でのスタートで、全員がまたまた忙しさに拍車がかかりそうな感じも否めませんが、来年の事業計画の骨子も固まり、いよいよ広域での活動を本格化します。

とにかく、私一人では全く出来なかったコトが、志を共にする仲間や協力者が集ってくれて、1つずつ実現して行くのは嬉しいを通り越して不思議な感じ。ご縁に心から感謝すると共に、創業時の想いを胸に私のミッションを堅実に遂行して行く所存です。

たくさんの方のご支援を頂きながらではありますが、今後、職人起業塾の活動を通して建築業界の不条理を1つでも解決したいと思っています。全国の仲間やお知り合いの方にはムリなお願いをするかと思いますが、その際は宜しくお願い致します。

 

 

天恵有り。(^ ^;)

今日は久しぶりの農作業に勤しむべく、技術指導(というより何から何まで、笑)を頂いているキャルファームに行きました。いつもの様にロードバイクを踏んで颯爽と向ったのは良いのですが、途中で雨が降り始め、到着した時はビショビショ&本降り。

土と戯れるのは諦めておとなしくハウスのトマトの収穫だけをしていそいそと帰ってくるという消化不良な感じでしたが、畑にとっては雨は天の恵み。これでいいのだ。と思い直しつつ畑を後にしました。

 

 

読書の秋。

一雨ごとに秋が深まって来る風情のこの頃。秋と言えば読書の秋ですが、そんな事とは関係なく、ワタクシ、毎晩寝る前に読書をする習慣がありまして、「もうだめ、」と勝手に目が閉じるまで活字を追う様にしています。一昔前まではビジネス書を良く読んでいたのですぐに眠たくなっておりましたが、この2〜3年は小説か伝記物ばかりを読むようになり、物語が佳境に差しかかり、面白くなると空が白々とするまで眠れなくなる夜もしばしば、、

最近はなってひょんなきっかけから、マンガの素晴らしさを再認識して、このところ枕の横にはマンガの大作が山積みとなっています。小説よりもずいぶん読みやすく、ハマった時は益々眠れなくなってしまっておりますが、面白い事は素晴らしい事、胸を躍らす間接体験を毎晩楽しみにしています。

 

へうげもの
へうげもの

へうげもの

そんな素晴らしいマンガ達ですが、現在読み進めているのも大ヒット!の名作です。(笑)
『へうげもの 山田芳裕著』で、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作と漫画界でも高い評価を得ている作品です。主人公はなんと、沓(くつかけ)茶碗で有名な織部焼の創始者、古田織部が主人公で、千利休の死後、豊臣家の筆頭茶頭にされる程、数寄者として名を馳せるにも拘らず、歴史小説では表舞台にあまり登場してきませんが、確かに信長、秀吉、家康の安土桃山時代の主人公達の側で活躍していた人物で、今までに無い視点の歴史読み物としても非常に秀逸です。

 

 

乙。

その中の一節で、古田織部が自分が『乙』である、と大いに反省する場面があり、とても印象に残っています。数寄者の頂点を目指す中、自分自身が1番良い=甲に対して2番目=乙であるという自覚と反省の弁なのですが、乙という言葉をあまり良く無い意味で使っていたのだと、恥ずかしながらこの歳になって初めて知る事になりました。

江戸では「乙だねー」という褒め言葉が日常に使われていた(落語の世界か、笑)と思っていたのでとても意外な感じがして、少しググってみると、

乙(おつ)の意味・語源・由来を解説。

乙. 【意味】 乙とは、しゃれて気が利いているさま 。趣のあるさま。粋なさま。 … この低い音が通常とは異なる調子であることから、邦楽 以外のことについていう際、普通とは違って「変なさまだ」「妙だ」という意味で江戸時代 から使われ始めた。

この頃にはマイナスの言葉で使われていたのが明治時代になって変わっていて、「しゃれている」「趣きがある」といったプラスの意味で使われる事が多くなった。

出典:語源由来辞典

とまあ、古田織部の時代からずっと後になって意味がひっくり返ったとの事で、たかがマンガといえども、こんな細かなところまで資料を調べて作品を書かれている事に驚くと共に、されどマンガ、いい勉強になったなーと喜びました。

 

 

世の中はすべからずひっくり返る。

このブログにもよく書きますし、普段から「世の中はすべからず表裏一体。」だと言うのが私の口癖で、人生はまるで振り子が触れるかのごとく陰と陽、右と左、表と裏に振り続けるものだと思っています。

『乙』と言う言葉が「いまいち」という意味から「しゃれてる」という称賛の言葉に変わった理由はよくわかりませんが、表裏一体論に照らし合わすとそれも一例なのかもしれません。

それにしても、、オレの人生の振り子、いつまでも大きく振れるよなぁ。

 

おまけ、

乙。の一文字は現代では「お疲れ様」の省略語としてインターネット上で使われるのが一般的だそうです。もうようわからん。(笑)

最後まで御読み頂きましてありがとうございました。それでは、皆様、乙。(笑)

乙。
乙。

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以下はセミナー情報等の告知です。(笑)

 

■先日出演したラジオの音声が公開されています!

職人起業塾の活動の成り立ちから塾生さんの参加しての感想など、カミカミながら一生懸命話してますので、良かったら来てみて下さい。ちと恥ずかしいですが。。
ナカジュンのアップデート→http://goo.gl/hp4EKp

 

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■絶賛発売中!『書籍 職人起業塾』のご案内

不肖、ワタクシ高橋が初めて上梓した志を実現する為のインバウンドマーケティングの実務書、『書籍 職人起業塾』は品薄につきAmazonではプレミアがついて定価1650円がなんと!3960円で取引されています。Amazonも有名書店も売り切れ続出ですが、現在は少し在庫がある様です。今なら定価でご購入頂けますよ!

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日常の中で気付いたマーケティングについての解説や実践するためのヒントを(不定期&低頻度ですが、、)メールマガジンでも配信しています。
決して建築業界だけに当てはまる理論ではありませんので、良ければ登録してみて下さい。モチロン、登録は無料です。
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■モノからコトへ!より良い暮らしのご提案『すみれ住まいの学校』イベント情報

すみれスタッフが手塩にかけた野菜の収穫祭、リリースしました。詳しくはこちらhttps://www.facebook.com/events/535574649985137/

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ぼんやりしたヤツは型にはめる。

9月21日 曇り

 

スキルアップセミナー

今日も大阪。

最近、神戸より大阪にいる時間の方が長い気がしますが、気のせいではないでしょう。(笑)
この度、『イエかるて』で御世話になっている、一般社団法人 住宅長期支援センター主宰の2daysの『工務店の為のビジネスモデル構築の基礎』と題したスキルアップセミナーの講師としてお声掛け頂き、先輩経営者相手に、恐縮しながらマーケティング理論の解説と実践の為のワークを行ないました。

アタリマエではありますが、このような研修に出席される方は勉強熱心な方ばかり、自ずとしっかりとした会社経営を行なわれている経営者が多く、また創業50年、60年と長きに渡って地域で活躍されている立派な会社、2代目、3代目と何代にも渡って事業継承されている、私にすれば名門と言ってしまいそうになる立派な会社の方が多く参加されておられました。

(いつもですが、)私の様な中卒の起業家といった、学の無い、金もない、コネも無い状態から創業したような人はほぼおらず、その様な方達を前にして講師として人前で話すのもおこがましいというか、恥ずかしい限りではありますが、そんな私にお声掛け下さる方もおられる訳で、、
本日も、緊張しながらも一生懸命勤めさせて頂きました。

 

 

裸の王様からの脱却。

講座の内容はいつもと同じ、現状認識からマーケティング定義の再考、在り方を見直す流れで、立派に事業をされている先輩経営者達に向って、(恐れながら、と、)経営理念について社内への浸透、顧客接点での実働に反映されているかを伺いました。

驚いた事は、ちょうど今、理念の再考をされているという方が多かった事。一旦掲げた理念を考え直す、書き換えるなんてなかなか出来るものではありません。ご参加頂いた方の意識の高さに驚くばかりでした。

そんな高い意識を持たれた方々との理念の再考についてのディスカッションは、理念とは額に入れて飾っておくものではなく、現場で社員さんたちが顧客やステークホルダーに対して発揮するべき、という観点から、誰にでも分かりやすく、伝わりやすく、憶えやすいものにすべきだと、シンプルに削ぎ落とすワークをして頂きました。けっして経営者の独りよがりや自己満足に陥るべきではなく、経営理念は現場の実践者のモノになるべきで、「経営者の想いをひと言に表す」という難しい問いに対する皆さんの意見は私にとっても非常に勉強になる事が多く、「なるほどなー」と感心する事しきりでした。

 

 

型にはめる。

様々な疑問や問いに対し、繰り返し考え続けることで、本質を見出し、答えを見つけ出すプロセスで、私が良く使う考え方はフレームワークでして、(ありきたりですが、)5W1Hが大好きです。(笑)
型にはめる事で、理念の再考、などといううぼんやりと考えてしまいがちな命題に対して細かく割り直し、具体的にイメージを膨らますことで最終的に求められているものが見えて来たりします。

経営理念を、

–誰に伝えるのか?

–何を伝えるのか?

–なんの為に伝えるのか?

–だれが伝えるのか?

–いつ伝えるのか?

–どのように伝えるのか?

上記の問いに対し、『御社の事業の目的はなんですか?』といった質問と同じ様に、適当に、表面的にさらさらーと答えてしまえば簡単に答えられる、しかし、ひと言で言い表して下さい。と続けられ、改めて考えてみると悩んでしまうコトって、結構あります。そんな時、この型にはめてみる事で、イメージが鮮明になり、本質が見えて来る入口を見出せたりもします。
面倒でややこしいですが、本質=自分の心の襞の奥に隠れた本当の想いや気持ちは掘り返し、正面から見据えてブラッシュアップするには、『なぜ』を何回も繰返さなければなりません。

なにかと良く耳にする5W〜、よく聞き過ぎて、若干の今更感は否めませんが、まずは普段の思考を5W1Hの型に落とし込む事で色んな事が見えて来ると思っています。
とは言え、型にはめて考えるのは所詮、世阿弥のいうところの守破離の守、そこから更に深く掘り込んで行く必要がありますが、道を求めるならば、先ずは型を完璧にこなす事から。茶の湯も書道もゴルフも皆同じ、要するに練習せねばってことでしょうか、(笑)

 

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以下はセミナー情報等の告知です。(笑)

 

■一般社団法人住宅長期支援センター主宰のスキルアップセミナー

いよいよ今週から始まります。2daysで『工務店の為のビジネスモデル構築の基礎』と題して理念再考とマーケティングの基礎の集中講座開催します。ご興味があれば問い合わせてみてください。

1日目 9月21日(水)13:15~16:45
マーケティングは在り方から、経営理念の再考で売上UP!
 2日目 10月19日(水)13:15~16:45
マーケティングの構築、実践で未来の売上げを作る

 

 

■先日出演したラジオの音声が公開されています!

職人起業塾の活動の成り立ちから塾生さんの参加しての感想など、カミカミながら一生懸命話してますので、良かったら来てみて下さい。ちと恥ずかしいですが。。
ナカジュンのアップデート→http://goo.gl/hp4EKp

 

■理念再考、構築のグループコーチングのワークショップ受け付けています。

使える経営理念を作り上げる!をテーマに少人数でも出張開催も行いますし、すみれ本社開催でよければリーズナブルな金額で承ります。お問い合せはメール、コメント、fbメッセンジャー等、何でも結構ですのでお気軽にご相談下さい。
お問い合せメールはこちら→http://sumireco.co.jp/question.php

 

■京阪神版職人起業塾6ヶ月コース第4期募集スタート!

職人起業塾@京阪神木造住宅協議会 三期生(神戸、大阪)の募集は締め切りましたが、第4期の開講準備に入ります。すこしでもご興味がお有りの方はお気軽にまずは一度お問い合せ下さい!

【2017年1月開講予定四期生募集にご興味がある方はこちらまで、】
http://keihanshin-mokuzou.jp/shokunin/index.ht

 

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不肖、ワタクシ高橋が初めて上梓した志を実現する為のインバウンドマーケティングの実務書、『書籍 職人起業塾』は品薄につきAmazonではプレミアがついて定価1650円がなんと!3960円で取引されています。Amazonも有名書店も売り切れ続出ですが、現在は少し在庫がある様です。今なら定価でご購入頂けますよ!

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