リスクリバーサルと日本式マーケティング論

3月4日 快晴

 奈良市・東大寺二月堂では修二会(しゅにえ)(お水取り)の本行が始まっているとのこと。

この行事が済めば、本格的な春の到来、という風に良く言われます。
一足早く今日もポカポカした陽気ですっかり気分は春。(単純すぎますが、)あたたかいってだけで何となく気分がアガってしまいます。(笑)

 

職人起業塾【第6講】

今日は一日大阪にて、京阪神木造住宅協議会を事業主体とした『職人起業塾』の講座の第6講。
朝10時から夕方の6時半までぎっしりと研修講師を務めました。

私が担当するマーケティング理論のレクチャーも終盤戦に差しかかり、段々と塾生さん達自身の『在り方』や『行動』に焦点を合わして実際の業務におけるアクションにシフトする段階へと進んでいます。今回のテーマは『リスクリバーサルと日本式マーケティング論』と題して講義を行いました。

 

リスクリバーサル

リスクリバーサルとは『返金保証』をつけて消費者のリスクを消し去る事で購入行動の障壁を下げること、と訳される事が多いですが、私の講座では、もっと根本的なコト、表面化していない潜在的なリスクに向き合う事を勧めています。

具体的には、私達の様な(風が吹けば飛ぶ様な)中小企業の工務店に対して何百万、何千万と言う高額の工事の依頼をする事自体、大きなリスクで有り、顧客はどこかで大丈夫かしら?と心配をしている。その不安に対して正面から向き合い、誠実な説明責任を果たす事でリスクをリバース(逆転)して信頼へと結びつける事が出来る筈、という理論です。

あらゆるスピードが急激に早くなっている現代、資本力がある大手だからといって盤石とは言えません、マクドナルド然り、シャープ然り、東芝然り。

巨額の損失を計上されているニュースを見る度に、一消費者の立場として、大きな会社であるが故のリスクを感じる事も少なくありません。

 

 

結局は人。

私達の様な起業してたかだか15年程度の若い会社は脆弱な財務状況、低い資本力しか持ち合わせておりませんが、会社の規模が小さい分、リスク回避も大企業に比べて容易であるというのもまぎれも無い事実でもあります。

そして、やっぱり企業は人なり。経営者を含めてその会社で働く人がキッチリと約束を守り、責任を果たす姿を見せる事が出来れば小さな会社だからヤバいという単純な式には当てはまらないと思うのです。

結局は『在り方』の問題となるのですが、誠実さを持って顧客、自社、ステークホルダーとの良好な関係性を維持するのは至って日本的な考え方であり、近江商人の『三方よし』がとみに有名ですが、共生という価値観は世界に誇る日本の伝統的な価値観です。

今日はそんな事を一日中、塾生の皆さんに熱い口調で語り続けました。

 

 

シャープ破綻の根本的原因

そして、そんな日本的な『在り方』が崩れ去ったとき、一時の売上げ、利益は上がるかも知れませんが、持続的な会社の発展は無くなるだろうという事を併せて。

少し前の日経新聞のWeb版にこんな記事がありました。

シャープ追い詰めた「社徳」のなさ

シャープの日経新聞記事
シャープの日経新聞記事
日本を代表する大企業がとうとう外資にその身を委ねたというのは衝撃的なニュースでしたが、その根本的な原因となったのは、企業内に蔓延した『徳の無さ』だと書かれています。

目先の利益に囚われて、今まで取引して来た顧客を蔑ろにする社風を痛烈に批判、『在り方』がマーケティング、いや、商売、仕事全般の根本だと改めて認識を新たにさせられる記事でした。

経営権が外資に移ったのは、経営陣の残留を選択したかったから、とも言われていますが、この根本が正されない限りシャープの再生は無い気がします。

逆に、世界に冠する様な素晴らしい技術、そしてその技術を開発する優秀な人材が揃っているコトを考えると、意識改革を行なう事が出来れば今の苦しい状況から抜け出す事もそんなに困難では無いのかも知れません。

 

 

責任を果たすのは拡大ではなく持続

私の様な吹けば飛ぶような小さな会社の、しかも駆け出しの経営者がグローバルに活躍する日本有数の大企業に対して苦言を呈するのは非常におこがましいとは思いますが、企業は売上げの大小ではなく、存続する事でその責任を果たす事が第一義だと考えると、売上げの拡大、利益の最大化を目指し兎にも角にも成長戦略にひた走るシャープを始めとする今の日本の大企業の姿勢、風潮には疑問を感じずには居られません。

私としては、職人起業塾の活動を通して、(神戸の片田舎、地方都市の端っこでチマチマではありますが、)地域の人達と共に、自社はモチロン多くの志を同じくする建築会社さんと共に、小さくても強い会社、長く続く会社を目指して地道な歩みを続けたいと思います。

 

職人起業塾に御参加、ご賛同頂いております皆様、やっぱり私達が目指すべきは『三方よし』

じみちーに気張って行きましょう!

理念無くして経営無し。いや、人生無し。

3月2日 快晴

3月に入ってもまだ寒い日が続きますが、今朝の神戸は日本晴れ、爽やかな青空が広がりました。

水曜日ですみれ事務所は定休日、私は溜まりきったしかも期限に追われるタスクをなんとかせねばと人気のない事務所で電話番をしながら一日中、PCに向き合っています。(笑)

さすがに電話が鳴る数も少なく、落ち着いて集中する事が出来ました。本来は毎年恒例のオッサンスキー部の合宿で朝から北海道に飛ぶ予定でしたが、諸事情あり中止、(もしくは延期?)となり、正直少しホッとしたというか、やっぱツイテルなーなんて勝手に思ったり。(笑)

 

卓越の歯科医師の件つづき

さて、昨日、一昨日のブログで凄い歯医者さんの事をポロポロと書きましたが、まだ書き足らないのでもう少し続けます。

一昨日のブログでは技術力が凄いと書きました。
とにかく、奥歯に金属を被せるのに、一発でドンピシャ。
歯に金属を被せると少し窮屈な感じがするのがアタリマエだと思っていた私は、今まで装着した事が分からないほどピッタリな治療を受けたコトがありませんでした。しかも早い!
「あれ、もうついてる?」と、つい口走ってしまった程です。これこそまさに職人技です。

 

歯科医師の卓越の戦略

昨日のブログでは頼みもしないのに噛み合わせを直してくれていて、気がついた時には口の中のストレスが無くなりスッキリしていたという驚愕の体験を書きました。
咬み合わせ治療というオブションメニューがあるにも拘らず、保険対象の治療の中で淡々とその技術を使っちゃうのは普通はあり得ません。治療に行く度にあまりに口の中がスッキリして行くので、さすがに鈍感な私も気がついて、

「ひょっとして、咬み合わせ直してくれました?」

と訊ねてみたところ、

「せっかく歯の治療をしても咬み合わせが悪ければ直ぐにダメになりますからね。」

と、さらっと言ってのけられました。驚愕です。

そしてその効果は更にあります。
親知らずに押されてガタガタになっていた奥歯(抜歯した歯の隣で次の治療で入れ歯かブリッジで頼るべき歯)が使えるか使えないか微妙だったのが、咬み合わせを修正して頂いたお陰でしっかりとして、なんと!まだまだ使える様になったのです。さらに驚愕です。

 

 

垂水の歯医者さん | 森本歯科医院 | 歯と全身はつながっています – 神戸市

この歯医者さん、尋常じゃない。と気がついて(ここまできてやっと)HPをチェックしてみました。そこに書かれてある文章を読んでみて、なるほど、と納得しました。

以下(無断でスミマセン、)転載させて頂きます。

 

______ここから転載_________

医院紹介

私と咬合治療(恩師藤井佳朗先生との出会い)

実は私は幼少のころから、アレルギー体質でアトピー性皮膚炎や鼻炎、花粉症などに悩まされてきました。 特に昔はステロイドの危険性が知られていなかったので、幼児のころから長期間使い続けてきました、特に大学ではかなり重度になりましたが授業を休めないので塗り薬だけでなく内服もしていました。

 

無事大学は卒業しましたが、このままではいけないと思い切ってステロイド断ちをしたのですが、リバウンド(かなり激しい)で仕事を半年間も休まなければいけませんでした。

それからも、体調が良くなったり、悪くなったりを繰り返していました。

もちろん色々な治療を試しましたが(漢方、水療法、健康食品、・・・)、確かにある程度効くものも有りましたが、決め手にはなりませんでした。

 

そのうちオーリングを使い診察している医院で、口の中の金属が良くないといわれました、しかし自分が歯科医でも本当に口の中の金属がアトピーと関係が有るとは信じられませんでした、しかしいろいろ調べていくうちに関係性があるとわかり、これは自分自身で治療を受けて見ようを思いました。

 

そこでお世話になったのが私の師匠でもある藤井佳朗先生でした、そして一年がかりで口の中の金属を全て私に合っている金属に代えたり、かみ合わせや歯の形態の調整をして行きました(咬合治療)、それからはアトピーの方はかなり良くなり、花粉症や鼻炎はほとんど無くなりました、ただ皮膚炎の方は、季節の変わり目や、食生活や生活習慣が乱れると顔に出てきます、しかし仕事を休むほどではありません。

これを縁に藤井先生に藤井式咬合治療を教えてもらっています。

 

私の体験でしたが、全て咬合治療で治る訳ではありませんが、口の中に何割かの原因が有れば、治療でその分良くなるのではないでしようか。

診療方針

当医院では、単に虫歯の治療をするだけでは無く、全身を考えたホリステック(総合的)な治療を目指しています。

 

当歯科医院は、保険医療機関ですので保険治療を診療していますが咬合治療等、保険が効かない治療もございます。

一人5分診療ではなく30分かけて、ゆっくり治療しています。
また治療回数を減らしたい短期集中治療希望の方は一度ご相談下さい。

 

_________転載ここまで_____________

 

ご自身の厳しい体験を元に歯の治療だけではなく、身体全体、患者の健康に焦点を当てて統合的医療の観点にまで立って施術を行なわれているという姿勢は、私に言わすとマーケティングの基本をキッチリと守っておられる、となりますが、実際に治療されている姿を見ている私には既にマーケティングという言葉自体が陳腐に感じてしまう、それくらいの迫力があります。

更に、以前から耳にしていた歯科治療の保険適用の是非についても非常に分かりやすく書かれています。

______ここから再度転載_________

保険の金属について

私の歯科医院では、患者さんの希望により、 アマルガムや体に合わない金属を除去して 患者さんに合った金属に代えていく治療(咬合治療)をしているのですが、残忍ながらこの治療には保険が効きません、 それは治療に使う金属が保険の適応外の金属だからです。

治療に使う金属は、金の含有量が高く、パラジュウムなどが含まれていません、そして12種類のサンプルの中から一番合う金属を決めているのです。

いまの保険の適応金属は以下の経緯で採用されました。

『1960年頃、戦後の厳しい経済情勢下のわが国の歯科界では、低廉な「銅亜鉛合金」を代用金属として保険適用にも採用しようとする動きがでてきた。金属の腐食の点から見ると、きわめて過酷な環境の口腔内に使用する金属は、化学的、生物学的に安定した金、ないしは貴金属合金でなければならない。日本補綴歯科医学会は銅亜鉛合金が歯科用として採用されることを阻止する為に、「歯科用金属企画委員会」を設置し、歯科用合金の規格とテスト法ならびに各種合金の評価を行った。こうした学会の活動によって、銅亜鉛合金の歯科臨床への導入は避けることができた。また同委員会は、歯科用合金としては金合金を使用するのが本筋で、総医療費や日本の経済力から見て、代用合金の使用もやむをえないが、その際でも、金銀パラジウム合金をもって代用金属の許容限界とし、しかもできるだけ早い時期に金合金に移行すべきであることを、委員会報告書で発表した。』
「GPの為の金属アレルギー臨床」井上昌幸監修より

これで解るように、金銀パラジュウムではなく、経済復興したら早期に金合金に変えるべきだと 60年代から分かっていながら、政府はいまだ代えていないのです。
それで咬合治療に使う金属は保険適応ではないのです。

 

__________転載ここまで_____________

 

在るべき姿を追い求める姿

現状の業界、国の方針に対しても疑問を唱え、在るべき姿を明確に提示されています。
しかも、実際は決して自分の考えを患者に押し付ける事無く、淡々と情報提供のみをしながら顧客の立場に立った治療を心がけておられるのが治療を受けていてヒシヒシと伝わってきます。

本当に素晴らしい、てか、もう今後一生、森本先生にお願いします。と心に決めてしまいました。

「そら、三心五観の藤本さんも日本電磁波協会インストラクターの青山さんも胸を張って紹介してくれるはずや、」と改めて納得です。

  

理念無くして人生無し

紹介者の一人である青山さんはご尊父が歯科医師であり、そのご尊父はご自身の理念に従って保険外の治療しか一切しないとの事です。青山さんは子供の頃から『理念無くして経営無し』というご自身の人生哲学を厳しく叩き込まれたとの事で、(たぶん)その大きな影響を受けてビジネスとして成り立つかも分からない、日本で唯一人の『専業電磁波測定士』への棘の道を歩まれたのだと思います。日本の住環境の問題を正したいと言う強い想いがあったのではないでしょうか。

たった一度きりの人生、目先の金、一瞬の楽しさ、贅沢なんかより理念、哲学の方が重要だとジレンマに満ちた(高額なサラリーがあったであろう)医療機器販売の会社をやめて起業されたその選択には心から尊敬の念を抱きますし、私に出来る事は微力ながらも精一杯応援したいと思い、お付き合いをさせて頂いています。

ま、最近は私が応援してもらっている事の方が多い気もしますが、、、(苦笑)

とにかく、理念無くして経営無し、いや、人生なし。

そして、たった一回切りのこの人生、出来うる限り正しいものを追い求め、自分なりの哲学をつくり上げてから終えたいものです。

それにしても、この世の中には凄い人がたくさんいるものです、オレも気張らんとね。

 

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マーケティング奥義体得の方法。

3月1日 快晴

お朔日参りは感謝の時間

今朝は毎月恒例、愛犬チャックと連れ立って近所の総社にお朔日参り。
少しばかりの賽銭を奉じて、2月中の無事に対する感謝と、今月も宜しくおたの申します。とお願いをしておきました。

先週末開催した自主上映会で上映したドキュメンタリー映画『大地の花咲き』の中で、佐々木ファームの代表がもう農家をやめようかと思う程、どん底の状態から立ち直るきっかけが一冊の本だったと言っており、(たぶん)小林正觀さんの著書だと思うのですが、その著書の中で250万回ありがとうをいうと奇跡が起こると書かれています。
その著書について以前に書いたブログ→掃除、笑い、感謝 そ・わ・かの法則。

オマケで、2012年のお正月のブログだけに、衝撃的な(佐々木健介さんそっくりな)私の写真も載っています。。笑

 

感謝の言葉が起こした奇跡を目撃

実はわたくしもその当時から、感謝を口にする数を気にしておりましたが、カウンターで数えるのに飽きてしまい、今は一日3回、食事の時にしっかりと感謝をするように心がけています。
しかし、その調子では一年で1095回、10年で10950回と死ぬまでにとてもじゃないけど250万回口にするのは無理な訳で、そんなに簡単に奇跡は転がってないと残念に思った覚えがあります。

映画の中では、作物や大地や空に向ってありがとうを言いまくる事でその数を達成されたとの事で、奇跡が起こった瞬間を体験されておられました。
ドキュメンタリー映画のそんなシーンを見て、やっぱり奇跡は起こるんや、ともう一度ありがとうを言いまくる生活にチャレンジしてみるか検討中です。

 

 

驚愕の歯科医師。

昨日のブログにも書きましたが、今年に入って自分の弱点の克服に注力しておりまして、何年かぶりに奥歯が入り、ずいぶんと調子がいいです。食べ物が食べやすいだけではなく、寝起きが爽やかというか、とにかく口の中がスッキリとストレスが無くなった感じが顕著に現れています。

その理由は通院している歯科医師が奥歯の治療と同時に他の歯の噛み合わせを少しずつ直してくれているからのようでして、これには少しビックリしてしまいました。

それは、この歯科には噛み合わせ治療というオプションメニューが有り、マーケティング的に言うと保険の利かないバックエンドの商品な訳です。それを、特にアピールする事も無く、患者に頼まれる訳でも無く、保険治療の合間に淡々とやってしまうこの先生は凄すぎる!という訳です。

 

 

マーケティングの奥義

ずいぶん以前、ジェイ復習会なるマーケティングの勉強会でご一緒させて頂いてから懇意にして頂いている、業態で言うと関西No1のシェアを誇る卓越した業績を残されているA貝社長が私の主宰する職人起業塾の懇親会に参加された時に、酔っぱらってマーケティングの奥義を口を滑らせてしまいました。(笑)

『他社のバックエンドをフロントエンドに持ってくるんが奥義やねん。』

と。すみれでもずっと以前から使っている手法ではありますが、改めてきくとなるほど、他社が稼ぐ商品、サービスを無料、もしくはサービス価格で提供するなんて、たしかに『奥義』です。

それをこの歯医者さんはこともなげにやってしまわれていた訳で、治療を受けた私としては大きな衝撃を受けました、「歯の事は一生この人にお願いしよう、」と。(笑)
まさに卓越の戦略です。

 

 

グーグル「無料送迎タクシー特許」に透ける野望

今日は事務所に籠れたので、久しぶりにメールマガジンの配信をしてみまして、その中で『奥義』について書いたのですが、配信してすぐにこんなニュースを目にしました。

 米Google(グーグル)のほか、スマートフォン(スマホ)を使ったハイヤー配車サービスを世界に広げる米Uber Technologies(ウーバーテクノロジーズ)も開発に力を入れる自動運転技術。IT(情報技術)大手の彼らはどんな未来を見通し、何を目指してこの分野に力を注いでいるのか。新規参入企業の野望を読み解く。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO97209160S6A210C1000000/

(中略)これは、Googleのオンライン広告を見て実店舗へ向かう顧客に対して、無料もしくはディスカウント料金の自動運転タクシーの送迎サービスを提供するものだ。

広告を見たユーザーに対してタクシー料金を割り引くこのサービスに関して、Googleは2014年1月に米国の特許庁から特許を既に取得しており、自動運転車プロジェクトメンバーがその申請者であったとされる。

出典:日本経済新聞電子版

なんと、Googleの広告からサービスを受けようとすると、無料で送迎のタクシーを手配するサービスの特許を既に取得していて、実用化に向けて進んでいるとのこと、タクシー業界どころか自動車業界全体がひっくり返る様なこれこそ、バックエンドのフロントエンド化、マーケティングの奥義の発動です。

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Googleはマーケティング奥義の会社

そもそも、Googleと言う会社が世界的なIT会社になりえたのも、全てこの奥義を使い続けて来たからと言っても過言ではないと思います。無料検索エンジンはもとより、デスクに座ったままで世界中のどこにでも行けるストリートビューが無料なんて地図屋さんを叩き潰すどころの騒ぎではありませんでした。そう言えば、私の車にはカーナビを搭載せずにiPhoneと接続出来るオーディオだけとなっていますし。。この様に冷静に考えてみると奥義の恐ろしさが身に沁みてわかります。

 

今も昔も奥義体得は自己鍛錬しかない。

世界的な規模を誇る大企業でもこの様にマーケティング理論を駆使して新たな顧客を開拓し、市場を切り開いているのですから、私達中小企業はうかうかしていたらすぐに大きな波に飲み込まれて溺れてしまいます。私の経験則から言うと、独自の強みを見つけ、それを磨き上げることで、マーケティングの奥義は思いの外簡単に使える様になります。

あとは規模と精度の問題がありますが、コツコツと習慣化して取り組むコトと、それを常にブラッシュアップし続けることで顧客の信頼を得る事が出来る様になるのではないかと思っています。
とにかく顧客に対するバリューをしっかり見つつ、地道な取り組みを継続する事!

古人の言葉を引用すると、

千日の稽古(けいこ)を鍛(たん)とし、万日の稽古を練(れん)とす。

                           宮本武蔵

やはり、長い時間をかけて鍛え続けるしか無いのだと思います。
それにしても、A貝社長が(酔っぱらって)うっかりと口を滑らせたマーケティングの奥義、せっかくですから使って行きましょ!(笑)

 

 

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整える習慣がもたらすもの。

2月29日 曇り

  

閏日。

今年は4年に一度の閏年、2月の末にオマケの様に一日時間を貰えたようなちょっと嬉しい気分になります。子供みたいですが、、笑
だから、という訳では有りませんが、今日は一日、例年に増して忙しかった2月のツケを払うが如く、整える日としてみました。

 

カイロプラクティック

朝一番は、今年になってから再開した整体へ。
以前はスミレ本社の一階テナントが『和み堂』さんという鍼灸整骨院だった事も有り、ひと月に最低一回程度は整体に通い、身体の歪みを修整してもらっていたのですが、そこが移転されてからは、これといっていいと思えるところが無くて、ほったらかしの状態が長く続いていました。

短期間で見ると、整体に行っても行かなくても大した変わりは有りませんが、何年も経って来るとどうしようもないくらいあちこちにムリがかかって足の長さは違ってくるわ、腰の周りは片方しかちゃんと廻らないわ、終いには腰が痛くなってゴルフのラウンドが苦痛になってくるわで、なんとかしなくてはと思っていた時に同窓会で再開した同級生にスポーツマッサージも出来るカイロプラクティックの先生を紹介されて通い始めました。たった2ヶ月程ですが、早速効果が出始めて身体のバランスが元に戻って来た実感を感じています。

紹介してくれた同級生のHさんには感謝、感謝です。笑

   

歯科医院

一旦、会社に戻りデスクワークで溜まっている案件を整理した後は夕方から歯科医院へ。
これも長い間ほったらかしにしていたのを、今年の年頭に波動セラピーを受けて自分の身体的な問題点をまざまざと見せつけられた事をきっかけに、一念発起して今年になってから新たな歯科を紹介して頂き通い始めました。

ご紹介してくれたのは、電磁波測定士仲間の丹波の藤本さんと、私と藤本さん共通の電磁波測定士としての師匠でもある日本で唯一の専業電磁波測定士の青山さん。

今の主流である一度の治療でほんの少ししか進まず、いつまでも延々と引っ張られる歯科の(むりやり)行列を作る営業手法にほとほと嫌気が差していた私に、「(顧客の立場に立って考えてくれる)短期集中型治療を行なってくれる歯医者さんが有りますよ、」と教えて下さいました。

お陰さまで、長年の悩みだったガタガタの歯が着実に治療が進み、本日何年かぶりに奥歯が復活!非常に快適に食事を摂る事ができました!
しかも、治療の合間に噛み合せの調整までしてくれるという念の入ようというか、親切というか、しかも、圧倒的に技術力が高い!この度治療を受けてみて改めて歯医者さんって技術職なのだと認識を改めました。正直あまり人に教えたく無いくらい良い歯医者さんです。
こちら→垂水の歯医者さん | 森本歯科医院 | 歯と全身はつながっています – 神戸市

治療法についても独自の視点とポリシー、理念をもっておられ、決して金儲けに走っていないというのが治療を受けていてヒシヒシと感じます。
この森本先生の『在り方』にはマーケティング的にも参考にさせて頂くところが多々有り、又詳しく、このブログで紹介してみたいと思います。

 

社内勉強会

夜は社内に目を向けて、工務部のスタッフを集めての社内勉強会、『元祖』職人起業塾の開催日でしたが、体調不調の者、出張中の者、お客様対応で帰社が遅くなる者と欠席者が相次ぎ、日程を延期としてしまいました。すみれでは顧客接点が社員大工ということで、スタッフの意識を高める事が最も重要な『状態を整える』取り組みということで、全員参加出来る日に振り替える事にしました。

   

状態を整える。

文豪ゲーテはかつてこう言いました。「不機嫌こそが人間の最大の罪である」
この最大の罪を犯す事を避けるにはどうすれば良いか、というところまで言及されたかどうかは知りませんが、私的には『状態を整える』ことが全てだと思っています。

長年ビジネスコーチングをお願いしている四辻コーチは、「社長が機嫌良く過ごせる様にする事が最も業績を向上させる」と良く言われますが、同じ様な意味合いではないかと。

日々起こる問題や事象によって、感情は上がったり下がったりを繰返しますが、心と身体の状態を整えておれば、それらを俯瞰して冷静に見ることが容易になると思うのです。
ただ、人は誰しも、問題が起きてから対処する、痛いから直す、の様に顕在化したコトに対するアクションは直ぐに行動に移しますし、しなくてはならないのでしょうが、潜在的なリスクへのアプローチを積極的に行なうのはなかなか難しいもの。
状態を整えるのは習慣とセットにしなければ出来ないとつくづく思いましす。

   

第二領域が未来を作る。

状態を整えるとはまさに、緊急性の低い重要な事であり、スティーブン・R・コヴィー博士が提唱したタイムマネジメントのマトリックスで言うところの第二領域への取り組みです。そして、第二領域こそが未来を切り開く入口になると常日頃から思っていますし、主宰する研修等でも繰り返し言い続けています。
(たまたまですが、笑)閏日に状態を整える習慣を集めてみた事で、自分の身体を通した実体験として再確認出来た次第です。

今日、整体に行ったり、歯医者さんに行ったりするのに、車に乗るのをやめて自転車で廻りました。ついでに少しの運動もセットにして刃を研ぐ時間にもしてもようかと。(笑)

身体と心の状態を整える事を常に意識するとちょっとした時間の使い方も変わって来るもの。
パフォーマンスを上げて、明日からの3月も精力的に走り回りたいと思います。(笑)

 

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3月11日は京阪神木造住宅協議会にてJBNの青木会長とご一緒させて頂き、経営者の為の職人起業塾のワークショップを行ないます。JBNの会員以外の方のオブザーバー参加も受け付けてくれると思いますので、ご興味があれば問い合わせを頂ければ幸いです。

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大地の花咲き 自主上映会

2月27日 快晴

2015年度決算報告

慌ただしい日々が続いています。

今日の午前中は月末ギリギリのタイミングで顧問会計士事務所のH先生とKさんに来社頂き、前年度の決算報告会議。あれこれと調整するのに(笑)時間がかかってしまいましたが、なんとか2月中に決算書をまとめ、確定する事が出来ました。ご尽力頂きましたお二方と、大蔵省のすみれママ☆には心から感謝致します。

予想していた着地点とは若干ずれましたが、大まか悪く無い内容にひとまず安心しております。
期中の予想、計画とのズレの原因を再度しっかりと洗い直し、今期の決算に向けてアクションを起したいと思います。

 

大地の花咲き 自主上映会

昼からは、神戸新開地のアートビレッジセンターのホールを貸し切って、すみれが所属するTOTOリモデルクラブ西神店会のリモデル大学なる勉強会の一環として、すっかり毎年恒例となった自主上映会を開催しました。

今年のタイトルは『大地の花咲き』。北海道の洞爺にある無農薬、無肥料の自然農法に取り組まれている農家さんを取り上げたドキュメンタリー映画です。

昨年の『日本で一番幸せな従業員をつくる』、一昨年上映した『僕の後に道はできる』その前年の第一回目の自主上映会の『1/4の奇跡』に続く、NPO法人ハートオブミラクルさんの配給映画です。
今回も全3回の上映会同様、参加者の皆さんに非常に好評を博しまして、運営担当の教育委員長としての面目躍如の活躍が出来る事となりました。素晴らしい映画を生み出し続けてくれるハートオブミラクルさん、岩崎靖子監督には感謝するばかりです。

そして、昨年はスケジュールの都合が合わず、お越し頂けませんでしたが、今年は(いつになく)早めの連絡が奏功して、(笑)一昨年に引き続き、岩崎靖子監督を招聘して舞台挨拶、そして上映後のトークイベントに御参加を頂きました。

映画 『大地の花咲き』

映画の内容はというと、、(以下ハートオブミラクルさんのHPより転載)

大地の花咲き~洞爺・佐々木ファーム”喜び”ですべてを繋ぐ~→予告動画はこちら

憎しみの果てに知った愛 ここから喜びの未来をきっと創り出す命とともに歩む農業を通して、新たな地球の未来を模索する農家があった。

北海道・洞爺湖畔の佐々木ファーム。毎朝「愛と喜びを循環するぞ!」と宣言して畑に入る。 野菜は自分たちの言葉を全部聴いている。「元気か?」「ありがとう」と声をかける。 農薬も肥料も使わない。虫も雑草も仲間たち。
その想いの裏には、大切な我が子 大地君の存在があった。 農場の運営で家族で意見が対立。憎しみは限界点へ。 すべてを投げ出して、この地を去ろうとしたその時、大地君は突然天国へお引っ越しした。 「僕が家族を守るからね」という言葉を残して。
生きるって?命って?命が織りなす喜びのタペストリーが今、現れる。

出演:佐々木ファームとその仲間たち♡
監督/岩崎靖子 撮影・編集/小野敬広
2015年8月22日初上映 95分 画像比率 16:9
制作:E・Eプロジェクト

 

*****転載ここまで*****

建築会社の団体の研修がなぜ農業のドキュメンタリー映画を?

「建築屋さんがなんで農業?」という素朴な疑問が有ると思いますが、実はこの映画のチョイスには私達建築に携わる者達との非常に密接な関係性があります。 それは、同じモノづくりを生業としている、労働集約型のモデルである、若年層の入職者が減り、高齢化している、TPP等厳しい外部環境の大きな変化に晒される、等々、共通点が多く存在する事もそうなのですが、それよりもっと根本的な、商売、経営、チームづくりにおける根幹の部分です。

 

マーケティングの構築は『在り方』から

ドラッカー博士はマーケティングの定義を、「一切のセリング(売り込み)を不要にする仕組み」と定義されました。そして、事業の目的を「顧客の創造」とシンプルにまとめられています。

デジタル大辞泉の解説
こ‐かく【顧客】⇒こきゃく(顧客)
ひいきにしてくれる客。得意客。こかく。「顧客を獲得する」「顧客名簿」

私の解釈では、『顧客』とはスポットで一度きりの購買をしてもらう人の事ではなく、贔屓にしてくれて、何度も取引をしてくれる、踏み込んで言うと『生涯顧客』の事を指していると思っています。

一度お付き合い頂いた方に「一生あんたにお願いするわ」と言われて始めて生涯顧客となる訳ですが、その為の最低限の条件として『人としての正しい在り方』が備わっているか、という事があります。いくら良い商品やサービスでも販売する人がいかがわしかったり、信用出来なかったりでは絶対に顧客になる事は有りません。

そう考えると、まず始めに人として、会社として自らの『在り方』を見直し、正しくある為の努力を惜しまず、習慣を身に付けるコトがまず必要となってきます。

岩崎靖子監督とのトークイベント
岩崎靖子監督とのトークイベント

映画で受けた示唆

映画の中で出て来たキーワードを自分なりに列挙してみると、

【一生付き合う】、【循環】、【チャレンジャー】、【在り方】、【大きな目的と現実のギャップ、【改革と葛藤】、【本からの学び】、【ありがとうの奇跡】、【社会の変化】

と、まるでビジネス書に出て来る様な会社経営の根幹となる部分への示唆ばかり。
ちなみに、私の著書『職人起業塾』の中にもこれと同じ様な単語や解説、これらについての問題解決や考え方の事例がどっさりと出てきます。(笑)
要するに映画の内容と私達が目指すビジネスモデルの方向性が全く同じということなのです。

岩崎靖子監督を迎えてのトークイベント
岩崎靖子監督を迎えてのトークイベント

 

『在り方』を学ぶ場 としての自主上映会

NPOハートオブミラクルさんが配給される映画の題材は多岐に渡ります。そしてその作品に共通するのは人としての『在り方』を問い続けておられるコトだと思っていまして、ご縁を頂いて初めて『1/4の奇跡』を見た時に衝撃を受けて以来、発表される作品を見るにつれ、今はそれが確信に変わっています。
そんな人としての在り方を深く考え、振り返る場として毎年自主上映会を開催している次第です。

 

ご縁は広がり続ける

上映会後のアフターパーティーは関西圏で唯一!映画の舞台となった佐々木ファームの野菜を食材として仕入れ、料理を提供されている『ごちそう酒場 段』さんへ。

岩崎監督によると、このお店のオーナー、スタッフと非常に懇意にされており、なんと映画のワンシーンに登場もされていた程の仲の良さだった様で、ちょっとしたサプライズとなり、非常に驚かれていたと共に、喜んで頂けました。
その事がきっかけで、私もお店のオーナーさんと初めてお会いする事になり、新たなご縁を頂く事が出来ました。

同じ価値観、方向性をもった人達は磁石で吸い付けられる様にご縁が繋がって行くのだと実感です。

ありがとうレタス
ありがとうレタス
映画に登場したありがとうごぼう
映画に登場したありがとうごぼう
岩崎監督を囲んで、TOTOリモデルクラブ西神店会メンバー
岩崎監督を囲んで、TOTOリモデルクラブ西神店会メンバー

 

謝辞

岩崎靖子監督、この度はお忙しい中、神戸の片田舎までお運び頂きまして、誠にありがとうございました。今までの作品もどれも素晴らしかったですが、今回の映画は思い入れるところもあって、以前より数段多くの心の汗をかいてしまいました。

私達も在るべき姿、在るべき社会の構築を目指して、微力ながらもコツコツと歩みを進めて参りたいと思います。素晴らしい映画を本当にありがとうございました。

心から深く御礼申し上げます。

ありがとうございました。

次作も楽しみにしておりますので、撮影頑張って下さい!

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※写真はfbのお友達の投稿からなんの了承も得ずに無断で拝借しました、スミマセン。(苦笑)

 

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頑固一徹、職人社長の挑戦!

2月26日 快晴 風強し

台湾から帰国して2日目、アクセルを踏みっぱなしのドタバタした日が続きます。(笑)

リフォーム産業新聞社の取材

今日は朝からリフォーム産業新聞社の加覧社長が雑談とも情報交換とも言える様な取材にわざわざ東京から来社下さいました。書籍『職人起業塾』をしっかりと読んで頂き、実際のすみれの取り組みに興味を持って頂いた様で、リフォーム会社ではあまり見かけない、売上げ拡大に背を向けた地道なビジネスモデルについていくつかの質問を頂きました。

夏に東京ビッグサイトで開催される『リフォーム産業フェア』での講演依頼も正式に頂き、職人、現場接点の強化について、話させて頂くコトとなりました。
自分で思っているより思いの外関西弁がキツいと言われる私ですが、持ち前の?親しみやすい神戸弁で関東での久々の講演、頑張ってみたいと思います。(笑)

  

 

兵庫県行政書士会研修会

昼からは行政書士会の研修会にゲストとして呼ばれて、知的資産経営についてのワークのモデル企業として、すみれの報告書を元に行政書士の先生方に弊社の強みを生かしたビジネスプランを考えて頂くという非常にラッキーな役を仰せつかりました。

なかなか面白い取り組みであり、またこれから公募が始まる小規模事業主向けの補助事業を絡ませて頂き、実際に取り組める内容もあったりで、ゲストとして参加しましたが、(いつもながら今回も)結局私が一番勉強させて頂いてしまった様です、(笑)
詳しくはまたこのブログでまとめてみたいと思います。

  

 

懇親会での農業ドリーム・プレゼンテーション大会

昨日は朝帰国してから息つく暇も無くギッシリの予定をこなして、一日の最後は職人起業塾の懇親会、25名もの仲間とそれぞれ様々な話をしながらワイワイと過ごしました。
そんな中、先週末東京で開催された『農業ドリームプラン・プレゼンテーション』でファイナリストを務められたキャルファーム神戸の大西さんに(応援に行こうと思いながらいけなかった事も有り)懇親会の会場でプレゼンテーションの再現をお願いしました。

セントラルファーム構想という農と食、建物、インフラを包括して自立循環型の夢の街づくり、そしてそれを全国に、世界に広げたいという熱い想いを聴かせて頂き、私も建築会社としてその夢の実現に少しでも力になりたい、と大西さんの夢を一緒に共有させて頂く、素晴らしいプレゼンでした。大西さん、ありがとうございました。

私も仲間の一員に入れて頂いて一緒に自立循環型社会の構築、実現に向けて共に歩みを進ませて頂きたいと思います、宜しくお願い致します。
勉強会を主宰する事で、素晴らしい仲間と出会え、そして夢を共有出来る様になるなんて思いもしておりませんでした。本当にご縁に感謝致します。

   

頑固オヤジの経営指針発表

大西さんに引き続いて、昨年から(ご自身で)約束されていた自称頑固職人オヤジの村田社長から今後の事業計画の指針の発表も満を持してありました。
この一年余り、継続してマーケティング理論を学ばれ、ご自身の中に落とし込まれた結果、導き出されたのはこれまでの長きに渡りご縁があったクライアント、仲間にもう一度会って、ご自身が持つ技術、スキルを生かして仕事のお手伝いが出来ないか、と問うて廻る事。
長年の実績を誇る職人社長が何年も付き合いが途絶えていた方々にアポを取って会って廻るというのは並大抵の事ではないと思います。『大福帳には無限の売上げ、利益が隠されている』という職人起業塾での学びを実践に移される事は非常に勇気が必要だったと思いますが、この度の発表に先駆けて既に行動を起されていた様で、「これで未来に光が見えた」と目を輝かせながら話されていたのが非常に印象的でした。

 

 職人の地位向上は意識改革、自助の精神から。

私が職人起業塾で行なっているのは、セミナーでもレクチャーでもなく、「あたりまえの原則」を提示してそれについてどのように思っているのか、どの様な行動をとっているのかを塾生の皆さんにお訊きするだけです。それぞれの方がそれぞれに自分のこれまでの人生、今行なっている仕事に正面から向き合い、アタリマエの事を理解しているか、出来ているか、それとも、分かっちゃいるけど、出来ていないか、について思考を巡らせて頂くだけです。

しかし、この様に頑固一徹、始めて参加されたときは斜めから眺めて、バリアを張り巡らせ、何も話されなかった私よりも人生の先輩である職人社長が自らを奮い立たせ、自分の意識を改革して行動を起こされている姿を拝見すると、拙いながらも塾の開催を続けて来て本当に良かった、と心から思えます。

職人の社会的地位の向上は、職人の意識改革から、自助の精神を強く持つ事から始めなければならないと言う私の考えを見事に体現頂ける事に感謝する事しきりです。

村田社長、ありがとうございます。

そして気張って下さい!心から応援致します!

  

 

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シナジー効果を考える。

3月25日 快晴  

帰国と同時にフルスロットル(笑)

 

朝早くの便と言うよりは深夜に起き出して関西国際空港に無事帰国。
日曜日のフルマラソンを走り終えてから連日の飲みと移動のための早起きで睡眠不足が重なり体調を崩しましたがそれも何とか元通りに戻していつも通りのテンションで帰ってきました。
空港に降り立つ同時にクライアントから電話をいただいてそのまま少し前に施工した店舗の現場に直行、補修箇所の確認と慌ただしいスタートとなりました。

昼に出社してからは、マーケティング部会のミーティング、7つの習慣ボードゲームイベントの主催、そして夜からは第30回目となるすみれ本社開催の職人起業塾のファシリテーターを務めました。当然のごとく、勉強会が終わった後は懇親会での飲み。我ながら全く懲りてません(笑)
台湾との時差を考えると、結局また24時間ちかく起きっぱなし、しゃべりっぱなしの忙しいい一日となりました。(笑)

   

第30回職人起業塾

それにしても、すみれ本社で毎月開催している 無料の勉強会である職人起業塾は回を重ねるごとにすごいことになってます。ちなみに、今夜の参加者は32名。仕事の都合や体調不良等で欠席された人が8名いることを考えるとすでにセミナールームに 入るキャパシティの人数をオーバーしています。また、懇親会も壮絶な事に。(笑)
勉強会自体は無料ですが、懇親会はすみれが経営しているにわとりのすけ伊川谷本店で会費を3,000円頂いて開催しています。小さな店なのでそろそろ入り切れない状態になりそうな勢いで、とうとうカウンター席と別れて座って頂く事に、、カウンターのオッサンチームの皆さん、スミマセンでした。(笑)

   

キャパオーバー問題

セミナールームや焼き鳥店というハコも、私のグループコーチングもいくらでも膨張出来る訳でもないので、なんとか考えないと、と言い出してもうそろそろ1年が来ようとしていますが、良い方策を見つけられずに先延ばしを繰り返してきましたが、いよいよそれも煮詰まってきた感じです。

いろんな方に相談したりもしてきて、今までに挙げられた解決方法としては、

  1. 先着順等の人数制限を設ける。
  2. 開催を職種等でグループごとに分ける
  3. 大きな会場に開催場所を変える
  4. 参加費を有償にしてハードルを上げる

等々、、今までも意見が出たりもしたのですが、どれもいまいちピンと来ないというか、良い案とは思えずにいて、先送りしてきました。
しかし、最近は同じ地域の方が集まって自主的に同じ様な内容の勉強会を始められる動きもあったりして私以外の参加者の方がそれぞれのアイデアで主体的な解決を図られたりする動きもあり、もう少しこのまま様子を見てみようかと思ったり。(笑)

   

 

職人起業塾のイノベーション

それも、この職人起業塾の価値が私が提唱するインバウンド・マーケティングの理論を学ぶことから、違う付加価値に移ったと思うからです。

昨日参加頂いたメンバーさんの職種は、工務店、リフォーム会社経営者、管理職をはじめ、宮大工、大工、大工見習い、電磁波測定士、会計士、行政書士、電磁波測定士、農家(スーパーアグリメインテーター)、仏師、ナチュラルライフオーガナイザー、設計事務所、塗装会社経営者、庭師、大手住宅機器メーカー管理職、社会労務士、ファイナンシャルプランナー、ライフプランナー、看板職人社長、等々、本当に他業種多岐に渡り、また、神戸だけではなく京都、大阪、姫路と遠方からもはるばるお越しになります。

それらの方々の全てに共通するのは、高い志をもっている事と、新しい事にチャレンジする意欲、そして、緊急ではない重要な事に時間を割き、未来を自分の手で切り開こうとする意気込みです。そんな人達が平日の仕事を終えた後、夕方から神戸の片田舎に集まるこの場は、私が主宰するマーケティングの理論を学び実践する為の勉強会という枠組みを越えて1つのエネルギー体の様な様相を呈して来ています。

参加者がそれぞれの取り組みや想いをアウトプットすると共に他の方々の意見を聞く事によって得られる価値は私が発信する事の非では無く、お互いに刺激しあい、学び合いながら成長出来る場へと変容を遂げて来たと最近になって強く感じています。

   

相互依存のパラダイム

私が敬愛してやまないスティーブン・R・コヴィー博士は著書『7つの習慣』の中で4つのステップの3番目に相互依存のパラダイムを挙げられました。当初、(お山の大将的経営者だった)私には依存し合うパラダイムという概念がしっくりこなくて、長い間その部分について深く思索するのを避けて来た覚えが有ります。しかし、今になって実感として理解出来たのは勉強会を継続するに従って、(決して勉強会の影響だけではありませんが)参加者それぞれの影響力が増して行く事でまさに相乗効果を発揮する場になり、勉強会に参加される方どうしで良い意味での依存があちらこちらで見られる様になった事です。
確かに、職人起業塾を主宰している私の能力を遥かに超える価値が生まれつつ有ります。

ちなみに、相互依存のパラダイムを持って手にする事が出来る習慣とは、

第四の習慣・Win-Winを考える (Habit 4 Think Win/Win)

  • 人間関係における6つのパラダイム「Win-Win」「Win-Lose」「Lose-Win」「Lose-Lose」「Win」「Win-WinまたはNo Deal」。
  • Win-Winの原則を支える5つの柱「人格」「関係」「合意」「システム」「プロセス」。

第五の習慣・まず理解に徹し、そして理解される(Habit 5 Seek First to Understand, Then to Be Understood)

  • まず相手を理解するように努め、その後で、自分を理解してもらうようにする。
  • 自分が他人に影響を与えるために、自分が他人に影響される。
  • 人が他人の話を聞く時にしてしまう自叙伝的な反応。
  • 感情移入を行い人の話を深く傾聴する。
  • 効果的にプレゼンテーションを行うための方法。
  • 一対一の時間を設けコミュニケーションを図る。

第六の習慣・シナジーを創り出す(Habit 6 Synergize)

  • 相乗効果とは、全体の合計が各部分の和よりも大きくなるということである。
  • 自分と他人との意見に相違が生じた時に、自分の意見を通すのでなく、他人の意見に折れるのでもなく、第三案を探し出す。
  • 自分と他人との相違点を尊ぶ。

※Wikipediaより転載

 

シナジー効果を体感出来る『場』での学び。

どれも全て持続継続可能なビジネスモデルには不可欠な思考で有りスキルです。
これらの習得には、まず相互依存のパラダイムを理解する事が必要だとコヴィー博士は説かれた訳ですが、その理解をする為の場として職人起業塾が機能するならばこんなに素晴らしい事は無いと思うのです。というか、私が一番学ばせて頂いてます。(笑)

とはいえ、ハードの部分の問題は依然大きく立ちはだかっているままなので、その解決については御参加される皆さんとよく相談しながらなんとか改善策?を考えたいと思います。

ご参加頂きました塾生の皆様、今回もありがとうございました。
学びを実践に、行動を習慣に落とし込んで結果を出すことにコミットしつつ、引き続き宜しくお願い致します。

心謝。

※写真はご参加いただいた皆さんのFacebookから無断で拝借しましたすいません。(笑)

  

 

その他のお知らせ

 

■いよいよ明日、自主上映会開催します!

2月27日(土) 【すみれ暮らしの学校】大地の花咲き上映会(予約優先)
時間帯 14:00~17:00
住 所 KAVC 神戸アートビレッジセンター
兵庫県 神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号
【映画あらすじ(公式サイトより引用)】
北海道・洞爺湖畔の佐々木ファーム。毎朝「愛と喜びを循環するぞ!」と宣言して畑に入る。
野菜は自分たちの言葉を全部聴いている。「元気か?」「ありがとう」と声をかける。
農薬も肥料も使わない。虫も雑草も仲間たち。その想いの裏には、大切な我が子 大地君の存在があった。
農場の運営で家族で意見が対立。憎しみは限界点へ。
すべてを投げ出して、この地を去ろうとしたその時、大地君は突然天国へお引っ越しした。
「僕が家族を守るからね」という言葉を残して。
生きるって?命って?命が織りなす喜びのタペストリーが今、現れる。
【時間帯】
13:30受付開始 14:10上映開始
【開催場所詳細】
神戸市兵庫区新開地5-3-14
神戸アートビレッジセンターKAVCホール
JR「神戸駅」ビエラ神戸口より徒歩約10分
神戸市営地下鉄「湊川公園駅」東改札口より徒歩15分
【入場料について】
すみれ建築工房及びTOTOリモデルクラブ西神店会の関係者、お客様は無料。その他の方は店会への協賛金を申し受ける事がありますので御相談下さい。

ギリギリまでお申し込み受け付けています!こちらのメールフォームからどうぞ、
http://sumireco.co.jp/life-school.php

 

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トラベルトラブル。

2月24日 曇り 台中にて

  

京懐石 庵にて

昨夜はクライアントが経営されている京懐石のお店でまたもおよばれ&痛飲。(苦笑)
台湾の食材を日本の職人さんの技で見事に調理され、味はモチロン見た目も京都にいるのかと錯覚を覚える程の出来映えでした。人気を博するのも頷けます。
H様、昨日もすっかりごちそうになってしまいありがとうございました。
日本の食文化を台湾に移植する取り組み、本当に素晴らしいと思います。
私もその一旦のお手伝いが出来ます様に精一杯努力致します。よろしくお願いいたします。

   

  トラブルは突然やって来る

今日の午前中はホテルでやり残した仕事をスタートダッシュで片付けて昼から行ったことが無い台南に行ってみようと思っていましたが、朝目覚めてみると激しい胃痛に襲われてやむなく予定を変更。
食あたりではないのは間違い無いですが、海外で体調崩したときの不安を初めて知りました。
考えてもみれば、日曜日にフルマラソンを完走してから毎夜日付が変わるまで飲み続けており、出張中につき、朝は夜明け前に起きて移動を繰返しておりましたので疲れも出るってモノですね。
自分の体力の限界をまた垣間みる事になりましたが、50歳を目前とした歳になって未だに己を把握していない事に我ながら驚いてしまうぐらい情けなく思っています。(苦笑)
もしくは、自分でも気付いていないうちに思いの外体力が落ちているのかも知れませんが・・・。

   

 

絶対に変更が利かないスケジューリング

今回、始めて海外出張の間に体調を崩したのですが、この体験はなかなか刺激的でした。
台湾での移動も帰国もスケジュールが決まっており、そこはおいそれと変更は出来ないし、明日、帰国してからの予定もギッシリ詰まっています。どんなに身体が辛くてもきっかりと時間通りやり通さなけれればならない状況ってなかなか緊張感のあるものです。
いつになくプレッシャーを感じながら、今日は食事もお粥と蕎麦のみとおとなしめにしてみたりと(今更ですが)体調管理に気を配ってみたりもしましたが、よく考えるとこの状況って日本にいる時もそんなに大きな変わりが無くなっている事に気付きました。
研修講師として年間通してギッシリと予定が詰まっているというのは、絶対にスケジュールを守らなければならない訳で、既に日本の事業でも体調が云々言える立場ではないのです。

   

 

アタリマエはアタリマエじゃない

そんな風に考えると、(今の状態がずっと続く前提に立って)調子に乗ってずっと先までの予定を組んでしまっているのに少し怖くなりました。
毎日、アタリマエの様に起きて、アタリマエの様に仕事して、アタリマエの様に暮らしている事は実は非常に有り難い環境であり、ひょっとすると奇跡の連続なのかもしれず、このアタリマエがずっと続くと思っているのは幻想かも知れません。
この有り難さに感謝してそれが続いて行く様に積極的に働きかける意識を持つ事が最低限考えねばならないコトだな、と改めて感じた次第です。

   

今一度、死生観を。

そして、一瞬先は闇。人はいつ死ぬか誰にも分からない。というのも実はアタリマエのこと。
私的には今はまだ、死んでしまうのは早すぎるので、死んでもいいと思えるまではもう少し時間がかかりますが、長年悪かった肝臓が治ったくらいで後30年くらい生きれらると勘違いをしていた自分を多いに反省する事になりました。

絶対に死ねないのは後何年か、まずはそこに焦点を合わせて計画を立て直したいと思います。
一日一日の積み重ね。丁寧に生きねばね。
自分ながらの『死生観』しっかりと見つめたいと思います。

  

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■直近のセミナーのご案内

知的資産経営セミナー

来週、2月26日(金)は13時から兵庫県行政書士会明石支部にて知的資産経営についてのプチ講演を依頼されております。一般参加の可否は分かりませんが、すみれで昨年度から後継者育成の取り組みの一環として始めた知的資産経営報告書の作成についてのスペシャリストが集まっておられますのでご興味がある方はお声掛け下さい。

工務店経営者の為の職人起業塾ワークショップ

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生ける伝説の職人。

2月23日 台北から台中へ 雨から晴れへ

一昨日のフルマラソン完走後、いつも御世話になっているT社の子会社でテストマーケティング会社のI社長に「小倉に来るなら是非!」と食事にお誘い頂き、(大将曰く)世界一美味い玄界灘のお寿司屋さんに連れて行って頂いて、疲労困憊になりながらも魅惑の酒と肴の誘惑に勝てず痛飲。(笑)
日本を離れる前としては最高の食事でした。I社長、本当にありがとうございました。

  

台北から台中へ

(毎回ですが、)フルマラソンの後は泥の様に寝込んでしまうので昨日の台北へのフライトに遅れたりしないかと心配してましたが、なんとか無事に起床&出国、台湾に滞在しています。
昨日は会計士さんの事務所に打ち合せに行った後、台湾の知り合いと本格四川料理のお店に食事に行ったり、夜遅くまで飲んだり(笑)と、フルマラソンのダメージはどこへやら、台北の夜を楽しみました。  

今日は台中へ、クライアントから新規店舗出店の計画のお声掛けを頂き、現地確認へと向っています。いつもは新幹線で移動するのですが、地元の人達に訊いてみると、台中市街に行くには新幹線から在来線に乗り換える必要が有り、路線バスでも時間は変わらないし、値段は1/3だというコトを(今更ですが)聞きつけて、今回はバスでの移動に初チャレンジしてみました。
その路線バスは走り出していきなり高速道路の渋滞に捕まって、到着時間に若干のは遅れは生じましたが、その分を見越して少し余裕をもっていれば大丈夫だという事がよく分かりました。
今後はスケジュールに合わせて新幹線とバスを使い分けたいと思います。(笑)

   

とにかく、やってみる

交通手段の選択1つでも、実際にやってみないと、経験してみないと分からない事って結構ある、というか世の中圧倒的にそんな事ばかりです。
「経験値、経験則の積み重ねこそに本当の価値が有る」と言われた高名な学者さんがおられましたが、(誰か忘れました、スミマセン)確かに実体験に基づいて構築したスキルや理論は何物にも代え難い宝だと言えると思います。そんな風に考えると、職人の世界にはもの凄い価値が秘められているのだと言えるかも知れません。特に建築の世界では紙に書いた絵を実際の建物として作り上げるのですから、現場で必要な技術の蓄積は膨大で、そのスキルが1000年以上に渡って伝統技術として継承されて来たことは世界に例を見ない誇れる凄い事だと思っています。
(社会的にはあまり高い評価をされていない様にも思いますが、)実は、職人の技術が途絶えると社会全体が立ち行かなくなる非常に重要な役割を担っていると思うのです。

   

生ける伝説の職人

職人と言えば、日本を離れる前日に立ち寄った小倉のお寿司屋さんの大将は凄かったです。
齢なんと、74歳(だったと思う)今も現役バリバリで板場に立ち、一人で仕切っておられました。
従業員はおらず、奥さんが飲み物と小鉢くらいを手伝っておられるのみ。
素材は日本中どこにも負けない、と豪語され、腕もモチロン、この道50年以上のキャリアでバリバリと一人で取り仕切れている鮨職人は今はわし以外おるまい。と、これも日本一。確かに、サバの刺身を頂いてみると、サバの概念が変わるくらいの美味さというより凄さでした。

その大将曰く、

「この歳になってもまだやっているのはお客さんが次々と子供の顔を見せに連れて来るからや」

とのコトで、後継者を育てないともったいないと申し上げると、

「今まで大勢育てかけて来たが、一切育たなかった、ワシの技術は一代で終わりや」

と、とっくの昔に諦められたご様子。

非常にもったいない、なんとかならんものかしら、と思ったりしましたが、職人の世界で道を極めると後進を育てる事よりも違う価値観、自分の内なる世界観に傾倒してしまうものかと、大将の姿を見ていると妙に納得させられました。

 

しょうがないで済む事、済まない事。

鮨職人に限らず、手仕事で道を究めようとするとどんどん自分自身の内面に深く入り込まなければならないのは間違いないと思います。私も職人の端くれとしてその世界観は何となく分かります。
私は技術を極めるコトよりもメシを食う事、周りの人を守る事に流されてしまい、職人としては中途半端な技術者になってしまいましたが、人の生き方としてその世界観、その美学の中で人生を全う出来る事は幸せな事なのかもしれない、というか、今でも少し憧れてしまいます。

しかし、人は社会との関係性の中で生きる生き物、一匹狼ではありません。少し大げさでは有りますが、自分一人だけが納得すれば良いと全員が思ってしまうと、社会も国家も成り立たなくなります。

昨今、建築業界では深刻な職人不足が大きな問題になってきましたが、元々、職人気質自体が一匹狼思考が強い業種、業態であるのも今の若者の職人を育てて来れなかった原因の1つの様に思います。
人の生き方の美学の問題とは別の次元で、職人が社会に必要だという事はしっかりと目を向けなければなりませんし、「オレは育てないけど、誰かがやるだろう、」という意識、風潮を業界全体で払拭しなければこの業界に未来は有りません。

 

やるべき事はやる。しかない。

昨年末から本格的にスタートした現場実務者向けの研修事業である『職人起業塾』はまだ1期目の半ばだと言うのに、既に3期までほぼ定員に達しようとしています。日本で始めて厚生労働大臣の認定を取得した技術的な研修ではない実務者向けの研修ということも有りますが、賛同してご参加頂く会社が次々と手を挙げて下さる現状を見ると、
次世代を担う若者を育てる。育てる事が出来る環境を整える。人材を育てられる自分になる。
この3点セットを考え、行動に移さなければならないと気付かれた経営者さんが多くおられる、もしくは急増しているということだと思います。

私達工務店は物売りではなくモノづくりが本業で有り、しかも量から質へと時代の要請が転換した今は工場で大量生産出来るものではありません。
モノづくりと同時に人づくりに意識を向けなければ、金の卵を産むガチョウの腹を割った農夫の様に目先の利益に囚われて未来を食いつぶす事になりまねません。

やるべき事はやる。決意と覚悟をもって寿司屋の大将とは違う道で私なりに気張ってみたいと思います。

   

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職人起業塾@京阪神木造住宅協議会 二期生(姫路)募集終了、三期生(神戸、大阪)の募集も開始しておりますよ。【二期生定員になり締め切りました】【三期生残席少まだ募集しています!】
http://keihanshin-mokuzou.jp/shokunin/index.html

 

■直近のセミナーのご案内

 

知的資産経営セミナー

来週、2月26日(金)は13時から兵庫県行政書士会明石支部にて知的資産経営についてのプチ講演を依頼されております。一般参加の可否は分かりませんが、すみれで昨年度から後継者育成の取り組みの一環として始めた知的資産経営報告書の作成についてのスペシャリストが集まっておられますのでご興味がある方はお声掛け下さい。

工務店経営者の為の職人起業塾ワークショップ

3月11日は京阪神木造住宅協議会にてJBNの青木会長とご一緒させて頂き、経営者の為の職人起業塾のワークショップを行ないます。JBNの会員以外の方のオブザーバー参加も受け付けてくれると思いますので、ご興味があれば問い合わせを頂ければ幸いです。

お問い合せはこちら→http://keihanshin-mokuzou.jp/news/2015.html#n160311

あかんやろなー、と思うくらいの大目標のススメ。

2月22日 曇り にゃんにゃんにゃんで猫の日。 福岡から台北へ

福岡国際空港
福岡国際空港

初めての福岡国際空港からのフライトで台湾に向っています。

今年になって初めてと、少し久しぶりとなる台湾、今回も良いご縁が有ります様にと願いつつ、暖かい国に行けるのを楽しみにして機上の人となりました。

北九州マラソン参戦

珍しく福岡国際空港から出国したのは、昨日参戦した北九州マラソンの流れから。
このところ予定が詰まり、たった3日間の訪台の日程をなかなか取れず、関西に一度帰るくらいならそのまま出張に出かけてしまえば、いっそ移動時間を短縮できるのではないか、と思いつき(笑)大きなスーツケースを転がしながら小倉にやって来ておりました。

神戸、大阪、姫路、東京と、あちこちエントリーすれども全て落選しまくって今シーズンは結局、唯一の出走となった北九州マラソン。昨年、水栓メーカーのtakagi社に企業訪問に伺った際、冗談半分でスポンサー枠をお持ちなら、分けてもらえませんか?とお願いしていたら、タカギ社の方々がちゃんと覚えてくれており、貴重な出走枠を提供して下さいました。

T専務、H課長、F主任、この度は本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。


その北九州マラソンの結果はと言うと、非常に残念ながら掲げていた目標を達成する事が出来ませんでした。悔しい気持ちを抱えながらも、自分の脚で走るだけというシンプルな競技は自分自身の実力をまざまざと見せつけられ、なんの言い訳も無く、単に力不足と、身の程知らずを思い知らされました。とにかく、来シーズンに向けて精進したいと思います。

以下に目標未達成の反省を込めて、今シーズンのマラソンの振り返りをしておきたいと思います。

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A目標

今回のフルマラソンで掲げた目標時間は4時間30分。
その為に1キロを6分から7分で走る練習をこの一ヶ月続けてきました。

6分×42キロ=252分=4時間12分 最期に少しペースダウンしてもなんとかなるか、というかこれ以上早く走る事は今の私には到底ムリなんですが、とにかく目標を小割りにして10km、20kmと距離を伸ばして、3週間前には30kmまで距離を伸ばして手応えを感じておりました。あとは、火事場の馬鹿力、本番で気合いと根性でなんとかしてみようという作戦です。

昨日のレースでは折り返しまで予定通りのペース、20km地点を2時間で通り過ぎ、これはいける!と自信を深めましたが、なんと、30km手前になって太ももの筋肉が攣ってしまい、走るどころか歩く事さえままならない状態に。。。

立ち止まり、ストレッチをしてなんとか走り出すも、そこからはペースはガタガタ、スピードを戻そうとするとまた筋肉が痙攣を繰り返し、目標達成を諦める事になりました。

 

B目標

実は自分ながらも4時間30分の目標は厳しいというか、背伸びし過ぎというか、勢いで言っちゃったというか、(笑)出来ればいいな。的なA目標で、実は絶対に達成すべきB目標をもっておりました。それは、5時間切り。
友達のN須社長が2回目のフルマラソンチャレンジで(無謀にも)5時間切りを宣言されたことも有り、ここは絶対に負けられない、譲れないと、男のプライド(笑)を密かに賭けておりました。

30km手前でのハムストリング(太ももの裏の筋肉)の痙攣でA目標はさっぱりと諦めましたが、30km時点で3時間半弱くらいで走れていたので、このままなんとか凌げば4時間台はイケルと思い、7分/kmのペースに戻して41km地点を過ぎて4時間52分!なんとかなった!と思った瞬間、またもや太ももの筋肉が硬直、脚を曲げれなくなってしまいました。(涙)

結局、手元の時計では5時間6分と非常に悔しい結果となり、まさかのB目標さえ達成出来ない結果に。それでもなんとか、一応は、自己ベストの記録で完走。考えても見れば、フルマラソン3戦目、しかも今シーズン一回きりのキャリアならこんなもんかと妙に納得してしまいました。己を知らず、高すぎる目標を掲げ過ぎたのだと反省しきりです。(苦笑)

目標(目的)と課題(問題)の関係

マラソンなどの競技に限らず、目標(目的)を掲げる事で課題(問題)が発生します。目標が大きければ大きい程、課題も増えて、それを乗り越える為の問題解決が必要となります。
逆に言うと、目標も目的も無ければ課題に取り組む事も、問題意識もないままとなり、成長する事なく、何もしないでも現状維持でいられるという錯覚に陥りがちです。
趣味で走る範疇であれば楽しければいい、という価値観も確かにあるのでそれも悪くは無いと思いますが、ドラッカー博士が言った通り、「全てのものは陳腐化する」と考えると、現状維持は常に少しの成長が有ればこそ、と考える事も出来ます。成長に背を向けると落ちて行くばかりになってしまいます。その点、体力、脚力等は特にその傾向が顕著であり、特に私達オッサン世代になると、『何もしないで現状維持』がいかに幻想かを日々身を以て実感しています。(笑)

『成長』は人間の根源的な欲求である。と言った心理学者の大家がおられましたが、それにまつわる課題克服、問題解決も実はセットであり、それらに取り組む事も潜在的な欲求として存在しているのかも知れません。

 

目的、目標、課題克服、問題解決はワンセット

私が主宰している職人起業塾では、マーケティング構築の為の入口は、『在り方』を見直す事から始めてもらっています。まずは自分の存在意義を考え、世の中や会社に対してどの様なスタンスを持って、どのようにアプローチするのか、したいのか。

それが明らかになった後に「なんのために?」という問いを繰返して、目的を明確にしてもらい、その後は「どうやって?」という問いから、目標、それに対する課題、問題を洗い出し、1つずつを克服して全体的なマーケティングの構築を目指します。

前述した通り、本質的な議論を繰返し、大きな目的、高い目標を設定すれば、その実現に向けて実際に取り組むべき行動は非常にややこしく、困難を極めて行きます。当然、「大変や、」「しんどいなー」「めんどくさい」というマイナスの感情も現れてくるのですが、それをやり遂げた、乗り越えた達成感は何物にも代え難い喜びや嬉しさを与えてくれます。以前から、塾生さん達が意識を変え、足を一歩踏み出す姿を見るにつけ、成長は(それに付随する課題克服、問題解決も)人間の根源的な欲求なんだと実感する事しきりです。

 

大目標のススメ

目標達成力は目標を出来るだけ小割りにして小さな成功体験を繰り返し積み重ねるコトが重要。と、良く言われますが、私が今回の北九州マラソンで身を以て学んだ事は、『達成出来るか、出来ないかのギリギリの目標こそが面白い』ってこと。出来ればいいな、的な大きな目標を掲げること、それを口に出してアウトプットする事で、モチベーションを保たずにはいられなくなりますし、それによって自然に自分自身の発揮する能力が大きく変わります。
そんな大目標が万が一達成してしまった時の充実感は目標を掲げずにたまたま出来てしまった時とは比べ物にならないと思います。
塾の主催者としては、今回の自分自身の体験を通して学んだことを元に、周りの人達には(スポーツ、仕事を問わず、笑)出来るだけ大きな目標設定をする様におススメしたいと思います。

塾生として足繁く通われている田中さんは昨日の京都マラソンで5時間切りを宣言されて見事達成!との事。優秀な営業マンの目標達成能力をまざまざと見せつけて下さいました。(笑)
ただ、密かに私と同じ4時間30分切りを本当は目論んでおられた様で、少しだけ届かなかったと悔しがっておられましたが、彼の目標達成能力からすると、初めから高い目標設定を口に出してコミットしておけば、達成出来たと思うのです。非常にもったいない。(笑)

悲喜こもごものマラソンシーズンもそろそろ終盤戦、あとは来週の姫路マラソンで大きな大会も一区切りです。
N須社長、(無謀にも見える)大目標に向って突き進んで勝利の美酒を口にして下さい。
キヨちゃんも是非5時間はさっくり切っての完走をお祈りしています。

私は残念ながら叶いませんでしたが、(しかもなんのお手伝いも出来ませんが、笑)心から応援しております。てか、(天気が良くて)時間が有れば姫路まで応援に行きますので。

オッサンに取って、フルマラソンは甘いものではないのは十二分に理解していますし、今回もやっぱり「なんでこんなことやっとんや、」と走りながら後悔するくらいキツいと思いますが、頑張って下さい。(笑)

好天を祈る!