JUGEMテーマ:日記・一般
終戦記念日。
戦後67年という年月が経ち、戦争を経験された方もずいぶん少なくなって来ました。
私たちはモチロン戦争を体験として知っている訳ではありませんが、戦後20数年で生まれて来ているだけに、間接的な知識や、戦後の爪痕などを子供の時に見聞きしているような覚えがあります。
子供の頃、町中に出ると商店街に足や腕が無い傷痍軍人がゴザを敷き、軍服を来て包帯を巻いていつも寄付を募っていた姿は今も脳裏に焼き付いています。
そう考えると我々40代後半の世代って戦後生まれなのですね、、
いつも散歩の途中にお参りする近所の神社にも大東亜戦争の戦没者の慰霊碑が立ってあり、今朝はいつもと少し違う意味を込めてお参りに行き、手を合わせて来ました。
私はどのような理由があろうとも戦争に是非は無く、絶対悪だという風に思っています。
しかし、敗戦から67年という年月が過ぎ、戦敗国である日本、当事国としての凄惨な戦争の記憶が薄れ出していると感じる今、世の中の意識はすこし変わって来ている様な気がしています。
尖閣諸島、竹島、北方領土と今日の終戦記念日に照準を合わしたように国境を接する諸外国は日本の領土に対するプレッシャーを強めて来ました。
国土を守る、領土を侵させない事は国家としての最優先事項だと思いますし、その為に専守防衛の理念に基づいた自衛隊が存在している訳ですから毅然とした態度で臨んで然るべきだとも思います。
しかし、インターネットの中でそれらのニュースについてのコメントや書き込みは思いのほか好戦的というか、戦争を厭わずに相対せよ、と言った論調が多く見受けられ、戦争放棄という高い理念を持った今の日本国憲法を無いものにしようと言う風潮が強まっている様な印象を受けました。
戦争=絶対悪。
あと一巡世代が変わればそんな価値観を持つ人が日本には少なくなるのかな、と思うとともに、子供達に戦争の恐ろしさ、無意味さをもっと丁寧に教えていかなければならないと感じました。
そんな事を思いながら今日は家族でお墓参りに行きました。
1つ目は妻の母、娘からするとおばあさんのお墓。
この夏、家族で富士山に登って来た報告と、もっとお義母さんの期待に添う様な幸せを家庭で実現出来るように誓って来ました。
2つ目は若くして無くなった子供の頃の親友のお墓。
墓前に手を合わせ、心の中でつぶやいた事は、、
幸せになっていますが、いいですか?
という問いかけでした。
小学校5年生の春休みに転校して、誰一人知っている友達がいない新しい学校に通うことになったとき、偶然前の団地に同じように転校して来た子供がいました。
新学期が始まる前に友達が出来て、一緒に登校出来た事は本当に嬉しくて、不安から始まるはずだった転校後の学校生活が一転してとても楽しいものになった事をいまも憶えています。
その彼とは小学校、中学校とずっと共に過ごし、中学校では部活動も一緒、悪い事をするのも一緒で、喧嘩もしましたが本当に無二の親友という関係が続きました。
中学校を卒業後、彼は夜間高校に通いながら就職し、私は一応高校に通い始めました。
それからも親交は続き、幼いながらもそのうち一緒に仕事をしような、などと将来の夢を語る事もありました。
私も彼も学校では落ちこぼれの厄介者でしたので、どうあがいてもまともな会社に就職してサラリーマンとして一生を過ごせる訳は無く、なんとか自分たちの力で人生を切り開いて行かないとしょうがないってこともあり、ハンパモン同志、力を合わせてビッグになろうぜ、的なことをよく話していた様な気がします。
しかし、残念ながら、その彼は17歳の若さでこの世を去りました。
その時の悔しさ、悲しさは未だに記憶の中で薄れる事は無く、砂を噛む様な感覚となって今も私の身体の中に残っています。
私と一緒にしよう、と言っていたのは何だったか、
彼がしたかった事は何だったか、
事あるごとに彼の墓前に行き、繰り返しそんな事ばかりを考える日々が続き、それから間もなく私も学校を辞めて、自由に生きる事を模索しながら社会に出て働き始めました。
彼が生きたかった人生をオレが歩む。
そんな風に思っていたのがそれから私の生きて来た人生のモチベーションの全てだった気がします。
自分の人生を天からの彼の目を意識して客観視するようになった私は現状の不満を我慢する事無く模索を続け、職を転々としました。
一人で遠くに旅に出たり、山奥に住んでみたり、自由で楽しそうな職業を目指してみたり、普通の人では続かないと言われた厳しい職場で働いてみたり、独立起業出来るようにと職人に転職してみたり、、
振り返ってみれば長い間、私の行動の基準は全てそんな事でした。
そして自分の身の回りの環境が変わる度に彼の墓前に行き、
これでいいか?
これで間違えてないか?
これがやりたかったことか?
という問いを繰り返して来たのでした。
その結果が今。
家族と一緒に墓前に向き合い、今もやはりこれで良かったか?と問いかけます。
そして、今年はなんとか人並みの幸せを掴めているよ、という報告も一緒にしてみました。
幸せにな
お盆だけに盆の話。
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世間様はすっかりお盆休みですね、すみれスタッフはローテーションでおやすみを頂いてますが、会社自体はずっと通常営業を行っております。
お盆休みの間に工事を済ましていまわないといけない現場も複数動いており、会社にいるとお盆である事を全く感じる事はありません。
動いている現場が多いという事もあり今年は私も遠出の予定はなく、近場をウロウロとお墓参りに行ったり、積み上げた本を読んで過ごそうと思っています。
というわけで、今日は少しだけお休み気分を味わおうと仲良し同業者の皆さんと山に芝刈りに、
天気予報の雨の予報を覆しての好天に適度に陽も陰って、夏のラウンドとしては最高のコンディションでした。
ご一緒頂いた皆様、楽しかったっすね、ありがとうございました。
暑さ対策として朝早くから廻ったゴルフはラウンドを終えて帰ってもまだ時間は早く、夕方は溜まっていた用事をすこし片付けることができるなど、有意義な時間を持つ事が出来ました。やっぱり早起きは得だねー、と、再確認。(笑)
帰りの道では夏の終わりの風物詩、百日紅が満開になろうとしてました。
お題目は夕方少しだけ伺ったお客様で教えて頂いたこと、と気付きです。
もうかれこれ8年来のお付き合いを頂いているK様は植木の手入れで本職を凌ぐ程の腕前を持たれています。
K様曰く、
ただ生えて来て伸びて来た枝を切り落とし整えるだけでは美しさなんて生まれてこない。
自分の感性で植木に負荷をかけて、強制してカタチを作っていく事で木々がそれを受け入れて完成されたときはまるで自然にその美しいカタチになったかのように見えるのだ。
ということで、今は切り戻しといって(植木の枝葉で作った)盆の古くなった葉や枝を切り落として新しい芽がふくようにしてるんやー、と以前は奇麗な丸い盆になっていた枝を破壊的に切り落としておられました、
時間が経ったら、前よりもっといい枝ぶりになって再生するんやで、
とのこと。
再生中の盆はこんなかんじ、
自然に育つものは美しく、それだけでも十分な価値があると思います。
しかし、人間の文化とは自然のものに意思を反映させて自然と共生することなのだと改めて。
そして、美しいものを持続させるには絶えず古い枝葉を切り落とし新しい芽を出させ育てることが重要であり、それは行う事は植林の間伐と同じように人の驕りでもなんでもなく、植木にとっても重要な事で、幹がダメになったら違う枝を育てて幹に変える事さえできるのは、人間とのまさに相互依存の関係性だと思うのです。
(伺う度にいつも聞かせて頂ける)K様の植木に対するレクチャーは今日もとても考えさせられるお話でした。
ありのままの自然を美しいと思う心、
ありのままの自然のように見える造形を美しいと思う心、
これもまた、世の中すべからく表裏一体ということの一つかも知れません。
盆だけに、お盆の話という事で、、(笑)
私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝します。リンクに飛んでしまうので、
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僕に起こった奇跡。~意思あれば現実はついてくる~
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久しぶりに曇り空の朝を迎えました。
今日は朝からひょんなコトから親交を深めさせて頂いているお友達のご実家にリフォームのご相談を伺いに参りました。
なんかややこしい事行ってるので実家に行ってもらえますか、と、大変フランクに相談のご依頼を頂いて向かいましたが、ご実家のお母様は裏千家の茶道の先生として大変忙しくされている方でありまして、仕事のご相談を受けて伺ったというよりは勉強に寄させて頂いたような、とてもありがたい時間を頂きました。
一期一会の心の大切さを痛感する時間となりました。
その後、伺った先のごくご近所という事もあり、昼食をゆっくり摂るのをやめて、一度行ってみたかった谷崎潤一郎記念館に足を運びました。
谷崎文学に対してのどうこうはさておいて、地元の記念館には一度は足を運んでおくものです。
ま、私に限っては文献よりも谷崎翁が晩年を過ごした書斎の再現と庭園のしつらえの方が興味を引きましたが、(笑)
大変勉強になりました。
その後一旦帰社した後はご近所の農家さんの所に向かいました。
すみれ直営で営業している飲食事業のお店の責任者を伴って、建築屋として、またイベントの企画屋として、飲食店の経営者として、そして地産地消の理念を体現する地域の住民として様々な分野で一緒に協力出来る道を探らせて頂きました。
新進気鋭、最先端を行く同年代の農家さんの底知れぬ可能性にあやかりたいと思います(笑)
O様、これから何かと絡んで行かせて頂きます、よろしくお願い致します!
あ、来年からゴーヤの栽培のご教授もよろしくお願い致します。(笑)
さて、お題目は自己啓発本やその手のセミナーなどでよく見かけるテーマですね。
有名なのは、ナポレオン・ヒルの『思考は現実かする』であったり、
心の師、スティーブン・R。コヴィー博士の『全てのものは二度作られる』であったりします。
私の場合、意志のない所に何の現実もやってこない、とすっかり自ら自分の中に刷り込んで来て今に至る訳ですが、ここに来て自分でも信じられない様な事が起こりました。
実は、若い時に(諸事情あって)身体を悪くした事があります。
ある日突然、身体が鉛のように重たくなって、全く動かなくなりました。
何かがおかしい、と思い、その足で病院に行くと即入院。
そのときのお医者さんには肝硬変の直前だと言われました。
そして、一度細胞がつぶれた肝臓は二度と元には戻らない、とも。
それから二十数年、その身体と付き合って来た訳ですが、一年と少し前からやっぱり健康が何より重要だと思い返し、様々な習慣を使って身体を強くする事に注力してみました。
車に乗る事を極力やめたり、毎朝の筋トレをやってみたり、毎週ランニング・ウオーキングをしてみたり、(最近諸事情あって再開しましたが)タバコをやめてみたり、、
すると、なんと言う事でしょう!
先日免許の更新のついでに行った献血の血液成分の検査結果が今日送られて来て、それを見ると、
何と全て基準値内!
今までの健康診断で見た事も無い様な素晴らしい結果が送られて来ました。
ちなみに、近年ののデーターも一緒に記載されてあり、21年度は基準値55に対して712の数値と共に再検査要の#マークがついていました。(苦笑)
一番酷いときはこの21年の数値どころではなくってもう一桁上がっていた事があるくらいでしたから、自分でもあきらめていた事が現実となって目の前に表れて来た事にいささか興奮しています。
習慣化がもたらすこの絶大な効果と成果に今更ながら驚きつつ、人生を根本から変えてくれたたった1冊の本に心から感謝したいと思います。
原理原則中心の生活って本当に奇跡が起こるのです、そう、コヴィー博士が書いていた通りの事が実際に私の身体に起こりました。
この体験をもとに、これからも意思の力を信じて、人生を切り開いて行こうと思いました。
元気があれば何でも出来る、と言ったスポーツ詩人もおられましたが、どっちにしても私たち建築屋なんて所詮身体が資本、元気一杯で走り続けたいと思います。
それにしても、健康ってサイコー!(笑)
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偉人の達した高峰は、一躍地上から達したのではない。ブラウニング
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今日も相変わらずの夏空が広がりました。
とはいえ、昨夜から心無しか風は涼しげで、今朝も日差しは強くても木陰に入ると心無しかひんやりとしている様な、、
夏バテ中のチャックもなんだか日増しに元気になって来ました。
今日は月に一回の異業種交流ランチ会、神戸パワーランチに参加して来ました。
お友達の弁護士、佐々木先生の(軽い)ご紹介で参加し始めたこの会、なんとまあ、昼飯を食べるのに90人を越す人々が集まって凄い盛り上がりを見せていました。
衣笠さん、fbより勝手に拝借させてもらいました、(笑)
いつも面白いご縁を頂けるという事でとっても感謝をしております。
その会の中で、メンバーが会社やお店をアピールするプレゼンコーナーがありまして、今回は私もその時間を割り当てて頂きました。
つい先日、リニューアルオープンを果たしたすみれ直営店のにわ・とりのすけ伊川谷本店
のアピールをどうぞ、というつもりで事務局長がお時間を下さった様なのですが、お店がこの会場からも遠い事もあり、アクセスもイマイチということで今回はすみれのクライアントのお店のアピールをさせて頂きました。
春日野道駅前の天婦羅 割烹 藍
木津駅前のゴルフショップ Seed (シード)
の、共にFacebookで頑張って情報発信をされている熱心なお店という事で、短い時間を精一杯使って特徴を訴えて来ましたよ、
きっと、遠からず何かしらの成果があると思います、皆さんよろしくお願い致します。(笑)
ランチ会がお開きになるやさっさと電車に飛び乗って帰社、事務所に毎週のように打ち合わせに来てくださっているにも拘らず毎回留守続きだったクライアントにせめてもの挨拶(だけ)させて頂きました。(苦笑)
それもつかの間、夕方からはいよいよ開店が近づいて来た(奈良でNo1の呼び声も高い)待望の人気ラーメン店の内部完工、お引渡しの立ち会いにプラン担当のイケチャン、工務担当のヒメー君と一緒に向かいました。
外回りの工事や是正箇所も残工事として残りましたがなんとかお渡しして、これからオープン準備にかかって頂く事が出来ました。
本当にオープンが楽しみです。
夜は事務所の私のオフィスでのお習字教室に参加、お題目はその先生から頂いたお手本に書いてあった言葉です。
このところ毎日あちこちを走り回り、最近まともに事務所にいるのは夜中ぐらいになってしまっている生活の中で、お習字の(宿題の)練習をする事もなかなか侭ならず、遅々として上達もしないのですが、それでも刻苦して、一歩ずつ登って行かなければ高みに達する事は出来ないと、心の中でくすぶっている炎ににもう一度火をつけようと考えを改めました。
奇しくも、このブログの更新が今日で2400回の更新ということで、(今もですが、苦笑、)毎日更新の苦しみを乗り越えて来た結果に今があると、変な自信と言うか意欲も湧いて来たりもしました。
くだらないいい訳はそろそろやめにして、(いろんな意味で)高峰を目指して行きたいと決意を新たにする夜になりました。
それにしても、道に学ぶってホント最高です、
ご教授頂けるご縁に心から感謝します。
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にわ・とりのすけ伊川谷本店リニューアルオープン!(笑)
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今朝も強い調子で朝日が昇って来ました。
台風の影響なのか、いい風が吹き木陰を散歩すると涼しいように思いましたが、太陽の下にでるとやっぱり殺人的な暑さでしたね、、
ま、真夏ですから。(笑)
ここ最近、クレーム担当としてご迷惑をかけたお客様に対する対応で走り回っておりました。
すみれの代表として全ての責任を引き受けると言う立場はなにか問題がある時に一番最前線に出てお客様と向き合う事だという想いからクレームの窓口を自らするようにしています。
長い間、クレームらしいクレームなど無かったのに、ここに来て立て続けに2件の大きなミスが露呈して、お客様に大変なご迷惑をおかけしてしまいました。
出来るだけ迅速に、出来るだけお客様の望んでおられる状態、あるべき姿にしてお渡しする。
私の仕事の中でこれ以上緊急性の高い重要な仕事は無く、この数日間はその事をずっと頭の中で考えておりました。
それもなんとか昨日で目処が立ち、お客様にも納得してもらえるような手配がつきました。
そんな訳で今日からは心機一転、(失礼ながら)今回の失敗を糧にさせて頂いてより一層顧客に満足して頂ける、リスクをキッチリと無くした施工で一人ずつの信頼を積み重ねて行けるようにスタッフの全員と一丸となって進んで行きたいと思います。
午前中は最近なぜかとても工事のご依頼が多い西宮にスタッフアキちゃんと一緒に中古物件を購入してリフォームを行われるお客様宅に工事の契約を頂きに上がりました。
少し前にwebからの問い合わせでお声がけ頂いたT様は、大手リフォーム会社と私たちすみれを比較検討して我々を選んでくださいました。
「小さい工務店さんはどうなるか分かりませんよ、私たちは絶対に倒産したりはしませんけどね、」
という財閥系のリフォーム会社だけが使える殺し文句なども駆使されたとの事ですが、(たしかに、笑)結果的には現場でモノを作ると言う本質にしっかり向き合っている私たちの価値を認めて頂きました。
期待を裏切るどころか、その上の満足を目指してリフォーム工事をしたいと思いますので関係者の皆さん、よろしくお願いします。
その後は昼からコンクリート打設を行う新築現場に鉄筋と配管の確認へ、アキちゃんにも真夏の基礎工事の大変さを体感してもらいました。(笑)
夕方はすみれ直営の飲食店、とりのすけ大津和店にてリニューアル工事の完工確認に行ってみたら、なんと既にフランチャイズ本部の社長と、サポートセンターの社長が早くも遊びに来てくれてました。
そして、片山夫妻が帰られたあと入れ違いに大阪、あびこのお店のオーナーも来てくださいまして、結局今夜も長い時間飲んじゃいました。(笑)
皆様、早速お越し頂きましてありがとうございます。
今までと少しコンセプトを変えてリーズナブルで、楽しくて、美味しい焼き鳥のお店の強みを残しつつ、新しいモデルを作って行きたいと思いますので、これからも温かく見守っていてください、よろしくお願い致します。
あ、この度、とりのすけ大津和店はリニューアル工事に伴い、
「にわ・とりのすけ 伊川谷本店」
http://www.facebook.com/pages/にわとりのすけ伊川谷本店/346077795466320
と、変わり、今までメインのお客様だった学生さんだけではなく、ビジネスマンやファミリーにも、もっと親しんで頂けるお店になりました。
ワインやシャンパンなど、大人向けの飲み物のラインナップも充実させました。
ご近所の皆様、よろしくお願い致しまーす。(笑)
朋あり、遠方より来たりて思うべきこと。
今日の神戸もやっぱり快晴。
これでもか、と言うくらい朝から強い日差しが照りつけました。
今日は、滋賀、京都、大阪からの同業の方との定期的な情報交換を兼ねての集まり。
というか、ゴルフでした。(笑)
殺人的な暑さの中、真っ昼間に何をしているんや、
と言う声も聞こえて来そうですが、暑さに負けず、終止楽しい時間を共有することができました。
ま、同業と言っても、私たちすみれとはずいぶん事業規模の違いまして、それぞれの府県で売り上げNO1を誇るような、中小企業を脱皮して大企業になろうとされている方々であり、明確に事業拡大の方向性とビジョンを打ち出している業界でも注目され続けている経営者、経営幹部の方々です。
自分と全く方向性も規模もビジョンも違う方々にまみれて見ると言うのは、とてもいいもので、良いか悪いか、是か非かと言う事ではないいろんな考え方がある事を知る機会であり仕事云々を離れてとても有意義な時間です。
夕方は須磨ビーチに、そのメンバーの中の御会社が運営をされている海の家に涼みに行ってみたりして、
久しぶりのオフ気分を味わったりもできました。
何年か前に私たちも須磨ビーチに飲食店の出店をしていたのを思い出して、その当時楽しかった事や、辛かった事などを思い出して少し感傷に耽ったりもしたりして、、
久しぶりに夕暮れのビーチを楽しみました。
さて、お題目は論語の最初に出てくる有名な言葉ですね、
朋(とも)あり遠方より来(きた)る、亦楽しからずや。
とても有名なフレーズでまさに今日のようなシュチエーションを指しているようです。
そんなことを皆さんと長い時間をご一緒させて頂いてふと思いました。
そして、この言葉の前にはそういえばもう一つの事がセットで書いていたな、と思い出しました。
初めから続けて書くと、
子(し)曰く、学んで時に之(これ)を習う。
亦(また)説(よろこ)ばしからずや。
朋(とも)あり遠方より来(きた)る、亦楽しからずや。
人知らず、而(しかう)して慍(いか)らず、亦君子ならずや。
亦(また)説(よろこ)ばしからずや。
朋(とも)あり遠方より来(きた)る、亦楽しからずや。
人知らず、而(しかう)して慍(いか)らず、亦君子ならずや。
となります。
何度も繰り返し復習して学ぶ事、
友人とのご縁の大切さ、
そして他人が自分の事を理解してくれなくても悠然と出来る事。
この論語の始めにある言葉の重要さが少しだけ理解出来た気になった一日となりました。
酷暑の中、一日中ご一緒頂きました皆様、本日はありがとうございました。
そして、今後ともよろしく御願い致します。(笑)
まっさらな自分になり、まっさらな人に出会う。
雲一つない夏らしい真っ青な晴天が広がりました。
今日はお朔日(ついたち) 、月の初めの習慣と言うことで毎月朝に近所の神社に参拝をします。
先月も無事に過ごす事が出来てありがとうございました。
そして今月もよろしく御願い致します。
と、いつもと同じように事業の無事と家族の健康をお祈りして来ました。
この総社という近所の神社にはワンコの散歩の通りかかりに毎朝のように参拝していますが、ひと月に一度、お朔日だけはいつもとと少し違う気分で参ります。
それは決して宗教的な動機ではなく月に一度、気持ちを新たにする事が新しい月を迎えるにあたっての意欲を湧かせてくれると言う事に気付いてからです。
出社してからも気持ちを新たにウッドデッキの水洗いをゴシゴシと行い、スッキリさっぱり。
暑い8月のスタートにふさわしい朝になりました。
今日は一日、事務所に缶詰でした。
年に2回の社員面談の続きということで、酒井部長と一緒に昼の2時から夜の10時30分まで、なんと8時間以上も入れ替わり立ち替わり4名のスタッフとの面談をこなしました。
社歴の長いものも、短いものも、現場で働くものも、事務所で設計をするものも、皆それぞれに悩みや問題を持ち、矛盾を抱えて毎日を過ごしています。
そもそも、世の中はすべからく矛盾に満ちたものであり、一切の矛盾が解決された世界などあり
誰もが目指す『いい会社』という概念。
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今朝はいつもより少し早起きして朝のルーティーンを済まし、夜明け前からゴルフの朝練へ、
車で15分と言う近さにあるゴルフ場に仲良し同業者の皆さんと早朝ゴルフに向かいました。
涼しー中で、ラウンドしながらの練習はなかなかいいもので、さすがに出社は少し遅れましたが、それでも現場についたのはまだ朝のうち、充実した午前中となりました。
お付き合い頂きました若旦那を始め、リモデルクラブの皆様、ありがとうございました。
一汗かいた勢いで、サクサクと仕事を進め、昼にはすでに大阪はあびこについておりました。
それにしても、大阪の街の暑さは神戸のそれとは格が違うと言うか、大都会だからでしょうが、まさにヒートアイランド、殺人的な暑さでした。
そして暑さと共に驚いたのは自転車の数、
駅前の道に停めてある自転車もさることながら、歩道を走る自転車の多い事、、
歩いている人より多いのではないでしょうか・・・、
あびこの店舗のクライアントTさんと打ち合わせを済ませて、夕方からは月に一度の理念と経営の勉強会に参加、結局夜遅くまで大阪にどっぷりの一日となりました。
お題目はその学び多い勉強会から、
夢を叶える経営者の会と名付けられたこの会では、なんのために事業をするのか?という(普段なかなか考える事が無い)大命題について考える機会を毎回頂けるという貴重な会で、その大命題に対するメンバーそれぞれの答えを聞いて、こんな本質的な問いに対してこんなにも違う考え方や切り口があるのか、と学びを通り越して驚愕する事も珍しくありません。
そんな勉強会の今日の最後の設問はこんなものでした。
あなたが思う“いい会社”の定義は何ですか?
とても広範囲に取れる設問であり、主語が無いので誰のどの立場からの意見でもいい、という大変難しい質問です。
私が出した答えは、私個人の範囲内で自ら行う事業について『いい』状態を考えました。
いい会社=自分の会社への価値観。
という、非常に狭義な範囲で考えて、出した答えがこちら。
(いい会社とは)自分たちのミッションを明確に持ち、現代社会の欠落している部分に対して一石を投じるような存在意義を持つ。
企業活動、事業を通してそのミッションを叶えることが、顧客へのバリューの創造と従業員の物心共の満足に繋がる活動となる。
と言うものでした。
分かりやすく言うと、(いつも言っていることとおなじですが、、)
使い捨てのように使われる社会的弱者といっていい建築職人や、サービス残業が当たり前の過酷な条件で働いている事が多い設計、プランニングの業務に携わっている者達の地位向上を図ることが、将来の日本の住宅産業の発展の為には不可欠である、と言う持論を実践する事によって質のいい工事を行い、顧客に高い価値をお渡しするというビジネスモデルを完成させたい、という大工出身の私の強い想いを叶える事と、社員やその家族、取引業者さん、そして顧客の満足が一つになってマーケットから存在を許される会社。
と言う事になります。
ま、その実現に向かって日々努力している訳ですが、尊敬して止まないS社長の目線はもっと大きな定義をされておりました。
いい会社とは、誰に聞いてもいい会社ね、と言ってもらえる会社で、(どんな人であろうと、)働いている人が幸せになる会社であるべき、と言うものでした。
伊那食品や未来工業などの実例をあげ、知的障害者の受け入れを積極的にしながらもしっかりと業績を伸ばして利益を上げる構造を作り上げているとも説明しておられました、私が目指すのはこのステージだとも。
そんな志の高い経営者さんの話を聞く度に私の中でパラダイム変換がガンガン起こります。
こんなに赤裸々な内容の人の解釈、概念、理論を聞く事など普通はありえないことだと思うと共に、今夜も大変深い学びと気付きを頂けた事に心から感謝しつつ、帰路につきました。
いい会社をつくろう。
シンプルな目標こそ実現するのは大変ですが、目指して行きたいと思いました。
勉強会でご相伴頂きました皆様、今夜もありがとうございました。
私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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大工は木こりを守り、木こりが大工を支える。
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今日は朝から姫路の北、安富町の森に行って来ました。
昨日のセミナーに引き続きとなりましたが、私たちが参加しているNPO法人ひょうご新民家21の活動でお客様と学生さんに地場産の木材に触れて頂いて兵庫県が持つ豊かな森林資源を活用することの大切さを実感して頂くバスツアー。
今回は郵政省の補助事業ということで、兵庫県林務課の協賛を頂き、兵庫県立大学の建築環境研究室の皆さんと共に私たちが建てる家のふるさと、産地である安富町 に檜の伐採見学に行って来ました。
地域の官民学の連携での地方都市の活性化と自立循環型社会へのアプローチですね、ただ安いから、と言うだけでいつもでも外国産の木材で家を建てていては何十年もかけて作られたこの豊かな森林資源は使う事無く朽ち果てて行きます。
私たち、地場で生きる工務店が集まって、少しずつでも地場産木材を使う事によって山自体の整備と活性化が図れて相乗効果としてコストパフォーマンスの良くなって行きそして美しい山が守られる。
その為には、やはり一般消費者の方々の理解が必要だと言う事ですね。
職人系の仕事の中で最も危険な職種と言われる木こり。
建材として使えるように山が育ったら木を切り倒して道を造り、そうしてから切り出した丸太を里に運びおろして行きます。
まさに自然との共生。
山と一体になって建築の原材料を生み出してくれる訳ですが、北アメリカやロシアのように大平原に植林された材木を切り出すのとはずいぶん勝手も違いますし、切り出すコストもずいぶん違うと思います。
しかし、自分たちが住まう地域を行かす事は結局自分たちの暮らしを豊かにする事に他ならないはずです、目の前のイニシャルコストだけを価値とすることからもう少し大きな流れの中にいる事を考える時代になって来ているのではないでしょうか。
それにしても若き木こりのパフォーマンス、最高でした。
そんな伐採見学の後は鹿が壺キャンプ場で昼食をとり、
姫路市内の製材所へ。
山から切り出した丸太が住宅に使われる建材に変わって行く様をご覧頂きました。
天気が良すぎてとても熱い一日でしたが、皆様最後までとても熱心に見学されていました。
山から街へ、街から山へ。
少子高齢化、人口減少と世界一の成熟期を迎える日本は高度成長期に定着した資源の安易な輸入と消費を繰り返す事から脱却して、国内で自立して循環出来る構造に変わって行かなければならないと思います。
それは全体を急転換させてと言う事ではなく、私たちのような地方の地場産業に携わる者が少しずつ意識を持って進めて行くしか無いと思うのです。
住宅事業を通して次世代、またその次の世代に美しいひょうごの森と自然と共に生きる職人の仕事を残して行く事が私たちにできる、社会への貢献だと思っています。
酷暑の中、たくさんの方にご参加頂けた事に心より感謝致します。
そして企画、運営を頂いた鈴森さん、林さん、ありがとうございました。
私たちすみれ建築工房は
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絶対の信頼をしても絶対に信用しない。
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今朝は横浜から始動。
昨夜は関東での工事でいつもお世話になっている浜っこで塗装会社の社長であり、職人であるクリちゃんに超レアなオープンカーで夜のハマをドライブがてら送ってもらうという幸運に恵まれ、楽しい気分を引きずりながらビジネスホテルに潜り込みました。
クリちゃん、いつもありがとね、そして引き続き宜しくお願いします。
職人会社の社長として益々頑張ってくださいね。
新横浜のホテルでいつもの筋トレをしてさっぱりと汗を流して気持ち良く出発、名古屋の現場に向かいました。
しかし、、名古屋で待っていたのは今までに体験した事の無いような工事の段取りミス。
信頼ではなく信用してしまっていた名古屋の協力業者さんに大げさに言うと裏切られたくらいの大きな不手際で予定の工事が全くできないというありえない事態に陥りました。
クライアントに対して説明する言葉も無いような大きなミスに、自分の甘さを悔やむばかりですが、今の自分に出来る事は善後策を考える事と、二度とこのような事が起こらないようにリスクヘッジを周到に練る事ぐらいしか無く、打ちのめされるような気分で、クライアントに平身低頭謝罪をしました。
約束を守らない。
出来ると言った事を平気で反古にする。
連絡出来るのに最後の最後、切羽詰まるまで連絡をしない。
出来ません、で全てを終わらせる、
ありえない。
元々、建築業界の常識は一般社会の非常識と言われて来ました。
一昔前まではそんなありえないような事が日常茶飯事の様に起こっていたものですが、そんな事ではどう考えても商売を継続できる様にはならないと思い、アタリマエの事を当たり前に出来る会社を目指して今までの10年間、事業に取り組んできました。
それが漸く出来始めたと思った矢先の今回の出来事は、やはり私自身の慢心が呼び込んだのだと思います。
私は社員に対してもよく、「信頼はするが信用はしない」と言う言葉を口にします。
信じて頼りにするが、誰であっても信じるままに無条件で用いたりしない、と言う意味で、クライアントとの約束を守る為に常に危機感を持ってリスクを探しながら仕事をする事に気をつけています。
そしてそのリスクを消す為に社内のシステムやシクミの構築を懸命に作り続けているわけですが、、
今一度初心に帰って厳しい態度で(自分に)向き合うようにしたいと心に刻む一日となりました。
それにしても、クライアントのM様には本当にご迷惑をおかけしました。
心からお詫び申し上げます。
私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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