日本の一番長い日@HIROSHIMA

8月15日 終戦記念日 快晴 広島にて

広島の朝
広島の朝

昨夜は広島の横川駅近くでの仕事を終えてから、今日の墓参りの前乗りに来てもらった家族と広島駅で合流して、海沿いの街で新鮮な岩牡蠣と名物の穴子と、鮨を堪能。

久しぶりの家族揃っての旅行気分での食事となりました。

原爆ドーム
原爆ドーム

その後、平和記念公園近くのホテルに宿泊、朝は3人揃って平和記念公園、原爆ドームまで散歩して、記念碑に手を合わせてから、山根町国分寺への墓参り。

国前寺
国前寺

久しぶりとなる家族揃っての小旅行、幸せな時間を過ごす事が出来ました。

平和記念公園にて
平和記念公園にて

戦後70年を迎えた終戦記念日。

最近、幕末や明治維新の小説を読んだり、ドラマを見ながら思うのは、結局、日本は世界を席巻した大きな流れに抗えなかったという事。

18世紀の産業革命以降、イギリス、スペイン等の西欧の国々は世界中を開拓し、植民地化して富を集中させてきました。その余波が極東の日本にまで伸びて来たのがペリーによる黒船来襲であり、それまで太平の世にあぐらをかき平和を満喫していた日本人も半ば強制的に目を覚まさなければならなくなりました。

明治維新が起こり、富国強兵の旗印のもと産業を興し、国力を蓄え、軍備を整えて日清戦争、日露戦争と当時の日本よりも遥かに大きな国体の諸外国と戦い、独立国家としての面目を保ってきましたが、結局はアメリカに完膚なきまでに叩き潰され、統治下に置かれてしまいました。

サンフランシスコ条約後、日本は主権を回復したことになっていますが、実際は今も微妙な立場にあるままではないかと、私個人としては思っています。

今日は、そんな日本の歴史の中で最も大きな出来事があった日、世界で初めて原爆が落とされた地、広島で墓参りをした後、家族で映画を見に行きました。

 

 

日本の一番長い日

淡々とした語り口で、強いメッセージが込められていた訳ではありませんが、今私たちが享受している平和は当たり前の様に簡単に手に入った訳ではなく、大きな犠牲のもとに形作られた先人達の命の上にあることを再認識するには十分な作品でした。

平和記念公園に掲げられた碑文、

『安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬゆえ』

この想いを、全ての日本国民が共通の想いとして持たなければならないと改めて感じた次第です。

70年前の今日あった出来を題材にした映画を、広島の地で家族と見る事に、大きな意義があったのではないかと思います。

 

日本人に限らず、全ての国の戦争で亡くなられた方々に、追悼の意を捧げます。

安らかにお眠り下さい。

これは僕らの叫びです。 これはわたしたちの祈りです。 世界に平和をきずくための。
これは僕らの叫びです。
これはわたしたちの祈りです。
世界に平和をきずくための。

命もいらず名もいらず

今日は朝から広島へ。

image

出版社の担当さんとライターさんとの打ち合わせでした。

いよいよ秋口から開講することになり、現在、着々と準備を進めているJBN京阪神木造住宅協議会の研修事業、「職人起業塾」のテキストブックを出版する事になり、1日がかりで詳細の打ち合わせを行いました。

本を出版すると言っても、小説やエッセイを書く訳ではなく、今まで行ってきたセミナーのテキストを本の体にまとめるだけなので、大した作業ではないと、タカを括っておりましたら、なかなかどうして、あちこちに書き散らかしている文章を書籍としてカタチを整えるのは、そんなに簡単ではありませんで、思いの外作業量があるのに今更ながら気付きました。

ま、一日ガッツリと内容についての詳細の説明をしたり、ライターさんに私のこの事業に対する熱い思いを伝えたり出来たので、後は上手くまとめてくれると思います。(笑)

メディアジョン会議室
メディアジョン会議室

さてお題目は、広島に向かう道中でのめり込む様に読んだ書籍のご紹介。

大好きな山本兼一さんの代表作と言って過言では無いと思える大作の歴史小説です。

『命もいらず、名もいらず』

幕末から明治維新の動乱期を生き抜いた山岡鉄舟の生涯を描いた物語です。

命もいらず名もいらず 幕末編
命もいらず名もいらず 幕末編

51Zut7aIfGL._SX344_BO1,204,203,200_

久しぶりに、読み終えるのが残念と思える程、ワクワクして読み進めました。

奇しくも、大河ドラマ、『花燃ゆ』では今、幕府による長州征伐がその舞台となっており、尊王攘夷の機運を高めた長州藩が都での勢力争いに敗れ、存亡の危機に瀕しているところ。

そこから大政奉還、そして江戸城の無血開城という日本の歴史的な大きな転換期を一人の御家人の立場から見事に描き切っています。

サムライという戦国時代から江戸時代にかけて長年に渡り日本を支配して来た職業が無くなってしまう悲哀と、西欧列強からの支配を免れ、国家として存続する為の変容をとても分かりやすく、ドラマチックに描かれています。

そして、何より、サムライとして生き抜いた山岡鉄舟の人間としての強さ、武士道と言う価値観を江戸時代から明治時代へつなぎ、残した功績を讃える書でもあります。

激剣と言われた剣道と、書と禅に生涯打ち込み、人間としての内面を鍛え、磨き続けたその生き方は素直に恰好イイ、と思いましたし、平和ボケ、と言われる現代に於いてももう一度、日本男児としての矜持を正し、誇りを取り戻せる様にしなければ、と思わずにはいられませんでした。

明日は、終戦記念日。

日本が戦争に負けて、幕末の黒船来襲から始まった植民地化の危機が結局現実となってしまった日から70年。

今も尚、日本の国土にはアメリカの基地があり、莫大な予算がアメリカに渡っており、アメリカの軍事力の傘の下に日本の平和が保たれている現状を見ると、この国は本当に独立国家としてあるのか、という疑問を感じずにいられません。

今一度、日本が世界に誇れる武士道の価値観を見直す時が来ているのではないか、なんて思いながら、もっと書や茶の湯に真面目に取り組まんといけないと、反省しきりです。

 

本書の締めくくりの章に紹介されてある、晩年の鉄舟が子供達に遺し置いた言葉は、あくまでも『陰徳』を積み、自分の在り方を問い続ける事が人生の真理だと指し示しています。

金を積みて以て子孫に遺すも、

子孫、未だ必ずしも守らず。

書を積みて以て子孫に遺すも、

子孫未だ必ずしも読まず。

しかず。陰徳を冥冥の中に積みて
以て子孫長久の計を為さんには、

これ、先賢の格言にして、
すなわち後人の亀鑑なり。

 

侍、または日本の伝統的な価値観を踏襲する生き方とはかくあるべき、という事なのだと思いました。

とにかく、長編小説ではありますが、非常に面白く読みやすいので是非とも一読をおススメします。

広島の空
広島の空

哲学の尻尾。

8月13日 曇天

昨日に引き続き、涼しい朝でした。

 

伊川の朝
伊川の朝

子供の頃、お盆に海に入ると足を引っ張られる、とよく言われ、海水浴シーズンの終了を宣告されて、なんだか物悲しいような、気分になったのが記憶の片隅に残っているのか、この時期は何となく気分が上がりません。

世間様はすっかり盆休みに入ったようで、SNSを覗くとバカンスを楽しむキラキラの写真でいっぱい。私は墓参りに一日だけの休みしか取っておりませんが、皆さんの楽しそうな投稿を覗いてそれなりに行楽シーズンの気分だけ味わせてもらってます。(笑)

すみれは今日も現場も事務所もほぼ平常通り、一日事務所に籠ってPCに向き合っておりました。

 

哲学が違う

さて、お題目は尊敬している経営者さんのfb(フェイスブックね、)の投稿を見て、ふと感じた事。

こちら、※fbからの転載です。

 

ただひとつ、まっとうな自然食品フルラインシリーズのプレマシャンティ。さらに加速してアイテム増強しています。まっとうな食べ物であることはもちろん、残留放射線量検査を日本どこの産地でも行い、不検出のものだけをお届けします。特定地域だけの検査とはそもそもの哲学が違います。

 

自然食品、健康食品などという陳腐な括りで紹介するのも気が引ける、常に真摯に、誠実な商品を世に送り出し続けているプレマ社がその精度をさらに高め、卓越の境地へと足を踏み入れられています。

無添加、無農薬はもちろん、残留放射線検査を日本中の全ての産地で計測するという姿勢は食の安全に完璧な根拠を示す国内唯一無二の存在です。

 

その紹介の投稿に中川社長が書かれていた、『哲学が違う』との言葉、正直しびれました。

 

 

 

フィロソフィーと哲学

四年前に急逝した私がメンターとして師事していた方が最後の一年に掲げていたテーマが、『哲学を作り上げる』とのコトでした。

稲盛和夫氏の提唱される、『フィロソフィー』という呼び方で企業の姿勢や考え方を明文化されているのは、よく聞いたり、目にしたりしますが、経営者としての『哲学』をしっかり堅持され、発信されているのはあまり聞き及びません。

亡きメンターの置き土産とも言える、『哲学を持つ』というコトに対して、この四年間、私もぼんやりではありますが、ずっと頭のどこかに引っ掛かっており、いつかどこかのタイミングで取り組まなければならない命題の様に感じていたのです。

 

しかし、『哲学』という言葉の響きはずいぶん敷居が高く、おいそれと片付けると言う訳にもいかず、、

なかなか手を付けれなかったのが正直なところです。

ちなみに、定義の整理にググってみると、、

デジタル大辞泉の解説

てつ‐がく【哲学】

《philosophyの訳語。ギリシャ語のphilosophiaに由来し、「sophia(智)をphilein(愛する)」という意。西周(にしあまね)が賢哲を愛し希求する意味で「希哲学」の訳語を造語したが、のち「哲学」に改めた》
 世界・人生などの根本原理を追求する学問。古代ギリシャでは学問一般として自然を含む多くの対象を包括していたが、のち諸学が分化・独立することによって、その対象領域が限定されていった。しかし、知識の体系としての諸学の根底をなすという性格は常に失われない。認識論論理学存在論倫理学美学などの領域を含む。
 各人の経験に基づく人生観や世界観。また、物事を統一的に把握する理念。「仕事に対しての―をもつ」「人生―」

 

 

 

哲学の尻尾

私は学者でもなんでもなく学問に取り組むつもりはサラサラありません。ただ、人生に向き合う上でその必要性を感じているところから考えると、『哲学を持つ』とは、この解説の2にある『物事を統一的に把握する理念』をまとめる事なのかと思います。

そして、把握するとは、その物事の本質を知りえるコトを指しており、机上の空論に惑わされる事無く、自分自身の経験、体験を通して真理をつかみ取らなければならないのではないかと。

実体験の中から真理をあぶり出し、その蓄積が自分なりの『哲学』を形成して行くのではないか、とプレマ社の中川社長の活動や情報発信を眩しく見ながら感じた次第です。

天命を知る年まで後僅か、そろそろなんとかして自分なりの哲学の尻尾をつかみたいと思います。

 

あ、モチロン、プレマ社の新ラインナップ、強くオススメします!(^^)

 

人の身体は食べ物で作られる。

8月12日曇天

久しぶりにお天道様が雲の影に隠れてお出ましになりませんでした。

昨夜はずいぶん涼しくて、エアコンも扇風機もなくでも汗もかかずにスヤスヤと眠りましたし、朝も心なしか涼しかったようで、夏のピークもそろそろ超えるのか、なんて少し寂しく思ったり。

 

今日は水曜日ですみれ事務所は定休日。

静かな事務所で電話番をしていたら、「アポなし飛び込みですいません」と、新築をご検討中の方が来られました。

少し前に知り合いの職人さんに紹介されて電話で少しだけ話をさせて頂いた方で、住宅販売会社で(あまりに契約を急かされるのが怖くなって、)契約しかけていたのを断って、じっくりと考え直したいので話を聞かせてほしいとの事でした。

うれしいサプライズでした。

家を買うことが目的ではなく、その後の暮らしが楽しく健康的なものにならなくては意味がない。

「手段と目的を明確にするところからじっくりと始めましょう」と次回、奥様を伴っての打ち合わせのお約束をいただきました。

神戸パワーランチ
神戸パワーランチ

昼からは不定期ながら月に一度参加させて頂いている、『神戸パワーランチ』なる異業種交流ランチ会に参加。ただ、お弁当を食べてテーブルに同席した人と挨拶を交わすだけですが、いつも面白い人、もしくはコトに出会える貴重な場です。

今日も非常に興味深いネタ、仕入れてきました。(笑)
新たな資格を取得する事になるかもしれません。

 

ランチ会を後にして、その後はお客様先にメンテナンスの工事に。

ほんの10分で終わるような作業ですし、私がご挨拶がてらに来ただけなので、費用は結構です。とお断りしたにも拘らず、どうしても取ってくれ、ま、冷たいモノでも飲んで、と半ば強引に支払ってしまわれました。。

心優しいお客様に支えられている事を改めて感謝です。

K様、いつもありがとうございます。

 

夕方は工場の改修工事の完工確認とお引き渡しに立ち会い。

既存の建物との取り合いが難しい工事でしたが、一昨年の富士登山で一皮剥けた若手大工のホープ、大ちゃんがキッチリと工期通りに仕上げてくれてました。

ま、いつも通り細かな手直しをチクチク指摘して回りましたが。(笑)

 

完工検査後のドヤ顔
完工検査後のドヤ顔

 

気になり出すと、食べるものが無くなって来た、

さて、お題目は、マーケティング繋がりで以前から懇意にして頂いており、非常に近い価値観を持っていると思っている『コラボの教科書』の著者(以前にこのブログでもご紹介させて頂きました。)鳥内浩一さんが始めた、新たな試みについて。

実は、わたくし、マクドナルドのハンバーガーを全く受け付けなくなっておりまして、今ではコーヒーさえも飲みに店舗に立ち入る事が無くなりました。

他にも、コンビニの弁当やおにぎり、ファーストフードの牛丼、スナック菓子や薬も一切飲まなくなりました。

 

子供達に安心な食べ物を食べさせたい

ナチュラルハーモニーの河名社長や、わらの船越さんの話を聞いたり、それを一生懸命に実践されている三心五観の藤本さんの活動を見ていたら自然とその様になって来たのですが、

『人の身体は食べ物で構成される』

という、ごく当たり前の事がはっきりと認識出来たのだと思います。

そんなこともあり、すみれではキャルファームの大西さんにご指導頂きながら、野菜の無農薬栽培から自然栽培の実践を社を挙げて行なっています。子供達に安心な食べ物を口にする機会を少しでも広げたいと言う想いです。

 

 

 

本当の事は表面に出て来ない。

医師は自分がガンになったら抗がん剤治療を行なわない、というのは常識になりつつありますが、その代わりに医師が行なうのは『食事療法』だと言います。

なぜ、一般の患者は抗がん剤治療を行なう事になってしまうのか、、甚だ疑問ですが、、

そう考えれば、食の安全を考えるのは『対処』ではない『予防』にあたる非常に重要な医療行為となります。無肥料、無農薬の自然農法によって収穫された食べ物を食する事によって、家族も社員も全員『完全無医療』を貫く船越社長の理論。それを多くの人が実践すると日本の国家予算を圧迫している医療費は大幅に削減出来る。と言うのは、決して絵空事ではないと思います。

 

信頼性の高い情報収集のチャンネルを持つ

そんなこんなで、日々の生活で口にするモノに気をつけたいと思っていますが、あまり潔癖に拘りすぎると食べるものが無くなってしまいます。取捨選択をしなければなりませんが、その判断を下す為の情報が少なすぎると以前から感じておりました。

で、この度の鳥内さんの試みです。

*****以下抜粋*****

元気の学校

http://directlink.jp/tracking/af/927992/JPNBOu9y/

いま、日本は、
世界に冠たる遺伝子組み換え作物の
輸入大国になっていて、
私たちが気づかないような巧妙なカラクリで、
遺伝子組み換え作物は食品の中に紛れ込み、
体の中に侵入しているというのです。
聞いただけでもゾッとする話ですが、
もっと危険なのは、消費者である私たちが、
そういう事実を正確に認識できるだけの
知識や情報がないことではないでしょか?
その現状について、ここで語られています。
そして、あなたの家族、子供たちの
健康と安全を守るための
“知識武装”の方法についても
教えてくれています。

***********************

現在お試し期間という事で、早速登録してみましたが、単なる有料情報発信だけのサイトではなく、私と同じような危惧を抱える人が集まって、情報交換をする場も設けられており、日常の中の素朴な疑問等を解決出来るコミュニティに育ってくれればいいなー、なんて思っています。

アレルギー、アトピー、大腸がん、、昔の日本には無かったのに、高度成長期後に増大した健康のリスクは少なからず日本人の食文化の欧米化がもたらしたモノであるのは間違いないと思いますが、今更明治維新以前の食に戻すのもどだい無理な話です。

しっかりと情報を収集して出来るだけ間違いの無い選択をしたいものです。

 

 

おまけ、

すみれ書道教室、新しいメンバーが増えて女子率少し下がりました。

まだまだ絶賛募集中ですので、月に2回、ひたすら集中して打ち込む時間を持ってみたいなーと言う方はお気軽にお声掛け下さいます。毎月第二、第四水曜日の19時からすみれ本社三階でやってます。

すみれ書道教室
すみれ書道教室

『五省』を恃むパートナー。

8月11日 朝曇り後快晴

何でも来年から、8.11は海の日に対抗して?山の日になるとの事です。

お盆前に祝日を作ってどうすんねん、と思ったりもしますが、建築業界に祝日無しと一昔前まで言われていた慣習が身に付いてしまっているからか、そもそも、ローテーションで休みを取りながら年中無休で営業しているからか、私にはあまり関係ないような、、

あまりピンと来ないニュースでした。

 

 

8.11は原発再稼働強行の日

そんなことよりも、国民の圧倒的な反対を押し切って、川内原発再稼働を強行した日としてこれから『山の日』の度に思い出すような気がします。

原発再稼働を人の命を危険に晒すリスクとと経済効果を天秤にかけるのか、と単純な論理では済まない事ぐらい、良い歳になったオッサンにはある程度、理解が出来ない訳ではありませんが、今も尚、解決の道筋も立たない福島の惨状を目の当たりにすると、人智で対処し切れない怪物を飼いならそうとする事自体に無理を感じずにはいられません。

もう一つ、私がどうしても再稼働に納得出来ない理由は、原発の稼働を維持するには、放射能の危険に晒されながら設備のメンテナンスをし続けなければならない事。

以前から、何らかの事情で金銭的に困った人が荒稼ぎする為に『原発ジプシー』と呼ばれる、放射能の被爆に晒される作業員として全国の原子力発電所を渡り歩き、やっぱりガンを発病して亡くなるというのを身近に見て、どうしようもないやるせない気分を何度も味わっています。

設備はどのようなモノも劣化します。原子炉周辺の配管、ボルトの弛み、清掃作業、被爆量を決められながら、とはいえ、被爆の危険に晒され、人が命を削りながら作業をしなければならない環境ってあってはならないと、現場で働く立場の一人として思います。

再稼働を決めた国も九州電力の方々も防護服を着て定期的に核燃料の格納庫に入ってみたらそのヤバさを身を以て感じれると思いますが、それが出来ないなら再稼働はするべきではないのではないかと思います。

とにかく、8月11日は歴史に刻まれる日となりました。

 

 目標達成への要は進捗確認と検証

話は変わって、、

今日は午前中は月に一度のコーチング、昼からは会計事務所さんにお越し頂いて、月次決算報告のミーティングでした。

どちらも、実務?ではありませんが、経営の根幹にかかる非常に重要な事であり、習慣です。

コーチングについてはこのブログでも何度も繰り返し紹介しておりますが、マーケティングという緊急性の低い重要な取り組みの進捗を確認し、計画を修正しながら確実に推し進めて行くにはコーチの存在は欠かせないと思っています。

しかも、気になっている、しかし忙しさにかまけて対処していない懸念事項をあぶり出し、優先順位をつけて解決へのアプローチと期限を設けるきっかけをもらえる場を持つ事で、大きな問題が起きるのを手をこまねいて待つのではなく、事前にリスクを潰す事が出来るのは、この10年間でずいぶん大きな恩恵に預かったと思っています。

今のすみれがあるのは、プロのビジネスコーチにコーチングをお願いしていたからと言っても過言ではないと思っています。

 

月次決算報告ミーティング
月次決算報告ミーティング

 

 

計画達成への要も進捗確認と検証

もう一つの会計士さんとの月次会計報告も、コーチングに負けず劣らず、非常に重要です。

起業して間もない頃、大先輩の経営者に毎月決算をして、会社の財務を把握しろ、と教えて頂いた事があります。

しかし、建築業の経理はなかなか複雑で、会計に対する知識が浅い私にはなかなか月次でキッチリと決算をして、財務指標からの経営環境の把握、そして経営計画を修正してアクションプランを練り直すという、経営者として当たり前の事が長年出来ずにおりました。

もちろん、顧問税理士もおりましたが、月次で過去のデーターを整理、リアルタイムで今期との比較、期の初めに立てた計画との整合を確認する煩雑な作業はなかなかやってもらうのも叶いませんでした。

しかし、昨年から新たな会計事務所をメインバンクに紹介してもらい、長年の念願である月次決算報告をキッチリと行なえる様になった事で、やっと山勘の経営から脱出する事が出来たと思っています。

しかも、安い!(笑)

若く、優秀な公認会計士ってこんなに(経営にとって)戦力になるのか、と非常に喜んでいます。

 

省みる事のみが人を成長、発展させる

お題目は、その会計事務所さんが持って来てくれる『月次決算報告書』の裏表紙に書かれてある『五省』の文言。

一、至誠に悖る 勿りしか

一、言行に恥づる 勿りしか

一、気力に欠くる 勿りしか

一、努力に憾み 勿りしか

一、無精に亘る 勿りしか

       東郷平八郎

こんな想いを持って事業の根幹とも言うべき会計を見て頂けるのは本当にありがたい事。

ご縁に感謝します。

五省
五省

 

おまけ、

近所の理容店『フカセ』のマスターにちゃりんこ指南頂いてます。

今日の朝練は夜明け前から起き出して40km。マスター、ありがとうございます。

朝練サイクリング
朝練サイクリング

周りの人にお世話になってばかりです、、

感謝感謝。(笑)

『花燃ゆ』に学ぶ、安定と不安定の絶対バランス。

8月10日晴れ

野地板本締め
野地板本締め

神戸では先週末の港花火大会を境に世間様はなんとなく夏休みモードに入られているように思います。

すみれでは今年もやっぱりお盆の間も(というより、お盆休みに行なう突貫)工事が数件入っており、会社としての休みは一切なし。スタッフの皆にはうまくローテーションで休みを取ってライフワークバランスを保ってもらいたいと思います。

私も終戦記念日に行く事にした広島の墓参り以外の休みはこれといって取っておらず、秋口から始まる研修事業のカリキュラムの組み立てに没頭することになりそうです。

 

image

 

汗をかいたら働いた気分になる職人の性

そんな盆休み前の慌ただしい月曜日、今日も朝からやっぱり、現場回り。

盆休みを利用して行なう漏水による補修工事の着工前打ち合わせ、

解体が始まった店舗改装現場の着工打ち合わせ、

秋口に予定している新規案件の店舗改装の現場確認、

新築現場にて設計事務所さんとの納まり打ち合わせ、

屋根の改修工事の防水業者さんへの現場説明、

と、神戸中を所狭しと走りまわりました。

汗を流しながら現場を走り回ってみると非常に充実感を覚えます。

 

仕事をした!ような気になるというか、忙しく実務で走りまわることで安心できるというか、、

しかし、それとは裏腹に現場に出る事が重なると、経営者としてやらねばならない事に時間を割けてないことに少しの焦燥感を覚えたりもします。

事務所にこもっていたらこもっていたで、現場のことが気になってしようがなかったりするわけで、目先の安定した状態に執着することは不安定であり、不安定な状態を受け入れて認識することが安定を作る。

つくづく人間てややこしくて面倒な生き物だと思ったりします、(笑)

結局、今年はすべからず表裏一体って言うことなのでしょう。

 

外部合板張り
外部合板張り

 

ロシアが南下する様に起業家は安定を目指す。

私のような徒手空拳から起業した者は、そもそもずっと不安定極まりない人生を歩んでいます。

そしてやっぱり、そこから抜け出して、安定した状態を目指すコトを大きな目標に掲げる訳です。不安定から安定した状態に移行するために必要な事は仕組み作り。計画の策定であり、検証であり、修正やブラッシュアップの時間を持つことです。

それらが実効性を発揮するには「行動」が欠かせないわけですが、行動だけに注力しすぎてしまうと、実は、それは安定から不安定に移行する逆の構図となってしまいます。

今日の私の「現場を走り回って仕事したー」っていう感覚が如実に物語っていると思いますが、実働、行動というのはただそれだけで安定の状態に向かっている錯覚を覚えがちです。

そんなふうに考えると、目先が忙しい忙しいと高い収益を上げていた会社は消えて無くなったところがたくさんありますが、将来の長期的なビジョンを一生懸命仕込みすぎて潰れた会社って私の身の回りには見当たりません。

まぁ、クレーム処理やキャッシュフロー等、絶対的に緊急性の高い重大なことを見過ごしていたのではどうにもならないのは自明の理ではありますが、長期的な視野を持っている経営者はその辺りの基本的過ぎるタスクを見過ごさないのかも知れませんが。。

とにかく、理念をしっかりと固めて、事業の目的は理念の体現である、と明確に答えられる経営者は皆さん安定した、素晴らしい業績を上げておられる様に思います。

 

 

 

幕末の騒乱は安定への行動

昨夜、久しぶりに玉利吉田NHKドラマ『花燃ゆ』の録画をまとめてみました。

吉田松陰が処刑され、久坂玄瑞が禁門の変で殉死し、主人公、井上真央ちゃん扮する松陰の妹が大奥に入ってしまいたことからすっかり大奥物語になってしまうのかと危惧をしておりましたら、高杉晋作が挙兵、やっと大河ドラマらしいスケール感に立ち戻ってホッとしていると共に喜んでいます。(笑)

しかし、相変わらず視聴率は低迷しているようで、ネット上の評価も芳しく無いようですが、明治維新を大きく動かした日本の原動力となった長州藩の幕末に於ける危機と再興の軌跡は非常に興味深く、楽しみに観ています。この後、御家取り潰しになりかけた長州藩は結局、薩摩藩と江戸に攻め上がり、徳川家の天領をことごとく接収してしまうのですから、日本の歴史のクライマックスと言っても過言ではないと思っています。

 

 

吉田松陰が唱えた『狂』の思想は安定への道標

太平の世と謳われた徳川幕府の時代は安定、しかしその安定こそが世界情勢の大きな渦の中にあって一つ間違えば植民地化させていたかもしれない程の不安定の要素となり、『狂』の思想を持って幕末に不安定を巻き起こした吉田松陰をはじめとする幕末の志士達がその後の日本の近代国家への礎を築いたと考えると、『安定』と『不安定』のそれぞれの状態が如何に曖昧で、また、密接な関係にあるのかを思い知らされるような気がしました。

 

 

『志』が安定と不安定を包括する。

『安定』と『不安定』は表裏一体である以上、どちらがいい、悪いという事ではなく、相互依存の関係に近い、お互いがお互いを内包しているとも考える事ができます。

昨夜、花燃ゆを観ていて感じたのは、安定に向かうのも不安定に向かうのも『大義』を尽くすと言う意味、もしくは本質にとっては同じ意味だったのではないか、という事でした。

翻って、私たちの仕事について考えてみたとき、『実務』と『シクミづくり』は相対するモノではなく、『何のために』という命題に立ち向かう事で、同じ意味を持つという事。

シンプルにまとめると、『志』を掲げ、目指す事で自然と安定と不安定のバランスが産まれるのではないかと感じた次第です。

 

まとめ(笑)

ネットの上で叩かれているからと、別に肩を持つ意味も義理もはありませんが、個人的な感想として、『花燃ゆ』結構いいですよ、おススメします。(笑)

 

おまけ、台湾は最強の台風に来襲されて大変みたいです、ポストがこんな事に!

台風後の台北のポスト
台風後の台北のポスト

でも、台風が過ぎ去ったあと、台北で一番人気のポストになって皆に愛されているとの事。

まさに、世の中は振り子の法則で安定と不安定、光と影、すべからず表裏一体、ですね。(笑)

 

心と技を茶の湯に学ぶ。

8月8日  立秋 晴天。

 

和邇浜を臨む
和邇浜を臨む

暦の上では季節はもう秋。

とは言え殺人的な暑さが続く中、今日は朝からガッツリと現場廻りでした。

たまにはドライブがてら、もいいかと思い、車で出かけてみたら、朝早く出たにも拘らず、あちらこちらで事故渋滞に巻き込まれ全くもって思い通りにいかず。

時間が押しまくりましたがそれでも何とか今日のタスクは達成。せっかく滋賀まで行くので、とお願いしていた茶の湯のお稽古もなんとかつけて頂く時間も持つことができました。

 

夏の比良山
夏の比良山

久しぶりに屋根の上で活躍(笑)

夕方急ぎ帰神して、上棟工事中の現場に行ってみると、思いの外現場の進みが芳しくなく、聞いてみると途中でスコールのような通り雨に遭い、1時間近く作業をストップしていたとのコト。

それはついてないなー、なんて言いながらも、屋根の野地板までは仕舞をつけてしまわないと、雨養生も出来ない訳で、、

上棟工事中!
上棟工事中!

久しぶりに腰袋を巻いて玄能を振ってしまいました。(笑)

この酷暑の中、上棟、屋根仕舞をするのは体力的に本当に大変です。

スタッフの皆は既に極限状態だったと思いますが、諦めの悪い私に付き合って、真っ暗になるまで必死に踏ん張ってくれました。

お陰でなんとか、屋根仕舞まで済ませて、もしも急に雨が降っても建物を濡らさないところまで漕ぎ着ける事が出来ました。

ありがたや。

屋根仕舞
屋根仕舞

道具を下ろして片付け始めた頃には、みなと神戸花火大会がメリケン波止場で始まり、ドーン、と爆音が響き始めました。

神戸の夏の一大イベントであるみなと花火大会、そう言えば長い間見ていません。

昔から、神戸の花火大会の時って仕事追われ、現場作業をしながら遠くでその音を聞く事が多く、その度に、なにかやるせないような気持ちを抱いていた事を思い出しました。

今はもう、娘も友達と花火大会に行く年齢になり、そのような感情をあまり感じる事もありませんが、なんとなく、ほろ苦いモノが胸に去来しました。

若者達にはチト、キツかったかな。。(笑)

屋根仕舞
屋根仕舞

 

茶筅通しという所作の意味

さて、お題目は今日の茶の湯のお稽古でのことです。

お濃茶の点前をさせていただいたところ、私が点てた茶の湯の茶碗の中に茶筅の先が折れて混入していたとの指摘を受けました。

「とんだ粗相をして申し訳ありません」

と平謝りして続けさせていただきましたが、自分の未熟さを痛感することとなりました。

時代が時代で、相手が相手なら大事になっていたかもしれないようなあってはならないことです。

 

茶の湯を点てる際、茶筅通しという所作があります。

茶碗の中で茶筅を反転させ持ち上げてぐるりと見渡すのを3回繰り返します。

茶筅の先の折れやささくれが無いか、茶の湯に混入する様な事は無いかを調べる所作であり、もちろん私もそれを行ないました。

しかし、カタチのみに気をとられ、本当に大事な中身、(茶筅の劣化を調べる)を全く出来ていなかったと言う事になります。

本末転倒も甚だしい、、これでは全く意味のない無駄な事ですね。

 

 

 

中身とカタチ、心と技の関係性

10数年昔の私はカタチはさして重要ではなく、中身こそが大事だと思っていました。

しかし、ひょんなご縁を頂いて、JALアカデミー出身の方の接遇のセミナーを受講して、カタチを整えるだけで人に対してどんな大きな印象の変化があるかを学ばせて頂いて、根底から考え方を改めました。

カタチを整えるコトに真剣に取り組めば、おのずと心は、中身はついて来るものだと今では思っています。そして、カタチを整えるのに集中しても目的意識だけはしっかり持ち続けなければならないとも。

それが事業の上でシクミを作って行く際でも、最も気を付けるべき根本的な部分だと思って来たつもりでしたが、今回の粗相はその辺りの思考がすっぽりと抜け落ちているのを露呈させた訳で、恥ずかしながらその原点に今一度回帰するべく、きっかけを頂けたような気がします。

目的意識を持って、カタチを徹底的に身体に覚え込ます。

今一度気を引き締めて、取り組みたいと思います。

 

本日、慌ただしい中、お稽古をつけて頂き、誠にありがとうございました。

感謝致します。

 

 

おまけ、

上棟工事後はやっぱりこれ、

流した汗の分取り返しました。(笑)

キンキンに冷えたビールでお疲れちゃん。
キンキンに冷えたビールでお疲れちゃん。

SWOTから4P、4Cへ。

8月7日晴れ

夏空
夏空

 

今日も暑い1日でした。

朝、目覚めたら、既に随分気温は高く、いつもの5分間筋トレをした後シャワーを浴びてもいつまでたっても汗が引かず扇風機の前からなかなか動けなくなってしまいました。

いつまでも涼んでいてもしょうがないと、意を決して服を着始めましたが、暑い。。。

今日の予定を見ると1日中事務所にこもって打ち合わせや会議になっていたのをこれ幸いにとスーパークールビズスタイル(要するに短パン)に、、

仕事する気あんのか?と疑問に思われそうですが、涼しい格好したから仕事する気がないとは限らないということで試してみました。(笑)

 

 

スーパークールビズにて失礼します。(笑)

午前中は行政書士の三佳先生を始め、知的資産経営報告書作成チームの先生方にお越しいただき打ち合わせ。

昼からはウェブ用心棒をお願いしているゾロアスター高橋夫妻を交えてマーケティングミーティング。

夕方からはわざわざ東京からTOTO社のグリーンでモデル診断事業のトップの方にお越しいただいて打ち合わせ。

と、たくさんの方に来社いただきましたが皆さんそんなにおかしな表情をされておられなかったようで、まずまず一安心。(笑)

「スーパークールビズにて失礼します。」

の一言で、皆さんあまり違和感なく受け入れていただいたようでした。
これに少し味をしめちゃったので、今年の夏はスーパークールビズ、ちょいちょい採用してみたいと思います。(笑)

 

知的資産経営報告書作成ミーティング
知的資産経営報告書作成ミーティング

 

4P、4CとUSPの親密な関係

さて、お題目は午前中の知的資産経営報告書作成の進捗について。
前回、SWOT分析を久しぶりに行った流れを受けて、今回は4Pと4Cのマーケティング分析へと確認作業を進めました。

ちなみに、4Pと4Cとは、
マッカーシーの4Pを購買者視点に置き換えた概念のことで、ロバート・ラウターボーンが提唱。
顧客価値(Customer value)
顧客コスト(Customercost)
利便性(Convenience)
コミュニケーション(Communication)のこと。

販売者の視点である4Pを購買者の視点に立って置き換えた概念で、
製品(Product) →顧客価値(Customer value)
価格(Price) →顧客コスト(Customer cost)
流通(Place) →利便性(Convenience)
プロモーション(Promotion)→コミュニケーション(Communication)
となる。

顧客は価値や問題点に対する解決策を購入しているとみている。
顧客は製品の獲得、使用、廃棄に至るまでの全体のコストに関心を持っている。
顧客は製品やサービスができる限り簡便に利用できることを望んでいる。
顧客は双方向のコミュニケーションを望んでいる。
この4Cを十分検討したうえで4Pを構築することが重要と提唱されている。
出典:weblioより

すみれでは、新築、リフォーム、店舗改装の3本の柱で事業を行っております。今回、いい機会だと言うことで自社の行ってきた取り組みについて、改めて振り返り、整理をしてみると思いのほかそれぞれについて同じ程度の精度まで引き上げていることがわかりました。
10年にもわたって何度も繰り返し自社のサービスや製品、コミニケーションについてブラッシュアップを繰り返してきたことが如実に表れているような、、

とは言え、SWOTにしても4Pや4Cにしても何度もフレームワークを行い、分析を繰り返してきたわけではありません。具体的に行ったのはUSPの見直しと再構築位です。
ただ、「自社だけの売り」とよく訳されるこのunique selling propositionを見直すにあたり、顧客にどのような価値を提供することができるか、という「存在意義」、要するに「あり方」に焦点を合わせることで自然と一般的なセオリーに則したマーケティングのフレームができてくるような気がします。

 

すべてのものは陳腐化するという原則への対処

どんなに良いアイディア、サービス、商品も顧客との関係性を無視しては絶対に成り立ちません。
そのことを肝に銘じて、顧客目線に立って、自らのあり方を問いなおす。これからも何度でも繰り返し考え続けたいと思います。
今日のミーティングも非常に貴重な再認識の場となりました。
ありがたや。

それにしても、知的資産経営報告書、完成がホントに楽しみです。
みか先生はじめ、プロジェクトメンバーの先生方よろしくおねがいします。

 

 

おまけ、

わざわざ遠方よりお越し頂きありがとうございました。

image

モノづくり人材の種植え。@夢を叶える木工教室

8月6日 相変わらず快晴

明石鯛
明石鯛

雨は鬱陶しい、とかいい天気になればいいなーとかよく言う割にはこれだけ晴天の猛暑日が続くと、ギラギラの太陽がかえって辛く思えて来ます。

炎天下の下、現場で真っ黒になって作業に勤しむスタッフも夕方帰社した顔を見てみると、疲労の色が滲んで来ており、そろそろ一発雨が降ってくれんかなー、なんて勝手な事を思ってしまいます。

 

今日は朝から大阪へ、

新住協関西支部の会合と研修会でした。

午前中の会合では、地域型グリーン化事業と言う名称に変わった、長期優良住宅とゼロエネルギー住宅普及の為の助成金枠の振り分けを話し合いました。

すみれでは今年もゼロエネ住宅の枠は(今のところ)いくつか確保しておりますので、今年から来年にかけて新築をお考えの方は、是非お問い合せ頂ければと思います。

新住協研修会
新住協研修会

午後の研修会では、新住協の理事でもあり、断熱のカリスマ、最近の日経ホームビルダーの調査によると、『工務店が一緒に仕事をしてみたい設計事務所』の上位5位にランキングされる、人気建築家の西方設計の西方里見先生をお招きして、すっかりトレンドとなるつつある『床下エアコン暖冷房+扁平地中梁基礎断熱』についてのマニアックな講義を頂きました。

その他にも、熱損失が少ないとされている樹脂サッシと同等の性能を持つアルミサッシを町工場で製作するという画期的な新たな試みのご紹介も頂き、非常に内容の濃い、学びの多い研修会でした。

会場は超満員。定員60名で募集したら一瞬で一杯になり、追加で席を設けて結局新住協メンバー以外の方の参加者も多く、結局75名の満員御礼状態。

流石、人気建築家の集客力は凄まじいと、舌を巻きました。

で、ちゃっかり私も便乗させて頂いて、冒頭に少し時間を頂いて、この秋からスタートする職人、現場監督等の現場実務者向けの講座のPRも行なわさせて頂きました。

清水支部長、お心遣い恐れ入ります、ありがとうございました。(^ ^)

 

研修を終えてからも懇親会、二次会と遅くまでカリスマを囲んでの住宅性能についてのマニアックな話題で盛り上がりました。西方先生、遅くまでお付き合い頂きましてありがとうございました。

新住協研修会
新住協研修会

 

遊びすぎた子供達へ、

さて、お題目はこの夏休みの(遊びすぎた)ちびっ子支援の取り組み2本。

まずは直近になってしまいましたが、この週末、9日の土曜日、神戸ハーバーランドのモザイク内にある『ひょうご木づかい王国』にて、『木の精のお守り』を作るワークショップを開催します。

https://www.facebook.com/hyogo.kidukai

前回も非常に人気を博したワークショップですので、週末にモザイクにお買い物やお食事にいかれる際は是非お立ち寄り下さい。

https://www.facebook.com/events/734075550071839/

 

もう一つは毎年恒例の夏休み木工教室です。

https://www.facebook.com/events/1046582498693853/

『夢を叶える木工教室』というふれこみで、事前に作りたいものを絵に書いて、すみれ事務所にFAXかメールで送ってもらったものの材料を、倉庫の端材で用意して、作りたいものを作ってもらうという子供だけではなく大人の方からも参加したいとご要望を頂く人気のイベントです。

夏休みに遊びすぎた子供達が宿題を片付けるにモッテコイ、というかその為に企画していると言っても過言でないイベントとなっておりますので、夏休みも終盤に近づき、焦り始めた子供達には是非参加して頂ければと思います。(笑)

 

 

 

全てのものは二度作られる。の体験。

私が敬愛して止まない『7つの習慣』の著者、スティーブン・R・コヴィー博士は、その著書の中で、

『全てのものは二度作られる』

と書かれました。

第一の創造は頭の中、イメージで有り、その設計図が鮮明に出来てから実際の行動に取り掛かるべきだと。

夏休みの宿題の工作を通して、行き当たりばったりの人生ではなく、計画性を持った人安生を子供達に歩んでもらえるきっかけとなれば嬉しく思います。

ついでに、、

木に親しみ、モノづくりの楽しさを体験してもらって、将来、職人もしくはモノづくりに従事してみようと思ってくれれば言う事無いのですが。。。

種を植える活動、地道にコツコツ行なって生きたいと思います。(笑)

夏休み木工教室
夏休み木工教室

習慣が人生を作り、守る。

8月5日 晴天が続きます。

今日は水曜日ですみれ事務所は基本休みですが、ここのとこ少し業務が立て込んでいるようで休日出勤のスタッフが何人も出てくれていました。

そんな中、私は幼なじみの経営者仲間と半年ぶり位にゴルフに行ってきました。(スミマセン、、)

ダンロップゴルフクラブ
ダンロップゴルフクラブ

 

二度目の生還。

幼なじみ社長が数年前に大きな事故に遭い、その後遺症で体力ががなかなか戻らなかったのですが、昨年からそろそろリハビリがてらに身体を動かそう、となって、定期的にゴルフをしようと始まった会です。

しかし、今年の春から途切れており今日は久しぶりの再開となりました。
長い間中断していた理由は、その友達に今度はガンが見つかり、手術、そして術後の養生をしていたから。

生死の間を彷徨う大事故から復活したと思ったら、次はガン、、聞いたときは正直驚きましたが、幸い発見が早く、転移の可能性も少ないとのことで、ホッと胸を撫で下ろしております。

しかし、後半年発見が遅れていたらどうなっていた事かと思うとぞっとします。

ま、彼はこの世にまだやるべき事があり、それを成す為に天に生かされているという事だと思いますが。。

 

大病を患った友人のリアルな話。

歳も近しいその友人の今回の経験談を聞きながらのラウンドは色々と考えさせられることがありました。

少し前に俳優の今井雅之さんが若くして大腸癌でお亡くなりになられましたが、最近この大腸癌が非常に増えているとの事です。

友人がかかった医師曰く、一昔前は考えられなかったが、最近は20歳代の若い女性の大腸がん患者がいたり、死者数も他の病気を抑えて大腸癌がトップに躍り出る勢い。とのことです。

日本人の食の欧米化の危険性が叫ばれ出してずいぶんと久しいですが、今まで意識せずに食べてコツコツと蓄積してきた、もともと自然界にはない食べ物、化学物質がここにきて猛威を奮いだしているように思います。

人工保存料、合成着色料、甘味料を代表とする人工調味料、そして日本が世界で最も消費していると言われている農薬等々、少量を摂取したからといってすぐにどうなるものでもないが、長年の食習慣で摂取を続けると体に変調をきたして当たり前のような気がします。マクドナルドの中国の工場の映像は衝撃的に怖かったのは記憶に新しいですね、、

 

 

良い習慣が人生を変えるし、守る。

健康が何よりも重要というのは誰しもが思う共通の認識だと思います。
すみれでは、農家さんにお手伝いいただいて、無農薬野菜の栽培を社を挙げて取り組んでいます。まずは安心できる安全な食べ物をスタッフやその家族に出来るだけ食してもらいたいという思いから始めた取り組みですが、もっと高い意識を持って本気になって取り組まないといけないと改めて思った次第です。

重要なことを成し遂げるには長い時間と継続する努力、いわゆる『習慣の力』が必要です。食べるもので人間の体の作られるという事実にしっかりと向き合って『正しい食習慣』をそろそろ真剣に子供たちに伝えていかなければならないと思いました。

 

もう、何を食べたらいいか分からない・・・・。

とはいえ、畑で収穫する野菜だけで食生活を賄うのはのは到底無理な話ですし、手軽に利用してしまいがちなコンビニ弁当やファーストフード店は冷静に考えると怖すぎます。

あれもダメ、これもヤバいじゃあ何を食べたら分からなくなる、という混乱に陥ってしまいそうですが、食の選択については、気を付けるポイントだけ絞れば、大きなリスクは回避できる様でして、電磁波測定士仲間でもある丹波で自然食レストラン、『三心五観』を営んでおられる藤本さんが、良くそのような疑問に答えてくれるセミナーを開催されています。(お店にいっても教えてくれる)

私も以前から参加してみようと思いつつ、なかなか行けていませんが、そろそろ本気になって勉強しに行ってきたいと思います。

てか、小さなお子さんを育てておられる方は是非行ってみて頂きたいと思います。

ちなみに、もう終わってしまいましたが、こんなセミナーをやっておられました。

「添加物の話と実験+調味料・油・おやつの選び方」
7/29(水)大阪旭区→http://www.kokuchpro.com/event/0729/
7/30(木)大阪堺市→http://www.kokuchpro.com/event/0730/

またそのうち同じ内容でセミナーを開催されるかも知れませんし、彼のメルマガを購読すると、結構コアな情報を発信されているので、参考になると思います。

 

 

本気で取り組んでいるヒトいます。(紹介します。)

三心五観の藤本さんの情報はこちら、

▼お問合せはこちら▼
サスライプロジェクト
090-6676-6283
▼三心五観のお店情報やイベント情報はこちら▼
三心五観のHP
▼いいね!お願いします▼
三心五観のFBページ
▼コピーしてお友達に紹介して下さい▼
サスライプロジェクトのメルマガ
▼繋がって下さい▼
藤本傑士のFB

 

別に告知をするつもりはありませんが、素晴らしい活動をされている人は単純に応援したくなりますね。

藤本さん、頑張ってくださいね!(笑)

子供達の(自分達も含め、)将来の健康は今日の食事だとしっかりと意識して習慣化に取り組みたいと思います。

ご一緒に、如何でしょうか?