置き土産。

 JUGEMテーマ:日記・一般

月曜日の晴れ。
1週間の立ち上がりとしては最高の天気でした。
週末の雨と気温が下がったせいか、空気がとても澄んで気持ちのよい陽射しに何となく気持ちはアゲ気味、相変わらず空模様に左右されるノーテンキさを発揮して一日走り廻りました。
朝は月曜日にありがちなパターン、という事で着工現場へ、
真っ白でスッキリしたヘアーサロンをシャビーで趣きのある雰囲気に改装する現場です。
工期も短期間で仕上げるという事で初日からエンジン全開で作業に取りかかるスタッフ達。
なのですが、現場に行ったとたんに
「今日の予定のミッションが全て出来ないかも知れません、」
と、担当のヒメー君のヒメーが聞こえて来て、若干の悲壮感が漂っていたのを感じて私も(珍しく)現場作業を手伝ってしまいました。
ヒメー君、助かったろ、(笑)
与えられたミッションは、
出来ない、では無く先ずは出来る方法を考える。
解決策が思い浮かばないときは、相談してみる。
とにかく、やり切る事に焦点を合わせてあらゆる手段を模索してみる。
やで、良く思案してね。
お題目は現場での一仕事を終えて、神戸市内の現場をあちこち廻っていた中で、あるクライアントから聞かされた衝撃の事実です。
とあるビルの改修工事に取りかかっており、今は解体工事の真っ最中。
住宅だったフロアーをスケルトンに壊した後、綺麗に事務所に作り直すということで、打ち合わせに伺いました。
今回の工事はクライアントであるK氏から3年ぶりくらいに突然電話を頂いて依頼されたのですが、ずいぶんご無沙汰していたのに、と、ありがたいと思いつつ、あまり深いお付き合いもしていなかった方がなぜ思い出した様に連絡を下さったのか不思議に思っておりました。
今日打ち合わせに伺った際にそれとなくそんな話になり、耳にしたのは
「Mさんからくれぐれもすみれにやらせたってくれと頼まれとったからな、」
というK氏の言葉でした。
M社長とは、金融や不動産で手広く活躍されていた有名な方で、ひょんなご縁を頂いて創業時からなにかと可愛がってくれていた方です。
なにかにつけて私を呼び出しては周りの経営者の方に紹介してくれて、
「こいつは若いのに大工の若衆を10人も抱えて工務店をやっとる、そんなヤツは今時神戸にはおらんで、これから絶対伸びるから使たってくれ、」
と、ずいぶん大げさに紹介して下さったものでした。
今回のクライアント、K氏もそんな流れでご紹介されたお一人です。
「そう言えば、最近すっかりご無沙汰をしておりまして、M社長はお変わり無くおられますか?」
と、聞いてみたところ、
「えっ、知らんのか、」
と、K氏は絶句、
なんと1年半近く前に亡くなられていたのです。
そして、その亡くなられる前に
「このビルの改装をするときは必ずすみれに声を掛けたってくれ」
と、言って下さったとの事でした。
徒手空拳から事業を始めた私は、本当にご縁を頂いた周りの方に助けられ、育てられて今まで何とかやって来た、というのは間違いない事実だと思っています。
若い大工が何とかお施主様に喜んでもらえる様に、と、必死になって現場で働いている姿を見て応援してやろう、と思って下さった方々が繋いでくれたご縁だけで今があると行っても過言ではないと思います。
いつも、その事は肝に命じているつもりですが、目の前でまるで遺言の様に私の事を応援して下さった方がおられたというのを見て、しかも、私がその方のあの世へのお見送りも出来ていない事を知り愕然となりました。
散々お世話になった恩人に対してご恩を返せていないどころか、義理さえも果たせていない自分がそこにいました。
目の前のこと、すこし先の事、将来のこと。
考えなければならない事は山ほどありますが、前にばかり気を取られて振り返る事を忘れてしまったら、自分が今までやって来れた原因であり、実はこれからも最も重要な事、一番大事にしなければならないご縁を大切にするという心を失ってしまうということになるのだと気付いたのです。
M社長、ご挨拶にも行けないままで申し訳ありませんでした。
そして、最後の最後まで、本当にありがとうございました。
本日頂いた最後の教えを胸に刻み、丁寧に生きていくという事をもう一度改めて考え直す様に致します。
激しい人生を送られた分、これからはゆっくりと安らかにお眠り下さい。
ありがとうございました。
心謝。
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前提条件を見直してみる。

JUGEMテーマ:日記・一般

ドラッガー博士は『マネジメント』の中で全てのものは陳腐化する、という風に定義をされました。

だからこそ、常にイノベーションを考えなければならない、と。

どんなにいいアイデアも、素晴らしいシクミも使い続け、定着した後は次第に陳腐化して色あせていくと。

確かに、と思う事も良くあるのですが、全てのもの、という前提には少しばかり疑問を持つ事もしばしば有ったりします。

経営の神様と言われる人が言われた事に私のような職人上がりの工務店のオヤジが異議を唱えるのもどうか、とは思いますが違和感があるものは恥ずかしがらずに言った方がいいのでは、と思ったりして。(笑)

今日は月に一度の茶の湯のお稽古という事で、お休みを頂きました。

ま、滋賀まで行くということで、夕方からはしっかり仕事もして帰ってくる予定ですが。(笑)

明日の日曜日はガッツリ予定が入っているということで、朝は明日の代わりのランニングに出かけて身体と心の両方をリフレッシュする事にしました。

いわゆる、文武両道な休日ですが、夕方には膝はガクガクになってしまいました。。

春の爽やかな朝日を浴びながら何も考えずに走っていると頭の中では様々な事が走馬灯の様に浮かんでは消えを繰り返します。

この1週間に有った出来事を振り返り、心の奥に引っかかっていた事が次々に浮かびます。

反省したり、後悔したり、謝ろうと思ったり、、(失敗ばっか、笑)

一応、経営者という立場上、スタッフの失敗や失敗とは言えないまでもトンチンカンな言動に対して叱ったり、冷ややかだったり、素っ気無い態度を取ったりする訳なのですが、その時の自分の態度や在り方があれで良かったのか?と問いかける事が多いような気がします。

ま、大体良くない訳ですが、、

そんな事に思いを巡らしながら走りつつ、ふと思い出したのは、昨日のランチに行ったラーメン屋さんの厨房に張ってあった文字です。

『人の短所は指摘するな、自分の長所は口にするな』

確かに自分自身を振り返ると、いちいち言わなくても既に反省している事に対して、被せる様に叱る事が多くあるような気がします。

自分ではただ、おなじ事を繰り返さない様に確認をしたいだけなのだと思いますが、言われる方にしてみれば、「言われんでも分かってるわい、」的な感情が湧いたりして、必ずしもいい結果を残せるとは限らないような、

それでも言わずに居られない、、

これって、我が家の親子関係でも良くある構図のような気もします。(涙)

この悪循環を断ち切れる様にするには、なにか事が起こってから対処するのではなく、事が起こらない様に予防するしかないように思います。

そんな事を思って、(自分自身を含め)大勢のスタッフのあらゆる失敗やトンチンカンを未然に防ぐ為に普段の生活の中に正しい判断が出来る様になる為の習慣を取り入れ、浸透させていくしか無いと思い、会社のシクミ、ルールに毎日刻む習慣を(むりやり)組み込んで皆に取り組んでもらっている訳ですが、、

まあ、なかなかではあります。。

しかし、そんな取り組みを始めた5年前から比べると格段に良くなっているという事実もあり、(元が悪すぎたか、笑)習慣化と見える化を旗印におなじ事を継続する事の重要性をとても大きく認識しています。

ドラッガー博士が言われる通り、やっぱりそれらの取り組みも陳腐化するのかも知れませんが、私の個人的な実感でいうと、毎日のペースを刻む習慣はずっと有っても良いのではないか、というコト。

今朝のランニングでいうと、いつもと同じコースを走っても1年前に比べるとずいぶん短時間で同じ距離を走れる様になりました。

おなじ事を繰り返す事によって、早くなったり、深くなったりする事は確かにあると思うのです。

それで培った基礎体力をバネに使うことが違うところでイノベーションを起こす原動力になるのではないか、陳腐化を怖がらず守り続ける事も大事じゃないかと。

敬愛なるドラッガー博士、生意気行ってスミマセン。(笑)

きっと私の思考のレベルが低すぎて色々と余計な解釈を考えてしまうのだと思います。

あ、でもよく考えたら陳腐化するのは市場において、という前提だったかも、、(汗、)

前提だと思っていた前提を見直す、ってお話でした、(笑)

「イノベーションを行なう組織は、昨日を守るために時間と資源を使わない。昨日を捨ててこそ、資源、特に人材という貴重な資源を新しいもののために解放できる」

もう一度、よく考えてみたいと思います。

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答えは現場に、そして顧客にあり。

四月もそろそろ中盤に差しかかるというのにとても寒い朝でした。
昨日の松山への弾丸出張から最終の便で神戸に帰って来たという事で、滅多に乗る事が無い夜行バス。
お陰で夜明け前に起きて始発で帰ってくることになり、早起きは3文の得と言いますが、とても充実した朝の時間を過ごす事が出来ました。(笑)

 

朝夕は寒くても木々の若芽は毎日確実に芽を吹いて新緑の季節を迎える準備を整えようとしています。
今の季節は二十四節気で言うところの清明。
少し肌寒さが残るくらいの方が合っているのかもと、真っ青な空に伸びていく新芽をみて思いました。
今朝も朝から現場へ、
すっかり現場担当として取り仕切っている新築現場の基礎コンクリートの打設ということで、打設前のチェックです。
絶好の生コン日和のもと、順調に基礎の立ち上がりコンクリートの打設を終える事が出来ました。
ただ、昼からは雲行きが怪しくなり、通り雨が降って来たりしたこともあり、レベラーと呼ばれる天端の仕上げは取りやめにして明日に持ち越す事に、、
ま、ここまでくれば大丈夫。
あとは来週の上棟もいい天気になる事を祈るばかりです。
その後はは断熱リフォームを含めた全面改修のお客様との打ち合わせに同席したり、再来週から始まる美容室の最終確認に現場に行ったり、と現場廻りを数件。
相変わらず、今日も事務所の机に座る事のない一日となりました。
デスクに座って、PCに向き合ってやるべきことが無い訳ではありませんが、私はそもそも職人上がりの現場主義。どちらかというと、机の上より現場の方が強みが発揮出来るという事で、その辺りは私の替わりに進めてくれているスタッフに甘えておきたいと思います。
皆さん、宜しくお願いします。
現場に出る事もそうなのですが、このところ自分でも意識して実務に携わる様に心がけています。
建築屋はしっかりしたモノを作ってなんぼ。
ということで、もう一度現場での実務を見直して精度を上げたい、と思っての事ですが、事務所をずっと留守にしたままで、曲りなりとも会社が廻っているのはひとえにスタッフのがんばりのお陰だと感謝する事しきりです。
今年の私のテーマは『初心に戻る事』
すみれを立ち上げたときの最初の志をもう一度見つめ直し、実践によって成果を上げていく事、としました。
その為のキーワードは実践だと思い、実務にしっかり向き合う様にと、現場を走り廻っているという次第です。
そんな事を思い始めた一つのきっかけに尊敬する先輩経営者に言われた言葉があります。
それは、
「勉強熱心なんはええけど、それを実践する場をちゃんと作ってるか?」
「頭でっかちになってないか?」
という事でした。
学び続ける姿勢、習慣は非常に重要な事ですが、何の為に学ぶのか?という目的を考えた時、実践する場を作っていてこその学びだとその時にハッと気付かされました。
今やるべき事に繋がる勉強と、次の展開に不可欠な事以外は一旦棚上げして、集中すべき事に注力すべきなのだとその時思ったのです。
夕方から、そんな気付きを下さる先輩社長に誘われて夕方からその会社の懇親会に参加させて頂きました。
お酒の席という事で社長、幹部、スタッフ入り交じってざっくばらんな会ではありましたが、やっぱり仕事の話も出て来ます。
その身内の話に参加させて頂いて、なるほど、と唸らされた事がいくつかあり、飛躍的に業績を伸ばされている秘訣の欠片を見せて頂いた気がします。
その欠片とは、
経営者、スタッフが一緒になって行なう固定観念の破壊。
業績を上げる為の答えを現場で見つける事。
そして、その答えとは実は顧客が持っていること。
いつもながら非常に為になる学びを頂きました。
先ずは固定概念の見直しから始めたいと思います。
T社長、いつもありがとうございます。(そして、ごちそうさまでした。笑)
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食物連鎖。

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昨日までの春うらら、は何処へやら、神戸は朝から大荒れのお天気になりました。
いわゆる、春の嵐と言ったところですが、前回天候が崩れた時の様な寒さは無く、激しい雨と強風に晒されながらもそこは少し季節の弛みを感じることとなりました。
暑さ寒さもなんとやら、もうすぐ春分という事で文句無しの春がすぐそこまで来ているのを天気が崩れたのをきっかけに感じることとなりました。
1週間の立ち上がりという事で、午前中はみっちりと事務所でのデスクワーク(というより電話ワーク)をこなしました。
おかげさまで今週も忙しい一週間になりそうな予感です。
しかーし、昼からは、超久しぶりとなるすみれママ☆との二人っきりのおデートという事でお休みを頂きました。(苦笑)
向った先は神戸から山をいくつか越えて北にある、丹波篠山、
枝豆とシシ鍋で有名な自然豊かな山に囲まれた盆地です。
今年になってひょんなことからご縁を頂いた船越さんという自然食界のきみまろ?と呼ばれる方の講演があまりにも良かったので、是が非とも妻にも聞いてもらいたいと思い、今回の講演会に2名分勝手に申し込んでおいたのでした。
何を食すかよりも、誰と食すか?
という自然食以前の問題としての根源的なお話は、まるで妻を連れて講演を聞きに来る、という初めての行動に出た私の心の中を整理してくれている様でした。
みっちり3時間近くエネルギッシュにしゃべりっぱなしのお話の中にはずいぶんと大きな刺激を頂くことが出来ました。
中でも今回、一番印象に残ったのは『教育論』について。
今日の船越さんのお話をさわりだけ、簡単且つ乱暴にまとめておきたいと思います。
人間に限らず、全ての動物は子供に対して教育を行う。
その教育とは命の繋げ方であり、子孫の残し方である。
生きる為の捕食の方法を親は子に厳しく教えるものである。
自然界では命を繋げる方法とは、親が食して来たモノを子に伝え、その捕り方を教えるものである。
これが自然の摂理、教育の原点ではないのか?
ところが、今の現代人はその土地に昔から伝わって来た伝統食を捨てて、違う食文化を次の世代に伝える様になってしまった。
そこには100年前には全く存在さえしていなかった農薬、保存料、食品添加物等がふんだんに紛れ込み、長い年月を培って来た健康な食生活を有害なものに染めてしまっているのではないのか?
要するに、自然の摂理から逸脱するような食文化を受け入れることによって、教育の根本が分からなくなっているのでは無いのか?ということでした。
命の繋げ方を教えるのであれば、ありとあらゆる食べ物に対して感謝の気持ちを持ち、私たちの食卓に投げ出されている命に対して、心の底から「いただきます」と言うべきで、そこから全ての教育が始まるのではないのか?
まぐろの切り身を三切れ食べればエネルギー計算で言うと私たちは10分間生きるエネルギーを摂取出来るといいます。
その三切れのまぐろの切り身が出来る為にはまぐろはイワシを1000匹食べなければならないとのことでした。
その1000匹のイワシはアミエビを5億匹食べて大きくなっており、
そしてそのアミエビは5兆のプランクトンを食している計算になるとのことでした。
そんな多くの命の連鎖を受けて、私たちは生きているということを考えた時に、感謝する以外に何が出来るのか?
そんなことさえも子供に教えられないで何が教育だ!
と言っておられる様に感じました。(実際はそんなにキツくは言われてませんでしたが、、)
(私たちが抱えている諸事情もあり、)これは心に深く突き刺さりました。
そして、そんなことを考える時間を妻と一緒に過ごせたことを本当にありがたく感じた次第です。
素晴らしいご講演を聴かせて下さった船越さん、とても美味しい玄米のおにぎりと重ね煮を振る舞ってくださった主宰の三心五観の藤本さん、そしてfbのイベントページをご紹介を下さった青山さん。
その他にもまるで食物連鎖の様に今まで私にご縁を繋げて下さった皆様のお陰で今日があるのだと、改めて気付き、そして感謝する次第です。
ありがとうございます。そして、頂きます。
心謝。
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私もデートの〆に行って来ました。(笑)
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疑うべきは(自分の中の)常識。

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月曜日、晴天。
今朝も神戸は雲一つない晴天に恵まれました。
週の立ち上がりにもってこいのいい天気ではありましたが、寒波の影響か3月はすぐそこまで来ているのにまだ寒い日が続きます。

 

折角のいいお天気でしたが今日は一日中大阪の会議室に缶詰状態。
久しぶりに施工の技術研修なるものにどっぷりと浸かっておりました。
建築の世界では技術の革新、進歩が目覚ましく、たった1年程で世の中のアタリマエがガラリと変わったりします。
一度学んで理解した(はずの)事があっという間に解っているつもり、というレベルまで下がってしまい、お客様に対して正しい提案が出来なくなってしまう事になりかねません。
厳しい経営環境にさらされている建築業界で勝ち残る為に絶え間なく学び続ける姿勢無くして、まともな営業はできないと言っても過言ではないと思っています。
それにしても、、半年程前までは不可能、と言われていた施工が今では全く問題のないスタンダードな施工になっているのには正直驚きを隠せませんでした。。
(自分の持っている)常識ほど当てにならないものはない。と、再認識した次第です。
再認識といえば、衝撃的なくらいに間違って思い込んでいたことがもう一つ発覚しまして、、
恥ずかしい思いと共に冷や汗をかいています。
それは、これ。

Image18131.jpg
この写真は2009年の3月中旬のこのブログにアップしている写真ですが、2008年からこの街路樹を辛夷だと思い込んで春になる度に何度もブログに登場させております。
し、しかし、どうやら私の勝手な思い込み、というか勘違いだった可能性が大きくなって来ておりまして、この街路樹に咲く花はどうも白木蓮のようなのです。
なんと、ひょっとしたら、(というか多分、)5年間に渡って間違いを犯し続けていたかもしれない(というか、いた。)のです。(恥)
創業してから今までの12年間、
「アタリマエの事を当たり前に出来るようになろう!」
とスタッフに対して繰り返し言い続けて来た私の掲げているアタリマエや常識というものが如何に頼りなく脆いものか、という事をカタチを変えてまざまざと見せられた気がしました。
自分の中のアタリマエや常識を疑いながら物事の判断をするべきだと改めて、、
もしかしたら(というか多分、)今まで私が廻りの人に押し付けて来たアタリマエはずいぶんと非常識なことだったのでは、と思い返して冷や汗をかいています。
諸行無常。
人の世は常ならぬもの、と仏教の言葉にありますが、時の移り変わりに常識はあっという間に非常識になり、あり得ない、と思っているような事もある日突然起こったりする。
アタリマエの事をする事と、当たり前だと思っている事を疑う事、どちらも同じくらいに大事な事なのかも知れません。
結局、この世はすべからく陰陽一体なのですね。
wikiによるとこれがコブシ、、残念ながらやっぱり、わかりません、(涙、)
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疾風知勁草。

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博多で迎えた朝は快晴。
ニュースで中国から飛来してくる大気汚染物質で今日の福岡市は安全基準を越える予想、と報道されていましたが、そう言えば少し靄がかかっていて、雲一つないいい天気の割には爽やかさに欠けるような印象がありました。
昨夜は折角の博多泊でしたが、今日の予定もぎっしりという事で早めに就寝、今朝も同行していたメンバーさんより早めの便で朝一番に出発しました。
そのまま神戸も京都も通り越して滋賀県の和邇へと向かい、学び続ける習慣の一つである月に一度の茶の湯のお稽古へ。
カタチを倣い、それを身体にしみ込ます事で自然の流れを身につける。
理屈だけではなく、行動によってしか体得出来ない真理に向き合う時間をしばし過ごしました。
心を落ち着かせ、自分自身と向き合った後はそのまま大阪へ、
向う先はやっぱり現場です。
仕上げに対する配慮の無さをお施主様に指摘されるという建築屋としてはとても恥ずかしいことになり、工期の延長をお願いして、お施主様にご迷惑をおかけしながら手直し工事を行っていた現場です。
私も何度も足を運び、確認をしながら修正の工事を進めて来ましたが、今日は最終のチェックという事で念入りに担当者と確認をして廻りました。
終了後、お施主様にも一応のご納得も頂き、気持ちを切り替えて前に進んでいく、と言って頂けたことで一段落ではありますが、私たちとしてはこれからのアフターケアでもう一度信頼を取り戻し、ご商売が繁盛するように微力ながらお手伝いを出来ればと考えています。
Y様、この度は大変ご迷惑をおかけしました。
これからも長いお付き合いを頂きながら、少
しでも私たちとご縁

才能とは継続できる情熱。

 JUGEMテーマ:日記・一般

久しぶりに青空を見た気がします。
寒いながらも今日の神戸は晴天、身が引き締まるような朝でした。
週末という事で朝一番からお客様宅への訪問、打ち合わせ。
そろそろ年度末が近くなって来たということでかねてからご検討頂いていた太陽光発電システムの設置工事のご契約と補助金申請のお手伝いに上がりました。
奇跡と言われる売電価格を利用出来るタイムリミットが近づいて来たということで、設置工事の段取りが忙しくなってきました、どうせ設置するなら条件がいい時に、という事で夕方にも一件申し込みを頂き、年初にアフター担当でもあるマーケティング事業部の和田が行った太陽光セミナーを聞いて下さった方の殆どが設置を決めて下さいました。
マーケティングとは販売することではなく、顧客に価値を伝えること。
というすみれのマーケティング理論を忠実に守った活動が実を結んだカタチです。
とても嬉しいことであり、これからも顧客に出来る限りのメリット享受して頂けるように情報の収集と発信に全員で励んで生きたいと思います。
情報と言えば、補正予算で組まれている省エネ改修事業に対する住宅への助成金、そろそろ詳細も決まり正式な発表が近づいて来ております。
緊急景気対策の一環という事で、公募期間が短い助成事業となりそうなので早めの準備をしておきたいと思います。
昨年からすみれが本格的に取り組みを開始した今時の新築並みに住宅の性能を上げる高気密、高断熱リフォームの背中を後押ししてくれるような政府の政策ということで積極的に利用したいと思います。
既存の住宅でも長期優良住宅、次世代省エネ基準を満たすようなあったかな住宅にリフォーム出来るということを地域の皆さんに知って頂いて、家の中での温熱環境のバリアフリー化という考え方が広がれば良いと思います。
昼からもホームページを見ましたー、と新規のお客様にお越し頂き、私のプチセミナーを聞いて頂いたり、衣食住を組み合わせた、ゆる~い、そして楽しい生き方しようよ、を提唱する活動を行っている方がコラボしてイベントをしませんかー、というご相談に来て頂いたりと週末らしい一日になりました。
ついでに、子育てについてのアドバイスなんかもいただいたりして、、(苦笑)
写真はすみれママ☆とお嬢が一緒に作っていたバレンタインのチョコの残りものパパの分。
娘からのチョコもないんやろな、かわいそうに、、
と思って下さっている方も多いと思いますが、御心配なく。
カタチだけ一応ちゃんともらって、毎日せっせとチョコを食べてますので。(笑)
さて、お題目は若くして7大タイトルを独占、制覇した天才棋士、羽生善治氏の言葉の抜粋です。
才能とは一瞬のきらめきではない。
継続出来る情熱を持てるこそこそ才能で、そういう人の方が、長い目で見ると伸びるのだ。
天才、最強の名を欲しいままにした方の言葉ですが、その強さの根拠を情熱とそれが成す継続だと言われていることに私のような凡人でも勇気をもらうことが出来ました。
実はこのところ、(またもやですが、)数件のお客様から工事の品質や工事中の気配り等についての苦言を呈されておりまして、10数年アタリマエのことをアタリマエに出来るようにと、積み重ねて来たことが未だにしっかりと根を張った体制になっていないことに愕然としています。
お客様の話を聞いてみると、結局足らないことはお客様との顧客接点である工事担当者とのコミニケーション不足だと言うことで、順調にいってると思ったとき程、慢心、思い込み、自己欺瞞に陥ることを改めて思い知りました。
結果、私の担当者への引き継ぎの甘さ、お客様の思いをしっかりと伝え切れていないことが最大の原因だということが露呈することになりました。
お客様にはご迷惑をおかけすることになってしまいましたが、最後まで責任を持ってご満足頂けるところまでやり切ることで担当者と共に失った信頼をなんとか取り戻したいと思います。
全ての現場で完璧な施工でお客様の期待を越える価値をお届けする。
そんな工事店としての強さを身につけるまでにはまだまだ時間がかかるという事なのだと思いますが、羽生善治氏の言葉を胸に、情熱を持って進んで生きたいと思います。
長い目みて伸びることによって、全てのお客様にキッチリと恩返しが出来るように。
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『思ったら、即行動』

 JUGEMテーマ:日記・一般

今日も忙しい一日でした。
午前中はホームページからの集客、受註で神戸でNO1の実績を挙げ続けられている近所の仲良し社長のところにてWEBの勉強会。
本質に基づいた顧客目線を忘れないホームページ運用についてしっかりとレクチャーを受けました。
O本社長、お忙しい中お時間(と、惜しげも無くノウハウまで)を頂き本当にありがとうございました。担当の高橋智くんも帰社後、出来るところからすぐに取りかかります、と燃えておりました、心から感謝申し上げます。
昼からは新築を計画中のお客様に来社頂いて初見のヒアリング、2時間半以上にも渡る長時間、お付き合い頂きました。
A様、F様、本日は遠方よりお運び頂きましてありがとうございます。
本日お伺いした内容を出来る限り現実のものに出来るよう、精一杯の努力を致しますので引き続き宜しくお願いいたします。
さて、お題目はいつも季節の変わり目にお客様向けに発行している、すみれ便りに寄せた私の原稿から。
少し早いですが、お手元に届く前にここに転載させて頂きます。
*****ここから転載*****



すみれ便り2012 秋号  『思ったら、即行動』

 

有限会社すみれ建築工房 代表取締役 高橋 剛志

 

暑かった9月も終わり、いよいよ10月ということで季節は本格的な秋へと移っていきます。

今年の夏も厳しい残暑に見舞われましたが、ここに来てずいぶんと涼しく、過ごし易くなって参りました、朝夕の気温の変化も激しくなって参りましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。


この時期の伊川谷では、そこここで田んぼの稲刈りが行われ、普段の暮らしの中にあっても実りの秋を感じる事が出来て、その風景を見る度に毎年親戚が送って来てくれる新米を心待ちにしてしまいます。

身近なところに田や畑、海や山がある神戸という街で暮らす事の良さを季節が変わる度に感じてこの地に根を生やして生業を続けさせて頂いている事に感謝せずにいられません。

 

先日ある会合に出席した際に、9年程前にご自宅のリフォームをさせて頂いたお客様と偶然出会うという出来事がありました。

その方は出席者名簿を見て私の名前を見つけてくださって、会の途中の全員に話される時間を割いて、すみれで工事をした事がある、とてもいいリフォームで今も満足している、機会があれば一度声をかけられる事をお薦めします、と60人ものメンバーさんに向かって話して下さいました。

私はというと、思いもかけないことに若干戸惑いながら、嬉しくて端の方の席で涙ぐんでおりました。

 

その方は『神戸で輝く女性経営者』という本に取材を受け、書籍に紹介されるほど、ご活躍をされている家事代行サービスの会社の会長で、ご自身が執筆された著書はメディアで取り上げられたり、神戸暮らしの学校を設立されたり、最近では武庫川女子大で講師を務められるなど精力的な活動を続けられている立派な経営者で、私もその昔、この方に異業種勉強会に誘って頂いたことがきっかけで大きな成長を遂げる気付きときっかけを頂きました。

 

そんな方に人前で大々的にお褒めの言葉を頂けたのは本当に嬉しい事でしたが、この度はそれにも増して大きな教えを頂く事が出来ました。

それは、『神戸で輝く女性経営者』の書籍の中にあった会長の言葉で、『思ったら、即行動』ということであり、会長が昔から一貫して感謝の気持ちをすぐに手紙にして送る習慣を持っておられるということでした。

今回も、再会してご挨拶をした翌日にはきれいな字で認められた手紙が私の手元に届きました。

そういえば、と、今になって思い出したのは9年目にリフォームの工事を終えた時もスタッフを労うお手紙を頂いていたことで、その時も担当させて頂いたスタッフと一緒に工事をして感謝のお言葉を頂いたことをとても喜んだのでした。

そのお心遣いが長年にわたる精進と習慣の結晶だということが、今頃になって分かったのです。

 

元来、筆無精の私は、一時は心を入れ直して頻繁にお客様に葉書を出していた時もあるのですが、結局日々の忙しさにかまけて今では全く出来ておりません。

そんな自分を恥ずかしく思うのと同時に、カタチは違えども、『思ったら、即行動』の精神で周りの人に感謝の気持ちを伝えることをしていこう、と今更ながら大きく反省した次第です。

創業して以来、お客様に育てられ、生かして頂いていることを改めて実感して、そのご恩に報いる事が出来るよう社員一同精進していこうと今一度肝に命じることになりました。

皆様に頂けたご縁に本当に心から感謝するばかりです。ありがとうございます、そしてこれからも引き続きすみれ建築工房を宜しくお願いいたします。


*****ここまで*****

長文を最後までお読み頂きましてありがとうございました。(笑)

もうしばらくしたらお得な情報と共にお手元に届くかと思います。

読んで頂いた方には重複してしまうことになりますが、よろしくお願いいたします。


私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

21日完工システムでこ
だわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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        投稿日: カテゴリー 備忘録 『思ったら、即行動』にコメント

問題の方向性を理解する。

 JUGEMテーマ:日記・一般

昨日に続いて晴天の仙台駅を後にして東京に向かっています。
偶然に関東、東北方面の仕事が重なった(重ねた)ということでもう少し神戸から離れたままになりますが、スタッフの皆が頑張ってくれているということで、私も自分の仕事をしっかりと全うして帰りたいと思います。
昨日はシクミ研究会新築部会とうことでデザインに拘った建築で受注を伸ばされているスタップ社を訪問させて頂きました。
スタップ社では常にこだわりのオーダーメード家具と住宅をセットで提案されていると言う事で、まさに住まい方に焦点を合わせた形を持っているんだなー、と今時アタリマエになっているとはいえ、なかなかキッチリとやり切るのは難しいソリューション型のビジネスモデルを自然な流れで落とし込めるようにされていたのが印象的でした。
ショールームの展示の説明を頂いたり、
皆でディスカッションをしたり、
建築工事中の現場を案内して頂いたり、
完成現場の内覧をさせて頂いたり、
と、大変内容の濃い一日となりました。
大川社長、本当にお世話になりました、ありがとうございました。
さて、お題目はそんな研究会の中で感じた事です。
この全国から月に一度集まって新築住宅にまつわる様々な問題や情報の共有をする会では何かにつけて最先端の取り組みが成されます。
建築商材にしても世間ではまだ問題にもなっていない潜在的な問題に目を向けて、あらかじめ(問題になる前に)解決策を講じておけるというような凄い付加価値を持てる情報が毎回のように紹介されたりもします。
ジェイ・エイブラハム氏の言葉で、
「顧客は知らない事さえ、知らない」
というのがありましたが、一生に一度の買い物である住宅で大きな問題が顕在化する事自体、実は有ってはならない事なのです。
私たちは、問題なく、安心安全な住宅をアタリマエに提供するのが最低限の義務で、それが出来なければ建築業として生業を続ける事は出来ません。
そして、知らない事さえ知らない、というのは価値だけではなく、問題やリスクも同じだと思うのです。
そういう意味からいうと、同じ業界の同業者さん達と定期的に会う機会を持ち、問題や新しい情報を共有すると言う事はその潜在的なリスクを浮き彫りにして、問題が発生する前に叩き潰しておくことになると思っています。
また、事業規模も様々な各社のそれぞれのステージにおいて抱えている問題をたくさん聞くことで次第にこれからの工務店としての問題点の方向性を知る事が出来て来ます。
昨日の勉強会でも表面的に知ってる情報の深い意味を再確認したりも出来ました。
問題は目の前の有るものだけで無く、これから先にも山盛り待ち構えており、私たちが目指すのは出来るだけ前もってそれを知り、準備をしておく事だと思うのです。
永続する企業を目指しやる事はまだまだてんこ盛り、一歩ずつ歩みを重ねて行きたいと思います。

私たちすみれ建築工房は


『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行って
います。
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おまけ、地雷也、最高でした。大川社長、ありがとうございました。

45歳の戒め。

 JUGEMテーマ:日記・一般

日中はまだまだ暑い日が続きますが、空の色はすこしずつ秋に近づいているような気もします。
昨日に引き続き今日も大阪でほぼ1日過ごしました。
朝一番は、今年の大きなタスクの一つである社内の労務規定の見直し作業に顧問の社労士さんの事務所に伺いました。
労働基準法の遵守は企業としてアタリマエの事ではありますが、それを社内規定にしっかり落とし込んで準用するのは(私たちの様な中小企業にとっては)簡単な事ではありませんで、今まで曖昧だった所をもう一度洗い直してスタッフに気持ちよく働いてもらえる環境を作ろうと奮闘しております。
今の労働法は、しっかりと見れば見るほど働く側にとって良い環境になるように出来ており、その社員の利益は(最終的には)決して会社側の利益と相反するはずがない、と、強い心で取り組んでおります。
事業に対する目的は、会社も社員も同じはずですから、、
きっと大丈夫でしょう。(笑)
昼からは天満にタワーマンションの最上階のお宅のリフォームのご相談に向かいました。
私は仕事柄もあり、戸建派ですが、高層マンションのクライアントのお宅に行く度に心がぐらついてしまいます。
やっぱり、高い所っていいですよね、←バカ丸出し(笑)
大阪風情が色濃く残る街を歩きながら、住みやすそうな街だなー、なんて思ったりしてしまいました。
近所で寄席が気軽に見れたり、
地域の人の憩いの場でもある天満宮が近くにあったり、
ちなみにこれは有名な登竜門です。
心温まる立て看板があったりして、
大阪独特のほんわかした感じを堪能してきました。(あくまで仕事のついでですが、)
していきまひょ、
いい響きです。(笑)
さて、お題目は毎月少しずつだけ勉強している論語の中の教えから、
君子に三戒有り、という章があります。
孔子曰わく、君子に三戒有り。
少き時は血気未だ定まらず、之を戒むること色にあり。
其の壮んなるに及んで血気方に剛なり、之を戒むること闘いにあり。
其の老ゆるに及んでは血気既に衰う、之を戒むること得にあり。
乱暴に、超簡単に現代語に訳すと、
青年の時は色欲に、壮年になっては闘争に、老年になっては利欲を戒めるべき、ということの様です。
人間は生まれてから死ぬまでの年齢に応じて名前がついており、
胎児から始まって嬰児、孩堤、幼児、少年、弱冠、、という風にその呼び名がまるで出世魚の様に変わって行くのですが、30代は『壮』、40代はというと、『強』らしく、壮年と言われる年回りでも40代が、『血気方に剛なり、』となるようです。
論語の教えによると、45歳になった私はまさに、争い、闘いうことを戒めないとならない期間のど真ん中、と言う事になります。
そして、奇しくも私の今年のテーマは『剛』。
なので、今年バージョンの名刺はこんなのを作っておりました。
今年の年頭にテーマを自分で決めていながら、実は其の意味を自分でもしっかり理解しないまま、模索しながら半年と少しを過ごしてしまいました。
それも今になってやっとその意味がストンと腹に落ちた気がします。
今振り返れば、何となく違和感があったままでそのテーマにまともに向き合っていなかった気がします。
テーマにすべきは、剛くなる事ではなく、剛気を戒める事だったということ。
ちょっと、気付くのが遅かった!
という後悔や反省もありますが、