オッサン富士山登山隊 その2

8月7日 富士山頂は雲一つ無い最高の晴天。

富士山頂のご来光
富士山頂のご来光

富士山頂、剣が峰でみたご来光は昨年に引き続き最高のものでした。

剣が峰にて記念撮影
剣が峰にて記念撮影

日本の最高点に立った皆さんは笑顔を爆発させて達成感に浸りました。

 

富士山頂
富士山頂

今回は、残念ながら9合目まで登ったにも拘らず、高山病に倒れて山頂へのアタックを断念した者も一名出てしまいましたが、私も含め数名は高山病特有の頭痛と眠気と闘いながらも残りの9名は予定通りにご来光を拝み、お鉢巡りといわれる火口の周りを一周歩いてから元気に下山の途につきました。

富士山頂の稜線
富士山頂の稜線

では、元気な下山の姿を左官の大西さんのアルバムから転載させて頂きます。(笑)

下山中

S__1794050

 

S__1794052

S__1794057

5年前、私もいつか一度は富士山に登ってみたいと思っていました。

ある勉強会を主宰されていた先輩社長が、その勉強会を富士山でやろう!と言い出され、誘われたのが富士山に登る様になったきっかけです。

そのときの感動、達成感、学びはとても大きく、富士山に登るきっかけを頂けた事を本当にありがたく思ったものです。

一度登ってみるとそんなにハードルが高い事はないが、きっかけが無ければなかなか行動に移せない。

少しのサポートがあれば「一度は登ってみたかった」が簡単に現実になるということを実感した経験でした。

私に富士登山のきっかけを作ってくださったその先輩社長は二回目の富士登山の年の冬に突然急逝されてしまいました。

三年目はどうしても家族と一緒に山頂に立ちたくて、家族三人に姫路のキヨちゃんを巻き込んで登頂。

四年目はキヨちゃんの息子のタイガー君とすみれスタッフの大ちゃん、張君を伴って。

毎年それぞれにドラマがあり、今年もやっぱり登って良かったと毎年思って来ました。

突然亡くなった尊敬していた先輩社長の遺志を継いで、という事ではなく、自分がしてもらって嬉しかった事、感謝している事を出来る事なら自分も人にしてあげたい。『ご恩送り』と言う言葉がありますが、素直に嬉しかった事をたくさんの人に共有してもらえれば自分自身もうれしいな、と単純に思って毎年富士山に登っています。

そして、今年も。

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

やっぱり一度は富士山に登ってみたい!と思われている方は少しのサポートを致しますのでご一報頂ければと思います。

ヨーヘー、来年リベンジやで!

影富士
影富士

※諸事情あり、写真はキヨちゃんのアルバムから拝借しています。(笑)

 

オッサン10人富士山登山隊

8月6日 日本晴れ!

少し早めの夏休みを頂いて、今年も恒例の富士山登山に来ています。

富士山5合目集合写真
富士山5合目集合写真

5年連続、5回目となる今回はなんと、オッサンばかり10人での登山となりました。

今年の年頭に同業のK村社長が唐突に、「私、正月に決めました。今年は富士山に登ります。」

と、言われた事をきっかけに、じゃあ、今年も行きましょう!となり、参加者を募ったところ、見事にオッサンばっかり、、10人も集まりました。(笑)

10402948_690632331012767_2226774927726475787_n

ま、私的には社員に一度は富士山の頂上に立ってもらいたい、と思っていて毎年社内で希望者を募っているのですっかり毎年の恒例行事になっているのですが、、

とにかく、今年は一念発起したK村さんの一言で多くの人を巻き込む事になりました。

10570368_690680607674606_610734429193033503_n

誰もが認める晴れ男キヨちゃんが(3年連続3回目)参加してくれたお陰で天気は最高!

全員無事に日本最高峰の山頂に立てる様に祈念しつつ、いつもの8合目の山小屋、池田館で乾杯をしました。

13596_690707307671936_2498040511367172863_n

 

明日もいい天気で、全員無事で下山出来ます様に。

なぜ、住宅診断サービス?

高速道路で見た青空

8月5日 晴れのち曇り、のち一時雨。

目を覚ました時は曇っていた空も会社を飛び出す頃にはすっかり青空に変わっていました。

絶好の現場日和、ということで朝から現場に、

地中梁配筋
地中梁配筋

明日のコンクリート打設に備えて、型枠のアンカーのチェックに向かいました。

建物の位置やカタチを図面通りに作る為の重要な工程という事で、コムさんと一緒に念入りなチェックをしてまわり、

アンカーセット
アンカーセット

地中梁の鉄筋が組みやすい様に控えめに設置していたアンカーセットをガチガチに固めておきました。(笑)

結局、朝から夕方まで現場に張り付いていた、と言いつつ、すぐ近所にお住まいの鈴森女史のお宅についでのサービス!工事の打ち合わせに行ったり、お施主様の所に打ち合わせに行ったり、一旦事務所まで帰って来て感謝状をもらったり。(笑)

感謝状授与
感謝状授与

遠方よりわざわざお越し頂きましてありがとうございました。

感謝状の事はさておき、今回TOTO社のグリーンリモデル診断の担当の方が東京からお越しになったのは、すみれの住宅診断への取り組みについて少しばかりヒアリングをしたい、との事でした。

私たちすみれは、今までお世話になった事のあるお客様、もしくはご縁を頂いて工事をお任せ頂いた方に無料で建物の総合診断サービスを行なっています。

屋根の上から小屋裏、外壁、床下、そして電磁波の影響の測定をして報告書を作成して、緊急性のある問題点や今後のメンテナンスの目安、住宅を健康に維持管理していくためのアドバイスを行なっています。

毎月、社員大工が無料メンテナンスサービスにまわった際にお声掛けをしたり、リフォームをお考えの際についでに全体的な調査をしておきましょう、とオススメしたりして毎月3件程度のお客様先で実施しています。

その診断の報告書をまとめるツールとして一部TOTO社のグリーンリモデル診断を使っているという事で、東京からわざわざ今回お越しになられた、という事です。

簡単に建物全体を診断、と言っても実際は結構時間も掛かりますし、報告書もプロとして一定のレベルを担保しなくてはならないということで、工事の予定も無い方に対して無償で行なうのはなかなかハードルが高く、全国的にみても積極的に取り組みをしている会社は少ないようで、、

「で、御社はなぜ、住宅の総合診断に取り組まれているのですか?」

との質問を受けました。

 

答えは簡単で、私たちすみれは、『建築を通して地域社会に貢献する。』という理念を掲げており、事業とは、理念の実現を目的にしているからです。

すなわち、無償で顕在化していない住宅のリスクを調査、問題になる前に、前もって対策を講じるようにする事で、地域の皆様に貢献出来ると思うから。

と、サクッと答えておきました。

 

建築工事って一時のこと。すぐに終わってしまいます。

そして、本来、住み始めてからの暮らしが大事なのは誰しも解っていることです。

モノではなくコト。

現代のマーケティング基本中の基本である、『その後の暮らし』に本気で焦点を当てることが、私たちの提供する本当の価値になると思うのです。

価値の提供こそ理念の実現に直結するべきだと思いますし、そもそも、事業の目的、と言うくらいですから、毎日の仕事が理念の実践にならないとね。

 

そんなこんなで、家一軒丸ごと無料診断、絶賛受付中ですのでご興味がありましたらお気軽にお問い合せ下さい!

担当の和田が丁寧に対応致します!(笑)

こちらまで↓

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

 

 

おまけ、またまた里親募集しています。

出来れば台湾在住の方、如何でしょうか?

image

かわいーよー(^^)

オッサン的エイトレンジャー考。

8月3日 曇り、風強し。

image

今日は一日事務所に籠り切って、午前中は施工図のチェックやニュースレターのコラムを書いたりとデスクワークに没頭、昼からは新しく顧問契約を交わした会計士さんと延々とミーティング。

落ち着いて整理をする日、となりました。

忙しく走り回る事も大事ですが、足を止めて事業全体をしっかり検証するする時間も持たなければ、と思い、(いつまでたっても得意にならない)新たに顧問会計士を招聘して会計監査をガッツリとサポートして頂く事にしました。

自分の行なっている事業を違う目線、切り口で検証してもらう事できっと良い気付き、そして展開が生まれると思います。

H先生、大きく期待しておりますのでよろしくお願い致します。

 

 

目線を変える、というと、ここ最近は事業だけに限らず、いろんな事に対して意識する様にしています。

男性と女性、大人と子供、論理脳と感情脳、、なかなか解り合えなかったり、誤解を招いたり、受け入れられない事って世の中にたくさん有りますがそれらは見方、世界観、パラダイムの違いに起因する事が多くあり、思い切って見方を変えてみるだけで大きな変化があったりします。

相手を尊重してその立場に立って考えてみることで、今までの相手の印象がガラリと変わったり、、

自分が受け入れてもらえない理由が解ったり、、

長年解決出来なかった事の解決の糸口を見つけられたりします。

 

で、そんなことの一つに、関ジャニ∞があります。(笑)

一体、なにがえんやろ、と、オッサン的には思い続けてきましたが、あまりに娘が熱心なのを見ていて、少し前向きに彼らを見てみると、、

それはそれで結構おもろいやん、

しかも、歌の歌詞が結構前向きで良かったりするやん、

と、あまりというか、すっかり拒否反応を示す事が無くなりました。

おまけに、先日TVで彼らの映画の放送が有った時に、現在封切中の続編見てみようかな、とつぶやいたのをきっかけに昨日は久しぶりに娘と出掛ける事になりました。(笑)

エイトレンジャー2になじむオヤジ
エイトレンジャー2になじむオヤジ

しかもノリノリ、、

すっかり感化されてます、(笑)

 

映画の前にはスタッフミマッチが活躍する神戸学園都市吹奏楽団の夏のコンサートにも立ち寄る事が出来て、久しぶり、(というか一年ぶり)に親子でのゆっくりとした時間を持つ事が出来ました。

神戸学園都市吹奏楽団
神戸学園都市吹奏楽団

凝り固まった価値観。

偏狭な見方。

自分の常識こそ世界の常識だと思うとき、

自分の正義を振りかざし他人を排そう、もしくは正そうとするときに少し心をとめて、世の中にはいろんな考えがあり、いろんな人がそれぞれの常識や正義を持って生きている、という事を思い返すことで見方を変えること、パラダイムの転換を手に入れる事が出来るのだと思います。

ダイバーシティーというと難しく聞こえますが、結局、多様性を認め、誰とでも仲良く過ごせるだけで、しあわせな時を感じる事が出来るなら、相手のパラダイムに興味を持って積極的に理解するようにしないとね。

それも、ギャップが大きいと感じるときほど。

 

『理解してから、理解される。」

そういえば、心の師、スティーブン・R・コビー博士の人生を成功に導く7つの習慣にもありました、習慣に落とし込めているか、今一度よく気をつけてみたいと思います。

まあ、とにかく!良い休日でしたとさ。(笑)

ブラックすぎ、すき家考。

8月2日 恵みの雨。 すくすく育ってるにゃろ

待ちに待った雨のお陰で涼しい一日となりました。

着工中の新築住宅の基礎工事はまた遅れてしまいましたが、夏の雨、悪くはないですね。

 

さて、お題目、たまには時事問題を真面目な切り口で書いておきたいと思います。

すき家の労働問題に関する報告書が随分世間を騒がしています。

第三者機関の報告書には小林多喜二の蟹工船にも匹敵するひどさ、などと言うコメントまであり、ネットの上では集中放火が止まらない状態です。

実際にアルバイトが集団でストをして店舗の営業が滞るぐらいだったので言われてもしょうがないというのが一般的な感想だと思いますが、ゼンショーがブラック企業の代表だ、悪いなーと、簡単に一刀両断にしてしまうのは少し違う気がします。

日本の企業の97パーセントは中小零細企業だと言われています。

その企業の中で一体どれくらいが世界で1番厳しいと言われる日本の労働基準法に適合させて会社を運営しているのか?というと甚だ疑問です。 特に、我々建築業界、もしくは職人と言う同じくくりの働き手が支える飲食業界においては適法営業をしている会社の方が極々稀、というよりちゃんとした就業規則や賃金規定自体も無い会社が圧倒的に多いのではないかと思っています。

それをブラック企業という定義に簡単に嵌めてしまうのは少し違うのではないかと。

ということは、今回のすき家の問題は根本的な問題かというと、これはどちらかと言うと程度の問題であり、ごく1部の大企業を除いては胸を張ってゼンショーのことを責められないのではないかと思うのです。

自分も完璧じゃないけどここまでひどくない。 人のことを責める時って結局、(自分もやましい所はあるけど、)自分はそんなに酷くないという安心が欲しかったりするわけで、所詮程度の差しかないくせに正義を振りかざした物言いをすることが多い人には違和感をを覚えずにはいられません。

わたし達すみれが職人の正規雇用、労働法の遵守に踏み切った時は何年にも渡って決算時の利益を全て吹っ飛ばしてしまうほどの大きなリスクを負いました。 「

そんなことをしてやっていけるわけがない、アホやろ。」

という声さえ当時はずいぶん耳にしました。

実際、(特に下請けの職人として)業界内で通っている単価で仕事を請け負うと職人の給与を守りながら社会保障をつけるなど土台無理な構造だったのです。

しかし、今では正社員となり意識が変わった職人たちに守られているおかげで会社は存続していますし、世間では当たり前、でも業界では非常識と言われた道を思い切って選んで正解だったと今では思っています。

そういう意味で言うとファーストフードチェーン店の激しい競争はそもそも働き手にまともな労働環境を与えられる構図にはなっていないのかもしれません。

職人の業界と同じ様にビジネスモデル自体が問題なのではないかと思います。

そして、それも元はというとは私たち消費者に問題があるのでは無いのでしょうか。

すき家のことを擁護するつもりはさらさらありませんし、大企業になってまでそんな法を無視したのまま会社を運営していたこと自体驚きですし、経営陣のモラルの欠如は決して許されることではありません。

しかし、今回のこのニュースは私たち自身も胸に手を当てて戒めるところが多々あるような気がします。

悪人正機 。

そもそも完璧に正しいことだけを行なっている人が果たしてこの世にどれだけいるのか。

自らも(程度の差はあれ、)悪人であるという事を認めるからこそまともな道に進んでいこうと思う原動力になるのではないでしょうか、大きな自戒を込めて。

 

おまけ、

スクスク育ってるニャロ
スクスク育ってるニャロ

捨て猫のニャロ(仮称)、スクスク育ってます。(笑)

チョイ、パラダイムシフト。

松山機場
松山機場

7月30日 曇りのち雨のち晴れのち強風。

台湾に滞在中、とにかくTVや新聞などを一切見ないので知りませんでしたが、やたら風が強いのでおかしいと思い天気予報を見てみたら、日本と台湾の間に2個も台風が並んで北上しておりました。

海上を進行中という事でなんとか大きな影響は免れて、帰国することが出来そうですが危なっかしいタイミングでした。。

クワバラくわばら。(笑)

朝の間、少し時間が有ったのでこのところすっかり癖になっている出張ランへ。

台北事務所のすぐ近くにある松山空港の周囲をぐるっと一回りしてみました。

空港の横に川が流れており、その河川敷にきれいな公園が整備されておりました。

ランニングするにはモッテコイ!いい場所に事務所を借りれたものです。

落書き

その公園を走っていると、高速道路の高架下に派手な落書きがされているのが目に入りました。

この手の落書きは日本でも見かけますし、別段珍しいものではありませんが、それにしても延々と落書きしているもんやなー、なんて思いながら走っておりました。

アート落書き
うますぎる落書き

それにしても、精魂込めて書いてあるんだけど、落書きにしてはちょっと行き過ぎてない?とあまりにも延々とつづく落書きに、どうなんやろ、と、疑問に思い始めていたその時、こんな看板が。

落書きオッケーの看板

あら、保存期間まで決めてあり、自由に落書きをしていい場所として認められておりました。

そう言えば、林森北路で夜遅くに工事現場のベニヤ板で囲った仮囲いにスプレーペイントをしてるアーティスト?をたくさんのギャラリーが見守っているのを見かけた事があります。

台湾の自由な気風と、アートに対する大らかさが顕著に現れていて素晴らしいな、と思いましたが、当初、あまりの落書きの多さにマイナスのイメージを持ち始めていた事を考えると、ちょっとしたパラダイム・シフトでありまして、、

マイナスからプラスに転換した分、余計に素晴らしい、と思ったような気がします。(苦笑)

 

常に物事、事象は唯一つ。

しかし、事象には善し悪しがなくても人の受け取り方によって良くも悪くもなる。

全ては自分の世界観がそれを左右して、マイナスにもプラスにも変えてしまっているという事を今一度思い出させられる出来事でした。

昨日のブログで紹介した松下幸之助翁の言葉に、『あるがままを見る、受け入れる』ということがありましたが、自分のパラダイムに対して意識を持って日々を過ごしたいと思います。

松山機場に降りる飛行機

台湾人情。

7月29日 やっぱり晴れ。

朝焼け
朝焼け

今朝は夜明け前に起き出して、子猫にミルクをやった後は、急ぎ空港へ、

毎月末の定期便になりつつ有る台湾へと向かいました。

少し前に一度、国際線のフライトを乗り過ごしてから、さすがに非常に慎重になり、早めに出発する様にしています。 (苦笑)

今回は法人設立の最後の手続きと銀行の名義変更、新しい物件の現場調査、あと、新しい取り組みの仕込みというか調査というか、盛りだくさんのタスクを抱えて飛行機に乗り込みました。

アヒルスープ3000杯/日売るお店。
アヒルスープ3000杯/日売るお店。

ま、到着後はまず腹ごしらえから(笑)

黄さん、いつもオススメの美味しいお店ありがとうございます。

人気のカフェ青田七六
青田七六

会計士さんとのやり取りや国税局での手続きを終えた後は勉強がてら台湾の雑誌やメディアから取り上げられて話題のカフェ、青田七六へ、 古き良き日本統治時代の風情を残したゆったりした空間で冷たいビールを頂いたり。

青田七六の玄関前で記念撮影
まるで観光客

MAIさん、田中さん、今回もご案内、というかお付き合い頂きましてありがとうございました。

片山会長もご興味持って頂けたでしょうか。(笑)

龍山寺
龍山寺

夜は龍山寺のそばの夜市にて。

すっかり、異国の地にいることを忘れるくらいなじんで(笑)楽しい時を過ごしました。

 

さて、お題目は、ふら〜っと、というか突然決まった出張にも拘らず、心暖かく迎えてくれる台湾の友人(でいいですよね、笑)と盛り上がりながら思ったこと。

昨年までは来たことどころか、なんの縁もゆかりも無かった外国で、今この様に親しくさせて頂けるご縁を頂けたことが、なんだか不思議でなりません。

しかも、(遅ればせながら)FB上で友達として繋がってみると、日本での私の何気ない投稿をシェアしてくれていたことが分かり、実際に会っているとき以外にも興味を持ってくれていた事にびっくり! その他にもこの拙い日記のアップをRSSでチェックしています!と、言って頂いたりと、恥ずかしい様な、うれしいような、、

とにかく感謝するしか無い訳ですが、思ったのはリアルもバーチャル(ネット上のことをこう言ってましたね)いつも同じ様な『在り方』そして『行動』を取り続けることの重要さです。

ビジネスにおいてまず重要な事は一貫性。

自分自身が目指すもの、自分の強み、そして提供出来る価値、それらを自分の影響の輪の大きさを意識して、今出来ることに集中すること、そこに一貫性が有って始めて人様から認められる様になると思っています。

ま、人間なんて迷うことも悩むことも多々有るわけですから、全ての判断が間違いなく一貫性を持っている、なんて事は無いのかも知れませんが、せめて本来目指す有るべき姿だけは見失い事無く進んでいこうと、改めて思いました。

 

MAIさん、田中さん、今日は本当にありがとうございました。

今後もなにかとお世話になると思いますので、どうぞ宜しくお願い致します!

謝謝!

夜市
夜市

「ま、いっか」をまず見直そう。

7月26日 引き続き快晴。

河川敷の楠

しかも週末。

どう考えても仕事してる場合じゃない様な天気でしたが、エンドユーザーを対象に営業する会社にとって週末はメインのお仕事日です。

今日も朝から夕方日が沈むまでガッツリとお客様先や事務所での打ち合わせに分刻みの予定をこなしました。

お時間を頂きました皆様、ありがとうございました。

実務以外の仕事もこのところ立込んでおり、私が担当するお客様にはご迷惑をおかけしておりますが、出来るだけ急ぐ様に致しますので、ご理解頂けますよう宜しくお願い致します。

image

 

実は今日、お客様先に謝罪に行きました。

リフォーム工事をしてお引き渡ししたあとに、工事前に無かったキズがいる、とのクレームを頂いたのです。

担当者と一緒に現場に行って確認したところ、確かにいつ、誰がキズをつけたかは定かではないにしても傷ついている箇所がいくつか有りました。

欠けてしまって交換しなければならないものは手配をし、補修出来そうなものは出来る限り、分からない様に補修させて頂きます。と、謝罪をしたら、お客様は快く了承してくださいました。

お客様からご指摘を受ける前に、気付き、直しておくことが出来なかったのは非常に残念なことでしたが、もう一度チャンスを頂けたのですから、現場で担当者に頑張ってもらって信頼を回復出来る様にしたいと思います。

 

さて、お題目は今社内で回覧している『夏の課題図書』のこと。

先日、このブログでも紹介しました、『日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則』です。

日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則

 

これ。

自己欺瞞についてのケーススタディーの本でして、出来ることならスタッフ全員で自己欺瞞に陥る理論というか、パターンを共有することが出来ればと思い、社内で回覧することにしました。

すみれの事業の大きな柱である『リフォーム』と言うのは非常に難しい工事で、既存の建物を利用しながら綺麗に改造していきます。全てを交換してしまえばいいのですが、まだ使えるものは使った方がいいし、何から何まで新しく、と言うのはコスト的にお客様への負担が大きくなります。

しかし、実際に工事が始まると工事範囲には入っていないけど、もう少し手当をしておいた方がいいコトが出て来たりもする訳で、その辺りをしっかりと見れる様にすみれでは現場担当者の職人が終始張り付いて工事を進めるようにしています。

それでも、そんなことに気付かなかったりもするし、気付いてもタイミングを逃してお客様に言いそびれたりすることもあります。

せっかく、綺麗にした家で住みたい!とリフォームをされる訳ですから工事が終わったあとで気になりそうなことは、工事途中であっても相談や提案をするべきなのは当然だと思いますが、なかなか完璧に出来ていないのが現状で、あとでやっぱり、ここも直しておけば良かった。とお客様に苦言を呈されることも有ったりします。

自己欺瞞と言うのは大げさな言葉ですが、簡単にいうと、

やった方がいい、言った方がいい、という自分の中の心の声を聞かずに、それをしなかった自分をなにかしらの理由を付けて正当化する。ということです。

人間誰しも聖人君子ではありませんし、全て正しいことばかりを行なうことは無理だと思っていますが、小さな自分の心の声に耳を傾けることで、少しずつ自己欺瞞をしてしまう『箱』から解放されて行くのだと思っています。

電車の中で座っていて、老人というにはまだ若そうな人が乗ってきて席を譲るか、どうするか、

散歩の途中にゴミが落ちていて拾って捨てるか、どうするか、

駐車場で車いす用の場所以外は遠い所しか空いていない時に、すぐだから、と停めるか、

駅の階段でベビーカーのお母さんをみて手伝うか、行き過ぎるか、

言わなければ誰にも分からない様なキズをつけた時に、報告して修理するか,黙っておくか、

居酒屋で料理をまわり人の分をに取り分けるか、自分の分だけ取るか、

一瞬、「あ、やったほうがいいかな、」と気付く心の中の小さな声が有るはずで、小さな声だけにスルーしてしまうことも多々有るとは思いますが、実はそれは小さな自分への裏切りであり、その声に真摯に向き合う方がきっと気持ち良く毎日が送れるし、周りの誰もが喜んでくれる様になると思うのです。

『致良知』

論語の中に有る、考えなくても善を発現する力をすみれメンバー全員で例え少しずつでも身につける様に出来れば、いろんなことがきっと良くなる。

と、信じてそうなって行くことを願いつつ、まずは周りにそんなことを知ってもらうことで自分自身に注意を喚起したいと思います。

実際出来てないことが多すぎますので、、(苦笑)

昨日と今日は変わらない。

明日もそうかも知れませんが、それでもゆっくりと、地道にコツコツ進んで行きたいものです。

人は変われるんや。

7月26日 快晴。

ゴーヤ

 

暑い日が続きます。

昼から大阪にてTOTOリモデルクラブの20周年式典があり、およばれに行きました。

3時過ぎに降り立った大阪駅周辺の暑いこと。

風が完全に熱風でした。

海と山に挟まれ、河川敷の隣で暮らしていることをありがたいことなのだと改めて感じちゃいました。

神戸の田舎暮らしで良かったです。(笑)

 

TOTOさんの式典では関西一円からリモデルクラブ店が集結しており、良く顔を合わせるメンバーから、もう何年も会っていなかった方々までまるで同窓会といった風情が有りました。

私が西神店会の会長をしていた4年程前までは、会議や会合で大阪に出向く機会も多く、その頃に頻繁にお会いしていた方々にはずいぶん懇意にして頂きました。

リモデルクラブの集まりの中で自主的に開催する勉強会に行ったり、来てもらったりとその当時は行き来も多く、学ばせて頂いたことも数多く、、今でもずいぶん感謝しております。

式典や懇親会場では、「久しぶりですー。」「お元気そうで!」という挨拶をしまくっていた訳ですが、2年以上会っていなかったかたは、私が毎日の運動で肉体改造をする前のイメージしか持たれていないので、会場内を探しても見つけれなかった、と言う方も居られて、、

痩せたなー、あか抜けたなー、若くなったなー、と言う声どころか、目の前に行って、「ご無沙汰しております。」と挨拶しても一瞬誰か分からない奈良の重鎮社長なども。(笑)

とにかく、皆様久しぶりにご挨拶が出来て良かったです、いい機会を頂いたTOTO社には感謝します、ありがとうございました。

 

お題目は式典のあと、例によっていつものメンバーと2次会に行き、その後ついでにもう一軒、と、誘われてのこのこついて行った時に思ったこと。

西神店会のプリンス的存在の若手O社長と、アニキキャラのO社長としっとりと飲み始めたのですが、その若手社長の明るい雰囲気にすっかりその場の空気を支配されてしまいました。

楽しく時間を過ごすことは非常に素晴らしいし、その場の空気をそのように持って行けることは誰もがしたい?と思っていても誰でも出来ることでは有りません。

数年前に彼が新しくメンバーに入って来られたときは、ディフェンスオーラを発揮して、オレ、若いけど、そこそこやっとるぜ、的な雰囲気を醸し出しておりました。

今と比べると、月とスッポン。(笑)

何を想い、何を目指して、どの様な行動を積み重ねたのかは定かでは有りませんが、とにかく凄く良くなった、と言うのを感じて、その話題を振った時に彼が言ったのは、

「人は変われるんやで、」

とのことでした。(確かに、)

 

昨日と今日は大して変わらない。

しかし、変わろうという意識を持ち、それまでとは違う意識の人たちの中に入って過ごせば、確実に変われるのだという事を改めて(大きく)実感した次第です。

プリンス、勉強に(ゴチにも)なりました。

ありがとうございました。

心謝。

木を見て、森を見て、枝葉もみる。

7月24日 夏晴れ。

image

今日はスタッフと一緒に農作業の日でした。

image

いい天気と言うよりは厳しい暑さと言った方がいい位の青空の下、わいわいと楽しみながら気持ちよく汗をかきました。

image

農家のキャルファームの大西さんにご指導頂きながらの本格的な農作業。

はっきり言って建築の仕事とは関係が無さそうで、趣味か、と思われるかも知れませんが、私たちの仕事はただハコを作ることではなく、そこで健康に楽しく過ごして頂ける環境を作ることを目的としている以上、健康に直結すると言われる食べ物に無関心ではいられません。

建築会社ではありますが、近い将来、食も含めて、安心、安全の暮らしをご提案出来る様に成れればと思っています。

とにかく、慣れないフィールドで、プロに教えていただきながら必死に勉強させてもらっています。

image

ま、必死というより楽しんでいるといった方が合っているようですが。(笑)

image

夜からは社員や同業の経営者さんや従業員さん、コンサルタントの方など十数名(というより20名弱か、)の方にお集り頂いて『職人起業塾』なる勉強会。

暑いのに狭いセミナールームいっぱいの人となり、熱気ムンムンで開催しました。

今回で十一回目の開催ということで、一度今までの内容を振り返ってみよう、という事になり、起業するにあたって、または起業したあとビジネスモデルを構築するまでの初期段階のステップをまとめてみました。

ちなみに、私が提唱する9つのステップ。

1.経営者、経営幹部は意識を変えることから。

2.理念、生き様、人生の目的、一生のミッションを明確にする。

3.自分自身への投資、緊急性の低い重要な事へのアプローチを行なう

4.USPとコア・コンピタンスを明らかにする

5.ライフスタイル提案を行なうスキームを確立する。

6.ライフタイムバリューに着目し、フロントエンド、バックエンドの商品を持つ

7.リスクリバーサルを明確にし、顧客にも自社にもある潜在的なリスクを無くす

8.『義と利』信頼に重きを置く日本式マーケティングは持続継続の手法

9.目的と手段について明確にする事を常に考える。

今までの開催でこれらひとつ一つの議題に対して参加者それぞれに深堀をして来た訳ですが、今回の感想を聞いてみると、

「このように全体の流れを見てみると、それぞれが深く関係し合っていることに気がつきました!」

と言う声が聞かれ、私の意図がしっかり伝わっているとうれしく思いました。

木を見て森を見ず、と言いますが、やはり全体像を確認しながら、細部のディティールに拘って行くことが大事だと思っています。

次回からはまたこまかーなコトをつつきながらのディスカッションに戻ります。

木を見て、森をみて、全体の方向を確認したら、枝葉まで拘ってみてみたいと思います。

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

建築の実務と関係無いことばっかりみたいになってますが、すみれの事業の目的から外れている訳ではありませんので、念のため。(^_^;)