バケツの法則と今朝の自己欺瞞。(涙)

6月10日曇り時々雨

梅雨本番。

日本列島はとうとう東北まで梅雨入りしたとの事。今日も神戸は朝から雨が降ったりやんだりの梅雨らしい天気が続いています。雨は天からの恵み、とはいえ、建築会社には雨天はなかなか悩ましいもので、すみれでも現在進行中の外装リフォームの工事現場がいくつかあり、担当者は苦心している様です。現場の段取りはなかなか難しいとは思いますが、天気と相談しながらなんとか工期を守れるように進めてもらいたいと思います。

MS(モーニングセミナー)

火曜日の朝はいつもの朝活、今朝も早くから自宅を飛び出して神戸市倫理法人会のモーニングセミナーへと参加、背筋を伸ばして原理原則の唱和と非常に勉強になる講話を聴かせて頂きました。今朝のMS登壇者は元衆議院議員で、現在海外との人材や文化の交流事業をを行われている熊田篤嗣氏で、「外国人人材採用から見えてきた日本が置かれた現状」と題された講話では、改めて日本の人口減少、少子化、働き手不足の現実と、その対策の1つである外国人労働者受け入れとの向き合い方についてお話をいただきました。

心に残った言葉。

すみれでも外国人実習生は長きにわたり受入をしておりましたが、3年ほど前から止めて日本人の若者を育てる事にシフトしました。実際に非常に優秀な実習生に来てもらい、素晴らしい制度だと思ってていた時もありましたが、反面、問題も散見され持続時、発展的な制度ではないといったジレンマも実感として感じており、ここではあえて言及を控えますが、今日の熊田氏の講話の中で印象に残ったのは、外国人実習生の事業のことではなく、「自分の想いで突き進んでいても事業は思うように進まなかったが、周りの要望に応えるようになるといろんなご縁をいただけるようになって、現在はとても忙しくしています。」という言葉です。

バケツの法則

奇しくも、今朝のモーニングセミナーの冒頭で「万人幸福の栞」の17か条の内で読み上げたのは「尊己及人」(己を尊び人に及ぼす)と言うお題目で、自分を大事にするとは究極、人に尽くすことであると言う教えです。もう1つ水曜日に参加している朝活、BNIの理念であるリバーズゲイン(与えるものこそ与えられる)と同じような意味合いで、結局バケツの法則で言われるように水を手前に引き寄せるようにしたら出ていくし、向こうに押しやろうしようとすれば手前に寄ってくる、非常にシンプルで単純明快ですが人生もビジネスもうまくいく様になる1つの真理なのかもしれません。

目標達成のための基礎体力

とは言え、私たちは日々様々な問題を抱えており、しかもその解決は決して単純ではなくいろんなことが複雑怪奇に絡み合って根本的な解決が容易にできる訳ではありません。真理とはそんな複雑に絡まった糸を解く一筋の光のように見えるもので、非常にシンプルに進むべき道を示してくれます。しかし、それを実践に落とし込み問題解決を図ろうとするとなかなか思うように進まないのが実際のところ。倫理法人会のモーニングセミナーに毎週の様に朝起きして行って思うのは、根本的な問題解決には長期的かつ絶えることのない鍛錬を積み重ねた結果得られる、基礎体力のようなものが必要で、それこそが倫理観ではないかと思うのです。

正しい事をすることの難しさ。

今日のモーニングセミナーの中で、カンボジアが国民の平均年齢が非常に低い若い人が多い国で、特に私たちより年上の知識人、文化人がポル・ポト政権により大量虐殺されていなくなってしまった過去の影響で、倫理観と言う面においては成熟していない。と言うようなお話がありましたが、日本人の倫理観のいかほどかと考えたとき(もちろん私も含めて)、それもそれで大したことないように思います。古の頃からの人類の永遠のテーマなのかもしれませんが、正しい倫理観を持ち、実際の行動に移すと言うのは非常に厳しいもので、実際、私は今朝も少し時間に遅れそうになり急いでいただけで駐車場の出口から近いところに車を駐車してしまいました。後から来られる方が身体が不自由かも、ご高齢かも知れないのにお構いなしで、自分だけ良ければいいと言う考えにハマってしまっており、密かに反省した次第です。

北極星の如き遠き目標。

私としては日々、当たり前のことを当たり前にしようと心掛けているつもりですし、自分が良かれと思うことをその通りに行う。という在り方に留意しているつもりです。が、朝っぱらのしかも倫理を学びに行く途中でこの有様では何をやってる事かと、我ながら情けなくなります。十年以上書き続けているこのブログでもその自己欺瞞についての反省を繰り返して来ているにも関わらず、です。「当たり前のことを当たり前にすることこそが難しい。」簡単な言葉ではありますが、それはまず、自分自身の倫理観を高めるところからスタートすべきで、自分の中の悪しき習慣、横着な気持ち、自分を裏切る不誠実に向き合うことだったりと、いわば苦しい事ばかり。しかし、在り方を正すことがマーケティング構築の第一歩、遠い空の北極星を目指すが如く、地道に進んで行きたいと思います。

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祝辞。@マーケティングは愛だ!

平成30年6月12日曇り時々雨

鹿児島も神戸も雨。

朝のフライトで雨のパラつく鹿児島から帰神。九州も関西も梅雨入りと言うことで雨が降ったりやんだりの1日でした。昨日は研修を終えて半年になる第4期職人起業塾@鹿児島の卒塾生の小島くんの結婚式にご招待いただき、朝から鹿児島に飛んで、おめでたい席に参列させていただきました。同じ研修で学んだ塾生さん達も数名、お祝いに駆けつけ、披露宴の席はちょっとしたよくあるパターンのプチ同窓会の様相を呈したりして、久し振りに会う塾生たちに(笑いながらも)厳しいツッコミを入れるなど、おめでたくも楽しい時間を過ごさせていただきました。(笑)

マーケティングの研修で結婚を決意?!

新郎の小島くん曰く「今回の結婚をする大きなきっかけは鹿児島で私が行っていた研修に参加したことだった。」とのことで、私としてはこの上ない嬉しさを感じる研修に対するフィードバックを頂いて、送られてきた招待状に1も2もなく出席させて頂きます!と書き込んで返信した次第です。私が研修の講座で伝えているのはマーケティングを切り口にした建設現場の実践型マネジメント論であり、プライベートに関わるような話は基本的には全くしておりません。しかし、その研修の根底にあるのは原理原則に基づいた人としてのあり方を見つめ直し、それを正すことから顧客をはじめ、周りの人からの信頼を得られるようになり、結果、自分の影響力を広げて売り上げや利益といったビジネスチャンスにつながっていくと言うもので、結局は自分自身、個人の生き方をも強く問いかける様にになっています。そこで感じるものがあったという事の様です。

クライアントには恋人と同じ様に接せよ。

この研修の中での非常に重要なコンセプトの1つに、「卓越の戦略」を構築し、実践するということがあります。「卓越の戦略」とは全米ナンバーワン・マーケターと言われるジェイ・エイブラハム氏が提唱した概念で、世界中の多くの企業がこの概念に従って商品やサービスの開発を行い、類まれな、それこそ卓越した大きな成果を上げておられます。その中に、「惚れ込むのは自社の商品サービスではなくクライアント」と言う一文があり、ジェイ・エイブラハム氏はクライアントを恋人のように愛し、接せよと語られています。研修の中で紹介している卓越の戦はこちら、

ジェイ・エイブラハム卓越の戦略

  • あなたから何か買う人は、単なる「顧客」ではなく、あなたの保護下にある「クライアント」と考えるべきである。
  • クライアントの生活をより良いものにする、という高次の目的のためだけに、ビジネスに取り組む。
  • 惚れ込むべき対象は、自分の商品ではなく、クライアント。
  • クライアントが言葉に出来ない想い、ニーズ、課題を明確に表現し、それを満たすリーダーとなる。
  • あなたやあなたの会社、商品、サービスがなかったとすれば、クライアントにとって損になる程のレベルで商売をする。
  • あなたとクライアントの双方が、信頼、誠実、尊敬の対象となるような精神的な「きずな」を構築する。

愛とビジネスの関係性。

研修の中のワークで「愛する人に対して行ったことは何ですか?」という問いかけがあるのですが、愛する人に対する行動は、自分の損得ではなく相手を思う気持ちから発せられ、当然の様に相手の気持ちをつかみ、かけがえのない存在として認めてもらうようになります。それこそが卓越した人間関係を構築する方法論の根本に位置し、クライアントに対して恋人と同じ様な態度を(色っぽい意味ではなく)実践できれば、「一生あなたに頼みたい」とクライアントに言ってもらえる絶対的な信頼関係を結んだ生涯顧客となってもらえ、ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を引き受けてその蓄積が持続性のあるビジネスへの転換ができるというのがその理論です。

マーケティングは愛だ!

今回結婚式に招いてくれた小島くんは、そんな私のどストライクな?研修を受けて人間関係の根本には「愛」があるべきだと言うことに改めて気づき、そして脳裏に浮かんだのは当時彼女だったエミさんのことだったとのことで、一生彼女を守り、2人で幸せな家庭を築こうと決意されたとのこと。研修の最終日の打ち上げで、私が繰り返し言っていた「マーケティングは愛だ!の言葉を聞いて結婚を決意しました」と言われたのには正直ずいぶん驚きましたが、同時に凍っていた心を溶かしたかの様な爽やかで決意に満ちた笑顔を見せられて、涙が出るほど嬉しかったというのが正直なところです。

主賓スピーチ

そんな経緯もあり、今回の結婚式では私に主賓として来てもらいたいと言う申し出を頂きましたが、会社から派遣されていた研修での講師と塾生の関係と言うこともあり一応、祝辞を述べるぐらいはやりますが、会社の関係者もおられるだろうし、主賓と言うのはいささか荷が重いと固辞しました。しかし、いざ披露宴会場に行ってみると私に与えられた役割はやっぱり冒頭の乾杯前の祝辞で、普通に主賓扱いとなっておりました。この冒頭のスピーチがあまり長いと大いに嫌がられるのは私も自分自身の経験で重々知っており、鹿児島への道すがら考えていた内容を随分と割愛して短い目の挨拶とさせて頂きました。もうちょっと伝えたいこともあったので、ここで改めてお二人の門出を祝しつつ、(披露宴が盛り上がりでしてから喋るつもりの)8分間の予定だったその下書き(音声入力ですが)の原文を載せておきたいと思います。(笑)

祝辞

ただいまご紹介に預かりました高橋剛志と申します。
〜中略〜
また本日はこの様な素晴らしい、おめでたい席にお招き頂きありがとうございます。

私は神戸と台湾で工務店を営みながら、北は仙台から南はここ鹿児島まで全国5カ所で建築実務者向けの研修事業を行っており、小島くんはその塾生として参加されたのを機に塾長、塾生というご縁をいただきました。その研修事業の中で儲けるとは、読んで字のごとく信じられるものと書くと解きながら、周りの誰もから信じられるように自分のあり方を正すことだとを伝えております。そんな私の提言を小島くんは真摯に受け止められ、日々の業務の中でお客様や関連各社の人々から信頼を得られるようにと粉骨砕身の努力を続けておられ、卒塾の際に掲げられた目標を半年で達成する大きな成果も挙げられたりとお仕事でも大いに活躍されているとのことです。

「あり方を正す」とは、問題が起これば先ずは自分自身を省みて、目先の損得にとらわれず相手のことを思いやり、まず与えることから考えるべきという姿勢で、常日頃から己の責任を引き受け、全うすることに執着する事で自然と人もそれに伴ってお金も集まってくると繰り返し説いており、そんな研修を受けた最後の卒塾の日にに小島くんから人生の責任を迎え入れ結婚を決意すると聞いた時は本当に驚きましたが、小島くんの真面目で真摯な人柄の賜物だと思っております。奥様は安心してこれから築いていく家庭を幸せなものにしてくれることを期待されて良いと思います。

最後に、少しだけアドバイスめいた事をお伝えしておきたいと思います。実は、小島くんと私の共通の趣味でもあるのですが、歴史小説が非常に好きでよく本を読みます。特に幕末、明治維新の時代のものを好んで読み、当時の幕末の志士達の活躍に想いを馳せたりしております。その激動の時代の日本を担い支えていたのは間違いなくここ薩摩と長州であり、そしてこの2つの国には大きな共通点があると思っております。それは大河ドラマの主人公に女性の物語が取り上げられたことで顕著となりましたが島津では篤姫、長州では花燃ゆの主人公だった松陰先生の妹で久坂玄瑞の妻だった文ですね。女性も大したものだという事です。

激動の日本を変え、支えてきた背景には大きな内助の功と、奥方を大事に敬い、助言を聞き入れる風土があったのではないかと思うのです。先週、萩の松下村塾に行ってきました。その松陰先生のお墓の近くにある東光寺に毛利家の廟があり、そこには代々の毛利藩主の墓が祀られてあるのですが、日本で唯一、お殿様と奥方様の墓が同じ大きさで建てられておりました。男女平等などイマドキ当然ではありますが、江戸時代前からの慣習と聞いて衝撃を受けた次第です。小島くんとエミさんには常に対等の立場として相手を敬い、事あるごとに歴史小説の武将がよく口にする「その責は我にこそあり、」と自らを省みる事を忘れずにいて貰いたいと思います。

ちなみに、私は結婚してソロソロ20年になろうかとなりますが、我が家は夫婦同格ではなく、妻の方が随分と強くしっかりとしておりまして、日々教えを請うておる様な状態です。私達の様なのも善し悪しとは思いますが、とにかく笑顔溢れる幸せな家庭を築き、素晴らしい人生を共に歩んで頂ければと存じます。以上でお祝いの言葉に返させて頂きます。小島くん、絵美さん、末永くお幸せにお過ごしください。本日は本当におめでとうございます。

存在価値の確認の場。

兎にも角にも、私のような大工上がりの片田舎の工務店経営者が我流で始めた研修で熱く語る言葉を聞いて、自分の人生を前向きに捉えて、周りの人を幸せにしようと決意を固めて生きていこうとする人が出てきて、その人生の転機に何らかのきっかけをお渡しできる事が出来るなんて本当に嬉しいこと。というよりも、今まで自分が悩み苦しみ、そこからの脱出を試みて学び続けてきた事、実践で裏打ちしてきたことがそんな風に人様のお役に立てるなんて俄かには信じ難い事だったりします。そんな私の言葉を真摯に熱く受け取ってくれる塾生さんや研修に送り込んでくれる経営者さんが全国各地におられることこそ、私の存在価値を確認できる場であり、そんな方々に本当に心から感謝するばかりです。この度は本当に素晴らしい経験をさせてもらうことができました。小島くん本当にありがとう、砂漠の中で見つけた美しい1輪の花、エミさんとともに素晴らしい人生を送ってください。いつまでも今日の気持ちを忘れずに、お幸せに。

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飛耳長目。

平成30年6月9日 晴れ

オレのドコデモドア。

昨夜、横浜の店舗改装工事現場で工事完了の確認をして、クライアントに引き渡した後、「他に何か気がかりなことはありませんか?」と訊いてみると、「最近独立した社員に譲渡した静岡のお店の不具合を直して欲しい」と思いがけない回答をもらい、承知しました!とそのまま新幹線に飛び乗って静岡で下車、遅い夕食がてらお店の不具合を伺いました。夜中ホテルにチェックインして一息ついた際、そういえば、「今朝は周南市で朝目を覚ましたなー」と、徳山→神戸→横浜→静岡を1日で移動したのを振り返り、松陰先生が何年もかけて日本全国を旅して回ったのに比してなんて便利な世の中になったものかと改めて文明の利器の恩恵に与っている事をシミジミと感じました。少し大げさですが、ドコデモドアを持っているような気分です。(笑)

怒涛の出張週間。

ちなみに、今日は神戸に戻って工務部リーダーとの会議や協力業者さんとのプロジェクト会議の打ち合わせを行いますが、また明日からは鹿児島へ向かいます(笑)。普段から出張が多く、事業所にいることが少ない私ではありますが、それにしても、今週は随分とあちこち飛び回りました。今週の日曜日からこの一週間を振り返ってみると、台北→台中→神戸→福岡→古賀→萩→周南→神戸→横浜→静岡→神戸→鹿児島と移動距離ハンパないだけではなく、毎晩各地の方々と(夜中まで)酒を酌み交わし、熱く語り、早朝に起き出して移動と寝る間を惜しんで精力的にに動き回りました。もうあまり若くないし、いつまでもこんな暮らしが出来るとは思いませんが、出張先でも毎朝の筋トレやランニングの習慣を守り、いまは何とか状態を管理できています。

飛耳長目

そんな怒涛の出張週間を過ごしながら、ふと思い出したのは松陰先生が松下村塾で塾生達に非常に重要なことだと言って繰り返し説いたとされる「飛耳長目」という言葉です。元の出典は古代中国の思想書であり、「倉廩満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る。」や、このブログでも毎年年頭に紹介している「一年之計。莫如樹穀。十年之計。莫如樹木。終身之計。莫如樹人。一樹一穫者穀也。一樹十穫者木也。一樹百穫者人也。我苟種之。如神用之。舉事如神。唯王之門。」という詩で有名な管子によるもので、幅広い、遠くの世界からの情報収集の大切さと、広い視野を俯瞰して物事を判断することの重要性を訴え、塾生達は松下村塾に置かれていた「飛耳長目」というノートに様々な情報を書き込み、共有していたと言います。

一曰長目,二曰飛耳,三曰樹明;明知千里之外,隱微之中,曰動姦,姦動則變更矣。

「行動」というリアリティー

松陰先生自身、当時、新幹線や飛行機のない日本において、萩の片田舎を飛び出して京や江戸はおろか、東北から鹿児島まで自分自身の目でも見て、耳で聴いて、立派な人物が有ると聞けば教えを乞いに足を運び、外国からの脅威を自分自身で確かめて対策を考えて、日本はどう有るべきか、どのようにすべきかを考えたと言います。30歳の若さで亡くなったにも拘らず、多くの人々から尊敬を集め、国を憂う若者たちが心酔した源は書物を読み、見識を深めただけではなく、自分自身で実際に行動し、現場を見て見聞を広め、自分自身の頭で考えて思想を形作ったからではないかと思っています。机上の空論を語る学者とは言葉の重さ、厳しさ、真実味が圧倒的に違ったのではないでしょうか。

概念を行動で裏打ちする。

私の場合も、先週からの台湾滞在の半分はワークショップを含めた研修への参加であり、スピーカーとして向かった九州、山口でのセミナー開催は有る意味アウトプットすること、そのフィードバックを聴かせてもらうことで大きな学びとなっています。そんなことを考えると、本業で有る建築実務以外での出張が半分を占めており、正直、もう少し事業所に腰を落ち着け、じっくりともっと丁寧な仕事をしたいと思う気持ちはありますが、圧倒的な量の情報が氾濫する今の時代、ネットだけのあやふやな情報だけではない、リアルな情報や体験を集積することの重要性を感じており、寝る時間を削ってでも現場に行き、机上ではない知見を積み重ねたいと思っています。また、移動時間を利用して毎日書き綴っているこのブログを松下村塾にあったノートのような位置付けで、自分自身に向けた備忘録は当然ですが、訪問、購読頂いている方との情報共有の場としたいとも考えており、松下村塾に置いてあったとされるノート「飛耳長目」のようになればこんなに嬉しいことはありません。生きた情報を届けることが出来るように精進いたします。(笑)

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「不好吃,免錢」という強烈すぎるコンセプト。

6月6日雨のち曇り

台湾から博多へ。

昨日の夕方、Peachの便で台湾から帰国して来ましたが、土砂降りの中、自宅に辿り着いたのは相変わらずの夜中。いつもの事ですが、なかなか私の都合どおりに飛んでくれる飛行機が無く、海外出張から帰って来て夜中になるのはなかなかタフで正直堪えます。そして今日は水曜日、朝活の日と言う事で、やっぱり夜明けと同時に朝起きして朝のビジネスミーティングに参加すべく自宅を飛び出しました。昼からは九州、博多へと移動して9月からスタートする職人起業塾の研修の説明会を兼ねたオープンセミナーとハードな日々が続きます。。

多謝!

昨日のフライトが夕方だった事もあり、昼過ぎに台中を出るまでは、クライアント先の皆さんにお付き合い頂き、私がまだ知らない台中の案内をして頂きました。いつも仕事で訪台してもドタバタするばかりでロクに観光などしたことが無い私は台中にも何度も訪れているのに知らない事だらけ、皆様のおかげで非常にいい体験をさせてもらう事ができました。お仕事を頂いた上に何から何までおもてなしを頂いて本当に恐縮するばかり、感謝の伝えようもありません。H社長をはじめ、皆様お忙しい中お付き合い頂きましてありがとうございました。

台中建物探訪記

今回ご案内頂いたのは、私が以前から中に入ってみたいと思っていたオペラハウス(台中国家歌劇院)で日本の建築家、伊東豊雄氏の設計による先進的なデザインの洞窟の様な建物で、これまでも外観は何度か見ていますが、ゆっくり時間をとって中に入ったことはなく、外から見てランダムに付いている様に見える丸窓が内観から見たらその配置の意図が汲めるのか?と言う疑問があったのが行って見たかった理由です。外観も優雅な曲線で形作られていましたが中に入ると何一つ直線の部位が無いと言っても過言では無いくらい曲面だらけでつい、作り手の立場に立って「こりゃ作るの大変やったろうなー」と老婆心ながら考えてしまいました。(笑)
ただ、R面は多分、左官仕上げで整形しているはずですが、もう少し滑らかにできなかったのかと、ここは一度植田親方に見てもらいたいと思った次第。間接照明を使いまくっている分、丸い壁面の影が不陸を浮き立たせて少し残念な感じに映りました。

不好吃,免錢

オペラハウスを後にしてランチは龜鶏なる台湾の名物料理のお店に案内して頂き、大きな甕の中で丸焼きにした鶏料理に舌鼓を打ち、台湾風情を満喫させて頂きました。そんなありがたい1日を過ごさせて頂きましたが、中でも非常に面白かったと言うか、興味深かったのは前日の夜にこんな店があると聞いて是非行ってみたい!と盛り上がり、朝食というかブランチにお連れ頂いた「不好吃,免錢」の店。日本語に直すと「美味しくなければ、お金はいらない」の店となりますが、それが店名のようにふつーに使われているのはちょっとした衝撃で、マーケティングの世界でリスクリバーサルの代表的な手法として使われる返金保証を店の看板(というか既に店名!)にしているのには驚きました。

名は体を表す。

不味ければお金はいらないというからには当然、味には絶対の自信があるのでしょうが、「不好吃,免錢の店に行こうよ」という客の方も美味しい店というのが共通認識になっていて、凄いブランド戦略だと思った次第で、実際、不味かったから金返せ!という人はいないとのことですが、こんな思い切った看板をあげる、またそれを常用句として一般的に認知されて使われているのには本当にびっくりです。で、実際にその素麺の煮込み料理を食してみると確かに美味しくて、なるほどと納得し、看板に偽りなし、強烈なコンセプトは伊達じゃねーなとすっかり得心しました。名は体を表すと言いますが、強烈なコンセプトを前面に押し出すことで、そのコンセプトに恥じないサービスや商品を提供するコミットメントを行うのと同じ意味になるのは万国共通であり、このシンプルかつ本質的なコンセプトを私たちも大いに参考にさせて頂きたいと思いました。今回の台湾行の締めにふさわしい素晴らしい学び、ありがとうございました。多謝!

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X設計學校台灣舞台②(中文)

X設計學校台灣舞台第2天。

去台中。

第四天在台北逗留。在今天問顧問的會計師事務所會後,就躍升到移動台中的子彈頭列車,在過去的這個恆泰任務的三只眼睛,在客戶端目的地的重要信息和設計合同的解釋我希望。

昨天我參加了台灣舞台海外培訓的第二天,志願者志願者在前天繼續在X設計學校聚會。教授和服務設計的學生科技的第1天台灣大學,通過設計思維的努力表現,也受到日本和商業模式公司台灣分公司與我們台灣的UX設計的講師提供講座和會議場所演示,並參與成員的閃電談話,車間是,今天的輸入中心的學習時間來研究簡介調查後進行定性和現場工作了台灣和日本的混合團隊我市實際它已經完成了,不僅是輸入,而且通過輸出,它被支持了這個概念,並且它成為了修復學習的一天。與在日本國內外的大型公司中活躍的用戶體驗設計師和研究人員一起參加的研討會是今天研討會中所使用的高層次,理論,概念和客戶旅程地圖在實踐中,讓我們覺得在實踐中使用框架等的WS製作人是一個扯淡的帽子。我很感激我能夠獲得難得的機遇。非常感謝你的團隊成員。

儀式設計(Rituai Design)林承毅教授

雖然實際的培訓是今天的中心,當然,最新的理念,及時聽取了講座學習理論現在被提供,在早上的儀式設計從林老師林承毅教授主辦的台方(Rituai設計)中,我聽到了很多有趣的單詞,因為我聽不到(我在學習方面還不夠)!他是心理學的一個人,從已參與了天然藥物的醫療領域,撫摸被放置在診所的能量石和心靈安定下來的經驗,考慮到這種要求的效果降低,服務上和心理上的應該給予很好的效果,這樣的情況也出現實際效果由沒有被科學地闡明了“樂趣”和用戶,“快樂”,旨在打造一個“幸福的感覺”或者是不是一個有通往UX,用的東西,他也是日本的溝通,是服務的最終形式,日本是“好客”世界級的形式美感,通過昇華作為日本的精神或不低於甚至導致茶道還表示,傳統文化的代表,並已提出它作為儀式設計(Rituai設計)的新服務的設計理念。

禮儀設計(Rituai Design)和LTV

聽了林承毅先生的演講,的確,“服務設計的原因,UXD呼籲感覺”很同情是從引進,設計出暫時滿足消費者的服務和產品這是非常困難的,提供的很長一段時間使用費繼續這樣並不難,但客戶的滿意是,利潤在裡面承擔了LTV(生命週期價值)的未來是軸在創造終身客戶的營銷基地在我倡導創建的培訓項目的大主題中提到了這一點。為客戶提供長期的服務,就必須提供一個值,不隨時間而變得過時,也不需要被加上更多的客戶,他說的是“生產它,需要經過有必要弄清慾望的本質。“說一件事,一個概念,它注意到,可以以誠實驚喜一起承諾給客戶的關係放在一起,這是”阿甘正傳“,我隱約覺得到現在為止makething我學會了這樣一種觀點,即點和點清楚地聯繫了UX和UX之間的關係。持續的快樂需要強烈令人難忘的符號,你可以得到思考儀式服務的暗示,如臨床權力石和茶道,繼續使用它像一個宗教符號和標誌,儀式更容易識別,人們首先喜歡文化流的儀式。這個總結非常出色,是一次精彩的演講。

NEXT Sarvice設計山崎和彥教授

是,現場工作和在那裡顯示,在當天體混合隊獲得今天是林的講課後主要內容的研討會在現場客戶的旅程地圖。這也是目前研究得多,而是因為這裡有可能成為太長寫,追溯想總結在明天的博客。今天是響應聽課學習的回憶,其實,收緊大師HCD網絡就聽見從外地工作回來,在由山崎和彥老師題為“的設計思想和設計機構”講座我想保留它。作為最低要求的知識,以在考慮服務的設計,在引進必讀中心的未來,而交織以及實際業務的情況下被合併,我們取悅和挑逗明確的概念。首先,無論是外殼設計從IBM(設計思維)思維是如何成為世界標準,或範式轉變的結果正在給世界怎樣巨大的影響。從前面的鞦韆上,下一個設計是必不可少的深度採訪時表示,考慮到了文化的角度來講,也是時候開始是一個定性調查,表明態度,以抑制我最喜愛的原則。

Sanpouyoshi設計

與八年前在山崎先生的書中編寫的與洗衣機結合的衣櫃的一個例子實際上已經商業化並出售,並且稱為“與所有人共同培育蔬菜的世界”的範式轉變 在設計充分利用案例的設備的情況下,將提供服務的數據和使用情況直接提供給最終用戶並將其用於下一業務的Iot的設計基於四個因素並且輸出 指示很重要,並且再次表明需要全面設計所有服務,產品,軟件和數據。 這個街區已經是一種普遍認可的感覺(除了做完之外),但是看到“Sanpouyoshi設計”這個概念在未來應該遵循的願景是令人震驚的 它是。

意識到“沒問題”的問題!

這是我們賴以生存和麵對社會關係,創造可持續業務或在未來轉變的關鍵詞,我們面臨著革命性的重大變革3因為我覺得這是內在的,普遍的,根據原則原則,

  • 文化
  • 技術
  • 社會

從而能夠同時保持到護理研究成熟,並有助於三個因素,它是由你Tokushin多,這讓我們的使命,巴吞魯良好的世界給下一代比現在。據我帶著營銷理論切成三路好通過培訓業務實現世界的目標,但我們現在也說,整個建築從業者的國家熱,做聽山崎老師的演講到這裡來我被用戶體驗設計所吸引(充滿了誤解和感受),我覺得學習的必要性的原因變得很清楚。這是一個令人震驚的學習,因為我從來沒有想過參加台灣的研討會並獲得這樣的基本意識。回到日本後,山崎教授,我想仔細看看這個故事,我已經要求了。 (笑)

無論如何,我只是感謝你有一個很好的機會。 Asano教授,Yamazaki教授和Sato教授,他是一位多年前已經吃了50歲的學生,我想繼續努力!

Xデザイン学校台湾ステージ 〜その② 〜

平成30年6月4日 晴れ

Xデザイン学校台湾ステージ 2日目。

台中へ。

台北滞在4日目。今日は顧問をお願いしている会計士事務所での打ち合わせの後、新幹線に飛び乗って台中へと移動、今回の訪台の3つ目のタスクの最後、クライアント先での重要事項説明と設計契約に望みます。

昨日は一昨日に引き続きXデザイン学校で学ぶ有志が集まっての海外研修、台湾ステージの二日目に参加して来ました。1日目は台湾科技大学の教授や生徒のサービスデザイン、デザイン思考を通じての取り組みのプレゼンテーション、また日本と台湾のUXデザインの講師陣による講義と会場を提供してくださったBusiness model Inc.台湾支社によるプレゼンテーション、参加メンバーのライトニング・トークと、インプット中心の学びの時間でしたが、今日は概論を学んだ後に台湾と日本の混合チームで実際に街に出てフィールドワークと質的調査を行うワークショップが行われ、インプットだけでは無く、アウトプットを行う事で概念を裏打ちし、学びを定着させる1日となりました。日本国内、そして海外の大企業で大活躍されているUXデザイナー、リサーチャーの方々に混じってのワークショップはそのレベルの高さと、理論、概念、そして今日のワークショップで使ったカスタマー・ジャーニー・マップ等のフレームワークを実務で使い込んでいるのをありありと感じさせられるWSプロデュースには舌を巻き、脱帽の一言。稀有な機会とご縁をを持てたことに感謝しかありません。チームメンバーの皆様、本当にありがとうございました。

儀式設計(Rituai Design) 林承毅氏

今日はワークショップが中心とのことでしたが、もちろん、最新の概念、理論を学ぶ講義を聴く時間は設けられておりまして、午前中は台湾側の主催者である林承毅氏から儀式設計(Rituai Design)についての講義で、聞きなれない言葉(私が勉強不足なだけ?!)の今まであまり聴いたことのない切り口に大きく興味を持って聴き込んでしまいました。同氏は心理学の出身で、自然医学の医療現場に携わっていた経験から、診療室に置かれたパワーストーンを触ると心が落ち着く、クレームが減る等の効果を鑑みて、サービスとは心理的に良い影響を与えるべきであり、科学的に解明されていない事でも実際に効果が表れているこの様な事例はユーザーの「楽しい」や、「嬉しい」、「幸福な気持ち」を創り出す事を目指すUXに通じるものがあるのではないか、との事で、日本通でもある彼は、サービスの究極の形であり、日本が世界に誇る「おもてなし」を形式美、思想として昇華させて日本の伝統文化の代表格とも言える茶道にも通じるのではないか、とそれを儀式設計(Rituai Design)という新たなサービスデザイン概念として提案されました。

儀式設計(Rituai Design)とLTV

林承毅氏の講義を聴いていて、なるほど、と非常に共感したのは「サービスデザインは理性に、UXDは感性に訴える」という導入から、消費者に一時的に喜ばれるサービスや商品を考案するのはそんなに難しくないが顧客満足を継続して長期に渡りロイヤリティーを提供するのは非常に難しい、生涯顧客の創造を軸にマーケティングの基本であるLTV(ライフタイムバリュー)を引き受ける事で将来の利益を創ることを提唱している私の研修事業の大きなテーマに言及されたことです。長期にサービスを提供するには、時間が経っても陳腐化しない価値を提供することが必要であり、同氏は「それを生み出すにはもっと顧客と連結することが必要ではないか、ニーズの後のウオンツの本質を見極める必要がある。」との事で、顧客と約束できる関係を気付くための概念を「一期一会」だと纏められたのには正直驚きと共に、今までぼんやりと感じていたマーケティングとUXの関係性が明確に点と点が繋がった様な感覚を覚えました。継続的な喜びとは強く記憶に残る象徴が必要であり、診療所のパワーストーンや茶の湯の様な儀式的なサービスを考える事でそのヒントを得られる、継続して使われ続けるには宗教の様に象徴と符號、儀式がある方が認知されやすいし、そもそも文化的な流れからも人は儀式を好むもの。というまとめは本当に秀逸で素晴らしい講義でした。

NEXT Sarvice Desing 山崎和彦氏

林氏の講義の後は、本日のメインコンテンツである日体混合チームでのフィールドワークとそこで得たインサイトを明らかにするカスタマージャーニーマップのワークショップ。これも大いに勉強になりましたが、ここで書くにはあまりにも長文になってしまいそうなので、振り返りは明日のブログにて纏めたいと思います。今日は講義を受けての学びの振り返りという事で、フィールドワークから帰って来て聴いたHCDネットワークの第一人者、山崎和彦先生による「デザインシンキングと組織のデザイン」と題された講義で締めておきたいと思います。これからのサービス、デザインを考えるにあたって取り入れるべき最低限の知識として、必読書の紹介を中心に、実際の企業事例なども織り交ぜながら、その概念をわかりやすく紐解いてくださいました。まずはIBMの事例からデザイン思考(design thinking)が如何に世界のスタンダードになりつつあるか、パラダイムシフトの結果が如何に大きな影響を世界に与えつつあるか。の前振りから、NEXT Designとは文化視点を考慮したディプス・インタビューが欠かせないと、やはりスタートは質的な調査だと、私の好きな原理原則を押さえる姿勢を示されました。

Sanpouyoshi Design

8年前に山崎氏の著書に書かれていた、洗濯機と一体になったクローゼットが実際に商品化され販売されている実例や、「みんなで野菜を育てる世界」というパラダイムシフトのためにIotを駆使した装置を考案したという事例を元にエンドユーザーに直接、サービスの提供とその利用状況のデーターを集積して次のビジネスに活用するIotの設計には4つのファクターとアウトプットの際の指標化が重要であり、サービス、プロダクツ、ソフトウェア、データーの全てを包括的にデザインする必要を改めて示されました。この辺りは既に(出来ているかは別として)一般的な認識のおさらいという感じでしたが、衝撃的だったのはその後に続く、今後向かうべきヴィジョンとして熱く語られた「Sanpouyoshi Design」の概念です。

まさかの「問い」に対する気づき!

それは、革命的と言われる大きな変化に直面している私達が生き残りをかけて、これから社会的な繋がり、持続性のあるビジネスを作り出す、もしくはシフトする為に必要なキーワードとして、挙げられた3つがあまりにも本質的かつ普遍的で原理原則に基づいていると感じたからで、

  • culture
  • technology
  • Social

の3つファクターへの研鑽と貢献を大事に守りつつ成熟させることが、今よりもいい世界を次世代にバトンする私たちのミッションに適っていると大いに得心した次第です。私は研修事業を通してマーケティング理論を切り口に三方よしの世界の実現を目指して来ましたし、今も全国の建築実務者に熱く語っておりますが、ここに来て山崎先生の講義を聴いてやっと(場違い感とアウェー感満載の)UXデザインに惹かれ、学ぶ必要性を感じて来た理由が明確になった次第。まさか台湾のワークショップに参加してこのような根源的な気付きを得られるとは思ってもいなかっただけに、本当に衝撃的な学びとなりました。山崎先生には日本に帰国した後、更にじっくりと話を伺ってみたいと思いますし、既にお願いしておきました。(笑)

とにかく、素晴らしい機会を頂けた事に感謝するばかりです。浅野先生を始め山崎先生、そして佐藤先生、やたら歳食った五十の手習いではありますが、引き続き宜しくお願い致します!

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日時 :平成 30年6月 6 日(水) 14時~17時
会場 :エイムアテイン博多駅前貸会議室 5F
福岡市博多区博多駅前3-25-24
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参加費:3000円/人

※セミナー後、懇親会を開催します、是非ご参加ください。(費用別途)

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X設計學校台灣舞台①(中文)

6月2日陰天

X設計學校台灣舞台

我昨天會留在台北。 這次台灣出差有三項任務,一是參與X設計學校的台灣階段,這是台北和台中今年作為研究生從UX設計開始的工作和研究。 今天和明天的講座和研討會舉行了,今天我們將舉行一個社交聚會,並在凌晨至午夜舉行第二次會議(lol),與台灣人共同學習用戶體驗設計和服務設計非常少見,有時間學習 我能夠擁有。 我想在這個博客上留下備忘錄以及兩天事件的圖片。

工業,政府,學術界/服務設計@台灣

設置在上午9點在科技,它位於緊鄰國立台灣大學台灣大學校園,與大學生的唐教授的努力,實際上是聽有關服務設計的學生演示進行了研究。台灣是一個有點不知所措位置的學生的水平高,為應對老齡化社會,這是說,研究的主題是從日本沒有什麼不同,或長期護理的移動手段,而不是用數字革命跟上快速發展如想想接口設計為了搶救老人留守,行業,政府和學術界都產生了良好的服務通過統一的社區設計,是有意被傳輸到說,我去一個快樂的社會訴求的高含量我感覺到了。其實也很重要,請在邊學邊想著賺錢的公司,認為這樣一個看似清醒,但他們需要一個創新通過用戶體驗設計什麼我們社會未來的重要基礎設施我被做了。

對於創新,您需要一個由方法支持的框架!

從上午晚些時候與台灣科技大學的學生,逆轉,貨幣化後移動移步到如何創建超著名的商業模式畫布商業模式墨水辦公台,這是提供的思想構架之一,全球最暢銷它是否也作為框架服務的通知發佈在商業模型生成的旁邊?我介紹了商業模式建設的總體情況。在實踐和培訓我也商業模式畫布很好的利用,但要求再次開講如何使用它的全貌,倒在大的肚子看。特別是,它在美國的頂級公司的移動管理不堪重負正在做車間聚集,達到該公司已提供了重新認識,這是創建一個新的商業模式的方案內容。我回到日本時會重讀。 (笑)

調查是所有基礎的原則原則

為了實現創新,您需要支持我們提供的技能和方法的工具! 在激動人心的演講結束後,下面的講座將詳細地展示我們的asano教授淺野博士的定性研究的必要性和重要性,該研究是用戶體驗和服務設計的基礎。 如果調查失敗,不要去了解情況,那麼您創建的服務設計就有可能成為向上滑動的桌面草圖,並且它必須是最重視平原理論的理論 它已經發展出自我理論,也可以說,民族志母親伊莎貝拉·伯德的傳記小說我剛剛讀過一段時間,我又一次落到了復星身上,又一次挨餓了。 這是一個很好的評論。

從事物的社會實現

在Asano先生之後,她被邀請去尋找一個尖銳的設計團隊,並且已經退休了,現在是UX設計師和古茹的最佳人選。 Sato先生以佐藤先生以易於理解的方式解釋了Iot時代的UX設計,並以製造商的努力為中心進行了講解。 儘管我經常提到“遊戲改變”一詞,但我被清楚地告知,每個公司都面臨著改變完全不同的商業模式的壓力,這種商業模式並不是高速增長時期的延伸。 我能夠理解社會實施“營銷老闆科特”這個概念的過程和結構,同時也是技術的發展。 在短時間內這是一個簡單的故事,但很高興能夠成為一個非常好的評論。

區域創造×設計思維

接下來,台灣森林辦公室的Takeshi Hayashi先生共同主辦了這次研討會,介紹了服務設計和地區創作努力。 外觀設計中已經預料到及時的需求,即沉沒設計是一個起點,並且不管國內和國外都在進行活動,例如不僅要在台灣而且要在日本地區作為地區顧問 除了被感受到,我還被感受到能夠通過可以獲得許多人同情的服務設計來改善世界的能量和渴望。 對於創造自立型循環型社會的努力,我很感同身受,並且正在推動創建社區的努力,我想我也想參與未來。

LT@台湾+日本

Hayashi教授之後,我向來自台灣和日本參加者的自我介紹,帶有優秀和熱情的設計思想組的閃電講師展示了UX設計從業者的努力 再次承認它被覆蓋。 還有一些人正在使用個人技能(儘管他們年輕)使用除工作以外的服務設計技能,沒有真棒年,沒有溫暖的崇拜。 我也不能否認這種誤解,為什麼建築和營銷專家會錯誤地留在這裡? 解釋或解釋,我有一個很好的辯解,我很熟悉服務設計的頂級跑步者的循環。(笑)

如果你沒有進入老虎洞,你不會得到一個托拉小孩。

無論如何,我到海外時感受到的是,除非我嘗試過,否則這太過於痴迷(儘管我知道這一點)。 在日本,還有很多人似乎是更先進的努力。用戶體驗設計思維是思考世界已經存在的服務(產品包括服務)的先決條件,這是因為本地 如果你覺得第一次感覺到你在空氣中感到令人眩暈,並且你獲得了這種感覺,那麼UX設計思維就是給設計思維賦予實際業務的通用性, 我覺得相互交流的研討會是非常有意義和重要的學習。 社交聚會也非常令人興奮,明天真的很高興看到實際的研討會進入城市並從調查中發現洞察力。

 

龍山寺エスノグラフィーとショートスリーパー・チャレンジ

平成30年6月1日曇り

台北にて。

怒涛の出張と朝活続きの5月も終わり、今日はもう6月。昨日の夜は大阪での職人起業塾の講座終了後、オブザーバー参加を頂いた方々と懇親会で大いに盛り上がり、思いの外帰宅するのが遅くなりました。ご一緒頂いた皆様には11月からスタートする大阪での講座に是非共、社員を派遣したい、もしくは自分自身も参加したいと言って頂きましたし、長時間に渡る研修にも拘らず「楽しかった」「刺激をもらった」「勉強になった」と非常に嬉しいフィードバックを頂いたりと、私にとっても最高に貴重な時間となりました。ご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。

マイドコデモドア。

そんな楽しくも大きな意義を感じる事が出来た夜の飲み会?の余韻を引きずりながら今朝も3時台に朝起きして(まだ夜か!)JRの始発に乗り込んでからの、関空から朝一番のフライトで桃園空港に飛び、昼から台北に入ってます。相変わらずの朝夜ハイブリッド型の生活が続きますが、朝早くから行動を始めることで遠方への移動時間がまるで無かった様になる(ただ寝る時間を削るだけですが、笑)瞬間移動若しくは、ドコデモドアを持っているような生活は本当に便利というか、誰しも24時間しか持っていない時間を最大限に活用する、シンプルですが最も効果的な方法論だと思っており、寝る間を惜しんで朝起きして計画した時間通りに行動出来るたびに悦に入っています。(^_^)

西門、龍山寺エスノグラフィー

昼には台北に入り、所用を片付けてから、このところ時間が取れずに行けてなかった散髪に行ったり、(基本的には地元の散髪屋さんしか行かないが、海外で散髪するのは面白くて好き)マッサージなど台北ライフを満喫した後は、いつも台湾に来る度にお世話になっているMAIさんと合流、西門の四川料理で舌鼓を打った後、最近古い建物をイノベーションしてオープンしたらしい、人気のクラフトビールのお店を見に(飲みに)行ったり、龍山寺にて遅めのお朔日参りと裏町のディープスポットの散策など、台湾の今と昔を感じる事が出来る貴重な経験をさせて貰いました。明日からのUX、サービスデザインの研修を前にちょっとしたエスノグラフィー調査気分でしたが、台湾は良く来てる割に知らない事がまだまだいっぱいです。

複雑系VSシンプル過ぎる解決策

そんな時間をフルに使った一日を過ごして、朝起きのシンプルな効果性に我ながらご満悦でしたが、しかし、世の中はそんなに単純なものでは無いし、人間社会は進化、成熟と共に複雑系に進んでいると言われています。複雑系とは超簡単に特徴をまとめちゃうと、一つの事が起因して様々なところに大きな影響を与える構造のことで、1対1のシンプルな構造ではなく、1対多数の構造の事で、その多数もお互いに関係しあい、絡み合っている状態を指します。また、一つの事例やサンプルを見て全体像を想像出来たりするモノ、コトも複雑系の特徴とのことで、そんな風に考えると現代社会に生きる私達のタイムマネジメントこそ複雑系の最も顕著な例と言えると思っていて、シンプル過ぎる、そして簡単な解決策は実は気付かないところでマイナスの影響を残したりするのではないか、なんて考えてしまします。

ショートスリーパーのススメ

昨日の職人起業塾でも、現場マネジメントの方法論についてのディスカッションで知識や技術、情報共有、その他具体的な「やり方」と共に絶対に必要なのは、顧客の立場に立って物事を考える、誠実かつ迅速な対応をする、自ら主体的にコミュニケーションをとる、等の「在り方」を正すことであり、それは心を鍛えるしか進歩、前進する方法がないと伝えました。そして、心を鍛えるには数多くのケーススタディーをこなして心の準備をするのが非常に効果的で、数ある方法の中でも読書が特に効果性が大きいと伝えました。いつもの事ではありますが「忙しい日常生活を過ごしていて、読書する時間がないんです。」と出来ない理由を述べる塾生に対して、細かなタイムマネジメントの見直しやアドバイスをするのではなく、「睡眠時間を減らせば良いやろ」といつもシンプルにショートスリーパーになることを勧めておりますが、実は(私は実践しておりますが、)短絡的、かつ単純過ぎる解決策ってボンヤリしたリスクを孕んでいるよな、と心の中では思いながら半分冗談のように真剣に話しています。(笑)

無理の皺寄せがくるのが複雑系

そういえば、私自身も長年ずっと4時間睡眠の生活を続けておりますが、たまに4時間を切って3時間とかになると一気に身体がだるくなり、疲れが溜まりやすくなります。そうなると翌日、日中にボーーっとしたり、就寝から4時間で起きれないこともしばしば、、最低限度の睡眠時間は人それぞれにあるらしいですが、自分に合った睡眠時間は長い時間を掛けてチャレンジ、調査と検証を続けなければならないのかも知れません。私自身は若い時に超過激な労働環境で働いていたので、否が応でも4時間睡眠の身体に適応させなければならず、強制的にショートスリーパーになりましたが、やっぱりタイムマネジメントという超難問をあまり単純、簡単に睡眠時間の短縮で解決できるものではないかも、とたった1時間の時差なのに急激に眠気に襲われた台北で思った次第。(私に強く推されて)ショートスリーパーを目指している方の参考になれば幸いです。(笑)

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謝罪会見とクレーム対応@職人起業塾

平成30年5月31日 曇り時々雨

オブザーバー受け入れと行動検証。

今日は大阪。朝一番から【第八期】職人起業塾の第12講の講師として阪急ビジネスタワー20階のTOTO大阪ショールームのセミナー室へと向かいました。6ヶ月間、15回コースの研修は本来、クローズドで一般公開はしておりませんが、今日は研修に興味を持って頂いた方に内容を知って頂くため、経営者向けのオブザーバー参加に門戸を開放し、9時半から18時と長時間に渡る研修で、また月末の忙しい日にもにも関わらず8名もの方にお越し頂き、満員御礼の賑やかな雰囲気の中、熱を込めて一日中、塾生さん達に向けて語り、質問し、またアドバイスを行いました。今回は講座もそろそろ終わりに近づき、研修で学んで頂いた内容を元にして塾生さん達自らが立案したアクションプランについて、実際に行動して見た結果の発表を冒頭に行いました。

キツイけど愛がある!?

研修を終えた後、オブザーバー参加頂いた経営者さんに感想を訊いてみると、思いの外、私の塾生さんに対するあたりがキツくて驚いたとのことでしたが、「学ぶことに意味も価値も無く、学んだ事を行動に移し、効果が認められるものを習慣に落とし込む事でやっと成果を手にすることが出来る。概念を実践で裏打ちしてこそ、価値になる。」と口を酸っぱくして言い続けている私としてはアクションプランの立案、実践こそが研修の肝であり、上っ面を滑って効果性が認められないもの、研修用に口にしてみるだけで実際に何ら行動にも習慣にも移すことがなさそうな事には、妥協を許さない厳しい態度でダメ出しをするし、やり直しを命じます。やり直し!と言い放った後に研修と研修の合間に宿題を出して提出させる事も少なくありません。もちろん、それは塾生さん達に研修に参加した価値を享受して貰いたいからですし、傍目から見ると「キツイなー」と思われるかもですが、そんな私の想いは塾生さん達に(多分)伝わっていると思っています。

謝罪会見とクレーム対応

そんな職人起業塾の研修ですが、実は講座内で使う資料は結構頻繁に加筆修正を加えていて、第一紀の時に使っていたppt資料に比べると現在の第八期はコンテンツ量も増えていたりします。また、時代が大きな変革期に差し掛かっており、これからはこれまでの延長線上に無い、変化に対応しなければ絶滅してしまうという危機感を共有するための事例も最新のネタに刷新するようにしています。今回も大きなテーマの一つであるクレーム撲滅、もしくはクレームになった後の対処が上手く行くようにと、(またもや)日大アメフト部問題についてグループワークと謝罪会見のロープレを行いました。旬の話題でもあり、また、例の元監督の話題の言説「〇〇と言ったのは事実です、しかしそれは私たちの中での〇〇とは決してそのようなつもりではなく、誤解を招いたのは残念です。」という言い回しは建築業界でも頻繁に耳にする言葉という事も相俟って、各チームの代表者による謝罪会見はたいそう盛り上がりました。(笑)

クレーム対応三原則

危機管理の悪い手本のオンパレード(失礼!)と散々揶揄された、日大関係者の謝罪会見は建築実務に置き換えてクレーム対応でお客様先に謝りに行く時に留意すべき点について改めて考え直す非常にいい機会を与えてくれたと思っていて、どのような会見をすれば、今回の騒動が沈静化したのかとロールモデルを考えた時、まずはスピード対応、言い訳がましい事を言わずに潔く謝罪するということがありますが、そのヒントは質問に立った記者が聴きたい事を述べるのが一つのアプローチだと思います。聞きたいことに答えてこそ納得されるというものです。これはクレーム対応での謝罪も同じで、「原因(真相)」「責任の所在」「今後の対応」の3点が最低限の必須事項であり、これらの中で1つでもかけるとツッコミどころ満載となってしまいます。塾生さん達には謝罪会見のロールプレイングを体験してもらうことによって良い学びになったのではないかと思います。今日の学びを糧に危機管理スキルを上げて顧客との良好な関係を築いて貰えれば幸いです。塾生の皆さん気張って下さい!

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日時 :平成 30年6月 6 日(水) 14時~17時
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ホットシートとビジネスモデルキャンバス@職人起業塾

平成30年5月30日 雨

水曜日も朝活!

早くも関西も梅雨入りか?と思うような鬱陶しい天気が続きます。火曜日の倫理法人会に続き水曜日も朝活の日、今朝も朝起きしてBNIのビジネスミーティングに参加、美と健康の伝道師くじはしさんにファスティングのレクチャーを受けたりと今日も朝からテンションを上げました。8時半までの朝会を終えて後は早々に会場を後にして一路姫路の北、後藤又兵衛の生誕の地、北播の白鷺カントリークラブへと車を走らせ、佐川時代の同僚でもあり、その後大工、工務店経営者と私とほぼ同じキャリアを積まれ、また、社員大工での施工にこだわる、同じようなビジネスモデルで営業されている那須社長率いるNーSTYLE社主催のゴルフコンペに参加、土砂降りの中ではありましたが心易いメンバーさん達とのラウンドを楽しみました。

ホットシート!

昨日の夕方からはすみれ本社で毎月開催している無料の勉強会、元祖職人起業塾の開催日で、ホットシートなる参加メンバーの中の希望者にスポットライトを当てて、その会社のビジネスモデルの刷新、問題解決を参加者全員で考え、提案する回となっており、奇しくもそのNーSTYLE社のナンバー2の飯田氏がそのホットシートに座られました。飯田さんには自社の紹介のプレゼンテーションと解決したい問題点の発表をしてもらい、勉強会に参加したメンバーは全員、まるで同社の外部社員になったかの様に懸命に問題解決のスキーム作りに取り組み、熱く提案をした次第。私と、職人起業塾メンバーからゴルフコンペに参加された多くの方々にとってはNーSTYLE社にどっぷり2日間浸かる事になりました。

ビジネスモデルキャンバス!

ホットシートというワークショップではビジネスモデルキャンバスというフレームワークを用いて、モデル企業のプレゼンテーションを聴くと同時に50の質問を行い、その企業が大事にしている価値観、強み、弱み、マーケティング戦略、等々を訊いて同社のビジネスモデルを大まかに把握します。その中で未だ活用されていない隠された経営資源に着目して、強みと掛け合わせて新たなビジネスモデルの構築を模索する、という流れで顧客、顧客に渡せる価値、顧客との関係、伝え方、パートナーシップを組める先、自社の持つリソースを整理してキーアクティビティと言われるマーケティングアクションを導き出して、コストと収入が整合する様に考えます。

成果と改善点

第一回目の前回に続き、今回も上っ面の売り上げを拡大させる方法論ではなく、原理原則に基づいたマーケティング的思考の提案ができたのではないかと思っていて、たかだか2時間半程度のワークショップで完成度の高いビジネスモデルを考案出来る訳はありませんが、ホットシート企業が抱える問題を改めて本質的、根本的に浮き彫りにしてそれに対する改善点を少し厳しすぎる位に突きつけること程度は出来るのだと改めてその効果性を確認する事が出来ました。ただ、ワークショップの参加者のゴールイメージの共有や問題認識のレベルを合わせること、タイムマネジメント等々、改善点も多く目に付き、参加者から改善提案を頂く事になりました。杉浦社長、親切かつ鋭いご意見を頂きありがとうございます。

益々の発展を祈念します!

とにかく、今回ホットシートに座っていただいたNーSTYLE社、飯田さん、そして那須社長はじめ社員さんご一統様には私達の厳しくも愛に溢れた提案をご参考頂き、ビジネスモデル刷新の足掛かりとして頂ければ幸いです。いっちょう気張って下さい!応援しています!(^_^)

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