簡単そうで難しいタイムマネジメント。

平成31年4月12日 快晴

 晴天のジレンマ。

ポカポカと暖かな春らしい日が続きます。今朝はアイドル犬チャックと少し遠出してゴルフ練習所までお散歩。ついでに少しだけクラブも振り回しておきました。天気が良いと行動するモチベーションが上がって自然とアクティブになるものです。この調子で毎日少しでも練習すれば下手くそゴルフも少しはましになるのでしょうね。。雨の日も、曇りの日も鬱陶しい気分になるし青空がやっぱり良いな、と思いきや、やっぱり晴れた日は花粉の飛散が多いのか、皮膚に炎症が出ているところが痒くて仕方がないジレンマを抱えてしまってます。病院が好きではないのでほったらかしでごまかしていますが、これ、時期が過ぎたらマシになるのかしら?と段々と不安になってきました。。

 座談会?

今日は昼から、新住協、Q1住宅部会のメンバーに座談会に誘われて、いったい座談会ってなんやろか?とさっぱり趣旨がわかっていないまま、関西の高断熱高気密住宅の聖地、京阪沿線の香里園へと出掛けました。大阪環状線で移動してると桜ノ宮駅の周辺は桜が満開でした。流石、桜ノ宮って言うだけの事はあると今更ながら感心してみたりと、麗らかな天気の下、のんびりした感じの仕事に勤しみました。(笑)
座談会の方は、真面目な経営をされている工務店の経営者さんが近畿一円から集まってとても良い刺激と情報をいただくことができました。犬も歩けば棒に当たる。ではないですが、外に出ればそれなりに得られるものがあるものです。そもそも新住協と言う団体はコストを抑えながら高性能な住宅を供給したいと考える志の高い工務店や設計事務所の集まりなので、素晴らしい方ばかりです。良いご縁を頂けている事に感謝ですね。

 メールマガジンがトレンド?!

その新住協の経営者の中で最近流行っていると言うか、取り組まれている方が多いのがメールマガジンで、毎日のように家づくりを考えている方向けにわかりやすい情報発信を続けられておられて、私もこっそり?メルマガ登録して楽しませて頂いています。(笑)
そんな私も実はメールマガジンを配信しておりまして、不定期かつ、低頻度ですが月に一度から二度程度、すみれ本社で開催している勉強会のテーマの事前告知を兼ねて配信しています。家づくりを考えられている方への建築にまつわる内容というよりも職人起業塾の卒塾生やセミナー等でご縁を頂いた方向けに、フォローアップを兼ねて仕事や人生に対する向き合い方や目標達成に向けた意識の持ちよう等、私自身が学び続け、考え続け、取り組み続けている意識改革からの実践についての内容となっています。ま、あまり面白くないヤツです。(苦笑)

人生は生きている時間の集積

マーケティング理論を学び実践する無料勉強会である元祖職人起業塾の今月のテーマは「タイムマネジメント」です。私達が取り組む原理原則に基づいた考え方の根本は「成果は目標達成能力に由来して、目標達成能力は地道な習慣を継続することで高める事が出来る」というシンプルな理論で、「今すぐの成果」ではなく、「未来の目標達成」を決定するのは「今」の選択の連続である習慣だと考えており、そして習慣とは間違いなく時間の使い方です。「7つの習慣」のスティーブン・R・コヴィー博士は毎日にスケジュール管理を行う手帳を活用して優先順位を明らかにしつつ、重要な事柄へ取り組む時間を確保する事で、人間関係、健康、事業の成果、心の安定など、人生における本当に重要な事にアプローチする事が出来て、それぞれに対する目標達成能力を向上させる事が出来るとその手法を至って具体的に示されました。

習慣が人生を変えるのに・・。

コヴィー博士が提案される方法論は非常に具体的でわかりやすく、誰にでも簡単に取り組めそうですし、そのタイムマネジメントを更にしやすくする専用のノート「フランクリンプランナー」も販売されています。私も長年使っておりましたし、世界中でビジネスパーソンに愛用され続けています。多くの方があたりまえの理論を理解し、日々、未来につながる時間の使い方をする事でコヴィー博士が言うところの「人生の成功法則」を手に入れる事が出来る。ハズなのですが、分かっている事をその通りに、当たり前の事をあたりまえに出来るかというと、これがあまり簡単ではなく、自分自身で決めた習慣を途切れさせ、非常に残念ながら未来へのアプローチを諦めてしまう人が後を絶ちません。

アウトプットこそ最大の学び。

私はどちらかと言うと習慣化が得意な方で、長年かけて決めた事を継続する力を養いました。それでも自分自身を振り返って見れば、まだまだ足らない行動も至らない部分も少なからずあり、決してタイムマネジメントに長けているとは言えないのが実際で、定期的に重要事項を整理して優先順位どおりに時間の配分を考え直す必要を感じています。今月の勉強会で改めてその部分にスポットを当てて、考え直して見たいと思っています。アウトプットこそ最大の学びとよく言われますが、勉強会の主宰をしながら、自分自身について振り返る機会を持ち理論の整理と共に自問自答を繰り返す機会を持てるのは本当に有難い事であり、ご参加頂く塾生諸氏には感謝するばかり、今月は来週の4月17日(水)の19時からの開催です。まだ席もありますので、時間の使い方を改めて考えたい、等々ご興味がある方は気軽に遊びに来て下さい。(^ ^)お申込みはこちら→https://www.facebook.com/events/2186703888257888/?ti=icl

参考までに、以下にメルマガで配信した事前告知を転載しておきます!


時は金なり。

とはベンジャミン・フランクリンの有名な言葉です。多分に観念的な印象を受けますが、現代社会では銀行にお金を支払って「購入」するのは「期限の利益」と呼ばれる「時間」です。何かを購入する際、今、手元に無い金額を稼ぐまでの「時間」を肩代わりしてもらう対価が「金利」であり、場合によっては購入するモノよりも多く金利を支払うことも珍しくありません。今の世の中はリアルに時間はお金と同等になっているのです。

あなたがもし、

毎日86,400が永遠に貰えるとして、全く翌日に持ち越す事が出来ないならば一体、何に使いますか?1月で2,592,000、1年で31,104,000を毎日、有意義に使い切る事ができるでしょうか。86,400とは人が平等に与えられる時間(一日の秒数)で、これがお金なら貯蓄する事ができますが、時間は貯めることは出来ません。使わない時間は腐って流れ去ってしまいます。もし、使い切れずに腐らせてしまっている時間があるのなら、今一度、使い方を考えてみるべきでは無いでしょうか?

今一度

今の自分の時間の使い方を緊急度と重要度で分類、計測してみてください。

第一象限:緊急度の高い、重要度の低い事柄

第二象限:緊急度の低い、重要度の高い事柄

第三象限:緊急その高い、重要度の低い事柄

第四象限:緊急度も、重要度も低い事柄

普段の暮らしを省みて未来を作る第二象限に費やしている行動と時間を書き出してみてください。

Time managementとは

時間(の集積である人生)をマネジメントするということであり、マネジメントの概念は言わずと知れたドラッカー博士がその著書「マネジメント」で詳細に表されています。その内容も鑑みて私が思うのは自分の人生をマネジメントするには、

1.セルフ・リーダーシップ(具体的な目標や結果を設定する。)

2.セルフ・マネジメント(手段や、いつ、どのように目標を達成するのかを決める。)

3.セルフ・モチベーション(動機付けと理論構築、目的の明確化)

の3つの要素が必要で、目標が達成できる、成果が手に入るなど、思考が現実になるか否かはその状態を作るのに必要な時間を割けるかにかかっています。特に、スケジュール!です。

目標達成は状態に由来し、状態は習慣に由来する。

平成の終わりと共に選手生活に終止符を打たれたイチロー選手は練習と努力の人として有名ですが、その語録の中で以下の様に語られています。「特別なことをするために特別なことをするのではない、特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする。」

状態管理と成果の関係を端的に言い表した素晴らしい言葉だと思います。

平成最後の私からの質問です。

Q:今の(もしくは新たな)目標に対するタイムマネジメントを明確にしてみてください。

目的:

目標:

方法:

時間、スケジュール:

期限:

_________________

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(やっぱり)コミュニケーションから始めよう!

平成31年4月11日快晴

日本人の心。

「昨日の土砂降りの雨は一体何やったんや、」と朝、目を覚まして愚痴っぽい言葉がぽろっと口からこぼれました。昨日のゴルフコンペでお花見気分で行くつもりだったのに極寒の土砂降りで大いに期待を裏切られたのが自分で意識していたよりよほど悔しかったみたいです。(笑)
昨日と一転して、雨上がりの空気が澄んだ爽やかな朝、いつものルーティン、10分間筋トレを終えて、アイドル犬チャックと朝の散歩に出かけてみると伊川の河川敷の千本桜が満開のピークを過ぎて花びらを落とし始めており、桜の絨毯ができつつありました。ぱっと咲いてさっと散る、桜の儚さと共に毎年決まった季節に綿々と繰り返される自然の営みの強靭さに人は心を打たれるんだ、と朝から日本中に桜を植樹しまくった日本人の心に触れたような気になりました。(笑)

地域に根ざす価値。

今日は午前中に創業当時からお付き合い頂いているお客様宅に大事に育てている花を冬の間の手入れがしやすいように温室を作りたいと言う相談を受けて訪問しました。もちろん、費用はなるべく抑えてと言うご要望ですが、「今は亡きご主人がこだわり抜いて建築家と一緒に作った家にあまりかっこ悪いものは付けれませんよね」と、ヒノキの木組みでかっこいい木組みの温室を作りましょうよ、とご提案。奥様もフムフムと私の言葉にご納得いただいたようで、長いお付き合いの中で建物への想いを共通認識として持てていることに嬉しくなりました。地域に根ざすと言うのはこういうことだなと。良いご提案ができるように精一杯頭をひねりたいと思います。

NOノマド。

今日は珍しく事務所のデスクに居座って、溜まりきったタスクを片付けることに集中しよう、と思いきや、あれこれとスタッフから相談を受けたり喋りかけられたりすることが思いの外多く、これって、普段私が全く事務所にいないから相談事が溜まっているからなのか、私が事務所にいればいつもこんな調子で相談事がたくさんあるのに、そこにいないから流れていってしまってうのか?とふと疑問に感じてしまいました。そもそも、私が会社にいなくてもチャットやメール、LINEなど、気軽にコミニケーションを取れるツールはたくさんあり、にも関わらず事務所メンバーから頻繁に連絡が来る事はないのです。もし、何をするわけでもなくても、そこにいるだけでコミニケーションが取りやすいプラスの効果があるとすれば、パソコンとWi-Fi環境だけあればどこで仕事していても一緒だと思っていたこれまでの認識を改める必要があるのかもしれません。

facebookは素晴らしい学びの場。

昨日、知り合いがSNSの中でシェアされていた講演の文字おこしを見て気づかされることと考えさせられることが非常に多くありました。タイトルは「オムロン竹林一さんに聞く、心理的安全性とイノベーション」となっており、なるほど、イノベーションとはそういうものかと随分と勉強になりました。経営の神様ドラッカー博士はその著書の中で「事業の目的は顧客の創造である」と言う名言を残されています。そして、顧客の創造とはイノベーションを起こして新な顧客を生み出すことだと定義されており、これが一筋縄では行かない、なかなか簡単なことではありません。しかし、そんな弱気じゃ事業の目的に向かえないってことになってしまいます。。
ちなみに、イノベーションの定義をひもといてみると以下の通り。

イノベーションinnovatio

技術革新の意味に用いられることもあるが,イノベーションは生産技術の変化だけでなく,新市場や新製品の開発,新資源の獲得,生産組織の改革あるいは新制度の導入なども含む。シュンペーターはイノベーションにより投資需要や消費需要が刺激され,経済の新たな好況局面がつくりだされるのであり,したがってイノベーションこそ経済発展の最も主導的な要因であるとしている。出典:コトバンク

イノベーションの起こし方。

この定義の真意というか方向性を考えてみると、イノベーションは経済発展を担うものであり、社会が良くなる事がその目的にあると気づかされます。竹林ー氏の言うところの心理的安全性を作り出す事はイノベーションの目的といっても確かに過言ではない、むしろそちらの方が本質だと私も思いました。この記事の中で私が最もグサッと胸に突き刺さったのは「コミュニケーションのないところにモチベーションは生まれない、更にモチベーションのないところにイノベーションは起きません。」というくだりで、なるほどな、と思うと共にイノベーションの起こし方自体の認識が大きく間違っていたことに気づかされました。前述の、オレ、やっぱりもう少し事務所にいた方がいいんじゃ無いか?という素朴な疑問もここから生まれたってことです。(笑)

やっぱり、コミュニケーション!から始めよう。

「企業は人なり」とはすっかり使い古された言葉ではありますが、事業所にとっては規模の大小にかかわらず、絶対的な真理だと思っています。すみれ建築の評価は全国あちこちをウロウロしている私では無く、地域密着の工務店の責務を担い、設計、施工、アフターサービスの実務をしてくれる顧客接点のスタッフの姿勢や実力しかありません。そして、企業が市場から評価され、必要とされて持続継続出来るようになるには、スタッフがその評価を得る実力を身につけねばならないのも道理です。そして、もうすぐ令和に元号も変わり、消費税増税、人口減少と急激な環境の変化を眼の前にして、私たちは今まで通りではやっぱりダメで、変わる=イノベーションを生み出す必要があります。「人間が抱えるあらゆる問題は人間関係である。」と断じたアドラーの理論から考えれば、その解決はコミュニケーションにあるという事になります。イノベーションを起こすには社内のデスクにかじりついている事は極論かもですが、来年の20周年に向けてコミュニケーションを深めていこうと改めて思った次第です。まずは、面談のタイムマネジメントからね。


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答えは問答の向こうにある。

平成31年4月10日雨

土砂降りのポジティブ。

昨日までの爽やかな青空からうって変わって今日は朝から本格的な雨模様。今日は半年に1度程度の不定期だけど恒例の、ビジネスコーチ四辻氏を囲んでのコーチングゴルフコンペの開催日でした。一日中雨が降り止まないあいにくの天気でしたが、同じコーチからコーチングを受けているメンバーは、共通言語を持った心易い仲間ばかりで、寒さで修行の様な時間でしたが、それなりに楽しい時間を過ごすことができました。それにしても、雨と言うより土砂降りでも花粉の飛散がなかったのは良し、今日は絶対に愚痴らないなど、ポジティブなマインドを持った人たちとの交流は貴重です。(笑)

15年。

私がビジネスコーチを雇い入れ、コーチングを受けだしてから15年になります。今は毎月1度のセッションだけですが、開始当時は月に3回ほどコーチングを受けて、自分がやると決めたことの進捗を四辻コーチに確認してもらっていました。その当時は、私はまだ現場で職人として働きながら、営業も行いつつ、あちこちに散らばる現場の段取りも一手に行っており、とにかく常に時間に追われ、忙しい忙しいと言いながら目先の対象に追われる日々を送っていました。

最悪の経営者。

毎月の売り上げ、職人の段取り、クレームへの対応、現場での指示とやる事は毎日てんこ盛り、やるべき事はいくらでもあるし、1つの現場が終わればすぐに次の現場へとかからねばならず、片付けても片付けてもやるべき事はきりがなく、目の前の事に振り回される、未来のことなんか考えられない状態にどっぷりと浸かりきり、私はいつも怒っていて、誰に対してもきつくあたる、最悪の経営者だったと今振り返れば思います。

2つのきっかけ。

もがき苦しみながらハムスターのように同じところをくるくると走り回るような毎日を何とか抜け出したいと思い、私がすがりついたのは2つありました。1つはなんとかヒントを探そうとジュンク堂書店で見つけた成功法則が書かれた書籍「7つの習慣」との出会いで、原理原則に基づいたマーケティング理論を学ぶこと、学びを実践に結びつける事でした。もう一つが、コーチとの出会いで、自分一人で悩み苦しむのをやめてコーチの力をお借りする、毎週のようにコーチングを受けることで、目の前の問題だけではなく未来を見据えた根本的問題解決に向き合う時間を持つことでした。

P/PCバランス

世界で最も有名な自己啓発系のビジネス書を上梓されたスティーブン・R・コビー博士の7つの習慣の中で、私が最も重要なコンセプトだと思ったのはP/PCバランスです。当たり前にすぎますが、成果は目標達成能力に由来する、要するに成果が上がる状態を作るしか成果を手に入れる方法は無い。と言う当たり前で厳しい現実を突きつけられ、ノリと勢いだけでは未来は開けない事を理解して、状態管理に意識を置くようになりました。しかし、実際にやろうとしても目の前のことで目一杯になっていたその当時、全くと言っても過言ではない位、状態管理に時間が割けませんでした。

本当に理解するまでに1年半。

そんな時に出会ったのが四辻コーチで、無論、コーチングを受け始めてからすぐに成果が現れたわけではなく、ひどい時はコーチングを受けるたった30分の時間さえも取れずにキャンセルを繰り返していた時もありました。それでも、四辻コーチに根気よく「今の状態から抜け出すためにやるべき事は何ですか?」「それはいつ行いますか?」「予定通りできましたか」と言う質問を繰り返し続けてもらうことで、少しずつ私の意識も変わってきました。「出来ませんでした」「忙しくて時間がない」と言う押し問答を1年半ほど繰り返した後、ようやく緊急ではない重要な事柄に時間を割く意識が本気で芽生え、スタッフの採用と育成、現場を任せる仕組み作り、未来の顧客作り、と本質的な問題解決に向き合うようになれたのです。

押し問答の重要性。

私はいつも口癖のように、理論を学ぶことに意味はなく、実践できて初めて価値がある。と言いますが、自分自身を振り返るとそれはコーチングを受けたからできていたと言う事実があります。目標はマイルストーンをクリアしていく積み重ね、KPIのチェックが欠かせませんが、緊急性の低い重要なことほど先送りにしてしまいがち。忙しい毎日を過ごしながらのその部分のチェックはおざなりになりがちです。しかし、10年後は今の選択と行動が反映されるのも事実で、何が何でも未来への取り組みに時間を割く意識が必要です。そのモチベーションを保つ為にはコーチの力、無駄以外の何者にも思えなかった押し問答する時間が不可欠だったと今になってはっきりと感じます。禅宗の修行僧が答えのない様な問答の中から真理を見つけ、悟りを開いていたのと同じだと思うのです。

継続する、諦められない理由。

私は建築事業以外に、畑違いとも思われる研修事業を行なっています。それは、自分自身の経験として、自分自身の意志の力で未来を切り開くのがいかに困難で厳しいかを知っているからで、変わってもらいたい、変わりたいと思っても実現出来ない人へのサポートがしたいと思うからです。すみれ本社で行なっている勉強会も全国で開催している研修も一度コミュニティーに入ると定期的に私との問答が付いてきます。「その後どうなった?」「決めた習慣は継続しているか?」「次の目標は?」と問答を繰り返す場を提供したいと思って延々と勉強会、フォローアップイベントを継続しています。特に私と同じ建築業界の職人、現場監督等の現場実務者は自分自身が持つ大きな可能性に気付いていない人が多く、それに気づき、行動し、習慣化、仕組み化のお手伝いをしたいと思うし、それが未来に問題が山積する建築業界での根本的問題解決につながると考えています。どうしようもなかった私に人並みの暮らしを与えてくれた業界への恩返しが少しでもできれば、と思うのです。

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住宅に太陽光発電を負担なく搭載するお得な方法、三選。

平成31年4月9日快晴

朝日を拝んでからのスタート。

ポカポカと暖かな春らしい良い日和の1日となりました。今朝は火曜日と言うことで、いつものように朝活に向かうと、会場に到着する前から朝日が顔を出しており、長かった冬の終わりと、待ちわびていた春の到来を感じる1日の始まりとなりました。火曜日は倫理法人会、水曜日はBNIと毎週2回連続の朝活生活にもずいぶん慣れてきて、今はもう朝起きるのが辛いって事はなくなりましたが、それでも寝起きは暖かいに越した事はありません。これから日増しに爽やかさを増してくる朝が楽しみで仕方ありません。朝起き習慣に適したいい季節になってきました。(笑)

桜の記憶。

先週の花冷えの影響があったのか、神戸の桜は今が満開の時を迎えており、今日は近隣の小中学校で入学式が執り行われていた様子。桜が満開の下で新しい生活をスタートさせる新入生の子供たちにとって、晴れやかな記憶が残る印象深い風景になったのではないでしょうか。ちなみにワタクシ、50歳を過ぎて今や小学生の時の記憶はほとんどありませんが、入学式の時の校門に咲き乱れていた桜並木の映像はかすかな記憶ながら期待に胸を膨らませていた心情と共に今も(一応、)覚えています。記憶は文字列ではなくイメージだとアクティブブレインセミナーで教わりましたが、まさにその通りだと入学式に向かう初々しい学生の姿を見て改めて思い返した次第です。

アクティブ スプリング!

春は新しく命が芽生える季節、すっかり暖かくなり人の気持ちもアクティブになるからか、消費税増税前の駆け込み需要なのかわかりませんが、このところ新築やリノベーション、リフォームの問い合わせを毎日のようにひっきりなしにいただいており、私もこのところ(神戸にいるときは)お客様にお会いして、質問にお答えしたり、アドバイスをすることが頻繁にあります。そんな場で、いつも私が口にするのは、「私たちすみれは、家は建ててからがスタート。をコンセプトに家づくりに取り組んでおり、建築工事は単なる手段だと認識しています。」と言うことで、ホームページのトップに掲げるコンセプトを実業に落とし込む4つの取り組みを紹介しています。これ、

https://sumireco.co.jp https://sumireco.co.jp

住宅はランニングコスト。

以上の4つの取り組みのうち、新築やフルリノベーションなどの大型案件で特に重要視しているのは暮らしの計画の中の「資金計画」で、昨日のブログにも書きましたが、大きな費用がかかる住宅取得は、まず初めに目の前に掲げられる土地建物に関してのイニシャルコストがとにかく目につきがちです。しかし、ほとんどの方が住宅ローンを利用する以上、毎月の支払い額の方が重要なのは明らかで、金利が2%変わるだけで総支払い額は数百万円の差額が出ることや、住宅の省エネ性能を高めて毎月20,000円の光熱費をゼロにすることで、30年で7,200,000円も削減できるなど、新居に暮らし始めてからの生活費をもとに計画を立てることを特にお勧めしています。

簡単にできるエネルギー収支ゼロの家。

光熱費をゼロにする家づくりとは、簡単に言うと一次エネルギー換算で冷暖房や給湯など、生活で使うエネルギーと、太陽光を利用して、発電や日照取得による自然エネルギー活用でエネルギー収支をゼロにする「ゼロエネルギー住宅」を指しています。高断熱高気密の住宅が一般的となった昨今、住宅で使うエネルギーを賄えるだけの太陽光発電のモジュールはずいぶん少なくて済むようになりました。標準的な30坪強の住宅の場合、3キロワット程度の太陽光発電を搭載すれば簡単にゼロエネルギーの基準が達成できます。省エネ性能に優れた住宅を設計すればランニングコストを抑えるお得な家づくりはそんなに難しくありません。

簡単なようで実際は難しい。

太陽光発電のモジュールとパワーコンディショナーなどの初期設備投資も出始めた頃から比べると随分と単価が下がり、今や特別なものでもなんでもなくなっています。しかし、安くなったとは言え、それでも百万円程度はかかるもので、その初期費用を捻出するのは(安心、安全な資金計画を立てられたら特に、)限られた予算の中で家づくりに取り組まれている方には決して簡単ではありません。現在は新電力の解禁で電気料金の叩き合いが激しくなっておりますが、中長期的に見ると電気料金は必ず値上がりするのは電力会社の既定路線であり、それに備える意味でも自家発電で電力の自家消費を賄えるように設備を整えておく事は大事な事だと思っています。太陽光発電の設備は欲しい、しかし、初期費用にプラスするのは難しい。このパラドックスを解消するのに、私がお勧めしているいくつかの方法を以下に記しておきたいと思います。

ソラトモサービス。

一つ目は、すみれも提携契約を締結している長州産業が提供している「ソラトモサービス」で、新築住宅に限定されますが、新築時に太陽光発電の設備を設置後、10年間は長州産業が設備の所有者となり、余剰電力の売電収入を長州産業が得ることにより設置費用を回収します。ソラトモサービス終了後(10年後)にはお客様に設備を無償で譲渡され発電した電気は全てお客様のものとして自由に使えるようになるサービスです。長州産業の太陽光モジュールは高性能だと人気を博したパナソニックのHITを生産していたメーカーだけに25年以上は安心して使えるので10年間屋根貸しをしても十二分にメリットがあります。もちろん、メーカー保証もバッチリです。ただ、10年間は日中に発電した電気を自家消費しても割安な価格で、値上げなしとのことですが、電気代を支払わなければなりません。ただ、災害時には停電していても、太陽が出ていれば非常用の電気を無料で使えるメリットもあるので、載せない手はありません。

ソラトモサービス ソラトモサービス

団信のお得な保険活用。

2つ目は誰にでも当てはまるものではありませんが、住宅ローンの契約時に団体信用保険に加入する場合の以前から加入している生命保険の見直しです。団体信用保険は一般の保険に対して費用対効果が高く、最近はオプションも追加することができるようになっており、がんを含んだ「3大疾病特約」は一般的ながん保険や3大疾病保障保険と比較して、保障内容を揃えると費用が軽減されます。例えば、フラット35では「新3大疾病付機構団信」という名称で団信の特約を提供している。金利として0.24%程度の上乗せとなるが、4000万円の住宅ローンを組むと毎月の返済額に上乗せされるのは4694円でこれが4000万円分の3大疾病保障保険に加入した場合の実質的な保険料となります、生命保険は会社や商品、年齢によって掛け金は様々ですが、同じ保証で9,000円/月程度払っていることは珍しくなく、住宅の取得と一緒に重複する部分の保険を解約すれば5,000円/月×35年と考えると200万円以上の節約になり、新築時に太陽光発電の設備を搭載する原資を捻出することができます。ただ、団信は住宅の年数が経つに従って資産価値が下がっていくので、ずっと4000万円の保証ではないのは留意しておく必要があります。

人生で3番目に大きな買い物。

最後は、住宅とは一見関係がなさそうですが、これまで人生最大の買い物と言われていたのは住宅か保険だったのが、最近、第3の主役に躍り出た通信費です。一般的にスマフォの電話代とインターネット通信費で3万円〜4万円を使うのがザラにあり、我が家の様に娘が大学生になり、自宅にWifiを飛ばすネット環境を整えると4万円を優に越してしまいます。最近話題になっている格安SIMに乗り換えると、身近な人の例で見ると、通信費が1/4になった人もおり、使い方やキャリアにもよりますが、通信費を半分にすることくらい簡単にできそうです。もちろん、(手数料がかかりますが)電話番号は引き継げるし、今時はネット接続の速度もそんなに遅くならない様です。こうなると、太陽光発電の初期費用なんかすぐに取り返せるのではないでしょうか!
非常に参考になるまとめサイトを見つけましたので興味がある方は覗いて頂ければと思います。
こちら、→http://internet-kyokasho.com/comparison-kakuyasu-sim/

http://internet-kyokasho.com/comparison-kakuyasu-sim/ 出典:http://internet-kyokasho.com/comparison-kakuyasu-sim/

おっさんでも簡単にSIMフリーが出来る講座。やります!

このサイトを私も見て、是非ともSIMフリーの機種に交換して格安SIMとの契約に移行したいと思いましたが、これがなかなかややこしそう、、正直、以前から興味はありましたが、めんどくさ過ぎてそのままになってきたのが実際のところです。そこで、実際にずっと以前から経験済みのエキスパートをお呼びしてSIMフリーサポート講座を開催することにしました!(笑)
講座の流れとしては、まずSIMフリーの仕組みを理解する基礎知識講座から始めて、次に現在使っているキャリアと機種と機能を掛け合わせた使い方に適した格安SIMの選択についてのアドバイスをレクチャーしてもらい、参加者それぞれがキャリアと機種を絞って検討するところまでを講座として、実際にモバイル機器とSIMカードを購入する際、した後の質問にも答えてくれるまでのサポートをしてもらおうと思います。早速、第一回目の講座を来週4月17日(水)17時〜18時半まですみれ本社2階の打ち合わせ室にて開催します。参加費は初回のお試し価格として3,000円とします。
以前から高騰する通信費をなんとかしたいなーと思っておられた方、この機会に是非ご参加ください。ご参加される方は自己紹介の際に、キャリアと必要なギガ数、利用料と関連して受けているサービスなどをお聞かせ頂きますので、詳細に調べておいてください!(笑)
これで、太陽光発電システムを購入してオフグリット生活への第一歩を踏み出せるかも知れませんよ!(笑)


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日時は4.23 場所は三ノ宮のオサレコワーキング「WAY OUT」です!

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建築実務者向け実践型現場マネジメント研修
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職人起業塾14期、15期募集

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次回の開催は4月17日(水) テーマは「タイムマネジメント」です。
時間(=人生)のマネジメントについて改めて考えを巡らす時間を持ちませんか?「今の時間の使い方で未来に手に入る成果は大きく変わるのは分かっている、でも、忙しいし、、」と私も長年悩み続けておりましたが、少しずつですがマネージ出来る様になって来ましたよ。(笑)

68回【元祖】職人起業塾&波動セラピー


◆一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイトリニューアルしました。

原理原則系マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。 実践型現場マネジメント理論、動画なども公開しています。 その他、研修のお申し込み、問い合わせ、補助金の活用などの情報も集約しています。 https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

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住宅はランニングコスト。その前に押さえるべきこと。

平成31年4月8日 快晴

 春満開。

伊川の千本桜も漸く満開を迎え、昨日の日曜日は伊川谷も河川敷にシートを敷いて花を愛でながら食事やお酒を楽しむ人でいっぱいでした。私は北関東への出張から帰って来てそのまま新築をお考え中の方との面談と、相変わらず仕事でしたがすぐ近所での楽しげな様子に感化されてしまい、我慢出来ずに夕方早めに仕事を切り上げて一年に一度の花見ランに明石城に出かけてしまいました。大蔵海岸から明石城をくるっと回る10kmコース、明石公園は伊川の河川敷とは別次元と思える程の多くの人で賑わっており、まさに春爛漫。(私も含めて)日本人の桜好きと四季の移り変わりを感じる事の出来る暮らしの素晴らしさを改めて感じた次第です。

価値を生み出すのは現場のみ。

今日は午前中、顧問会計事務所さんとの月次決算報告書を確認しながらのMTGの後、社員大工のサトーくんと連れ立ってCS(化学物質過敏症)の方に留意したリフォームをご依頼頂いたお客様宅にて契約と着工前の大工紹介、また現場での細かな収まりの確認を行いました。工務スタッフと一緒に現場に行き、施工方法の詳細を詰めると見積もり金額が減る事が少なからずあり、今回も店舗の内装替えに必要だと計上してあった足場工事を取りやめるなど、お客様に喜んで頂く事が出来ました。設計やデザイン、見積り、提案など建築事業には大事な事がたくさんありますが、最終的に建築業の評価は現場にしかない。やっぱり、現場が一番重要です。(^ ^)

地盤のプロの厳しい言葉。

夕方からは適正地盤設計協会のO山氏と日本で唯一の専業電磁波測定士の青山氏とのコアな組み合わせの三人で近況報告と情報交換を兼ねてのMTGでした。O山氏は地盤設計、地盤改良のプロフェッショナルで以前から「建築士は地盤設計が出来るようになるべきで、建物の安全性の責任を負う建築士が構造の事が分からない、地盤の事は地盤調査会社に丸投げで、顧客から地盤保証にお金を払わせるだけでその責務を放棄するのは法律違反だ」と、非常に厳しい事を言われており、私達すみれは数年前から構造設計に対する姿勢を見直して来ました。その当時から新築住宅に関しては全棟構造計算を標準としており、高断熱高気密住宅の特徴でもある大きな吹き抜けをLDKに設けても耐震等級3を確保出来ているのは、構造計算を行なって梁や基礎の断面を検討しているからに他なりません。

当たり前の事が出来ていない業界⁉︎

今日のMTGにおいて、O山氏の話の中心は、「工務店業界に構造計算(許容応力度計算)を普及したい、その上で、地盤の設計も一貫して計算するという土木建設業界における当たり前を特殊なジャンルになった木造戸建て住宅にも普及させたい!」との事でした。私としては全くもって完全に同意で、正直、これまで避けて来たと言うより、正面から向き合っていなかった地盤設計にも向き合うしかないと覚悟を決めさせられました。あたりまえの事を当たり前にする事ほど難しい事は無い。とよく言われますが、言い訳しやすい、責任を他人に押し付けられそうな事ほど、当たり前の事が出来なくなってしまいがちです、木造住宅は建築基準法に特例として定められた確認申請時に構造計算の提示の割愛を認められている(四号建築物特例の)せいで戦後の復興時以降、大工さんが経験と勘で家を建てていた時と同じ、もしくはそれに毛が生えた程度の基準で設計、施工している会社が殆どだと言う悲しい事実があります。。

相当がまかり通る相当な問題。

この問題が大きく露呈する事になったのは、熊本を2度に渡って震度7の強さで襲った大地震で、当時、益城町で耐震等級2の築浅の建物が倒壊したとずいぶんと話題になりました。よくよく詳しい話を聞いてみると、倒壊した建物は耐震等級2ではなく、耐震等級2相当の構造計算をされていない、仕様規定のみで設計されており、実際の強度は基準に足りていない建物であることが明らかにされました。実はこの問題、上述の4号建築物特例と言われる木造2階建ての建物までは建築確認申請の際に構造計算書を提出しなくても良い。という法律からの流れで、日本中で建てられる大多数の建物が構造計算されておらず、「相当」と言うよくわからない名称が分かり通っている事実に由来しています。この問題を建築主はおろか、工務店の実務者も経営者も理解してない人が非常に多く、何の悪気もなく構造計算をしなくても良いと思っているのは地震大国日本において非常にやばい状況であると言わずにおれません。建築業界は実は大きな火種を抱えています。

住宅はランニングコスト。その前に押さえておくべき事。

過日、京阪神木造住宅協議会の研修会に構造塾のさ佐藤実氏に講演に来ていただいた際、口にされたのは、「耐震等級1 =大地震が来た際に命を失わずに済む(一度の大地震で倒壊しないが余震で崩れる)、耐震等級2=大地震が来た後、住み続けるには大々的な補修、補強工事が必要となる、耐震等級3=大地震が来た後も住み続けることが出来る建物」とわかりやすく説明をされました。私は新築や中古住宅の大規模リノベーションで住宅取得を取得される方には、毎月支払う住宅ローンの金利や、冷暖房費などの光熱費も事前に計算するべきで、住宅はイニシャルコストではなくランニングコストで考えるべきだと常々お伝えしておりますが、それも家が建っている、住み続ける前提に立っての事で、大地震が来て、家が倒壊してしまうとそんな計算は全く意味を為さなくなります。新築を建てて何年もしないうちに地震で建物が倒壊してしまうなんて、考えたくもないと思いますし、そうであれば耐震等級3相当の建物ではなく、構造計算上で成り立つ構造を採用すべきだと思います。家づくりの大前提だと思うのです。


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地域工務店とSDGsの親密な関係。

平成31年4月6日 快晴

タイムスリップ。

今日は人生初の茨城県笠間市からスタート。水戸線の笠間駅を降りて感じたのは古くて豊かな街だな、という事でした。日本三大稲荷の一つである笠間稲荷とその門前町には江戸時代から続く旧家が軒を連ね、名物である饅頭屋さんがセイロから水蒸気を立ち上らせており、また、駅周辺から少し離れた集落では綺麗に庭が手入れされた立派な門構えの古民家が多くみられ、苗字帯刀と同じ様に四脚門、長屋門などの門付きの屋敷の普請を許された「門あり」と、そうではない「門なし」という家の格付けの風習が今尚残っているとの事。まるで江戸時代か明治時代にタイムスリップしたかのような古き良き日本の文化が残されていました。日本の経済は東京に一極集中して地域の衰退が止まらないと良くニュース番組で取り沙汰されますが、実際に全国津々浦々を歩いて見ると日本の地方都市はまだまだ豊かな資源を蓄えているところも多くあると思います。だからと言って今まで通りの暮らしを続けていてもこの先も安泰とは思いませんが、各地域にある伝統や文化、そこにしかない景観や豊かさを見直す事で、成長発展は難しいかも知れませんが、持続可能な自立循環型コミュウニティーの確立は可能なのではないかと感じた次第です。

地域工務店の役割と責任。

昨日の行田市もそうでしたが、今日訪れた笠間市も職人起業塾の研修への参画にご興味を持たれている工務店の企業訪問に伺いました。両日ともお時間を頂いた会社はいわゆる地域No1工務店で、それぞれの地域のニーズをくみ取り、地域に密着した事業活動を繰り返す事で安定的な経営を叶えておられました。地震や台風などの災害に見舞われた際は特に顕著になりますが、私達が生業とする工務店という業態は地域のインフラを守り、そこで暮らす住民の安心と安全を担保する役割を担っていると言われます。地域になくてはならない存在であると私自身も思っておりますが、都市部では大手ハウスメーカーやパワービルダーと言われるモノづくりの会社ではない「住宅販売会社」に市場のシェアを握られている事が少なからずあり、私たちが住まう兵庫県もその例に漏れません。地方で圧倒的な影響力を発揮する工務店さんの活躍を見るにつけ、私達の持つ可能性を再認識させてもらえると共に、もっと地域に根を張った活動を深化させ地域と共に持続継続できるビジネスモデルを確立しなければとの想いを強くする今回の北関東の旅となりました。

SDGs(持続可能な開発目標)

昨日、事業所に伺ったJBNの大野会長は先月の京阪神木造住宅協議会の総会で神戸にお越しいただいた際に、その講演の中で、今世界中で注目を集めている国際目標、SDGsの概念を紹介されました。外務省のHPを引用すると「持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGsの後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます」との事で、大野会長はここに示されている17のゴールの殆どは既に地域工務店がその事業の中で取り組み、実現してきたものだ、我々日本の地域工務店こそが、世界が目指す事業形態への先鞭をつけていると胸を張られました。確かに、私達が10年以上前から取り組んできた住宅の設計思想は「自立循環型住宅」であり、目指してきたのは拡大ではなく地域とともに長く継続できる循環型持続モデルで、SDGsが話題になり出して久しいのに全く気にも留めていなかった私は大野会長の言葉に「はっ!」と気づかされました。

SDGs SDGs

17GOALS

ちなみに、SDGsに示されている17のゴールとは、以下の通り(出典:Wikipedia)

1:あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる

2:飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する

3:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

4:すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する

5:ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う

6: すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する

7: すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

8: 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

9: 強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る

10: 国内および国家間の格差を是正する

11: 都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする

12:持続可能な消費と生産のパターンを確保する

13:気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る

14:海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する

15:陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る

16:持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する

17:持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

モノづくりの人材育成こそが地域工務店の1丁目1番地。

私達が事業の一環として取り組んでいる、健康的に暮らせる環境づくりとしての住宅の設計施工、社内外に向けての勉強の場の提供、女性の登用、地域住民を巻き込んでのイベント開催、コミュニティーの形成、外構工事での雨水利用の提案、太陽光発電と高性能住宅の組み合わせでのゼロエネルギー住宅の促進、地域経済の一環としての地域での雇用、建物の許容応力度計算による高耐震化、地域産木材利用の促進等々は全て持続可能な循環型社会を目指しての取り組みです。特に、売上、事業規模の拡大に背を向けて、自社社員大工による施工、その育成は、事業規模を縛ることは経営的には非常に難しく厳しい選択ですが、老朽化する住宅のメンテナンスや、自然災害時の応急復旧などを含めて地域のインフラを守るには「施工力」の保持が大前提であり、実際に現場で作業ができる職人の育成を行わずして、地域工務店の存在価値はないと思うからに他なりません。私が一般社団法人職人起業塾で行っている全国で唯一無二の現場実務者向けの現場での価値創造と、それを経営に結びつける研修は、地域工務店の1丁目1番地を守る非常に重要な活動なんだと改めて認識し、気を引き締めることとなりました。自社自らが地域の構成員である自覚は、持続可能な地域づくりへ貢献する事で自分達自身も持続を許される「三方良し」の商売感の根っこの部分であり、世界に誇る日本的経営の最たるもの。全てのスタッフが自分ごととしてお客様に向き合える姿勢こそが私達工務店が最も重要視すべきことだと改めて胸に刻み込んで社業に向き合いたいと思います。100年企業まであと21年、まだまだこれからです。(笑)


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職人起業塾14期、15期募集

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若手職人へのフューチャーペーシング。

平成31年4月5日 快晴

日本一暑い街。

今日は朝から埼玉へ。生まれて初めて(電車の乗り換え程度ですが)訪れた日本一暑いとして有名な街、熊谷はやっぱり東京と比べて随分暖かくて昨夜の大阪でひんやりした夜風が吹いたいたのと比べると天と地ほどの違いでした。やっぱり、毎年夏のニュースで報道されるだけあって日本一の評判は伊達じゃないねー、なんて思いながら、秩父線の持田駅で電車を降りて10分ほど歩くと汗ばむ陽気どころか汗が噴き出す夏並みの暑さ。さすが!日本で最も暑い街だと驚いてしまいました。伺った先のJBN大野によると4月の初旬にもかかわらず夏日を記録したとのこと。恐るべし埼玉、でした。(^ ^)

職人内製化に取り組むトップランナー

今回の北関東への出張は職人の内製化と若手育成に取り組まれている建築業界のトップランナーであり、リーダー的存在の経営者にお話を伺い、今後の方向性をお聞きした上で一般社団法人職人起業塾でお手伝い出来る事があれば、研修に社員職人を派遣頂き私達のコミュニティに入って頂き一緒に現場マネジメント改革の活動を広めるお手伝いを頂きたいというお願いです。今日は全国の工務店を束ねる唯一無二の団体である一般社団法人JBN(日本工務店協会)の会長でもあり、創業100年をゆうに越す、地域密着の優良工務店として有名な株式会社大野建設の大野社長と常務にお時間を頂き、たっぷりと意見交換の時間を持ちました。

職人不足問題解決の切り札。

一括りに工務店と言ってもその業態は実は様々です。分譲住宅の販売を中心にした不動産系、注文建築のみしか行わないこだわりのモノづくり系、地域に溶け込んで新築から商業施設、リフォームまで幅広い業務を行う地域密着系と大まかに3つに分類されるのですが、その地域密着系の工務店の代表格が大野建設社で、何と、100年前のお客様と今もお付き合いを続けておられ、古くからのお客様の紹介と繰り返しの注文で売り上げを作り、事業を拡大してきたという、私達、工務店が目指すべきモデル、お手本のような企業です。そんな全国の工務店の頂点に立たれる大野社長に先日、京阪神木造住宅協議会の総会でご講演を頂いた際、その冒頭で深刻化する職人不足問題に言及されて「若手職人育成は社員化しか無い!」と断じられました。その言葉に多いに感銘を受けて今回の訪問となった次第です。

職人の正規雇用を増やしたい。

今では工務店と言うよりもゼネコンと呼ぶ方が相応しい、地域で圧倒的知名度を誇り、住宅以外にも病院、ホテル、工場と大規模な建築も手がけられる大野建設社も明治時代の創業時は宮大工からスタートされたらしく、現社長が入社された40数年前には20名以上の職人が自宅に住み込みで働いていたとの事でした。宮大工の創業者からの伝統を守り、今も社員大工を雇用、若手の育成に尽力されておられて、もちろん、完全に労働基準法に準拠した就業規則や賃金規定を整備されています。「今後は職人の高齢化が進み以前に比べて人員が減少した社員大工を増やして自社で新築する木造建築は全て自社大工での施工への切り替えを実現したい」と常務は熱く語られておられ、「それなら是非私達にもお手伝いさせてください!」と職人起業塾への参画を強くお勧めしました。

消去法からの脱出。

この20年間、職人の数は圧倒的に減少し続けました。その原因は長年のデフレによる単価の低下、分業化を進めて工数を明らかにしてコストカットが繰り返された等、様々ですが、とにかく建築業界は若者に不人気なのは間違いなく、この改善が無ければ職人不足に歯止めがかかる事はありません。その最低限の取り組みが正規雇用であり、社会保障を整える事ですが、それだけで若者が離職せずに一人前の職人になるまで下働きが出来るかと言うと甚だ疑問で、消去法で職人になるのでは無く、ポジティブに職人という仕事の素晴らしさを受け止め、立派な職人になりたい!と思える事が必要です。

素晴らしい未来の体験。

マーケティングコンセプトに「フューチャーペーシング」との概念があります。未来を詳細に、強烈にイメージさせる事でモチベーションを高め、行動に誘う手法ですが、若い職人に積極的な仕事への姿勢を保って貰いたいと思うならば、職人として生きる延長線上に明るく、希望に溢れたワクワクする暮らしをイメージしてもらうべきで、これは技術の習得だけでは絶対に見えません。将来、もし病気になっても怪我をしても、年老いても、安心して暮らせるには、単なる肉体労働者ではなく、知的労働も同時に行える様になるべきで、現場での経験、知識を生かして顧客に対する付加価値を生み出す意識を持つ習慣を持つだけで全く違う未来が見えてきます。現場技術者のみが生み出せる価値と共に顧客に対する本質的な価値を生み出す事、職人起業塾ではそんな学ぶ場を提供しており、技術+@の人間力を身につけて未来を切り開いて貰いたいと思い全国行脚を続けています。今回も素晴らしいど縁を頂けた事に心から感謝致します!


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令和の時代を生きる大前提。

平成31年4月4日 快晴

良くも悪しくも春爛漫。

今日も雲一つ無い良い天気になり、花冷えも一段落、安心して上着無しで出掛ける事が出来ました。が、良き事と悪しきことはワンセットなのがこの世の常、朝の起き抜けからクシャミが止まらないわ、喉はイガイガするわで花粉に悩まされる一日にもなりました。何とかならんもんかな、と思いつつ、SNSでボヤいて見たところ、音信不通?に近いくらい何年も会っていない親父が「鼻の穴にワセリンを塗ると花粉症は治るで」とコメントを書き込んでくれました。超久々の親子でのやりとり、SNSでどこにいても繋がる情報化社会、てか、花粉症も悪くないね。(^ ^)

 新住協関西支部の研修会

今日は昼から新住協の研修会に参加、テーマは「換気」について。北海道の室蘭工科大学で鎌田教授が立ち上げられた住宅の断熱、気密の設計と施工に特化したマニアックに過ぎる研修会は関西では毎回70人もの建築関係の人達が集まる大人気のコミュニティーとなっています。すみれがゼロエネルギー住宅に取り組み始めたかれこれ8年ぐらい前、建物の数値化と断熱、気密施工について本格的に勉強しなければと考えて、ご教授をお願いしたのが新住協の関西を代表する理事であられるダイシンビルド清水社長で、ちょうど新住協関西支部をこれから立ち上げるタイミングでした。もちろん、関西支部の立ち上げから私達も入会し、住宅の温熱性能=省エネ性能について勉強させて頂いて随分と助かりましたし、今日も素晴らしい学びを頂きました。

 情報のチカラ。

昭和の時代は経営資源を「ヒト、モノ、カネ」と言っていましたが、平成ではそこに「情報」が付け足されるようになりました。情報化社会への革命が起こっていると言われて久しいですが、時代の変化に敏感に対応する企業や経営者と、そうでもない人との格差がどんどん広がっていると最近とみに感じます。昨日のブログにも書きましたが、駐車場代がタダ同然に安くなるのも情報、住宅を取得した後の莫大な光熱費を払わなくても良くなるのも情報、低金利時代だからこそ危惧されると言われているローン破綻のリスクから逃れるのも情報。情報収拾とその理解が出来ていないとこれからの令和の時代は生き残ることが難しいと言わざるを得ません。

 無知は罪。

正直に言っちゃうと、新住協のマニアックな勉強会に私が参加したところで、実際の設計、施工に私が直接携わることは殆どありません。忙しい中、何の為に研修会に出席するかと言うと、完全に情報収集の為で、お客様が一生に一度しかないかも知れない大きな買い物である住宅を提供する事業者として、ありとあらゆる最新の情報を拾い集め、その情報がどのような効果や影響があるかを検証しておく必要があると思っているからです。「無知は罪」と言いますが、私たちは建築のプロフェッショナルとして知らなかった、では済まされない重い責任を負って事業を行わなければならないと自覚しているからで、今でも建築にまつわるすべてのことを理解しているわけではありませんし、知らないことによる罪を犯していたことも多々ありますが、少しでも責任を果たせるようになりたいと思い努力しています。

 1次情報の取得と発信。

そして、インプットした情報はアウトプットしてこそ初めて自分のモノになる。業界の最新の情報とはネット上に転がっている真偽の程も明らかでないあやふやなものではなく、自分の目で見て、耳で聴いて、咀嚼してから人に伝えることが重要だと思っています。これまでも散々、様々なセミナーや講演会、見学会に参加したり、今年もマスターコース入学に願書を提出して合格した UXデザインを学ぶ「Xデザイン学校」に3年も通い続けたりと勉強を続けておりますが、これで大丈夫。と思える兆しさえ感じた事がありません。情報過多と言われるくらい、情報が溢れかえる今の時代こそ、自分自身で直接体験した一次情報をいかに集めるかが重要だと思っていますし、このブログをはじめ、職人起業塾の研修や社内の勉強会で取得した情報を発信する事こそ、研修会に足を運ぶ意義だと思っています。そんなこんなで久々に神戸でオープンセミナーを開催しますので情報収集の重要さを感じておられる方は是非覗きに来てください!(^ ^)


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いくら払うかよりも誰に払うか。

平成31年4月3日晴れ

新年度スタート。

水曜日は朝活の日。今日はBNIドリームチャプターの年度始めの定例会で、新しく刷新されたリーダーシップチームのファシリテーションによるミーティングが行われ、これから半年間のチームが目指す方向性について早朝から熱いディスカッションが繰り広げられました。出張やゴルフコンペ(仕事の一環ね)と重なり欠席がちな私も今回は初めて役員の末席に名を連ねさせてもらうことになり、チームへの貢献を今一度、考え直さねばと気合を入れ直した次第です。

オープンセミナー@神戸やります!

毎週水曜日に朝活の定例会を行っているのは三宮コンベンションセンターの二階にあるウェイアウトというコワーキングスペースで、こだわり抜いたかっこいい内装と用途に合わせて使えるバリエーションに富んだレイアウトが特徴のとても居心地の良い空間です。先月、大阪で開催した一般社団法人職人起業塾のオープンセミナーが募集から早々に満席となり、お断りした方も多かったのを受けて追加の開催を企画しておりましたが、たまには地元神戸で開催したいと言う私の想いもあり、この度そのウェイアウトでオープンセミナーを開催することになりました。基本的には工務店経営者向けのセミナーですが、原理原則系マーケティング理論の実践がテーマですので、異業種の方もそれなりに楽しんで参考にしていただけると思います。希少な神戸開催ですので、地元神戸の方はぜひご参加ください。参加費は3000円ですがブログ見たよと言っていただけると、無料ご招待となります。(笑)

https://www.facebook.com/events/584553515377458/?ti=ia

グレーなパーキング料金問題。

そのウェイアウトがある三宮コンベンションセンターの周囲にはたくさんの駐車場があります。公共交通機関を使わずに、車で行っても駐車するところに苦労しないのも利点の1つですが、駐車料金はまちまちで、しかも最近のパーキングは非常に料金が分かりにくく、1日最大700円と大きく表記したその下に小さく平日のみと書いてあったり、駐車から24時間1000円と書いてあったものが、「24時まで」にこっそり書き変えられていたりとフェイントも多く気が抜けません。うっかりしていると、朝活の後にミーティングをして少し時間がかかると2000円も3000円も駐車料金に取られることがあり、何となくモヤモヤしながら帰ることが少なからずあります。

駐車料金は餃子代?!

つい先日、今季から新たにBNIメンバーにはいられた中村さんとそんな話をしていたら、「少し離れたところにある餃子の王将が入っているビルの駐車場に止めると、王将を利用したら24時間駐車料金を無料にしてくれる、いつも駐車料金の代わりに餃子の持ち帰りを買って帰るんです。」との面白い情報を話されており、早速、本日利用してみました。ちょうど今日は朝活の後にフットケアに行く予定があり、早朝から昼過ぎまで車を止めて、帰りに王将に立ち寄って持ち帰り餃子2人前476円を買い求め、パーキングチケットの処理をしてもらいました。中村さんが言ってた通り、駐車料金はこれでオッケー!、これが、想像したよりも随分と嬉しい体験で、こんな些細なことに自分が喜ぶことに少し驚いてしまいました。(笑)

(お金を)いくら使うかよりも誰に使うか。

冷静に考えてみると、6時過ぎから1時までの5時間駐車すると、いつも止めている駐車場の料金は4000円になります。それが歩いて3分ほど離れた場所に停めただけで、500円も払わずに、おまけに大好きな生餃子がお土産でついてくると言うのは上下を考えると天と地ほどの開きがあります。餃子の王将のオープンは午前11時なので、朝活の後、ミーティングなどで時間がかかりそうな方は絶対的にオススメします。(笑)

ブログにわざわざ書くほどでもない、ローカルに過ぎるお得情報かつ、ちまちましたネタで恐縮ですが、どうせお金を使うなら有意義な使い方をしたいと思うのは誰しもが思うこと。(お金を)いくら使うかも大事ですが、誰に使うかも非常に重要だと思うのです。特に私が気をつけているのは、本を近所の書店で買うこと。一時はアマゾンで調子よく本を取り寄せておりましたが、地域の本屋さんがバタバタと潰れていくのを見るにつけ、これじゃあかんと、iPhoneのアプリでアマゾンのカートに入れた本を近くの本屋さんに見せて取り寄せてもらうようにしています。脱、アマゾン活動ですね。

あなたに払いたい。と言われたい。え

他にも、最近よく話題に上るのは、住宅の取得をされる方に、新築時に断熱性能を上げて、太陽光発電を搭載して2,000,000円のイニシャルコストをかけると、ZEH(0エネルギーハウス)仕様になり、時エネルギー換算で光熱費を0円とするのと、昭和平成初期の時代に建てた住宅と同じままで、毎月20,000円の電気代を長年払い続けるのとどちらがいいですか?と言う質問です。年間240,000円が30年で7,200,000円、 それだけの多額の費用を電力会社に払うのと、自分の家に設備投資としてかけておくのと少し考えればどちらがいいか簡単に答えが出ると思います。このような提案をしつつ、私たち地域に根ざす事業者は、前述の餃子の王将のように、どうせだったらあなたのところに払いたいと言ってもらえるような関係性やポジションを確立するべきだと思います。いい勉強になりました、中村さんありがとう。(笑)


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建築実務者向け実践型現場マネジメント研修
□ 第14期生  【 東京会場   2019年6月24日~ 12月6日 】
□ 第15期生  【 大阪会場   2019年7月19日~ 1月16日 】

職人起業塾14期、15期募集

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次回の開催は4月17日(水) テーマは「タイムマネジメント」です。
時間(=人生)のマネジメントについて改めて考えを巡らす時間を持ちませんか?「今の時間の使い方で未来に手に入る成果は大きく変わるのは分かっている、でも、忙しいし、、」と私も長年悩み続けておりましたが、少しずつですがマネージ出来る様になって来ましたよ。(笑)

68回【元祖】職人起業塾&波動セラピー


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怒号コーチングと全員経営。

平成31年4月2日 快晴

花冷え。

雲一つ無い晴天に恵まれた新年度2日目は最高に爽やかな天気でありました。しかし、世の中はすべからず表裏一体、やっぱり花粉かPM2.5か分かりませんがアレルギー物質の飛散が多かった様で、そんなに表を出歩いていた訳でも無いのに夕方の工務部メンバーとのMTGを始める頃には首の後ろや耳の中が痒くて仕方なくなる状態になってしまい、機嫌が悪い感じのまま始めたMTGではネガティヴ発言を繰り返すスタッフにいつになく、声を荒げて怒鳴るという失態を晒してしまいました。。大いに反省です。(-_-)

ガテン系コーチング。

MTGを終えた後、私に怒鳴られた本人が「決して否定的意見ばかりを言っているのでは無いので誤解しないで欲しい。やるべき仕事が多すぎて現場の品質を保つのが大変なのでもう少し何とかしたいと思っただけです。」と釈明と言うか補足をしに帰ってきてくれて少し救われましたが、長年、好き勝手言う大工達を集めた職人集団の仕切りに使ってきた頭ごなし手法はなかなか抜けきれません。とは言いながらも、最終的には私の主張をごり押しするのでは無くスタッフの意見を取り入れて主体性に任せる決定を下すので、ガテン系コーチングだと思っています。(笑)

効率とサービスの両立

工務部スタッフとのMTGで怒鳴るくらい熱く向き合っている理由はモチロン、スタッフの働き方、暮らしをより良く改善したいからです。すみれでは社員大工、女性設計社員の生涯所得を地方公務員と同程度まで引き上げる事を目指しており、その為の仕組み作りを試行錯誤を繰り返しながら模索し続けています。先ず行うべきは何と言っても安定した業績を生み出し続けること。それを叶えるには出来るだけコストを抑えた競争力の維持を含めて、工事品質を保ちながら顧客へのサービスを充実させて絶対の信頼を寄せてもらう事が不可欠で、適正価格で最高の顧客体験を提供できなければなりません。

効率ではなく効果性。

すみれでは、自社職人の数しか現場をこなさないため、限られた人数で顧客サービスを充実しながら売り上げを作らなければなりません。スタッフに満足してもらえる分配をするには効率を上げるだけではなく、一人ひとりの効果性を高めなければ実現は不可能です。当然、1人で行う業務範囲は広がり、多くの役割を担ってもらうことになります。しかも、すみれには体育と女性の設計しかおらず、アフターサービスや営業部門は全員で賄う仕組みとなっており、いわば全員営業で目標数字を持って業務に当たっています。ありがたいことに毎日引っ切り無しにお客様やそのご紹介でリフォームや店舗リノベーションの現場調査やメンテナンスのご依頼を頂き、現場で大工兼、施工管理として担当している工務部スタッフがその対応にあたっています。

 どっちつかずが最悪?!

ありがちな話ですが、現場が佳境に入ってくると担当大工は現場から離れられなくなり、そんな時に限って新規の問い合わせも増えたりします。現場とお客様対応の両方に追われて煮詰まったスタッフはキャパオーバーだと言い出して、どっちもやっているとどっちもダメになる。どちらかを選ぶべきだと思いがちです。耳障りの良い言い方をすると選択と集中とでも言うのでしょうか。今日のMTGでもそんな話が出て、何か体制を整えないとダメです。と泣き言に近い?提言というよりも相談がありました。私の答えはシンプルで、「どっちもやれ」の一言です。(笑)

職人正規雇用に1億5千万円の投資

建築業という業態はそもそも繁閑の差が激しい業態で年間通しての業務の平準化は非常に難しい仕事です。そのギャップを緩和する最も簡単な方法は外注を増やして内部で人材を抱えるのを減らすことです。忙しい時だけ人を雇う形態ですね。現在の工務店のほとんどがこの方式をとっており、忙しくなったら大工をかき集め、工事を行うやり方になっています。われわれは、敢えてその簡単で安易な方法を捨てて面倒で大変な自社大工による工事内製化とその育成を選択をしているわけで、大変なのは元から織込み済みです。ちなみに、15年以上前に大工を正規雇用せずに外注扱いにしていた時と、今の完全正規雇用とでは会社がかける経費は圧倒的に違い、15年間で一億5千万円を超える福利厚生費を負担しています。国民保険と社会保険の保証が格段に違うはずですね。(^ ^;)

ミッションインポッシブル

何故、私が自ら進んで大変で面倒な上に莫大な費用がかかる職人の正規雇用を行なっているか?その答えは明確で、創業時のmissionに「職人の社会的地位の向上」を掲げているからに他なりません。私の事業の目的はまず自社の職人、スタッフとその家族に人並みの安心と未来への希望を渡す事を通して、安定した環境で働く職人が安定した結果、成果をあげる安定したビジネスモデルを構築し、そこで培った手法や育成のプログラムを広く日本中に公開することで、職人として働く素晴らしさを体感してもらえる様にしたいのです。若者が職人に憧れる世の中にしたいと思っています。

全員起業家、全員経営。

すみれの大工は兎に角仕事が多く、私が言うのも何ですが大変です。(笑)現場作業は元より、施工管理とそれを行う為の資格取得、売上目標を達成すべく数字も持たされていますし、現場が終わったら終始精算も行なわなければなりません。現場では顧客や近隣の住人の窓口も努めなければなりませんし、1500件近い顧客のメンテナンスも担当してもらう上に、新規案件の現場調査には女性の設計担当と同行してもらいます。普通の大工にはちょっと無理な感じも否めない業務内容と役割ですが、経営者の私にとってはこれくらい出来て当たり前です。要は全員の大工が経営者と同じ感覚を持って業務に当たればその効果性は図りきれず、全てが出来れば経営者と同じ所得になればいいと思っています。私が目指しているのは全員が起業できる位のスキルを持ったスタッフとの全員経営で、今日の様な泣き言や紛糾もありながらも、自立循環型モデルを作りあげたいと思っています。これが全国に広まれば良いのですが、、


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時間(=人生)のマネジメントについて改めて考えを巡らす時間を持ちませんか?「今の時間の使い方で未来に手に入る成果は大きく変わるのは分かっている、でも、忙しいし、、」と私も長年悩み続けておりましたが、少しずつですがマネージ出来る様になって来ましたよ。(笑)

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