思考の現実化と不都合な3つの真実。

1月12日晴れ

3連休明けの火曜日

朝からドタバタと忙しい一日になりました。朝一番は、年末に鉄骨造で事務所の建て替え工事のお声掛けをいただき、コスト面や、断熱性能、環境への負荷等を鑑みて木造建築でご提案をしてご採用いただいた案件の打ち合わせ。
すっきりとプランが固まり、良い打ち合わせとなりました。
F社長、理解ある対応を有り難うございました。

 

 

今年一発目のコーチングセッションにて、

急いで帰社した後は、今年初めてのビジネスコーチによるセッションでした。
毎年恒例、年の初めのセッションは今年1年の計画と長期的な目標について、後はそのためにクリアすべき問題点についての話をします。
年末年始に事業計画書を更新したこともあり、すらすらとスムーズなやりとりで、足元の問題についても10年来毎月コーチとのセッションを重ねているだけに、今更目新しいものもなく、後は計画を粛々と実行に移すのみ。と気持ちの良いセッションとなりました。(笑)

今日コーチにコミットした具体的な数値目標は、実は6、7年前にいつかそんな風になったらいいなぁと漠然と願望として語っていたものです。

その当時は、今のような売り上げの基盤もまだ確立しておらず、毎日必死に走りまわりながらも、どのようにしたらいいかもさっぱりとわからないまま、ただ、経営者として、安定した経営への指標は絶対に達成しなければならないと感じていたように思います。
ただひたすら、星に導かれるように目的を明確にして問題解決を重ね続けてきたことが、今になって当時は夢の又夢だったような目標に対して具体的なイメージができあがるようになりました。

 

1.思考しただけでは現実化しないという不都合な真実。

「思考は現実化する」とはナポレオンヒルの言葉。成功哲学として有名ですが、私は思考したことが全て現実になるなんてとてもじゃないけどありえないと思っています。
むしろ、10年続く企業が3%しかないと言われる今の時代、誰しも夢や希望を持って起業するのでしょうが、願望だけでは成功しないのが当たり前、と言うのが厳しく悲しい事実です。
社員を始め、私塾に集って下さる塾生さんや研修事業の受講生には、まず目的をしっかりと持って目標を明確にして行動すれば必ず達成できる。とよく話すのですが、思えば叶うほど世の中は甘くないし、そんなことなら10年企業の生存率は3%みたいな事にはならない、ふつーにやってたらふつーに潰れるぜ。とよく話します。

 

2.もう1つの冷厳で不都合な真実。

こうなりたい!と思ったことを叶えるには不断の努力を重ねたものだけが辿り着ける。ということもセットで話すようにしていますが、それには『不断』の努力を何年にも渡って継続して続けられる固い意志が必要です。そして、行動を起こさなければ何も始まらない、いくら学んだところで時間の無駄、という事も伝えるのですが、しかし、残念な事に、今日行動に移したからと言って、明日何かが大きく変わる事はありません。今日と明日は対して変わらないという不都合な真実の前に、遠い遥かな目標に対する、今の努力を中断してしまう人の如何に多い事か。
思いつき、行き渡りばったりで行動した位で何一つ叶わないという厄介な事実を乗り越えて、遠く遥かな人生の目的を目指して日々の精進を積み重ねる事が出来るものだけが思考を現実に出来るのですが・・・、

 

3.固い意志なんか、持ってねーよ。(涙)

最期にもう1つ。残念ながら、(私をはじめ、)鉄の様な固い意志を持っている人なんか、100人に一人もいないという事実があります。
自分自身の力で決めた事を守り通す、しかもあまり成果が見えなくても継続し続ける事が出来る人って、本当に少ないし、身の回りを見渡しても、いや、今まで生きて来た人生で出会った人全てを思い起こしても、完璧や!と思える様な人はゴクゴク僅かな本当に特別な人です。
そんな強い意志を持った人なんかそうそういないのが(認めるのは悲しいですが、)頑然たる真実です。
私はとうの昔に、自分がそんな特別な存在で自分自身の力で決めた事をやり通し、人生を切り開いて成功出来る、なんて人間ではないと自覚しましたし諦めました。

 

でも!助けてもらえればなんとかなる。

今日のコーチングセッションで、数年前に夢見ていたような目標を実際に手が届くところまで来たと実感出来たのは、私の中である意味、『思考が現実化した』出来事です。
それが出来たのは、言うまでもなく自分自身の力でも意志の強さでも無く、人の助けを得たからに他なりません。
共に頑張って来てくれたスタッフ、長年変わらぬお付き合いをしてくれる協力業者さん、そしてお客様のお陰なのは自明の理ですが、その中でも大きかったのはビジネスコーチに毎月欠かさず、コーチングを受け続けて来たからだと思っています。

目指すべき星を確認しながら、足元の問題に真摯に向き合い、1つずつ潰す事を繰り返して来れたのはコーチのサポート無くしてはあり得なかったと思います。
そんな自分自身の体験を鑑みて、出来るだけ多くの人と定期的、継続した交流の場を持つ事で、その人達の『思考の現実化』のお手伝いをしたいと思っています。

そして、本当に強い人は負けない人ではなく、何度負けても、何度くじけても立ち上がって再びチャレンジが出来る人。(と、ゼロワンの大谷選手が言ってました。)

ふじもっさん、復活楽しみにしています。
今年一年、気張っていきましょう!

厄介なのは何も知らない事ではない。 実際は知らないのに知っていると思い込んでいることだ。

マークトウェインはかつてこういました。
「厄介なのは何も知らない事ではない。実際は知らないのに知っていると思い込んでいることだ。」

  

3連休の最終日

午前中は休みをとって海岸線を15キロラン。来月の北九州マラソン出場に向けて少しずつランニングの距離を伸ばしています。

夏の間、ランニングの代わりにサイクリングに切り替えてみたら、あっという間に走る体力が落ちていることに最近やっと気づき、改めて決めたことをコツコツと積み重ねることの重要性を体感している次第です。(苦笑)

昼からは出社して、飲食事業部のミーティングと月に2回の工程会議。2本のミーティングを済ましてから夕方はお客様先へ店舗改装の打ち合わせに出かけたりとあまり休日を感じることのない1日となりました。

 

今日は成人の日。

SNSを覗いてみると、晴れ着を着た娘さんと一緒に満面の笑みで写真におさまるお父さんの投稿が数多く見られ、幸せな気分をおすそ分けしていただきました。

これからの日本の未来を背負って立つ新成人には、自分たちが社会を作っていくんだと言う自覚と意気込みを持って主体性を発揮して人生に取り組んでもらいたいと思います。

ブロガーとしての講演依頼。

そんなドタバタとした合間を縫って片付けたのは、再来週に迫った建築会社の団体、FPの会なる団体の経営者向けにお話をさせていただく講演で使うパワーポイントデータです。
いつも、自社で実践してきたマーケティング理論を切り口に話をさせていただくのですが、今回は工務店ランキングナンバーワンブロガーとしてブログに特化した講演してもらいたい、との依頼をいただきました。
このブログの更新を始めた9年前と違って、今はブログもすっかり一般化して工務店やリフォーム会社でブログに取り組んでない会社の方が少ない位になりました。しかしその効果を実感できていない方も多いようで、やり始めてはみたけれど、こんなことを続けている意味があるのか?と悩まれている経営者やスタッフの方は少なくないとよく耳にします。
そんな中、今更ブログのビジネス活用の話をするのも聞くのも何となく気が進まないのが正直なところですが、すみれでは自社のマーケティングの構築にあたりブログの更新は非常に重要な位置づけとなっています。

 

すみれのブログへの取り組み。

私だけでなく、毎日更新の設計スタッフブログや、

すみれ日記

メンテナンスブログ、

すみれメンテナンスブログ

工事の施工内容が分かるブログ、

sumire works 工事日誌

今年からリニューアルした工務部によるこれも毎日更新の工事ブログ、

すみれ施工ブログ

おまけに歴史マニアの和田さんの歴史ブログ、

歴史浪漫

などなど、毎日ホームページ上でたくさんのブログの更新を行っています。

 

時代はインバウンド

「思考は現実化する」とナポレオンヒルはいいましたが、理想とする現実を手に入れるにはまず思考、理論構築をする必要があるという意味でもあると思っています。
ブログが効果を発揮するとかしないとかよりもまず初めに、何のために、誰に対して、どのようなことを書くのかということを整理しなければならないと思っていて、そのためには、インバウンドマーケティングの全体像をしっかりと把握して、自分たちが必要なこと、取り組んでいくことにしっかりとフォーカスするべきです。

ちなみに、インバウンドマーケティングとは、スティーブン・コヴィー博士が推奨した、インサイドアウトの考え方に沿った、自ら内面を磨き価値のある情報発信することで、顧客に見つけてもらうことによって信頼関係を構築しビジネスに繋げようと言う考え方です。インバウンドマーケティングの理論から見るとブログの使い方、その硬化性は非常に多岐に渡ります。1つだけを目的にする必要もなく、広い範囲でその効果を求められるものです。

インバウンド・マーケティングのマインドマップ
インバウンド・マーケティングのマインドマップ

自省録としてのブログ

ただ、8年半の長きにわたりほぼ毎日のようにブログを更新し続けた私の感想としては、「ブログは自省録となる」という一面が自分自身の成長を促す意味で最も大きな役割を果たしてきたように思います。

「自らを省みるしか成長は無い。」
とはメンターとして慕っていた先輩経営者が遺してくれた言葉です。

尊敬してやまない田坂広志先生もその著書の中で言葉は違いますが同じようなことを繰り返し書かれていて、自省録を書き綴ることを強く推奨されておりました。

毎日ブログを更新することで、1日の行動や思考を振り返り反省するべき点を反省し、改善することをコミットし続けることで自分自身の内面をずいぶんと鍛えられたような気がします。

 

厄介なのは何も知らない事ではない。  実際は知らないのに知っていると思い込んでいることだ。

身に余る重責をいただいたこのたびのFPの会の研修会での基調講演では、ブログをインバウンドマーケティングの要と位置づけて、その全体像と理論構築の整理をして、受講者が取り組まれているブログをコンテンツマーケティングのレベルに引き上げるお手伝いをできればと思っています。

マークトゥエインが言っていた厄介な事が少しでも解決れば幸いです。(笑)

FPの会の皆様、一生懸命務めさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

餅つき、書き初め、温故知新。

1月9日 今日も晴天。

朝の間は放射冷却の影響か、キラキラの朝日にひんやりとした空気感で清々しい気分で愛犬チャックとのお散歩が出来ました。

毎年、餅つき大会を続ける理由。

お出掛け日和でよかった。
というのも今日と明日は毎年恒例の新春餅つき&書き初め大会をTOTO西神ショールームで開催しているからです。創業時から毎年、綿綿と続けている餅つき大会はスタッフをはじめ、お付き合い頂いている皆さんの一年間の無病息災を願う事を目的としておりますが、もう1つ大事にしている事は、日本の年末年始の風情を遺したい、子供達に伝えたいと言う想いです。

私たちが子供の頃は、年末になると近所の自治会のおっさん達が集まって餅つきをする光景をどこでも見れる事が出来ました。モチロン、今でも行なわれている地域や街は有りますが、ニュータウンと言われる新興住宅地の開発が活発になり、段々とそのような近所付き合いが希薄になると共に杵と臼でぺったんぺったんと餅つきする事も少なくなった様に思います。
そして、その流れは今後加速度的に進んでいくと思うのです。

私自身、社会に出てからは滅多にそんな機会に遭遇しなかった事もあり、(子供の頃の楽しかった思い出を引きずっている訳では有りませんが、)子供達に餅つきのやり方を知っておいてもらいたい、日本に昔から引き継がれて来た庶民の文化を守りたいという想いで、創業時以来、社員とその家族、子供達に集まってもらい餅つきをしてきました。

当初は年末に倉庫の片付けをしながら餅を搗いておりましたが、10年程前からお付き合い頂いているお客様や近所の子供達も一緒に参加してもらう様になり、近年はTOTOのショールームをお借りして会社としてのイベントとして開催を続けています。

  
 

書き初め大会も同時開催!

年始の風情を楽しむイベントという事で、(第二、第四水曜日、19時からすみれ3階セミナールームで開催している)すみれ書道教室の大山真理先生にお越し頂いて、ご指南を受けながら書き初めも出来るブースも準備しております。

年頭に心を落ち着かせ、今年一年に対する所感を筆で半紙に認めてみる。これも、昔からこの国に伝わる非常に良い風習だと思っています。小学校に通っていれば書き初めはするのかも知れませんが、書道とすっかり縁が無くなってしまった大人も子供と一緒に一年に一度くらい筆を持ってみるのは悪く無いと思いますし、PCの普及で字を書く機会が少なくなった今こそ、『字を書く事』を見直すべきだとも思っています。日本の文化には無くてはならないものの筈ですし。

  
 

今こそ、温故知新。

今年の新年はのっけから大きなニュースが立て続けに有りました。
イランとサウジアラビアの国交断絶、中国、日本、そして世界の同時株価全面安、北朝鮮の水爆実験、ウクライナ軍によるクラスター爆弾の使用、着々と進み始めたTPPの批准、そして来年に迫る消費税増税と世界情勢も国内も非常に先行きの見えにくい不安定な時代に突入している様に感じます。

そんな中、私たちに出来る事は大それた事ではなく、コツコツと『今』を真摯に真面目に生き切る事しか無い訳ですが、人は誰しも先が見えないとき程、目先、足元にばかりに気を囚われてしまいがち。
しかし、多くの人が、『今だけ、金だけ、自分だけ』の思考に陥ってしまうと、この国の未来は無くなってしまいます。
こんなときだからこそ、世界で最も古く、長い歴史を誇る日本と言う国が今まで脈々と守り受け継いで来た伝統、文化、風習、そして考え方に目を向けて新しい時代に対応するべきだと思います。
そしてそれを次世代を担う若者達、子供達に伝えるのが私たちの最も重要な務めでもあると思っています。
餅つきや書き初めがそれに直結するとは言いませんが、そんな風情を大事にして子供達に伝える事を続けるのは決して無駄な事ではないと思うのです。

そんなこんなで、明日も10時からイベント開催しております。
私もすみれスタッフと共にご来場をお待ちしておりますので、えべっさんへのお参りの行き帰りにでも新春風情を楽しみに立ち寄って頂ければ幸いです。

  

行動×行動=さらなる行動(笑)

1月8日曇り時々晴れ
今日は朝の朝礼と掃除を終えた後妻と連れ立って  神戸からたった1時間半で行ける自然豊かな里山、丹波へと向かいました。

 

 

ひょんなお誘いを受けての訪丹。

去年最期の『職人起業塾』を終えた後の忘年会での塾生さん同士の話の流れから、電磁波測定士仲間でもある自然栽培の食材を使った体験型レストランであり、田舎暮らし&起業のプロデュースや食の安全、健康的な暮らし全般に渡る幅広い取り組みと、精力的な情報発信をされている『三心五観』さんに訪問しよう!と成った様で、何かと関わりを持たして頂いている私も当然の様に参加メンバーに入れられておりました。(笑)
職人起業塾の課外授業の様な位置付けといったところでしょうか。

 

丹波に行った3つの理由。

今回の三心五観さんへの訪問の目的は主に3つ。
そして、(いつもですが、)思わぬ収穫をして帰る事が出来て、大満足の訪丹となりました。

訪問の目的その1

以前からオーナーの藤本さんのメルマガを読んでいて、非常に興味が有った波動セラピーの体験。
そもそも波動好きという事もあり、その波動セラピーをいつか受けてみたいと以前から思っておりました。
波動と聞いて、スピリチュアル系とか、怪しげ、とか思われる方もおられるかも知れませんが、物質には全て固有の周波数が有るのはゴクゴク当たり前のことで、それを否定される方はおられないと思います。その物体固有の周波数(=身体の中の全てのパーツにも固有の周波数が有る)を測定して、本来有るべき数値との差異を計測する事によって身体の調子を計ったり、また波動(高周波)をその部位に送る事によって調子を整えると言うセラピーです。

医師が診療に使われているという話も以前から聞き及んでおりましたし、人間ドックよりもずっとよく体調を調べる事が出来るとの噂も聞いていましたが、実際に受けてみるとこれが思っていたよりスゴい事に!私の身体の中の弱点を明確に表してくれました。

ま、全て自覚していた部分ばかりだったので、衝撃を受ける様な事は有りませんでしたが、改めて自分の弱点を直視して、改善する決意を固める事が出来ました。

波動セラピー中
波動セラピー中

訪問の目的2

毎月開催しているすみれのお客様向けに暮らしを楽しんで頂く為の取り組み、『すみれ暮らしの学校』は私たちの仕事は住むハコを作るのではなく、住み始めてからの暮らしを心地よく、楽しいものにしてもらうコト、という考え方を元にお付き合い頂いてたお客様に様々な暮らしの提案をするもので、その新しいコンテンツとして三心五観の藤本オーナーにも御協力頂いて、今年は天然麹の味噌づくりにチャレンジする事になっておりまして、その御相談。
実際に手作りした味噌で作ったみそ汁を食べさせて頂き、その美味しさを実感、非常にいいワークショップになりそうです。来月は毎年恒例となった自主上映会の開催が決まっていますので、味噌づくりワークショップは3月頃になる予定です。乞うご期待!です。

 

訪問の目的3

楽しみにしていたメインは無農薬、自然栽培の野菜をふんだんに使ったランチ!
新鮮な丹波の鹿肉のタタキ付き、しかも、オプションとして念願の鹿肉ラーメン付き!を頂きました。
野生の丹波の鹿の骨だけでとった出汁は野趣溢れる味でまさにシビエラーメン!
初体験の味、最高でした。画像はまた、ラーメン紀行でご紹介します。(笑)
ちなみに、オーナーの藤本さんは六甲道にある神戸の無化調ラーメンの草分け、しゅはりの元オーナー店主でして、後進の方に店を譲って丹波に移住した経歴の持ち主でして、これだけでも丹波まで行く価値あり有りです。

 

 

お誘いに感謝します!

そんなこんなで、非常に充実した今回の丹波行、以前からいってみたいと思いつつ、なかなか行動に移せなかったのが不思議に思える自然な流れで行く事が出来たし、目的は思った通りの成果、いや、それ以上の収穫を頂けました。
目から鱗の波動セラピーとおいしい食事をお用意頂いた三心五観の藤本さん、そしてお誘い頂いた電磁波測定の師匠でもある日本で唯一人、いや、ひょっとしたら世界で唯一かもしれない専業電磁波測定士の青山さん、新米電磁波測定士になられたナチュラルライフオーガナイザーの秋田さんご夫妻にもいいきっかけを頂いた御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
皆さんのお陰で、今回も自分自身の『在り方』を見直す機会を頂けました。

 

弱点の克服も決定。

あ、おまけは今年の年頭に密かに心に決めていた事、私が自分の身体の中の唯一の弱点を今年こそ克服すると言う想いが、セラピーの結果を踏まえて藤本さんに医師をご紹介頂き、具体的な予定となり、早速来週から通院する事になりました。一年以上悩み、行動に移せなかったのが嘘の様です。(笑)

行動は行動を生み、次の行動に誘われる。面白いスパイラルの中に入れている様な気がします。

ご縁に心から感謝します!

心謝。

(逆説)ノリと勢いが未来を開く!

1月7日 晴れ
今朝もいい天気だったので、今年はじめての朝礼の後はテラスの水洗いからスタート。
気分サッパリ、です。(笑)

気負いがちの年頭。

仕事始めから3日目ともなれば、お屠蘇気分もすっかり冷めて、いつもの日常にすっかり戻りました。
いつもと少し違うのは、新しい期がスタートしたところという事で、気合いが入っている、というか力んでしまっているところでしょうか。(笑)
スタッフに対してこれまでまーまー、と大目にみて穏やかな口調で言ってた事も、つい、厳しい口調で指摘をしてしまいます。
ま、愛ゆえの苦言ということで(たぶん)喜んでくれていると思いますが。。。

新年に合わせてリニューアル。

新しい年が始まって、今こそ気分を新たにする季節という事で、今日は新しい契約を結びました。
それは社屋の前に設置している飲料水の自動販売機を新しいものに変えて、供給してもらうベンダーさんも違う会社に一新するというものです。
今までお世話になっていたベンダーさんには一切なんの文句も無いのですが、どうしても取引をしたいと思う先と良いご縁を頂けたので、長い間お世話になって来た取引を終わらすのも少し気が引ける部分も有りますが、思い切って乗り換えを決めました。
きっかけはいたってひょんな事。
昨年末に新築工事中のクライアントと打ち合せの日程について話をしていたところ、私が提示した日が都合が悪い、と言われました。その理由を食いついて聞き込んだ訳では有りませんが、その日は共通の知り合いである経営者さんの『経営方針発表会』に参加するとのことで、それなら私も是非行ってみたい!とここは食いついてしまいました。(笑)
突然の参加依頼にご配慮頂いて、後日そのお会社から正式に招待状頂き、私にとっては初めて、他社さんの経営計画発表会に参加させて頂きました。
その時の模様はこちら、

理念の力

上記のブログにもかいておりますが、その経営計画発表会は非常に素晴らしい内容で、事業の目的=理念の体現とその会社で働く皆さんの日々の業務、そしてそれぞれの暮らしと将来がリンクして、社長を筆頭に社業に邁進する事が自ら、ステークホルダー、そして地域社会の幸せに繋がっていくという事を実感させてもらえるものでした。
このような想いを持って事業に取り組まれている会社と是非取引をしたい、と心を打たれて、たまたま新入社員で未だ契約を取れていないという社員さんを見つけたので、(照れ隠しでは有りませんが、)彼の初めての契約先に成らせて下さい、と取引先に成る立候補してその会場を後にしました。

ノリと勢いから広がった4つの良い波紋

そんな流れで今日の取引開始に至った訳ですが、今回の事でおまけ?というにはもったいないくらいの良い事がいくつもくっついてきました。ノリと勢いで無理やりクライアントの社長にくっついて行った行動が波紋の様に広がって、新年早々良い事がたくさん起こったのです。(笑)
1つ目、私が指定した売れない新人営業マンが新年に送ってくれた便りに、(社長のコネの温情契約だけでは)男として情けないと一念発起して年末に自力で新規の契約を取ったと報告をしてくれた事。私の軽い?ノリが彼のモチベーションを燃やす事に繋がったのは嬉しい限りです。
2つ目、今回お取り引きをお願いしたベンダーさんは『ご縁を繋げるプロジェクト』に取り組んでおられて、私たちのビジネスに直結する手伝いをして下さると言う申し出を頂けた事。今年は特にリフォーム事業に力を入れると社内での計画もあり、賃貸マンションへの付加価値リノベーションを提案出来る先のご紹介をお願いしてみたところ、(当たり前ですが)マンションのオーナーさんのクライアントを多く抱えておられるとのことで、快諾を頂けました。
3つ目、プライベートではなにかありますか?と聞かれ、自転車をにいつも一人で乗ってて寂しい、と行ってみたところ、なんと、(担当の新人営業マンがインフルエンザにかかり、)代理で来られていた上司の方はロードバイク乗り、いきなり練習会にお誘い頂けました!何でも口にして言ってみるものです。(笑)
4つ目、自動販売機のリニューアルのついでに、自販機で上がる収益の一部をあしなが育英会に寄付する取り組みが有りますよね、出来ればそんな取り組みに参加したい、と希望を申し上げたところ、まさにそれに積極的に参画しているとの事で、私たちが送る寄付金の同額をベンダーさんとメーカーさんが付加して3倍の額に増やして送ってくれるとの申し出を頂けました。
毎年、年末に行なっている施設の子供達への助け合い運動だけでなく、継続的に子供達への支援が出来る様になったのは嬉しい限り。思わぬところで想いをカタチにする事が出来る様になりました。

1つだけ、残念なこと。

そんなこんなで、新春早々嬉しい事がポンポンとやって来て今年ものっけからいい年や、とすっかりご満悦です。
残念なのは、年末から一生懸命に営業をかけてくれた売れない新人営業マンがインフルエンザで自宅に籠らなくては成らなくなり、今日のめでたい席に来れなかったことくらい。(笑)ま、年末の勢いをかって今年一年自力で結果を出してくれる様に祈っておきたいと思います。
平山君、頑張ってねー。(笑)

直感を鍛えてこそのノリと勢い。

私としては、逆説という考え方があまり好きではなくて、原理原則や王道といった当たり前系の理論が好みです。
実際、ノリと勢いが人生を好転させるとは全く思っていなくて、地道な努力の積み重ねこそが何より重要だと考えています。
ですが、世の中はすべからず、表裏一体。表面的にはノリと勢いが大事に見える事も多く有りますし、何より、直感こそが本質を見抜く事が多い事を鑑みると、ここか!と思った時は勢いに任せて乗ってみるのも大事かな、なんて思ってしまいました。
それも、日々直感を磨く努力を怠らない事、鍛錬を続けてこそだと思っています。
直感とセットでこその、ノリと勢い、これからも大事にして行きたいと思います。(笑)

俺たちのがちょうってなんだ?

1月5日曇りのち雨

2016年仕事始め
  

    今日がすみれでは仕事始め。
    朝から会社のセミナールームに社員全員が集合して昨年1年間の業績の振り返りと、今年の経営方針の説明、共有を行いました。


    まずは2015年の振り返り、そして感謝。

    昨年の業績はまずまず目標設定通り、毎年の事ですが、別段大きく売り上げを伸ばすわけではなく、同じ規模の売り上げをキープしながら無理無駄を削減して適正なコスト圧縮で利益を最大化していくという目標は中期計画の伸び率通り達成することができました。

    それもこれもご贔屓にしてくださるお客様のお陰様、お客様と工事に携わってくれる協力業者様、取引先に感謝しながら、さらなる進化、変容を今季目指そうと昨年のデータを示しながら話しました。


    2016年経営方針はやっぱりがちょうを育てること。

    去年に引き続き、経営方針説明の冒頭に皆に問いかけるのは、イソップ物語の寓話から、金の卵を産むがちょうの話。

    我々にとって重要なのは金の卵ではなく、あくまでも金の卵を産むがちょうであるという話です。
    日常の業務において、規模の大小はあるにしても、銀の卵とがちょうのどちらを選択するかという選択肢は常に存在しています。

    意識しなければ、そんな事を考える事はあまりないかもしれませんが、1年間の冒頭に皆で常にそこに意識をおくことを繰り返し訴え続けるようにしています。

    金の卵とは目先の利益。

    がちょうは目先の利益ではないかもしれないが将来において利益をもたらしてくれる存在。

    目先の利益を捨ててでも、お客様や取引先、協力業者さんとの信頼関係をがっちりと守ればいつかきっとそこから利益をもたらしてくれるようになるという考え方です。


    経営者感覚を全員が共有する意味。

    経営者にとっては当たり前の選択となる、がちょうを大切にするという意識は、目先の利益を捨てられる決裁権を持つ者のみができる選択であり、なかなか一般のスタッフにとってはそれを自分1人で判断するのは難しかったりします。

    もちろん、利益を残すことは重要です。利益を生まない事業はすぐに破綻してしまいますし、存続できなければ未来の売り上げも利益も何の意味もなくなるわけですから利益確保の意識とともにそのバランス感覚をなくしてしまうと全て成り立たなくなってしまいます。

    それでも、基本的な判断基準をおくべきは、われわれは目先の金儲けのために仕事をしているのではなく、建築と言う仕事を通して関わる全ての人からの信頼を築きあげ、「これからもずっとあなたの会社にお願いするわ」と言われるようになること。


    信頼はそんなに簡単に手に入らない。

    そして、信頼とはどのようにして築きあげるべきなのかを毎年繰り返し説明するようにしています。

    まず誠実であること、意図をしっかりと思っている事、そしてお客様の要望に応えられる実力を兼ね備えており、結果を出せること。その全てを兼ね備えて初めて信頼は得られるのだと。


    我々にとっての『がちょう』ってなんだ?

    我々が大事に育てるべき「がちょう」とはお客様であり、取引先であり、協力業者さんであり、そしてスタッフ全員である。

    そのことをまずは年頭にあたって頭にたたきこんでから業務に取りかかってほしいと熱く語っておきました。

    何といっても『企業は人なり』全員が目先のことに囚われず、本質に目を向けて誠実な判断できるようになることが我々が社会に必要だと認められる企業になる為には最も重要であり、それができて初めて信頼を積み重ね、未来を作っていけるのです。みんな、頼んまっせ!


    2016年もよろしくお願い申し上げます。

    とにかく、今年も1年、すみれスタッフ一同、一致団結して誠心誠意、納得、安心していただける物づくりに励んでまいります。

    皆皆様よろしくお願いいたします。

      

    不都合かつ冷厳な人生の事実に目を向ける。

    1月4日 快晴

    昨日に引き続きポカポカと暖かな小春日和。
    お正月休みの最終日は、いつもの同級生3人と少し先輩の仲良し同業経営者4人組のメンバーで打ち初めにABCゴルフ倶楽部へ。

    ABCゴルフ倶楽部
    ABCゴルフ倶楽部

     五十歳を実感。。

    一昨日の(走り初め)12キロラン、昨日の(チャリンコ初め)65キロサイクリングに続き3日連続でアクティブに体を動かすお正月になりました。
    ただ、どうも2日間の運動のダメージが溜まってきているようで、いつも通りにカートに乗らずに歩いてラウンドすると最後はバテ気味、体のメンテナンスをしっかりしないといけないなー、と反省しきりです。

    オッサン4人でラウンドをしていてミスショットが出ると、  もう数え年で50歳、若くないんやしバテてくるよね、言う話が何度も出ました。情けないですが。(苦笑)

    ABCゴルフ倶楽部
    ABCゴルフ倶楽部

    本来、人生最後の一年。

    九州の経営者仲間の中村社長も同い年ということで年頭のFacebookに40代ラストイヤー!と言う書き込みをされていました。

    それを見てはっと気付いたのですが、そもそも私、寿命が50歳で終わるはずでした。
    40代ラストイヤーどころか、人生最期の一年になるはずやったんや、と。
    若い時に肝臓をつぶして医師に長生きはできないと勧告されていたせいもありますが、若い頃、織田信長に心酔していた影響も有り、ずいぶん生き急いでいたようで、40歳の誕生日を過ぎた後、若かりし頃付き合っていた彼女が(私が)「40歳で死ぬと言ってたけど、どうなったかと思って、」とネットで私のことを探してくれて、「生きてたのね、」とこのブログにコメントをくれたこともあったぐらいですから、その当時は50歳を超えて生き延びるとは微塵にも考えていなかった様に思います。

    40半ばを越えてから最後のあがきだと運動を始めて、医師が絶対に治らないと言っていた肝臓が奇跡的に良くなってからそんなことはすっかり忘れちゃっておりましたが、本来なら今年が人生最後の歳です。といっても、何が起こるかわからないのが人生、来年まで必ず生きる保証はどこにもありませんが。。

     

    スティーブ・ジョブズの死生観

    スティーブ・ジョブズが伝説のスピーチと言われるスタンフォード大学で学生に語りかけた言葉の中に、毎日、鏡を見て今日、死んでも後悔をしないか?と自分に問い続けたというくだりが有りました。
    生前、禅に傾倒していたとも言われる彼は一日いちにちを精一杯生き切ることを自らに課すことによって素晴らしい製品を生み出すイノベーションを起すことが出来たと、所謂、死生観を持つことの重要さを説いています。

     

    一年の計を立てるにあたり、考えるべきこと。

    奇しくも明日は今年の仕事始め、毎朝目を覚まして鏡を見て、その問いを続ける習慣を持つのはそんなに簡単に出来ることではないかも知れませんが、この一年の始まりにあたり、一年単位で今年一年で人生が終わるかも知れ無いと考えて、計画すること、行動することを考えるのはは日々の習慣を持つのに比べればそんなに難しくない様にも思えます。

    本当は今年で最期となったかもしれないこの命。
    今年はその使い道を真摯に考え、年末に「死んでもいい」と思える様に一年と言う時間を使ってみたいと思います。

     

    とうとう、織田信長と同い年。

    子供の頃から歴史小説を読んでは心酔していた日本の英雄中の英雄、織田信長が好んで舞った幸若舞の『敦盛』の一節に有った『人生五十年』は本当は人の寿命を指しているものではないらしいですが、私としては長い間信長が人生を五十年と決めて生き急ぎ、天下統一、天下布武というミッションを成したと思い込んでいました。
    その敦盛の一節、

    敦盛

    思へばこの世は常の住み家にあらず。
    草葉に置く白露、水に宿る月よりなほあやし。
    きんこくに花を詠じ、栄花は先つて無常の風に誘はるる。
    南楼の月を弄ぶ輩も月に先つて有為の雲にかくれり。
    人間五十年、下天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり。
    一度生を享け、滅せぬもののあるべきか。

    ちなみに、織田信長享年49歳。いまの私と同じ年齢です。
    誰もが平等に与えられている不都合にして冷厳な唯一無二の真実、「人は死に向かって確実に時を重ねており、そしていつ死ぬかは誰にも分からない」ということを決して忘れること無く、(今はもう、決して生き急ぐつもりは有りませんが、)毎日を精一杯生き切ることを胸に刻んでおきたいと思います。

    さ、明日からガンバロ。

    優勝劣敗から誠心有道へ。

    1月2日 晴れ

    元旦に引き続き、暖かな一日となりました。

    何でも、神戸の気温は3月上旬並みとのことで、こんな穏やかな日が続くお正月がかつて有ったっけ?と思う程、いい天気。俄然テンションを上げて、ゆっくりと朝寝坊をしようと決めていましたが、つい、いつも通りの時間に起きてしまいました。

     

    まずは走り初め。

    まずは今年の走り初め。
    2月の北九州マラソンに向けてそろそろトレーニング量を戻さないとヤバいし、と張り切っていつも御世話になっている太山寺とその周辺の神社にお参りがてらの10kmラン、暖かな陽射しの下、気持よく走りました。

     

    太山寺
    太山寺

    いつもは山門の外からお参りして折り返すのですが、お正月ということで、久しぶりに入山料も支払って薬師さんにもご挨拶。

    薬師如来像
    薬師如来像

     

    続いて書き初め。

    帰って来てからは毎年恒例となっている書き初めと賀状書き、今年の私のお題は、『誠心有道』としました。
    吉田松陰が、自らの在り方を正せば必ず人も世間も理解してくれる筈だと松下村塾に集った若者達を鼓舞した『至誠しせいにしてうごかざるものは、いまらざるなり』という言葉で有名な『孟子』離婁上から引用しました。

    孟子曰、居下位而不獲於上、民不可得而治也。獲於上有道。不信於友、弗獲於上矣。信於友有道。事親弗悅、弗信於友矣。悅親有道。反身不誠、不悅於親矣。誠身有道。不明乎善、不誠其身矣。

    出典:『孟子』離婁上

    かえりみてまことならざれば、おやよろこばれず。まことにするにみちり。
    『自省』すること、自ら在り方を正すことで道が開けて来ると信じて一年間を過ごしたいと思います。

     

    優しく在る為に強くなる。

    ちなみに、昨年のテーマは『優勝劣敗』でした。優しくあること、優しくなることを目指しましたが、優しく有るには強く無ければならない、より強くあるには成長することが避けられず、成長は自省することから。という持論にもう一度立ち返ることにします。

    今年は長年の悲願、ミッション遂行の入口に立つ年と位置付けて、まずは身の回りから、足元をしっかりと固めつつ、私たちが事業を通して提供する意義と価値を見つめ直しながら走り抜けたいと思います。

     

    とうとう天命を知る年。

    奇しくも、年男を終えた今年は数え年で50歳。
    孔子曰く、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、その天命を知る年となりました。この世に生を受けて、何を為すべきか、何を遺すかを深く考え、その答えを模索する一年とすると決意を新たにしました。

    とは言え、まだまだそんな大それたことが出来る程の実力を蓄えた訳でもなんでもなく、当然、周りの多くの方々のご理解と御協力を頂きながらと言うのが大前提です。
    すみれスタッフをはじめ、関わる全ての皆様の助けを頂きながら気張って一年を過ごせればと思います。

    皆様、宜しくお願い致します!

    書き初め2016
    書き初め2016

    新春のご挨拶。『叶うから夢』

    1月1日 元旦 日本晴

    2016年、新しい年が明けました。

    全ての方に素晴らしい一年になることを心から祈念致します。

    大神神社 申
    大神神社 申

    いつもと違う年越し。

    今年の年越しはいつもと少し勝手が違いました。
    娘は念願の、いや悲願とも言うべきジャニーズの年越しカウントダウンライブに参戦する為に単身東京に出掛け、私と妻もそれに対抗?した訳では有りませんが、ビルボードライブ大阪のカウントダウンライブにてスタイルカウンシル?のシブーい音楽とシャンパンとクラッカーで新年を祝いました。

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    ビルボードライブ大阪
    ビルボードライブ大阪

    夜中から、毎年恒例の初詣に奈良の大神神社にいつもより早く向い、昨年の無事に対する感謝と、今年一年の家内安全、商売繁盛を少しばかりの賽銭でお願いして来ました。
    夜中に参拝したお陰で、いつもの森正さんでの煮麺にはありつけませんでしたが、松明の神事を見ることが出来て大満足。

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    大神神社 松明の神事
    大神神社 松明の神事

    初めて見る夜中の大神神社も荘厳で非常に良かったです。

    大神神社 
    大神神社

    ご来光。

    電車に乗り込んでうつらうつらと居眠りしながらJR明石駅に帰って来たのは朝の7時前、雲一つない晴天にはっと閃いて、そのまま大蔵海岸に初日の出を見に行くことに。
    なんと、結婚して初めて見る初日の出となりました。(笑)

    2016年初日の出
    2016年初日の出

    いつもの行動パターンを変えてみるって良いことがたくさん有るものです。(笑)

     

    穏やかな元旦。

    爽やかに初日の出を拝んで帰宅した後はいつものルーティーンをこなして、暖かい、というより麗らかと言った方が良いくらい暖かな陽射しの下、義父さんの入所している介護施設にご挨拶にいったりとゆっくりした一日を過ごしました。

    獅子舞に噛まれて無病息災
    獅子舞に噛まれて無病息災

    年頭に当たり、とお客様や取引先様には年賀状の代わりにニュースレターをお送りしました。
    毎年、年越しの度に思うことを年頭のご挨拶としてコラムに書きましたので、賀状をお送り出来ていない方にもお届け出来ればと思い、以下に転載しておきたいと思います。

     

    ******ここから転載******

    叶うから夢なんだ。

    新年あけましておめでとうございます。

    旧年中は大変お世話になりありがとうございました。4名の大工職人の集団から始まったすみれもおかげさまで今年で16期目を迎えられることが出来ました。
    皆様からご縁と温かなご支援をいただき、今年も新しい年を迎えられたことを心より感謝申し上げます。本年も引き続きすみれを宜しくお願い致します。

    新年を迎える度に頭をよぎる出来事があります。それは2012年の1月3日に突然聞かされた訃報です。三箇日、親戚一同集まってお屠蘇気分で食事をしていところ、突如かかってきた勉強会仲間からの電話で知らされました。
    亡くなられたのは私がずいぶんとお世話になっていた先輩経営者で、当時駆け出しの経営者と言うより、職人に近い状態で右も左も分からずに闇雲に突っ走っていた私に、経営の要諦を教えてくれ、一条の光が射す方向に気付かせてくれた師匠の様な方でした。

    その年の正月は非常に重苦しい気持ちで過ごしましたし、毎年元旦を迎える度に思い出しては暗い気分になることもありましたが、今年4年目を迎え、漸く自然体で事実として受け入れる様になった気がします。

    そしてそれと同時に、その先輩経営者から過去に頂いた恩恵が、種から芽を出し、茎を伸ばして花が咲き、この4年間で多くの実を結びました。
    ここに来て急逝されたことの悲しみよりも、いただいたご恩に対する感謝の気持ちが勝ってきたのかも知れません。

    その先輩経営者から亡くなる直前の2011年の最後に送られてきた葉書には、「あえてシンプルに締めくくりたい、『夢は叶う』『叶うから夢なんだ』全ての人の夢が叶いますように・・・」と記されてありました。今も私のデスクの前にその葉書は飾ってあり、この4年間ずいぶんとその言葉に励まされて来ました。

    そして、昨年ついに、私の目指して来た夢は2つ叶いました。いずれも、大工職人から起業した際に集まってくれたスタッフに「なんとか安定した暮らしを実現してもらいたい!」と取り組んで来たことが認められ、創業以来掲げて来たすみれのミッション『職人の社会的地位の向上を果たす』を全うするスタートラインに立てる出来事です。

    1つ目は、すみれ本社で毎月開催しているマーケティングの勉強会の内容が厚生労働大臣に日本初の現場実務者に対する認定研修事業として認められたこと。

    2つ目は、これまですみれが行なって来た大工の正規雇用と教育を行なうことで、お客様に満足頂ける工事をして、ご紹介やリピートの注文を頂けるシクミを作る取り組みが書籍となり、商業出版として発売されたこと。

    この2つは日本中の大工の働き方が、やりがいと将来への希望を持てる様に変わり、若者が全く入職してこない現在の職人不足問題の根本的解決に一石を投じられる事になったかも知れません。

    どちらも4年前には想像もしていなかった成果を昨年手に入れることが出来たのは、私にとっては小さな夢が叶った出来事でした。

    そして、この新年を迎えるにあたって、まず脳裏に浮かんだことは、先輩経営者が残してくれた、『叶うから夢なんだ。』という言葉です。

    新年早々、湿っぽい話で恐縮ですが、新たな年を迎えるにあたって気持ちを新たに今年の目標を立てられた方、おめでたい初夢を見られた方もいらっしゃるかと存じます。今年、皆様の全ての夢が叶いますように心から祈念して新年のご挨拶とさせて頂きます。

    本年もすみれをどうぞ宜しくお願い致します。

    叶うから夢なんだ。

    高橋剛志拝

    ******転載ここまで******

    すこし湿っぽい文章にも拘らず、長文にお付き合い頂きましてありがとうございます。

    今年もコツコツとブログを更新して参りますので。お付き合いの程宜しくお願い致します。

    どなた様も幸せなお正月をお送り下さい。

    人生で起こることすべて良きこと。@大晦日

    12月31日大晦日晴れ

     

    本年度中はお世話になりました。

    長かったような短かったような2015年、未年の日でも今日でおしまい。年男や!と張り切った年頭から1年間、忙しく無事に過ごせたことにまずは感謝したいと思います。

    理解あるスタッフ、お客様、協力業者の皆様、同行の経営者の皆様や、私の主催する塾に集まってくださった皆様、習い事でお世話になった先生方、そして家族に心より感謝申し上げます。

    来年も宜しくお願い致します。

     

    大晦日の初体験。

    毎年、年末年始の行動は同じパターンに落ち着いているのですが、今日はいつもと少し違いまして、初めてアイドル犬チャックと猫部長のニャロの二匹と連れ立って動物病院に行きました。

    チャックは条例で決められている狂犬病の予防接種の為の検診、ニャロはこのところ少し調子が悪そうで、血尿が出ているので診察を受けに連れて行きました。

    待合室のチャックとニャロ
    待合室のチャックとニャロ

    ニャロはデビュー戦、チャックも久しぶりの病院ということで非常に緊張した面持ちでしたが、周りのワンコ、ニャンコは皆おとなしくいい子にしているのに引きずられてか、思いの外いい子にしてました。(笑)

    診察室のチャックとニャロ
    診察室のチャックとニャロ

    何も年末おし迫った大晦日に行くことも無い様な気もしましたが、ま、やるべき事を1つ済ますことが出来た、というか、家のことに今年も全く協力出来なかったことを考えるとこれくらいはしておけて良かったと思います。

     

    一年の区切りは墓前にて。

    慣れない一仕事を終えて、例年通りの流れに戻り、妻と二人きりでお墓参りへ、娘は友達とジャニーズのカウントダウンコンサートに行くとかで、一人東京に出掛けてしまいました。

    大晦日恒例の墓参り
    大晦日恒例の墓参り

    いつもの通り、今年一年の報告の後、無事に感謝と御礼を述べて、来年に向っての決意と意気込みを墓前に(心の中で)語って来ました。
    いつから定着したのかは定かではありませんが、毎年の区切りをこの様に持てるようになって、自分の中で、やるべき事、やらなければならないことが徐々にはっきりとして来た様に思います。
    自ずと、行動にも反映されて来たのではないかと。

    今年を振り返ると、良い事、大きな成果を生み出したことも数多くありましたが、非常に悲しい出来事もありました。起きてしまったことはしょうがない、未来に目を向けて歩むしか無い、と、おいそれとは言えない様なショッキングな出来事に言葉を失ったりもしましたが、墓前に立ってその当時のことを思い出すと、決して癒えることの無いと思っていた怒りと悲しみも長い年月の中で中和され、結局は私の人生の糧になっていると断言出来ます。
    その怒りや悲しみが有ったからこそ今の私が有ると言っても過言ではないと。

     

     

    『人生で起こることすべて良きこと』

    ある程度の時間がかかるとは思いますが、やっぱり、人生において起こることは、全て必然であり、それ自体は良いことでも悪いことでもない1つの事実が有るだけ、後は自分がどのように捉まえるかにかかっていると思うのです。

    そんなことを思いながら、尊敬してやまない田坂広志氏が今年の夏に上梓された書籍『人生で起こることすべて良きこと』を読みました。

    タイトルになっているその言葉は決して楽観的、所謂ポジティブ思考を奨めるだけの薄っぺらいものではなく、人生に於ける冷厳な真実、『人生において成功は約束されていない』何もかもがうまく行くとは限らない、というどうしようもない事実に向き合うことを余儀なくされる大前提に立っての非常に重い意味を持った言葉です。

    メンターとして慕っていた先輩経営者は『自省』のみが人を成長させると言い残して急逝されました。田坂広志先生も、『人生で起こることをすべて良きこと』と考えるには自らの内面に正対して、自省を繰り返すことが必須だと書かれています。うまく行かない、思い通りにいかない事が山の様に立ちはだかる人生において、それらを全て良きことと捉えるのは簡単なことでは有りませんが、私たちが何か出来るとしたら、それは過去でも未来でもなく今しかないという事実に目を向けた時、自らの内面を省みながら、より良い選択を『今』繰り返すしかなのかも知れません。

    その書籍の中に非常に心に残る言葉が有りました。

    今年の振り返りと来年への意気込みを込めて、今年最後に書き残しておきたいと思います。

    過去は無い、
    未来も無い、
    有るのは永遠に続くいまだけだ

    いまを生きろ
    いまを生き切れ!

    『人生で起こることすべて良きこと』
    『人生で起こることすべて良きこと』

    心謝。

    今年もなんとか日曜日以外全てこのブログを更新することが出来ました。

    それも、いつもご訪問頂く皆様のお陰様、皆様から頂く声を励みにして来ました。

    一年間、ありがとうございました。心から御礼申し上げます。

    来年も宜しくお願い致します。

    皆様が良き新年を迎えられることを心より祈念致します。