カメラのキタムラの奇跡

3月29日 晴れのち曇り

   

日に日に暖かくなって来ている様な、そうでも無い様な、、

ボチボチとお花見のお誘いなども頂いたりして、今週は新入社員の入社式もあったりで、気分はすっかり春本番。ですが、イマイチ風は冷たい神戸から。

 

 

見立て違いの改修計画?

午前中は神戸の観光の中心街、南京町にて飲食店を運営されているクライアントと建物のオーナー、そして建物管理をされている百戦錬磨の不動産会社の会長、その会社と懇意にされている工務店さんに一同に集まって頂いて、私達が調査した結果を踏まえた建物の瑕疵に対する現場説明を行ないました。

建物に不具合が見つかった当初、私が立てた仮説に対して、建物のオーナー側の方々には真っ向から否定されておりまして、珍しくというか久々に、私が見立てを間違えたかと冷や汗をかきましたが、現場担当のイッペー君が機転を効かして問題箇所を目視出来る様に調査してくれた事で、とにかく、私の提案以外の選択肢は無いと御納得頂けました。

 

 

私の言葉は絶対だ。

「建築屋として、そこで過ごす人への安全を守る、その為の基準を技術的に担保するのは絶対で有り、あなた方が建物のオーナー、管理者、工務店を生業とするなら、私の言葉は絶対だ!」

と、少し前にジャニーズの長瀬君の主演で話題になったドラマ『フラジャイル』ばりに強い言葉で言い放った。。。りはしませんでしたが、なんとかご納得は頂けた様です。(笑)

  

  

昼からは大阪にて、

環境共創イニシアチブ主催の『平成27年度補正予算 住宅省エネリノベーション促進事業費補助金』の説明会に参加。

これ→https://sii.or.jp/renovation27r/first.html#session

今回は国交省の推進する長期優良住宅リフォームではなく、ZEH(ゼロエネルギーハウス)と共に経済産業省管轄の助成金の公募、申請業務に対する説明会です。

同じ様な助成金事業が並行して走り出すことで、ごっちゃになりそうなので一応参加してみましたが、補助金を利用しての建築工事は住宅性能の数値化、その検討が絡んで来てずいぶんと複雑化しています。

結局は案件ごとにマニュアルに照らし合わしながら進めなければならないので、単にマニュアルの資料を頂きに来た感も否めませんでしたが、事業の大まかな概要と補助内容を社内にシェア出来たのは良かった様な気がします。

 

夕方からはコアーキングスペースBlue+

大阪駅のすぐ近く、A貝社長がマーケティングの奥義を体現されているコアーキングスペースを提供して下さり、梅田開催となった月に一度の勉強会、『理念と経営』を考える経営者の会に参加。
こちら→大阪梅田の貸会議室&コワーキングスペース Blue+(ブルータス

毎月の習慣として、ベンチマークすべき理念経営で安定した、もしくは卓越した業績を上げられている会社の事例に学びながら、自社の経営について振り返り、理念と実業との関係性、実際の業務や毎日の選択についてチェックする時間を持つようにしておりまして、今日も覚悟を決める良い学びを頂きました。(笑)

 

 

カメラのキタムラの奇跡

参考となる企業事例として、カメラのキタムラの北村会長と尊敬してやまない田坂広志先生の対談を読んで、カメラのキタムラ社の近年の事業の変遷に衝撃を受けました。

私の様なカメラ・フィルム業界に関係がない者からみてもデジカメの普及、スマフォの普及によってアナログカメラやフィルムの製造販売が衰退産業どころか、絶滅危惧種なのは一目瞭然です。
そんな中に有って小売り大手として既存のプリント事業を変革しつつ、現在も1300もの店舗を構え、9000人の従業員を守り、1500億円もの売上げを上げ続けているのは驚くしかありません。

 

 

強すぎる逆風、

未曾有のデジタル革命の向かい風をモノともぜず、絶対にリストラをしないと社内で宣言されて、消費者の価値観に基準を合わせた北村社長の経営改革は凄まじいのひと言に尽きます。

フィルムが不要になった分、人々はより多くの写真を撮る様になり(にゃんと100倍!)その現象を捉えて、「人は、写真や映像による“感動・思い出・絆”を求めている」という信念のもとに凋落産業を寡占化して生き残りを目指されたのは、マーケティングの原理原則に合致したものであり、社員を守る事にコミットされての経営は『日本式経営』のお手本だと感じました。

 

 

世界で一番長寿企業が多い国、日本。

対談の中で、(尊敬してやまない)田坂広志氏が、CS(顧客満足)やCSR(顧客関係管理)、そしてES(従業員満足)等、それらがビジネスには不可欠とされている今の風潮を看破して、

「そもそもそんな事を考えるまでもない、日本には元来、『一期一会』『ご縁』『お互い様』『傍を楽に』という価値観が根底に有り、欧米式資本主義の競争原理ではなく、共生する文化が深く根付いていた筈で、その原点回帰こそ今の日本企業に求められるものである。」

と結論づけられ、また、企業の価値は売上げ規模の大きさではなく、持続継続するビジネスモデルにある。と、断言いるのを読んで胸が随分とスッキリしました。(笑)

 

 

はっきり言って、我らも凋落産業の住人

カメラのキタムラ社が「カメラやフィルムをいかに売るか、」から、顧客の人生に焦点をあて、「素晴らしい想い出を残すお手伝い」を全従業員に浸透するようにシフトした様に、業界は違いますが、私たちすみれもスタッフ全員と想いを共有し、売り手目線ではなく、どこまでも顧客目線を顧客接点である現場に落とし込み、勝つか負けるかの競争原理ではない、共に生きる日本型経営を形作れるように気張って生きたいと改めて思った次第です。

という訳で、スタッフ皆さん、まずはアタリマエの実践、宜しくおねがいしますー。(笑)

そして、勉強会にご参加っsれた皆様と共に今日も素晴らしい学びの時間を頂けた事に心から感謝致します。

心謝。

  

  

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士規七則。@喜多川泰さん講演会

3月28日 晴れ

神戸は昼前に少し雲行きが怪しくなり、パラパラと雨が降りましたが、概ねいい天気が続きます。
朝の週間天気予報では今週は一気に暖かくなるとのこと、桜の見頃も近そうです。

松永駅前
松永駅前

 

週の立ち上がりの月曜日。

午前中は先週積み残していた『整える習慣』に時間を充てました。
歯の治療と骨格調整。どちらも長い間放ったらかしにしていた緊急性の低い、しかし本当は重要な事であり、今年に入って心機一転、取り組み始めたところ、この3ヶ月でずいぶんと治療が進み、スッキリしました。

どちらも、というか特に歯科は行くのが億劫でしたが、みるみる体調が良くなって行くのを実感して、いつの間にか通院が楽しみになっています。(笑)

にわ・とりのすけ松永店
にわ・とりのすけ松永店

 

昼からは新幹線に乗り込んで広島県、福山市に、

若手大工のエース、大工の大ちゃんが孤軍奮闘して完成させて店舗の工事完成の確認です。
今回もクライアントとコミュニケーションを取りながら、確実に、そして工程通りに工事を進めてくれていました。お客様から「よくやってくれました、大満足です。」とのお言葉を頂き、理解ある顧客にありがたく感謝しつつ、全国各地で現場監理をしながら大工としてしっかりと施工をしてくれるスタッフあってのすみれや、と工事関係者皆にも改めて感謝する事しきりです。

大ちゃん、ご苦労さんでした。

にわ・とりのすけ松永店
にわ・とりのすけ松永店

 

話は変わって、、

昨日は久しぶりに休日を取って、妻と二人でお出掛けしました。
ずっと楽しみにしていた、西宮北口で開催された小説家の喜多川泰さんの講演会&懇親会で、生の喜多川泰さんのお話を聞いたり、聞いてもらったり出来たのは小説を読んで感じ取るとのとはまた違う喜多川さんの世界観を感じる事が出来て、非常にいい時間を過ごさせて頂きました。

喜多川泰さん講演会
喜多川泰さん講演会

喜多川泰さんというと、

若者向けの小説が有名というか大人気で、爽やかなストーリーの中に、人生における真実、よき人生を送る為の要諦や原理原則といったものを織り交ぜて、誰にでも取っ付きやすい自己啓発の書の書き手として知られています。
私の認識では、そこに書かれている世界観は若者の人生に対する指南書であるのと同時にビジネス全体に通じるマーケティングの書だと思っています。

 

 

夫婦での学びの時間の重要さ。

今回の講演を聴いて、その源泉というか基本的な考え方や価値観が自分自身と非常に近しい事を確認させて頂いて、非常に嬉しく感じました。そして、何よりも、夫婦で同じ学びの時間を過ごし、そのような価値を共有出来たのは、これ以上無い幸せな時間なりました。

素晴らしい講演をして下さった喜多川泰さん、講演会の告知を頂いた杉田さん、そして、一緒に行ってくれた妻にも心から感謝致します。

心謝。

喜多川泰さん講演会後の懇親会
喜多川泰さん講演会後の懇親会

 

喜多川泰さんの講演内容

その喜多川泰さんの講演内容を少し御紹介すると、、

冒頭に「私は作家であると共に教育者である、という観点からどうしても研究したい人物がいる。」と、吉田松陰の成した偉業からスタート。幕末から明治維新にかけての激動の時代の中心となり、その後の日本の隆成の立役者を数多く排出した松下村塾で塾生達が規範として持ち続けた『士規七則』について説明をされました。

士規七則を要約すると3点にまとめられ、それは、

立志 志を立てる。
択交 付き合う相手を選ぶ。
読書 書を読む

になるとの事です。
明治維新の立役者となった志士たちはこの3つを真剣に、いわば命懸けで本気で取り組む事を吉田松陰に教えられ、松下村塾がたった1年半足らずで無くなった後もこの『士規七則』を守り続け、それが実を結んで、やもすれば欧米の植民地と化していたかもしれない日本を独立国家としての近代化に大きな貢献をしたのです。

 

 

終身の計は人を樹うるに如くは莫し

喜多川泰さんは小説家であると共に塾を経営されており、そこで教えた子供達が将来の日本を担ってくれる様な成長、活躍を教育を通して目指しているとも言われており、なるほど、吉田松陰に傾倒されるのは自然な流れだと納得。

実は、かく言う私も私塾を開き、毎月結構な時間を費やして塾生さん達と向き合っているのには、(喜多川さんとは影響力の大きさに大きな違いはありますが、、)同じ様な想いがあります。
実際、様々な分野で大きな志を立てて、「業界を変える!」「日本を変える!」と気勢を上げる凄い塾生さんも何名もおられ、あながち見当違いな事をやっている事も無さそうです。(笑)

 

 

志の重要性。

喜多川泰さんの講演でもありましたが、吉田松陰が塾生に叩き込んだ最も根本は志を持て、という事でした。これをすっ飛ばしてしまうと、いくら学び、知識を得たところでその力を発揮する方向性も定まらず、なんの為に学ぶのかさえ分からなくなってしまいます。
そして、私の塾では『在り方』(=なんの為に存在するのか)を繰り返し問い続けておりまして、持つべきは、『夢』ではなく、『志』であることが重要であると私も思うのです。

 

 

現代の吉田松陰の言葉。

たまたま、今日届いたとある(フランクリンコヴィージャパンの)メールマガジンにもsoftbankの孫社長が師匠と仰がれる、『マネジメント』等、ドラッカーの書籍の監訳者としても有名な野田一夫さんが語った言葉が引用されておりました。

以下に野田一夫さんの言葉を転載させて頂きます。

「【夢】というのは漠然とした個人の願望。

車を買いたい、家を持ちたいといった夢はみんな、個々人の未来への願望。

でも、その個々人の願望を遥かに超えて、多くの人々の夢、多くの人々の願望をかなえてやろうじゃないかという気概を【志】というんだ。

【夢】は快い願望だが、【志】は厳しい未来への挑戦だ。

だから、【志】と【夢】はまったく次元が違うぞ。

【夢】を追うなんて程度の男になってはいかん。

【志】を高く持て!」

志に縛られる人生。

喜多川泰さんの講演で聴いた吉田松陰の教えも、現代の吉田松陰とも言われた野田一夫さんの言葉もずっしりと腹に響き、もう一度自分自身、なんの為に生きるのか、なんの為に仕事をするのか、そしてなんの為に死ねるのかを心に問い直し、その答えを刻み込んで日々を過ごさねばならないといけん。と改めて。

そもそも、私の名前はタケシと言って、岡に立刀の剛に志がついてます。と生まれて此の方、名前を名乗る度に言い続けています。自ずと、名前の最後についている『志』の漢字を意識せずにはおられませんでしたし、その名前に縛られて自分自身の価値観を形成させられた気がします。
命名した親の思う壷なのでしょうが、、(笑)

今更ではありますが、名前負けする事無く、厳しい未来への挑戦、気張ってみたいと思います。

 

 

士規七則

最後に、喜多川さんが紹介された士規七則の原文、現代語訳を私自身の備忘録としてここに転載しておきます。

原文

披繙冊子。嘉言如林。躍躍迫人。顧人不讀。即讀不行。苟讀而行之。則雖千萬世不可得盡。噫復何言。雖然有所知矣。不能不言。人之至情也。古人言諸古。今我言諸今。亦詎傷焉。作士規七則。

  • 凡生為人。宜知人所以異於禽獣。蓋人有五倫。而君臣父子為最大。故人之所以為人忠孝為本。
  • 凡生皇國。宜知吾所以尊於宇内。蓋皇朝萬葉一統。邦國士大夫世襲禄位。人君養民。以續祖業。臣民忠君。以継父志。君臣一體。忠孝一致。唯吾國為然。
  • 士道莫大於義。義因勇行。勇因義長。
  • 士賢以質實不欺為要。以巧詐文過為耻。光明正大。皆由是出。
  • 人不通古今。不師聖賢。則鄙夫耳。讀書尚友。君子之事。
  • 成徳達材。師恩友益居多焉。故君子慎交遊。
  • 死而後已四字。言簡而義廣。堅忍果決。確乎不可抜者。舎是無術也。

右士規七則。約為三端。曰立志以為萬事之源。選交以輔仁義之行。讀書以稽聖賢之訓。士苟有得於此。亦可以為成人矣。

書き下し文

冊子を披繙ひはんすれば、嘉言かげん林の如く、躍躍やくやくとして人に迫る。
おもふに人読まず、し読むとも行はず、苟くも読みて之を行はば、則ち千万世ばんせと雖も得て尽す可からず。
ああ、復た何をか言はん。
然りと雖も知る所有りて、言はざること能はざるは、人の至情なり。
古人はれをいにしへに言ひ、今我は諸れを今に言ふ、亦たなんいたまん。
士規七則を作す。

  • 凡そ生まれて人たらば、宜しく人の禽獣に異なる所以を知るべし。蓋し人に五倫*1有り、而して君臣父子を最も大なりと為す。故に人の人たる所以は忠孝を本と為す。
  • 凡そ皇国に生まれては、宜しく吾が宇内うだいに尊き所以を知るべし。蓋し皇朝こうちょう万葉まんよう一統にして、邦国ほうこくの士大夫、世々に禄位をぐ。人君は民を養ひて、以て祖業をぎ、臣民は君に忠して父志ふしを継ぐ。君臣一体、忠孝一致たるは、唯だ吾が国のみ然りと為す。
  • 士道は義より大なるは莫し。義は勇に因りて行はれ、勇は義に因りて長ず。
  • 士道は質実欺かざるを以て要と為し、巧詐こうさ文過ぶんかを以て恥と為す。光明正大、皆な是に由りて出づ。
  • 人、古今に通ぜず、聖賢を師とせずんば則ち鄙夫ひふのみ。読書尚友しょうゆうは君子の事なり。
  • 盛徳達材、師恩しおん友益ゆうえき多きに居り。故に君子は交遊を慎む。
  • 死して後むの四字はげん簡にして義広し。堅忍果決、確乎として抜く可からざる者は、是をいてすべ無きなり。

右、士規七則は、約して三端と為す。
曰く、立志を以て万事の源と為し、選友せんこうを以て仁義の行をたすけ、読書を以て聖人の訓をかんがふ。
士、苟くも此に得る有らば、亦た以て成人たる可し。

現代語訳・抄訳

書物に溢れる偉大な言葉の数々は人の感奮を興起させる。
しかし、今の人々は書を読まず、読んだとしても実行をしない。
もしも読みて実行したならば、千年万年と受け継ぐに足るものなのである。
ああ、また何をか言うべきことがあろうか。
そうは言っても、良き教えを知りてどうしても伝えたくなるのは、人の至情である。
だから古人はこれをいにしへに述べ、私は今これを述べる、また何を憂えることがあろうか。
士規七則を作す。

  • およそ人として生まれたのならば、人の禽獣と異なる所以を知るべきである。そもそも人には五倫があり、その中でも特に父子の親と君臣の義を最も大なりと為す。故に人の人たる所以は忠と孝を本と為す。
  • およそ日本に生まれたのならば、日本の偉大なる所を知るべきである。日本は万世一統にして、地位ある者たちは世々に禄位を世襲し、人君は民を養いて祖宗の功業を継ぎ、臣民は君に忠義を尽くして祖先の志を継ぐ。君臣一体、忠孝一致たるは、ただ吾が国においてのみ自ずから然りと為す。
  • 士の道は義より大なるは無し。義は勇によりて行われ、勇は義によりて長ず。
  • 士の道は質朴実直にして欺かざるを以て要と為し、偽り飾るを以て恥と為す。公明正大なること、皆これより始む。
  • 古今に通ぜず、聖賢を師としなければ、くだらぬ人物となってしまう。故に読書して古人を友とするは君子の事である。
  • 盛徳達材は、師の教導と友との切磋琢磨をどれだけ経験するかである。故に君子は交遊を慎む。
  • 死して後むの四字は簡単な言葉だが言うところは遠大である。堅忍果決、何事にも動ぜざる者は、この言葉を置いては成る術は無い。

この士規七則は、要約すれば三点である。
即ち、立志を以て万事の源と為し、選友せんこうを以て仁義の行をたすけ、読書を以て聖人の訓をかんがえる。
士たる者、もしもここに得ることが有れば、また人と成るに足るであろう。

出典・参考・引用
岩橋遵成著「大日本倫理思想発達史」下281/550,吉田松陰著、足立栗園編「吉田松陰修養訓」15/234

 

 

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太陽の見えない台湾と、陽射しが降り注ぐ日本。

3月26日 晴れ

久しぶりに日本で迎えた朝はキラキラの陽射しに包まれて、なんだか少し幸せな気分になりました。

 

雨の台湾が残念すぎた。

三寒四温というのでしょうか、そろそろ桜の季節、3月ももうすぐおしまいだというのに気温は決して高くはありませんでした。

それでも昨日まで台湾滞在中にずっと雨に降り続けられた事を考えるとお天道様を拝めるだけでもなんだか有り難い様な。。。

南国の初夏のような日差しを強烈にイメージしながら台湾に渡ったこともあり、滞在中、天候に恵まれなかったことが残念で仕方ありませんでしたが、その分今朝の朝日は幸せを感じさせてくれました。

我ながらずいぶん単純な脳の作りをしているモノです。(笑)

 

 

久しぶりのデスクワーク。

今日は1週間以上振りに事務所のデスクに落ち着いて座り、会計事務所さんにお越し頂いて月次の決算報告を聞いたり、たっぷり溜まっていた関係各所への電話連絡やメールを打ちまくり。結局、それだけで、日が暮れてしまいました。(苦笑)

イマドキ、ネット環境だけ整っていれば、(その気に、もしくはやる気になれば)出張中に出来ていた事も多く有り、改めて仕事を溜めるのはよく無いなー、なんて反省しきりですが、状態を整えないで勢いでだけ進めた仕事は失敗する事も多く、デスクに落ち着いての一日は4月のスケジュールの整理も同時に出来て少しスッキリ。結果オーライだと思いたいと思います。(笑)

 

 

職人起業塾@すみれ本社にて

昨夜は、第31回目を数えるすみれ本社で毎月開催している『職人起業塾』の開催日でした。

年度末だから?消費税増税の駆け込み需要で忙しい?寒暖の差が激しいから体調を崩した?
理由はそれぞれかもですが、珍しくドタキャンの方が相次いで少しこじんまりした感じでの開催でしたが、それでも23名程の勉強熱心な方が集まられ、相変わらずの盛り上がり見せました。

 

『在り方』を再考するワーク。

事前課題として皆様に考えて来て頂いたのは、セルフイメージについて。

(一応、)塾長を務める私としては、常日頃、マーケティングの構築は人として、企業としての在り方から始まる、と言い続けておりまして、私も自分自身の在り方を振り返る場を定期的に持つ様にしています。(このブログでもしつこいくらいに自問自答を書き続けてきました、、苦笑)

職人起業塾では毎月、切り口を変えて『売り込みをしなくても自然に売上げが出来るシクミ』を作る為のワークを繰返しております。取りも直さずそれは『在り方』を問い続ける事でもあります。

 

 

セルフイメージのチェック。

セルフイメージを皆さんに問うたのは、『在り方』は考え方やそこから発信される言葉、文章も重要ですが、対面して実際にあった時の印象も同じ様に、もしくはもっと大事かも知れないと思うから。

私からの質問は、「自分はどんな人に見えるべきですか?」というもので、ご自身が在るべき姿をひとりずつ語って頂きながら、同時に動画を撮影、その場で全員の動画を見ながら即検証をしてみました。

20人〜30人程度のこじんまりとした勉強会でも突然カメラを向けられると緊張してしまうモノですが、皆さん毎回、順番に振られるアウトプットに慣れておられるのか、案外普段と変わる事無く答えられておられました。ただ、少し気になったのは、皆さんの答えが抽象的且つ、ありきたり(失礼!)なモノが多かったってこと。

第一印象運命論。(私見です。笑)

ビジネスの世界では、人の印象は見た目で決まる。という事をよく耳にしますし、私もあながち間違いだとは思っておりません。むしろ、大事だとも。

実際、ファーストインプレッションで何かしらの違和感を覚えた人と、気を取り直してコミュニケーションを取って違和感を解消して付き合いを続けていた結果、うまく行かなかったり、お互いに嫌な思いをしたり、挙げ句の果てに裏切られたりした事も少なく無いというのが、今まで人生で私の経験則の中に頑然と存在します。

やっぱり、はじめに感じた印象を信じていればよかったと。(あくまで私見です。)

逆に、初対面で好感を持った、または興味をそそられた人についてはその場ではなんのやり取りもなく、流していても後から自然と深く関わる様になったりする事も珍しく在りません。
ま、職人さんタイプに弱い、とか偏った私のいたって個人的な趣味趣向もあるのですが、、

 

 

印象と信頼の親密な関係。

そして、マーケティングの根幹が『在り方』であり、そこに発現する『信頼』を数多く蓄積する事がその構築である。という原理原則論に則って考えると、印象の善し悪しは私にとって大きなウエイトを占める事になります。(あくまで私見です。)

モチロン、本当に大事なのは見た目だけではなく中身であり、どの様な意図を持って、何を為すのか、どの様な力量を持って、どんな結果を叩き出すのかが最も重要な事ではありますが、できることならば第一印象から自分の思考の根本である『在り方』を感じてもらいたいもの。

そのためには、あるべき姿のセルフイメージを明確に作ってみること、そして実際の自分の姿を見てギャップを埋める努力をするべきだと思うのです。(あくまで私見です。)

 

 

自己限定のセルフイメージ。

今回のワークのもう一つの意図は、意識しないうちに自分の可能性を閉じ込める箱のようなセルフイメージを持ってしまうことが少なくないって事で、苦手意識や自分に不向きだと思っている事、自分自身の限界値を決めてしまっている枠を取り払ってもらいたいと思ってのこと。
あまり聞かれることのない質問に、シンプルに答えること、またその画像を自分自身で見直すことで 目に見えない自分自身への縛りに気づかれることがあるのではないかと思いました。

 

 

雲に隠れた南国の太陽。

今日、事務所のテラスで仕事をしながら、久々に見ることになった太陽は雲がかかろうとそれ自体の価値は変わりません。

しかし、昨日まで私が台湾に滞在していた1週間のように分厚い雨雲に遮られその存在の片鱗さえ感じることができなければ(もったいない話ですが)その価値が認められる事はないと思うのです。

今朝、台湾よりずっと緯度の高い神戸で、まだ弱々しいながらも燦々と輝く太陽はやはりすごい価値を発揮して、圧倒的な存在感を示してくれました。

それだけで幸せな気分になるぐらい。

 

 

わざわざ隠すべきではない。

人は誰しもがそれぞれ、太陽のように大きな価値を持っており、できればそれを多くの人に認められるように雲で覆ってしまうような事は避けるに越した事はないと思うのです。

ましてや、自分自身で単なる思い込みや勘違いで分厚い雲を作り出すような事は極力やめるべきではないかと。

最小にして最強の工務店。

昨夜の懇親会の終わりに、大工さんのご主人とナチュラルライフオーガナイザーの奥さんのご夫婦に、

「中堅工務店だろうと住宅メーカーだろうと実はあなたたちには勝てません。」

「規模が大きい会社ほどあなた達を競争相手として脅威に感じると思います。てか、実際、私もかないませんと白旗を揚げちゃいます。」

と申し上げたところ、「えーーーーーーっ」と大きく驚かれ、(笑)今までこれっぽっちもそんなことを考えたことがなかったと言っておられましたが、これこそまさに分厚い雲に覆われた南国の太陽と同じではないかと思った次第です。

導きの星に従えば、晴れ間が見える。

本当に自分たちが目指すべき方向性をしっかりと見つめ、自分たちの提供できる価値を磨けばセルフイメージはおのずと高くなっていき、現在とのギャップを埋める習慣を持つことできっと雲の切れ間から光が差し込んでくると思うのです。

職人起業塾に参加される皆さんが、毎回そんな気づきをご自分で得られ、行動にうつされる姿を見て私も頑張らねばと大きな刺激を頂けている次第です。
ご参加いただく皆様には心より感謝申し上げます。

皆様!どんどんギアあげていきましょう!

 

 

※写真はいつもの如く、塾生さん達のfbへの投稿から無断拝借させて頂きました、スミマセン。笑


 

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職人起業塾@京阪神木造住宅協議会 二期生(姫路)募集終了、三期生(神戸、大阪)の募集も開始しておりますよ。
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クリエイターの時代。

3月24日 木

引き続き雨の台中にて、

店舗工事は順調に滑り出して、一安心。
あとは日本での工事と同じ様にスタッフが現場に張り付いて細かな納まりを確認しながら進めてくれるのを信じて、明日には神戸に帰ります。

沖縄からの訪問者。

昨夜はクライアントのH社長を訪ねて沖縄から若者達が訪台されており、夕食は(またまたお言葉に甘えて)私もご一緒させて頂きました。
若者に親切な大人、というより、ひょんな出逢いを紡いで将来ある若者を応援するH社長の姿を目の当たりにして、「人とのご縁に恵まれてねー」といつも言われているH社長の真髄を垣間みさせて頂きました。なるほど、優秀な人が集まる筈だと。

 

 

弟の後輩じゃん!(笑)

その中のひとりは県立沖縄芸術大学出身ということで、奇遇にも弟の後輩という事が分かり、意外なところで盛り上がりました。弟の卒業の際に卒展を見に行ったのを懐かしく思い出したり。

その当時のブログはこちら→龍の上に武者とヤンキー。  首里にて。
世界は案外狭いものです。(笑)

その彼女は芸大を卒業して現在はまだ作家としての活動をしている訳ではないとの事でしたが、なんとかこれから自分自身の持つ才能を開花させて、アーティストとしてガンバってもらいたいと思います。

 

 

厳しすぎるアーティストへの道。

弟もそうですが、なかなか芸大を卒業したからと言って職業作家になるのは簡単な事ではなく、制作活動を職業に出来るのは、ほんの一握りというか、よっぽど類い稀な才能を持ち合わせていないと難しい様で、殆どの人は芸術と関係のない職に就かれる様です。

うちの弟くんも制作活動が職業として成り立っていないのは例外ではないのですが、いろいろと思うところがあるのでしょう、未だに制作活動に取り組んでいる様です。

 

 

近況はネットニュースで。

彼は東京在住で、殆ど交流も無いので近況もよく知りませんが、たまにネットニュースで彼の作品を見かけたりします。

本人のツイートでその制作過程を公開したり、→https://twitter.com/zdnn9md4o4qw3vu

https://twitter.com/zdnn9md4o4qw3vu
なんだこれは!すべて針金で作った人体が凄すぎる。

それがネットニュースに取り上げられたり。
こんなの→http://irorio.jp/aimiyayuichi/20150212/203921/

髪、皮膚つくってくよー
髪、皮膚つくってくよー

昨夜の沖縄から台湾に来られていた(弟の後輩となる)若者達と話し込みながら、弟くんの最近はどうしているんやろと、ふと思い出してしまいました。

 

 

クリエイターの時代。

最近、とみに思うのですが、世界は今までに経験した事が無い大きな変化の時を迎えていると。
これまでの常識が全てひっくり返り、価値があったものの価値は認められなくなり、認められなかったものが大きな価値として認められたり。
今存在する多くの職業が無くなる、という説もまことしやかに語られており、私もあながち間違っていない様に思います。

そんな中で、間違いなく残るものは、所謂、クリエイティブな仕事ではないかと思うのです。
そんな風に考えると、発想して、カタチにするアーティストや、作家さんはこれからもっと脚光を浴びる時代になるのではないかと。

 

 

隠れた名工との決別。

その為には、今までと全く違う作品の発表の仕方であったり、これからの時代にあった見せ方を工夫する事が欠かせませんし、そこをキッチリと出来れば違う世界が開ける様な気がします。
残念ながら、私にはそのような才能が無いので関係ないと言えば無いのですが、せめて才能のある若者が陽の当たる場所に出て来れる様に興味を持って見守りたいと思います。

未来のクリエイターの皆さん、情報化革命の波に乗って頑張ってブレイクして下さい!


 

おまけ、

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3月25日(金)【第三回】 7つの習慣ボードゲームで成功の鍵を学ぶイベント 満員御礼!締め切りました

3月25日(金)第31回職人起業塾

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背筋がぞっとする話。

3月23日 雨 @台中

忠誠街のカフェにて

台北に比べるとずいぶん気候の良い台中、というのを何度も耳にしていたので、初夏の陽気を楽しみにしてやってきましたが、到着してから(あらかた)ずっと雨。チョット残念です。

ですが、別に遊びに来た訳でも、観光に来た訳でもないので、大勢に影響は無いのですが、、
でもやっぱりね。(笑)

そんなしっとりとした天気の中、今日は現場のすぐ横のカフェを事務所代わりにしてのデスクワーク、現地の職人さんとやり取りしながら現場を進めるヨーヘーとつかず離れずの絶妙?な距離感で日本で調達する材料の手配や現場状況に合わせた器具の見直し等、ワサワサとこなしています。

前倒しキャンペーン継続中。

思いの外、家具職人上がりという大工さんによる現場の進みが早く喜んでおりますが、次回の完工チェックの訪台のスケジュールを見直したりと当分ドタバタと忙しい日が続きそう、余裕を持って、はなかなか難しそうですが、出来るだけマイキャンペーン中の前倒し作戦を遂行しようと思います。(笑)

 

 

話は変わって、

昨夜お招き頂いた会食の後、「少しばかり河岸を変えて飲みましょう、」とクライアントにスタッフヨーヘー共々お誘い頂き、『cosuzu』さんにて、台湾での事業展開の事、日本、台湾のこれからの社内の変容について、ビジネス論、そして人生論等、様々なお話を聞かせて、またさせて頂きました。マニア垂涎とも言われる希少な芋焼酎を頂きながら。(笑)

またまた、大変ごちそうになりました。

 

背筋がぞっとする話。

日本のみならず海外の数カ国で非常に堅調に、そして確実に事業を展開されているクライアントで有り、先輩経営者のお話は(何時もながら)示唆に富んでおり、勉強させて頂く事も多く、昨夜も数多くの気付きを頂きました。

その中でも、印象的だったのは、「ビジネスが順調に展開するとき程、背筋になにか冷たいものが走り、背筋がぞっとする」というひと言。私から見るとビジネスモデルを確立され、リスクヘッジに盤石の体制を整えられて、順調そのものに見えるにも拘らず、そんなものなのかと驚いた次第です。私などはしょっちゅう背筋に冷や汗をかき続けていますが、、

 

 

アタリマエの日常は一瞬で消え去る。

ご自身の経験談としてリーマン・ショックの時の業績の落ち込みが酷かったことを上げられておりましたが、私としても阪神淡路大震災を経験して、アタリマエの日常が外的要因によって一瞬にして崩れ去るのを経験しており、どれだけ危機管理をしても自分の力ではどうしようもないリスクがある事を身に沁みて知っています。

クライアントの経営者が、「海外に事業を展開したのはそのリスクをなんとかすべくであり、台湾である程度事業がカタチに成ったことで、ずいぶんとビジネスに安定感が出来た。」と言われたのにはなるほど、といたく納得させられました。

そして、「背中がぞっとする。」というのは、経営者としての責任を真摯に思い巡らせた時に感じられたのだろうと、感じた次第です。

 

 

まずは、必ず来るリスクに向き合わねば。

私も一応、経営者の端くれとして、いつ起こるか分からない自然災害や経済の混乱だけでなく、今すぐではない、しかし予測出来るリスクから目を背けずに真摯に向き合わなければならないと改めて気を引き締めて、まずは、来年4月に予定されている消費税増税の後の消費の冷え込み、そして確実に進みつつある職人不足等々、実際に考えたら、背筋がゾッとせずにはおれません。

ただ、手をこまねいて待っているだけではなく、今の内からしっかりと向き合う事で、スタッフや取引先、そして顧客に対する責任を果たす事になるのだと今更ながら再確認致しました。

 

 

報恩こそ目指す道。

そんな風に考えると、今回、ご縁を頂いて台中での店舗工事のお手伝いをさせて頂いているのは、近いうちに必ずやって来るリスクに向き合い、生き残る策を考えるにあたり、非常にいい機会で有り、一昨年、日本のクライアントの海外進出にお声掛けを頂いて台湾に事業所を設立したことに続いての、大きなチャンスだと感じています。

そして、それもこれも顧客に生かされてのこと、お声掛けを頂いたご恩を忘れること無く、そしてそのご恩に報いる事が出来る様に、スタッフ共々、自分達に出来る事を精一杯努力しなければならないと心に刻む夜となりました。

ご縁に心から感謝しつつ、背中がぞっとする危機感を忘れずに気張って参りたいと思います。

ご縁を頂きました皆様、ありがとうございます。そして、引き続き宜しくお願い致します。

心謝。


 

おまけ、

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3月23日(水)究極の一歩手前味噌作り教室 本日終了致しました!

3月25日(金)【第三回】 7つの習慣ボードゲームで成功の鍵を学ぶイベント 満員御礼!締め切りました

3月25日(金)第31回職人起業塾

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がっかりされない自分に。

3月22日 晴れ 台中にて

3連休明けの火曜日は台湾から。

昨夜の関空からの最終便で台北に飛び、桃園国際空港についたのが12時過ぎ、そのまま台中への路線バスに乗り込んで、明け方に台中市街に着きました。

と、昨日のブログには書いていましたし、その予定でしたが、若干のトラブル?読み違いが発生して結局、台湾のギャル2人とオッサン2人で乗合タクシーに乗り込んでの台中入り、思いの外早く着いてラッキーというか、嬉しい誤算と言うか、予定よりもぐっすり眠れました。(笑)

  

それでもとにかく朝から予定通り、(笑)

今回の訪台はクライアントの予定と私の都合を摺り合わせて、半ば強引なスケジュールとなりましたが、笑、本日、台中で初めてとなる工事着工前の打ち合せをさせて頂きました。

初対面のしかも、言葉が通じない人達と一緒に異国の地での工事は始まってみるまでやはり不安な部分は否めません。しかし、いつもながら現場で働く職人さん達はいい人ばかりやし、クライアントのスタッフさんの優秀な通訳のお陰で、設計の意図や細かな納まりも大まか伝わったと思います。職人さんとの対話に国境はあまり関係ないなー、と一安心。
後は担当のヨーヘーと力を合わせてきっとイメージ通りに進めてくれると思います。

   

 

長者番付に名を連ねた創業者との会食

昼からも内外装の使用部材の確認や、日本で指定して来たものの代替品への変更、承認等をあらかた済ませ、夕方からはクライアントの経営される鮨店にて会食にご招待頂きました。

抜群の鮨に舌鼓を打ちながら、台湾に滞在中の日本人の方で、ロスと大阪に拠点を構えられている私達よりひと世代上の凄すぎる成功を収められた経営者さんとご一緒させて頂き、これまた凄いお話を聞かせて頂き、「一緒に参画せい。」と、壮大な計画へのお誘いなども頂き、ご縁を広げて頂く事に感謝する事しきりです。

私の様なちっぽけな会社の経営者にどのくらいお手伝い出来るか分かりませんが、出来る範囲で精一杯取り組んでみたいと思います。

   

人とのご縁が全て

今回、大先輩の経営者さんとご縁を頂けたのは、クライアントのお心遣いはモチロンですが、1つ重要なのは、タイミングが合った、という事があると思います。

神戸の地元でなら少々の無理でスケジュールを合わす事が出来ますが、異国の地台湾でこの日が都合が良いから食事でもどうか?と聞かれてもアタリマエですが、おいそれと合わす事は出来ません。

「ビジネスは人とのご縁が全て、」だと常日頃言い続け、一期一会を座右の銘にしている私にとっても、海外での人との出逢いは特に私がコントロール出来る範囲の完全に外の事であり、まさに一生に一度の出逢い。半ば偶然と取れなくも無いですが、単なるたまたまと受け取るのではなく、ひょっとしたらなにか大きな意図があり、必然性があったのかも、と思う様にしています。

 

 

一期一会の心を忘れない。

あらゆる考え方や見方は人それぞれであり、何が正解で何が不正解かは定かではありませんし、その人にとっての正解が全てだと思っています。
よく使われる『一期一会』という言葉の私の定義とは、たった一度の人との出逢いを無駄にすることの無い様に、毎日の鍛錬を怠らないことであり、信頼の4つの核(誠実さ、意図、力量、結果)を高める事を日々の習慣に如何に落とし込み、がっかりされない自分になれる様に意識を持ち続けるかだと考えています。

その姿勢を保つ事で、新たなご縁に結びつき、私の様な者でも何かしらのお手伝いが出来るのならばこんなに嬉しい事はありません。

台中に滞在している間、良いご縁に恵まれて、まだまだ新たな出逢いがありそうです。
楽しみにしつつも、自分自身への戒めを忘れること無く、丁寧に過ごしたいと思います。

ご縁に心から感謝致します。

心謝。

   


 

おまけ、

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未来ブログ。

3月21日晴れ。

3連休の最終日、

 
とは言え、土曜日は全く平常営業、日曜日は地鎮祭に参列して夕方からは建設職人甲子園に参加と、全くもって楽しそうな世間様と関係なく普段通りの生活でした。(苦笑)

今日は今日とて、朝早くからJR線に乗り込んで彦根、長浜と滋賀のクライアント先にメンテナンスの調査に伺った後、気持ちを切り替えて昼からは茶の湯のお稽古、夕方神戸に帰ってスタッフ洋平と合流、そのまま関空へとリムジンバスに乗り込み夜の最終便で台湾へのフライトと相変わらずギシギシの予定を組んで走り回りました。(笑)  

話は変わって、

最近私の中の密かな流行に「前倒し」なるものがあります。
これまでいつもギリギリセーフの綱渡りのような人生を送ってきて、ギリギリを美しいと感じてしまう、わけのわからない価値観がすっかり染み付いてしまっておりますが、そろそろ齢も五十になることだし、そろそろそんな余裕のないことではだめじゃないか、と思いはじめました。

許される期限いっぱい、切羽詰まるまで引っ張り倒すのではなく、えーかげん前もって準備できるものは前もって準備する。前倒しできるものを前倒しにして未来に時間の余裕を蓄積できるようにする。と、我ながら自分らしくない思考と行動ではありますが、意識改革のチャレンジを始めてみました。

 

 

未来ブログ。

少し前から人知れずコツコツと『前倒し』に取り組んでいるのですが、その1つがこのブログ。気づいておられる方はおられないと思いますが、実は前倒しでブログの更新をするようにしています。(笑)

名付けて未来ブログ。(笑)

まだ終わってない明日の出来事(予定)をきっとこうなるだろうと予測して、ブログを書いてしまいます。
たまに天気などを外して後で修正したりもするのですが、決まった予定をこなしながら、こんな結果を迎えるだろうなー、と思って書いてみると結構その通りに事が運んだりします。予知能力って訳ではありませんが、明確にイメージできる事は結構その通りになるということを毎日こっそり実証しています。(笑)

 

 

イメージ出来れば現実化する。

まぁ、イメージできない事は言葉に書けないので書いたことが現実になるのが当たり前と言えば当たり前なのですが、大まか良い結果になることを予想してブログを書いてみるとその通りの結末を迎えるなんて嬉しい事が毎日のように起こり密かにニヤニヤ喜んでおります。(笑)
今日も(3.19に書いてます、笑)多分全ての予定をこなして無事に台湾へと向けて飛びたっているはず。(笑)

 

 

色々とあるイメージの使い道。

現在、絶賛開講中で私も講師を務める厚生労働省大臣認定研修事業の職人起業塾の講座の中に、アクティブブレインセミナーなる記憶法をカリキュラムとして組み込んでいます。
受講生に、自らの能力に目覚めてもらい、「絶対ムリ!」と思う様な難しいと思うこともやり方を教われば簡単にできることを体感して、可能思考を身に付けてもらうことがその目的です。

例えば、ランダムで脈絡のない単語を20個聞いて、その場で直ぐにそれを覚えるとか、100個の単語を一日で覚え、1番から100番まで順番に言える様に、また反対からもスラスラと言えるなど、普通の暮らしをしていては絶対に出来る様にならない非日常の体験をして頂きます。

(若干ネタバレですが、、)そのワークを行なうのに際に重要になるのがイメージ力です。
イメージして記憶に留める、脳に張り付ける技能を学ぶ事で、出来る訳無い、と思う様な事を可能にします。

 

 

職人時代を助けてくれたイメージ力

私は元々職人で、大工として一棟の家を任して貰える様になった頃は、日々必死でして、毎夜寝る前に明日の作業の手順を現場に入るところから克明にイメージする様にしていました。
たとえば、、現場に到着して、靴を履き替えて、窓を開けて、道具箱を出し、鑿を研いで、床柱に墨をつけて、まずは廻り縁、次に長押、内法、軸回し、床框、畳み欠きと順番に刻んで行くのを1つずつ細かく、鮮明にイメージする事によって当日の作業がまるで一度練習したかの様にイメージ通りに進むことを体験して、これは使える!とすっかり調子に乗り、毎日その習慣を続けるうちに、いつしか夜ごと夢の中で次の日の作業を行う様になりました。
今でも商談やたまに行なう現場作業の準備の際にはイメージを湧き立たせる習慣が身に付いておりますが、とにかく職人時代はイメージ力にずいぶん助けられたものです。(笑)

 

 

思考を現実化する。

最近始めた『前倒しキャンペーン』も(長らく使っていなかった)イメージ力をもう一度日常的に使って(色んな面で)伸び盛りだった職人時代の様にもう一度、自分自身のこれから先の在るべき姿に向けて大きな飛躍を密かに期している次第です。(笑)

ちなみに、ナポレオン・ヒルの有名な著書、『思考は現実化する』に書かれていた願望実現の為の6ケ条とは、


 

1.具体化する

実現したいと思う願望をはっきりさせる。単に「お金が欲しい」などというような願望設定は意味がない。

2.代償を決める

実現したいと望むものを得るために、その代わりに何を差し出すのかを決める。

3.最終期限を決める

実現したいと思っている願望を取得する「最終期限」を決める。

4.計画を立てる

願望実現のための詳細な計画を立てる。
まだその準備ができていなくても、迷わずすぐに行動に移すこと。

5.紙に書きだす

実現したい具体的願望、そのための代償、最終期限、そして詳細な計画、以上の4点を紙に詳しく書きだすこと。

6.宣言する

紙に書いたことを1日に2回、起床直後と就寝直前に、なるべく大きな声で読む。この時、もうすでにその願望を実現したものと考え、そう自分に信じ込ませるようにする。


未来を先取り(笑)

との事でした。どれも「確かになー、その通りやなー」と思いますし、私自身もずっと意識的に取り組んでいる事も多くあります。
しかし、私の経験則からいうと、やっぱり克明に『願望に繋がる行動』を実際の映像にして思い描くイメージを作り上げ、頭の中でそのプロセスを事前に体験してしまう事をこれに足す事で、実践力というか、実行力が格段に上がると思うのです。

仲良くして頂いている青貝社長主催のナポレオン・ヒルの勉強会に参加されてこの6ケ条を実践されているお友達もおれらますので、参考までに一度試して頂ければ如何かと。(笑)

まずは、試しに私が(たった一日ずつですが、)未来を先取りする習慣を身につけてみたいと思います。

結果をお楽しみに!(笑)

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幸せになる勇気〜自己啓発の源流「アドラー」の教えII〜

3月19日 雨

 

昨日は『職人起業塾』の第7講

朝から大阪へ、京阪神木造住宅協議会主宰の工務店の従業員向け研修事業、『職人起業塾』の第7講の講師として一日中、大阪のTOTOショールームセミナールームに缶詰め。
今日も7時間半にも及ぶ長時間に渡り、みっちりとマーケティング理論のレクチャーと参画各社のスタッフさんが作成されたアクションプランのチェック&バックを繰返し、いつもながら、なかなかの重労働でした。(苦笑)

 

 

1:30のグループコーチング

ひょんな流れで自社内で行なっていたマーケティングの勉強会のコンテンツを事業化して同業他社さんの従業員さんをお預かりして研修をする様になり、このところ頻繁に慣れない講師業(というより、グループコーチング)に取り組んでおります。
昨年末からスタートした第一期は今回の講座で私からレクチャーする内容については一旦終了。
後は塾生の皆さんが自ら作ったアクションプランの実効性を高める問題解決と建築業が抱える最大の問題と言われるコミュニケーション・スキルを高めて実践力をつけてもらい、各社の現場で結果を出してもらう事にコミットしていきます。

塾生の皆様、学びの100倍リターンを目指して気張って行きましょう!(笑)

 

 

建築業界の最も大きな問題。

(すみれの社内でもですが、)建築業で起こる問題の殆どはコミュニケーション不足、コミュニケーションスキルの低さに起因していると思っています。
品質、技術、保証、サービス等、様々な重要なファクターがありますが、その根本を辿ると、
顧客と設計者とのコミュニケーション不足、設計者と現場監理者とのコミュニケーション不足、
現場監理者と職人とのコミュニケーション不足、そして、現場で実際にモノづくりに従事する職人と顧客とのコミュニケーションの欠落が高いレベルで解消すれば一切の問題は解決するのではないかと思っています。

 

 

マインドもシクミもあってもコミュニケーション力は無いとダメ。

私がその問題をどのくらい重要視しているかというと、京阪神木造住宅協議会主催の職人起業塾では、元キャビンアテンダントで接遇のスペシャリストであるY講師に3日間に渡る本格的(というか、日本最高峰の)接遇マナーの研修をカリキュラムの中に組み込んで、職人、現場監理者等の実務者に接遇マナーの基本から叩き込んで頂いているくらいです。

とにかく、いくらマーケティングの構築をしても、シクミを作っても、うまく行かない問題の殆どは人と人との人間関係にあり、コミュニケーションの問題ではないかと思っています。

 

 

全ての問題は人間関係にある。

ユング、フロイトに並び、心理学の第3の巨人と言われるアドラーは人間が抱える悩みの全ては人間関係に集約されると断じました。その理論を分かりやすく解説し、大ベストセラーとなった『嫌われる勇気』の中でその根本的な対処法を自分自身の課題と自分にはどうする事も出来ない他者の課題を切り分けるところからその問題に対する対処法を解説されており、私も著書を読んで非常に共感する部分がありました。

以前に書いた書評はこちら→嫌われる勇気

「過去と他人は変えられない、変えられるのは自分自身と未来だけ。」と私も新入社員に対するオリエンテーションの際でも必ず言いますし、毎年2回のスタッフとの面談でも何度も繰返し伝えています。「とにかく、自分が変わろう。」と。

先日、たまたま大阪駅の紀伊国屋書店で、

新刊コーナーに平積みになってあったアドラー本の続編を見つけて購入しました。前作、『嫌われる勇気』の続編、『幸せになる勇気』です。

前作に引き続き、哲人と青年の会話を通してアドラー理論を分かりやすく解説してくれる良書で、「なるほど、確かに、そうだよなー、」と会話形式のストーリーで展開される心理学というよりも自己啓発の原則論が違和感無く入って来る感覚を覚えました。

共感する部分も、(それよりも戒めを受けるくだりも)多く有り、是非広く多くの方に手に取って頂きたい一冊だと思いました。
そんな訳で、少し久しぶりとなる書籍の紹介をしておきたいと思います。

幸せになる勇気
幸せになる勇気

『幸せになる勇気』

あまり内容を紹介し過ぎてネタバレもどうかと思いますので、私が個人的に気になった言葉を羅列して、大まかな私の気付きと共に備忘録として書き留めておきたいと思います。

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『神よ願わくば私に、変える事の出来ない物事を受け入れる落ち着きと、変える事の出来る物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵を授けたまえ」

今一度、自分の課題と他者の課題を切り分けることを常に胸に刻みたいと思いました。

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「教育をする立場にある人間、そして組織の運営を任されたリーダーは、常に『自立』という目標を掲げておかねばならないのです」

職人起業塾の趣旨の背中を押してくれるような言葉です。

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他者を救うことによって、自らが救われようとする。自らを一種の救世主に仕立てることによって、自らの価値を実感ししようとする。
これを「メイサイヤ・コンプレックス」と呼ぶ。

自己実現を欲求として肯定して来た私にとっては、ずしりと響く厳しい一文でした。

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信用とは相手のことを条件付きで信じること。
信頼とは他者を信じるにあたって、 一切の条件をつけないこと。
すなわち、自己信頼あっての他者信頼。
人間はなぜ働くのか?生産するためである。
この厳しい自然を、生き抜くためである。
人間はなぜ社会を形成するのか?働くためである。分業するためである。
生きることと働くこと、そして社会を築く事は不可分である。

常日頃、マーケティングとは信頼ベースのシステムだと言っている私の持論にがっちりと合致します。

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分業社会においては、「利己」を極めると、結果としての「利他」につながっていく。
利己心を追求した先に「他者貢献」がある。

二宮尊徳翁が言われた、理念なき経済は罪であり、経済なき理念は寝言である。という言葉の答えがここにあるのかもしれません。

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自立とは「自己中心性からの脱却」

何のために?と言う人生の大命題に向き合うことと真の自立とは密接な関係があると感じました。

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世界はシンプルであり、人生もまた同じである。
しかし、「シンプルであり続ける事は難しい」
本当に試されるのは、歩み続けることの勇気。

目先のことにとらわれず、『本質』を目指し第二領域への取り組みを推奨している言葉のようにも取れます。そして、歩み続けるとは、結局、習慣を身に付けることに他なりません。

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われわれは他者を愛することによってのみ、自己中心性から解放されます。
他者を愛することによってのみ、自立をなし得るます。
そして他者を愛することによってのみ、共同体感覚にたどり着くのです。

少し毛色が違いますが、日本で言うところの『三方よし』の考え方に近いように感じました。

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現実としてわれわれは、別れるために出会うのです。すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたすら最良のお別れに向けた普段の努力を傾けるだけ。

これはもう、私の座右の銘としている一期一会とほぼ同じ意味をさし示しています。

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以上、断片的に言葉の羅列をしたところで何の理解もできないと思いますが、アドラーの理論は全て正論かどうかはさておき、この書籍を読了する事で深く自分を見つめ直すまたとない機会になると思います。

とにかく難しいと思われがちなアドラー心理学を非常に読みやすく、分かりやすく解説した良書ですので、一度手に取って見られることを強くお勧めします!

 

おまけ、

 

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自己信頼からはじめよう!

3月18日  晴れ
春分の日を間近に控えてさすがに春らしくなって来ました。

去り行く冬の心残り

春本番になり、暖かい事は非常に嬉しい事ですが、唯一の心残りというか、暖かくなって残念なのは、今シーズン、オッさんスキー部の活動が出来なかった事。

ま、その気になればGWまで営業しているスキー場はありますが、暖かくなったらロードバイクにも乗らんとあかんし、ゴルフのお誘いも頻繁になるし、季節なりの楽しみも多く、春スキーに行くほどのテンションを保てそうにありません。

残念ながら、また来年までさようなら。ですね。(^_^;)

 

 

新たなステージへ

今日は大阪のTOTOショールームにて職人起業塾の講師を務めました。
いよいよ塾生の皆さんのアクションプランの発表とその内容の検証のステージに進んでいます。

マーケティングの基本的な理論を参加者の実務に落とし込んで結果を出す、出なければその原因を取り除く、そして再度検証を行なう、最終的にはそのアクションを塾生の習慣、もしくは参加企業のシクミにまで落とし込んで継続的に結果を出せるところに焦点を合わせ始めました。

行動に結びつかない知識なんか、犬の糞よりも意味が無い。

そして、行動に移したとしても一回こっきり、3日坊主は単なる暇つぶし。と研修にこられた方には繰返し伝えております。とは言え、すっかりやる気になられている皆さまなので、なんとかモチベーションを結果に結びつけてもらいたいと思いますし、出来る限りのサポートをさせて頂きたいと思います。

 

 

質問しか無い研修。

(昨日も散々塾生さん達に喋くりましたが、)職人起業塾で行なっているマーケティングの研修は技術的な事、売るテクニック等全くお教えする事はありません。

ドラッカー博士が定義した「マーケティングの目標は全てのセリング(売り込み)を無くすること」という言葉を体現すべく、とにかく顧客に信頼を得るにはどうしたらいいか、どうあるべきかを塾生さん達に繰返し問い続けています。はっきりと言ってしまうと、唯それだけです。(笑)

とにかく、質問しか無く、答えは参加者がご自分で、もしくは会社に持ち帰って出されます。
そして、その質問を突き詰めて絞り出される答えは個人も事業所も顧客からの信頼を得る事、その一点に集中しています。

  

信用と信頼。

つい先日読み終えた、アドラーの『幸せになる勇気』という書籍の中にも、信用と信頼についての言及がありました。

私の持論、「マーケティングは在り方から始まる。」という考え方から鑑みると、人のすべての問題は人間関係であり、その人間関係の悩みを解消する指針を示すアドラーの理論はマーケティングの書といえると思っています。(あくまで私見です)

その中に、

信用とは、条件を満たした人に与えるもの。

信頼とは無条件で人に寄せるもの。

というくだりがありました。

なるほどなー、と唸ったのですが、この考え方は非常に奥が深く、そしてじっくりと考えてみるべきだと思いましたので、昨日に引き続きアドラーネタを書き残しておきます。

アドラーの言うところの信頼の根本は、『まず自らはじめよ。』です。自分から信頼せずして、人からの信頼を得る事等ない。と、なるほどそれはその通りと納得ですし、わざわざ口に出して言わずともがな、な気も若干します。

その理論をもう少し掘り下げて、信頼して、信頼されるという理論(原理)から考えると、自分を信頼出来無い人間は他人を信頼出来ない。=他人から信頼されないとなってしまいます。

 

 

自分を信頼する。

これがなかなか難しい。(苦笑)
アドラーは無条件で寄せる、と言っておりますが、得られるとは言っておらず、自分が他者に信頼を寄せるのは、何でも受け入れる決意があれば出来るかも知れません。しかし、他者から信頼を得られるのは全く話が変わります。そのひとつの側面として、信頼は約束を守る事で得られるという事があります。約束さえ守れない人間をどうして信頼しろと言うのか?と。

コーチングを行なっていて思うのは他人との約束、会社との約束はなんとか守れても、自分との約束を守れる人は非常に少ないのが現実だと感じています。

 

 

単純な三段論法の説得力

仕事でやるべき事は出来る、結果も出す。しかし、自分との約束を蔑ろにして本当に重要な事を守り切れない人が(私を含めて、)この世の中に如何に多くいる事か!
アドラー心理学が絶対の解だとは思ってはいませんが、単純な三段論法は(どちらかというと)好きな方なので、信頼の重要性を正面から捉えたとき、

自分自身への信頼→他人への信頼→他人からの信頼

という構図は素直に受け入れてしまいます。(笑)

 

信頼が成功の入口。

とにかく、非常に分かりやすいアドラーの考え方(=原則論)に基づくと、自分への信頼を持てる様になる事が、信頼ベースのマーケティングを構築するには不可欠という事になります。
簡単な様で非常に難しい、自分との約束を守る『習慣』を職人起業塾に御参加頂いている塾生さん達にはなんとか手に入れてもらいたいと思いますし、出来る限りそのサポートをさせて頂きたいと思っています。

『信頼』、気軽に使う何気ない言葉ではありますが、実はそれを得る事ができればもの凄い影響力を持てて、未来の自分が発揮できる価値を確信出来たり、その事自体に幸せを感じる事が出来たりと、アドターの言うところの人生に於ける幸せ、成功の扉を叩く事が出来るのでは無いのかと。

 

 

信頼の4つの核

私が敬愛してやまないスティーブン・R・コヴィー博士の提唱された理論を日本に広める為に設立されたフランクリン・コヴィー・ジャパンが公開されている資料に、信頼を構築する4つの核という考え方があります。

職人起業塾の塾生さん達にはセルフチェックをして頂くその4つのファクターとは、『誠実さ』『意図』『力量』『結果』でそれぞれについて満足出来る回答を持ててこそ、信頼に値すると厳しく伝えています。
今日の講座では、塾生の皆様にその信頼の核についてセルフチェックをして貰って最も改善するべき所を発表して頂きました。

 

 

信頼から生涯顧客の創造へ!

多かったのは力量と結果が欠けていると言う意見。弱い部分を炙り出されたところで自分自身に対する信頼性の問題点を細分化して、その一つずつに取り組む事で、信頼の核を作り上げ、まずは自分自身を信頼できる様になる事から、会社からの信頼、取引先からの信頼、ひいては顧客からの絶対的な信頼を得られる様になってもらいたいと思います。

それが出来れば、ドラッカー博士が言われた『事業の目的は(生涯)顧客の創造である』を次々と叶える力を手に入れてもらえると思うのです。

塾生の皆様、取り組むべきは明らかになったことやし、後はやるだけ!
気張って参りましょー!

セルフイメージギャップの解消法。

3月17日 晴れ

本来、神戸にいないはずの3日間の最終日、2日間は空白のスケジュールを有効活用して、今年に入ってから、未だかつてないくらい事務所に籠り切ってあれこれと整理する事が出来ました。  

 

時代は鉄骨から木骨へ。

さすがに今日は予定を入れて、製造業の工場の敷地内の事務所建て替えの新築工事のご契約に伺いました。元々は鉄骨造で計画されておりその建物の見積り依頼を頂きました。
で、(頼まれもしないのに)この規模の建物なら、非住宅と言えども木造で十分です。と、木造の提案見積りをしたところ、今回ご採用頂けた、という嬉しい流れ。

 

 

地域型グリーン化事業にも採択

モチロン、断熱、気密のスペック、施工はすみれ標準仕様のsumika zero(ゼロエネルギーハウス)に準じておりますので、非住宅ではありますが、国土交通省の地域型グリーン化事業の非住宅向け助成金も活用させて頂く事となり、更にコスト的なメリットを上積みする事が出来ました。

夏は涼しく、冬は少しの暖房で暖かな省エネ&快適な事務所、しかも温熱環境が改善されると気管支系の疾患の発生率が低下するというデーターもありますので、健康を守り、実際の業務にも寄与出来ると自負しておりますので、F社長、K社の皆様、是非ご期待下さい。

 

 

定着したイメージの怖さ

この度はめでたくご採用頂きましたが、そんな、押し掛け?の木造提案をした時、「えっ木造なんかでやるの?」と正直いうと、訝しがられました。「そもそも木造なんかで大丈夫かいな、」と。

私の説明は、構造強度の事ならご心配なく、

  • 鉄骨と同じ様に許容応力度計算で構造計算する。
  • 強度が確実に現場で発現できる様に品質が安定している兵庫県産の杉を使った集成材を使用。
  • 接合部に金物を使って断面欠損を少なくしたNK工法なる工法を採用。

といった感じで、キッパリ、「メンテナンスだけしっかりとしていれば100年持ちますので」と申し上げた事で、「そうなん、笑」と、検討の余地を頂けて、結局、見た目も大して変わらないし、柱型のデコボコはないし、圧倒的に低コストで建てれるし、と今回の採用となった次第です。
ちなみにNK工法とはこんな工法です。→http://www.nakamura-forest.co.jp
全国対応で、幼稚園や公共の施設等を木造で構造計算まで責任もってガンガン建てておられます。

 

 

外から見た自分のイメージ。

そのようなことを振り返りながら、思ったのは、「イメージって本当に大事やなー」ってこと。
昨日のブログでも、セルフイメージ、自分で持つ自分のイメージについて重要だと書きましたが、実際のビジネスの現場では他人様から見えているイメージ、植え付けられているイメージの方がずっと重要となります。「人の印象は30秒で決まる。」そして一番印象づけるのは視覚である。と、よく耳にしますし、自分自身の経験からもあながち間違っているとは思いません。

そんな理論を受けて、京阪神木造住宅協議会主宰の職人起業塾ではJALアカデミー出身の接遇のプロの講師に3回にも渡ってコミュニケーション研修を行なって頂いておりまして、営業職だけではなく職人や現場監督、設計者に向けても人との接し方と共に見た目の印象を良くする事で、周りとの関係が大きく変わると念入りな研修を行なっています。

 

 

根本はイメージギャップ

私もその理論をあながち間違っているとは思いませんし非常に大事だと思っております。
しかし、その重要度を理解した上で尚、まずはやっぱり根本的な部分を改善する「自分が自分の事をどのように思っているか?」の確認という事ですが、それと共に実際に周りの人が受け取っている印象とセルフイメージにギャップが無いかも確認、是正する必要があると思っています。

来週に迫ったすみれ本社開催の職人起業塾の事前課題でもありますので、メルマガで配信した参考文から抜粋して昨日に引き続き、ここにももう少し書き加えておきたいと思います。

 

 

やるべきなのに、出来ない理由

常日頃、行動を起す事、そして継続することが出来なければ、マーケティングの構築は出来ない。と申し上げています。皆さん、「そんなことはアタリマエ、」と言われますが、残念ながら、現実は頭で理解出来ても、行動に移せない。もしくは行動に移すけれども、長続きしない人が殆どです。

その原因を探ってみると、それぞれに個人的な理由が浮かび上がって来るのですが、多いなーと私が思うのは、『セルフイメージが出来ていない人』もしくは、『ゴールイメージが薄い人』

違う見方をすると、無意識の内に自己限定をしてしまっているからとも言えるかもしれません。
こんな人生を生きたい。こんな風になりたい。と、強く思い、且つ、その強い意志を持った自分のイメージが印象として外観に現れている人は、自己限定をせずにチャレンジを楽しみ、粛々とアタリマエの事をやると思うのです。

 

 

モチベーションの源泉。

遊びたい、楽したい、金持ちになりたい、等々の周りの共感も支持も得られない願望をそのモチベーションの根源とした場合、短期間で強い行動を起す事が出来るかも知れません。

しかし、孤独のうちに独りよがりなテンションを上げ続けることは出来ても、長い期間に渡ってのモチベーションの維持は難しい様に思います。

「なんの為に?」と、自分自身、自分の人生、自分の習慣、自分の行動に対してその質問を問い続け、明確な答えを見つけて持つ事が、緊急性は無い重要な事である【第二領域】に働きかけ続けるモチベーションの根源になるのではないでしょうか。

 

 

セルフチェックの衝撃。(苦笑)

そんな事を鑑みながら、自分の在るべき姿、そしてどの様に人の目に映っているかを考えてみて頂きたいと思います。そして、実際の姿を検証をしてみる気持ちがあるなら、自分の普段の姿を動画に撮ってみて見るのが良いと思います。

もし、ギャップがあるならばその是正に取り組む事でセルフイメージを上げて、『出来る自分』のイメージを見にいく事でモチベーションを上げ続ける事が出来るかも知れませんし、自分が思っているよりずっといい感じ、いい雰囲気を醸している事もあると思います。

ちなみに、私事になりますが、(笑)つい最近職人起業塾のマナー研修の中で撮影された自分の動画には、ずいぶん衝撃を受けました。「セルフイメージと全然ちゃうやん!」と、(笑)

ちなみに、こんなのも公開されてます。(苦笑)

 

本当の自分を見る事は出来ない厄介。

私の場合、(色んな意味で!)ギャップがどっさりあったので、只今、絶賛擦り合わせ中ですが、実際には自分の姿を自分で見る事は出来なくて、鏡に映った自分か、レンズを通して録られた自分しか見れません。その雰囲気やイメージ、空気感が実際の私と同じかどうかも知る由もないのですが、動画を録ったものを周りの人に見て頂くと、いつもの私とはどうやら少し違う様です。

「結局、どうすんねん、」と答えが出ないパラドックスに陥ってしまいましたが、セルフイメージは心の中、意識の中の自己限定を外す事と同時に、外見、見た目のイメージの擦り合わせをしてみられるのがどうやら良さそうです。

私の様に大きな衝撃を受ける可能性もありますし、、

宜しければ、是非一度、試してみて下さい。(笑)

 

おまけ、

 

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決して建築業界だけに当てはまる理論ではありませんので、良ければ登録してみて下さい。モチロン、登録は無料です。
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春はイベントの季節!ご都合が合えば、是非ご参加下さい!

3月23日(水)究極の一歩手前味噌作り教室

3月25日(金)【第三回】 7つの習慣ボードゲームで成功の鍵を学ぶイベントNEW!

3月25日(金)第31回職人起業塾

4月23日(土)【すみれ暮らしの学校】愛犬家座談会NEW!

 

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【5月開講 二期生定員御礼!】【7月開講 三期生残席2名のみ募集しています!】
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