緊急問題!

「お店の開店時間が過ぎてるのに、エアコンがぁぁあ」
と、携帯電話の向こうで悲痛な声で電話をしてきたのは、
事務所から歩いて5分、自転車で1分の焼き鳥屋の若。
窓の外を見るととっぷりと日が暮れて、まさに夕食時(世間ではです。)
今年の夏はエアコンの故障が例年にも増して本当に多かったです。
と、真夏日が未だ続いているので、過去形には出来なかったみたいで・・・。
「まあ、あわてずに、」
と、いつもの調子で応急処置、動作確認を口頭で伝えてみます。
故障の原因で多いのは、埃、油などがフィルター等に溜まって、
目詰まり→初期動作で負荷がかかる→ブレーカーが落ちる。か、
目詰まり→外気の循環が悪くなる→ショートサーキットを起こしてサーモカット。
が殆どで、他は、ガス漏れとか純粋に機械の故障とかたまに老衰。など。
私の説明を最後まで聞いたのか?ぐらいで電話を切った彼は
まっすぐにブレーカーに走って行った筈。。
5分経ったか?ぐらいで、再度のラブコール。
「もうだめです!おきゃくさんがぁぁあ」とまた悲痛。
一分後に到着、(自転車ですから。)やっぱり思ったとおり!
電灯のブレーカーと、動力のブレーカーが分かりにくかった様でした。
何とかお客様が来店するまでに冷風が吹き出しました。
「めでたしめでたしじゃなくて、日頃の心がけで、こんなトラブルは
無くす様に、出来る筈でしょう?」
と、小言のひとつも言って、(一応、お客様なのですが、・・・)
自転車なんすか?と笑われながら?帰ってきました。

冷たいビール、枝豆、焼き鳥、クーラーが効いた部屋で頂くのもいいものです。
仕事が終わったら、点検がてら言ってみよかな。
ちなみに、先日のテレビの番組でエアコンの容量設定自体が、気温40℃までの設定で、
製造されていて、これ以上温暖化が進み、気温が高くなると、町中のエアコンが
一斉に効かなくなる可能性があるとか言ってました。(古いエアコンは間違いないでしょう)
京都議定書もCO2削減もだんだんと身近な問題になってきました。
地球コンシャス!(このラジオコマーシャルが好きです。)
個人レベルで出来ることを、意識づけて、習慣づけていかないと!