人材採用と世界観と本物の時代。

平成30年10月25日曇りのち晴れ

セミナー参加ドタキャン。

今日は水曜日で朝活の日。昨夜のひょうご木づかい王国学校の勉強会&定例会実は地元のワークウェア製造販売メーカーのアグロ社長や、プロモーションを担当されている石本さんなど、地域活性化の同志とも言えるゲストの参加もあり懇親会、二次会も大いに盛り上がり、調子乗った私はまたもや遅くまで痛飲。結局行きつけの神戸サウナに泊まって朝風呂浴びてから朝会に行くと言う爽やかな1日のスタートを切りました。

ITソリューション提供企業の喜多社長を新メンバーに迎えて盛り上がった朝のビジネスミーティングを終えた後は、昼から大阪でセミナーを受講する予定になっておりましたが、一旦すみれ事務所に出社して中途採用の面接を行ってみたところ、1時間程度の予定がなんと2時間オーバーの長時間となり、そのまま設計メンバーと事務所内の業務改善のミーティングに流れ込むと言う不測の事態となり、大阪に行く予定を諦めてしまいました。業界最先端の事例の情報収集ができなかったのは非常に残念ですが、緊急かつ重要な第一領域をないがしろにしては事業は成り立ちません。タイムマネジメントのまずさを反省しつつ、あきらめる、受け入れることも大事だと自分言い聞かせました。

喜多社長これからよろしくお願いします。

ボトルネック解消の糸口。

今月2名の採用が達成できたことで、2カ月間、毎日このブログのフッターに書いていた人材募集をこれで一旦終了します。今後は、設計部の人手不足と言う全体のボトルネックであり、残業が増えて労働環境が悪化する、仕事が辛くなる、良い提案ができなくなると言う負のスパイラルの根本をなんとか断ち切れる様に業務フローの改善や、全体最適化を目指すワークシェアリングの仕組みを整えるべく、取り組みを進めてみたいと思います。企業は人なり、我々の強みとはすなわち働いてくれるスタッフの強みであり、そこを伸ばし最高のパフォーマンスが発揮できる状態を整えるのが私の1番の仕事なのかもしれません。とにかく、やるべき事はいくらでもあるものです。(苦笑)

変わった工務店?!

今日の長時間にわたる面接をしながら改めて感じていたのは、人手不足に喘ぐ中小企業では、一緒に働いてくれる仲間を探さなければならないのは当然ながら、来てくれるなら誰でもいいわけではもちろんありません。事業を目的に沿って推し進めるには同じ価値観を共有できる人に来てもらわないといけないと言うことです。面接であれこれと質問する中で、なるほど、と思ったのはすみれは外から見ると随分と変わった事をやっている変わった工務店に見えているということです。あらゆる情報がインターネット上で検索できる情報化時代の今、働いてみようと思う会社の情報をあれこれと見てみるのは至極当然のことで、そこで見えてくる業務の内容が自分と合わないと思えば応募すらしないわけで、その意味では我々の取り組みを面白いと思ってもらえたのは本当に嬉しいことです。

思いは(行動すれば)招く。

確かに、スタッフが月に何度も順番に畑に行って農業をしたり、職人育成の研修事業を行ったり、毎月OBさん向けに暮らしを楽しんでもらえるためのイベントをしたり、会社で書道教室を行っていたり、建物の電磁波の対策に取り組んだり、社員大工がお客様宅を延々と巡回無料メンテナンスを回ったりと、「家は建ててからがスタート」と言うコンセプトを実現するために実務に落としているというのは傍目から見ると随分と変わった、おかしな会社に見えるようです。あと、マーケティング理論を愚直に実践することで、全く宣伝広告を行わなわず、リピートと紹介だけで事業を成り立たしている事にも随分と驚かれ、「どこの会社でも目指したいと思ってはいるかもしれないけど、実際にできた会社はありませんでした」と、まるで珍しいものを見た時のような顔されたのが印象的でした。

どう伝えるかではなく何を伝えるか。

知られなければないのと同じ。と言われますが、情報化社会に移行した今は、インターネット上に発信できていなければ存在しないのと同じになってしまうようになりました。ここで問題なのは、どう伝えるかではなく何を伝えるかだと思っていて、どこの会社のホームページを見ても素晴らしい崇高な理念を掲げた経営者の挨拶が掲載されており、それは詐欺まがいと言われる悪徳訪問販売系リフォーム会社でも、反社会勢力のブラック企業でも同じです。今や、企業がインターネット上に掲げる理念には何の価値もありません。重要なのは、事業の目的である理念をいかに実務に落とし込み、リアルに実際の顧客接点に発揮しているか、自分達に価値に転換して提供できているかを見てもらえるかです。そしてそれらを生み出す源となる世界観や、志といったあり方を伝えることこそ「本物の時代」と言われる現代の情報化社会おいて最も重要ではないかと思うのです。

苦難は幸福の門。

今回、人材採用の取り組みを始めて2ヶ月ほどで私たちの取り組みを面白いと思い、少なからず世界観に共感してきてくれた新しいスタッフが来てくれることに感謝して、より働きやすい職場環境の整備に努めると共に、お待たせしてしまっているお客様の不満を解消して参りたいと思います。企業は人なり、理念を実践に移してくれる人がいかに集まるかが企業の存続のカギとなる時代、私自らがあり方を正す習慣を持って気合を入れて内外含めた事業の最適化を目指して臨みたいと思います。8月末にリフォーム担当のプランナーかなちゃんが退職した後、随分と設計スタッフには負担をかけ、私も悩みましたが、苦難は幸福の門、災い転じて福となす、一期一会。ご縁に心から感謝しながら新たな業務革新のきっかけにしたいと思います。

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事業継承と経営感覚の見える化。

平成30年10月23日曇り後雨

月が傘を被ると雨が降る。

神戸は久しぶりの曇天。昨日の夜、薄い鱗雲の上にあった満ちかけの十四夜の月が大きな傘を作っているのを見て、明日は天気が崩れるのかな、と思っていたら、その通り今日は久々に青空が見れない1日となりました。子供の頃に教えられた古くからの言い伝えのような先人の知恵に「なるほど、確かなもんや」と改めて感心しました、大したものです。
今日は火曜日でいつもの朝活の日、明け方、外に出てみると、とうとう涼しいを通り越して肌寒い朝になっていました。これから早起き、朝会がちょっとした修行の場になる季節へと移り変わります。気合を入れてもうすぐそこまで来ている苦手な冬に向き合いたいと思います。

テーマは事業継承。

今朝のモーニングセミナーの講話者は倫理法人会の財津一郎と呼ばれる近畿方面長の津隈亮二氏が法人局本部からお越しになり、事業継承についてのお話をされました。日本の企業の97%を占めると言われる中小企業の前に巌然と立ちはだかる事業継承の問題は非常に根が深く、様々な要素が複雑に絡み合う難しい問題で、私自身もこれからの10年間でこの問題を解決すべく取り組みを始めたところです。

家業から事業へ。

起業化家がスタートアップを果たした後、ある程度事業を安定させるには家業から事業へ転換させることが必要で、事業の拡大を図るために金融機関と取引をして資金調達をし、設備や人材を整えることが重要だ。とよく言われますし、私もそのセオリーに従って事業を伸ばす事に随分と注力しました。徒手空拳、一文無しの大工職人からスタートしてから必死になって社屋を建て、ダンプやトラックを揃え、人材の採用をして工務店としての体裁を整えてきました。しかし、いざ事業継承を具体的に考える歳になって、地域工務店としてのちょうどいいスケール感はどうだったのだろう、と今思い返すと疑問が湧きます。ひょっとするともう少し家業レベルの小さい規模の方がスタッフに事業を引き継いでもらいやすかったのではないか?なんて考えてしまいます。

過去と他人は変えられない。

今更そんなことを考えてもどうしようもないし、私が今やるべき事はこれまで私たちが家を建てたり、リフォームしたりしてお付き合いいただいてるお客様がいつまでも安心して暮らしてもらえるように、メンテナンスやアフターフォローの体制を整え、永続できる事業形態、自立循環型のビジネスモデルを作り上げるべく、システム整備と人材育成、そして顧客からずっと支持され続けるための卓越の戦略を実践する社風を作り上げることしかありません。過去を後悔してもしょうがない、なんとかあと10年で形に出来る様に頑張ってみたいと思います。

事業継承が難しい理由

事業継承の最も難しいところは、(変えられないはずの)他人を変えなければならないところだと思っています。事業所の規模や内容によって千差万別なので一概に他人(社員)に事業継承する前提が正しいとは思いませんが、持続可能なモデルを目指す時点で、世襲制の親から子に事業のバトンを渡すのは(良し悪しは別として)非常に選択肢が少なくなるのは自明の理で、一子相伝的な事業継承ではなく、もっと広く人材を求める必要があると思っています。しかし、経営者感覚とは全ての責任を引き受ける決意と覚悟が必要で、誰もがそんな意識を持って仕事に向き合いたいと思うとは限りません、経営者と従業員との間には目に見えない一線があるものです。その前提に立った上で、如何に経営者と同じ価値基準を持ち、判断出来るスタッフを育てることが出来るかが、私達中小企業経営者に求められている訳で、事業継承の難しさとは即ち一線を超える人材育成の難しさに他なりません。

経営者感覚の見える化

そして、事業を引き継いでくれる人材を育成するのは、自分のコピーを作るのとはまた違い、これまで培ってきた強みや価値を引き継いでもらいながらも、今後ますます激しく変化を遂げる時代に乗り遅れる事がない様に、常に新たなチャレンジをし続けてもらわなければなりません、このように書くとずいぶん大げさに聞こえますが、私自身、そもそも大した経営者でもありませんし、起業するまで経営の勉強をした事もありませんでした。ただ、「立場が人を作る」とよく言われますが、経営者になって責任を背負うことで大きな成長を見ることも少なくありませんし、完璧な状態で事業を継承できなくても構わないと思っています。ただ、どんなタフな状況でも挫けない、レジリアンスなメンタルと、目的を忘れない志は事前に培ってもらわなければならないと思っています。そんな覚悟と決意と志が一体になった経営者感覚というものは内面と外面の両方を伝えるべきで、私の場合は内面は知的資産経営報告書にまとめてアウトプットした事業モデルのロジックをスタッフと共有し、外面については様々な習慣を継続することで背中をみて学んで貰えればと思っています。9年後、未来のすみれを背負って立つ人材を生み出すには、やっぱりコツコツとした地道な努力しかありません。がんばろ。

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イイ、食と住。

平成30年10月22日快晴

年末に雪崩れ込む季節。

太平洋ではまたもや大型の台風が発生したとのニュースが流れてきましたが、神戸は最高に気持ちの良い秋晴れの日が続いています。アウトドアには最適のこの季節、できれば遠方に泊まりがけのサイクリングにでも行きたいもんですが、建築業界は年末に向けての繁忙期ど真ん中と言うことで週末もガッツリと建築実務に勤しんでいます。気がつけば10月ももう終盤、仙台と東京で行っている研修のファイナルが近づいていると同時に、来月は長崎と大阪では新たに半年間の研修がスタート、来年の鹿児島での3回目の開講に向けてオープンセミナーの開催準備に年末恒例のフォローアップ研修と研修事業も加速度的に忙しさが増しており、当分遊びは諦めて、年末まで息継ぎなしで走り抜けたいと思います。(笑)

兵庫県林務課とのタイアップイベント。

そんな疾走するような毎日を送っておりますが、昨日はいつも農業研修でお世話になっているキャルファーム神戸の畑で秋の収穫祭イベントを行いました。私はこのところ、畑作業にもなかなか参加できなかったのですが、今回は兵庫県林務課とのタイアップイベントと言うこともあり、張り切って朝からガッツリ参加して、参加者のみなさんに地元産の木材活用の重要さについてお話しする時間を作り、参加者の皆さんに兵庫県産木材を使った新築やリフォームへのご協力を呼びかける等、ひょうご木づかい王国メンバーとしての役目もしっかり果たしながら、日中は少し汗ばむ位の非常に良い天気に恵まれた最高の畑日和の下、お客様やそのご家族、友人の方々と共に土にまみれて楽しく、気持ちの良い時間を過ごすことができました。

収穫祭における弁証法

今回の収穫祭イベントは、土の中にたわわに実った落花生掘りからスタートして、オクラを収穫して実と一緒に珍しい花を摘んでもらってから、全く熱処理の調理をしないローフードのベジカレーのランチとチョコバナナのデザートを味わってもらい、プチセミナーという事で私の地元の木の話とキャルファーム大西さんによる食べ物の流通のお話を聴いて頂きました。最後にミニトマトの収穫をして終了。収穫祭を始めた当初はただ単に土に親しんで楽しんでもらうだけだったのが、ランチタイムには健康に留意をしたローフードの調理方法をお伝えしたり、普段の暮らしで気に留めていただきたい食や暮らし方についてのセミナーを行ったりと内容も随分と充実してきました。同じことを繰り返し行っているようでも、長年積み重ねていくと進化していくヘーゲルの弁証法は何にでも当てはまるものなのだと改めて。

畑deセミナー

杉やヒノキは樹齢が50年を越したた位から子孫を残すために花粉をつけるようになります。現在兵庫県には樹齢60年を超える成木がたくさん植わったままになっており、本来、とっくに伐採して木材として流通すべき木が流通していない、だからどんどん花粉症がひどくなっていくんですよ。と脅し調子?の私の地元木材利用の話はともかく(笑)、キャルファーム大西さんの食の流通の話は聞いていただいた参加者の皆さんには結構な衝撃だったようです。当たり前に過ぎますが、人の体は食事の際に体内に取り入れる食べ物や飲み物から出来上がっていきます。「健康が全てではないが、健康を損ねると全てを失う」とよく言われますが、健康が口に入れるものの選択に深い関係があるのは至極当然のことであり、健康な住宅づくりからの、快適で健やかな暮らしの実現を目指す我々とすれば、家と同じくらい食事に対する意識を持ってもらえ無ければば意味がないと思っていて、お客様にもその部分を考えてもらえるきっかけになればと思い自分たちで畑に行って野菜を栽培しお客様を収穫祭にお招きしているという訳です。

目に見えない食の危険。

大西さんは、「食べ物をちゃんと選択して取り込んでいますか?」と言う切り口で、知っているけどあまり気にしていない日本の食物の自給率について話されました。現在、日本の食品自給率は40%と言われていますが、原材料で見ると実態はもっと低くなるとのことで、海外から輸入された野菜を加工して国内産のラベルを貼ることがまかり通っている世の中で、安心できる食べ物を選択する困難さを示唆されました。例えば、私たちすみれも工事でお手伝いをしたことのある野菜食品の加工工場では、中国からコンテナ一杯に詰められた大量の野菜が入荷すると、その3割からひどい時では半分近くが腐っていたりするとのことで、半分の野菜を廃棄してもまだ国内産の野菜を加工するよりは低コストで収まると言われます。中国産が全て危ないなどと言うつもりはありませんが、輸送費を合わせて半額以下というあまりの価格の違いというか、安さを改めて考えて私自身も驚きを隠せませんでした。

選ぶ事と知る事。

その中国から大量に輸入された野菜たちが加工されてどこに流通しているかと言うと、殆どが大手の飲食チェーン店の付け合わせやお惣菜のサラダです。代表的なのはコンサートのドタキャン会見で久しぶりにテレビに登場した沢田研二さんがそっくり!(笑)と物議をかもしたフライドチキンチェーン店のコールスローや、創業者が私と前職が同じ会社だった焼き鳥ファミリーレストランでブレイクして、自家製麺のうどんのチェーン店を日本はおろか世界中に展開している姫路発の外食産業の雄?のかき揚げの具だったりするようです。半分が廃棄されるのを織り込み済みで大量に中国から送られてくる野菜を食べるのに違和感というか恐怖を覚えたのは私だけでは無いようで、参加されておられる皆さんが驚くとともにぞっとした顔をされていたのが印象的でした。大西さんは神戸は街の中心地から30分程の距離で安心できる野菜を作っている農家産が数多くおり、また毎週日曜日にはファーマーズマーケットも開催しており、そんな農家さんとの直接コンタクトが取れる環境が整いつつあり、是非とも能動的に安全な食事を選択する行動を取ってもらいたいし、自分たちももっと気軽に野菜を購入してもらえる体制を整えたいと熱く語っておられました。わたし達も「家は建ててからがスタート」のコンセプトを実現すべく、暮らしに焦点を当てたものづくりを加速したいと思いますし、今後益々活発になるであろう地域の農家さんとのコラボに大いに期待したいと思います。まずは、ファーマーズマーケットに行ってみよ!

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プラグインアースお試しレンタルします。

平成30年10月20日快晴

絶好のイベント日和。

清々しいと言うよりも肌寒い位だった朝は、どんよりと雲が頭の上を被っていましたが、午前中に来社されたこれから新築をお考えのお客様との面談を終えた後、外へ出てみると真っ青な空が頭上に広がっていました。昼からのディスク理論の研修に参加すべく出掛けてみると明石駅は明石公園でイベントが開催されていたからか、いつになく多くの人で賑わっており、イベント日和としか言いようがない絶好の週末になったのを実感。明日はすみれでも「暮らしの学校」の人気イベント、収穫祭を予定しており、気持ちのいい秋晴れが続き、すみれスタッフが丹精込めて作った野菜を気持ち良く取りこみ、美味しく味わってもらえる様にと祈りました。因みに、急なキャンセルなどもあり、明日の収穫祭は飛び込み参加もOKとなっています。明日は久しぶりに私も畑に出て一緒に収穫祭を楽しむ予定ですので、お時間がある方はお気軽にご連絡を頂ければと思います。

家づくりはしっかりじっくりはっきりと。

明日も収穫祭の後の時間にご予約を頂いておりますが、このところ、消費税増税の影響か、新築、もしくは中古住宅を購入してのリノベーションのご相談を数多くお受けしています。消費税狂奏曲が本格的に始まった感も否めませんが、今朝のニュースで住宅エコポイントの復活の可能性を示唆された記事が出ていたように、いわゆるバラマキ政策だとの批判の声も上がっている住宅給付金や住宅ローン減税の拡充等々も緩和処置 の内容が未だかたまっておらず、条件によっては消費税増税後に住宅取得をした方がお得になる可能性もあります。あまり焦って計画を進めるのではなく、状況をよく見ながら本質的な選択をする事をオススメしています。

https://www.binchoutan.com/denziha/eruma.html#top

建物の事より暮らしのこと。

今日ご相談に来られた方にも、いつものようにあまり焦って計画するのではなく、家を建てて新居に住み始めた後の暮らしをできるだけ詳細にイメージしてご家族でじっくり話し合いながら計画を立てる事を、住宅ローンの仕組みや、住宅の性能とランニングコストの関係、全体的な資金計画の主体的な立て方についてお話をさせてもらいました。最後に、我々の家づくりの重点的な取り組みの1つである低周波の電場に対する電磁波対策、オールアース住宅の詳細について説明したところ、奥様がもともと電磁波にはすごく興味があったのだと言われ、ご主人も仕事で1日中パソコンに向かって肩こりどころか偏頭痛まであるのだと体の不調を訴えられていました。すみれ事務所の設計スタッフがオフィスの電磁波対策をした結果、肩こりやドライアイがずいぶんと軽減したと言う体験談をお話しすると非常に興味を持たれたので、電磁波商材を取り扱っているレジナ社をご紹介するとともに、よかったら使ってみてくださいとアース端子が来ていないコンセントでもパソコンのアース線を接続できるプラグインアースと言う機会をお貸しして、実際に低周波の電磁波に帯電しない環境を体感してもらうことにしました。

https://sumireco.co.jp/reform/electromagneticwaves

目に見えない不安は見える化で解消。

何となく不安で気にかかるけど、目に見えず、よくわからないと思われがちな電磁波も、測定してみれば温度や湿度と同じように数字で表されますし、実際に対策をして体感してみるとその違いは歴然です。私たちにはすっかり常識になっている電磁波リスクへの対策もまだまだ一般的ではなく、ぼんやりとした不安を抱えられている方が少なくないのだと今日の面談をしていて改めて感じた次第です。今どきの新築住宅は分電盤の電気回路数が24回路と1昔前の住宅に比べると圧倒的に増えています、最新設備の住宅に住むことによって便利、快適を手にするのと引き換えに新たに発生するリスクも一緒に丁寧に伝えていくことを続ければならないと改めて感じた次第。住宅に関するよろず相談絶賛承っておりますので、お気軽にお声掛けください。(笑)

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人が健康になる内装仕上げ?@焼き鳥は炭火がうまい理論。

平成30年10月19日 秋晴れ

決戦の金曜日

爽やかな秋らしい天気が続きます。明け方にパラパラと通り雨が降り、空気中のチリやホコリを洗い流してくれた雨上がりの朝、海沿いの道をサイクリングしたら最高やろなー、なんて妄想しながらも今日もガッツリ建築実務の1日。ハーレーダビットソンみたいな単車に乗ってる人みたい、と揶揄かお褒めの言葉か分からない感想をお客様に頂いた作業服を着込んで午前中は台風直撃以来に繰り返してを焼いている工場の雨漏り原因の調査にホースリールと高圧洗浄機を積み込んで向かいました。今日こそは原因を全て突き止めてケリをつける!と気合いをいれただけあって、2箇所の漏水箇所を特定して決戦の金曜日に勝利した気分で意気揚々と引き上げてきました。

大工の日。

昼からはロケーション抜群の海沿いのマンションを購入される予定の方のお宅にプランナージュンちゃんに同行して現場確認とご要望の開閉式間仕切りドアの収まり等、大工としてのアドバイス等々、その後はすぐ隣のこれも更に海が一望出来る一戸建てのリフォーム現場に立ち寄って現場の搬入経路等の再確認を済ましてから、見積もり提出後、即工事のご依頼を頂いた三ノ宮の公益社団法人の事務所にて詳細の打ち合わせと日程調整、夜はUXデザインを共に学ぶXデザイン学校の研究生チームと大阪本町のTHE DECKのコワーキングスペースにてそろそろまとめに入らなければならないサービスデザインのMTGと息をつかせぬスケジュールをこなしました。忙しいのはホンにありがたい事です。(^ ^)

怪しげでおかしな提案。

さて、お題目はまた怪しげな理屈を持ち出して、おかしな事を言ってると思われるかも知れませんが、最近、私がオススメするだけでは無くお客様からのオーダーも非常に増えている断熱塗料を内装材に使用する場合に、付加価値というかというか、おまけとして説明している効果効能の件です。今年、日本エコ大賞を受賞したセラミックを使った断熱塗料は宇宙開発機構JAXAと共同開発されている最先端と言っても過言では無い建材で、以前からその存在を知っていた私もあまりの人気の高まりに再度、販売代理店さんに赴いて実験を見たり、性能を担保する理論を聞かせてもらったり、臨床データーを確認したりと勉強をし直しています。コップの外側に断熱塗料を塗り、中に氷水を注いでも一切結露が起こらないのはセラミックの特性を最大限発揮した温度を表面で一瞬にして同化する性能だと納得した結果、外壁に使うのも良いですが、実は結露が起こりやすいマンションの北側の部屋の内装に使うのが正解だと考え、エコカラットや珪藻土などの調湿で結露を起こりにくくするのとは全く違うメカニズムで結露を抑える事ができるとお客様に説明をしています。

相対湿度に関係なく確実に結露を止める仕上げ材

結露は室温と相対湿度の関係で、窓や北面の壁など躯体の温度が低く露点になる部分に起こります。調湿建材と呼ばれるものは室内の湿度を結露が起こりにくい値にコントロールする事で結露の発生をコントロールしますが、この断熱塗料は湿度と関係なく塗膜の表面温度が絶対に露点に達する事なく、室温と同じ温度に断熱するという優れた性能を持っており、湿度のコントロールはさておきですが、結露、そこから派生するカビの発生を抑えたい人にはもってこいの施工方法と言えます。で、そこで気になるのは結露以外の影響についてですが、全くの自然素材では無いので有機材への懸念についてはVOCの計測で通常使うF☆☆☆☆の建材よりも低い空気濃度のエビデンスもあり、おまけに、セラミックが発すると言われている遠赤外線による体内温度を上昇させる効果も実験で計測されているとのことです。

人が健康になる?焼き鳥は炭火がうまい理論。

この部分については実際に住んで見てもらわないとなんとも言えませんし、効果効能を保証するものではありませんが、遠赤外線といえば炭火、炭火焼きに拘った焼き鳥屋を長年経営していた私としてはガスや電気で表面から焼く焼く鳥と、炭火の遠赤外線で焼き鳥では味に雲泥の差があり、それは遠赤外線が表面からではなく焼き鳥の芯に直接熱が伝わるからだと実体験で解釈しています。そう考えると遠赤外線を発するセラミックで内装を仕上げるとそこにいる人の体内の芯に熱が伝わり中からほっこりと焼ける、訳ではありませんが、温まって体内温度が上がるのもそんなにおかしな話では無いと思うのです。美味しい焼き鳥の理論を住宅の内装仕上げに持ってくる事に対する賛否はあると思いますが、メーカーには東京工業大学と検証した実際の実験データーもあり、学生を検体にしてクロス仕上げの部屋に比してセラミック塗料で仕上げた部屋にいるだけで腸内温度が3度上がっている検証結果を見せてもらいました。ガンをはじめとした病理に打ち勝つ、人間の免疫を高めるには体温をあげるのが非常に有効だというのは今時常識になりつつあることを考えれば、焼き鳥理論を内装仕上げのおまけ程度に試してみる価値は十二分にあると思うのです。「おいおい、何を焼き鳥と家づくりを混同しとんねん、」と思われた建築関係の皆様、是非ともご意見を頂ければと思います。コメント、メッセージお待ちしています!(笑)

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忙中閑あり。

平成30年10月18日快晴

明日は週末。

東北への出張から帰ってきて出社してみるとあっという間に週末がすぐそこに迫っており、1週間がかくも短いのかとぼう然としながら朝からパンパンに詰まった予定をこなしています。台風からこっち、秋のリフォームシーズンの繁忙期と言うこともあり、毎日が分刻みの予定で埋まっており、スケジュールをマネジメントしていると言うよりは、スケジュール帳にこき使われているような気がしてなりません。タイムマネジメントこそが人生を決定するというのに、こんなことじゃだめですね、、(苦笑)

ポカリと空いた時間。

ただ、今日は昼からの打ち合わせが諸事情があって1件キャンセルとなり思いがけず時間に余裕ができました。とはいえ、別に暇なわけじゃないし、たまってる仕事はワンサカ、お待ち頂いている先も溜まってあるので結局事務所に帰ってデスクワークに励んだだけの事ですが、なんだか少しだけ心に余裕ができて午前中に医院の改装工事のご相談に伺っていた垂水商店街で遅めのランチをとった後、(妻の誕生日だと突然思い出したし、苦笑)いつになく通り掛かりに買い物をしてみたりと意識したわけではありませんが、いつもと少し違う行動パターンをとってしまいました。

忙中閑あり。

忙中閑ありと言う古い言い回しがありますが、日々、仕事に追い回されるような煩雑な日常を過ごす中にも、ほんの少しの時間の余裕があるだけで気持ちがぐんと楽になったりするものだと最近になってとみに思うようになりました。人生は緊張と緩和の連続であり、緊張ばかりでは持たないし、緩みっぱなしではダメ人間になってしまいます。世の中はすべからず表裏一体と言う原理原則に沿った当然の事なのかもしれませんが、忙しい中にも心のゆとりを持つ時間を少し意識することで緊張も緩和も質が高まるのではないかと思った次第です。

モノの提供ではダメ。

現在、(というか、3年目)私はUXデザインを学ぶ研究生としてXデザイン学校の大阪分校に毎月通っているのですが、そこでの今年のテーマは「豊かな暮らし」を実現するサービスデザインとなっています。そのテーマを建築の観点から見ると、建物のロケーションやデザイン、使い方等で豊かな暮らしを表現しようとしてしまいがちですが、同じ建物で暮らしていても豊かさを感じるかどうかは人それぞれであり、決してハード面だけで豊かな暮らしを提供することはできないというのがUXを学ぶ上で私が強く感じたUXを建築に落とし込む前提条件です。

緊張があるから緩和が浮き立つ。

人生は一瞬の時間の集積であり、暮らしとは即ち一定期間を括った時間の事でもあります。時間のマネジメントを建築計画と一緒に考えることが「豊かな暮らし」を提供するには必要ではないかと、シャッター街になりつつありながらもそれなりの活気を保っている垂水商店街の古ぼけたお店で店番をしながら談笑する人や、店員さんたちと話しながらのんびりと買い物をする人たちを見て、「なんとなくいいな」と感じたのに釣られて自分自身もそこで買い物をしてみてぼんやりとした「豊かさ」を感じることが出来ました。それも日常ではなく、非日常だからこそ感じるのかも知れず、忙しい緊張の時間とメリハリのあるゆったりとした緩和の時間を切り分けつつも両立することでそれが浮き上がるのではないかと思った次第です。

コンセプトを事業で実現する。

具体的に建築の提案にこの考え方を落とすとなれば、例えば朝、ミルでコーヒー豆をゆっくりと挽いておいしいコーヒーを飲める時間を持てるように、通勤時間を割愛できるワークスペースが一体になった住宅、若しくは働き方を建築の計画と一緒にする事や、自宅でリモートワークをするとプライベートとの切り分けが難しくなるのを解消出来るようにオンオフをスパッと切り替える事が出来る離れがある間取りの提案などになるでしょうか。「家は建ててからがスタート」というコンセプトを掲げているすみれでは建物を作るのではなく、暮らしを作る事にシフトしようと現在鋭意奮闘中で、そのコンセプトを事業に落とし込んで、社員大工による無料の巡回メンテナンスや定期的な建物診断、また、暮らしを豊かにするヒントを得てもらえるようなイベントを毎月開催したりしております。でも、まだまだ建築だけの提案では片手落ちだと日々反省する事しきりで、その突破口をUXデザインを学ぶ事で見つけれれないか、と模索を続けています。そんな私としては「忙中閑あり」という概念が豊かさに繋がるのではないかというのはちょっとした発見で、今後のサービスデザインを考える上で深く掘り下げたいと思った次第。日々勉強は続きます。。

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読書の秋と聖地巡礼@平泉

平成30年10月17日 曇りのち晴れ

仙台から帰神。

昨夜は東北出張のシメに、仙台でデザイン工務店としての認知と地位を確実に固めつつある有力工務店、株式会社スタップの大川社長にお付き合い頂き、同年代の創業経営者として今後の展望というか、事業継承をどうするのか、後継者の選定をどのように行うのかと引退後の事業の着地へのステップと考え方についての意見を交換、熱く語り合いながらきらびやかなお店で夜遅くまで痛飲。そして夜中に締めのラーメンと、楽しくも色々と考えさせられる、また為になる時間を過ごすことができました。大川社長、本当にゴチになりました、ありがとうございました。
そんな余韻を引きずりながら今朝は仙台駅前のホテルで目を覚まして仙台空港から(神戸に飛ぶと思っていたのに!)伊丹へと飛んで、帰神というか出社、なんとか予定していたMTGに間に合いました。相変わらず詰めが甘いというか、ギリギリの生活です。(笑)

矢のような催促。。

さて、今回の東北出張では仕事としての講演活動の他に、ついでというにはあまりにも盛り沢山で充実しすぎる程、あれこれと詰め込んでみましたが、高橋克彦作品にのめり込んでいる私としては聖地巡礼の旅は実はまだまだこんなもので満足出来るものではなく、津軽、十和田湖や太閤秀吉に最後に喧嘩を売った男としてその名を馳せる九戸政実が果てた九戸城跡など、行きたいところはてんこ盛りで、当分、私の東北、陸奥熱は冷めることがなさそうです。(笑)
そんな(仕事のついでに)平泉、中尊寺、江差藤原の里への聖地巡礼を果たして興奮覚めやらぬ中、出社してパソコンのメールをチェックしてみると、隔月で発行しているニューズレターのコラム寄稿の日限が過ぎていると苦言のメールが目に飛び込んできました。他にも、雑誌に掲載してくれる企業紹介の原稿も期限を過ぎていると苦言を呈されていたり、見積書が来ないと電話がかかってきたりと、彼方此方から矢のような催促。。やっちまった、と大いに反省して、躍起になってよる夜遅くまで原稿の執筆他、実務に勤しむことになりました。。
そんなバタバタの中で書いたこの秋の高橋コラム、ニュースレターに先行して以下に転載しておきます。読書の楽しみ方が倍増する聖地巡礼の旅、本当にお勧めします。(笑)

読書の秋と聖地巡礼@平泉

気がつけば今年もあとわずか2ヶ月ほどになりました。異常と思えるほど厳しかった今年の夏の暑さもすっかり忘れさり、近頃は朝夕の冷え込みに冬の足音を感じる今日この頃、気温の上下が激しい季節の変わり目となりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。夏には夏の、冬には冬の楽しみがあるのが日本に住まう素晴らしいところ。秋は夜長を楽しむ読書の季節ということで、私は多くの書籍を買い込んで夜毎に遠い世界、悠久の歴史に想いを馳せています。最近の私の流行は高橋克彦さんの陸奥を舞台にした歴史小説でして、陸奥4部作を全て読了して平安時代から太閤秀吉による天下統一までの長い日本の歴史の中で蝦夷と呼ばれ、中央政権から一線を画した立ち位置で独自の文化圏を築いてきた人達の繁栄と滅亡を繰り返した物語にのめり込みました。

特に、最も心を打たれたのは「火怨」という作品で東北のヒーローであり、大阪、京都にも深い関わりがある阿弖流為が、最終的には絶対に勝つことができない朝廷という巨大な敵に対して、策を練り繰り返しの侵攻を退けた後に、蝦夷の首領達と無理やり反目し、わざと朝廷側に寝返らせて領地の安堵を得させた後に、初代征夷大将軍に任じられた坂上田村麻呂に自ら首を差し出し、自らの命と引き換えに蝦夷の地をを戦火に巻き込むことなく、蝦夷の民を守った姿にはすっかり心酔し、リーダーかくあるべきと、在り方を学んだのを皮切りに他の高橋克彦作品を読み漁ることになりました。

蝦夷の歴史の中で最も栄華を極めたのは、源義経を庇護するなど、歴史の表舞台にも度々登場した奥州藤原氏です。その繁栄の象徴として今も遺されている平泉、中尊寺の金色堂はその昔、黄金の国ジパングと異人に言わしめるに相応しい豪華絢爛、当時の工芸、建築の粋を集めて建てられたもので、建築を生業としている私は以前から一度は訪れてみたいと思っておりました。しかし、東北、岩手県は遠く、これまで見に行く機会を作れずにおりました。この度、高橋克彦作品を読み進め、NHK大河ドラマにも取り上げられた奥州藤原氏の繁栄と滅亡を描いた「炎立つ」の最後に金色堂の金色堂の須弥壇内に藤原清衡、基衡、秀衡、泰衡の四代に渡る遺体と首級が安置される一節を読んで、金色堂は煌びやかに美しいだけの建物ではなく繁栄と滅亡を今の世に伝える敗者の棺なのだと強烈な興味を持ち、当時から1000年近く経った現代にその姿を実際に見ることが出来ることが奇跡に感じられました。

「思いは招く」とよく言われますが、そんな陸奥へ行ってみたいと想いを募らせていたら、なんと、仙台のメディアの方から突然連絡があり、震災復興が落ち着いて、消費税増税に戦々恐々としている石巻の工務店向けのセミナーを開催するので震災後の消費増税を経験した工務店の代表として講師役で登壇してほしいとのオファーがきました。渡りに船とはこの事で、旅費をセミナー主催者に負担して貰えるという幸運に恵まれて、この度、念願叶い奥州平泉・中尊寺に聖地巡礼の旅に行ってきました。実際に訪れてみると小説を読んで頭の中で思い描いていた、陸奥の山深い風景に開けた平野を見下ろすように、堂塔40余、僧坊300余に及ぶ壮大な伽藍を造立したと言われる中尊寺の圧倒的な存在感を肌で感じることができました。そして、夕暮れ、凛とした空気が漂う中で目にした、奥州藤原氏滅亡から500年経って彼の地を訪れた松尾芭蕉の銅像と歌碑に刻まれた「夏草や 兵どもが 夢の跡」「五月雨の降り残してや光堂」の二つの俳句は小説の中の悠久の歴史ロマンの世界を十二分に堪能させてくれました。

せっかく今は読書の秋、もう一歩踏み込んで小説の舞台を実際に訪れる聖地巡礼の旅に出かけられては如何でしょうか、今よりも格段に読書が楽しくなるのを請け負いますし、強くお勧めします。

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消費税増税の荒波を乗り越える「理論×実践」「概念×事例」@石巻

平成30年10月16日 曇りのち晴れ

石巻にて。

今日は東日本大震災後に訪れて以来の宮城県石巻市に来ています。震災復興も漸く一段落、仮設住宅に住んでいた被災者がほぼ定住先の住居に移られたタイミングで、来年の消費税増税を迎えることになり、ダブルで需要の先食いをやりきった後の先行きの不透明感に苛まされている石巻の工務店さんたちが、一気に需要が冷え込むのが確実視されている来年以降の経営に対するヒントを求めて20年前に同じ状況を味わったであろう神戸の工務店の話を聞いて見たい、と言われた事がきっかけとなり、今回、私にセミナー講師としてお声がけを頂きました。石巻駅から会場へ移動するタクシーの車中から見えたのは全く人気のなくなった仮設住宅の残骸と田んぼの中に作られた新しく建った住宅が並ぶ団地群。解体を待つ仮設団地の寒々とした佇まいは昨日、平泉で感じた栄枯必衰の理に通じるものがあるような、復興需要で忙しかった工務店さん達の焦りの象徴のようにも感じました。

同じ立ち位置、同じ職業。

グラスウール断熱メーカーのワンワールド社、住宅性能は窓から考えるべきと訴えるYKK AP社、設備機器だけではなくHEMSを活用して家電も車も丸ごと省エネ化を行い、太陽光発電を搭載し、ゼロエネルギー化を果たして住宅をイニシャルコストではなく、ランニングコストとして考える事で、住まい手も、作り手もhappyになって環境にも優しい住宅提案のサポートを行うという三菱電機社の3社によるZEH(ネットゼロエネルギーハウス)の必要性と価値についてのプレゼンテーションが第一部。1時間に3社という忙しいプレゼンが終わった後、第2部の基調講演のスピーカーとして「高橋先生」と紹介されて登壇した私が、冒頭に申し上げたのは、「私は先生なんて柄じゃなく、皆様と同じ地域工務店の経営者で、しかもここにおられる誰よりも、学がなく、大した事ない人間です」という事で、「同じ立ち位置で日々悩み苦しみながら工務店の経営を行なっている」という事です。今現在も全く皆さんと同じ実業を、日々悪戦苦闘を繰り返しながら取り組んでいますと、正直に申し上げました。

東北人の洗礼。

冒頭の自己紹介で恥ずかしげもなく自己開示をした事で、アイスブレイクに成功してなかなかの共感を得たかのような印象を持ったので調子に乗って、私を知ってくれている人もいるのではないかと思い、「昨年新建ハウジングで昨年1年間に渡り私が連載していた記事を読んだことがある人!」と挙手をお願いした所、なんと一人も手が上がらないという悲しい結果になりました。ただ、講演を終えた後に挨拶にこられた工務店経営者さんは、「実は、連載毎月楽しみにしておりました」と言ってくれた方も数人おられて、「なんやねん!」と突っ込む場面も。あいかわらずの東北気質?の洗礼を今回も受けてしまいました。それでも講演の間中、ウンウンと頷いてくれる方が複数人おられ、(東北にしては)話しやすい雰囲気にしてもらえたのは感謝することしきりです。それにしても、12月に行うオープンセミナーは盛り上がるように参加型にしようとかと思っていましたが、少し内容を考え直したほうがいいかもしれません。。(笑)

マーケティング思考への転換

震災復興の先食い需要を食い尽くし、消費税増税でどん底に叩き落とされた建築業界で生き残った営業手法 〜外部環境に振り回されない工務店の「在り方」〜と割と凄いタイトルを冠された今回の講演で私が一番伝えたかったのは、これまで通りに普通に営業を続けていたら、時代の流れと共に普通に潰れて消えていくだけだ、という事で、集客の数に血眼になるのではなく、集客の質をあげることに本気にならなければ、「本物の時代」と言われる平成の次の時代には生き残っていけないと声を枯らして訴えました。(笑)
ちなみに、変化するべきなのは売上を支える集客の方法論であり、セールス思考からマーケティング思考へと転換して上っ面では無い本質的なサービス、ものづくり、設計、アフターメンテナンスを行うことで、真実の瞬間と言われる「この会社で良かった」という顧客から卓越した評価をもらえる行動とその選択を顧客接点にある全ての人ができるようになることにより顧客がリピート、もしくは紹介ができる絶対的な安心を提供することです。参考までにと紹介した私たちすみれの創業時からこれまでのビジネスモデル変遷の流れを整理するとこんな感じ。

0.0 大手ハウスメーカー等の下請け工事、接待受注
1.0 地域ミニコミ誌でプチ元請けリフォーム、低価格集客、受注
2.0   チラシ、イベントによる新築、リフォーム、レッドオーシャンガチンコ反響集客、受注
3.0   チラシ、イベント、ブログ、SNS、ポータルサイト等、メディアミックス認知集客、受注
4.0   マーケティング理論の実践、脱マスメディア販促、紹介・リピート集客、特命受注

質の高い集客>現場評価>現場意識改革>経営者感覚移植>学びの習慣

今回の石巻での講演もいつものように当たり前の原理原則論を声だかに叫び、建築業の評価は現場にしかない、現場という最大の顧客接点である職人や施工管理者に対する意識改革を通して、コミュニケーションスキルの向上、学びを実践する前向きで主体的な思考、そして目の前の顧客の笑顔、満足こそが未来の売り上げを作るのだというマーケティングマインドと経営者感覚を植え付けることが、激しい変化の晒され続ける建築業界で外部環境に振り回されることなく生き残る「地力」を蓄える道であり、お互いに信頼、尊敬、感謝の固い絆で結ばれた顧客を如何に増やして自社独自のマーケットを作り上げるかは、経営者が常日頃から概念を学び、実践で裏打ちする習慣を実務担当者と共有するかにかかっていると訴えました。特命受注>最高の現場評価>現場意識改革>経営者感覚移植>学びの習慣という一連の流れは理論的にはそんなに難しいものではく当たり前の理屈ですが、すぐに成果が現れない地道に過ぎる取り組みであり、実際に行動に移し、継続するのは一筋縄では行きません。この度のご縁を機に、東北、石巻の建築業界にマーケティング思考を持って、現場実務者と共に学び、実践に取り組む事業所が1社でも増えてくれればこんなに嬉しいことはありません。また、この度のご縁を下さった主催の東北電力、共催のYKKAP、三菱電機、ワンワールド、そして運営の南北社の皆様、本当にお世話になりました。心から感謝いたします。

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兵たちの夢のあと。聖地巡礼@平泉

平成30年10月15日 曇りのち晴れ

(まじで)オオカミが来た!

昨日の報道で安倍首相が来年10月からの消費税増税を可決された法案通り、来年の10月から消費税を10%に引き上げるのを既定路線として、前回、前々回の様に有識者を集めて検討をすることなく粛々と法案に則って施工する姿勢を表明した。とのことです。ロジカルに考えれば税収を増やすには消費税はあげるよりも、あげるよあげるよ詐欺?を定期的にやり続ける方が経済効果は高いに決まっているのですが、そんな子供じみた政策があるか!と(既にやって来たくせに有言不実行過ぎると恥ずかしくなったのかも知れませんが、笑)どうやら今度こそ本当に消費税は10%になる様です。現在の建築業界の好況の原因はあまり顕著ではないと言われつつも、絶対に消費税増税による需要の先食いなのは間違いなく、10%という衝撃の税率の余波を来年の秋以降、私たちは味合わなければならなくなります。来年一年後のこの季節は厳しい冬になりそうです。

東北へ。

奇しくも、明日は宮城県石巻市で東北電力主催、YKK AP共催の工務店向けセミナーがあり、私もそのイベントに登壇するために今日は前乗りで東北にきています。(※ちなみに、写真は聖地巡礼の江刺ふじわらの里と中尊寺です。)このイベント企画を任された会社が工務店向けにセミナーを開催するにあたり、興味がある内容についてアンケートをとったりヒアリングしたところ、「震災復興が落ち着いて、仕事が薄くなって来たのを感じる今、消費税が10%に増税されたら一体どうなるのか?」という不安を抱える方が多かったらしく、阪神大震災の3年後に消費税が3%から5%に上がった事例を思い出して阪神淡路大震災、消費税の荒波を潜り抜けて生き残った工務店から話を聞いて見たいとの要望に応える形でイベント企画のメディアの会社から私のところにオファーが来ました。丁度、仙台で研修講座を開講した頃で、あまりにいいタイミングに驚いて、誰かの紹介かと質してみればそうではなく、インターネットで検索していたら、私のこのブログが出て来て、この人でいいか、となった様です。笑

増税の荒波を切り抜ける方法。

今回の講演の段取りであれこれとそのメディアの方とやりとりをしていて、講演内容のレジュメを送った後に念押しの様にメールで送られて来たのは、「内容に付きまして、一つお願いがございます。震災後の増税という現状認識はあるものも、先行きの不安を抱えている故、阪神大震災後の増税後どのような状況で切り抜けていったかなどのご自身の経験踏まえお話頂戴頂けるとありがたいです。」という言葉で、私の話を石巻、東北の工務店の方々が聴いて、消費税増税の甚大な影響を躱す事ができるうまいやり方があれば是非!というのは主催する側の立場からすると非常によくわかります。しかし、私の経験則から言わせてもらうと、消費税に限らず、市場の購買意欲が冷え込んだら基本的に打つ手は無く、どうしようもありません。マーケットが温もりを取り戻すまでじっと我慢の子で待つしかないのが正直なところです。これまで通りの売り上げが上げれないのなら、遠方に出稼ぎに行こうが、下請け仕事をやろうが、とにかく厳しい季節が過ぎ去るのを耐えるしかないと思っていて、実際、私は1997年の消費税増税後、2年間に渡り奈良、京都、大阪を転々と出稼ぎに回っておりました。。

残念ながら、どーしようもない。

そんなご依頼に対する私の返信は、「震災後の増税の大きな影響の中でどう切り抜けたか?というご質問に対しては実のところ、どうしようもなく、倒産した工務店が数多くあったのが事実で、 私はその煽りで大工から起業することになりました。消えて行った工務店を数多くみた中で感じたことは、大手の下請けは外部変化に非常に弱い。チラシや広告に頼って新規を追いかけていては市場が冷えた時に全く反響がなくなるということで、脱下請け、脱マスメディアでの反響営業のストック型ビジネスモデルを作り上げなければ生き残れないということです。消費税増税の荒波を乗り切るのは、対処療法ではなく、日頃からの予防に努め、自社独自のマーケットを構築する地道な努力しかないと思っています。私が消費税増税後、マーケティング理論に沿った工務店経営を目指したのはこれまで、耐震偽装、悪徳リフォーム事件、リーマンショックなど繰り返し起こる外部環境の大きな変化に振り回されない経営体制を作りたいと思ったからであり、この度の石巻でもそんなお話をさせて頂ければと思っています。」と書いてお返ししました。

聖地巡礼。

今回、セミナーの開催時間の関係で仙台に前乗りしないといけないことになり、それならばついでに早めに来て以前から絶対に行こうと決めていた平泉と江刺にあるふじわらの里を訪れました。奥州藤原氏三代の栄華を偲ばせる平泉の中尊寺で奥の細道で有名で私が大好きな「不易流行」の概念を俳句を通して提唱された松尾芭蕉翁が詠んだ「夏草や 兵どもが 夢の跡」という歌碑に刻まれた句を見て改めて感じたのは儚い人の世の栄枯必衰の理であり、自ら討って出ることをせずに平和な楽土の建設を夢見て実際に山深い奥州に京を凌ぐとさえ言われた賑わいを見せた平泉の都市を作り上げた藤原清衡、秀衡、泰衡の三代の奥州藤原氏さえ、100年しかその繁栄は続かなかったのは、如何に人の世の持続継続した繁栄が難しいかを物語っています。

民だけが生き残った。

そして、江刺、平泉で感じたのは栄枯必衰の理と共に、それでも民は生き続けているという事実であり、統治者は変われども実体としての国が民を指すのであれば、実は栄枯盛衰というのは表面上のことであり、時代の劇的な変化に翻弄されようとも強かに生き続け、生き残っているのは統治するもの、覇権を目指す者ではなく、民衆であるということ。東北に伝わる英雄達の夢の跡、阿弖流為、伊治呰麻呂、藤原経清、安倍貞任、九戸政実、等々の各時代のトップリーダー達が策を練り、綿密かつ大胆な行動で時代を動かし、未来に希望を見出して来たにも関わらず結局、潰えてしまったのは、目指すべきは民の幸福な暮らしであり、それを目的としつつも、東北の覇者としての立場なり、中央政権に呑み込まれない自立権を守ることへの執着がどこかにあったのだと思います。それは決して悪いことではありませんが、絶対勝てない敵に攻めてこられた時に本当に強いのは国の実体としての民であり、その立ち位置に同化することこそ、生きながらえる唯一の方法論ではないか、なんて思いました。混迷を深める建築業界で自立循環型のビジネスモデルを構築するには、本当の意味で地域に埋没し、同化するべきであり、消費税増税の荒波を乗り越える策ではないかと思います。石巻の工務店の皆さんにそんな事が伝われば良いと思いつつ、平泉を後にしました。

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【宮城県石巻市での工務店セミナーに登壇します!】

【私たちが抱えている不安】

•消費増税による消費マインドの萎縮
•人口、所帯数減少、市場の縮小
•大手ハウスメーカー等による市場の寡占化
•急激な職人不足
•デジタル革命による集客の変容
•不明瞭なポスト平成時代の事業継続への不安

建築業界が抱える数々の問題点に果敢に立ち向かう姿勢と根本的な問題解決へのアプローチを考える上で重要な概念をお伝えします。

セミナーへのお問い合わせ、お申し込みはこちらから。

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義経

平成30年10月13日晴れ

お天道様の恵みに気づく季節。

秋らしい爽やかな日が続きます。だんだんと朝夕が涼しいくなり、と言うより寒いに近づいてきて、季節の移ろいを肌で感じるようになりました。我が家のアイドル猫のニャロは(私のベッドでは無いですが)布団に潜り込んで眠るようになり、朝起き出してくると朝日が当たる窓際の陽の当たる場所を陣取って毛づくろい。そんなに寒いかー、とツッコミを入れておきましたが、寒くなるほどお天道様のありがたさを見に染みて感じるものです、そんな季節になってきました。

出張前の分刻みのスケジュール。

今日は朝から築50年ほど経つ和風住宅のエクステリア工事のご提案に行って、他社さんが提案されたピカピカのカーポートを設置する提案から(地味な)鉄平石と洗い出し土間と孟宗竹の生垣を作る和風の駐車場の新設の提案を持っていて、住宅、暮らし方に沿った佇まいのあるエクステリアの案に大筋の合意をいただいけるという幸先の良いスタートから、新築の打ち合わせ、RC造のリノベーションの打ち合わせ、マーケティング部のミーティング、夜も店舗グループと工務部リーダーによるミーティングと来週からも出張が続く事もあり、パンパンに予定が詰まっておりましたが、精力的に建築実務に勤しみました。忙しいのは本当にありがたいことです。

心の汚れを洗い流す時間

そんな慌ただしい日常を送り、やもすれば仕事漬けの毎日になりがちな日々の暮らしの中で心を落ち着かせ、心の疲れをリセットする時間と言えばやはり毎晩の読書の習慣です。ここ数年はすっかり「為になるビジネス書」の類を読むのはやめて、もっぱら小説ばかりを読み進めておりまして、特に高橋克彦さんの陸奥を舞台にした歴史小説にどっぷりとつかり込んでおりましたが、最近はまた昔から大ファンである司馬遼太郎の「義経」をはじめとして幅広いジャンルの読書を楽しんでいます。「義経」は日本人なら誰もが知っているであろう源義経の英雄伝説と、兄である源頼朝に追われ、非業の最期を遂げた物語で、栄華を極めた平家の栄光必衰の理を表した平家物語と共にその名はあまりにも有名ですが、英雄の一生を事細かに書く司馬遼太郎で復習して見ました。

木を見て森を知る。

源義経が平家を打ち滅ぼした戦歴の発端となった一ノ谷の合戦場は神戸にあり、ちなみに須磨寺には(司馬遼太郎曰く)日本で初めて騎馬による奇襲戦法と言う戦略を用いて大きな勝利を収めた様が詳しく展示されています。私にすれば、現在のランニングコースでもある地元の須磨の海岸が日本の歴史を大きく転換させた場所と言うこともあり、以前から非常に興味を持っておりましたが、おおまかな知識だけで稀代の英雄である源義経の生涯について、それ程詳しくは知りませんでした。少し前に高橋克彦さんの「風の陣」を読んで奥州藤原氏と源義経との深い関係を知り、再び興味をそそられてこの度、司馬遼太郎の小説を手に取ってみた次第です。まるで数珠つなぎのように興味の対象が広がって、これまで大まかにしか知らなかった歴史を事細やかに知ることで、現代に脈々とつながる奈良時代から近代までの歴史の流れを俯瞰して見れるようになるのは非常に面白く勉強になることも少なくありません。

結果ではなく原因を知る。

小説「義経」については、父である源義朝が平家に敗れ、罪人の子となり鞍馬山に押し込まれ、不遇の少年期を過ごした後、奥州に身を寄せて陸奥の王として君臨していた藤原秀衡に息子のように愛されながら鍛錬し、源頼朝の挙兵とともに奥州を飛び出して鎌倉軍に参戦し、鎌倉に居座る頼朝に代わって京に上って木曽義仲を討ち取り、そのまま平家に向かって軍を進めて一ノ谷の合戦を皮切りに平家に対して連戦連勝の日本の有史始まって以来の武将として大きな戦績を上げて一躍時の人となるも、兄である頼朝に疎んじられ最後は奥州平泉に戻って自害する。と言うおおまか誰もが知っているストーリーのままですが、なぜそのような数奇な運命を辿ることになったかを司馬遼太郎はいつもの調子で義経の人となりや心のひだの機微を表現しており、(あくまで小説ですが)歴史に名を残した源義経の人生の詳細を知ることになりました。学校の歴史の授業では大きな戦功を挙げた義経がなぜ頼朝に討たれなければならなかったかまで教わっていなかった様に思います。

戦いの歴史を俯瞰する。

日本の歴史上初めて騎馬隊による奇襲の策を立て、それを実行し、圧倒的な勢力を誇っていた平家を滅亡に追いやった源義経は、それまでの武将と全く違う思考回路を持っていたと小説には書かれていましたが、義経が身を寄せていた陸奥、奥州では源氏の中興の祖である八幡太郎義家よりも遥か前の坂上田村麻呂が初めての征夷大将軍に任命された時代から騎馬隊による戦略を立てて朝廷からの侵略?を繰り返し追い返していたと高橋克彦の「火怨」を読むと書かれています。義経が一ノ谷の合戦で使った奇襲が圧倒的な栄華を誇っていた平家を打ち破って鎌倉幕府を生み、その後、戦国時代になってからは、義経の戦略を学んだ織田信長が桶狭間の戦いで上洛を目指していた大軍の今川軍を打ち破って天下統一を果たす糸口にしたことを考えれば、日本の歴史に大きな影響を与えたのは、蝦夷と言われ、中央政権と隔絶した文化圏を持っており、優れた馬の産地であった東北地方にその源流を見いだすことができるのではないかと思った次第です。

ありが巨像を倒す方法を知る。

陸奥の国の阿弖流為、源義経、そして織田信長と歴史と時代を大きく変えた英傑たちが私たちに残してくれたものは、圧倒的に力で劣っている弱者でも策を立て敵が考えもしないことを行えば到底叶う事がない様な強大な敵をも倒すことができる。と言う弱者にとっては非常に大きな勇気をもらえる示唆ではないかと思います。繰り返し、様々な偉業を成し遂げた先達の物語を読み、その人生を疑似体験もしくは間接体験することによって脆弱にすぎるスモールビジネスに取り組む自分たちの考え方を変え、策を巡らし、深く読み切った思考に沿った行動を行うことで勝てるわけがない強大な敵に立ち向かえるのではないかと妄想を膨らましてしまいます。歴史小説を読むと言うのは、空想の世界に遊ぶだけでなく、英雄達の人生を間接体験すること自分のセルフイメージを上げる、もしくは書き換えることにつながると思っていて、このセルフイメージの書き換えこそが「俺はもっとできる」「俺はこんなもんじゃない」とモチベーションを高め行動に移す原動力になると実体験を通して感じています。これから、ちょうどいい季節、秋の夜長にセルフイメージの書き換えに精を出したいと思います。(笑)

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