「同じ道を通るな!」〜AI時代に心すべき事〜

平成30年5月3日 曇りのち晴れ 風強し

チャリンコ現場パトロール

世間様ではGW後半戦の初日、今日から4連休の方が多い様ですね。すみれは基本的にローテーションで休みをとるシフト制となっており、年末年始と毎週定休日以外は年中無休での営業ということで、黄金週間も関係なく、今日もフツーな一日でした。ただ、ちょっとはお休み気分も味わおうかと午前中は隣の三木市で工事の大詰めを迎えている改装工事の現場の視察に自転車で行ってみました。たかだか50km程度の道のりでしたが、昨年の夏のしまなみ海道でのサイクリング以来、殆ど自転車に乗っておらず、思いの外、乗れなくなっていることに自分でもびっくり!昨年に引き続き参戦する2週間後に迫った安曇野センチュリーライド160Kmのレースへの自信がガタガタに揺らぎました、、今からでは手遅れですが、少し走り込んでおきたいと思います。。

 

行きと帰りは同じ道を通るな

久しぶりに自転車に乗って、(随分と苦しみつつ)往復50Kmのトレーニングをしながら、脳裏に浮かんだのは、ランニングをしていてもサイクリングをしていても気にかけてしまう言葉です。それは、「行きと帰りは同じ道を通るな」という、誰に教わったのかも定かでない格言というか考え方というか、考え方で、いつも復路はつい意識をして遠回りをしてしまいます。その言葉の根源は諸説ありますが、元々はイスラームの教えのようで、モスクに礼拝に行く際にできるだけいつも同じ所に礼拝するのではなく、違うモスクに行き、知らない人と祈る事を推奨したところから、同じ道を行くな→「同じ道を通るな」となったようです。私は毎週一度のランニングを習慣にしており、自宅の近所で海に行くか、山の方面に走るかといくつかランニングコースを決めていますが、毎回絶対に往復同じ道を通ることはありません。走る習慣を持ち始めた6年前からなので、ずいぶん前から意識していたことになります。

小さな大きな収穫。

今日も、国道175号線の幹線を北に登って三木市と小野市の県境の現場に立ち寄って、帰り道は少し道幅は狭くて走りにくかったですが、三木市市街の旧道を通って帰ってきました。あまり頻繁に通る道ではないので、久しぶりに通ってみると知り合いの会社が出店しているのを見つけたり、新しい飲食店ができているのを発見したり、仲のいい同業者が大きな野立て看板を立てて近隣に認知を広げる活動を熱心に行なっているのを知ったり、このシーズンの風物詩、イチゴ狩りを楽しむ大人達を見てGW気分を味わったりと、遠回りしたらそれなりに発見や気づき、良いことがありました。ま、知っても知らなくてもどっちでも良い様な事ばかりですが、地域に根を張って生きている地域密着のスモールビジネスを営んでいる私とすれば、大きな収穫と言っても過言ではありません。

遠い世界に学ぶ姿勢。

そして、「同じ道を通るな」という言葉は単にどこかに行く際に道を変えるというだけに止まらないと思っています。イスラームの教えでいつもと違うムスクに行き、知らない人と出会う事を推奨するとあった様にその考え方には、いつも通りの世界に甘んじる事を戒め、常に興味と好奇心を持って違う世界を見に行く、足を運ぶ行動を促されます。井の中の蛙大海を知らず、ぬるま湯に浸かった蛙は湯が煮立ったのに気付かずに茹で死んでしまう。との諺にある様に、常に現状に満足してどっぷりと浸かっている事を拒み、遠い世界に学び、そこから新たな挑戦をする気概を持たねば、あらゆるスピードが急激に速くなった現代では、あっという間に陳腐化し、埋没してしまうのがオチです。それを防ぐには普段から同じ道を通らない意識と、好奇心を忘れないことが重要だと思うのです。

効率化の時代。

昨今、国による働き方改革の大号令と共に労働日数、時間の短縮を目指した効率化があらゆる業態で進められています。IT革命、AIの技術革新、Iotの普及でそれが一気に進もうとしていますし、AIを搭載したロボットが人の仕事の8割を奪う様になるとも言われています。私達建設業界も決して例外ではなく、私が起業した20年前は図面はドラフターで手書きで書いていたし、積算、見積も手計算でしたが、今はPCの画面上で間取りを置くだけで自動積算、予め単価を入力しておくと見積もりも自動で出来上がります。実際の建物も大工が墨付けをして刻むことはすっかり稀になり工場で図面データーを入力したらコンピューターが寸法を切って穴をほり、ホゾをつけてくれます。今では宮大工が行なってきた社寺仏閣の刻みさえAI棟梁が行える様になったとのこと、ビルの新築工事では天井ボードを貼るロボットが休憩も、昼も夜もなく作業し続けるとのこと、、人の手を離れた効率化は止まるところがありません。。

魂を鍛えねばなるまい。

そんな農耕から工業へと変わった18世紀の産業革命を凌駕する現代の圧倒的、革命的な効率化の時代に我々が考えるべきことは、AIにできなくて、私達にできることだと思うのです。「AIには心や魂が無い、私達は心や魂を鍛えねばなるまい。」と、私は主催する私塾でよく話すのですが、その一つが遠回りでは無いかと思うのです。最短の道をわざわざ選ばない、気の向くまま、直感に頼って道を選ぶのは効率化とは真逆のAIからするとエラーとしか言いようが無いでしょうが、その好奇心を行動に移す心の余裕こそが、現在自分が置かれている狭い世界から一歩外に踏み出して、新たな刺激を受けて、インスピレーションを誘い、イノベーションの種になると思うのです。

遠回りする心。

ちなみに、井の中の蛙の諺には続きがあるとも言われています。元は中国の思想家である荘子の「秋水篇」に出てくる一説で、「井鼃不可以語於海者、拘於虛也。」(井鼃は以って海を語るべからざるは、虚に拘ればなり。)これが日本に渡って来てから独自に付け足した文があるとのこと、言い出したのが誰かは定かでは無い様で、日本人の独自解釈なので続きがあるという言い方は微妙ですが、「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る」と言われて来たとのこと。人間の知識量をAI、インターネットと比べると既に井の中の蛙レベルになってしまっておりますが、空の青さの美しさにAIが感動しない様に私達にはやはりAIに負けない絶対的な強みを持っていると知るべきだと昔の人は前向きに解釈してくれている様です。些細なことに感動する日常を過ごす事こそ、心を鍛錬する入り口なのかもしれません。遠回り、オススメします。(笑)

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第3回建設職人甲子園全国決勝大会

平成30年4月30日快晴

名実共の職人の祭典。

今日は東京。今回で3年連続、毎年参加しているすっかり職人の祭典として認知されつつある建設職人甲子園に参加すべく幕張メッセに来ています。つい先日、風の噂で、このイベントの前日にニコニコ超会議が開催されており、前日のイベント設営が出来ない、ボランティアスタッフの人数が足らなくて困っているというのを耳にして、鈴木理事長に「どーせ参加するし、なんか手伝いましょうか?」と尋ねたら、「是非お願いします!」と渡りに船の嬉しそうな返事が返ってきました。「困った時はお互い様ですよ!」とやり取りをする中で、「マジで困ってはってんねんなー、」という感じが伝わってきて、今回は観客ではなく、がっつり運営側スタッフとして早朝から会場へと向かいました。

2000人の子供達が集結!

開演前から、いつもお世話になっている安全用具メーカーの株式会社基陽さんのハーネスを装着して認知拡大のお手伝いをしつつ、まずはボランティアスタッフとして受付と案内のリーダーである山本太郎氏のお手伝いをしておりました。今回は通常のチケット販売だけではなく幕張メッセがある千葉市の地元の小学校全てに無料参加ができる旨のチラシを配布したとの事で開場前から続々と人が集まり出してみるみるうちに長蛇の列が出来ました。結果、来場者は5000人を超える大盛況で、子供の来場は2000人と、昨年から比べると倍増以上の人が集まり職人の祭典というマニアックすぎるイベントとは思えないほどの熱気となりました。運営役員さんたちの熱意と努力が報われた形です。

千歳棟、万歳棟、永々棟!

イベントが始まってからは大きな見せ場の一つである「スモールハウスの上棟」に大工の手が足らないと言う事で建前を手伝ってくれと言われており、なんと私を含めて大工は3名という少人数で二間×三間、2階建ての家の軸組を2時間程度で組み立てる事になっており、久しぶりに掛矢を振って汗だくになって作業に励んでしまいました。(笑)
気分はすっかり職人に戻り楽しみながら汗を流した後は、ゲストの石田純一さんと一緒に「千歳棟、万歳棟、永々棟!」の掛け声に合わせて祝い槌を打ち、階下に集まった大勢の子供達に向けて餅まきならぬお菓子まきを行いました。子供達に少しでも大工の仕事ってカッコイイ!と思ってもらえていたら最高です。

完成度の高いイベントに!

今回で3回目となるこの職人甲子園全国大会は回を追うごとに規模が大きくなり、それに伴ってイベントとしてのプログラムも内容の質も高くなっておりました。メインとなる全国の地区予選を勝ち上がってきた職人たちのプレゼンテーションと優勝を決める決勝大会ももちろんですが、それ以外にも前述の上棟体験のデモンストレーションをはじめ、壁塗り、木工、かんな体験などのワークショップも充実、また、、書家の先生によるデモンストレーション、民謡の舞台、前回に引き続いて出演された三木道三氏のユニットPICY CHOCOLATEのステージも大いに盛り上がり、また、前回の職人甲子園を見て手弁当でもいいから是非とも参加したいと言って来られたというよさこいチームによるダンスも大いに会場を盛り上げてくれました。

ほとばしる熱き想い、志。

もちろん、メインイベントである全国の地区大会を勝ち上がってきた職人さんたちによるプレゼンテーション大会は今年も素晴らしいものでした。ビジョンプレゼンというテーマで未来を標榜し、過去の反省に躊躇わず、「今できる事」に焦点を当てて自分たちが変わり、取り組む事で未来を作り上げていきたいという熱い想いをぶちまけるプレゼンテーションはどのチームも甲乙つけ難い程感動的でした。こんな熱い思いで建築現場に従事する人達が大勢いる事に大きな勇気をもらう事が出来たと共に、この輪が少しずつ広がって行く事で職人が意識を変えて、他の職種に比して不安定で低いと言わざるを得ない現状を打破して自らの社会的地位の向上に向けた行動を起こす火種になるのではないかとも感じました。優勝された株式会社輝龍の皆様、おめでとうございます。また、その他の登壇企業の皆様も熱い志を見せて頂きましてありがとうございました。

4つの目的

大会最後の理事長総括では鈴木誠理事長が改めて一般社団法人建設職人甲子園の4つの目的を明らかにされておられました。この大々的なイベントを一つの集大成として執り行われたのは間違い無いですが、この活動は煌びやかなお祭りのみに価値があるわけではなく、そこに至るまでのプロセスで職人たちが学び、気づき、切磋琢磨して研鑽することによって、周りの人を幸せにする喜びを知り、自分たちの仕事に誇りを持ち、未来に希望を持って生き生きと働ける様に変化することこそ価値があると思います。一般社団法人建設職人甲子園が「共に学び、共に実践、共に輝く」という理念、合言葉と共に掲げる4つの目的はこちら、素晴らしいと心から共感せずにはいられません。

  1. 職人達が技術だけではない人間としての学びの場の提供
  2. 学び、変わることによって職人の価値を高め、職人の社会的地位の向上を目指す
  3. 国のインフラを担い、街を作り、住まいを作る重要な職業である本来大きな魅力がある建設業界を世間に発信する
  4. 日本経済において大きなシェアを誇る建設業界を盛り上げることによって少子高齢化、世帯数減少で元気を無くしつつある日本の経済の活性化

大工なんかやめとけ、では国が滅ぶ。

私は自分自身が職人として厳しく苦しい時期を過ごした後、先行きも見えないまま大工として起業した際に、高校を卒業する従兄弟が大工になりたいから弟子入りさせて欲しいと言われたことがありました。大工の仕事は楽しく、やり甲斐もありましたが、怪我や病気で一瞬にして収入を失い路頭に迷う不安を常に抱えていた私は、その彼に「大工になるなどやめておけ、もっと堅い仕事についた方が良い」と断ったのですが、その時に大工をはじめとする職人は社会的にも絶対に必要な仕事であるにも拘らず、若者が就くべき職業になっていないことに気付き、深い悲しみと憤りを感じたのでした。それからずっと、職人の社会的地位の向上を果たせる様な会社を作ろうと胸に誓い、自社の職人の正規雇用や社員大工に対する技術だけではない教育、そして現場に出なくなったとしても稼げるスキルを身につけさせることに注力し、自社設計、自社施工の工務店の経営と共に現在、全国で職人をはじめとする建築現場実務者に対する研修事業を行なっている次第です。

謝辞

今回のイベントで大勢の子供達が楽しそうに職人さん達と触れ合う姿をみて、また、熱心にイベントを盛り上げておられた多くの職人さんを目の当たりにして、目指す目的を同じくする建設職人甲子園の活動をこれからも微力ではありますが、応援し続けたいと心から思いました。ゲストの石田純一さんが最後の挨拶で3K(キツイ、汚い、危険)と言われた職人という仕事がこれからカッコいい、心ある、価値ある職業になるであろうと確信したと言われてましたが、私たちがここで灯された火を大きくしてそれを牽引していく役割を背負っているのだと気を引き締めた次第。今回も素晴らしい体験を得ることが出来たことに運営の皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。

今日のアタリマエ

  • 想いがあり、継続することで質も量も高くなっていく
  • 職人不足は国のインフラを維持できなくなり、災害への対処も建物の老朽化への保全も叶わなくなる
  • 職人を増やすには子供達がなりたいと思う職業に職人がならねばならぬ
  • 職人が活躍する場を作り、それを伝える場があってこそ、職人になりたい若者が出てくる
  • 職人の社会的地位の向上は職人が学び、実践し、輝くことから始まる。
  • お祭りだけでなく、平素から学び続け、実践し続ける環境を殿との得ることが重要。

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None of us is as good as all of us(我々の誰一人として、『我々全員』にはかなわない。)

平成30年4月25日雨のち晴れ

ゴルフシーズン真っ最中。

今日は毎年春の恒例行事、第8回すみれ建築工房(職人起業塾合同)ゴルフコンペの開催日。今日も朝早くから自宅を飛び出して水曜日のお約束である朝活、BNIのビジネスミーティングに顔を出してから急いで車を走らせていつもお世話になっているオリンピックゴルフ倶楽部へと向かいました。そもそもすみれは水曜日が定休日という事で、ゴルフコンペは殆どが水曜日、(分かっていた事ですが、)この時期は朝活との両立に苦戦してますが、今日はスタート時間を遅めに設定させて頂いなんとか切り抜けました。(笑)

雨男の疑念。

実は以前から私には雨男の疑いがあると言われ続けておりまして、、ゴルフコンペを主催すると結構な確率で雨に降られます。今回も案の定?週間天気予報ではキッチリ雨の予報となっており、昨日も随分と激しい雨が降り、荒れ模様だったのでどうなることかと心配をしておりました。今回もご参加頂く皆さんに辛いゴルフを強いるのか、と半ば諦めかけておりましたが、蓋を開けてみるとスタート時間にはすっかり雨は上がり、昼からは青空が顔を見せてくれるくらいの好天に恵まれました。雨上がりだけに花粉も黄砂も少なく絶好のゴルフコンペ日和となり、ホッと胸を撫で下ろした次第です。

晴れ男(女)効果?!

ご参加頂いたメンバーさんの日頃の行いがよっぽど良いのだろうと、雨男の私の負のエネルギーを跳ね返してくれた晴れ男、晴れ女の方々には感謝するばかりですが、今回は史上最多の9組36名もの大勢の方にご参加頂き、遠く東京や三重からも私達のコンペへの参加の為だけに来神下さった方もおられました。最多の参加者なのでアタリマエですが今回初参加の方が多く、その中に強烈な晴れ男、晴れ女がおられた様です。晴れ男(女)の皆様本当にありがとうございました!心から感謝申し上げます。

グリーンコミュニケーション。

今回で8回目となるこのゴルフコンペですが、毎回少しずつ人数が増えてきて、クライアント、協力業者、職人さん、メーカーや商社さん、職人起業塾の塾生や卒塾生、仲良くして頂いてる同業の経営者さん、朝活BNIのメンバーさんと多岐に渡る顔ぶれの方々にご参加頂いています。ゴルフは所詮遊びではありますが、大の大人が4人一組になり一日、スポーツをしながら同じ時を過ごすなんて事は滅多にあることではなく、ゴルフの事をグリーンコミュニケーションと言われますが、あまり深く知らない人同士が関係を深め親密になるにはうってつけの場です。

点が線に、線が網に。

私としては自分を中心に放射状に広がっている人とのご縁が横同士で繋がってくれてコミュニティへと変化してくれるのは本当に嬉しく、ありがたい事で、私一人では出来ない事が出来るようになったりします。既に大勢の人が集うコミュニティに参加してもらう事でなんらかの価値を見出して貰える事も少なからず生まれているようで、既に実際の取引があったり、学びや気付きを得られたり、情報収集が出来たり、開催を重ねる毎に少しずつただの遊びの集まりと言うだけでないご縁を広げて貰える場に成長しているように感じています。

None of us is as good as all of us(我々の誰一人として、『我々全員』にはかなわない。)

少し前に、異物混入事件の対応等で市場から厳しいジャッジを下され、一時は存続も危ぶまれたマクドナルドが復活を遂げて売り上げ利益を全盛期並に回復させたその原動力となったカサノバCEOのインタビューを目にしました。 V字回復を果たした原動力というか、実際に功を奏したのはSNSを駆使したデジタルマーケティングと言った手法や「顧客の体験」に焦点を当てたUXデザインが効いた様ですが、いくら効果的な施策を講じても実際の顧客接点のクルーが理解をしていなければ顧客には届きません。カサノバCEOは全国の店舗に足を運んでクルーとコミュニケーションを取った、「None of us is as good as all of us(我々の誰一人として、『我々全員』にはかなわない。)」をスローガンに掲げてチーム一丸となっての信頼回復に取り組んだと語っておられましたが、何かを行うにはとにかく同じ方向を向いたチームづくりがアクションプランの成否を決めると言っても過言ではないと思います。

たかがゴルフされどゴルフ。

そんな事を考えれば、ゴルフコンペの開催も大きな意味を持つように思います。私たちのような小さな会社の力は大したことはありませんが、信頼関係で結ばれたブレーン、ステークホルダーとチームを組むことで大きな問題解決力を持つことも出来ます。ゴルフは所詮遊びではありますが、社内だけではなく楽しみながらも理解しあえる社外の仲間を増やす取り組みの一環として、今後も続けていきたいと思います。今回ご参加いただきました皆様本当にありがとうございました。次回のHゴルフコンペは秋口、10月頃の開催の予定です、大勢の方のご参加お待ちしております!グリーンコミニケーションを是非とも一緒に楽しんでまいりましょう。

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FIGHTING SPIRITSは大前提、技術研鑽は当たり前、勝つ戦略の向かう先。

4月23日快晴

(今更)花粉症発症か?

神戸はいい天気が続きます。ただ、朝の掃除の際に花粉なのか黄砂なのかはっきりしませんがテラスに置いてある机を雑巾がけすると雑巾がまっ黄色になるくらい飛散物が積もっていました。私は花粉症は無いはずですが、昨日からずっと喉がイガイガして咳が止まらない状態になっており、うがいをしても、のどあめをなめても治らずに困ってしまってます。これってやっぱり花粉症なのでしょうか・・。

過信が身をを滅ぼす。

思えば、昨日の日曜日、いい天気なのを幸いと、いつも座禅とヨガをご指導頂いている太山寺まで自転車で走って行く際に遠くの山を見ると少し黄色くモヤがかかったようになっておりました。自転車で走り回って盛大に春の暖かな空気を吸い込んできましたが考えてもみればあれから一気に咳がひどくなったような気がします。せっかく座禅とヨガで心と体を整えたのに、完全に裏目に出た格好となってしまいました。「オレは花粉症じゃ無いから大丈夫」と過信せず、マスクをして走りに行くべきだったのかもしれません。

2度目の生ボクシング観戦。

そんな私が花粉症を発症した?記念日になるかもしれない昨日の夕方からは、先日一緒に食事をさせていただいたZ社長がスポンサーに名を連ねておられるボクシングの試合のチケットを頂いて観戦に行きました。先日、ポートピアホテルで行われたミニマム級世界チャンピオンの山中選手の第一回目の防衛戦に引き続き、2回目となるボクシング観戦は(多分、)山中選手が世界王座になり空席となった日本チャンピオンの座を争うタイトルマッチで、日本ランク1位と2位の実力が拮抗した選手が激しい攻防を繰り広げておられました。残念ながら地元神戸に本拠地のある千里馬ボクシングジムの平井選手は破れて、東京から来られていた小野心選手が新しく日本チャンピオンの座に就かれましたが、両者共に気合を前面に出した手に汗握るいいファイトと見せてくれました。

気合だけじゃ勝てない。

4回戦から6回戦、そして日本タイトルマッチとめったに見ることのない生のボクシングの試合を観戦して改めて気づいたことがいくつかあります。1番に感じたのは、戦いにはFIGHTING SPIRITSをたぎらせることが不可欠ではありますが、気合と根性だけでは勝負には勝てないと言うことです。キリンと言うリングネームをつけられていた長身のリーチが長い選手と、典型的なファイタータイプの選手との試合では、ファイターが闇雲に踏み込めば踏み込むほどリードパンチを食らい、瞼の上を切ってTKO負けを喫しておりました。スーパーフライ級の8回戦の試合では、コンビネーションブローの巧みな選手がとにかく手数を多く出すことで、相手の攻撃を封じると共に着実にラウンドごとのポイントを稼いで判定勝ちを収めておられました。相手をKOするパンチ力がない選手の戦い方のお手本を見せられたように感じました。

戦略が勝敗を決める。

要するに、やる気や気合、ファイティングスピリッツ等を持って試合に臨むなんて事は当たり前で、ボクシングの試合に出るからにはそんなものは誰しもが当たり前に持っているもの。その上で技術やスピード、パワーを鍛えあげることが勝敗を分ける大きなファクターになるのですが、それと同時に重要なのは「戦略を立てて実行すること」なのだと言うことです。地道な努力は裏切らないといますし、私はそれを信じておりますが、他者との戦いにおいての相対性を考えた時、自分と同じレベルの努力、もしくは自分以上に鍛錬を積み重ね、持って生まれた資質があるかもしれない相手に勝つには、基本を忠実に守るだけではなく、自分の持つ力を最大限に生かして、効果性を発揮できるように戦略を持つべきだと感じた次第です。

百戦百勝の基本理論。

武田信玄の旗印に書かれてあった風林火山の出典元としても有名な中国の兵法書、孫子の中に「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」と言う有名な格言があります。気合や根性、技術やスピード、パワー等を鍛えあげるのはこの前提条件になり、その上で自分と相手の実力やレベルを冷静に分析し、戦略を立てることから戦いは行うべきだと書かれてあると思うのです。この考え方は戦いではありませんが、普段の仕事や生活にでも当て嵌まることだと感じた次第で、あれもこれもと闇雲に鍛えるのではなく、自分の資質、実力に冷静に向き合った上でそれを活かす戦略を立て、戦略を実行するために必要な部分を優先的に伸ばすべきだと思うのです。

目指すべきは百戦百勝なんかじゃない。

そして、孫子にはこの様な記述も。「百戰百勝、非善之善者也、不戰而屈人之兵、善之善者也。」(百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。)相手を知り、己を知って百戦百勝となっても別に大したことはなく、戦わずして勝つ事こそ真の善であり、目指すべきだと述べられています。ボクシングの事はさておき、私達が生きている資本主義の競争社会において、日々、競合他社との戦いにしのぎを削って来ましたが、孫子の兵法書に書かれてある「全國爲上、破國次之。」(国を全うするを上と為し、国を破るは之に次ぐ。)言葉を胸に、私たちが目指すべきは競合他社に勝つ事ではなく、顧客満足を積み重ねて自社独自の市場を作り上げ、競争の無い、善の善なる事業を作り上げ、持続させることだと戦略の重要性とその目的を再確認させてもらうことになりました。

今日のアタリマエ

  • 気合や根性やファイトだけではどうにもならないことが世の中には多々ある。
  • やる気があるとか当たり前で、技術や知識スピードなど実力を身につけるための鍛錬を行うことが勝つためには必須の前提条件として必要だ。
  • いくらやる気があって、スキルを身に付けても勝負する相手との相対性がわかっていなくていれば勝負には勝てない。
  • 相手を知り、己を知って立てた戦略を実行するためのスキルを最優先で鍛えるべし。
  • 最終的な戦略を用いる目的は競争相手に勝つことではなく、戦わずして勝ちを収めること。
  • 我々が目指すべきは競合他社に勝つことではなく、真の顧客満足。

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使いっ走りのデレゲーションじゃダメ。

平成30年3月20日快晴

ウチムキの日。

神戸は最高に気持ちの良いいい天気が続きます。昨夜はゴルフコンペでご縁をいただいた地元神戸の施工会社の経営者さんと珍しくガッツリと地元飲み、すっかり意気投合していささか飲み過ぎましたがいい天気だったこともあり朝は気持ちよくスタート切りました。今日は昼から中途採用の設計社員との面談や夕方からは店舗事業部チームとのミーティング、その後、 本日明石の桜町にオープンしたお客様先のダイニングバーに場所を移してリーダー会議と内向きで人に向き合う1日となりました。

担当者の責任。

私は無類のビール付きではありますが、ビールを飲みながらミーティングをする様な事はさすがにありません。今日は店舗改装の工事をさせていただいたお客様のオープンとミーティングが重なったので開店祝いに出かけていってミーティングを行おうと言うことになりました。面白かったのは、本来はミーティングに参加するメンバーでは無いはずの現場担当の若手大工と設計担当が一緒に言ってくれたこと、担当者としての責任で店を予約したついでに自分達も行くと決めていたようです。

若手で大丈夫でした?

ちなみに、今回のダイニングバーの現場担当は新卒4年目の若手大工で、店舗の担当するのはこれが2回目になります。お店に伺ってお客様に「うちの若手担当者はしっかりやっておりましたでしょうか?」と伺ったところ「あれこれと親切にしてくれて助かりました。」と嬉しいお言葉をいただきました。本人曰く、「お客様には弘次の出来栄えを絶賛してもらってます!」と自信満々で言ってたのを裏付けする形となりカウンターの横で満足そうな顔して鼻を伸ばしておりました。(笑)

先輩のサポートがあってこそ。

正直なところ、新卒4年生の大工に店舗改装の現場を担当者として任せると言うのは少しハードルが高いのが実際で、技術的にも知識や経験の蓄積から見てもお客様に満足いただけるレベルの施工を適えるのは難しいのが実情であり彼の実力です。当然、先輩にサポートしてもらい、できない部分については助けを求めながら現場を進めていくのですが、それでも現場の担当者としてお客様に向き合いコミニケーションをとり、現場での実行予算の裁量を持ってサービスできる事は自分の判断でサービスする点としてお客様に満足してもらうと言う目的を果たすのはずいぶんとやりがいがある仕事ですし、その責任感を持つことが彼自身のステップアップになると思っています。

使いっ走りじゃないデレゲーションが人を育てる。

実際、彼は今も次の現場の担当としてエステサロンの改装工事の現場に赴いておりますが、今日も工事の段取りや近隣との関係構築について話している姿は確かに一皮むけたように見受けられました。私が心の師と崇めるスティーブン・R・コヴィー博士は人の成長を促すには、デレゲーション(権限委譲)を行わなければならない、そして中途半端な使いっ走りのデレゲーションは余計に人の成長を妨げ、人間関係を悪化させるとその著書「7つの習慣」に書かれておりましたが、私が長年大工の育成を行ってきて痛感しているのは、現場担当者として裁量を持たせ、デレゲーションを行うことで、お客様に直接向き合って責任を果たすと言う覚悟を持ち、決意した時に大工が大きく成長を遂げると言う事です。もちろん、職人としての技術や知識の研鑽は必須ですが、まず責任を持った仕事をすると心に決めて貰えればその辺りのスキルは自ずと自分で身に付けるようになると思っています。今後の若手大工達の成長が楽しみでなりません。レン、タクミ、気張っていけ!(笑)

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あなたの人生を成功に導く法則をお伝えします。

平成30年4月16日 快晴

新緑の季節

雲1つない晴天となった神戸。山には新緑がまぶしい位に芽吹き始め、昨日に引き続き、初夏を思わせる陽射しに爽やかな風が吹く最高の天気となりました。昨日は滋賀、京都、大阪のリフォーム業界トップランナー企業の経営者、幹部の方々と久しぶりのゴルフの会があり、仕事の情報交換や、お互いの近況を報告しあったりしながら楽しい時間を過ごさせてもらい、そのまま有馬温泉に宿泊。今朝は貸しきり状態の露天風呂で朝風呂に浸かってから気持ちよくスタートを切りました。

遊びにも学びあり。

その昔、某業界新聞に経営者なのにゴルフが下手くそな人たちが集まっている集まりと書かれたことがあるこのゴルフの会、確かにゴルフの腕前はイマイチですが、経営の事となると皆様卓越した手腕を発揮されており、それぞれの地域でまさにトップランナーの業績を挙げられています。既に一部上場を果たされたり、これからの上場を視野に入れ準備を進めておられたりと、ひと昔前にリフォーム事業を立ち上げたら売り上げ3億、5億、10億円の壁がある。と言っていたのとは違うステージに上がられた方ばかり。私とは少し方向性は違いますが、経営者の端くれとしては非常に興味をそそられる、大変勉強になる話をたっぷりと聞かせてもらいました。120会の皆様、ありがとうございました。楽しかったです。

生々しいユーザーの声。

そんなトップランナーの企業からも私が主宰している研修事業、職人起業塾に立ち上げ当初から大きな賛同を頂いており、繰り返し(というより毎回、)社員大工さんや施工管理技術者さんを私達の研修に参加させてもらっています。定期的にご一緒させてもらうゴルフも遊びの会とは言いながら、普段中々、直接、経営者の口から聞く事の出来ない卒塾生のその後の活躍や動向を聞かせてもらえる非常に貴重な時間となっています。「研修事業にCS無し」とカリスマ講師の浅野先生は言われておりましたが、個人ではなく企業向けの研修の場合は絶対的に事業へのリターンが必要であり、私も自分自身が工務店経営者だけにその部分は非常に気になりますし、経営者に認めてもらえ無い研修等、続けて行くことさえ出来ません。

この研修が有ってくれて本当に良かった

「受講中のメンバーや既に研修を終えて卒業した社員さん達、彼らのその後はどうですか?」との私の質問に対して、頂いた返答は、「本当に職人起業塾があって良かったです、以前とは仕事に向き合う姿勢がガラッと変わり、高い意識を維持して頑張ってくれてます。」「次の研修も新たに入った社員を参加させるのでよろしくお願いします!」と手放しで喜んで頂けたのは本当に嬉しい限りで、卒塾生達の活躍がそのまま私達の評価に直結する事を改めてまざまざと目にして、研修の精度を更に高めてもっと質の高い学びの場を提供しようと決意を新たにした次第です。

人生を変えたセミナー

そんな想いを抱きながら昼からは新大阪のNLCセントラルビルのセミナー室で行われていた【第八期】職人起業塾の第8講、小田全宏先生による建設業の為のアクティブ・ブレイン・セミナー、アドバンスコースの会場へと向かいました。職人起業塾の半年間の研修の中でも一つのピークと言っても過言でない非常に重要な研修で、私自身も十年近く前にこのセミナーを受講して大きく人生を変えましたし、今もその影響を色濃く受けたまま日々の生活を思っています。(私を含め)建築実務者にとって重要なのは知識と経験に裏付けられた知見、それらを実現する技術であるのは当然ですが、そんなことよりももっと重要なのは、人生に真正面から向き合い、思いを叶えるために取り組む勇気を持つ事であり、熱い想いと共にモチベーションを継続させることです。今回のセミナーを真剣に受ければ、私自身がそうだったように原理原則に従って生きていく力を身に付けて大きく人生を変えることができると思っています。以前に書いた関連ブログはこちら→https://shokuninshinkaron.com/?cat=17

人生を変容させる入り口に立つ。

職人起業塾の研修のカリキュラムにこの小田全宏先生のセミナープログラムを組み込めている事は私にとって非常に大きな成果であり、強く誇りに思っています。そのおかげで私たちの研修が単なる知識や技術を得るだけではない塾生たちのマインドセットを根底から見直してもらい変容させる大きな価値を伴ったものに昇華させることができたと思っていて、今までの卒塾生たちが、研修を終えた後も精力的にアクションプランに取り組んだり、高い意識を持続させて活躍してくれている大きな要因になっていると思っています。具体的には、小田全宏先生が提唱する人生を成功に導く20の法則を長期記憶の中に埋め込んで、日々の煩雑な生活の中でも決してそれを忘れずに原理原則に毎日立ち返って物事に向き合えるように出来る様になるからで、以下に復習がてら、人生を豊かにし、成功に導く20の法則を記しておきます。第8期生の塾生の皆さんには、早速明日から実践に取り組んで、人生を変容させる入り口に立ってもらいたいと心から願っています。また、これを多くの人に伝えることで自分自身を奮い立たせる効果がありますので、事業所、家庭、現場、友達との飲み会となんでもいいので出来るだけアウトプットに励んでください。
皆様の人生が成功したと思えるモノになる様に強く願いますし、そのことに付随しての他者貢献も大きく期待しております、頑張ってください!

人生を成功に導く20の法則。

①陽転思考で生きる
②マイナスの言葉を使わない
③自分の強運を信じる。
④高い倫理観を持つ。
⑤整理整頓清潔の習慣を持つ。
⑥学び続ける姿勢を持つ。
⑦人を喜ばせることに焦点を合わせる。
⑧過去ではなく今を生きる。
⑨笑顔を忘れない。
⑩人の話を真摯に聞く
⑪成功のイメージを強烈にかつ具体的に持つ。
⑫自分の望み、願いを言葉にして口にする。
⑬即行動。
⑭先人の成功に学ぶ。
⑮感謝の心を常に持つ。
⑯成功するまで継続する固い意志を持つ。
⑰他人のせいにしない
⑱素直な心を持ち続ける
⑲ご縁を大切にする。
⑳目標設定に期限を持つ。

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3%で100%を目指す。@リファラルマーケティング

平成30年4月18日曇りのち晴れ

水曜日は朝活の日。

今朝は8か月前から立ち上げに向けてコツコツと活動を続けていたもう一つ(倫理法人会とは違う)の朝活、BNIの新たなグループである、ドリームチャプターの発足イベントでした。朝も早くから80人近くの経営者やビジネスパーソンが集まり、リファラルマーケティング(紹介による顧客の獲得戦略)にこれから取り組んでいくコミットメントと、一緒に活動をする仲間を募るミーティングを行いました。

一業種一社の専門家集団

BNIとはアメリカ発祥の世界中で行われている朝の異業種交流会で、1業種1社と言う限定された専門家集団が毎週集まりお互いがお互いのビジネスを応援し合う紹介をシステムとして活性化させるリファラルマーケティングの仕組みを使った活動で、この度ご縁をいただいて私もメンバーの一員として参加させていただく運びとなりました。ちなみに、すみれでは社員大工の佐藤君が別のチャプター(グループ)に参加しており、事業所で二箇所へ参加することになりました。

すみれの(本当の)強み。

私たちすみれの強みは自社大工による責任施工と、女性設計陣による丁寧なヒアリングと細やかな見積もり、現場を熟知した職人と女性目線を合わせたの提案だと自負しておりますし、そのような認識をいただいていることも多いですが、実はそこではなく原理原則に基づいたマーケティング理論を経営に取り入れ、習慣に落とし込み実践するのが本当の強みだと思っています。そのマーケティングとは、一切の売り込みや販促をせずにリピート注文と紹介で売り上げを作る方法論であり、その意味からするとこのBNIのリファラルマーケティングは非常に私たちの取り組みと考え方が近しい活動になります。今日の朝会のセミナーでも話に出ましたが、ビジネスで紹介で売り上げを上げた事がある事業所は97%と言われており、それを戦略的に仕組みとして取り組めている会社は3%しかないとの事。私達はその3%で全ての売り上げを持続継続的に獲得していきたいと思っています。

マーケティングとは影響力を広げる活動。

私としては常日頃からマーケティングとは影響力の輪を広げる活動が中心になると職人起業塾の研修会で話しておりますが、影響力を広げる最も大きなファクターは強い信頼関係に結ばれた人脈作りといっても過言ではありません。30名以上もの同じ地域で活躍する専門家の方々とお互いのビジネスをサポートし合うコミュニティーを形成するというのは、非常に大きな影響力を与えてくれる可能性があり、素晴らしい仲間と巡り会え、メンバーに加入させてもらったことを本当に嬉しく思っています。

あらゆる問題解決に対応出来るブレーン

特に、私たちすみれは、建築工事を行うのが生業ではありますが、新築やリフォーム、リノベーションでは工事を終えた後の暮らしが快適で楽しくなるように、店舗の場合はオープンしてからのご商売が繁盛してうまくいくようにと言う様に、「工事のその後」に焦点を当て、事業を行っています。その意味からすると、あらゆる専門家の人たちが私のブレーンとなってくれて、親身に相談に乗ってくれるというのは非常にありがたく、私にご相談いただいて問題解決を図れる幅が一気に広がったといっても過言ではありません。建築のことに限らず、どんな相談でもいただければしかるべき専門家の方をご紹介してお役に立てる状態がまもなく出来上がると思います。是非ご期待、そしてご相談ください!

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絶対エース量産論。

平成30年4月17日曇天

火曜日は朝活の日。

今日も夜明け前に起き出して、神戸市倫理法人会のモーニングセミナーに参加、背筋を伸ばし原理原則を唱えて気合を入れました。午前中は月に1度のビジネスコーチとのセッション、昼からはご近所の飲食店さんの改装工事のご相談に伺ったり、、保険が適用となった先の強風の際に屋根板金が飛んだお宅の修繕工事の段取りをを若手大工レン君に引き継いだりと建築実務に励みました。

大工による現場精算。

昨夜は月に1度の工務部の月次生産のミーティングがあり、社員大工のメンバーを集めて、担当現場の収支報告を行ってもらいました。すみれでは担当の大工に予算を預けてその範囲内で現場でのお客様へサービスできる権限を任せており、毎月完工現場ごとに報告をしてもらっています。何の事は無い毎月の行事ですが、今月は新卒3年生、4年生の若手大工が自分の担当現場の収支報告を数多く提出しており、きっちりと実行予算通りの収益を上げておりました。決して難しい工事、大きな現場を担当してもらっているわけではありませんが、それでも責任を持ってお客様に向き合い予算の管理をしてくれるようになったのは事業所にとっては大きな力ですし、本人も次のステージに上がれるきっかけをつかんだと思います。

技術なんか当たり前。

職人と言う技術職はとにかく現場で経験を積み、知識と技術を身に付けることが最優先課題ではありますが、言われたことをやるだけの、決められたことをその通り行うだけの職人では、急激な進化をとげている今の時代において、生産性と言う面から見ると非常に貧弱で時代の流れに取り残されると思っていて、技術を身に付けるなんて事は当たり前で+ αの付加価値を見出してこそ他の職種と見劣りしないキャリアに上げていけると思っています。そしてそれを実践できるようにすみれでは大工に資格取得を推奨し、施工管理をする知識を身に付けてもらうとともに、コミニケーションスキルやマーケティング理論を叩き込んでおり、それが職人起業塾と言う全国で展開している研修事業の元になっています。

業界全体を俯瞰する視点。

このような職人の育成理論を工務店経営者に話すと、「そんなことまで職人に教えると独立されてしまうから困る。」と言われる方がたまにおられます。私としては、単なる1人親方の大工としての起業は薦めませんが、資格を持ちコミニケーションのスキルや経営にまつわるマーケティング、マネジメントの知識を持って事業を起こしてくれるのは大歓迎ですし、できることならパートナーとして独立後もお互いに助け合って事業を行える関係を築きたいと思っています。そもそも、圧倒的に若者が建築業界、特に良い職人になりたがらないこのご時世で若者を育て伸ばし、稼げるようにしなければ建築業界は衰退の一途を辿ります。そんな意味からしても若者の成長を阻む様な視点を改め、業界全体を俯瞰して職人の稼ぎを上げるための労働の効率ではなく効果性を高める思考が今の工務店には絶対に必要だと思うのです。ちなみに、マネジメントの神様と言われるドラッカー博士はその著書の中で「経営責任を負う人材の育成が必要である」と書かれています。

ドラッカーの責任労働者・経営組織論

誰もが,自分を『経営者』とみなして,基本的には経営責任 である重責を全面的に引き受けるというような組織 をつくりあげて指導していく課題もあるのである。
基本的な経営責任というのは,自分自身の職務や仕事仲間に対する責任,組織全体の業績と成果に対する自分自身の貢献に対する責任 ,職場社会の社会的な課題に対する責任 のことである

絶対エースのコピーを量産。

私たちを始め多くの中小零細工務店では売り上げを作る力を持っているのはなんといっても経営者であり、営業として絶対エースの役割を担っています。そして、それらの経営者たちは営業スキルが高いわけでも、口達者な訳でもなく、おまけに見た目も職人気質のいかつい人が少なからずおられます。しかし、皆さん立派に仕事を獲得してこられます。それは、経営者と言う肩書きはもちろんですが、全ての責任を負うと言う覚悟がお客様に伝わるからで、そこに信頼が生まれていると思うのです。そんな、経営者と同じ価値基準を持ち、同じ判断ができる従業員が顧客接点に立てばこれ以上強い事は無いのは簡単にわかることで、そのような従業員の育成をやはりわれわれは目指すべきだと思うのです。ドラッカー博士が言われた通りですね。いつ起業してもおかしくない位の実力を全ての現場実務者に。職人起業塾の名前の由来通り、職人達を守り育てたいと思います。

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「サクラサク」に思う人生の選択

平成30年4月16日晴れ

本業は建築屋。

先週までの怒涛の出張週間を終えて、(今のところ)少しの間は神戸にて建築実務にじっくりと向き合う予定。とはいえ、団体の会合や研修会、職人起業塾の講座などもあり、事務所のデスクに座っている時間は限られてしまいそうですが、、ま、それはいつものことです。(笑)
それでも今日は取引業者さんから紹介された法人のお客様先にご挨拶に行ったり、GWにがっつりと工事をする予定になっている(これもご紹介ですが、)工場の設備リニューアルに伴う改修工事の現地打ち合わせに行ったり、工務部のメンバーとのMTGで先月完工した工事の月次精算を行ったりと地域に密着した建築屋の親父らしい1日を過ごしました。

地域密着、地域貢献。

私たちすみれは地域密着を合言葉に建築事業で地域の人達に貢献することを理念に掲げておりますが、その取り組みのひとつが毎月行っている「すみれ暮らしの学校」なる暮らしを豊かに、楽しくしてもらう為のイベントです。ちなみに今月は「ローフード料理教室とランチ」なるイベントですみれでリフォームさせて頂いた西村先生の教室で「ローフード」いわゆる“生きている食物=Living Food”を取り込み、健康で活き活きとしたライフスタイルを送るための方法が学んで頂けます。私も参加しますので、よかったらオッサンの皆さんもどうぞ。参加者絶賛募集中です!(笑)

すみれ暮らしの学校ローフード教室
すみれ暮らしの学校ローフード教室

想いを発信、伝える取り組み。

そんな地域密着の私たちの取り組みをご縁を頂いたお客様に伝える術がすみれオフィシャルHPとなっているのですが、もう一つアナログで直接お客様や取引業者様に届けているのが「すみれだより」なる隔月発行のニューズレターでして、イベント情報の他にもお役立ちミニ情報やすみれで施工させて頂いたお店のご紹介、あと私も熱心にコラムを書いています。今月はちと恥ずかしかったのですが、娘が大学生になるにあたって感じたこと、反省したこと、そしてこれからの糧にすべきことを書いてみました。私が「職人の社会的地位の向上を目指す」と、ミッションを掲げた元にある原体験なので、ここでもご紹介しておきたいと思います。以下に転載します。

すみれだより 2018年5月 サクラサクに思う人生の選択

桜から青葉へ

今年の春は心なしか例年に比べて寒暖の差が激しく、3月下旬に早くも夏の陽気になったかと思えば4月に入ってから急に冷え込んだりと体調管理に苦労された方も多かったと思います。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?そんな暑さ寒さを繰り返しながらも季節は時間と共に確実に移ろいます。例年よりも少し早めに咲いた桜も散り、季節は青葉が眩しい季節へと変わりつつあります。外に出るのが最高に気持ちのいいこの季節、私は今年も信州に安曇野センチュリーライドなる160kmを走破する自転車のレースに参戦する予定です。皆様にも是非外に出て一年で最高の季節を楽しんでいただければと思います。

サクラサク

今年のソメイヨシノは開花が例年より1週間ほど早く、関西では多くの学校の入学式まで待たずに桜の花が散ってしまいました。私は50歳を過ぎた今も、小中学校の入学式の思い出が満開の桜と共に強くイメージとなって記憶に残っておりまして、新しい学びの門戸を叩く今年の新入生達がが抱くワクワクした気持ちが満開の桜の映像と一緒に記憶に焼き付ける事にならなかったのがとても残念に思いました。そんなこの春、私事になりますが娘が大学に入学しました。私としては彼女が高校生の時から「もう既に選挙権も持っている大人になっているのだから、自分の進路もその為の行動も自分で選択して思う様にしなさい、勉強するのもしないのも、学校に通うのも社会に出て働くのも自由にしなさい。」と伝えていたので、この度の進学に大きな感慨があった訳ではありませんが、それでも(親らしいことは何もしてはおりませんが)親の責任の大まかな部分は果たせたのかとホッと胸を撫でおろしました。

娘とすみれは同級生

すみれは今年度で18期目を迎えており、実は娘の歳と同じです。私の様な小さな企業の経営者は事業と人生がほぼ同義語で、仕事とプライベートの切り分けはありません。娘をなんとか無事に大学に上げることが出来たのと同じ様に、大工職人から徒手空拳で起業してから20年近くなんとか事業を続けてこれたことに安堵しつつ、お客様やスタッフ、取引先の皆様のお陰でこの度、何とか最低限の親の責任を果たすことが出来たのだと感謝することしきりです。娘が誕生した18年前、私は個人事業主として大工職人として現場で働いておりました。正直言って、先の見通しなど全く持っておらず、いつ仕事が切れるか、いつ怪我や病気で働けなくなるのかわからない不安を抱えたまま、しかしその不安に目を瞑って目の前の仕事に精を出すしかなく、娘が誕生した時にこのまま職人を続けていて人並みに学校にやれるのかと随分と悩んだのを今も覚えています。

本を忘れて末を乱した18年間

それでも、一生懸命、真面目に仕事に打ち込んでいれば認めてくれる人、応援してくれる人が現れるもので、そんな方々のお陰で忙しくさせてもらい、何とか人並みの稼ぎができる様になって行きました。しかし、その暮らしがいつまで続くか分からない不安は払拭される事はなく、また、徐々に社員が増えてその家族の生活を守る責任も背負い出した事もあり、常に何かに追いかけられる様に仕事があるうちに出来るだけ稼ぐと、日祭日も、早朝も夜も関係なしに働き詰めの毎日となってしまいました。結果、娘との時間など全く取れず、娘が幼い頃からの遊びに行った写真には私の姿は殆ど見当たりません。娘が中学生になった頃、「周りの友達は皆、家族と旅行や遊園地に遊びに行くのにパパは何にもしてくれなかった」と言われた時に、家族を守ろうと必死で働いた筈が、全くの本末転倒になっていたことにやっと気づき、取り返すことが出来ない時間を悔いると共に、己の浅はかさ、未熟さを恨んだものです。

人生は選択の連続でありその結果。

そんな紆余曲折もあり確かに失ったものは大きいとも思いますが、この春、娘が何とか大学に入学して思うのは、私が欲しいもの全てを得るなど高望みだったと言うことで、自分の実力に応分の致し方なかった結果ではないかと思うのです。人生は選択の連続だと言いますが、娘が生まれる10年前の私の選択が、ガムシャラに働かねば家族を守れない状態を作ったのであり、娘が生まれた際に気づいて選択した結果(一緒に遊ぶ時間は取れませんでしたが)人並みに娘を学校に上げることが出来たとしか言いようがありません。娘に「何処にも連れて行ってもらってない」と言われ、本末転倒のバカな事をしたなと深く悔いましたが、悔いるべきは娘が生まれて来る10年前、20歳代に目先の事にしか気を配らず過ごしていた、その人生の選択になるのです。

今の自分は10年前の選択の結果

そんな当たり前の事を何故もっと早く気付かなかったのかと自分でも呆れてしまいますが、若気の至りとはきっとこんな事を指すのでしょう。(笑)
近年、私は社員への教育だけでなく、広く全国で職人等の現場実務者に向けて研修事業を行う様になりました。その中で、若者達に自分と同じ轍を踏むことがない様にと10年後、20年後を見据えて日々の習慣を積み重ね、生きたい人生、生きるべき人生を送る実力を身に付けて欲しいと言い続けています。たとえ一日では僅かな取り組みも10年あれば結構なことが出来る筈ですし、私も10年間ブログを書き続けた結果、職人向けの研修をして欲しいと業界団体から依頼を受ける様になり全国に研修事業を展開しています。当たり前に過ぎる話ではありますが、皆様もこれから未来を作る若い人達に10年後、後悔がない選択を「今」するべきだよと教えてあげて下さい。私の様な失敗をする人が一人でもいなくなれば嬉しい限りです。

今日のアタリマエ

  • 何かを手に入れたければ、手に入れられる実力を持つべき
  • 実力とは目標達成能力で、スポーツでも資格でも信頼でも一夜にして得られる事は決してない
  • 今すぐ手に入れたい、と思ってその通りになることなどない、準備をすべき。
  • 少しずつの取り組みであっても毎日続けて10年間継続が叶えば少々の事は達成できる。
  • 10年後、手に入れたいものがあるなら未来に正面から向き合いイメージを膨らませるべき
  • 10年後あるべき姿を鮮明にイメージ出来れば10年間の準備、努力を行う選択ができる。
  • やる、続ける、手に入れるという選択が人生を形作る。

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魚(有形)をもらうのではなく釣り方(無形)を教わる。

平成30年3月14日曇りのち雨

東北、東京巡業より帰神。

6月開講予定の仙台、7月からスタート予定の東京での職人起業塾6ヶ月コースの塾生募集を兼ねたオープンセミナーも昨日の東京で一区切り、春のロードはこれで一旦終了となります。後はセミナーの日程が合わなかった数社への研修内容の説明に上京する予定ですので、マーケティング理論を切り口にした実践型現場マネジメント研修にご興味がある方はご連絡をいただければと思います。

ゆっくりと確実に広がる現場マネジメント改革

この春の東北、東京方面のオープンセミナーでは随分とたくさんの方とご縁をいただき、マーケティング理論を現場実務者に理解してもらい、現場で経営者と同じ価値基準を持ち、同じ判断をできるようにすることで顧客からの信頼を勝ち取り、未来の売り上げを作ることを目指す現場マネジメント理論に多くの賛同を頂くことができました。職人起業塾はすでに全国で100名を超える卒業生が活躍しており、年を追うごとにそれが加速していき建築業界を根底から変えるムーブメントになりつつあるのを肌で感じることができました。皆様とのご縁と私たちの取り組みへのご理解に深く感謝申し上げます。

知りたいのは「その後」

昨日のセミナー終了後の懇親会では様々な話が飛び交う中、参加頂いた経営者の方々に特に興味を持っていただいたのはやはり「研修に参加したその後」についてでした。毎回卒塾生には講座終了にあたっての感想を書いてもらっており、また、社員を派遣してくださった経営者の方々にもできるだけ研修受講前後の変化についての感想をお伺いするようにしています。昨夜も(口頭ですが、)その中のいくつかをご紹介させていただくと、「なるほど!」と我々が提供している研修事業の価値を認めていただくことができたようです。以下にそんな卒塾生の声をまとめたブログをご紹介しておきます。

心を決めれば未来が見える。@塾生の生の声
目先の金の卵をとらぬ選択@東京職人起業塾
曇り空の人生に見えた一筋の光。@職人起業塾卒塾生の声

思っていたのと違うリスク。

私たち建築を生業とするものは、出来上がった商品を販売するのではなく、形のないものを図面に書き、模型にしたり3Dパースにしたりして完成形のイメージの共有を図りながらものづくりを進めていきます。しかし、いくら詳細な図面を書こうとも、模型を作ろうとも実物を体感してもらえるわけではなく、完全に理解してもらえる事はやはりないと言わざるを得ません。現在も出来上がった建物の厨房排水設備が思っていたものと違うとお客様にお叱りを受け、ご納得頂ける様にとお客様にご迷惑をお掛けしながら手直しの対応しているところですが、何年たってもこの手の話は完全になくなることがなく、ずっと頭を悩ませるところです。

自分への無形の投資。

建築の世界で図面や3Dパース、模型等で示しても「その後」の完全なイメージができないのに、研修事業となるとそれはさらに輪をかけて厳しくなるように思います。そもそも研修自体が無形のものですし、その研修を購入した後も形になって見えるものではありません。非常に価値が見えにくいあやふやな商品といっても過言ではないと思います。しかし、私自身がこれまで(今もですが、、)数多くのセミナーや研修を受講して、感じるのは無形の自分への投資ほど効果性の大きいものはないと言う事です。今の自分を形作っている者は10年前の自分自身の選択であり、選択のキッカケはやはり人生の先輩や先人からの教えです。そこで得た学びや気づきを取り入れて習慣として身につけたものだけが血となり肉となり、今の自分の力となっているように思います。

学びを続けてやっと人並み。

もちろん、セミナーや研修、もしくは書籍などに費用を使って全て後悔したことがないかと言うとそんなわけはなく、無駄なことをしたと思ったことも数多くあります。それでも、失ったものと手に入れたものを秤にかけると手に入れたもののほうが十二分に価値が大きく、失敗もその成果を得るための糧と思えばそんなに悪くなかったのではないかと納得している次第です。そもそもロクに学校にも通っておらず、何にも知らないまま経営者となった私の様な者が自分に対する何の投資もせずに厳しい世の中を渡っていく力を持てる訳などなく、目にはなかなか見えない、しかし絶対に必要な経営や事業への知見を得る学びに時間と費用をかけずに上手く誤魔化しながら世間を渡って行くなど到底無理なのは火を見るよりも明らかで、若い頃に学ばなかった分、幾つになっても学び続けなければならないのだと思っています。そんなこんなで今年もXデザイン学校(大阪分校)の研究生として学ばせてもらうことになっています。

概念に価値はない、しかし実践すれば知恵になる。

私が様々な研修やセミナーに参加して得ようとするもの、また自分自身が研修事業を行なって伝えようとするのは小手先のテクニックやノウハウではありません。釣りに例えると釣れない時に魚をもらうのではなく、釣り方を教わることで繰り返し魚を手にいれることが出来る様に、応用が利いて自分自身の力になる考え方や概念を学ぶ、もしくは伝える様にしています。そして、常日頃から言い続けているのは概念を知ったところで何の意味も価値も無いと言うこと。昨日の東京でのオープンセミナーでも最後に申し上げましたが、「概念を実践で裏打ちしてこそ知恵になり哲学となる」と言う出光佐三氏の言葉通り、学んだ考え方を実践に生かして検証してこそ、無形の自己投資が効果を発揮すると思いっています。そんな自分自身もまだまだ道半ばではありますが、学ぶ事と教える事をセットと考え、全国に広がる職人起業塾に賛同を頂いた仲間と共に内面的な成長、事業の質を上げる取り組みを続けて行きたいと思っています。この度の東北、関東巡業でご縁を頂いた方々をはじめとする全国の皆様、宜しくお願い致します。

今日のアタリマエ

  • 実体がないものを売るのは非常に難しい。
  • 購入してもらうには購入後の「その後」の体験を示すべき。
  • 建築はもとより、研修は特に得られるものがわかりにくい。
  • しかし、自分自身に対する無形の投資ほど効果を発揮するものはない。
  • 無形(概念)を学び有形(実践)に結びつける事で知恵が身につき、成果に結びつく。
  • 生涯学習、学び続ける姿勢こそが陳腐化、現状維持と言う緩やかな衰退を防ぐ。

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