TED×KOBE

5月25日快晴

久しぶりにいい天気の1週間のスタートになりました。

月曜日はやっぱり朝から現場へ。

仮枠建て込み中
仮枠建て込み中

着工に変えた工場の改修工事の現場打ち合わせや、進行中の鉄筋コンクリートと木造の混構造の新築現場、完工を控え佳境に入ってきた店舗工事の最終デザインの煮詰め等、真夏のような日差しの下真っ黒になりながら走り回りました。

塗装色、現場調色中
塗装色、現場調色中

【TEDxKOBEへの参加】

さて、お題目は昨日行われた(念願だった)TED×KOBEに参加しての振り返りです。

Dive into diversity と言うテーマで行われた、YouTubeやネットニュースでお馴染みのあのTEDがなんと神戸で開催され、これは逃せない!と参加させてもらいました。

TEDxKOBE
TEDxKOBE

Technology Electronics Design の頭文字をつなげてTEDと言うらしいこのイベントはそれぞれの分野を融合させた新たなアイディアを発表するアメリカ発祥のプレゼンテーションのイベントです。

Participantという見学者もそのアイディアを共有し、共に考えるというスタンスをとっており、非常に幅広い分野からプレゼンターが登壇するということで以前から随分注目しておりました。

TEDxKOBE
TEDxKOBE

日本でも東京や札幌などで開催されており、その度YouTubeでチェックをしておりましたが、まさか神戸で開催されるなんて夢にも思っておりませんでした。

偶然に、締め切り後の追加募集のFacebook広告を見かけて急いで申し込むと、滑り込みでParticipantの選考に合格。

今回念願叶って参加することができました。

TEDxKOBE
TEDxKOBE

【リアルなdiversityの感覚を共有する場】

参加しての感想は、Dive into diversity (多様性の海に取り込め!)と言うテーマの通り、様々な人の様々な考え方、アイディアを見たり聞いたりすることができ、数年前の故・スティーブン・コヴィー博士の講演を聞いてからずっと胸に残っていたdiversityっていう考え方、世界観がリアリティーを持って目の前に広がっている、そんな感覚を覚えました。

TEDxKOBE ランチタイム
TEDxKOBE ランチタイム

【胸に残ったコンセプト】

多彩な人達の多様性に富んだメッセージ、胸に残ったコンセプトを備忘録として書き残しておきたいと思います。

単なる箇条書きなので、何のこっちゃさっぱりわからんと思いますが、私自身のための忘備録のなでご容赦ください、あしからず。おまけに敬称略でスミマセン。。。(笑)

 

金谷 一朗:シンプルでなければならない、シンプル過ぎてはいけない。

山上 遊:トイレは循環型社会の入口

竹田 真木生:昆虫との共存は人類を救う

Haioka:テクノロジーと日本の伝統との融合が今の日本のありのままの姿。

松下 麻理:社会的問題の解決の糸口は隣人を思いやる事から、Be Kobe!

リリアン テルミ ハタノ:在日外国人に対する教育制度の問題は日本全体の問題である。

須本 エドワード:多様性を認め、育てることで新たな才能や可能性が開花する。

山寺 純:自転車で社会を変えることができる。

池嶋 亮:大人たちが遊びの時間を持つことの重要性。

そして最も強烈に印象に残ったのは、人との違いは強みとなる。ということ。

両足が義足の片山 真理さんがいじめられ続けた少女時代に、人に近寄られないようにと義足に絵を描き出してから表現者へと変貌とげ、たくさんの人にアーティストとしてメッセージを届けるようになったと言う話は、彼女の圧倒的な存在感を伝える歌声とともに圧巻でした。

 

【リアルにLIVEに参加してみての感想】

TEDのプレゼンテーションを色々とYouTubeでチェックしてみると、総体的には様々な事例や複雑に絡み合ったエピソードを紹介して、そんな中から共通項として存在しているシンプルな真実や原理原則を抽出して、プレゼンテーターはその真実を皆さんで共有して社会の中で育んでみませんかという提案をされることが多いように思います。

今回、リアルにそのステージに参加してみて感じたのは、単なる概念化だけではないってことです。

実際のアクションに直結するような気づきや提案をイメージや空気感と共にいくつも受けとることができました。

これがバーチャルとリアル違いなのかもしれません。

セッションの後のアフターパーティーも非常に楽しく、ご縁をいただいてお知り合いなった方々も個性的な人ばかり。とにかく刺激的な一日でした。

I dive into diversity!

http://tedxkobe.com

不思議なご縁に心から感謝します。

来年も(たぶん)開催されるとの事、神戸の皆さん、是非一緒に多様性の海に飛び込みましょう!

ココロとカラダ。

5月22日晴れ

今日は今月着工した新築案件の図面読み合わせを事務所にて行いました。

お施主様と設計事務所の先生にお越しいただいて、大工や電気や水道などの設備の業者さんにお集まりいただいて顔合わせの機会を持つとともに一緒に図面を読み込んで共通の認識を持つ時間を作っています。

 

お施主様にとっても、設計事務所さんにとっても実際の施工する人の顔が見えて安心できる。とご好評いただいており、職人さん達には無理を言って時間を作って集まってもらうのですがこの時間を持つおかげで現場の流れは随分スムーズになっていると思っています。

 

T様、本日は長時間の打ち合わせありがとうございました。

T先生もお忙しい中、お時間いただきましてありがとうございました。

小村崎棟梁、前田プロ、北川プロ、貴重なお時間をいただいてありがとうございました。

 

夕方からは月に1度の勉強会へ参加するために大阪、庄内へ。

「理念と経営」を考える経営者の会です。

出るのが遅くなってしまったことで、久しぶりに大遅刻してしまいましたが、そのお陰で、向かう道すがら、忙しい時間を縫うようにしてまで、毎月勉強会に欠かさず参加する意味合いを考える時間となりました。

 

世の中はすべからず、二面性があり、相反する様に見える表裏が一体となって構成されていると認識しています。

光と影、作用と反作用、メリットとデメリット、自由と孤独、心と身体、理想と現実、そして理念と経営。

片方だけを見るのではなく、両方のバランスを取らなければ、何事もうまく行かない気がしています。

そう言う意味から考えると、毎月一度この勉強会に参加する事は、自社の理念や自分の在り方にについて、そして具体的な取り組みがその理念に合致しているか、経営判断は間違っていないか、をじっくりと振り返る非常に重要な時間であり、煩雑な日常の中では手を止めてじっくり考える事のない検証を行なうチェック機能となっているような気がします。

 

意識して、というワケではなく、いつの間にか心と身体のバランスを取っているのが何年も継続して勉強会に通い続ける理由なんだな、と今さらながら認識した次第です。

 

志があれば人生において起こる出来事は全て砥石となる。

 

喜多川泰さんの言葉どおり、遅刻する事さえも自分を研ぐ機会なんですね。(苦笑)

とにかく、毎月学びを頂ける場を提供頂ける事に心から感謝致します。

心謝。

夢が叶う経営者の会
夢が叶う経営者の会 ※ナカジュンのfbより拝借

 

目標達成はイメージング力。

5月21日 晴天

五月らしい、いい天気が続きます。

明石川
明石川

今日は昼から建具職人。

近所の運送屋さん、Y運輸のドライバーさんが前が見えない位荷物を抱えて配達に行き、お店の扉をつぶしてしまったとのこと。

よくあるSOSです。(笑)

 

不具合の状況を聞いて修理のイメージを頭の中で作って、道具を準備。

現場に到着してから、お店の人に挨拶をして問題の建具を取り外し修理して元に戻す。

建付けを念入りに調整した後、おもむろにお店の人に来てもらい、修理した箇所を確認してもらう。

最後に笑顔で御礼を言って店を後にする。

 

到着から完了まで10分!と完璧にイメージを作り上げて現場へと向かいました。

集中して作業してる最中に、トラックの運転手が「邪魔やから作業車をどけろ」と言ってこられてイメージとのギャップが生まれましたが、結果は、3分オーバーの13分で作業終了、ほぼほぼイメージ通りの仕事ができました。(笑)

 

帰社する車の中で、そういえば毎日現場に出て作業していた頃は夜になると眠る前に頭の中で次の日の作業のイメージをしながらベットに入っていたことを思い出しました。

で、夢の中で次の日の作業をやる。

次の日の朝、現場に行くと昨夜眠りの中でやった作業を繰り返しなぞるだけなので非常にスムーズに作業ができた覚えがあります。

寝言がまるで現場作業してるままでうるさい、とよく妻に苦言を呈されていました。。(苦笑)

目標達成ってイメージングや、とよく言っていたのを思い出します。

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夕方からは、MKTMTG(マーケティングミーティング)とマーケティングの勉強会「職人起業塾」の開催でした。

ミーティングでは、緊急性の無い、重要な事の進捗チェック、進まないものに関しては対策を講じて、なんだかスッキリ。勉強会の方は今回も大勢の方にお越しいただき非常に盛り上がりました。

ロースタイル開催の職人起業塾
ロースタイル開催の職人起業塾※H山若のfbより拝借。

うれしかったのは、大阪から初参加されたKさんが、「自社でも職人さんを集めてマーケティングの勉強会を行う計画があるんです」と言われてたこと。

自社での勉強会開催のイメージ作りの一環もありこられたようで、私の信念である。

「職人がマーケティング理論を学ぶことで、新たな価値を生み出し、その結果、社会的地位の向上が図れる」

という考え方が世の中に徐々に広まってきたと感じる嬉しい出来事となりました。

 

Kさんとは10年来のお付き合いなのですが、今回お越しになったきっかけは、先日新建ハウジングに私の主宰する勉強会が取り上げられた記事をKさんが勤める会社の社長が読まれ、付箋をつけて社員さんに「是非読む様に!」社内回覧に回していただいたことから、Kさんが、「このすみれの社長よく知ってますよ!」となった流れらしく、同じような思いを持たれている同業者の経営者がたくさんいてくださることが、うれしく、そして心強く思いました。

 

Kさん、本日は遠いところお運び頂きましてありがとうございました!

うまく運営出来そうなイメージを持って帰って頂けたでしょうか?
これから始められる職人さん向けの勉強会の成功を神戸からお祈りしておりますし、何かお手伝い出来る事があれば、いつでも言ってくださいね!社長にも宜しくお伝え下さい。(笑)

 

職人新時代の幕開けがすぐそこまで来ている、そんな実感を頂ける嬉しい一日となりました。

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました!

心謝。

職人起業塾懇親会
職人起業塾懇親会

 

日本の木の家づくりサミットinおおさか@日本再発見!

5月20日 晴

今日は朝から大阪へ

新大阪の空
新大阪の空

『日本の木の家づくり』サミットに参加してきました。

『日本再発見ー和の伝統を現代の住まいに活かす』をテーマに全国から工務店が集まって大々的な日本の木の家づくりについての情報共有と意識喚起の講演やディスカッションが行なわれました。

横内敏人京都造形芸大教授による和のすまい設計術では、日本人が持つべき真の豊かさを建築を通して感じれる様になる可能性を見せて頂きました。

日本の木の家づくりサミット
日本の木の家づくりサミット

淡路の江戸保棟梁、有名左官職人、挟土秀平氏、美山で茅葺きをビジネスモデルまで押し上げようとされている茅葺き職人、西尾晴夫氏、豊岡で里山の伝統文化を守る工務店、池口善啓社長らを、らしさ研究所の佐藤善秀先生がコーディネートして行なわれた職人座談会では守るべき日本の伝統技法の重要さと、多様化を極めたこれからの日本の住まいにどのように活かして行くかを深く考えさせられました。

日本の木の家づくりサミット
日本の木の家づくりサミット

工務店座談会では、継承すべき歴史と文化とはなにか、それをどう取り入れるべきなのかを、熊本のミズタホーム・水田和弘社長、鳥取の建販・山内智晃社長、宍粟の山弘・三渡眞介社長の取り組みを中心に新建ハウジングの三浦祐成編集長が美しくまとめられておりました。流石です。。

日本の木の家づくりサミット
日本の木の家づくりサミット

洋服に流行がある様に、住宅業界でも流行があります。

元々は和風一辺倒だった日本の住宅は、生活様式の変化と、供給側の多様化(昔は大工しかいなかった、)と共に、西洋風に変わり始め、北欧風、モダン、シンプルモダン、とこれまで変遷を遂げて来て、現在は一通りラインナップが出揃って住まい手の好みで選べる時代になっていると思います。

そんな中、今、というかこれから大きく注目されるであろう流れは、和モダンだと個人的に思っていて、日本人が昔から持ち続けて来た独自の価値観、スタイルが見直されていると感じています。

昨年は『和食』が文化遺産に認定されましたし、世界で一番訪れてみたい都市に京都が選ばれるなど、世界的に日本の伝統文化が見直されている事もありますし、住宅もその流れを汲んでもあながちおかしくありません。

また、住宅とは人にとっての一番身近な環境で有り、元来、日本の家づくりは四季が有り、夏は暑く冬は寒い風土に合わせて受け継がれて来ている事を考えると、環境、それを担保する性能の面でも日本らしい家に立ち返るのは自然な流れと言えると思います。

南に大きな窓を設け、深く軒を出して、夏の陽射しを遮り、冬の太陽の熱を取り込むのはパッシブデザインという西洋式の考え方ではなく、元来日本人が生活の知恵としてカタチにして来たものです。講演でも、座談会でも原点回帰という言葉が何度も聞かれましたし、市場全体を見渡すとまだまだその存在感は小さいですが、今後大きなムーブメントになりそうな予感がしています。

今回のサミットはその予感を確信に変える場だった様に思います。

多くの学びと気付き、そして確信を得る事が出来た有意義な時間となりました。その中でなるほど、と思ったのは『和』の定義について。

横内敏人教授が丁寧に説いてくださいましたが、『和』の定義を辞書で引くと、

大辞林 第三版の解説

わ【和】

① 対立や疎外がなく,集団がまとまっている状態。仲よく,協力しあう気持ち。 「 -を保つ」
② 争いをやめること。仲直り。 「 -を結ぶ」
③ うまく調和のとれていること。つり合いのとれていること。
④〘数〙 二つ以上の数を加えた結果の数。

 

足し算の文化であり、それを調和する、多様性を認め、異文化を吸収して融合させて行くことで成熟して来た文化とも言える。と今までぼんやりとしか考えていなかった『和』の価値観を見直す機会となりました。

この考えからから見ると、純和風とは、真の『和』の文化ではなく、もっと柔軟に大らかに様々な価値観やスタイルを受け入れることが、その価値観に合って来る、という事になります。

その中で、日本の風土、歴史、伝統、文化の根源的な部分をしっかりと見つめ、守るべきところを守る事が本当の『和のすまい』になるのだと。

この定義付けは腹に落ちました。今までかかっていたモヤが晴れたようなスッキリとした気分になって気持よく帰途につくことが出来ました。

サミットへの参加を熱心にお誘い頂きました日置社長には心から感謝致します。

ありがとうございました!

日本の伝統工法の仕口
日本の伝統工法の仕口

1歩踏み出せば人生は変わる。

5月19日雨のち曇り

今朝も現場からスタート。

配筋検査
配筋検査

住宅瑕疵保険、いわゆる10年保証の鉄筋検査に立ち会いです。

当たり前ではありますが、検査では何の問題も指摘されず、明日のベースコンクリート打設へと進むことになりました。

いよいよ躯体が形になって来ます。

その他の現場もそれぞれ着実に進んでおり、完成が本当に楽しみです。

店舗内装打ち合せ風景
店舗内装打ち合せ風景

さて、お題目は昨日、無理やり時間をこじ開けてお邪魔した、『喜多川泰』さんの講演会を聞いての備忘録です。

数ヶ月前に、ひょんなキッカケで知り合いになったエグゼクティブセールスマンSさんに紹介してもらってその著書を数冊読むことになった「喜多川泰」さんの小説。

非常に読みやすいストーリーに込められたその独特の世界観は、自分が今まで学んできて培ってきた価値観に非常に近く、感動したと言うより、勇気をもらえるその内容にすっかりハマりました。

アレンの『原因と結果の法則』やアドラー心理学、コヴィー博士の原理原則論など、人生の真理だと思えてきったような理論を若者でも、と言うよりも子供にでもわかるようなストーリーに落とし込んで表現してくれています。

その喜多川泰さんの講演の中で私の心にひっかかったキーワードだけを列挙しておきたいと思います。

人生は白いオセロをおくところから始まる。

人は皆、オギャーと生まれた時はそれだけで周りの人は誰もが祝福をしてくれる、それが人生の原点だということを思い出させてくれました。

 

誰と出会うかで人生は変わる、それは絶対に計算出来ない。

出会いこそが人生を変えていくきっかけだったと言うことを改めて、これは単に人との出会いかけてはなく、本との出逢いであったり、行動することによって付随してくるすべての出逢いが思いもよらぬ効果を上げることを示唆してくださいました。

 

チャレンジしてもいいよ、とは失敗しても良いってこと

失敗を許す文化こそが成長を促すんだと言うことを改めて再確認。わかっていてもなかなか出来ないんですけどね、、、

 

生き方の姿勢を正すと微差を生む。それを習慣に取り入れるかどうかが人生の分かれ道。

大人になってからの習い事をずいぶんと奨励されておりました。えー年してお稽古三昧も困ったもんなんですが…

 

才能ではなく習慣が幸せな人生を作る

自分自身の才能にあきらめを持つとともに習慣の奴隷を自認する私としては最もうなずけるお話でした。(笑)

 

目の前の人を笑顔にしてみよう

他者貢献こそ、人が幸せを感じる瞬間だ、というアドラー理論でもありました。地球は有限であり、永続的な成長戦略はありえないことに誰もが気づいて気がした今、働く定義を自分の富ではなく人を喜ばせる事にパラダイムシフトすると無限に広がるということ、経営者の端くれとして目を背けるべきではないと感じました。

お金に人生を切り売りすると人生の価値は有限だという例えを繰り返し述べられていたのが印象的でした。

 

 

志を持つ事から人生は始まる。

人生は山あり谷ありだとしたら、一生を貫く志を持てばすべての経験が砥石になる。自分の命を何に使うかを考えることで生み出す価値も無限になるというすばらしい締めくくりでした。

その後に、日本一を目指すことで自分の殻を破ることができるとか、存在問題(答えがあるのか無いのか分からない問題)について解決を目指す力を得ることができるというような補足のお話も素晴らしかったです。

最後に、

魂が震えるには出逢いが必要、その為の行動を起し続ける事と、

魂を磨くために人生がある。

もう一度そこにコミットして日々の暮らしを全うしていきたいと思います。

お誘いいただきましたなひろさん、杉田さん本当にありがとうございました。

昨日いただいた出会いはひょっとしたら人生の大きな転機になるのかもしれないと思っています。

心から感謝申し上げます。

心謝。

 

 

おまけ、斬新な女性デザイナーとコラボしての店舗デザイン、いい感じになりそうです。

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オリジナリティー(独創性)とはオリジン(起源)に戻ること。

5月18日 曇り後雨

このところ、月曜日はいまいちぱっとしない天気が続きます。

そのかわりでは無いですが、日曜日は最高に気持ちの良い青空が続いているような、、

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相変わらず、ツイテマス。(笑)

 

そして昨日は神戸まつり。

中国からの実習生、張くんのリクエストにお答えして日曜日のジョギングをハーバーランドからhat神戸の港を走るコースにしたついでに、2人で神戸まつりにもふら~と立ち寄ってみました。

神戸まつり
神戸まつり

子供の頃はとても楽しみにしていた神戸まつり。

フラワーロードのパレードや、東遊園地のステージを見るのは一体何年ぶりなのか、前に来たのがいつか思い出せないぐらい遠い記憶です。

こうべまつり お手玉会
神戸まつり お手玉会

 

参加することに意義がある、市民祭ならではの大勢の人の笑顔に通りがかった程度で参加した程では有りませんが、楽しい気分を感じる事が出来ました。

 

さて、お題目はジョギングのついて?に立ち寄ったもう一つ、今月末で展示が終わってしまうのでどうしても行きたかった兵庫県立美術館で行なわれている『ガウディ×井上雄彦展』

ガウディ×井上雄彦
ガウディ×井上雄彦

曲りなりとも建築の世界に住むものとして興味を持たずにはいられない、世界で最も有名といっても過言ではないガウディ。その世界観、人生をバカボンドで一世を風靡した漫画家の井上雄彦がストーリー仕立てにして表現されておりました。

 

ガウディの業績と共に人生をなぞりながらあの有機的な建築デザインの根源を垣間見せてもらえた気がします。

建築の学校に通いながら職人の世界でモノづくりを学んだというガウディ、実際にモノを作る工程を自ら体験する事で、独創性に富んだデザインと共に、機能性も追求したと言います。

展示の説明の中で「職人と共に」という言葉が何度も出て来たのが印象に残りました。

そんな中、一番心に突き刺さったのは、これ。

ガウディ×井上雄彦展
ガウディ×井上雄彦展

http://www.gaudinoue.comより拝借。

 

ビジネスにおいて、非常に重要な要素の一つに『USP』と言われる“自社独自のユニークなウリ”を見いだす事、と云われます。

しかし、特別な才能や技術を持っている人はそうそうどこにでもいる訳ではなく、誰にもまね出来ないサービスを作り出す事は簡単ではありません。

私もこれまで、長年考え続け、悩み続けてきた大命題なのですが、その答えの一端がこの言葉に有るような気がしました。

1852年6月25日、ガウディはバルセロナの南に位置する田舎町で生まれました。子供の頃の愛称はトネット。体が弱く内気なトネット少年は、友達と屋外で駆け回って遊ぶよりむしろ自然の動植物をじっと観察する時間が長かったといいます。16歳になり、家族でバルセロナに移り住むと建築学校に通うガウディですが、学費を支払うためにアルバイトに明け暮れる日々・・・。

http://www.gaudinoue.comより拝借。

 

ガウディのあの動植物を思わせるオリジナルティー溢れる有機的なデザインは身体が弱かった子供の頃に親しんだ自然の造形美を自分自身の起源として取り入れていたのか、と得心すると共に、自分自身の起源をしっかりと見直す事で、見えて来るものが在るのではないか、と感じた次第。

建築デザインだけではない非常に深い示唆をもらえる非常にいい展示でした。

開催は5月24日まで、まだ見られていない方はお早めに。(笑)

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自分には無理だ、の解決方法。

5月16日 雨のち曇り

雨の週末となりました。

明け方から結構本格的に降り続いた雨でしたが、出勤前にアイドル犬チャックの散歩をどうしようかと空を見上げてみると、なんとピタッと止んでました。

朝から些細な事に喜ぶ、一日のスタートとなりました。(笑)

今日は昼までは新規にご紹介頂いた工場の改修工事の(簡単な、笑)レイアウト図を書いて鉄骨製作をいつもお願いしている真ちゃんと相談をしたりと建築屋さんっぽい実務。

昼からは進行中の現場の内装仕上げの打ち合せに三宮の現場へ、

社内の問題解決の一環として、私の実務を増やす!と宣言したお陰で、長い間離れていた設計やコーディネートの実務を楽しめる機会が増えて、ものづくりの楽しさを満喫出来て一石二鳥!

と、喜びつつも、そもそも、女性目線が重要な店舗デザインを私だけが担当するのは無理がある、という離れる事になった原因も一緒に帰ってきました。(涙、)

そこで、今回は社内の女性プランナーだけでなく、クライアント先で一緒になってご紹介頂いた斬新なプリントクロスの提案をされる女性デザイナーにお手伝いをお願いしました。

海外でアグレッシブにデザインを学ばれているブログ→http://www.risabraire.com/diary 

センス溢れるショップのHPはこちら、→http://www.risabraire.com

 

今日ご提案頂いた、店内仕上のファーストプレゼンは(クライアントの印象はさておき、)私としては期待どおり、いや、それ以上にクライアントが云われていたコンセプトを汲んだ素晴らしいモノで、正直すこし驚きました。

ポップで落ち着いて、明るく、安っぽくもなく、敷居が高すぎる訳でもない内装プレゼン
ポップで落ち着いて、明るく、安っぽくもなく、敷居が高すぎる訳でもない内装プレゼン

今回のお店づくりでクライアントと一緒に目指しているのは、

『居酒屋チェーン店とは一線を画す、本格的なこだわりの料理を低価格で提供するスタッフの姿を写し出すような、ポップでありつつ、落ち着けて、明るく、安っぽくもなく、敷居が高すぎる訳でもなく、女性に気に入られる内装』

と、非常に高いハードルを越える事でして、、

私もイロイロと案を練っているのですが、なかなか良い案が浮かばなかったのが事実です。

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そんなとき思い出すのは、問題解決研修で頭に叩き込んで来た原則の一つ、

『自分に出来ない事は、出来る人に頼め。』

この原則に従うと、(アタリマエですが)無理や、と思う事が一気に解決出来たりします。(笑)

 

いつもながら、ご縁に感謝するばかりですが、飲食店オーナーのクライアントに紹介されたデザイナーさんを違う飲食店のクライアントに今度は私が紹介する、と言うのが出来るのは自分でも驚く程、周りの人に恵まれているという事。

A会長、いつもお世話になりっぱなしの上に、仕事のお手伝いまで頂き、本当にありがとうございます。

りささん、タイトでハードなスケジュールにも拘らず、気持よくお手伝い頂きまして、本当にありがとうございます。

Y社長、新しいチャレンジにも関わらず、いつも前向きな検討を頂き感謝します、本当にありがとうございます。

 

周りの人に生かされていることを噛みしめつつ、クライアントの熱い想いを叶える、精一杯いいモノを作り上げれる様に努力したいと思います。

そして、作るのはやっぱり現場。大ちゃん、しっかりたのんまっせ。(笑)

完成が本当に楽しみです。

みなさま、引き続き宜しくお願い致します!

https://www.facebook.com/risabraire
https://www.facebook.com/risabraire

20年目のプレゼント。

5月14日晴れのち雨

今日も朝からいい天気。

晴天の伊川
晴天の伊川

新築の工事現場の鉄筋組立のチェックに朝から向かいました。

手直しの指摘や、収まりについての細かな打ち合わせを済ませた後、2件の打ち合わせをしてから一路西へ。

昔の知り合いからのご紹介をいただいて、小麦畑が広がる稲美町で、工場の改修工事の現地調査を行いました。

ホントにいつもいつも、周りの人達に助けられているばかり、ご縁に感謝いたします。

稲美の麦畑
稲美の麦畑

夜は少し早めに仕事を切り上げ、すみれママ☆と連れ立って近所に食事に。

行く予定でしたが、思いの外遅くなってしまったので、日を改める事にして、自宅でスパークリングワインをあけてささやかながら、結婚記念日のお祝いに2人で乾杯しました。

 

なんと、20周年です。

20本の花束
20本の花束

私からはいろんな種類の花を合わせた花束を贈呈。

20年間の長きに渡って助けてくれたことへの感謝と、これからも引き続き宜しくお願いします。とお願いを、素直に書いたメッセージカードを添えて。

 

すみれママからのプレゼントは、、

私の履歴書@似鳥昭雄氏
私の履歴書@似鳥昭雄氏

なんと、私の心を読んだかのようなドンピシャの素晴らしいものでした。

1ヶ月に渡り財界の成功者の人生を振り返られる日本経済新聞の連載シリーズは楽しみにされている人も多いかと思いますが、先月のニトリの似鳥昭雄氏のそれが非常に面白いとネットのニュースでも話題になっており、私も読みかけてはいたのですが、毎日の連載だけに何度か抜けてしまうと、古新聞をひっくり返してまで読み続ける程のモチベーションもなく、そのうち書籍化されたモノを買おうか、なーんてあきらめてしまいました。

 

なんと、それを全て切り取ってスクラップブックにしてくれてました。

「凄い!なんで読みたいと思ってたんが分かったん?」

と、聞いてみると、自分が読んで面白かったので、読ましてあげたかった、とのこと。

流石に20年も一緒に過ごすと、分かってもらえる様になるというか、価値観も似通って来るのかも知れません。最高のプレゼントでした。

20年の大きな節目ということで、もっと派手なイベントにして高価なプレゼントを用意する方がいいかしら、なんて若干悩んだりもしましたが、これくらいの自然体で丁度よかったのかも、なんて思いつつ、どちらかというと、問題があるのは私の方、自分ことをの理解してもらうばかりではなく、もう少し理解する努力をしなければ、と反省と決意の日となりました。

『理解してから理解される』が人間関係の原理原則、今一度コヴィー博士の言葉を噛みしめました。

とにかく、ママありがとう、心から感謝すると共に、これからも宜しくお願いします。

花束を狙うニャロ
花束を狙うニャロ

夢が叶う!@第二回すみれゴルフコンペ。

5月14日  快晴

昨日の台風の影響による激しい雨はどこへやら、台風一過の清々しい朝を迎えました。

絶好の天気の中、第2回目となる社のゴルフコンペを開催しました。

すみれゴルフコンペ
すみれゴルフコンペ

忙しい最中も平日にも関わらず、協力業者様、勉強会の塾生さんたち、そしてお客様にもご参加いただき、6組みのメンバーで非常に賑やかに開催することができました。

ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

また、ご協賛いただきました、

ゴルフショップシード様

那須スタイル工房様

株式会社ヒュート様

オフィスエーゼット様、

キャルファーム様、

誠に有り難うございました。

そして幹事を務めていただきました大清工業の大西様いつもありがとうございます。

次回も引き続きよろしくお願いいたします。(笑)

普段は仕事や勉強会など、割と固めのお付き合いばかりではありますが、たまにはこうして青空の下で楽しみながら懇親を深め合うのは非常に良いことだと改めて強く感じた次第です。

1年のうちトップシーズンだけ、年2回程度の開催ではありますが、できれば引き続きこの輪を広げていきたいと思っております。

皆様引き続きよろしくお願いいたします。

それにしても、何かと忙しい連休明けの5月の中旬、平日にもかかわらず大勢の方にご参加いただけたことは本当に嬉しく思っており心から感謝いたします。

皆様本当にありがとうございました。

すみれゴルフコンペ
すみれゴルフコンペ

さて、お題目は毎月開催している職人起業塾の課題の中で以前にあった質問で、

「死ぬまでにやっておきたい10のこと」を発表してくださいと言うものがありました。

 

人はそれぞれいろんな立場を持っています。

父親、配偶者、経営者、友達、職人、 指導者、先輩、その他いろいろあるとは思いますが、その様々な立場に於いて、死ぬまでに何としてでも叶えてみたい事を10個あぶり出していただきました。

1つ2つはすぐに思い浮かびますが、10個となるとさすがにすぐには思い当たりません。

いつも口にしていること、例えば事業の目的、例えば仕組みの構築、皆さんそれぞれ使命やミッションを意識しながら日々を過ごされているのですが、その意識が向き先もそんなにたくさんあるわけではありません。

 

人生の目的そのものを考える究極の命題とも深く関わるこの問いに対して皆さん様々な答えを出されていたのですが、その中で、

「一度、ゴルフをした後に焼き肉を食べて、麻雀をしてみたい。」

と、云われた方がおられました。

簡単なようで、なかなか出来ないものは世の中に沢山有りますが、特にゴルフや麻雀の様に人数が揃わないと出来ない楽しみは、その代表なのかもしれません。

なるほど、、と思いつつも、私が協力して出来るのなら、その夢を叶えてあげたい、と思い、今日のゴルフコンペの後、その『夢』を実行して見ました。(笑)

『夢が叶いました!』と、非常に喜んで頂いたのは云うまでもありません。

夢が叶う瞬間って、結構すんなり日常の中に違和感なくやって来るのかも、ですね。

Aさん、喜んで頂けて何よりです。

私も、夢の実現の立会人になれて、嬉しかったです。(笑)

次の夢に向かって、頑張っていきましょう!

嵐の新人研修と心のブレーキ。

5月12日雨

例年より早く台風の季節がやってきているような、、なんでもインド洋沖の海水の気温が上がり台風の種をたくさん産んでいるとの事。

大いなる自然の力はいつも人知を超えています。

神戸は直撃を避けましたが、大きな被害がないことを祈ります。

台風前の伊川
台風前の伊川

そんな荒れ模様の今日は昼過ぎから(いつも社員研修で御世話になっている)キャリアコンサルタントの玉利講師をお招きして新人向けの研修をTOTOリモデルクラブの研修事業、リモデル大学の主催で行いました。

基礎マナー研修中
基礎マナー研修中

社会人としての基礎マナーの勉強と言うことで、新人だけに限らず大勢のメンバーさんに集まっていただき初心に戻って基本の形を見直す非常に良い機会となりました。

基礎マナー研修中
基礎マナー研修中

研修会の後は、リモデルクラブの定例会を予定していましたが台風の影響で延期、しょうがないのでいつもの焼き鳥店でプチ定例会とゆうか(いつもの)会のメインである(笑)懇親会。

研修会振り返りや、最近のトピックス、また経営者ではなく担当者が数名新しく参加するようになってたこともあり、この集まりの意義や価値を説明そして再確認する面白い場となりました。

多彩な話題の中の1つがお題目、「マインドブロックの外し方」についてでした。

普段はあまり意識する事は有りませんが、人は皆、程度の差はあれマインドブロックという行動に対する心のブレーキを持っています。

少し前に、職人起業塾に参加頂いているTさんの問題解決の一環として、マインドブロックを外すヒプノセラピーを受けてみる事をおススメして、非常に良かった!とご好評頂いたこともあり、若手のメンバーさんにマインドブロックの存在について少しレクチャーをしてみました。

当初はあまりピンと来ていなかったようですが、例えば、といくつか例を挙げているうちにその存在を分かってくれたようです。

 

今日の様に大勢で集まる研修を受けた場合、講師が初対面の人に好印象をもたれる為に「ハキハキと挨拶をしましょう」と壇上から元気よく、「おはようございます」と発声されます。

姿勢を正して、ハキハキと、元気よく、朗らかに挨拶する事の意味や価値、それをする事によって自分自身がいい印象を持たれ、仕事にもプライベートでも良い事はたくさん有る、と頭では理解しながらも、いざ声を出してください、と云われると、大きな声どころか、背筋さえまっすぐ伸ばせない自分が居たりします。

それを指摘され、気をつけてもう一度やってみましょう!と促されてもどうしても出来ない。

在るべき姿、やるべき事をよく理解していても、その通りに行動に移せない事ってゴマンと有ると思うのです。

 

これこそが『心のブレーキ』に他ならず、マインドブロックの発現です。

だからといって、実際の業務に支障を来しているかというと、そんなこともなく、「普通に出来てるし、」などと、より良くなる為の行動を行なわない自分を肯定的に受け入れるのではなく、慰める、もしくは目を背ける行為に流れがち、、

 

私も、実は非常にキツいマインドブロックを持っており、数年前に有る方とのご縁をきっかけに外してもらう、と言うよりマインドブロックの根本に目を向け、存在を意識する事によって、心のブレーキを緩める術を身につけてきました。

 

誰でも彼でも、セラピーを受けて、とは思いませんが、些細な日常の、やるべき事と(やろうと思えば出来るのに)やらないこととのギャップを感じた時に、自分自身の心のブレーキを緩める意識を持ってもらえればなあ、と今日の研修を通して思った次第です。

若者よ、在るべき姿を真摯にめざせ!

 

 

おまけ、イケメン会計士さんにべったりのニャロ、なぜや。

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