パラダイムが人生を作る@2017富士登山。

8月7日 晴れのち雨

夏の恒例、富士登山。

昨日からすっかり毎年の恒例行事となった富士登山に来ています。昨日、始発の新幹線に乗り込んで昼には富士山5号目に到着、1時間ほどの高度順応の時間を持ってから登山スタート。夕方18時には8号目の常宿、池田館に到着してカレーライスと缶ビールの夕食を摂って仮眠。今日の夜中1時過ぎからご来光拝観を目指して山頂にアタックと、毎年(昨年は違うルートでしたが、)同じパターンの夏の富士山登山を楽しみました。以下は今回の富士登山のポートレートと共にお送りします。(笑)

 

台風が迫る中、最高のコンディション!

山登りは天候次第。とよく言われますが、まさにその通りだと思います。日本最高峰にして強力なパワースポット、霊場でもあり世界遺産に認定されるほど世界的にも有名な富士山に一生に一度は登ってみたい!と登頂を試みて、荒天のために途中下山を余儀なくされた方をたくさん知っておりますし、私自身は今年で8年連続の登頂となりましたが、何度かは雨に見舞われ、(中止したら良かった、と後悔するほど)厳しいコンディションでの登頂もありました。そんな観点から見ると今回の富士登山は最高!の天気に恵まれて本当にいい経験になりました。

 

最多人数での全員登頂!

もう一つ最高だったのは、過去最大の人数での登頂を試みたにも関わらず、誰一人として落伍者を出さずに、全員無事に最高の笑顔での登頂と下山が叶ったことです。その数なんと26人!
毎年夏の富士山登山はすみれの恒例行事になっているということで、スタッフ、元祖職人起業塾で共に学ぶメンバー、職人起業塾の研修にご参画頂いている企業の新人研修としての参加は例年通りではありますが、私が生徒として学びに通っているUXデザインのコミュニティー、UX KANSAIで知り合ったメンバーの方が同僚を誘って参加してくださったり、たまたま出張で静岡に滞在していたエンジニアの小田さんが飛び込み的に参加くださったりと、例年とは少し(女子率が高かったり!笑)雰囲気の違う華やかな登山行となりました。

 

コラボの力。

しかし、この程度では例年通りの10名強の人数だったのですが、それが一気に倍増したのは、 会社ぐるみであれこれとお付き合いをしているN-style社の企画とコラボ(というか丸乗り、笑)させてもらったからで、いつもは私が行っている山小屋の手配などもN社のスタッフさんに丸投げしてお願いしました。(笑)
お陰様で、非常に楽しい充実感と達成感の得られた2日間となりました。那須社長、菅くんはじめN-styleの皆様、本当にありがとうございました。人数が多いだけ、(大変な面もあるにしても)笑顔も多く、価値も大きくなることを実感させて頂きました。来年からも引き続き、合同での開催、宜しくお願いします!(笑)

 

過去の富士山のおもひで。

今年で8年連続9回目となる富士登山、これまでも様々なドラマがありましたし、主催者として運営して来た私としても、学ばせてもらうことが非常に多く有った様に思います。この機会に、と思い立ち過去のブログを見返して見ると、胸が熱くなる様な(良いも悪いも含めて)出来事、ドラマが色々とありました。過去のブログはこんな感じです。

7年連続8回目富士登山。八合目までのポートレート。
今年2回目の富士登山。
富士登山振り返り2015
富士登山考 ~確認という目的~
今年もやっぱり富士登山。
日本一の峰で思う、やっぱり何処に登るかよりも誰と登るか。
夏といえば富士登山。
2011 富士登山道@理念と経営 経営者の会 無事帰還しました、
2011 富士登山
憧れの富士登山行。
富士山登山2日目

日本の頂上で人生観が変わる。

毎年、日本の一番高い場所、日本最高峰の霊場にお参りを続けることはただ楽しい夏のイベントというだけではなかった様に思います。これまで何十人という人たちと一緒に山頂へのアタックを繰り返して来ましたが、富士登山をきっかけに単なる山登りの域を遥かに超えて大きく人生を変えられた方が確実におられます。

ちなみに、その一人が私であり、2010年の初登頂をきっかけに劇的に人生も経営する事業も変わりました。自分自身のそんな経験から、自分を誘って下さり、人生の転機を与えてもらえたご恩をなんとか少しでも返したい、という想いがずっと心の中にあります。しかし、残念ながら恩返しすべき相手である私がメンターとして尊敬して慕っていた先輩経営者は2011年に急逝され、3回目の富士登山にはご一緒することが出来ませんでした。その代わりにという訳ではありませんが、その年は家族を誘い、親しい友人と一緒にメンターを偲びながら富士登山にチャレンジしたのが現在の毎年恒例のイベントのそもそもの成り立ちです。メンターに対する恩返しはもう出来ませんが、ご恩送りの意味合いを込めて私が頂いた人生観の転換のきっかけを提供できればと思いスタッフを中心に毎年富士山に登って見たい人を募っています。

(大げさにいうと)死からの生還。

私は、2010年に初めて富士山に登頂した時、高山病と体力の無さから「二度とこんなところに来たくない」と思いましたし、そのつもりでした。その当時の私といえば、内臓疾患を抱えていたことと、運動など全くせずにぶくぶくと太っており、先行き長くない、と予感を持ちながら毎日を過ごしており、50歳までに死ぬと医師に言われた通りの人生を送るつもりでした。

しかし、初めて見た日本最高峰の景色はあまりに素晴らしく、いつまでも脳裏に鮮明に焼き付いており、富士山から帰って来て辛かった記憶が薄れる頃にはもう一度登って見たいと思う様になっていました。(それだけではなく他にも体力の衰えを実感する事件があったのですが、)翌年の富士登山に備えてウオーキングを始めたのが今のフルマラソンやロードバイク、山登りなどのアクティブティーに積極的に取り組む様になったきっかけであり、壊れていた肝臓を自力で直し、健康な身体を取り戻した始まりでもあります。まさに、状態管理を思考から現実に転換する方法論を体得した人生を変える経験となった訳です。

パラダイムが人生を形作る。

今回、26名もの大人数での登頂は非常に楽しかったですし、私としては得るものが多かったですが、ふと思ったのは参加される方の向き合い方、意味付け、考え方によって、富士山に登るという誰もが同じ体験をするにも関わらずその価値は様々だということ。ある若者は「今回素晴らしいご来光を見れたのでもう登ることはない。」と言いますし、違う若者は「自分の限界を突破できた、人生観が変わった」と言いました。同じ体験をして、その体験に対して振り返り、自省し、意味付けをして経験に昇華して違う場面で人生経験として生かすのか、いい思い出(体験)を持っています、というだけに終わるのかではこれからの彼らの人生に大きな差が開くのは火を見るよりも明らかだと思うのです。今回も多くの若者が参加されておりました。楽しむことは素晴らしいことではありますが、ただ山に登り、綺麗な景色を見て感動するだけではなく、自分の限界を突破して、行動できる領域を増やして周りの人を気遣い、思いやり、そして助けることができる精神と肉体を整える状態管理に目を向けてもらいたいと思った次第です。
おっさんの説教みたいな物言いになってしまいましたが、皆様の成長を心から祈念しています!

2017富士登山隊の皆様、本当にお疲れ様でした!最高の2日間でした!


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