小雨がパラつく朝でした。
今日は一粒万倍日。
善いことを行うと良いことへ連鎖します。
私用よりも公けなことを優先すると良いでしょう。
とのこと。
ワンコと散歩をしながら、おはよう、おはようと精力的に朝の挨拶に励みました。
知らんおっさんに突然挨拶されて、驚いた顔をする子供達が、それでもおはようございます、と返してくれるのはまさに良い事の連鎖やなー、などとニヤつきながら、総社にお参りも行きました、千晶さんいつもありがとう。^^
午前中は先日の私の
求人ブログからの二人目の面接を行いました。
設計のスタッフではなく、私のマーケティングの手伝いをしてくれるという応募で、ずっと以前から欲しかったと思っていた通りの人財が来てくれたという事で即決で一緒にやってみようと言う事になりました。ご縁に心から感謝します。
まさに、一粒の籾を植えた、という感じ、きっと万粒の実りがある事でしょう。(笑)
それにしても、毎日グダグダと(もうすぐ丸5年間!)書いているこのブログも、継続はなんとかの格言通り、いろんな所で思わぬ効果を発揮します、張り切って出してみた大手リクルート支援ののR社の広告より早く多くの応募が集まるとは思いもしませんでした。
はた○いくさんにも、もう少し頑張ってもらわないと行けませんな、、
昼からは先週全くと言って神戸にいなかったという事もあり今日は現場廻りに出掛けました。
まずはさくら夙川の近くの1階が鉄筋コンクリートで2、3階が木造という混構造の新築現場。
しっかりとした鉄筋を組んでくれており、設計事務所さんの検査もすんなり合格。
早速コンクリート打設の段取りに進みました。
お次ぎは六甲道の南側にて完成したお店に。
ここのお店のオーナー様は昔アルバイトをしていた時からの知り合いで、若くしてこの度3店舗目をオープンさせたという頼もしい若者です。
卓オーナー、益々の繁盛を心から祈念致します。
その後は三宮の中心地、東門街の入り口の一等地にあるお店に、
通常は年中無休のお店ですが、今夜一日だけお休み頂いてメンテナンスとリニューアル改装工事を行っています。
いわゆる、ワンデーリニューアルという事ですが、決められた時間内で出来る限りの事を、という事で昨夜の1時頃、お店の閉店と同時に着工して36時間で仕上げてしまうという少しハードな現場です。
クライアントのニーズに何処までも答えるべく、みんな頑張って進めていてくれてました。
オープンには間違いなく間に合うように、細心の注意を払って進めるように、と厳しく発破をかけて現場を後にしました。
やっぱり現場廻りって良いものです。
ブツブツ小言を言って回るだけですっかり仕事をした気分になれるので、(スタッフはどう思っているか知りませんが、)私は大好きです。(笑)
さて、お題目は文字通り、鉄(を扱う)人のこと。
昼から行った鉄筋組み立て中の現場で、最近あまり見ないくらいの若衆を見かけたので年齢を聞くと16歳との事でした。
おー、エリートやなー、という事でいろいろと話をしていたら、一緒に来ている親方がどうやらお父さんだったようで、一気に話は盛り上がりました。
一昔前は、子供のような年齢の若衆が何処の現場にもいて、怒られながら掃除をしたり
、材料を運んだりしてました。
それがめっきり見かけなくなってからすでに結構年数を重ねたように思います。
大工にしても鉄筋工にしても仕事はやっぱりキツくて、少しハングリー精神があるくらいでないと、いまどき未成年の少年達は続きません。
しかも、友達はみんなまだ学生で、遊び回っているのを横目で見ながら働かなければいけない訳で、特に働きだしての初めての夏はかなりの根性がないと乗り越える事が出来ない試金石となっています。
実際、すみれでも今までたくさんの若衆が夏を越さずにやめていきました。
そんな中にあって、親方であるお父さんと一緒にハツラツと働く少年がとてもまぶしく見えたのです。
最近は教育改革の一環で高校まで義務教育にしようと言う議論もあるようですが、子供達の中にはどうしても学校になじめなかったり、勉強が苦手だったりする者がいると思うのです。
それは決して善悪で捉える事ではなくて、ただ人が持つ多様性だと思うのです。
私の子供時代のように、、(汗、)
そして、世間的には(どうしても)ドロップアウトをしたというように見られてしまうそんな子供達も、将来的には立派に社会の一員となってしっかりと家庭を築き日本の国を支えてもらわねばなりません。
その為には、そんな子達を社会に受け入れて育て上げる器が必要で、それが私たち職人、モノ作りに生きる者達の責務だと思っています。
『中卒、高校中退どんとこい、君らがこの世界のエリートなのだから、若いうちから仕事に精を出して、モノ作りの本質を腕に刻み込め!』
つい熱く、エールを送って冷たいコーラを振る舞ってしまいました。(笑)
それにしても、親方と兄弟子のこの笑顔。

日曜日は一週間の始まり。
心を落ち着けてリセットするにはいつもの生活のリズムに戻すのが一番ということで、少し早起きしていつもの筋トレの後、毎週日曜日のの習慣である朝のランニングを済ました後はいい子で待っていた愛犬チャックとお散歩がてら近所のゴルフ練習場に少しだけの朝練。
いつもの通りのしあわせーを噛み締めました。(笑)

お陰さまでドタバタと走り回った先週の変なテンションを解いてやっと日常に戻れた気がします。
昼前からは梅雨明けに着工を計画している外装リフォームのお客様宅で打ち合わせや、新築の計画中のお客様宅に住宅ローンのシュミレーションのご説明に上がったりと、(久々に)実務もバッチリこなした後は夕方から念願のデスクワーク。
来週から始まる半期に一度の社内の一大イベント、延べ20時間にも及ぶ社員との個人面談の準備を始めました。
今期のすみれのテーマである、『アタリマエをありえないに』を具体的にそして確実に進めていく為の全体のデザインと、個々の役割分担を明確にして、スケジュールを立てて行動に移す為の準備を行いました。
全ては緊急ではないが重要な事へのアプローチをいかに継続的に行えて社内に蓄積出来るか、にかかっているという事で、スタッフ全員に理解してもらえるように分かりやすい(と思われる)資料作りに励んでみました、後はスタッフの主体性を発揮してもらうだけ、全員一丸となっての大成功を祈りたいと思います。
さて、お題目は本格的な夏も近いという事ですみれママ☆が買って来てくれたこいつ、
夏の定番、ホワイトラムです。
巷でも大変流行っているようですが、我が家でも夏といえば、モヒート。
しかも、一番の要であるミントの葉は自家製ということで、爽やかさもひとしおです。(笑)
陽が落ちてから降り出した雨音を聞きながら爽やかなミントの香りを楽しみ、チャックとイチャイチャ。
何の事無い日常がやっぱり一番幸せだと感じるのは、もう若くはない年のせいなのかどうかは分かりませんが、間違いなく気持ちは安らかになっていくのを感じます。
あ、ひょっとしてアルコールがきつすぎるからか?(笑)
(飲み過ぎに注意をしつつ、)もう少し夕涼みを楽しんでから休むとします。
明日からのまた忙しい毎日に備えてね。(笑)
おやすみなさい。
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝します。リンクに飛んでしまうので、
投稿者 高橋 剛志投稿日: カテゴリー 未分類
ハードな一週間が終わりました。。。
まあ、出張の予定にひもつけて他の用事も一度に済まそうとした事と、以前から決まっていた勉強会の予定が動かせないという事で今週は丸々1週間事務所にいないという事になってしまいました。
たくさんの方とご縁を頂き、たくさんの学びも頂き、そしてたくさん飲みました、(苦笑)
そんなハードな1週間の最終日は、主要取引先の商社である株式会社久我さんが大々的に催されている住宅フェアへのバスツアーの日と重なっておりました。
昔からお世話になっているお客様も多数参加頂いているということで、私も参加したかったのですが、今日は月に一度の茶の湯のお稽古の日と重なっていた事もあり、バスツアーのツアーコンダクターはメンテナンス部の和田に任せる事にさせて頂きました。
そんなこんなで無理を言って休ませて頂いた私はいつものように滋賀県の和邇へ、
梅雨の合間の晴天ということで気難しい比良山も今日ばかりはうれしそう、
茶の湯の世界ではすっかり夏ということで、風炉で茶の湯を点てて、月に一度の習慣としてすっかり定着した、心の中の整理と精神統一をしながらカタチを守る事とおもてなしというコミュニケーションの本質に根ざすことを学んできました。
それは日常の暮らしの中では気をつけている様でなかなか具体的に見る事が無い一期一会の心に触れる瞬間でもあります。
それにしても、習慣化と見える化を全ての基軸にして生きている(といってもいい)私にとってもこの茶道のお稽古程、緊急性がなくて重要なことはありません。
仕事の予定が入ったのでお稽古を休んだからと言って私の周りは一切なにも変わりません。
そして一度お稽古に行ったからと言って劇的に変わる事もモチロン無いのです。
しかし、それを敢えて続けて来た事で自分の内面に刻んで来た成長は計り知れないと思っています。
事業としていろいろと取り組んでいる事も実はこんな事がとても大事で、今したからといって劇的な変化が起こる事など無いのをよく理解して、それでも忙しい日常の中の時間を割いて、新たな試みや改善を繰り返して行かなければならないと思います。
すみれのスタッフ全員がそんな価値観を共有しながらお客様と向き合っていければ最高ですよね、
そんなこんなで、(アタリマエの事を当たり前に出来る会社を標榜するすみれスタッフ全員が)座右の銘とすべき、書道の真理先生から手本と一緒に頂いた紙に書いてあった千利休の有名な言葉を今一度、
四規
和 敬 静 寂
七則
茶は服のよきように点て、
炭は湯の湧くように置き、
冬は暖かに夏は涼しく、
花は野の花のように生け、
刻限は早めに、
降らずとも雨の用意、
相客に心せよ
そして細かな事にも注意を払う意識を持って、それが自然な動きとなるくらい我々の型を作り上げる事ができれば、その先にはきっと自由が待っていると思うのです。
道は遥か遠く険しいかも知れませんが、立ち止まらずに一歩ずつ歩んでいくのみですね。
率先垂範、凡事徹底、今一度心します。
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。