さらば!(冷え込んで)朝が辛い暮らし。

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今日も朝は曇天、しかし昼前から青空がのぞきました。
先週の週末に開催されたエコライフフェアーにご来場頂いたお客様宅にリフォームのご相談に伺う頃にはすっかりいい天気。
ま、風は冷たかったですが。。
お客様宅でリフォームをしたい理由を伺ってみると、経年劣化やライフスタイルの変化により使い方が変った、などの理由が多いのですが、最近特に耳にするのは、寒いから、というのと暑いから、ということ。
特に、浴室や洗面所など、ヒートショックと呼ばれる室内の温度差による突発的な疾患を心配される方が増えているように感じます。
高齢化が進む現代ではバリアフリーと言われる室内の段差を無くしたり、動きやすいようにスペースを広げたり、手摺をつけたりする事を国や自治体が政策として推奨しています。
政策とは補助金等で民間の市場をを誘導する事ですから、推奨するからには予算をつけて補助金を持って推し進める訳ですが、実際、手摺がなくて、とか段差で躓いて命を落とす人はまず居ないと思います。
しかし、建物の中の部屋間の温度差が大きいことが原因でヒートショックを起こして亡くなる人の数は毎年3万人ともいわれ、今では交通事故でなくなる方を凌駕しています。
そんな数字を見てみると、本当に必要なバリアフリーとは、3cmの敷居の段差を無くする事ではなく、断熱工事をしっかりと行なって室温のバリアフリーを進める事だと思っております。
そんなこんなで、今日もリフォームのご相談を受けたついで?に床下の断熱工事をお客様に提案しておきました。
築20年のそのお宅では、いちおう、床下断熱材が入っていると言ってもグラスウール10Kがぶら下がっている様な状態では全くと言って良い程断熱効果はありません。
劇的!ビフォーアフターで良く登場するアレ、お見積りに入れておきますね。という説明でアイシネンの現場発泡ウレタンの説明をしておきました。(笑)
こんなやつ。

これから朝起きるのがが厳しい季節となりますが、温熱環境を整えるリフォームで冬の辛さか解放されるかも、です。
気密、断熱リフォーム、承っておりますのでいつでもご相談下さいね。(笑)

すみれ建築工房の目指すサイクル

 

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。





お客様に安心と安全そして心地よい環境を提供して、また次の仕事へと繋げていく。

それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして社会に貢献することを事業の目的としているから。


自然の摂理に逆らうのではなく、アタリマエの連続で自然な流れを作って行く。

だからこそ、業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。

 

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自然素材の部屋で海の幸。

JUGEMテーマ:日記・一般


今日は昼から久々の現場作業出かけました。
RC造の建物の自然派リフォームを終えて少しだけ残ってた器具の取り付けに。
作業後は、工事が終わったとの住み心地をお伺いしたり、木材利用ポイントの申請の手続きなど、要するに工事の最後の締めに行ったというところ。
今回の工事では国内産の杉のフローリングやEM珪藻土の内装など、私たちの提案を気持よく受け入れていただいて自然素材に囲まれた気持ちのいい部屋を作らせて頂きました。

「新しいお部屋はどうですか?」
という私の問いには、
「ぐっすり眠れるようになって、毎日気持ち良く過ごせるようになりました。」
とのことで、工事をさせて頂いた最後に、
「ありがとうございました。」
と言って頂ける程嬉しい事はありません。
お客様に喜ばれて、笑顔を見せて頂ける私たちの仕事ってやっぱり最高です。(笑)
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さて、国産のフローリングを使ったリフォームと言う事は、例の鳴り物入りで始まった国交省が大型予算をつけた木材利用ポイントの活用ができるということですね。
こちらの現場でもフローリングのほかにも壁に羽目板などを採用いただいて結構なポイントが還元されることになりました。
ざっと計算すると20万ポイント!
そのうち半分が即時交換ということで今回かかった工事費に充当していただくことができます。
こちら、→ http://moku-po.com
そして、あとの半分は商品と交換ということでインターネットの方の分から好きなものを選んでくださいね、とご案内をしてきました。
施主様と一緒になってサイトを覗いてみると、、
カニ、肉、シャケ、ふぐ、かまぼこ、コシヒカリ、、等々美味しそうな高級食材がいっぱい。
こんな感じです。

結構良い値段するんやー、なんて見てたら、6000ポイント分のししゃも詰め合わせなんてモノのありました。

普通なら絶対に買う事はないんやろなー、なんて思いつつ美味しそうな画像を堪能。(笑)
その他には、国内産の木材で作られた家具などもありましたが、全体的には圧倒的に食べ物が席巻しておりましたよ。
これは30万ポイントの東北の栗の木で作ったソファー。

このような関西に出回る事のない地方で丁寧に作られた商品をもらえるって悪くないと思ったり。
ま、10万円分の食材をまとめて買う機会なんてはなかなか無いでしょうし、お正月も近づいてきたことで贅沢な食材をたっぷりともらってみるのも悪くないかもです。
このバラマキの典型のような補助制度は工事完了後の申請ということになっており、申請時に予算が尽きていたらもらえない事になっております。
使えるか使えないかは工事が終わってみないと確定しない、というあやふやな制度なので、工事業者はもらえたらラッキー的なおまけのつもりで居て下さい、という案内をしているのが現状でして、昨年度のエコポイント制度が途中で予算が切れたこともありあまり積極的にアピールをしておりません。
そんなこんなで、思いの外利用者が少なく、予算はまだたっぷりと余っている様ですので、気持よく自然素材をふんだんに使ったリフォームをして、その部屋で海の幸をたらふく味わってみるというのは如何でしょうか。
国産材の杉や桧の香りの部屋はいいですよ~。(^ ^ )

 

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そのシロアリの薬剤散布で安心ですか? ええ、安心です、5年間。

JUGEMテーマ:住宅

今日の神戸は雲が広がりましたが、まだ雨は降りません。
梅雨入りと同時に強行着工したK様邸では結局全く雨に降られる事無く、サッシの交換工事を終えることが出来た様です。
これで一安心です、メデタシ、メデタシ。
今日はHDC(ハウジングデザインセンター)のクリナップショールームでイベントを開催しておりました。
今回は薬膳料理の講習、兵庫県第1号の「国際薬膳調理師」である、
「朝日さわやかクッキング・教室」主宰の渡部 美智余先生に講座をお願いしました。
木 火 土 金 水
の陰陽五行説に基づいた自然の摂理に逆らわないナチュラルな食生活のコツを教えて頂きました。
旬のものをその時々に合わせて頂く。
自然が導くままに、季節に実る野菜や果物を無理をする事無く取り入れることで健康な身体になっていきますよ、と柔らかな口調で説明して頂きました。
とても、美味しかったです。(笑)
さて、お題目はショールームで小耳に挟んだ他のテーブルでの打ち合わせの会話です。
どうやらリフォームの打ち合わせの様でしたが、営業の方が一生懸命工事内容の説明をされていました。
「この写真に映っているのが、蟻道といって、シロアリの通り道と糞です、この機会にしっかりと防蟻工事をしておきましょう、」
どうやら、既に床下をシロアリにかじられている様です。
「薬が弱くなってずいぶん保障機関は短くなりましたが、この薬剤を撒いてシロアリを退治します」
あ、ニコチノイド系(農薬系)の一般的な薬剤を散布することをお奨めしている様です。
「これで安心ですか?」
とお施主様、
「はい、安心です、五年間の保障が付いていますので、」
と、営業マン、
「五年間ですか・・・、」
と、微妙な空気が流れました。
現行の建築基準法では新築時の防蟻処理が義務づけられています。
土台を桧の4寸角にするとか、外壁下地をダイライトにするとか、防蟻処理をしないでも認められる工法もありますが、桧もヒバもシロアリが絶対にかじらない、という事はありませんので、防蟻の処理は必要だと私も思っています。
しかし、、
床下、及び1階の床上1mまで散布する薬剤が農薬のニコチノイド系の化合物であることに対して、私は長い間引っかかっておりまして、なんとか出来ないかと試行錯誤を繰り返して来ましたがなかなかいい方法は見つかりませんでした。
国の機関と薬剤メーカーとは深い関わりがあり、既得権益を守る為ではないのか?と言われる程、農薬系以外の防蟻材は認定されなかったのですが、最近になってやっと、シロアリの被害が厳しいアメリカやオーストラリアで一般的に使われているホウ酸系の薬剤が認められる様になったのです。
目薬等にも使われているホウ酸は人体には無害、しかし腎臓を持っていない昆虫が体内に取り込むと死んでしまいます。
しかも、揮発性の薬剤ではないので一度塗布すると水で流れてしまう様なことが無ければ半永久的に効果を失いません。
そんなこんなで、すみれでは昨年から防蟻処理はホウ酸に全て切り替えました。
これは別に特別な情報ではなくて、施工も簡単ですし、費用も高くなることもありませんので、最近は多くの工務店さんが普通に脱農薬系薬剤を果たしています。
ホウ酸による防蟻処理はこれからの常識になりつつあると言っても過言ではないと思っています。
ちなみに、Wikiの記述を抜粋してみると、、
ネオニコチノイドNeonicotinoid)は、クロロニコチニル系殺虫剤の総称。ニコチン様物質を意味し、イミドクロプリド< /a>アセタミプリドジノテフランなどが該当する。急性毒性は低いとされているが、昆虫に選択的に毒性を発揮し、など哺乳類には低濃度で単独使用した場合には比較的毒性が低いとされているが、有機リン系農薬と併用した場合には頭痛や湿疹、ADHD(注意欠陥多動性症候群)似た症状などが発生する場合がある[1]。一般家庭のガーデニング用から農業用、シロアリ駆除、ペットシラミノミ取り、ゴキブリ駆除、スプレー殺虫剤、新築住宅の化学建材など広範囲に使用されている。現在、農薬として世界100カ国以上で販売されている。

さらに、こんなことも、
1990年代初めから、世界各地でミツバチの大量死・大量失踪が報告され、すでに2007年春までに北半球から4分の1のハチが消えたとされている[3]。ネオニコチノイドは「蜂群崩壊症候群」(Colony Collapse Disorder,CCD)の主な原因といわれ、フランスでは2006年最高裁判所判決により一部の種類が使用禁止となっている。
結論としては、
ネオニコチノイド系農薬3種は2013年12月よりEU全域で使用が原則禁止となる[8]

とのこと。
住まいは一番身近な環境です。
建築に携わる者はその環境を左右する責任を負っており、場合によっては知らなかったでは済まされないトラブルの原因を作ってしまうこともあります。
アタリマエではありますが、、常に最新の情報を持ってお客様に最善のご提案をしなければ、と改めて思った次第。
日々是勉強勉強、ですね。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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『建築業を通して地域社会に貢献する』
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次世代省エネリフォーム

JUGEMテーマ:日記・一般

 今朝も快晴の神戸でした。

1月も半ばを過ぎ、そろそろお屠蘇気分も抜け始めて世間様も本格的に動き始めたような感じです。
為替も円安に振れ、(今は一時的なものだと思いますが)日経平均株価も右肩上がりで全体的には政権交代による景気があるのかも、という雰囲気も出て来ました。
このところ毎日のように頂いているお問い合わせは特に店舗出店のご相談が多く、景気回復への期待感をヒシヒシと感じながらの毎日です。
昼からはご紹介されたお客様と一緒に中古住宅を買って住み替えられるお宅に現場調査に。
築18年、ということで震災と同じだけの築年数の注文住宅で、まだまだしっかりとしているのにも拘らず、ずいぶん買いやすい値段だったとの事でした。
不動産にお買い得無し。
と、昔から良く言われました。
売り買いのバランスから、ということもありますが、安いには安いなりの、売れないには売れない理由があるもので、安く買えば売るときも安くしか売れないもの、というように昔教えてもらった覚えがあります。
しかし、最近になってとてもお買い得だな、と思える物件を見かけるようになりました。
日本の住宅の資産価値は時間が経てば立つ程低くなるという事になっています。
一般的な不動産取引では木造住宅の場合12年から15年くらいで建物の価値は無くなって、土地のみの価格で取引される事が常体化しています。
しかし、ここ最近になって、とてもいい住宅が価値として評価されずにまるで土地のおまけのようについて来る事を見る機会が増えており、実際の現場でも見かけるようになりました。
中でも丁寧な大工さんが建てた家だと(私たちがみると、)分かる物件については年数が経っていても今の新築と変わらないようなものがあります。
考えたらずいぶんお得です。
阪神淡路大震災の後、木造建築はずいぶんと変わりました。
耐震強度についても法改正が行われ、金物の強度による補強でほぞ抜けによる倒壊が起こらないようになったり、半分も出来ていなかった建築確認申請の完了検査もアタリマエに最後まで受けるようになり、新築住宅は殆どが適法に建てられるようになりました。
現場で私たちが感じるのは『その前』と『その後』では明らかに建物の質が変わったという事です。
そして、近年、エネルギー問題への意識が高まったことで省エネルギーな住まい方に焦点は移り、Q値、C値で表される断熱性能や気密性能を高める事がごくアタリマエになって来ています。
そして、実は省エネルギー住宅とはエネルギーコストをかけずに冬は暖かで夏は涼しい快適な住まいでもあるのです。
政府が肝いりで進めて来た長期優良住宅法制化への流れは構造強度の安心から暖かな住まいへと木造住宅の技術革新と普及は大きく進めました。
新築住宅では高品質な省エネ住宅がすっかりアタリマエに供給されるようになったと思います。
そして次は、既存の住宅へ。
建物の価値が無くなったと判断されるような住宅も、今時の新築住宅の施工ノウハウを使って数値の計算をすれば高性能住宅としてエネルギーコストをかけずに快適に過ごせる住宅にリフォームする事が出来るのです。
今まで、価値が無くなったと思われてきたものが、数値化で性能を明らかにする事により新築住宅と同じような価値を持つ住宅に生まれ変わることが出来るようになって来たということで、これからのリフォームは新しい時代に入っていくような気がしています。
すみれでは見た目だけではない本質的な住み心地を改善するリフォームの提案を積極的に行って行きます。
ご興味のある方は一度コメント欄までご連絡を頂ければと思います。(笑)
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3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

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目先の利益と粗悪な工事、都合が悪けりゃ社名を変える。

雲ひとつない高い空、真夏のような厳しさはなくとも、燦々と降り注ぐ太陽。

 

三連休の最終日ですね。
今日も秋の行楽には最高の天気になりました。
街中でも山登りの格好をした人がたくさん見受けられました、きっと気持ちの良いハイキングを楽しまれたのだと思います。
うらやましいなー、なーんて思いつつ、私と言えば今日も朝から全開でお仕事三昧。(笑)

すっかり実務に目覚めた感じで作業服に長靴を履いて現場へと向かいました。
朝早くから車を走らせ、向かった先は、先日基礎の着工をしたばかりの、神戸で初めてとなるオールアース住宅の新築現場。
現場に行ってまず初めにしたのは、地鎮祭の時にお預かりしていた『鎮め物』を建物の中央に埋めることです。
この地にこれから出来上がる建物。
そこに住まうご家族の皆様がいつまでも健康で、楽しい暮らしを満喫しつつ、幸せに暮らして下さるように、と祈りを込めつつ、丁寧に土を掘り、しっかりと土間の中央に鎮めておきました。
いつまでもきっと地中からご家族を護ってくれることでしょう。
その後、自治会の方と建築協定の確認などをした後は、建物の建つ場所を具体的に決める、墨出しという作業。
今まで図面という名の紙に書いてきた設計図という絵を原寸大にして地面に書き込んでいく重要な作業です。
基準線となる墨を出して要所を確認しておきました。
その後はしばし現場を離れ、外装リフォームのご依頼を頂いているお客様宅に打ち合わせ。
どうせやるなら、と、すみれ一押しのムキコートという高耐候性を誇るオリジナル塗料をご採用頂きました。
S様、本日は私の説明にご理解を頂きましてありがとうございました。
早速工事の手配を致しますので、しばしお待ちくださいませ。
実はこのお客様、最近また、とても活発な活動をしている外装リフォームの訪問販売の(作業服を着た)営業マンが熱心にアプローチをかけられたのがきっかけで、屋根と外壁の塗装工事のお問い合わせを頂く運びになりました。
「近くで現場をしていて、足場の上からお宅の屋根を見たら瓦が浮いているから無料で見てあげますよ」
という常套句で(作業服の)営業マンが来られたそうです。
そこで、見ず知らずの人を屋根に上げるのは気持ちが悪い、と思い私にご連絡を下さった、というのが今回のきっかけです。
そういえば、いつもお世話になっているスーパー技術を持つ散髪屋のマスターも最近訪問販売の営業に来られて、大変でした、と言ってました。
ピンポーン、とチャイムが鳴り、インターフォンに出てみると、女の人が、
「○○建設ですが、ご挨拶に上がりました~」
と言われたそうです。
また近所で工事でもあるのかな、と思い玄関を出てみると、
「塗装工事のキャンペーンのご紹介で、今ならとってもお得に外壁塗装がして頂けます。」
とのこと。なんでも、200万円する工事が130万円だそうで、
「後で結構ですので、2時間程お時間頂けませんか?」
というのに答えて、空いている時間を言うと、今度はクローザーと言われる男性の営業マンと2人で来て、その営業マンが、今塗り替えをしたら如何にお得かを延々と語られたそうです。
「まあ、考えてまたお返事します、」
というと、
「お得なのは早いもん勝ちで、なんとか今日中に決めてもらいたい、上司に交渉してもっと安くするように言うから、」
と、なんとしても契約を取って帰りたい構えだったそうです。
そして、その場から(これ見よがしに)上司に電話して、値引いても良いかの交渉を白熱してされていたらしいです。
賢明なマスターはその芝居がかった上司との交渉を見てスーと冷めたようで、その後丁重にお断りをしたとの事でした。
あとで、その会社を調べてみると、どうも社歴が浅く、大きな保証をつけて工事をするのに、直ぐに会社の名称を変えて再出発する手の会社のようでした。とのこと。
この業界、いつまでたっても目先の利益を追い求め、粗悪な工事で利ざやを確保して、都合が悪くなると会社の名前を変えてしまうようなこの手のやり方は無くならないのでしょうか。
冷静になって考えるとそんなところに頼む訳ない、と思いそうですが、一生懸命交渉術の訓練をしている営業マンにかかると、つい、契約をしてしまうというのが人の常。
結局、そのあたりがそんな会社が無くならない原因なのだと思うのですが、、
同じ業界の者として、どうにも恥ずかしさを拭いきれません。
ま、地道にまともな工事を積み重ねて、少しずつでも信頼の輪を広げていく事しか私たちには出来ないということで、こんな注意喚起もしながら高耐朽塗料の普及に努めていきたいと思います。
今日は寒露。
そして下弦の月が光る夜ですが、残念ながら厚い雲に覆われて神戸では全く見えません。
しかし、必ずそこに月が有る事を知り、信じれば雲に遮られようが、隠れていようが関係はないのです。
いつか、絶対に本物の時代が来ると、信じて歩んでいくだけですね。
そういえば、昼に奇麗な下弦の月が見えてました。

  **************************

私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』

をミッションとして日々社業に励んでいます。

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未だ見ぬ、中秋の名月。

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久しぶりの曇り空の下、朝から(これも久しぶりに)作業服を着込んで着工現場に向かいました。
今週の始めに、大急ぎで手配をするようにご依頼を受けた門扉やフェンスの取り付けなどのエクステリア工事の現地での説明と墨出し作業。
所謂、大工工事ではありませんが、すみれでは昔からエクステリア工事は自社工事で行ってきておりますので、やっちゃう訳なんですが、入社して社歴の浅い職人にしてみると、なんて事をやれっていわれるんやろ、てな感じで、作業も恐る恐るだったりします。
しかし、肝の部分と施工の細かな注意点、コツさえしっかりと教えれば普通に大工仕事ができる者ならば誰でもキッチリ現場を納める事が出来るものです。
すみれが大工工事以外のあらゆる建築工事を社内で行える秘訣ですね。(笑)
施工の説明を終えた後は軽トラックに2連梯子を積んでOB顧客のお宅まで屋根の診断に向かいました。
現場やる気満々です。

 

なんでも、近所で作業をしているという人がきて、屋根が浮いてるのが見えたので無料で点検してあげるから、と(言う口実の)訪問販売の業者があまりにも頻繁に来るので見に来て欲しい、知らない業者に屋根に上らすと怖いから、とのことでした。
上ってみると、セメント瓦はしっかりと留っていて、一枚だけ割れている瓦があったくらい、台風が近づいているということで、コーキングで応急処置をしておきました。
浮いている、というのは適当な口実ではありましたが、屋根材の表面の塗膜はかなり劣化が進んで、確かにメンテナンスが必要な時期が来ておりましたのであながち悪い業者ではなかったのかも知れません。

結果、屋根と一緒に外壁塗装の見積もり依頼を頂く事になりましたので、良いきっかけを下さったというところでしょうか(笑)
積極的なメンテナンスは建物の長寿命化へのアプローチ、ということですからこの機会にしっかりとしたご提案をさせて頂きたいと思います。
それにしても、(最近はかなり減りましたが、)相変わらずリフォームの訪問販売で巧妙且つ強引なやり口の営業会社は未だにたくさんいるようです。
少し前に展示品の高級システムバスを格安で取り付けをさせてもらいます、という電話がかかってきて、200万円のお風呂が140万円でつけれますよ、という言葉に乗って頼んでみたら、展示品でも何でもないふつーのユニットバスが取り付けられて、文句を言っても取り合ってくれなかった、と、いわれて嘆いていた方も居られました。
同じ業界の者として非常に嘆かわしい事ですが、我々はコツコツとまともな工事を積み重ねていきつつ、そのような情報を公開して注意を喚起していかなければならないと思いますし、それも私たちの責務だとも思っています。
今夜は中秋の名月。
残念ながら雲に隠れてその姿を見る事は出来ませんが、雲の上には確かにまあるいお月様がいる事は間違いない訳で、その姿が目に見えない事に落胆することなく、心の目で凝らしてそこにある満月に心を馳せれるようになりたいと思います。
本物の時代はきっともうすぐやってくる。
と信じています。
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ライフスタイルリフォーム。

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今朝は晴天の宇都宮から始動。
ホテルのベッドの上でいつものルーティンである筋トレをしてそのままの勢いで朝早くのやまびこに乗り込みました。

午前中は国分寺でクライアントと一緒にリフォームのご相談を受けたり、現場の調査をしたりしてみっちりとお仕事。
昼一番の新幹線で帰神して、夕方からは先日完工したマンションリフォームの引き渡しにお客様のお宅に伺いました。
ご紹介頂いた設計事務所の先生と完工のチェックをしたあと、時間に余裕もあったのでお客様がご自身で付ける事になっていた棚やフックの取り付けを設計事務所の先生と一緒に行って来ました。
久しぶりに造作材を触って、ドリルで穴をあけたり、ビスをねじ込んだりするのは思いの外楽しいモノで、汗をかきながら熱中してしまいました。
そして、少しでも自分の手をかけて作ったモノってやっぱり愛情が湧くと言うか、愛着が出るというか、、
棚とフックですっかり自分で作った様な気になってしまいました。(笑)
で、完成したのはこちら、
モアビという堅木を使って仕上がった内装に上に格子を組んで楽器の収納や観葉植物を吊るせるように、ということで、実用性を求めながら意匠にも拘った設計となっています。
シタールなど、インドの弦楽器吊るしたところ、
他の楽器や観葉植物がすべてセット出来たらまた写真を撮らせて頂きたいと思います、きっとかなり素敵な事になると思われますので、
今回のこのマンション内装のリフォームはお施主様が人生の節目を迎えられた事がきっかけで計画されました。
それまでの子育てや仕事に追われた毎日を少し転換されて、ご自宅をインド楽器の教室として奇麗に改装したい、というご希望です。
一概にリフォームという言葉で括ってしまうとその意味はとっても範囲が広くなります。
しかし、一言でリフォームと片付けれない程、その内容は多岐に渡っておりまして、同じ工事の様でもその意味合いは大きく違います。
経年劣化した建物を直す原状回復リフォーム、
使っていて傷む者を直すメンテナンスリフォーム、
外回りを中心に行う外装リフォーム、
キッチンやお風呂などを入れ替える水回りリフォーム、
建物の強度を見直す耐震改修リフォーム、
住まう方の動線をスムースにするバリアフリーリフォーム、
温熱環境を改善する断熱リフォーム、
電磁波をカットする為のオールアースリフォーム、
等々、その内容は多岐に渡り、リフォームに対する目的も千差万別です。
そして私たち工事人はその本質を良く見て施工したり計画を立てる事がとても重要だと思うのです。
そんな風に考えると、今回の案件はさしずめ、住まい方と共に時間の使い方、大げさに言うと生き方の転換に伴うライフスタイルリフォームと言ったところではないか、という風に思いました。
住まう人の年齢と共に、建物の目的は変わって来ます、リフォームという仕事は実はそこに最も重点を置いて、ライフスタイルの変化に沿った再適な工事を行うものだと思うのです。
顧客のライフスタイル、視点に立った計画と工事の実施を通して顧客の想いを実際のカタチに仕上げる事。
それが我々の大きな、そして永遠のテーマだと思います。
本質に目を向けて、モノ作り人として歩みを進めたいと改めて思った次第です。
な、ヒメー君。(笑)
そんな、リフォームな一日でした。

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次世代リフォーム

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今朝もいい天気。
風はすこし冷たく感じましたが、日に日に春本番に近づいてくるのを感じます。
って、もう4月も中旬に近づいて来てますので、暖かくなって当たり前ですが、、

いい天気ということで、という訳でもないのですが今日も朝から現場です。
お引き渡し前の最終チェックということで以前の検査時の是正個所を確認して回りました。
お掃除おまかせ隊のN氏が登場して、予定通り、最後のクリーニング。

あとは外構周りの工事を残す飲みとなっておりました。

お題目に絡んで、、
この全面改装のリフォームをさせて頂いたK様のお宅では、試験的に地熱利用のモニターをして頂いております。
名付けて、地熱リフォーム。
今まで、断熱性能、遮熱性能、地熱利用などの分野は新築住宅を中心に研究と普及がなされていましたが、私たちは建て替え並の費用をかけてリフォームするのだから間取りなどの使い勝手などだけではなく温熱性能、断熱性能のリフォームのご提案をするようにシフトしております。
その一つがこちら。
形状記憶合金により、寒い時期は床下の換気を止め、暖かくなったら自動的に開いて床下の気温を下げるというカシコイ代物。
ランニングコストも0円ということでとても経済的です。
床下の断熱性能を向上させる工事と同時に施行をしておりますのでどのような結果を出してくれるか楽しみです。
もう一つの次世代リフォームは夕方お引き渡しに行った西宮の山手の物件。
顧客のご子息のご結婚にあたり、新居に引っ越す為のリフォームということで、文字通り次世代の方へのリフォーム。(笑)
10年前、高校生の頃、すみれにもアルバイトにきてくれていた彼が上場会社に就職、結婚してお客様になってくれるなんて!
心がほっこりと温かくなる幸せそうな2人に祝福の言葉を贈りながら、完成現場のお引き渡しをさせて頂きました。
ユーヤ君、いつまでもお幸せに!

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女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
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真実はいつも少数派。

JUGEMテーマ:日記・一般
今日も朝から着工現場に。
4月のいい季節なったらはじめましょう、
と、何ヶ月も前からご契約を頂いていたお宅の外装リフォームの現場のスタートです。
その割には足場の組み立て作業中には曇り空からポツポツと雨が落ちて来たりもしましたが、それも本降りになることは無く、それもまあご愛嬌。
いよいよ本格的にリフォームシーズンの到来といったところです。
 
足場をかけたあと、最終の細かなチェックを現場担当の佐藤君と行ってから現場をあとにしました。
そのあとはここ最近の流れそのままに、今日もそのまま夕方まで市内を走り回る一日となりました。
そして、夕方も足場の上で締めくくり。
太陽光パネルの取り付け作業の進捗を確認にいきました。
こちらの現場も一応、大がかりな外装リフォームと言うことで、まさにシーズンインと言った感じです。
さて、リフォーム業界で今、最も注目されていると言っても過言で無い、この外回りのメンテナンスを兼ねて外からの見た目を新築当時のときのように美しく生まれ返らせることが出来るという外装リフォームですが、一昔前は塗装屋さんの専売特許でした。
そして、『リフォーム』という言葉の普及と共に営業系の会社が受注を専門で取り、下請けの大工さんや塗装屋さんに工事を丸投げするという、構図に少しずつ変わって行ったのです。
それは建築の専門家ではなく、営業の専門家による訪問販売という形でだんだんと広がって行きました。
そういう形態の会社は一度外壁を塗ると10年くらいはそのお客様に対して用が無くなるので、後々の信用よりもその場の利益だけに執着する傾向が強かったように思います。
私たちが行う外装リフォームはその全く逆で、長年お付き合い頂いているお客様のお宅の維持管理、メンテナンスの一環という位置づけとなります。
外壁や屋根の塗膜が長年の雨風、紫外線によって劣化して来たら、その元の基材まで劣化が進まないように、ということで長期に渡り家を守る為のご提案をしています。
しかし、残念なことにご提案を見積書にするとその場の利益を目指す狩猟型の(今は法改正で出来なくなった)元訪問販売会社と、書いている内容はよく似たモノになってしまいます。
モチロン、性能的に優れたものや工法、システムとしてしっかりしたもののご提案をしていますが、特徴や強みをアピールするのはどこの会社も同じです。しかも、すみれには営業的なスキルは全くといってありません。(涙)
慎重になったお客様が念のため、と数社に同じ内容の見積もりを依頼するとどうしても塗装専門の会社に声をつい声をかけてしまうようで、その手の会社は工事範囲や工事の方法の話になるとどこの会社もどうも場当たり的な受注を取りやすそうな所で落ち着かせようとします。
そんな訳で、外装リフォームにおいて、建築の視点から見るのはいつも少数派となってしまいます。
これは、
私が少数派でいつも正しい。
ということでは決して無く、これからのトップシーズンに入るにあたり外装リフォームをお考えの方には、業者の多数派意見だから、という判断ではなく、リフォームをする本質に目を向けた選択を頂きたいと思うのです。
塗装の為の塗装は無く、家を長きに渡って安心・安全そして美しく守る為の塗装であるべき。
だと思います。
夜はすみれ最大級のリフォーム工事の竣工を祝って、現場、事務方担当者、ご協力頂いた業者さんを交えて慰労会。
みなさまおつかれさまでしたー。

私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』

を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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今日のECO=太陽光 そろそろ普及の 段階か

神仏に仕える方が支えたら、使える様に仕える喜び。(笑)

JUGEMテーマ:日記・一般
 
週の立ち上がりの月曜日、今週もお約束の現場着工へと立ち会いからスタートです。
朝一番は以前からお付き合いを頂いております、おらが村の国宝、太山寺の塔頭寺院の庫裡のおトイレの改装工事の着手立ち会いに行ってきました。
ちなみに、太山寺はこんなお寺です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B1%B1%E5%AF%BA_(%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82)
すぐそこに村の自慢の三重の塔を見ながら石畳の参道を進んでいき、

県指定文化財で江戸時代に造られた枯山水で有名な名勝のお庭がある庫裡へ、

私個人としても大好きな愛すべきお寺と伽藍と塔頭寺院のなかで工事をさせて頂けることに心から嬉しく思います。
特にこの太山寺は一人でしょっちゅうお参りに来て何時間も過ごすとっておきの場所だけに喜びもひとしお。
本当にありがたいことです。

その次はこれも近所のお客様宅の着工現場に向かいました、すみれのアイドル犬チャックのお母さんのお宅です。
いつも元気なお母さん、久しぶりだワン、(笑)

すみれの創業当時から大変懇意にして頂いているこちらのお客様も代々続く村の庄屋さんで、実は村にある鎮守の神主さんもなさっておられます。

仏も神も身近な存在に感じながら、気持ちよく仕事をさせて頂ける環境にあることを心から感謝しつつ現場を後にしました。
それにしても、、良く考えてみたら事務所の近所のお寺さん、神社さん関係のお客様の本当に多いこと、車で15分圏内で5件もその関係のお客様がおられることに今更ながら気づきました。
そんな宗派や神仏の違いに拘わらず皆さん同じように私たちに心を開いてお付き合いくださるのを思うと、『神仏一如』という言葉が浮かびます、その言葉はまさに冒頭の石碑に刻まれた天台宗開宗の根本ともいえる考え方でもあるのです。
*******天台宗門宗のH.Pより転載******
修験道が仏教風の修行の中に移行したとは云え、元来民族信仰に根ざして発足したのでありますし一般国民の宗教が神棚を祀り仏壇を設けて敬神崇仏と云う神仏一如の信仰形式で今日に至ったのでありますから、自然民衆教たる修験道はこれに即応し神仏不二の教理を展開し推進して今日に至ったのであります。そこに他宗と異なった特色はあるが密教の盛んになるにつれその色彩も濃厚となり混沌とはなったが、齟齬(そご)を来すこともなく一般民衆の先達となり国利民福をモットーとして一意霊験の発得実現という方向に向かって歩みつつ今日に至ったと云ってよいでせう。
********転載ここまで********
自我に満ちあふれた偏見や拘りを捨て、神にも仏にも人にも感謝をしながら日々の業に精進しよう、と振り返る一日となりました。
業は行、やっぱり人生はそのまま修行ですね、
ありがたや、ありがとう。
『建築業を通して地域社会に貢献する』を理念にモノづくりの本質を守る私達は、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』をミッションとして日々社業に励んでいます。

EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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今日のECO=見かけたら 躊躇もせずに エンジン切る
字余り、、