JUGEMテーマ:日記・一般
週の立ち上がりの月曜日、梅雨らしい厚い雲に覆われた神戸です。
今日から三日間の関東への出張ということで朝から新幹線に乗り込みました。
今回の出張は、ミッション盛りだくさんのてんこ盛りという事で張り切って行きますよ、
まずは横浜、日吉にて新規出店の店舗改装工事の物件調査の他、既存店の改修工事の打ち合わせ2件、
明日からは東京ビックサイトでのリフォーム事業者の団体、JACKとして出しているブースのスタッフとして参加、その合間を縫ってインターネットを通じて知り合ったベンチマーク企業、千葉の手刻みに拘る地域密着工務店のTさんやFBで繋がって昨年末の孤児院への年末助け合い運動にご協力頂いたT橋社長にも念願かなってリアルにご挨拶に行ったりと三日間の工程はギュウギュウです。(笑)
あ、同業の方でリフォーム産業フェアーにお越しの方は是非JACKブースまでお立ち寄りくださいねー、ブースにてお待ちしておりますー。
夕方は横浜から3駅の白楽へ、昭和の香りが色濃く残っている大好きな街です。
一日居てても飽きないような、(決して斬新ではない)魅力的なお店がいっぱいです。
残念ながら夜はお台場で明日からのリフォーム産業フェアで講演される講師陣と合流して飲み、ということでせっかく夕方に来たのですが、後ろ髪引かれながら昭和の街を後にしました。
さて、お題目は世界一のマーケターとして有名なジェイ・エイブラハムの言葉ですね。
顧客に絶対の信頼を得るようにしなければ、長期にわたって存続し続けるビジネスには絶対にならない、という大原則から、売り手の目線による売り手の論理を排除して、顧客の目線に沿った商品開発、ビジネスモデルを構築する事がまずは大前提だという事を強く言われます。
分かってはいるのですが、一生懸命にやればやる程、何回も練り直して商品やサービスを良くして行けば行く程、自分の商品にほれてしまうのが人の常です。
もちろん、お客様に自社のお薦めするものを胸を張ってプレゼンする事は大事ですし、自分自身で良いものと思っていなければお客様にお渡しする事は出来ません。
しかし、自社の商品やサービスが良いものだと、認識した時点で、顧客目線から提供する側の売り手目線にパラダイムの変換が起こってしまいます。
気をつけても気をつけても何度もそこを行ったり来たりしてしまうのですが、つい忘れてしまいがちな慢心を気付かせてくれるのはやっぱり顧客からの声だったりする訳です。
つい先日もお客様に強烈にそんな事を気付かされたのがこんなアンケート。
書いて頂いたのは、
1.工程的には予定通り進み、作業員の皆様には御礼申し上げます。
2.毎日のようにパンフレット及び訪問宣伝が有りますが貴社の知名度は御近所ではあまり知られていず、伊川谷の所に一カ所看板が有るだけです。
パンフレット等を用いても良いのでは無いでしょうか。
と、いったこと。
これを拝読した時に頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。
今回、ご縁が有って工事をさせて頂いたお客様に、なぜ、もっと認知活動をしないのか?
と、問われるのは裏返して考えると、世の中に対して貢献する気持ちが欠けているのではないか?と問われるのと同じ事だと思ったのです。
私たちすみれではこの1年半以上、所謂販促活動というものを極力しないようにして来ました。
以前は毎月のように入れていた新聞折り込みのチラシや大手広告代理店の住宅雑誌への記事掲載も、一切をやめて、リフォーム相談会などのイベントも頻繁に行っていたのを全てやめて、既存顧客へのメンテナンスサービスの充実に注力して来たのです。
『ノーチラシ、ノーイベント』
などと名付けて、新規の集客に重点を置くのではなく、既存の顧客からのリピート注文とご紹介を頂けるように、建築屋の本分であるモノ作りをキッチリとしてお客様に満足して頂く、それだけに焦点を絞って地域密着の工務店としての原点を守る活動を行って来たのです。
が、しかし、工事会社の本分をを守り、お客様の工事後の安心や安心を守ることで、持続継続して行けるビジネスモデルを組み立てるという考え方に拘るあまり、本質的な地域と共に生きるという理念から外れていたように思います。
絶滅したと思われていたのに、最近になって生息が確認されたクニマスはあまりに長い間外界と遮断された環境で育って来たため人が近づいても逃げる事無く捕まえられると言います。
私たちも世の中の競争原理から離れて独自の世界の中、純粋培養される無菌室のような環境で生きながらえて来たクニマスのようにあらゆる事に対しての免疫が無くなってしまうような世界に向かっていたのかと気付きました。
既存のお客様との信頼関係を深めて、そこからのご縁でビジネスを広げて行く事自体は決して悪い事でもおかしな事でもありませんが、私たちが行っている活動をせめて商圏となる地域の方々にもう少し知って頂ける努力をしなければならないと思いました。
今回頂いたお客様からの声をきっかけにもう少し地域に対する積極的な認知活動を再開しようと思います。
それが、お客様の声である以上、お客様のニーズでもあるのですから。
今回のアンケートにアドバイスを書いて頂いたK様には心より感謝申し上げます。
以後改めます、ありがとうございました。
深謝。
私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝し
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今日の神戸は梅雨の谷間の晴れ間が気持ちよく広がりました~。
昨夜たっぷりと降った雨は空気中の塵を洗い流してくれていて、朝のランニングにはサイコーのコンディションになりました。
日曜日という事で午前中は刃を研ぐ習慣の日。
身体と心を両方一緒に鍛える事が出来る国宝太山寺までの10kmランに行って来ました。
境内の紫陽花もそろそろ咲き始めており、梅雨の合間なのを思い出しては先週に続き今日の晴天に感謝もひとしお、やっぱオレってツイテルなー、と一人悦に浸っておりました。(笑)
先々週の気付きから今日もスピードを上げて走る事に意識をおいて心の中のラビットに突き動かされるように走ってみたら、いつもの1.5倍のスピードでお寺に着く事が出来ました。
疲れ方も1.5倍でしたが、、
そして、必死で走っているその途中で道を塞いでいたのがこいつ、
道の真ん中で甲羅干しをする亀。
つい、ウサギと亀の寓話を思い出してしまいました。
確か、、ウサギと亀で競争する事になり、ウサギは圧倒的な速さでリードするが、あまりの大差が空いた事に油断して、途中で昼寝をしてしまい、その横を亀が追い越して結局亀が勝つ、という話でしたね、実力が有ってもそれに驕って油断するような人は結局負けてしまう、という戒めだったと思いますが、走りながら解釈はいろいろ出来るよなーなんて思いました。
例えば、もう少し亀とウサギの実力が近ければそんなにウサギが油断することはないので、圧倒的に弱いところを見せる事で相手を油断させる徹底的な戦法ってありかな、とか、
競争をするにあたってコースの選定をある程度長くする事によってウサギが一気に走れずに休憩をしてしまう長距離にした事が勝因なのかな、とか、(笑)
なんにしても亀のように一歩ずつ確実に歩みを重ねて行けるものが最終的には強いのだ、と思うと共に、『勝つ事』の定義がウサギは亀に勝つ事としていたのに対して、亀は己に勝つ事をそれとしていたのでは無いか、という風に考えたりしました。
競合に勝つ事、に焦点を合わすと己を高める事と勝つ事は別のものになりますが、己に打ち勝って新しい価値を創造して行くというのは亀のように確実に目指すゴールへの歩みを進める事が出来るという示唆なのでしょう、要は価値観の問題であり、このウサギと亀の寓話は結局、自分自身への取り組みへの矜持を守るだと改めて感じました。
そんな訳で、これからは心の中のラビットは目覚めさせたまま、スピードに拘りつつもそれを習慣として亀の要に愚直に継続して行くというハイブリッドで行く事にします。
亀ちゃん気付きをありがとう。(笑)
さて、今日は父の日、すみれママ☆はまたまた大阪にLIVEに出掛けてしまい、お嬢と二人のお留守番でした。
生まれて初めてのカレー作りにチャレンジした彼女に父の日のおもてなしをしてもらい幸せな時間を過ごしました。
サイコーだったし食べ過ぎました。(笑)
今週のお家ご飯は朝昼晩ずっとカレーとなる事でしょう、、
お嬢、ありがとね。
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今朝は富山から始動。
昨夜も遅くまで全国のリフォーム業界の仲間達と富山で圧倒的な業績の拡大を誇っておられる新進気鋭のリフォーム会社である株式会社オリバー社の10周年祝賀会とその流れの会で大いに盛り上がりました。
細やかな手配を頂きました小川社長とスタッフの皆様には心から御礼を申し上げます。
本当にお世話になりました。
トップセールスの木谷優子さんにもいろいろとお気遣いを頂きました。ありがとね、
それにしてもこの集まりは同じ業種の、と一言に言っても全国各地のトップランナーが一同に会している訳で、食事したり、お酒を飲んだりしていても多くの学びや気付きを頂く事も多く、今回も学び多い出張となりました、本当にご縁に感謝する事しきりです。
今日はというと、10周年と時期を同じくして新しくオープンされたオリバー社のショールームと本社の企業訪問と全国を席巻している感がある外装リフォーム研究会へのオブザーバー参加をさせて頂いて、貪欲に実務の学びも得ることが出来ました。
北は青森から南は九州までのリフォーム会社が集まるこの研究会は、外装リフォームについての販売と施工、そして商品知識についての大変専門的な研究会という事で、すみれのメンテナンス部からもそろそろ本格的に研究会のメンバーに入らせて頂かないといけないようです。
帰ったら相談しよ、、(笑)
その後、昼食に昨夜に続いて2連投となった衝撃のラーメン、富山ブラックを食したあとはせっかくということで富山市内の美術館をチェックしてから帰途につきました。
まずは世界的なポスターデザインの祭典という『第10回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2012』が開催されていた富山近代美術館へ、
常設展にピカソやミロの作品も多数収蔵されているということで立ち寄ってみたら、世界中から斬新なデザインのポスターが集結する大掛かりな祭典のど真ん中だったという事で大変ラッキーでした。
お次ぎは路面電車で移動して富山城趾に隣接している『佐藤記念美術館』へ、
建設、土木の実業をしながらも晩年は自らも窯をおこし、作陶をするまで茶の湯の世界に深く入られたとされる佐藤助庵翁が蒐集された茶道具をみせて頂きに行きました。
ここでも建物の中に再現された本格的な茶室で薄茶を頂けるという予想だにしていなかった超ラッキーが待ち受けており、たくさんの人と一緒の行動で盛大ににぎやかだったこの2日間の富山行の最後を思いがけず、しっとりと心を鎮めておしまいにする事が出来ました。
意欲あるところに行動あり、行動あるところに結果あり。
その結果がまた次のご縁を呼び込んできてくれて、また動こうとする意欲が湧きあがる。
本当に素晴らしい体験がてんこもり、素晴らしい富山行となりました。
関わって頂いた全ての方、全てのご縁に感謝します。
深謝。
それにしても、立山連峰が見れなかったのが唯一残念無念。
富山、また来ます!
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投稿者 高橋 剛志投稿日: カテゴリー 未分類
梅雨らしいうっとおしい雲が分厚くかかり、朝からパラパラと降ったり止んだりの繰り返しで雨とも曇りとも言えない天気になりました。
朝早くからさくら夙川の近くで進行中の建て替え工事現場にポイントの確認に向かいました。
雨の中お施主様と近隣の方にも立ち会って頂きましてスムースな基礎工事のスタートをきる事が出来ましたよ。
よっこらしょっと、(笑)
遣り方の基準点も確定出来たという事でがんがんと土を出して頂きたいと思います。(笑)
事務所に帰りしばしPCに向かってデスクワークをしていると部屋の外では何やらゴソゴソと人の気配がして、
名古屋で工事中の店舗で使う製作家具の仕上げ塗装をしてくれてました。
こんな日にぴったりの雨の日っぽい仕事ですね。
昼からは7年前に工事をさせて頂いたお客様から再度のお声がけを頂いて、リフォームのご相談を伺いに行ったり、夕方からはTOTOリモデルクラブの勉強会で奈良からはるばる講師に来て頂いた創造工舎さんのお話を聴きにい行ったり、そのあとの懇親会に参加したりと朝から晩まで一日中走り回りました。
お題目はこちら、
今年もグリーンカーテンの季節がやって来たということで、すみれの事務所では例年通りゴーヤの苗を植えました。
タイミングとしては少し遅い目になってしまっておりまして、そろそろ植えないと、なんて言いながら日常の忙しさにかまけてなかなか苗を買いに行けずにおりました。
すると、お向かいの会社の事務員さんがこれどうぞ、といって持って来てくださったらしく、色鮮やかなゴーヤの苗がおいてありました。
しかも、聞いたところでは、この苗はその会社の社長が種から育てた苗らしく、すくすく成長することとしっかりとした収穫が出来るのはほぼ間違いないということで、今年のグリーンカーテンは豊作となる事がほぼ確定となりました。(笑)
論語の言葉に、『苗にして秀でざる者あり、秀でて実らざる者あり。』という言葉がありますが、まずは秀でて実った果実からとった「秀でた種」を植える事が成果を手にする一番確実なアプローチだな、と元気そうなゴーヤの苗をみて思いました。
ただいま中途採用の人材募集の真っ最中という事で、向かいの社長が下さったような秀でた苗のような人が来てくれるような良い予感を感じてしまいましたよ。(笑)
募集しているのは、こんな苗達。(笑)
- 建築士、インテリアコーディネーターの資格をお持ちの方。
- 資格は持っていないけど、建築の実務経験がある方。
- ホームページ等販促ツールのデザイン、製作ができる方。
- 大工。
- 大工見習い
地域密着の工務店でお客様の笑顔に直接接しながら主体的に働いてみたい人Welcome!
私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝します。
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神戸市西区で完成現場見学会やってまーす。
ご連絡頂けましたら平日でもご案内しますのでお気軽にお問い合わせくださいね~。
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梅雨入り宣言撤回。
してもらっても良いような天気が続きます。(笑)
昼からの空模様は怪しくなりましたが、朝は素晴らしい晴天が広がった神戸です。
週の立ち上がりの晴天って気分が高揚するっていうか、良いことが起こる予感がするっていうか、良いもんですよね、
気持ちよく朝の筋トレとワンコの散歩を兼ねての朝練をすまし、総社へのお参りもして頭も身体もスッキリと目覚めていい感じの一週間のスタートとなりました。
その勢いに乗って(笑)昼からは超大型物件の見積もり提出や完工現場の確認、クライアントのお店のメンテナンス訪問と(全力疾走的に)精力的に走り回りましたよ、
雨が一息ついてくれたお陰でマンションの屋上防水改修は無事完工を迎える事が出来ました。
これぞ天の恵み?感謝したいと思います。
夕方からは仲良くして頂いているS弁護士先生と有名予備校のK先生がコラボして開催されるセミナーを受講。
と思ったら、開催日を間違っておりましたー、残念です、、
いくつになったらこの手のお馬鹿なミスが無くなるのでしょうか、トホホ、、
さて気を取り直してお題目です。
昨日、お施主様のお父さんに畑の前でバッタリ出会うという幸運に恵まれまして、(笑)
「菜っ葉もってかえるか?」
と、お声がけを頂きました。
「出来る時はいっぺんやから」
と、いう事で遠慮なくあれこれください、とおねだりしてしまい、大量の野菜を頂いてしまいました。
農薬を使わずに育てられた野菜はところどころ虫に食われており、見た目は店頭に並んでいるものに劣るかも知れませんがその味と香りは八百屋さんで売っているものとはまるで別物です。
あれこれと私の遠慮のない私のオーダーを聞いて頂いて畑から野菜を引っこ抜いてくださったのですが、大根が好きか?という話になり、
「辛い大根がすきやったらとっておきのヤツがあるんや、」
と、畝とは別にはじっこの方にポツリと植ってある、一本を抜いてくださいました。
「カタチは悪いしほっそいけどな、こいつは辛いで、そばを湯がいて一緒に食べたらサイコーや、」
とのことで、作り方が違うんですか?という私の問いに、
「そうや、この大根には肥料を一切やってないからな、」
との答え。
なるほど、と思いました。
大きく立派に育てる為に肥料をやって野菜を育てる事も大事ですが、人の手をかけず、野菜本来の味を求めるならば、大地の恵みだけで自然に任せて育つモノこそ本物の強さ、生命力を持つ本質的な価値が高いものになるという事なんですね。
子育てもしかり、人財育成もしかりかもな、と自然に任す事の重要さを教えられた気がします。
明日、そばと一緒に大根おろしを食べたら、きっと実感出来るのでしょう。
たのしみー。(笑)
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梅雨の合間、というよりは、もうすこし梅雨入り宣言を先延ばしでも良かったんじゃない?
という感じですね、昨日も雨は降らず、今日も昨日に引き続き青空まで顔をみせました。
現場の方は新築の宅地造成やビル屋上の防水工事なんかも進行中ということで、雨が降らない事で大変助かっておりまして、もう少し小康状態が続けばいいなー、なんて思っています。
好評を頂きながら開催中の新築の完成現場お披露目会も足下が悪くならないお陰で気持ちよくお客様をご案内する事が出来ました。
現地でお客様を待ってる間にふら~と現れたお施主様の御曹司クン、せっかくですから、とお約束のユンボでチーズをしてもらいましたよ、
男の子はやっぱ重機くらい運転出来るようにならんとねー、
大人になったら免許とるんやで、と(一応)次世代の建築業の担い手になるように刷り込んでおきました。(笑)
なかなか様になってんじゃん、(笑)
さて、お題目は日曜日という事で週に一度の習慣である朝のランニング・ウオーキングをしながら考えた事。
前半は何をするかよりも誰とするか理論に基づいてすみれママ☆を口説き落として久々の夫婦(と一匹)でのウオーキングとなりました。
ぺちゃくちゃと話しながら歩くのはなかなか良いもので、これもとっても大事な時間です。
後半は一人でランに勤しみましたが、先週の学びから、距離は少なく、その代わりにスピードを速くする事に重点を置いて全力疾走。
今日のところは自分で思っていたよりもペースを保つ事が出来ず、かなりダメダメな結果に終わりました。
で、走りながら考えた事、
それは人生って時間との戦いだってことです。
円谷幸吉がマラソンを走る時に、
「次の電柱まで走ろう、」
と必死に踏ん張って走り続け、電柱に辿り着くと次は
「あの角まで走ろう」
と、思いながら走ったという話は有名ですが、この話の本当の意味をやっと分かった気がしました。
それは、次の電柱まで行く事が目的ではなくて本当の目的は今走っているペースを維持する事だった訳です。
走っている足を止めて歩いたとしても次の電柱には辿り着く訳で、必死の思いで守るべきは距離では無くてスピードだという事です。
これって、マラソンだけの事ではなくって事業や仕事、今の社会に生きる事全てにおいて言えることでは無いでしょうか。
例えば家を建てるのを3ヶ月かかっているのを1ヶ月に短縮するとしたら、職人さんをかき集めて工程を組まねばなりません、それが叶わない時は一人の施工能力を3倍に引き上げなければならなくなりまして、大変苦しい思いをしないとならなくなります。
まあ、実際は無理な話ではあるとおもいますが、時間を短くするということ、スピードを上げる事は収入や売り上げを劇的に上げる事になるわけです。
そんなこんなで、スピードを上げるということはとても大変な事で苦痛を伴います。
しかし、それを乗り越えてこそ思い通りの成果や結果を手に入れるという事とも思ったのです。
ゆっくり走るのは楽チン、全力疾走は苦しみを伴う、
そのどちらを選ぶかという答えは走るという手段を用いて得たい目的によって変わるのだと思います。
Time is money
その言葉の意味がやっと分かり始めて来た気がします。
今週も全力疾走で走り抜けたいと思います(笑)
今週の週末まで見学会やってます、
ご連絡を頂きましたら平日でもご案内しますのでお気軽にどうぞ、
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今日の神戸は気持ちよく青空が広がりました。
シンボルツリーのシマトネリコの若葉も青々となにかうれしそう。
今日も一日事務所でデスクワークに没頭する予定でしたが、昨日の未明、家内の祖母が永眠したという事で夕方からはお通夜に参列する事になり思いがけず忙しい一日となりました。
100歳を迎える直前の大往生ということで、「順番」という言葉も脳裏に浮かびましたが、数年前まで元気にモランボンで焼き肉を食べていた事を思い出したりして少し感傷に浸らない事もありませんでした。
以下はJACKなる同業者の会のメンバーに送ったメールの(余談の)転載です。
今の私の正直な気持ちということで、備忘録がてらここにも残しておきたいと思います。
享年99歳。
大往生という事で悲しみよりも長い人生を全うされた事への尊敬の念の方が強いというのが正直なところですが、
訃報を耳にしてやっと“人は100年生きる”という事を改めて理解した気がします。
今年で45歳になる私は自分の足で人生を歩み出してやっと30年弱、
もしかするとこれから今までの歩みの倍の時間がある事になります。
常日頃からことあるごとに考える死というゴールをどう迎えるべきかという問いと、何の為に生きるかという大命題を前にして、思いのほかふ
んだんにある時間に気付いたことで、やっぱり、目指すべきは今すぐに手にすべき目先の成果ではなく、これからまだまだ続く人生全体に豊かな実りをもたらすための基礎体力をつけることに焦点を合わせるべき、今はまだそんな時期なのではないかと思った次第です。
人の死は様々な教えをもたらしてくれるものですね、、
そんなこんなで仏になったおばあさんさんの前で無事に三途の川を渡ってくれる事を祈りつつ、お香を焚いて来ました。
さて、お題目は今日がお稽古の日という事で事業にも繋がる
『お稽古』=『古(いにしへ)を稽(かむがへ)ること』
=『学び習得する事』についての気付きです。
今日の午前中は以前から何度も導入を考えては見送って来た社内業務システムの導入について専門のお会社の方にお越し頂いて社員向けのプレゼンをして頂きました。
そもそも建築会社におけるシステムとは社内の業務フローやシクミのことで、すみれでも(一応、)現在も社内で組み立てた自前のものが機能しているわけです。
でも、システムエンジニアという職業の人はそのシステムを使い易く組み立てることだけを専門に行われている訳で、我々が事業の規模が大きくなるに従って場当たり的に作り、継ぎ足してきたものとは根本的なレベルが全く違います。
今回は社内の効率化を図る上で業務フローを見直す事をきっかけにしてシステム屋さんからの導入を検討する事になったという訳です。
それは全体を良くする為にそれぞれの細かな部分を個別に切り取り、一つずつの改善を積み重ねて全体の流れをコントロールする事に他なりません。
茶の湯の世界では、割稽古という考え方で、一つ一つの所作を徹底的に繰り返し学ぶ事があります。
例えば袱紗のたたみ方、ただひたすらその単純な所作だけを繰り返す事で自然と身体が動くようになるまで叩き込み、指先に動作を克明に覚えさせます。
その細部の所作を一つずつ完璧に出来るようになって初めて全体を通してのお点前をする事が出来るようになる訳ですね、
細分化と徹底的な繰り返しによる習得。
社内全体の業務フローもここに焦点を合わせて一つずつ片付けて行かないといつまでたっても根本的な効率化を叶える事は出来ません。
会社全体の効率化を図るという言う事は結局そんなことなんだなあ、とdate kit社の敏腕若手営業マン、森クンのプレゼンを聞きながら考えていました。
千里の道も一歩からってところなのでしょう、
遠い道程のようですが一歩ずつの歩みを無くして辿り着く事は無いというアタリマエ理論を愚直に守り、これからも細部に拘って精進して行きたいと思います。
そんなお稽古の日の気付きでした。(笑)
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朝曇りの神戸でした。
昨夜は日曜日という事で午前中のランニングが効いて夕食時に少しワインを飲んだだけで敢えなくノックダウン。
そのお陰で月曜日の朝は気合い十分、清々しく目を覚ますことが出来るということですっかり良いリズムが生活習慣の中に浸透して来ました。
ただ、タバコを再開したのがイマイチ朝の起き抜けを悪くしているような気がしてまして、考えてしまうところではあるのですが、せっかく再開した事なのでここはもう少し様子を見てみたいと思います。(笑)
いつもの朝のルーティーンを済まして仕上げは今日も総社へのお参り、1週間のスタートらしい良い朝になりました。
今日は激しく溜まってるデスクワークや書類などを片付けるのと、大事な契約や業者さんとの打ち合わせなどがあり、珍しく夕方まで事務所に缶詰状態。
おかげさまで予定通り、仕事を進める事が出来ました。
特に、昼一番で来社頂いたお客様とは、はじめは遠くかけ離れていたお互いのニーズを上手に叶える第三の案を見つけ、とても良い契約を結んで頂ける事になりました。
相手の事業の内容や計画を良く聴き、自分の事に置き換える事で決して妥協ではない、着地点を見つける事が出来たのは本当にうれしい出来事でした。
東京まで行ってコヴィー博士の講義を聴いたお陰だと、改めて感謝をする事になりました。
パラダイムの転換の仕方を教わった事に感謝しつつ、もう一度読み直してみたいと思います。
これね、
そのあとは社内で今一番緊急で重要な課題である問題の解決の為のご相談に餅は餅屋ということで専門の方に相談にお越し頂いて戦略を立てるお手伝いを頂いたり、
これね、(笑)
夕方からはご近所のお店をされているクライアントさんからお声がけを頂いて改修工事のご相談を承ったりと、みっちり実務をこなす一日でした。
夜はその会社の社長と久しぶりに一杯行こうという事になり、(これもまた)駅前のクライアントのお店、
旬菜地魚 やっさんへ、
すこし季節を先取りで沼島の鱧や明石海峡の伝助穴子の刺身など、地元の初夏を楽しませて頂きました。(笑)
お題目はそのクライアントさんのお店でのこと。
ご一緒頂いた社長は私たちのすぐ近所に本店を持って事業をなさっているのですが、とても勉強熱心な方で、本気で100年続く企業作りに取り組まれている先輩経営者です。
会社も近いという事もあり、定期的に情報交換と近況の報告という事でよく食事をご一緒させて頂くのですが、モチロンお酒も飲みながら熱く語り合う二人の会話はおおよそ会社の経営の課題について。
そして、その会話の中のキーワードは常に原理原則という言葉であり、論語、般若心境、7つの習慣、マネジメント(ドラッガー)など、古典と言っても良いような先人の教えを深く掘り下げて実際の経営において実践する手法についての議論を延々とたたかわせる事がお決まりです。
やっぱ、金の卵を追いかけるのではなく、ガチョウを育てないとね、
そんな言葉が違和感無く出て来て、そうそう、と素直にうなずける場となっているのです。
足下の問題を解決する事も重要だし、今月の資金繰りも今期の決算も全て大事、しかし、本当に大事な事の為ならば今の数字を投げ打ってでもそれに投資するべきではないのか?
そして、その大事な事への投資とはまさに人財の育成
だ、と、(私にとっての)その正論を掛け値なしで実践されている先輩経営者との時間は心底勇気を頂くまたとない機会になります。
そして、それは学ばせて頂くと共に、自分の羅針盤が間違っていないのだと再確認させて頂く時間でもあるのです。
身近な場所に行く道を照らしてくださる先輩がいること、そしてそのご縁を頂けた事に心から感謝したいと思います。
T山社長、今夜はありがとうございました、そして今後この会は『神戸ガチョウ倶楽部』と名付けましたので引き続き宜しくお願い致します。(笑)
部員の募集も同時にしたいと思いますのでご興味がおありの方は高橋まで。
それにしても、良い満月の夜でした。
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きれいな夕暮れの日曜日でした。
どうやら神戸の田植えは少しゆっくり目のようです。
6月になりやっと本格的にあちらこちらの田んぼではジャブジャブと水を張る音が聞こえ出し、順番に田植えが行われてます。
こんな些細な事象で季節の移り変わりを感じる事が出来る環境をとてもうれしく思える瞬間でありまして、神戸といえども西の端っこ、田舎暮らしを満喫しております。(笑)
今日は日曜日という事で、お昼からはお仕事ですが午前中は刃を研ぐ習慣ということで週に一度のランニングを行いました。
このところ天気が良すぎたので海にばかり行っておりましたが月も変わって6月という事で久しぶりにおらが町の国宝である太山寺まで走って来ました。
伊川の河川敷を川上に6km程上ったところにあるその立派なお寺さんは私が定期的に落ち着いて考え事をする格好の場所となっています。
ランを中断して途中に1時間もの間、そのお寺で国宝に指定されてある本堂で座禅を組んでいましたが、その間この本堂に入ってこられたのは年配のご夫婦一組のみでした。
殆ど貸し切り状態でうぐいすや雲雀の声だけを聞きながら薄暗い本堂でひたすら自分の内面と向き合う事が出来る空間となっています。
ちなみに、入山料は300円、伝教大師にはホントに感謝するばかりです。(笑)
さて、お題目はお寺の本堂でひとしきり考え事に耽ったあと、復路を走りながら思いついた事、というか気付いた事。
一人で物想いに耽ると、つい考えてしまうのは今の自分が置かれている環境の事やこれから進んで行く未来のこと。
不安と自信を織り交ぜながらこれから起こる事、起して行く事を強くイメージして足下の問題を照らしてみると案外と良い考えが数多く浮かんできたりするものです。
そして、自然に囲まれたお寺の本堂で思い浮かぶ案は全て、原理原則論から派生する考えで、本質に目を向ける事から生まれてくるモノばかりです。
何の為に?
いかなる行動もいかなる問題の解決策も常にその『なんの為に?』という大命題の答えと整合しなければ結局その場しのぎの応急処置にしかならず、それに整合した本質的な解決や新たな革新的な案を積み重ねて行くことが事業を陳腐化させず継続させて行く唯一の手法だと思っています。
それは、やれば良いってもんではない、という考え方の根本と基本同じことであり、復路を走りながら思ったのは、走れば良いってもんじゃないってこと。
何の為に走るかという答えは、シンプルに体力を戻すことです。
1年程前はすっかり身体はなまっており、まるで走る事が出来なくてウオーキングを織り交ぜながら3km位から始めたような記憶があります。
そんなとこから毎週少しずつ積み上げて最近は10km~15kmを走れるようになったのですが、いつしか走る事に満足して、本質的な目的である、体力を戻す、という命題に取り組んでいるのとはほど遠い状態になっていました。
走れれば良いじゃん、
これでは若い頃の体力に戻るどころかウオーキングの延長の様なものでしかありません、お寺の石段を下りて走り出した時にふとそんな事を考え始めて、最低限必要な基礎的な体力が付いたならば次は本来の目的への次のステップを上るべきだということにはたと気がつきました。
ならば、と思いギアを上げて意識して速く走ってみると、いきなりランニングというものが違う世界に変わったのです!
いままでの、へたへた、と走っているか歩いているか分からないようなペースで走るのと全力で速く走ることに意識を置いて自分の中のギアを上げて走るのでは全く違うものであり。そうする事で一気にランニングという行動の本質に近づく事が出来た気がしました。
ただ、今はそのハイペースで10km以上を走れるかどうかは分かりません、しかし、行けるところまで走って、途中でダメでも次にまたチャレンジすれば良いだけなのでいつかきっと、というよりもチャレンジさえすればすぐにその高速走行が体得出来るようになると思うのです。
それを叶える為に重要なのは数字と記録そして検証だ、ということで全く事業と同じだという事がストンと腹に落ちて来ました。
行けるところまで全力疾走、挫折したらすぐに体制を調えて再チャレンジ。
今振り返って考えると、事業を興した時の我々のスタンスはまさにそれでした。
心の中で長い間眠りこけていたラビットを久しぶりに叩き起こして(ランニングも事業も)次のステップに進みたいと思います。
今に満足することなく、あくまでも目指すべき本当の目的に焦点を合わせる事、分かっている様でなかなか実際の行動に結びついていなかったような気がします。
ブレイクスルーは刃を研ぐ習慣から、有意義な半日となりました。
この時間を持てるようになった事に心から感謝しつつ、自分の中のラビットを目一杯走らせるようにしたいと思います。
私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。